JP2016083693A - 熱間圧延異常時の連動設備停止方法 - Google Patents

熱間圧延異常時の連動設備停止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】熱間圧延ラインにおいて、設備に異常が発生した際に、設備を効率的に連動して停止させることができる熱間圧延異常時の連動設備停止方法を提供する。
【解決手段】熱間圧延ラインに設置された設備をセクションに区分けし、各セクションでは当該セクションを被圧延材が通過し終わってから新たな被圧延材が進入するようにしておき、ラインの稼働中に異常が発生した際に、異常が発生したセクションの下流側に隣接するセクションに被圧延材の尾端が存在しない場合は、異常が発生したセクションの設備とそのセクションの下流側に隣接するセクションの設備とを連動して停止させ、異常が発生したセクションの下流側に隣接するセクションに被圧延材の尾端が存在する場合は、異常が発生したセクションの設備は停止させ、異常が発生したセクションの下流側に位置する全てのセクションの設備は継続して稼動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱間圧延ラインにおいて、設備に異常が発生した際に、設備を効率的に連動して停止させることができる、熱間圧延異常時の連動設備停止方法に関するものである。
熱間圧延ラインには、加熱炉、サイジングプレス、粗圧延機、クロップシャー、仕上圧延機、冷却テーブル、巻取り機等の設備が設置されている(例えば、特許文献1参照)。
このような熱間圧延ラインにおいては、圧延により被圧延材(例えば、鋼帯)がライン長手方向に大きく引き延ばされるため、稼働中にライン内の一つの設備で異常が発生した場合、異常が発生した設備を停止するだけでなく、その設備に近接する設備も停止しなければ、近接する設備にも異常(二次異常)が発生する可能性がある。
そのため、従来は、熱間圧延ラインの稼働中にライン内の一つの設備で異常が発生した場合、異常が発生した設備とその異常が発生した設備の下流側に近接している設備とを連動して停止させていた。
特開2013−180322号公報
しかしながら、従来のように、異常が発生した設備(異常発生設備)とその異常発生設備の下流側に近接している設備(下流側近接設備)とを無条件に連動して停止させる方法には、下記のような問題がある。
すなわち、異常発生設備と下流側近接設備とを連動して停止させた際に、異常発生設備を通過し終わった被圧延材が下流側近接設備に存在した場合、その被圧延材は下流側近接設備の停止によって正常なラインの通過が行われないために不良品となってしまい、生産能率低下や歩留り低下の問題が生じる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、熱間圧延ラインにおいて、設備に異常が発生した際に、設備を効率的に停止させることができる熱間圧延異常時の連動設備停止方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有している。
[1]熱間圧延ラインに設置された設備をセクションに区分けし、加熱炉から抽出された後の被圧延材について、各セクションでは当該セクションを被圧延材が通過し終わってから新たな被圧延材が進入するようにしておき、
ラインの稼働中に異常が発生した際に、
異常が発生したセクションの下流側に隣接するセクションに被圧延材の尾端が存在しない場合は、異常が発生したセクションの設備とそのセクションの下流側に隣接するセクションの設備とを連動して停止させ、
異常が発生したセクションの下流側に隣接するセクションに被圧延材の尾端が存在する場合は、異常が発生したセクションの設備は停止させ、異常が発生したセクションの下流側に位置する全てのセクションの設備は継続して稼動させることを特徴とする熱間圧延異常時の連動設備停止方法。
本発明によれば、熱間圧延ラインにおいて、異常が発生したセクションの設備とその異常が発生したセクションに隣接するセクションの設備とを効率的に連動して停止させることができる。すなわち、設備の損傷リスクの軽減を図りながら、圧延歩留りの向上と生産能率の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態において対象とした熱間圧延ラインを示す図である。 本発明の一実施形態における手順(処理フロー)を示す図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて述べる。
図1は、一実施形態において対象とした熱間圧延ラインを示す図である。
図1に示すように、この実施形態において対象とした熱間圧延ライン10は、被圧延材(鋼帯)1を熱間圧延するために、上流側から下流側に向かって、加熱炉11、サイジングプレス12、粗圧延機13、クロップシャー14、仕上圧延機15、冷却テーブル16、ピンチロール17、巻取り機18を備えている。
そして、これらの設備は複数のセクションに区分けされている。すなわち、ここでは、被圧延材の加熱セクション21(加熱炉11)、幅圧下セクション22(サイジングプレス12)、粗圧延セクション23(粗圧延機13、クロップシャー14)、仕上圧延セクション24(仕上圧延機15)、冷却・巻取セクション25(冷却テーブル16、ピンチロール17、巻取り機18)の5個のセクションに区分けされている。
ここで、加熱炉11から抽出された後の被圧延材1について、各セクション21〜25では当該セクションを被圧延材1が通過し終わってから新たな被圧延材1が進入するようになっている。言い換えれば、加熱炉11内を除いて、各セクション21〜25には複数の被圧延材1が存在しないようにしている。
なお、被圧延材1の尾端位置の検出は、被圧延材1が加熱炉11から抽出されて、トラッキング機能により各セクションの通過を検知し、場合によっては、被圧延材1の通過速度を算出して、各セクションの下流側に向けて通過中の被圧延材1の尾端位置を追跡する。そして、被圧延材1の尾端位置が終点(巻取り機18)まで到着した時点で、当該被圧延材1は巻取り完了と判定して、当該被圧延材1のトラッキングを終了する。
その上で、この実施形態においては、熱間圧延ライン10の稼働中に異常が発生した際に、図2の処理フローに示すように、まず、異常が発生した当該セクション(異常発生セクション)を停止させるとともに、異常発生セクションの下流側に隣接するセクション(下流側隣接セクション)に被圧延材1の尾端が存在するか否かを判定する。
そして、下流側隣接セクションに被圧延材1の尾端が存在しない場合(すなわち、異常発生セクションを通過し終わった被圧延材が下流側隣接セクションに存在しない場合)は、異常発生セクションの設備の停止に連動して、下流側隣接セクションの設備も停止させる。
一方、下流側隣接セクションに被圧延材1の尾端が存在する場合(すなわち、異常発生セクションを通過し終わった被圧延材が下流側隣接セクションに存在する場合)は、異常発生セクションの設備を停止させても、下流側隣接セクションを含めて異常発生セクションの下流側に位置する全てのセクションの設備は継続して稼動させる。
なお、上記のいずれの場合も、異常発生セクションの上流側に位置する全てのセクションの設備は停止させる。
具体例として、図1に示した熱間圧延ライン10において、仕上圧延セクション24(仕上圧延機15)に異常が発生した際には、まず、異常発生セクションである仕上圧延セクション24を停止させるとともに、下流側隣接セクションである冷却・巻取セクション25に被圧延材1の尾端が存在するか否かを判定する。
そして、冷却・巻取セクション25に被圧延材1の尾端が存在しない場合は、仕上圧延セクション24を通過し終わった被圧延材が冷却・巻取セクション25に存在しないことになるので、仕上圧延セクション24の停止に連動させて、冷却・巻取セクション25も停止させる。
一方、冷却・巻取セクション25に被圧延材1の尾端が存在する場合は、仕上圧延セクション24を通過し終わった被圧延材が冷却・巻取セクション25に存在することになるので、仕上圧延セクション24の停止に連動させずに、冷却・巻取セクション25は継続して稼動させる。
このようにして、この実施形態では、熱間圧延ライン10において、異常が発生したセクションの設備とその異常が発生したセクションの下流側に隣接するセクションの設備とを効率的に連動して停止させることができる。すなわち、異常が発生したセクションを通過し終わった被圧延材が停止(非常停止)に巻き込まれることが無くなり、不良品の発生を抑制することができるので、設備の損傷リスクの軽減を図りながら、圧延歩留りの向上や生産能率の向上を図ることができる。
1 被圧延材(鋼帯)
10 熱間圧延ライン
11 加熱炉
12 サイジングプレス
13 粗圧延機
14 クロップシャー
15 仕上圧延機
16 冷却テーブル
17 ピンチロール
18 巻取り機
21 加熱セクション
22 幅圧下セクション
23 粗圧延セクション
24 仕上圧延セクション
25 冷却・巻取セクション

Claims (1)

  1. 熱間圧延ラインに設置された設備をセクションに区分けし、加熱炉から抽出された後の被圧延材について、各セクションでは当該セクションを被圧延材が通過し終わってから新たな被圧延材が進入するようにしておき、
    ラインの稼働中に異常が発生した際に、
    異常が発生したセクションの下流側に隣接するセクションに被圧延材の尾端が存在しない場合は、異常が発生したセクションの設備とそのセクションの下流側に隣接するセクションの設備とを連動して停止させ、
    異常が発生したセクションの下流側に隣接するセクションに被圧延材の尾端が存在する場合は、異常が発生したセクションの設備は停止させ、異常が発生したセクションの下流側に位置する全てのセクションの設備は継続して稼動させることを特徴とする熱間圧延異常時の連動設備停止方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62289308A (ja) * 1986-06-09 1987-12-16 Kawasaki Steel Corp 熱間圧延ラインにおけるミルペ−シング制御方法
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