JP2016083863A - 印刷機の洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗浄溶剤の供給量を増大させることなく洗浄時間を短縮し、効率的な洗浄による作業効率の改善を図ることが可能な印刷機の洗浄装置を提供する。【解決手段】インキをインキ壺18aから受け取り、版胴17へ送る複数のインキローラからなるインキローラ群21に界面活性剤からなる溶剤41を供給する溶剤供給ノズル34を備える。揮発性有機溶剤からなる第1または第2の洗浄液42,43をインキローラ群21に供給する第1および第2の洗浄液供給ノズル35,36を備える。インキローラに先端を対接離反可能に構成され、先端がインキローラに対接する対接位置でインキローラ群21のインキと溶剤41および第1または第2の洗浄液42,43を掻き取り回収するドクターブレード33を備える。【選択図】 図2
Description
本発明は、シートまたはウェブに印刷を行う印刷機においてインキローラを洗浄するための印刷機の洗浄装置に関するものである。
従来、印刷機において、インキ供給装置で使用するインキの色を変える場合は、インキ壺から版胴にインキを供給する複数のインキローラが洗浄され、インキローラに付着しているインキが除去される。この洗浄を行う従来の洗浄装置としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。この特許文献1に開示された洗浄装置は、インキを溶解させ溶剤からなる洗浄液を洗浄液供給ノズルによってインキローラに供給し、溶けたインキと洗浄液とをドクターブレードで掻き取って回収するものである。
ところで、印刷機に用いられているインキとしては、いわゆる紫外線硬化型のものがある。この紫外線硬化型のインキは、紫外線が照射されることにより硬化するもので、一般的な油性のインキと較べると、粘度が高いものである。
ところで、印刷機に用いられているインキとしては、いわゆる紫外線硬化型のものがある。この紫外線硬化型のインキは、紫外線が照射されることにより硬化するもので、一般的な油性のインキと較べると、粘度が高いものである。
紫外線硬化型のインキは粘度が高く、また従来の洗浄液は洗浄性を上げるために揮発性が高い。従来の洗浄装置で洗浄が行われる時、これらの要因が原因で洗浄溶剤がローラ間で回りきらず、洗浄性が低くなる場合がある。このような場合には、インキが完全に除去されずにインキローラに残ってしまう。このようにインキが残存すると、洗浄作業を再び行わなければならず、洗浄に多くの時間を費やすことになる。このような洗浄性と洗浄時間の問題は、特に色交換が多いユーザーにおいて、生産性に大きな影響を及ぼす。
このため、特許文献1に記載されている洗浄装置を含めて従来の洗浄装置は、洗浄性を高くするとともに洗浄時間をさらに短縮することが要請されている。
洗浄時間を短縮するためには、洗浄液の供給量を増やし、インキローラに付着しているインキの溶解を促進させることが考えられる。しかし、洗浄液供給ノズルの吐出量には限界があるから、短時間で大量の洗浄液を供給することは難しい。仮に大量の洗浄液を供給できたとしても、大量の洗浄液を供給すればそれだけ回収に要する時間が長くなるから、洗浄が完了するまでに必要な時間は期待するほど短縮することはできない。また、洗浄液は揮発性有機溶剤であるから、大量の洗浄液が供給されると作業環境が悪化するおそれがある。
洗浄時間を短縮するためには、洗浄液の供給量を増やし、インキローラに付着しているインキの溶解を促進させることが考えられる。しかし、洗浄液供給ノズルの吐出量には限界があるから、短時間で大量の洗浄液を供給することは難しい。仮に大量の洗浄液を供給できたとしても、大量の洗浄液を供給すればそれだけ回収に要する時間が長くなるから、洗浄が完了するまでに必要な時間は期待するほど短縮することはできない。また、洗浄液は揮発性有機溶剤であるから、大量の洗浄液が供給されると作業環境が悪化するおそれがある。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、洗浄液の供給量を増大させることなく洗浄時間を短縮し、効率的な洗浄による作業効率の改善を図ることが可能な印刷機の洗浄装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る印刷機の洗浄装置は、インキをインキ壺から受け取り版胴へ送る複数のインキローラからなるインキローラ群に界面活性剤からなる溶剤を供給する溶剤供給ノズルと、揮発性有機溶剤からなる洗浄液を前記インキローラ群に供給する洗浄液供給ノズルと、前記インキローラに先端を対接離反可能に構成され、前記先端が前記インキローラに対接する対接位置で前記インキローラ群のインキと溶剤および洗浄液を掻き取り回収するドクターブレードとを備えたものである。
本発明は、前記印刷機の洗浄装置において、前記溶剤を前記溶剤供給ノズルに供給する溶剤供給装置と、前記洗浄液を前記洗浄液供給ノズルに供給する洗浄液供給装置と、前記ドクターブレードを駆動するドクターブレード駆動装置と、前記溶剤供給装置、前記洗浄液供給装置および前記ドクターブレード駆動装置の動作を制御する制御装置とをさらに備え、前記制御装置は、前記溶剤供給装置を動作させた後に前記洗浄液供給装置と前記ドクターブレード駆動装置とを動作させる洗浄動作を行う機能を有していてもよい。
本発明は、前記印刷機の洗浄装置において、水を前記インキローラ群に供給する水供給ノズルと、前記水供給ノズルに水を供給する水供給装置とをさらに備え、前記制御装置は、前記洗浄動作を行った後に前記水供給装置を動作させる機能をさらに有していてもよい。
本発明においては、インキが付着しているインキローラに界面活性剤が供給されることにより、界面活性剤がインキローラの表面とインキとの間に浸透し、インキの一部がインキローラの表面から浮いてこれらの間に隙間が生じる。インキローラに界面活性剤を供給した後に洗浄液が供給されることにより、上述した隙間に洗浄液が浸入し、インキを内部からも溶かすことが可能になる。このようなインキと界面活性剤および洗浄液は、インキローラどうしの接触あるいはインキローラとドクターブレードとの接触により短時間に取り除くことが可能である。
したがって、本発明によれば、洗浄液の供給量を増大させることなく洗浄時間を短縮可能で、しかも、従来より洗浄性が向上する印刷機の洗浄装置を提供することができる。この結果、場合によっては、従来において複数回行っていた自動洗浄を1回に集約できるため、オペレーターはその為に空いた時間に別の作業を行うことができる。また、色換えによる印刷を行った際、インキ濁りによる刷り直しのリスクを大幅に低減できる。
以下、本発明に係る印刷機の洗浄装置の一実施の形態を図1〜図6によって詳細に説明する。
図1に示す印刷機1は、枚葉オフセット印刷機で、図1において右から左へ被印刷媒体としてのシート2を送り、このシート2に印刷とコーティングとを施すものである。この印刷機1は、シート2を供給するシート供給部3と、シート2に印刷を施す印刷部4と、シート2にコーティングを施すコーティング部5と、シート2を排出するためのシート排出部6などを備えている。
図1に示す印刷機1は、枚葉オフセット印刷機で、図1において右から左へ被印刷媒体としてのシート2を送り、このシート2に印刷とコーティングとを施すものである。この印刷機1は、シート2を供給するシート供給部3と、シート2に印刷を施す印刷部4と、シート2にコーティングを施すコーティング部5と、シート2を排出するためのシート排出部6などを備えている。
シート供給部3は、積み重ねられた多数のシート2を1枚ずつ吸い上げるサッカー装置(図示せず)と、このサッカー装置に吸着されたシート2を印刷部4に送るフィーダーボード7などを備えている。
印刷部4は、第1〜第4の印刷ユニット11〜14を備えている。第1〜第4の印刷ユニット11〜14は、詳細は後述するが、それぞれ圧胴15と、ゴム胴16と、版胴17と、インキ供給装置18と、給水装置19と、図2に示すインキローラ群21および洗浄装置22などを備えている。
印刷部4は、第1〜第4の印刷ユニット11〜14を備えている。第1〜第4の印刷ユニット11〜14は、詳細は後述するが、それぞれ圧胴15と、ゴム胴16と、版胴17と、インキ供給装置18と、給水装置19と、図2に示すインキローラ群21および洗浄装置22などを備えている。
第1〜第4の印刷ユニット11〜14の圧胴15は、シート2をくわえる爪装置(図示せず)を備え、シート2を搬送方向の下流側へ送る機能を有している。第1〜第4の印刷ユニット11〜14の圧胴15どうしの間には、図1に示すように、第1〜第3の渡胴23〜25が設けられている。第1〜第3の渡胴23〜25は、シート2をくわえる爪装置(図示せず)を有し、シート2を搬送方向の上流側に位置する圧胴15から下流側に位置する圧胴15へ送る。第4の印刷ユニット14の圧胴15は、後述するコーティング部5の圧胴26との間に位置する第4の渡胴27にシート2を送る。この第4の渡胴27は、第1〜第3の渡胴23〜25と同一の構成のものである。
コーティング部5は、第4の渡胴27からシート2が送られる圧胴26と、この圧胴26に対接するコーター胴28と、このコーター胴28にコーティング液を転写するコーティング液供給装置(図示せず)などを備えている。
シート排出部6は、シート2が積み重ねられるシートパイル29と、シート2をコーティング部5からシートパイル29の上方に搬送するデリバリチェーン30などを備えている。
シート排出部6は、シート2が積み重ねられるシートパイル29と、シート2をコーティング部5からシートパイル29の上方に搬送するデリバリチェーン30などを備えている。
第1〜第4の印刷ユニット11〜14のゴム胴16は、圧胴15に対接しながら回転し、圧胴15との間に挟み込まれたシート2にインキを転写する。
版胴17は、ゴム胴16に対接し、ゴム胴16にインキを転写する。
インキ供給装置18は、図2に示すように構成されており、インキ壺18aからインキ壺ローラ18bにインキを供給する。インキ壺ローラ18bに送られたインキは、後述するインキローラ群21によって版胴17に送られる。
給水装置19は、版胴17に湿し水を供給するものである。
版胴17は、ゴム胴16に対接し、ゴム胴16にインキを転写する。
インキ供給装置18は、図2に示すように構成されており、インキ壺18aからインキ壺ローラ18bにインキを供給する。インキ壺ローラ18bに送られたインキは、後述するインキローラ群21によって版胴17に送られる。
給水装置19は、版胴17に湿し水を供給するものである。
インキローラ群21は、インキ壺ローラ18bに対接する移しローラ21aと、複数の練りローラ21b〜21jと、複数の振りローラ21k〜21nと、複数のインキ着けローラ21o〜21sなどである。これらの各ローラ21a〜21sは、ゴムローラによって構成されている。これらのインキローラ群21の各ローラと、版胴17は、ローラ駆動装置31(図5参照)によって駆動されて回転する。このローラ駆動装置31の動作は、後述する制御装置32によって制御される。
洗浄装置22は、インキローラ群21の各ローラ21a〜21sを洗浄するためのものである。第1〜第4の印刷ユニット11〜14において印刷が終了した後にインキの色を変えたり、これらの印刷ユニット11〜14が停止状態で保管されるような場合は、インキローラ群21の各ローラ21a〜21sが洗浄装置22によって洗浄される。
この実施の形態による洗浄装置22は、洗浄用の複数種類の液体を一つのローラ(図2においては振りローラ21l)に塗布し、ドクターブレード33(図2参照)を用いて洗浄用の液体とインキとを回収する。この洗浄用の液体は、回転中の振りローラ21lに塗布されると、この振りローラ21lに対接している他の練りローラ21d,21e,21hに転写され、さらにこのローラから他のローラに転写される。この結果、洗浄用の液体がインキローラ群21の全てのローラ21a〜21sに供給されることになる。
この実施の形態による洗浄装置22は、洗浄用の複数種類の液体を一つのローラ(図2においては振りローラ21l)に塗布し、ドクターブレード33(図2参照)を用いて洗浄用の液体とインキとを回収する。この洗浄用の液体は、回転中の振りローラ21lに塗布されると、この振りローラ21lに対接している他の練りローラ21d,21e,21hに転写され、さらにこのローラから他のローラに転写される。この結果、洗浄用の液体がインキローラ群21の全てのローラ21a〜21sに供給されることになる。
洗浄用の液体は、図3に示すように、複数のノズル34〜37から振りローラ21lに供給される。複数のノズル34〜37とは、溶剤供給ノズル34と、第1の洗浄液供給ノズル35と、第2の洗浄液供給ノズル36と、水供給ノズル37である。これらのノズル34〜37は、振りローラ21lを指向する状態で振りローラ21lの軸線方向に所定の間隔をおいて並べられている。また、これらのノズル34〜37は、それぞれ複数本ずつ装備されている。
洗浄用の複数の液体とは、界面活性剤からなる溶剤41と、紫外線硬化型インキを除去するために用いる揮発性有機溶剤からなる第1の洗浄液42と、油性インキを除去するために用いる揮発性有機溶剤からなる第2の洗浄液43と、水44である。第1の洗浄液42は、第2の洗浄液43と較べて高い流動性を有するものが用いられている。
溶剤41は、溶剤供給装置45(図5参照)によって溶剤供給ノズル34に供給され、溶剤供給ノズル34から振りローラ21lに供給される。
溶剤41は、溶剤供給装置45(図5参照)によって溶剤供給ノズル34に供給され、溶剤供給ノズル34から振りローラ21lに供給される。
溶剤供給装置45は、溶剤41が溜められた溶剤タンク(図示せず)から溶剤ポンプ46によって溶剤41を溶剤供給ノズル34に供給する。この溶剤ポンプ46と溶剤供給ノズル34との間の溶剤通路(図示せず)には、溶剤通路開閉弁47が設けられている。これらの溶剤ポンプ46と溶剤通路開閉弁47の動作は、制御装置32によって制御される。
第1の洗浄液42は、第1の洗浄液供給装置51によって第1の洗浄液供給ノズル35に供給され、第1の洗浄液供給ノズル35から振りローラ21lに供給される。第1の洗浄液供給装置51は、第1の洗浄液42が溜められた第1の洗浄液タンク(図示せず)から第1の洗浄液ポンプ52によって第1の洗浄液42を第1の洗浄液供給ノズル35に供給する。この第1の洗浄液ポンプ52と第1の洗浄液供給ノズル35との間の洗浄液通路(図示せず)には、第1の洗浄液通路開閉弁53が設けられている。これらの第1の洗浄液ポンプ52と第1の洗浄液通路開閉弁53の動作は、制御装置32によって制御される。
第2の洗浄液43は、第2の洗浄液供給装置54によって第2の洗浄液供給ノズル36に供給され、第2の洗浄液供給ノズル36から振りローラ21lに供給される。第2の洗浄液供給装置54は、第2の洗浄液43が溜められた第2の洗浄液タンク(図示せず)から第2の洗浄液ポンプ55によって第2の洗浄液43を第2の洗浄液供給ノズル36に供給する。この第2の洗浄液ポンプ55と第2の洗浄液供給ノズル36との間の洗浄液通路(図示せず)には、第2の洗浄液通路開閉弁56が設けられている。これらの第2の洗浄液ポンプ55と第2の洗浄液通路開閉弁56の動作は、制御装置32によって制御される。
水44は、水供給装置57によって水供給ノズル37に供給され、水供給ノズル37から振りローラ21lに供給される。水供給装置57は、水44が溜められた水タンク(図示せず)から水ポンプ58によって水44を水供給ノズル37に供給する。この水ポンプ58と水供給ノズル37との間の水通路(図示せず)には、水通路開閉弁59が設けられている。これらの水ポンプ58と水通路開閉弁59の動作は、制御装置32によって制御される。
ドクターブレード33は、振りローラ21lの外周面全域に接触可能な大きさの板状に形成されており、図4に示すように、振りローラ21lの近傍に位置する廃液回収槽61に取付けられている。このドクターブレード33は、廃液回収槽61の一端部から振りローラ21lの上方に向けて斜め上方に延びており、実質的に廃液回収槽61の一端部の開口縁を構成している。
廃液回収槽61は、上方に向けて開口する箱状に形成されており、後述するドクターブレード駆動装置62に揺動可能に支持されている。この廃液回収槽61には、廃液が溜められる。ここでいう廃液とは、使用済みの溶剤41、第1または第2の洗浄液42,43、水44および除去されたインキなどが混ざった液体である。
ドクターブレード駆動装置62は、廃液回収槽61を図4中に二点鎖線で示す退避位置と、図4中に実線で示す使用位置との間で移動させる機能を有している。廃液回収槽61が退避位置に位置付けられることによって、ドクターブレード33が振りローラ21lから離反し、退避位置に移動する。また、廃液回収槽61が使用位置に位置付けられることによって、ドクターブレード33が図4に示す対接位置に位置付けられる。ドクターブレード33が対接位置に位置付けられることによって、ドクターブレード33の先端(上端)が振りローラ21lの外周面に対接する。すなわち、ドクターブレード33は、振りローラ21l(インキローラ)に先端を対接離反可能に構成されている。
振りローラ21lが図4中に矢印Aで示す方向(ドクターブレード33との接触部がドクターブレード33側に移動する方向)に回転している状態でドクターブレード33が振りローラ21lに接触することによって、振りローラ21lの外周面に付着しているインキや洗浄液などの液体がドクターブレード33によって掻き取られ、廃液として廃液回収槽61に流れ下りて排出される。
このドクターブレード駆動装置62の動作は、制御装置32によって制御される。
制御装置32は、上述した洗浄装置22およびローラ駆動装置31などの動作を制御する洗浄動作制御部66と、タイマー67とを有している。また、制御装置32には、洗浄装置22による洗浄を開始するときに操作者(図示せず)が操作する洗浄開始スイッチ68が接続されている。
制御装置32は、上述した洗浄装置22およびローラ駆動装置31などの動作を制御する洗浄動作制御部66と、タイマー67とを有している。また、制御装置32には、洗浄装置22による洗浄を開始するときに操作者(図示せず)が操作する洗浄開始スイッチ68が接続されている。
ここで、制御装置32のさらに詳細な構成を図6に示すタイムチャートを用いて説明する。
制御装置32は、洗浄開始スイッチ68が操作されると、先ず、ローラ駆動装置31を動作させ、インキローラ群21の各ローラ21a〜21sを回転させる。そして、制御装置32は、溶剤供給装置45を動作させ、溶剤41を溶剤供給ノズル34から吐出させる。溶剤41は、予め定めた時間だけ溶剤供給ノズル34から吐出される。図6に示す形態においては、溶剤41が一定の間隔をおいて3回塗布される。なお、溶剤41の塗布時間や塗布回数は、インキの付着状態に応じて適宜変更することができる。
制御装置32は、洗浄開始スイッチ68が操作されると、先ず、ローラ駆動装置31を動作させ、インキローラ群21の各ローラ21a〜21sを回転させる。そして、制御装置32は、溶剤供給装置45を動作させ、溶剤41を溶剤供給ノズル34から吐出させる。溶剤41は、予め定めた時間だけ溶剤供給ノズル34から吐出される。図6に示す形態においては、溶剤41が一定の間隔をおいて3回塗布される。なお、溶剤41の塗布時間や塗布回数は、インキの付着状態に応じて適宜変更することができる。
溶剤41の塗布は、洗浄開始スイッチ68が操作された後に予め定めた時間T1が経過するまでの間に行われる。時間T1は、溶剤41がインキローラ群21の全てのローラに送られるために必要な時間に設定されている。この時間T1は、タイマー67によって計時される。インキが付着しているローラに界面活性剤からなる溶剤41が供給されることにより、溶剤41がローラの表面とインキとの間に浸透し、インキの一部がローラの表面から浮いてこれらの間に隙間が生じる。
制御装置32は、時間T1が経過した後、第1の洗浄液供給装置51または第2の洗浄液供給装置54を動作させ、第1または第2の洗浄液42,43を第1または第2の洗浄液供給ノズル35,36から吐出させる。紫外線硬化型のインキが用いられていたローラを洗浄するときは、第1の洗浄液供給装置51が動作する。一方、油性インキが用いられていたローラを洗浄するときは、第2の洗浄液供給装置54が動作する。
第1または第2の洗浄液42,43は、予め定めた時間だけ第1または第2の洗浄液供給ノズル35,36から吐出される。第1または第2の洗浄液42,43は、予め定めた一定の間隔をおいて、予め定めた回数だけ繰り返し吐出される。第1または第2の洗浄液42,43の吐出回数は、インキの付着状態に応じて適宜変更することができる。
インキローラに界面活性剤からなる溶剤41が供給された後に第1または第2の洗浄液42,43が供給されることにより、インキの表面が第1または第2の洗浄液42,43によって溶かされる。また、上述した隙間に第1または第2の洗浄液42,43が浸入し、インキを内部からも溶かすことが可能になる。
インキローラに界面活性剤からなる溶剤41が供給された後に第1または第2の洗浄液42,43が供給されることにより、インキの表面が第1または第2の洗浄液42,43によって溶かされる。また、上述した隙間に第1または第2の洗浄液42,43が浸入し、インキを内部からも溶かすことが可能になる。
制御装置32は、第1または第2の洗浄液42,43が最初に吐出されたときから予め定めた時間T2が経過した後に、ドクターブレード駆動装置62を動作させ、ドクターブレード33を退避位置から対接位置に移動させる。
ドクターブレード33が振りローラ21lの外周面に接触することにより、この振りローラ21lに付着している液体(使用済みの溶剤41や、第1または第2の洗浄液42,43によってインキが溶かされてなる溶液)がドクターブレード33によって廃液として掻き落とされる。この廃液は、廃液回収槽61に流れて排出される。
ドクターブレード33が振りローラ21lの外周面に接触することにより、この振りローラ21lに付着している液体(使用済みの溶剤41や、第1または第2の洗浄液42,43によってインキが溶かされてなる溶液)がドクターブレード33によって廃液として掻き落とされる。この廃液は、廃液回収槽61に流れて排出される。
振りローラ21lにおけるドクターブレード33によって液体が掻き取られた部分には、この振りローラ21lが練りローラ21d,21e,21hと対接することによって、これらの練りローラ21d,21e,21hに付着していた液体が転写される。このため、この練りローラ21d,21e,21hに付着している液体が減少し、これらの練りローラ21d,21e,21hに対接している他のローラから液体がこれらの練りローラ21d,21e,21hに移る。このため、インキローラ群21の各ローラに付着している液体が各ローラを介して振りローラ21lに移動し、振りローラ21lから廃液回収槽61に回収される。
制御装置32は、ドクターブレード33が予め定めた時間だけ対接位置に保持された後、ドクターブレード駆動装置62を動作させてドクターブレード33を退避位置に移動させる。この実施の形態においては、このようにドクターブレード33が退避位置に移動したときに、第1または第2の洗浄液供給ノズル35,36において第1または第2の洗浄液42,43が再び吐出される。制御装置32は、この吐出が終了したときから時間T2が経過したときに、ドクターブレード駆動装置62を再び動作させ、ドクターブレード33を退避位置から対接位置に移動させる。
すなわち、制御装置32は、溶剤供給装置45を動作させた後に第1または第2の洗浄液供給装置51,54とドクターブレード駆動装置62とをこの順序で交互に繰り返し動作させる機能を有している。このため、インキローラ群21に溶剤41が供給された後に第1または第2の洗浄液42,43が供給され、インキと、使用済みの溶剤41と、第1または第2の洗浄液42,43とがドクターブレード33によって回収される。
制御装置32は、第1または第2の洗浄液供給装置51,54を予め定めた回数だけ上述したように間欠的に動作させた後に停止させる。また、制御装置32は、第1または第2の洗浄液供給装置51,54を停止させた後もドクターブレード駆動装置62を洗浄作業が終了するまで繰り返し動作させる。
制御装置32は、第1または第2の洗浄液供給装置51,54を停止させた後に予め定めた時間T3が経過した後に、水供給装置57を動作させ、水供給ノズル37から水44を吐出させる。すなわち、制御装置32は、溶剤供給装置45と、第1または第2の洗浄液供給装置51,54およびドクターブレード駆動装置62とを動作させた後に水供給装置57を動作させる機能を有している。このため、溶剤41と第1または第2の洗浄液42,43とによる洗浄動作が完了した後にインキローラ群21に水供給ノズル37によって水44が供給され、各ローラに残存している異物が水44によって洗い流される。
水44は、予め定めた時間だけ水供給ノズル37から吐出される。また、水44は、予め定めた一定の間隔をおいて、予め定めた回数だけ繰り返し吐出される。水44の吐出回数は、インキの付着状態に応じて適宜変更することができる。
制御装置32は、水供給装置57が停止した後、予め定めた回数だけドクターブレード33による回収動作が行われた後にドクターブレード駆動装置62を停止させるとともに、ローラ駆動装置31による駆動を停止させてインキローラ群21の各ローラ21a〜21sを止める。
このようにローラ21a〜21sが停止することにより、洗浄装置22の洗浄動作が完了する。
制御装置32は、水供給装置57が停止した後、予め定めた回数だけドクターブレード33による回収動作が行われた後にドクターブレード駆動装置62を停止させるとともに、ローラ駆動装置31による駆動を停止させてインキローラ群21の各ローラ21a〜21sを止める。
このようにローラ21a〜21sが停止することにより、洗浄装置22の洗浄動作が完了する。
このように構成された印刷機1の洗浄装置22においては、インキが付着しているローラに界面活性剤からなる溶剤41が供給されることにより、溶剤41がローラの表面とインキとの間に浸透し、インキの一部がローラの表面から浮いてこれらの間に隙間が生じる。ローラに溶剤41を供給した後に第1または第2の洗浄液42,43が供給されることにより、上述した隙間に第1または第2の洗浄液42,43が浸入し、インキを内部からも溶かすことが可能になる。このようなインキと溶剤41および第1または第2の洗浄液42,43は、ローラどうしの接触あるいはローラとドクターブレード33との接触により短時間に取り除くことが可能である。
したがって、この実施の形態によれば、第1または第2の洗浄液42,43の供給量を増大させることなく洗浄時間を短縮可能で、しかも、従来より洗浄性が向上する印刷機の洗浄装置を提供することができる。この結果、場合によっては、従来において複数回行っていた自動洗浄を1回に集約できるため、オペレーターはその為に空いた時間に別の作業を行うことができる。また、色換えによる印刷を行った際、インキ濁りによる刷り直しのリスクを大幅に低減できる。
また、インキローラ上の微細なインキ成分の残留物がなくなるため、グレーズの発生を防ぐことができる。グレーズとは、ゴム表面の微細な穴にインキの滓やその他の異物が詰まる現象である。この実施の形態による洗浄装置22によれば、インキローラの表面が充分に洗浄されてグレーズの発生を防ぐことができるから、次のインキで印刷を行うときにインキの転位不良が起こることがない。この結果、次のインキで印刷を開始したときに損紙が少なくなるとともに、印刷物の色が速やかに規定の色となる。
この実施の形態による洗浄装置22は、溶剤41を溶剤供給ノズル34に供給する溶剤供給装置45と、第1または第2の洗浄液42,43を第1または第2の洗浄液供給ノズル35,36に供給する第1または第2の洗浄液供給装置51,54と、ドクターブレード33を駆動するドクターブレード駆動装置62と、溶剤供給装置45、洗浄液供給装置およびドクターブレード駆動装置62の動作を制御する制御装置32とを備えている。制御装置32は、溶剤供給装置45を動作させた後に第1または第2の洗浄液供給装置51,54とドクターブレード駆動装置62とを動作させる洗浄動作を行う機能を有している。この実施の形態においては、溶剤供給装置45と、第1または第2の洗浄液供給装置51,54と、ドクターブレード駆動装置62とがこの順序で交互に繰り返し動作する。
この実施の形態による洗浄装置22によれば、インキローラ群21に溶剤41が供給された後に第1または第2の洗浄液42,43が供給され、ドクターブレード33でインキと溶剤41、第1または第2の洗浄液42,43とが回収される。
このため、インキをインキローラから僅かに浮かせる工程と、インキを第1または第2の洗浄液42,43で溶かす工程と、インキと溶剤41、第1または第2の洗浄液42,43とを回収する工程とがこの順序で自動で実施される。したがって、インキを速く除去可能な順序で洗浄が自動で行われるから、洗浄工程がより一層短い時間で完了する印刷機の洗浄装置を提供することができる。
このため、インキをインキローラから僅かに浮かせる工程と、インキを第1または第2の洗浄液42,43で溶かす工程と、インキと溶剤41、第1または第2の洗浄液42,43とを回収する工程とがこの順序で自動で実施される。したがって、インキを速く除去可能な順序で洗浄が自動で行われるから、洗浄工程がより一層短い時間で完了する印刷機の洗浄装置を提供することができる。
この実施の形態による洗浄装置22は、水44をインキローラ群21に供給する水供給ノズル37と、水供給ノズル37に水44を供給する水供給装置57とを備えている。この実施の形態による制御装置32は、上述した洗浄動作を行った後に(溶剤供給装置45と、第1または第2の洗浄液供給装置51,54およびドクターブレード駆動装置62とを動作させた後に)水供給装置57を動作させる機能をさらに有している。この実施の形態による洗浄装置22によれば、溶剤41と第1または第2の洗浄液42,43とによる洗浄動作が完了した後にインキローラ群21に前記水供給ノズル37によって水44が供給される。
このため、この実施の形態によれば、第1または第2の洗浄液42,43で洗浄した後にインキローラに残存する残留物を水44で洗い流すことができるから、洗浄時間が短時間であるにもかかわらず、インキローラを充分に洗浄することが可能な印刷機の洗浄装置を提供することができる。
このため、この実施の形態によれば、第1または第2の洗浄液42,43で洗浄した後にインキローラに残存する残留物を水44で洗い流すことができるから、洗浄時間が短時間であるにもかかわらず、インキローラを充分に洗浄することが可能な印刷機の洗浄装置を提供することができる。
1…印刷機、17…版胴、18a…インキ壺、21…インキローラ群、21a〜21s…ローラ、22…洗浄装置、32…制御装置、33…ドクターブレード、34…溶剤供給ノズル、35…第1の洗浄液供給ノズル、36…第2の洗浄液供給ノズル、37…水供給ノズル、41…溶剤、42…第1の洗浄液、43…第2の洗浄液、45…溶剤供給装置、51…第1の洗浄液供給装置、54…第2の洗浄液供給装置、57…水供給装置、62…ドクターブレード駆動装置。
Claims (3)
- インキをインキ壺から受け取り版胴へ送る複数のインキローラからなるインキローラ群に界面活性剤からなる溶剤を供給する溶剤供給ノズルと、
揮発性有機溶剤からなる洗浄液を前記インキローラ群に供給する洗浄液供給ノズルと、
前記インキローラに先端を対接離反可能に構成され、前記先端が前記インキローラに対接する対接位置で前記インキローラ群のインキと溶剤および洗浄液を掻き取り回収するドクターブレードとを備えたことを特徴とする印刷機の洗浄装置。 - 請求項1記載の印刷機の洗浄装置において、
前記溶剤を前記溶剤供給ノズルに供給する溶剤供給装置と、
前記洗浄液を前記洗浄液供給ノズルに供給する洗浄液供給装置と、
前記ドクターブレードを駆動するドクターブレード駆動装置と、
前記溶剤供給装置、前記洗浄液供給装置および前記ドクターブレード駆動装置の動作を制御する制御装置とをさらに備え、
前記制御装置は、前記溶剤供給装置を動作させた後に前記洗浄液供給装置と前記ドクターブレード駆動装置とを動作させる洗浄動作を行う機能を有することを特徴とする印刷機の洗浄装置。 - 請求項2記載の印刷機の洗浄装置において、
水を前記インキローラ群に供給する水供給ノズルと、
前記水供給ノズルに水を供給する水供給装置とをさらに備え、
前記制御装置は、前記洗浄動作を行った後に前記水供給装置を動作させる機能をさらに有することを特徴とする印刷機の洗浄装置。
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