JP2016081863A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルからプラズマへ投入される高周波パワーの損失が小さく、かつ構造が簡易でメンテナンス性に優れたプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】減圧可能な反応室を有する容器と、反応室内で被処理物を支持する下部電極と、容器の開口を塞ぐとともに被処理物と対向する誘電体部材と、誘電体部材の反応室に対して外側に設置され、反応室内にプラズマを発生させるコイルと、を備え、誘電体部材の反応室に対して外側の面に溝が形成されており、コイルの少なくとも一部が、溝の中に配置されている、プラズマ処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導結合プラズマ型のプラズマ処理装置に関する。
誘導結合プラズマ(ICP)型のプラズマ処理装置として、反応室の上部が板状の誘電体部材で閉鎖され、誘電体部材の上に高周波電力を投入するためのコイルが配置された構成が知られている。反応室内は減圧されるので、誘電体部材には大気圧を支持する機械的強度を確保するための厚さが求められる。しかし、誘電体部材の厚さが大きいほど、コイルからプラズマへ投入される高周波パワーの損失が大きくなる。
そこで、特許文献1は、梁状構造物により、誘電体部材の下面側を支持することを提案している。これにより、誘電体部材を薄型化した場合でも、機械的強度を確保することができる。
しかし、梁状構造物により、誘電体部材の下面側に凹凸が形成されるため、反応室の上部の構造が複雑になり、装置メンテナンスの手間は増大する。また、梁状構造物による凹凸は、プラズマの分布に悪影響を与えることがある。
特開2008−306042号公報
本発明は、コイルからプラズマへ投入される高周波パワーの損失が小さく、かつ構造が簡易でメンテナンス性に優れたプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面は、減圧可能な反応室を有する容器と、前記反応室内で被処理物を支持する下部電極と、前記容器の開口を塞ぐとともに前記被処理物と対向する誘電体部材と、前記誘電体部材の前記反応室に対して外側に設置され、前記反応室内にプラズマを発生させるコイルと、を備え、前記誘電体部材の前記反応室に対して外側の面に溝が形成されており、前記コイルの少なくとも一部が、前記溝の中に配置されている、プラズマ処理装置に関する。
本発明のプラズマ処理装置によれば、コイルの少なくとも一部が誘電体部材の外側の面に形成された溝の中に配置されているため、コイルからプラズマへ投入される高周波パワーの損失が小さくなる。一方、誘電体部材の反応室側の面は、凹凸のない平坦面とすることができるため、メンテナンスが簡単になり、プラズマの分布も良好となる。
本発明の第1実施形態に係るプラズマ処理装置の構造を模式的に示す断面図である。 第1実施形態に係る誘電体部材とコイルの配置を模式的に示す縦断面図(a)および同誘電体部材の平面図(b)である。 第1実施形態に係る誘電体部材と電極パターンの構成を模式的に示す縦断面図(a)と、これを縦方向に拡大した縦断面図(b)である。 第1実施形態に係る第1電極パターン(電熱ヒータ)の平面図である。 第1実施形態に係る第2電極パターン(平板電極)の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る誘電体部材とコイルの配置を模式的に示す縦断面図(a)および同誘電体部材の平面図(b)である。 本発明の第3実施形態に係る誘電体部材とコイルの配置を模式的に示す縦断面図(a)および同誘電体部材の平面図(b)である。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態に係るプラズマ処理装置である誘導結合プラズマ(ICP)型のドライエッチング装置10の構成を示す。ドライエッチング装置10は、減圧可能な反応室1aを有する容器1と、反応室1a内で被処理物である基板15を支持する下部電極2と、容器1の開口を塞ぐとともに被処理物15と対向する誘電体部材3と、誘電体部材3の反応室1aに対して外側に設置され、反応室1a内にプラズマを発生させるコイル4とを備える。
容器1は、概ね上部が開口した円筒状であり、上部開口は蓋体である誘電体部材3により密閉される。反応室1a内は、所定の排気装置(図示せず)により排気され、減圧雰囲気に維持される。容器1には基板15を搬入出するためのゲート(図示せず)が設けられている。下部電極2には、バイアス電圧が印加される。下部電極2には、基板15を静電吸着により保持する機能や、冷媒の循環流路を設けることができる。
誘電体部材3は、概ね、容器1の開口形状に沿った円形の板状である。誘電体部材3の反応室1aに対して外側の面には、誘電体部材3を部分的に薄くするために溝3aが形成されている。コイル4の少なくとも一部は、溝3aの中に配置される。これにより、コイル4の溝3aの中に配置された部分は、プラズマとの距離が近くなる。よって、高周波パワーの損失が抑制される。一方、溝3aは、板状の誘電体部材3の一表面に部分的に形成されるため、誘電体部材3の機械的強度は大きく低下しない。
容器1の側壁上端には、カバー5を支持する第1ホルダ17が支持され、第1ホルダ17上に第2弾性リング14を介してカバー5が支持されている。カバー5の周縁部は、誘電体部材3を支持する第2ホルダ18により固定される。第2ホルダ18上には、第1弾性リング13を介して、誘電体部材3が支持されている。カバー5は、誘電体部材3の反応室1a側の表面をプラズマから保護する役割を果たす。
第2ホルダ18には、所定のガス供給源からプラズマの原料ガス(プロセスガス)を反応室1a内に導入するためのガス導入口8が設けられている。プロセスガスは、誘電体部材3とカバー5との間に形成される微小な隙間8aに滞留した後、カバー5に設けられた複数のガス噴出口9から反応室1a内に噴出される。複数のガス噴出口9は、例えば同心円状に分布させることが好ましい。
図2(a)は、本実施形態に係る誘電体部材3とコイル4の配置を模式的に示している。コイル4を誘電体部材3(の面方向)に対して垂直な方向から見るとき、コイル4は、中心から外周側に向けて螺旋状に延びる導体4aにより形成されている。導体4aは、例えば、リボン状の金属板であってもよいし、金属線であってもよい。コイル4を形成する導体aの数は特に限定されず、コイル4の形状も特に限定されない。例えば、1本の導体4aからなるシングルスパイラル型のコイルであってもよいし、複数の導体4aからなるコイルを並列に接続したマルチスパイラル型のコイルであってもよい。また、誘電体部材3の面と平行な同一平面内で導体4aを螺旋状に延ばして形成した平面型のコイルであってもよいし、導体4aを螺旋状に延ばしながら誘電体部材3の面に対して垂直方向に変化を持たせた立体型のコイルであってもよい。コイル4は、マッチング回路(図示せず)などを介して第1高周波電源11と電気的に接続されている。図1、2では、コイル4の中心付近の誘電体部材3からの距離が外周側よりも大きくなるように形成されているが、コイル4と誘電体部材3との位置関係は、これに限定されない。
図2(b)に示すように、溝3aは、コイル4の中心と同じ中心を有する環状であることが好ましい。これにより、コイル4を溝3aの中に配置することが容易となる。なお、コイル4と環状の溝3aの中心が同じであるとは、必ずしもそれぞれの中心が一致することを意味しない。ここでは、コイル4と環状の溝3aの中心が同じであるとは、誘電体部材3およびコイル4を、誘電体部材3に対して垂直な方向から見たときに、それぞれの中心が半径100mmの円内に存在していることを意味する。
溝3aの深さは、特に限定されない。溝3aの深さが小さくても、高周波パワーの損失を抑制する相応の効果は得られる。ただし、溝3aを形成する前の均一な厚さの板状の誘電体部材3の厚さをTとするとき、溝3aの最大深さDは、D=0.25T〜0.45Tとなるように形成することが好ましい。このとき、強度確保の観点から、誘電体部材3の溝3aが形成される表面の面積Sのうち、溝3aが掘られる面積sの割合(100s/S(%))は、2〜50%とすることが好ましい。
溝3aは、両面が平坦で均一な厚さの板状の誘電体部材の一方の面を切削するなど、誘電体部材を機械加工することにより形成すればよい。
コイル4に高周波電流を流すことにより、反応室内上部のコイル4に近い領域にプラズマ(誘導結合プラズマ)が生成する。コイル4とプラズマとの誘導結合の度合いは、コイル4と反応室1aとの距離を近づけたり、コイル4の密度を高くしたりすることにより、高めることができる。
基板15の表面において面内均一性の良好なプラズマを得るためには、反応室内の上部に、外周部のプラズマ密度が中心付近のプラズマ密度より高い分布(ドーナツ状の分布)を有するプラズマを生成し、これを基板上に拡散させることが好ましい。ドーナツ状の分布を持つプラズマを反応室内の上部に形成するためには、中心付近のコイル4と反応室1aとの距離を相対的に大きくすればよく、これによりコイル4とプラズマとの結合の程度を低くすることができる。よって、コイル4の中心側は、溝3aの中に配置しなくてもよい。図1、2に示すように、少なくともコイル4の中心に対応する部分は完全に溝3aの外側に配置してもよい。
一方、コイル4の外周側部分においては、コイル4を溝3aの中に配置することで、コイル4と反応室1aとの距離を相対的に近づけることで、コイル4とプラズマとの結合の度合いを高くすることができる。よって、コイル4を形成する長さLの導体4aを、中心から0.5Lまでの中心側部分と、残りの外周側部分とに区分するとき、中心側部分が溝3aの中に配置される割合よりも、外周側部分が溝3aの中に配置される割合を大きくすることが好ましい。また、少なくともコイル4の最外周に対応する部分は、その少なくとも一部を溝3aの中に配置することが好ましい。更には、少なくとも最外周の端部(巻き終わり)から0.3Lまでの外周側部分は、溝3aの中にその少なくとも一部を配置することが好ましい。
このとき、コイル4において、中心側部分のコイル密度よりも、外周側部分のコイル密度を大きくすることが好ましい。すなわち、誘電体部材3に対して垂直な方向から見たとき、コイル4の中心(巻き始め)に近い部分ほど、隣接する導体4a間の隙間(誘電体部材3の面方向と平行な方向における距離)が広く、外周側に近い部分ほど、隣接する導体4a間の隙間が狭くなっていることが好ましい。これにより、外周部におけるコイル4とプラズマとの結合の度合いを、より高くすることができる。一方、中心付近においては、誘電体部材3やカバー5がプラズマにより削られて劣化することを抑制することができる。
容器1、第1ホルダ17、第2ホルダ18などを構成する材料としては、アルミニウムやステンレス鋼(SUS)のように、十分な剛性を有する金属材料や、表面をアルマイト加工したアルミニウムなどを使用できる。また、誘電体部材3、カバー5などを構成する材料としては、酸化イットリウム(Y23)、窒化アルミニウム(AlN)、アルミナ(Al23)、石英(SiO2)などの誘電体材料を使用できる。
誘電体部材3の反応室1a側の面は、凹凸のない平坦面とすることができる。このような平坦面には、所定の電極パターンを含む電極層19を形成してもよい。平坦面に電極パターンを形成することは容易である。電極層19は、例えば、電極パターンと、これを被覆する絶縁膜とを具備する。電極パターンは導電性材料により形成される。絶縁膜は、例えば、セラミックス(例えばアルミナ)のような誘電体材料により形成すればよい。絶縁膜は、反応室1a内に、電極パターンを構成する金属に由来する金属汚染やパーティクルの発生を抑制する。また、プロセスガスやプラズマによる電極パターンの損傷も抑制する。電極層19は、複数層の電極パターンと絶縁膜との積層体でもよい。電極パターンとしては、例えば、誘電体部材3を加熱するための電熱ヒータおよび/または誘電体部材3に高周波電力を印加するための平板電極7を含むことが好ましい。
図3(a)は、本実施形態に係る誘電体部材3と電極層19の構成を模式的に示す縦断面図である。図3(b)には、理解を容易にするために、誘電体部材3および電極層19の縦方向(厚さ方向)の寸法を拡大して示す。
図示例の電極層19は、誘電体部材3の反応室1a側の面に形成された第1電極層6と、第1電極層6の反応室1a側の面に形成された第2電極層7とを具備する複層構造である。第1電極層6は、誘電体部材3の表面にダイレクトに形成された第1電極パターン6bと、これを被覆する第1絶縁膜6cとを具備する。同様に、第2電極層7は、第2電極パターン7bと、これを被覆する第2絶縁膜7cとを具備する。このように、少なくとも1つの電極パターンを誘電体部材3の反応室1a側の面にダイレクトに形成することにより、簡易な構造の電極層19を形成することができる。
以下、第1電極パターン6bが電熱ヒータであり、第2電極パターン7bが平板電極である場合について説明する。
プラズマ処理のプロセスを安定化させるためには、誘電体部材3を所定の温度域に加熱することが望ましい。例えば、誘電体部材3の反応室1aに対して外側の面の全体に接触するように平板状のヒータを配置して、誘電体部材3の温度管理を行うことも可能である。しかし、その場合、誘電体部材3とコイル4との間にヒータを配置することになり、プラズマとコイル4との距離が遠くなり、プラズマとコイル4との誘導結合の度合いが低下し、プラズマ密度が低下する。一方、誘電体部材3の反応室1a側の面に電熱ヒータ6bを設ける場合、電熱ヒータ6bの存在によりプラズマとコイル4との距離が遠くなることがない。よって、プラズマ密度を低下させることなく、プロセスを安定化させることができる。
プラズマ処理においては、誘電体部材3およびカバー5への不揮発性の反応生成物の付着を抑制することも重要である。誘電体部材3およびカバー5に付着した不揮発性物質は、プラズマ処理のプロセス中に剥離し、反応室1a内を浮遊することがある。これにより、被処理物が汚染される可能性がある。カバー5は、誘電体部材3への不揮発性物質の付着を抑制する。
一方、誘電体部材3およびカバー5の近傍にファラデーシールド(FS)を形成することにより、誘電体部材3およびカバー5への不揮発性物質の付着を抑制することができる。具体的には、平板電極7bに高周波電力を印加することにより、誘電体部材3およびカバー5とプラズマとの間にバイアス電圧が生じ、プラズマ中のイオンは被処理物に作用するだけでなく、誘電体部材3およびカバー5にも作用する。これにより、不揮発性物質の誘電体部材3およびカバー5への付着が抑制される。
上記構成によれば、電熱ヒータ6bは、誘電体部材3を直接加熱できるため、少ない電力で効率的に誘電体部材3の温度管理を行うことができる。また、平板電極7bと反応室1aとの距離が近いため、平板電極7bに供給する電力が低くてもバイアス電圧を発生させることが可能であり、かつ不揮発性物質の誘電体部材3およびカバー5への付着を抑制する効果も大きくなる。ただし、上記構成は例示に過ぎず、誘電体部材3の反応室1a側の面にダイレクトに平板電極を第1電極パターンとして設け、電熱ヒータを第2電極パターンとして設けてもよい。
図4に、電熱ヒータ6bの一例を平面図で示す。電熱ヒータ6bは、高抵抗の金属からなるライン状のパターンを含む。ライン状のパターンは、例えば、サーペンタイン型の形状に描かれる。電熱ヒータ6bは、誘電体部材3を貫通するヒータ端子6aと接続されており、ヒータ端子6aは交流電源16と電気的に接続されている。交流電源16からヒータ端子6aに電力を供給することにより、第1電極パターン6bが発熱する。高抵抗の金属としては、例えばタングステン(W)を用いることが好ましい。
図5に、平板電極7bの一例を平面図で示す。平板電極7bは、幅広の金属薄膜からなる平面的なパターンを含む。平板電極7bにも、タングステン(W)を用いることができる。平板電極7bは、誘電体部材3の反応室1a側の面の、例えば50%以上を覆うように形成することが好ましい。これにより、誘電体部材3およびカバー5の大半をシールドすることが可能となる。平板電極7bには、第1高周波電源11およびコイル4から出力される高周波パワーを透過させるための複数のスリット3sが放射状に設けられている。
平板電極7bは、誘電体部材3の中央付近で誘電体部材3を貫通するFS端子7aと接続されており、FS端子7aは第2高周波電源12と電気的に接続されている。第2高周波電源12からFS端子7aに電力を供給することにより、第2電極パターン7bの近傍にバイアス電圧が生じ、不揮発性物質の誘電体部材3およびカバー5への付着が抑制される。
なお、図1では、コイル4には第1高周波電源11が接続され、第2電極層7(平板電極7b)には第2高周波電源12が接続されているが、コイル4と平板電極7bとを並列に、可変チョークまたは可変コンデンサを介して、同じ高周波電源に接続してもよい。また、コイル4には第1高周波電源11を接続し、平板電極7bには可変チョークまたは可変コンデンサを接続し、第1高周波電源11から発振された電力をコイル4から空気を介して平板電極7bに重畳させ、コイル4および平板電極7bに印加される電力比を可変チョークまたは可変コンデンサで調整してもよい。
誘電体部材3をこれに対して垂直な方向から見たとき、電熱ヒータ6bは、図5に破線で示すように、平板電極7bからはみ出さないように配置されていることが好ましい。これにより、スリット3sを透過する高周波パワーの損失を抑制することができる。
次に、電極層19の製造方法の一例について説明する。
まず、一方の表面(第一表面)に溝3aが形成された円盤状の誘電体部材3を準備する。誘電体部材3は、溝3aが形成されていない状態であれば平坦な両面を有し、溝3aの無い部分の厚みは例えば10〜40mmである。電極層19は、誘電体部材3の他方の表面(第二表面)に以下の要領で形成される。
まず、誘電体部材3に、所定数の貫通穴が形成される。貫通穴に導体を充填または通過させることにより、ヒータ端子6aとFS端子7aとが形成される。
次に、第二表面に電熱ヒータ6bを形成する。電熱ヒータ6bは、第1電極パターンに対応するマスクを介在させて、タングステンのような高抵抗の金属を第二表面に溶射させることにより形成できる。溶射パターンの厚さは、例えば10〜300μmである。あるいは、タングステン線を第1電極パターンの形状に屈曲させ、その後、タングステン線を第二表面に固定してもよい。このとき、溶射パターンまたはその他の手法を用いて形成した電極パターンは、ヒータ端子6aと電気的に接続される。
次に、電熱ヒータ6bを完全に覆うように第1絶縁膜6cが形成される。第1絶縁膜6cの材料としては、ホワイトアルミナが好適である。ホワイトアルミナを溶射により第二表面に吹き付けることで第1絶縁膜6cが形成される。ホワイトアルミナを溶射する前に、誘電体部材3と第1絶縁膜6cとの密着性を高めるために、イットリアのような密着層を第二表面に溶射してもよい。第1電極層6の厚さは、例えば10〜300μmである。
次に、第1電極層6の表面に、平板電極7bを形成する。平板電極7bは、第2電極パターンに対応するマスクを介在させて、金属を第1電極層6の表面に溶射させることにより形成できる。このとき、平板電極7bは、放射状に配置された複数のスリット3sを有する形状に形成される。平板電極7bの厚さは、例えば10〜300μmである。あるいは、金属箔もしくは金属板から第2電極パターンの形状の平板電極7bを形成し、その後、平板電極7を第1電極層6の表面に固定してもよい。平板電極7bは、第1絶縁膜6cを介して、電熱ヒータ6bを完全に覆うように配置され、FS端子7aと電気的に接続される。
次に、平板電極7bを完全に覆うように第2絶縁膜7cが形成される。第2絶縁膜7cの材料としてもホワイトアルミナが好適である。ホワイトアルミナを溶射により第1電極層6の表面に吹き付けることで第2絶縁膜7cが形成される。第2電極層7の厚さは、例えば10〜300μmである。なお、第1および第2絶縁膜の成膜方法は、特に限定されず、例えばスパッタ、化学気相成長(CVD)、蒸着、塗布などで成膜してもよい。
以下、本実施形態のドライエッチング装置10の動作の一例を説明する。
まず、反応室1a内が排気される。反応室1a内は減圧雰囲気であり、誘電体部材3には大気圧とほぼ同じ圧力が付与される。また、誘電体部材3は溝3aを有し、溝3aに対応する部分は薄肉である。ただし、機械的強度が十分に維持されるように溝3aは環状に形成されているため、誘電体部材3が破損することはない。
その後、所定のガス供給源から、ガス導入口8を介してプロセスガスが反応室1a内に導入される。エッチングされる基板15は、エッチングのパターンに応じたレジストマスクを有している。基板15が例えばSiである場合、プロセスガスには例えばフッ素系ガス(SF6など)が使用される。また、基板15がアルミニウムの場合、プロセスガスには例えば塩素系ガス(HClなど)が使用される。
次に、第1高周波電源11からコイル4に高周波電力が投入され、反応室1a内にプラズマが発生する。このとき、基板15を保持する下部電極2にも、所定の高周波電源からバイアス電圧が印加される。これにより、プラズマ中のラジカルやイオンが基板15の表面に輸送され、バイアス電圧により加速されて基板15に衝突する。その結果、基板15がエッチングされる。
ここで、コイル4を形成する導体4aのうち、コイル密度の高い外周側部分は、誘電体部材3に形成された環状の溝3aの中に配置されている。よって、比較的小さい電力の投入により、反応室1a側の誘電体部材3の近傍にドーナツ状の高密度プラズマが生成し、これが拡散プラズマとなって基板15に到達する。
一方、誘電体部材3の反応室1a側の面に配置された平板電極7bには、第2高周波電源12から電力が供給され、反応室1a内の平板電極の近傍においてバイアス電圧が生じる。これにより、プラズマ中のイオンの一部は、バイアス電圧により加速され、誘電体部材3(もしくは電極層19)およびカバー5に入射する。その結果、誘電体部材3(もしくは電極層19)およびカバー5への不揮発性物質の付着が抑制される。
エッチングプロセスは、複数の基板15に対して連続的に行われる。そこで、プロセスの安定性を確保するため、交流電源16から誘電体部材3の反応室1a側の面に設けられた電熱ヒータ6bに電力が投入され、誘電体部材3の加熱による温度管理が行われる。
(第2実施形態)
本実施形態に係るプラズマ処理装置は、誘電体部材の溝の形状と、誘電体部材とコイルの位置関係が異なること以外、第1実施形態と同様である。図6(a)は、本実施形態に係る誘電体部材とコイルの配置を模式的に示す縦断面図である。図6(b)は、本実施形態に係る誘電体部材の平面図である。第1実施形態の各要素に対応する本実施形態の各要素には、同じ符号を付している。
誘電体部材3は、円形の板状であり、誘電体部材3のコイル4との対向面には、コイル4の中心と同じ中心を有する環状の溝3aが形成されている。ただし、溝3aは、外側のより深い第1溝部3xと、内側のより浅い第2溝部3yとで構成され、中心から外側に向かって2段階に深くなっている。第1溝部3xおよび第2溝部3yの中には、それぞれコイル4の一部が配置されている。この場合、溝3aの幅が第1実施形態と同じであるとすると、誘電体部材3の平均的な厚さが、第1実施形態よりも大きくなる。これにより、誘電体部材3の強度を更に大きく維持することができる。
また、相対的に深い第1溝部3xを誘電体部材の外側に、浅い第2溝部3yを内側に配置することにより、誘電体部材3aの外周側ほどコイル4とプラズマとの誘導結合の度合いを強くすることができるため、より高密度のドーナツ状のプラズマを誘電体部材の近傍に生成させることができる。これにより、より高密度かつ均一な拡散プラズマを基板15に到達させることが可能となる。溝3aの深さを中心から外側に向かって段階的に深くする場合、深さを3段階以上に変化させてもよい。また、溝3aの深さを中心から外側に向かって連続的に深くなるように変化させてもよい。
図6では、誘電体部材3とコイル4を形成する導体との平均的な距離が、最外周から中心に向かって徐々に大きくなっている。このような場合には、溝3aの深さを中心から外側に向かって段階的または連続的に深くすることが好ましい。
(第3実施形態)
本実施形態に係るプラズマ処理装置は、コイルの形状、誘電体部材の溝の形状、並びに誘電体部材とコイルの位置関係が異なること以外、第1実施形態と同様である。図7(a)は、本実施形態に係る誘電体部材とコイルの配置を模式的に示す縦断面図である。図7(b)は、本実施形態に係る誘電体部材の平面図であり、コイル4の位置が破線で示されている。第1実施形態の各要素に対応する本実施形態の各要素には、同じ符号を付している。
誘電体部材3は、円形の板状であり、誘電体部材3のコイル4との対向面には、螺旋状の溝3aが形成されている。コイル4を形成する導体4aは、溝3aに沿って平面的かつ螺旋状に延び、コイル4のほぼ全体が溝3aの中に配置されている。このように、コイル4の形状が平面的である場合には、溝3aの形状を導体4aの螺旋形状に対応させてもよい。これにより、溝3aの幅を小さくすることができ、誘電体部材3の強度を確保することが更に容易となる。
本発明のプラズマ処理装置は、簡易なメンテナンスと高密度プラズマが要求されるプロセスにおいて有用であり、ドライエッチング処理装置、プラズマCVD装置などを含む様々なプラズマ処理装置に適用できる。
1:容器、1a:反応室、2:下部電極、3:容器、3a:溝、3x:第1溝部、3y:第2溝部、3s:スリット、4:コイル、4a導体、5:カバー、6:第1電極層、6a:ヒータ端子、6b:第1電極パターン(電熱ヒータ)、6c:第1絶縁膜、7:第2電極層、7a:FS端子、7b:第2電極パターン(平板電極)、7c:第2絶縁膜、8:ガス導入口、8a:隙間、9:ガス噴出口、10:ドライエッチング装置、11:第1高周波電源、12:第2高周波電源、13第1弾性リング、14:第2弾性リング、15:基板、16:交流電源、17:第1ホルダ、18:第2ホルダ、19:電極層

Claims (10)

  1. 減圧可能な反応室を有する容器と、
    前記反応室内で被処理物を支持する下部電極と、
    前記容器の開口を塞ぐとともに前記被処理物と対向する誘電体部材と、
    前記誘電体部材の前記反応室に対して外側に設置され、前記反応室内にプラズマを発生させるコイルと、を備え、
    前記誘電体部材の前記反応室に対して外側の面に溝が形成されており、
    前記コイルの少なくとも一部が、前記溝の中に配置されている、プラズマ処理装置。
  2. 前記溝が、前記コイルの中心と同じ中心を有する環状である、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記溝が、前記中心から外側に向かって連続的または段階的に深くなっている、請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記コイルを形成する長さLの導体を、中心から0.5Lまでの中心側部分と、残りの外周側部分とに区分するとき、中心側部分が前記溝の中に配置される割合よりも、外周側部分が前記溝の中に配置される割合が大きい、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記中心側部分のコイル密度よりも、前記外周側部分のコイル密度が大きい、請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記誘電体部材の前記反応室側の面に、電極パターンと、前記電極パターンを被覆する絶縁膜と、が形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記電極パターンが、前記誘電体部材を加熱するための電熱ヒータを含む、請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記電極パターンが、高周波電力を印加することにより前記反応室内のプラズマと容量結合させるための平板電極を含む、請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記誘電体部材の前記反応室側の面に、第1電極パターンと、前記第1電極パターンを被覆する第1絶縁膜と、が形成されており、
    前記第1絶縁膜の前記反応室側の表面に、第2電極パターンと、前記第2電極パターンを被覆する第2絶縁膜と、が形成されており、
    前記第1電極パターンおよび前記第2電極パターンの一方が、前記誘電体部材を加熱するための電熱ヒータであり、他方が、高周波電力を印加することにより前記反応室内のプラズマと容量結合させるための平板電極である、請求項1〜5のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記誘電体部材を、前記誘電体部材に対して垂直な方向から見たとき、前記電熱ヒータが前記平板電極からはみ出さないように配置されている、請求項9に記載のプラズマ処理装置。
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