JP6820721B2 - インクジェットヘッド洗浄方法 - Google Patents
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Description
具体的には、
水平に対して傾斜したインク吐出面を有し、そのインク吐出面に複数のインク吐出口が形成されたインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッド内のインクを加圧するように前記インクジェットヘッドに接続して設けられた加圧ポンプと、
洗浄液を貯留する洗浄液槽と、
前記洗浄液槽内の洗浄液に外周の一部が浸ったスポンジローラとを使用し、
前記加圧ポンプによるインクの加圧により前記複数のインク吐出口からインクを流出させ、前記インク吐出面に沿って前記インク吐出面の高い側から低い側に流れ落ちるインクを前記スポンジローラの外周と前記インク吐出面との間でせき止めるインクせき止め工程と、
そのインクせき止め工程の後、前記スポンジローラを前記インク吐出面に沿ってインク吐出面の低い側から高い側に移動させることで前記インク吐出面を拭き取り洗浄する拭き取り洗浄工程と、
を有するインクジェットヘッド洗浄方法を提供する。
前記ローラ洗浄工程において、前記スポンジローラの外周と前記インク吐出面との間に前記微小隙間を形成した状態のまま前記スポンジローラを回転させると好ましい。
図1に示す支持フレーム10を回転体2の軸方向に平行移動させ、印刷位置から退避位置に移動させる。これにより、図2に示すように、インクジェットヘッド4のインク吐出口13とスポンジローラ17とが対向した状態となる。ここで、スポンジローラ17は、インク吐出面3の低い側の端部に対向している。また、スポンジローラ17とインク吐出面3の間には微小隙間が形成されている。この微小隙間の大きさは、0.5〜1.5mmの範囲に設定されている。微小隙間の大きさを0.5mm以上に設定することにより、後述のローラ洗浄工程において、スポンジローラ17から洗浄液が絞り出されるのを確実に防止することができる。微小隙間の大きさを1.5mm以下に設定することにより、後のインクせき止め工程において、インク吐出面3に沿って流れ落ちるインクを、スポンジローラ17の外周とインク吐出面3との間に微小隙間を形成した状態で確実にせき止めることができる。
図3に示すように、加圧ポンプ15を作動させることで、インクジェットヘッド4内のインクを加圧し、全インク吐出口13からインクを流出させる。このとき、各インク吐出口13から流出する液状のインクによって、インク吐出口13に存在する乾燥状態のインクや気泡が、インク吐出口13から押し出される。インク吐出口13から流出したインクは、インク吐出面3に沿ってインク吐出面3の高い側から低い側に流れ落ちるが、その流れ落ちたインクは、インク吐出面3の低い側の端部に配置されたスポンジローラ17の外周と、インク吐出面3の低い側の端部との間でせき止められる。このとき、スポンジローラ17の外周とインク吐出面3との間に微小隙間が形成されているが、微小隙間の大きさが、流れ落ちるインクの膜厚と同程度かそれよりも小さく設定されているので、インク吐出面3に沿って流れ落ちるインクは、スポンジローラ17の外周に接触してせき止められる。
図4に示すように、スポンジローラ17をその場に静止した状態で回転させ、スポンジローラ17の外周を洗浄液で洗浄する。ここで、スポンジローラ17は、スポンジローラ17の外周とインク吐出面3との間に微小隙間を形成した状態のまま、スポンジローラ17の外周のインク吐出面3と対向する部分が、インク吐出面3の高い側から低い側に向かって移動する方向(図では反時計回り)に回転する。このとき、スポンジローラ17の外周とインク吐出面3の間にせき止められたインクは、スポンジローラ17の外周に付着した状態で微小隙間を通って移動し、サクションバー18で回収される。また、スポンジローラ17の外周の一部が洗浄液槽16内の洗浄液に浸かった状態でスポンジローラ17が回転することで、サクションバー18で回収しきれなかったスポンジローラ17の外周のインクが洗浄される。
図5に示すように、ローラ洗浄工程の後、スポンジローラ17の外周とインク吐出面3の間の微小空間に、インクと洗浄液の混ざった液溜りDが残る。この液溜りDは、乾燥状態のインクを含んでいる可能性があるが、単にスポンジローラ17を回転させてもこの液溜りDを消滅させるのは難しい。そして、この液溜りDが残った状態で、そのまま後述の拭き取り洗浄工程に移行すると、液溜りDに含まれる乾燥状態のインクがインク吐出口13に入ってしまうおそれがある。そこで、拭き取り洗浄工程の前に、スポンジローラ17の外周とインク吐出面3の間の液溜りDを除去するための液溜り除去工程を行なう。
図7、図8に示すように、スポンジローラ17をインク吐出面3に沿ってインク吐出面3の低い側から高い側に移動させることでインク吐出面3を拭き取り洗浄する。このとき、拭き取り洗浄工程において、スポンジローラ17の外周のインク吐出面3と対向する部分が、インク吐出面3の高い側から低い側に向かって移動する方向(図では反時計回り)にスポンジローラ17を回転させながら、そのスポンジローラ17をインク吐出面3に沿ってインク吐出面3の低い側から高い側に移動させる。これにより、インク吐出面3に付着したインクがスポンジローラ17の外周に接触して拭き取られる。
図9に示すように、拭き取り洗浄工程の後、スポンジローラ17の外周とインク吐出面3の間に、インクと洗浄液の混ざった液溜りDが残る。この後、インクジェットヘッド4の洗浄を終了するために、そのままスポンジローラ17とインク吐出面3を遠ざけると、インク吐出面3の高い側の端部にインクと洗浄液の混合した液滴が残留するおそれがある。そこで、拭き取り洗浄工程の後に、スポンジローラ17の外周とインク吐出面3の間の液溜りDを除去するための液溜り除去工程を行なう。
4 インクジェットヘッド
13 インク吐出口
15 加圧ポンプ
16 洗浄液槽
17 スポンジローラ
18 サクションバー
D 液溜り
Claims (7)
- 水平に対して傾斜したインク吐出面(3)を有し、そのインク吐出面(3)に複数のインク吐出口(13)が形成されたインクジェットヘッド(4)と、
前記インクジェットヘッド(4)内のインクを加圧するように前記インクジェットヘッド(4)に接続して設けられた加圧ポンプ(15)と、
洗浄液を貯留する洗浄液槽(16)と、
前記洗浄液槽(16)内の洗浄液に外周の一部が浸ったスポンジローラ(17)とを使用し、
前記加圧ポンプ(15)によるインクの加圧により前記複数のインク吐出口(13)からインクを流出させ、前記インク吐出面(3)に沿って前記インク吐出面(3)の高い側から低い側に流れ落ちるインクを前記スポンジローラ(17)の外周と前記インク吐出面(3)との間でせき止めるインクせき止め工程と、
そのインクせき止め工程の後、前記スポンジローラ(17)をその場に静止した状態で回転させることで前記スポンジローラ(17)の外周を前記洗浄液で洗浄するローラ洗浄工程と、
そのローラ洗浄工程の後、前記スポンジローラ(17)を前記インク吐出面(3)に沿ってインク吐出面(3)の低い側から高い側に移動させることで前記インク吐出面(3)を拭き取り洗浄する拭き取り洗浄工程と、
を有するインクジェットヘッド洗浄方法。 - 前記拭き取り洗浄工程において、前記スポンジローラ(17)の外周の前記インク吐出面(3)と対向する部分が、前記インク吐出面(3)の高い側から低い側に向かって移動する方向に前記スポンジローラ(17)を回転させながら、そのスポンジローラ(17)を前記インク吐出面(3)に沿ってインク吐出面(3)の低い側から高い側に移動させる請求項1に記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
- 前記ローラ洗浄工程の後、かつ、前記拭き取り洗浄工程の前に、前記スポンジローラ(17)の外周の前記インク吐出面(3)と対向する部分が、前記インク吐出面(3)の低い側から高い側に向かって移動する方向に前記スポンジローラ(17)を回転させながら、前記スポンジローラ(17)と前記インク吐出面(3)とをその両者が遠ざかる方向に相対移動させることで、前記スポンジローラ(17)の外周と前記インク吐出面(3)の間に滞留した洗浄液(D)を前記スポンジローラ(17)の外周に移し取る拭き取り前の液溜り除去工程を更に有する請求項1または2に記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
- 前記拭き取り洗浄工程の後に、前記スポンジローラ(17)の外周の前記インク吐出面(3)と対向する部分が、前記インク吐出面(3)の低い側から高い側に向かって移動する方向に前記スポンジローラ(17)を回転させながら、前記スポンジローラ(17)と前記インク吐出面(3)とをその両者が遠ざかる方向に相対移動させることで、前記スポンジローラ(17)の外周と前記インク吐出面(3)の間に滞留した洗浄液(D)を前記スポンジローラ(17)の外周に移し取る拭き取り後の液溜り除去工程を更に有する請求項1から3のいずれかに記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
- 前記インクせき止め工程において、前記スポンジローラ(17)の外周と前記インク吐出面(3)との間に微小隙間を形成した状態で前記スポンジローラ(17)の外周と前記インク吐出面(3)との間にインクをせき止め、
前記ローラ洗浄工程において、前記スポンジローラ(17)の外周と前記インク吐出面(3)との間に前記微小隙間を形成した状態のまま前記スポンジローラ(17)を回転させる、
請求項1から4のいずれかに記載のインクジェットヘッド洗浄方法。 - 前記拭き取り洗浄工程において、前記スポンジローラ(17)の外周と前記インク吐出面(3)との間に前記微小隙間がある位置から、前記スポンジローラ(17)が前記インク吐出面(3)に接触する位置を経由して、再び前記スポンジローラ(17)が前記インク吐出面(3)から離れるような円弧状の軌跡に沿って前記スポンジローラ(17)を移動させる請求項5に記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
- 前記ローラ洗浄工程において、前記スポンジローラ(17)の外周の前記洗浄液に浸かっていない部分を吸引してインクを回収するサクションバー(18)を更に使用する請求項1から6のいずれかに記載のインクジェットヘッド洗浄方法。
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