JP2016081771A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2つの蓄電モジュールに温度調節用の空気を供給する通路を共通化させる。【解決手段】 蓄電装置(100)は、第1方向に並ぶ第1および第2の蓄電モジュール(1A,1B)を有する。各蓄電モジュールは、複数の円筒型の蓄電素子(10)と、支持プレート(20)と、ケース(30)とを有する。支持プレートは、各蓄電素子の一部を支持する。ケースは、支持プレートとともに複数の蓄電素子を囲み、空気が移動するスペース(S)を形成する。ケースは、通路からの空気をスペース内に移動させる吸気口と、スペース内の空気をケースの外部に移動させる排気口とを有する。第1および第2の蓄電モジュールの間には、各蓄電モジュールの温度を調節するための空気を、第1方向と直交する第2方向に移動させるための通路が形成されている。【選択図】 図3

Description

本発明は、2つの蓄電モジュールに温度調節用の空気を供給する蓄電装置に関する。
に関する。
特許文献1では、複数の円筒型の単電池を用いて電池モジュールを構成しており、この電池モジュールに熱交換媒体を供給することにより、単電池の温度を調節している。ここで、電池モジュールにチャンバを接続することにより、チャンバから電池モジュールに熱交換媒体を供給している。
国際公開第2014/083600号パンフレット
特許文献1において、複数の電池モジュールを並べるときには、各電池モジュールに対してチャンバを接続することになる。このため、電池モジュールの数が増えるほど、チャンバの数も増えてしまう。
本発明の蓄電装置は、第1方向に並べられた第1および第2の蓄電モジュールを有する。第1および第2の蓄電モジュールの間には、各蓄電モジュールの温度を調節するための空気を、第1方向と直交する第2方向に移動させるための通路が形成されている。
各蓄電モジュールは、複数の円筒型の蓄電素子と、支持プレートと、ケースとを有する。支持プレートは、各蓄電素子の一部を支持しており、支持プレートによって支持された複数の蓄電素子は、各蓄電素子の軸が第1方向および第2方向に沿った平面と直交するように並べられる。ケースは、支持プレートとともに複数の蓄電素子を囲み、空気が移動するスペースを形成する。ケースは、通路からの空気をスペース内に移動させる吸気口と、スペース内の空気をケースの外部に移動させる排気口とを有する。
本発明によれば、第1および第2の蓄電モジュールの間に形成された通路に空気を流すだけで、第1および第2の蓄電モジュールの両方に空気を供給することができる。すなわち、第1および第2の蓄電モジュールに空気を供給するための通路を共通化することができ、第1および第2の各蓄電モジュールのそれぞれに対して、空気を供給するためのチャンバを設ける必要がなくなる。また、第1および第2の蓄電モジュールに空気を供給するための通路を共通化すれば、蓄電装置を小型化することができる。
空気が吸気口を通過すれば、ケースによって囲まれたスペース内で空気が移動して、複数の蓄電素子に接触することにより、蓄電素子の温度を調節することができる。蓄電素子に接触した後の空気、すなわち、温度調節後の空気は、排気口から排出することができる。
ケースは、複数の吸気口が第2方向に並んで形成された第1側壁と、第1方向において第1側壁と対向し、排気口が形成された第2側壁とを有する。ここで、ケース内では、吸気口から排気口に向かって、言い換えれば、第1側壁から第2側壁に向かって、空気を移動させることができる。これにより、ケース内において、空気の流れを偏らせることなく、すべての蓄電素子に対して空気を接触させやすくなり、すべての蓄電素子の温度を調節しやすくなる。
また、第1方向において対向する第1側壁および第2側壁に、吸気口および排気口をそれぞれ形成することにより、第1および第2の蓄電モジュールとして、同一の構造を用いることができる。すなわち、第1および第2の蓄電モジュールを第1方向に並べるとき、第1方向および第2方向に沿った平面内において、第1の蓄電モジュールを反転させると、第2の蓄電モジュールを構成することができる。
各蓄電モジュールには、スペース内の温度を検出する温度センサを設けることができる。ここで、温度センサは、第2方向におけるスペースの中央であって、第2側壁と隣り合う位置に配置することができる。また、第2方向における第1側壁の両端側に形成された吸気口の開口面積は、第2方向における第1側壁の中央側に形成された吸気口の開口面積よりも大きくすることができる。
これにより、各蓄電モジュールに1つの温度センサを配置するだけで、以下に説明するように、各蓄電モジュール(スペース内)の最高温度や最低温度を把握することができる。ここで、蓄電モジュールの温度を調節するときや、蓄電モジュールの充放電を行うときには、蓄電モジュールの最高温度や最低温度を把握することが好ましい。
各蓄電モジュールのスペース内では、第1側壁から第2側壁に向かって、空気が移動する。上述したように吸気口の開口面積を異ならせることにより、第2方向におけるスペースの両端側で移動する空気の量を、第2方向におけるスペースの中央側で移動する空気の量よりも増やすことができる。ここで、空気の量が増加するほど、空気による蓄電素子の温度調節が行われやすくなり、空気の量が低下するほど、空気による蓄電素子の温度調節が行われにくくなる。また、第1側壁から第2側壁に向かう空気の移動経路では、下流ほど、言い換えれば、第2側壁に近づくほど、空気による蓄電素子の温度調節が行われにくくなる。
このため、蓄電モジュールを冷却するときには、温度センサが配置された場所の温度が最も高くなりやすい。また、蓄電モジュールを加熱するときには、温度センサが配置された場所の温度が最も低くなりやすい。したがって、温度センサによって検出された温度は、スペース内の最高温度や最低温度を示すことになり、1つの温度センサを用いて、スペース内の最高温度や最低温度を把握することができる。
また、上述したように、第1の蓄電モジュールを反転させて第2の蓄電モジュールを構成したとき、第2の蓄電モジュールでも、第2方向における第1側壁の両端側に形成された吸気口の開口面積が、第2方向における第1側壁の中央側に形成された吸気口の開口面積よりも大きくなる。これにより、各蓄電モジュール内のスペースに対して均等に空気を供給することができる。
さらに、第2方向におけるスペースの中央に温度センサを配置することにより、第1の蓄電モジュールを反転させて第2の蓄電モジュールを構成したとき、第1および第2の蓄電モジュールにおいて、第2方向に関して同一の位置に温度センサを配置できる。これにより、第1および第2の蓄電モジュールにおいて、温度センサの配線などを、共通の構造としやすくなる。
一方、第2方向における第1側壁の両端側において、第2方向で隣り合う2つの吸気口の間隔は、第2方向における第1側壁の中央側において、第2方向で隣り合う2つの吸気口の間隔よりも狭くすることができる。この場合には、第1側壁の中央側よりも両端側において、吸気口の数を増やすことができる。これにより、上述した場合と同様に、第2方向におけるスペースの両端側で移動する空気の量を、第2方向におけるスペースの中央側で移動する空気の量よりも増やすことができる。したがって、各蓄電モジュールに1つの温度センサを配置するだけで、スペース内の最高温度や最低温度を把握することができる。
第2方向で隣り合う2つの吸気口の間隔を異ならせるだけでなく、第2方向における第1側壁の両端側に形成された吸気口の開口面積を、第2方向における第1側壁の中央側に形成された吸気口の開口面積よりも大きくすることもできる。
電池モジュールの構造を示す分解斜視図である。 電池モジュールの回路構成を示す図である。 第1の実施形態において、電池パックの構造を示す断面図である。 第2の実施形態において、電池パックの構造を示す断面図である。 第2の実施形態における電池モジュールの側面図である。 第2の実施形態において、電池モジュール内における空気の移動方向および量を説明する図である。 第2の実施形態において、冷却用の空気を供給したときの電池モジュール内の温度分布を示す図である。 第2の実施形態において、加熱用の空気を供給したときの電池モジュール内の温度分布を示す図である。 第2の実施形態の変形例における電池モジュールの側面図である。 第2の実施形態の他の変形例における電池モジュールの側面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、電池モジュール(本発明の蓄電モジュールに相当する)の構造を示す分解斜視図である。図1において、X方向、Y方向およびZ方向は、互いに直交する方向である。本実施形態において、Z方向は鉛直方向に相当する。なお、他の図面において、X方向、Y方向およびZ方向の関係は、図1に示す関係と同じである。
電池モジュール1は、複数(任意)の単電池10を有する。単電池10は、いわゆる円筒型の単電池10である。円筒型の単電池10は、所定方向(Z方向)に延びる軸を有しており、単電池10の長手方向と直交する平面(X−Y平面)における単電池10の断面形状は、円形に形成されている。単電池10の長手方向における両端部には、正極端子11および負極端子12が設けられている。
単電池10としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池を用いることができる。また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタを用いることもできる。ここで、二次電池や電気二重層キャパシタは、本発明における蓄電素子に相当する。
支持プレート20は、X−Y平面に沿って配置されており、X−Y平面内に並べられた複数の貫通孔21を有する。貫通孔21は、Z方向に延びて、支持プレート20を貫通しており、単電池10の外周面に沿った形状に形成されている。各貫通孔21には、各単電池10の一部が挿入される。単電池10を貫通孔21に挿入することにより、支持プレート20は、単電池10の長手方向をZ方向とした状態で単電池10を支持し、複数の単電池10をX−Y平面内で並べることができる。ここで、単電池10の軸は、X−Y平面と直交する。
複数の単電池10をX−Y平面内で並べることにより、複数の単電池10における正極端子11は、同一の平面内(X−Y平面内)に配置される。言い換えれば、複数の単電池10における負極端子12は、同一の平面内(X−Y平面内)に配置される。本実施形態では、正極端子11が電池モジュール1の上方に位置し、負極端子12が電池モジュール1の下方に位置しているが、これに限るものではない。具体的には、負極端子12を電池モジュール1の上方に位置させ、正極端子11を電池モジュール1の下方に位置させることができる。
なお、本実施形態において、貫通孔21の総数は、単電池10の総数と等しいが、貫通孔21の総数を、単電池10の総数よりも少なくすることもできる。ここで、X−Y平面内における貫通孔21の形状を適宜設定することにより、1つの貫通孔21に対して複数の単電池10を挿入することができる。これにより、貫通孔21の総数は、単電池10の総数よりも少なくなる。
Z方向における支持プレート20のサイズは、Z方向における単電池10のサイズよりも小さいため、単電池10を貫通孔21に挿入したとき、単電池10の一部(正極端子11側の一部)は、貫通孔21から支持プレート20の上側に突出する。また、単電池10を貫通孔21に挿入したとき、負極端子12は、貫通孔21から支持プレート20の下側に突出する。
単電池10を貫通孔21に挿入するとき、単電池10の外周面と、貫通孔21の内壁面との間に、樹脂などの弾性材料で形成されたスペーサを配置することができる。これにより、貫通孔21に対して単電池10を固定しやすくなる。
支持プレート20は、金属などの熱伝導性に優れた材料で形成することができる。これにより、例えば、単電池10で発生した熱を支持プレート20に伝達しやすくなり、単電池10の放熱性を向上させることができる。ここで、単電池10の外周面および貫通孔21の内壁面の間に配置されるスペーサを、樹脂などの絶縁材料で形成すれば、単電池10および支持プレート20の間を絶縁状態とすることができる。なお、単電池10の外周面に、樹脂などで形成された絶縁層を形成すれば、スペーサを絶縁材料で形成しなくても、単電池10および支持プレート20の間を絶縁状態とすることができる。
サイドケース(本発明のケースに相当する)30は、支持プレート20に固定され、X−Y平面内において、支持プレート20から上側に突出した複数の単電池10を囲む。サイドケース30の内側に形成されるスペースSは、単電池10の温度調節に用いられる空気を移動させるための流路として用いられる。この流路(スペースS)は、サイドケース30と、支持プレート20と、アッパーカバー41とによって形成される。ここで、サイドケース30の下端に形成された開口部31は、支持プレート20に固定され、サイドケース30の上端に形成された開口部32は、アッパーカバー41によって覆われる。
サイドケース30は、Y方向において対向する第1側壁33および第2側壁34を有する。第1側壁33には、X方向に並ぶ複数の吸気口35が形成されている。各吸気口35は、矩形状に形成されており、Z方向に延びている。吸気口35は、第1側壁33を貫通しており、単電池10の温度調節に用いられる空気をスペースSに取り込むために用いられる。
吸気口35の開口面積、吸気口35の数、吸気口35の位置、吸気口35の形状は、電池モジュール1に含まれる、すべての単電池10の温度を調節することを考慮して、適宜設定することができる。
第2側壁34には、X方向に並ぶ複数の排気口36が形成されている。各排気口36は、矩形状に形成されており、Z方向に延びている。排気口36は、第2側壁34を貫通しており、スペースS内の空気をサイドケース30の外側に排出するために用いられる。
スペースS内では、吸気口35から排気口36に向かって空気が移動する。すなわち、スペースS内の空気は、Y方向に移動する。本実施形態では、排気口36の数を吸気口35の数と等しくしており、各排気口36は、Y方向において、各吸気口35と対向する位置に設けられている。なお、排気口36の開口面積、排気口36の数、排気口36の位置、排気口36の形状は、吸気口35から取り込まれた空気をY方向に移動させることを考慮して、適宜設定することができる。
複数の単電池10は、図2に示すように、複数の電池ブロック13に分けられる。各電池ブロック13は、並列に接続された複数の単電池10によって構成されている。また、複数の電池ブロック13は、直列に接続されている。図1に示す複数のバスバー51は、電池ブロック13を構成する複数の単電池10を並列に接続するとともに、2つの電池ブロック13を直列に接続するために用いられる。
図1に示すように、バスバー51は、正極タブ51aと、負極タブ51bと、Z方向に延びて、正極タブ51aおよび負極タブ51bに接続されるリード51cとを有する。図2に示す回路構成でも、正極タブ51a、負極タブ51bおよびリード51cの位置を示している。図1に示すように、複数のバスバー51は、互いに異なる形状を有しているが、以下に説明するように、同一の機能を有する。
正極タブ51aは、単電池10の正極端子11とアッパーカバー41との間に配置され、電池ブロック13を構成する複数の単電池10の正極端子11と接続される。負極タブ51bは、単電池10の負極端子12とロアカバー42との間に配置され、電池ブロック13を構成する複数の単電池10の負極端子12と接続される。ここで、ロアカバー42は、支持プレート20に固定される。
正極タブ51aと接続される電池ブロック13と、負極タブ51bと接続される電池ブロック13とは、互いに異なる。これにより、バスバー51を介して、2つの電池ブロック13を直列に接続することができる。
図1に示すように、バスバー52は、負極タブ52aと、負極タブ52aから上方(Z方向)に向かって延びるリード52bとを有する。図2に示す回路構成でも、負極タブ52aおよびリード52bの位置を示している。負極タブ52aは、単電池10の負極端子12およびロアカバー42の間に配置され、電池ブロック13を構成する複数の単電池10の負極端子12と接続される。ここで、負極タブ52aと接続される電池ブロック13は、図2に示すように、直列に接続された複数の電池ブロック13のうち、一端に位置する電池ブロック13である。リード52bは、電池モジュール1の負極端子として用いられる。
図1に示すように、バスバー53は、正極タブ53aと、正極タブ53aから下方(Z方向)に向かって延びるリード53bとを有する。図2に示す回路構成でも、正極タブ53aおよびリード53bの位置を示している。正極タブ53aは、単電池10の正極端子11およびアッパーカバー41の間に配置され、電池ブロック13を構成する複数の単電池10の正極端子11と接続される。ここで、正極タブ53aと接続される電池ブロック13は、図2に示すように、直列に接続された複数の電池ブロック13のうち、他端に位置する電池ブロック13である。リード53bは、電池モジュール1の正極端子として用いられる。
リード51cは、サイドケース30や支持プレート20の外側に配置される。このため、リード51cおよび正極タブ51aの接続部分は、サイドケース30の上端(開口部32)およびアッパーカバー41の間に位置する。また、リード51cおよび負極タブ51bの接続部分は、支持プレート20およびロアカバー42の間に位置する。
リード51cは、サイドケース30の第2側壁34に沿って配置される。ここで、リード51cは、X方向で隣り合う2つの排気口36の間に配置されており、排気口36を塞いでいない。なお、リード51cを、サイドケース30の第1側壁33に沿って配置することもできる。この場合には、リード51cによって吸気口35を塞がないように、X方向で隣り合う2つの吸気口35の間にリード51cを配置することができる。
リード52bは、サイドケース30や支持プレート20の外側に配置される。このため、リード52bおよび負極タブ52aの接続部分は、支持プレート20およびロアカバー42の間に位置する。リード53bは、サイドケース30の外側に配置される。このため、リード53bおよび正極タブ53aの接続部分は、サイドケース30の上端(開口部32)およびアッパーカバー41の間に位置する。
次に、電池パックの構造について、図3を用いて説明する。図3は、X−Y平面内で電池パックを切断したときの断面図である。
電池パック100は、2つの電池モジュール1A,1Bと、1つの吸気ダクト60と、一対の排気ダクト71,72とを有する。電池モジュール1A,1Bは、同一の構造、すなわち、図1に示す電池モジュール1の構造を有する。図3に示すX方向およびY方向は、電池モジュール1Aを図1に示す電池モジュール1としたときの方向を示す。電池モジュール1Bは、図3に示すX−Y平面内において、電池モジュール1Aを180度反転させたものである。
電池モジュール1A,1Bは、直列又は並列に接続することができる。電池モジュール1A,1Bを直列に接続するときには、電池モジュール1Aにおけるバスバー53のリード53bと、電池モジュール1Bにおけるバスバー52のリード52bとを、ケーブルなどを介して接続すればよい。電池モジュール1A,1Bを並列に接続するときには、各電池モジュール1A,1Bにおけるバスバー53のリード53bを互いに接続するとともに、各電池モジュール1A,1Bにおけるバスバー52のリード52bを互いに接続すればよい。
電池モジュール1A,1Bは、Y方向(本発明の第1方向に相当する)において並んでいる。吸気ダクト60は、X方向(本発明の第2方向に相当する)に延びているとともに、Y方向において、2つの電池モジュール1A,1Bの間に配置されている。吸気ダクト60は、Y方向で対向する一対の側壁61を有しており、一方の側壁61は、電池モジュール1Aにおけるサイドケース30の第1側壁33と接触し、他方の側壁61は、電池モジュール1Bにおけるサイドケース30の第1側壁33と接触している。一対の側壁61のそれぞれには、開口部62が形成されている。
開口部62は、吸気口35を塞がない位置に形成されている。本実施形態では、各側壁61に1つの開口部62を形成しているが、これに限るものではない。すなわち、開口部62は、吸気口35を塞がなければよく、この点を考慮して、開口部62の形状や、開口部62の位置を適宜設定することができる。
吸気ダクト60には、ブロワ200が接続されており、ブロワ200を駆動することにより、単電池10の温度調節に用いられる空気が吸気ダクト60に取り込まれる。ここで、単電池10の温度上昇を抑制するためには、単電池10を冷却するための空気、すなわち、単電池10の温度よりも低い温度の空気を吸気ダクト60に取り込めばよい。また、単電池10の温度低下を抑制するためには、単電池10を加熱するための空気、すなわち、単電池10の温度よりも高い温度の空気を吸気ダクト60に取り込めばよい。
電池パック100を車両に搭載したときには、車室内の空気を吸気ダクト60に取り込むことができる。車室とは、乗員の乗車するスペースである。車室内の空気の温度は、通常、車両に搭載されたエアコンによって調節されており、車室内の空気は、単電池10の温度調節に適している。
排気ダクト71は、X方向に延びており、電池モジュール1Aに対して、吸気ダクト60の側とは反対側に配置されている。すなわち、電池モジュール1Aは、Y方向において、吸気ダクト60および排気ダクト71の間に配置されている。排気ダクト71の側壁71aは、電池モジュール1Aにおけるサイドケース30の第2側壁34と接触しており、側壁71aには、開口部71bが形成されている。
開口部71bは、排気口36を塞がない位置に形成されている。本実施形態では、排気ダクト71に1つの開口部71bを形成しているが、これに限るものではない。すなわち、開口部71bは、排気口36を塞がなければよく、この点を考慮して、開口部71bの形状や、開口部71bの位置を適宜設定することができる。
排気ダクト72は、X方向に延びており、電池モジュール1Bに対して、吸気ダクト60の側とは反対側に配置されている。すなわち、電池モジュール1Bは、Y方向において、吸気ダクト60および排気ダクト72の間に配置されている。排気ダクト72の側壁72aは、電池モジュール1Bにおけるサイドケース30の第2側壁34と接触しており、側壁72aには、開口部72bが形成されている。
開口部72bは、排気口36を塞がない位置に形成されている。本実施形態では、排気ダクト72に1つの開口部72bを形成しているが、これに限るものではない。すなわち、開口部72bは、排気口36を塞がなければよく、この点を考慮して、開口部72bの形状や、開口部72bの位置を適宜設定することができる。
次に、図3に示す電池パック100において、単電池10の温度を調節するときの空気の流れについて説明する。
ブロワ200の駆動によって吸気ダクト60に取り込まれた空気は、吸気ダクト60に沿って移動した後、開口部62および吸気口35を通過し、各電池モジュール1A,1BのスペースSに進入する。スペースS内に進入した空気は、吸気口35から排気口36に向かって移動する間に、各単電池10と接触することにより、空気および単電池10の間で熱交換が行われる。
例えば、単電池10の温度が上昇しているとき、冷却用の空気を単電池10に接触させることにより、単電池10の温度上昇を抑制することができる。また、単電池10の温度が低下しているとき、加熱用の空気を単電池10に接触させることにより、単電池10の温度低下を抑制することができる。
吸気口35から排気口36に向かって空気を移動させることにより、各電池モジュール1A,1BのスペースSの全体において、Y方向に空気を流すことができる。これにより、スペースS内において、空気の流れを偏らせることなく、各電池モジュール1A,1Bを構成する、すべての単電池10に対して空気を接触させることができる。
電池モジュール1Aの単電池10と接触した後の空気(すなわち、熱交換後の空気)は、排気口36および開口部71bを通過して、排気ダクト71の内部に進入する。また、電池モジュール1Bの単電池10と接触した後の空気(すなわち、熱交換後の空気)は、排気口36および開口部72bを通過して、排気ダクト72の内部に進入する。熱交換後の空気は、各排気ダクト71,72に沿って移動し、電池パック100の外部に排出される。
本実施形態によれば、1つの吸気ダクト60を用いて、2つの電池モジュール1A,1Bのそれぞれに空気を供給することができる。これにより、2つの電池モジュール1A,1Bのそれぞれに吸気ダクト60を設ける場合に比べて、吸気ダクト60の数を減らすことができる。また、吸気ダクト60から各電池モジュール1A,1Bに直接空気を供給することができるため、各電池モジュール1A,1Bに供給される空気の温度を互いに等しくすることができる。これにより、電池モジュール1A,1Bにおいて、単電池10の温度調節にバラツキが発生することを抑制できる。
各電池モジュール1A,1Bに吸気ダクト60を設けると、2つの電池モジュール1A,1Bの間に、2つの吸気ダクト60が配置されることになり、Y方向における電池パック100のサイズが大型化してしまう。本実施形態によれば、1つの吸気ダクト60を用いるだけでよいため、Y方向における電池パック100のサイズが大型化することを抑制できる。
図3では、排気ダクト71,72が分離されているが、空気の流路の下流側において、排気ダクト71,72を接続することもできる。また、ブロワ200は、吸気ダクト60に接続されているが、排気ダクト71,72に接続することもできる。この場合であっても、ブロワ200を駆動することにより、単電池10の温度調節に用いられる空気を吸気ダクト60に取り込むことができる。また、上述したように、排気ダクト71,72を接続し、この接続部分よりも空気の流路の下流側にブロワ200を配置すれば、1つのブロワ200を設けるだけでよく、各排気ダクト71,72に対してブロワ200を設ける必要も無くなる。
本実施形態では、排気ダクト71,72を設けているが、排気ダクト71,72を省略することもできる。すなわち、単電池10と熱交換された後の空気を、排気口36から、各電池モジュール1A,1Bの外部に排出させるだけでもよい。
また、本実施形態では、X−Y平面内(鉛直方向と直交する平面内)において、電池モジュール1A,1B、吸気ダクト60および排気ダクト71,72を並べているが、これに限るものではない。例えば、図3において、Y方向をZ方向とすることができる。すなわち、Z方向において、電池モジュール1A,1B、吸気ダクト60および排気ダクト71,72を並べることができる。
本実施形態では、単電池10の上側に正極タブ51aを配置し、単電池10の下側に負極タブ51bを配置しているが、単電池10の上側又は下側に、正極タブ51aおよび負極タブ51bを配置することもできる。具体的には、直列に接続される2つの電池ブロック13において、一方の電池ブロック13に含まれる単電池10の正極端子11と、他方の電池ブロック13に含まれる単電池10の負極端子12とを、同一の平面内(X−Y平面内)に配置すれば、正極タブ51aおよび負極タブ51bを同一の平面内(X−Y平面内)に配置することができる。この場合には、図1に示すように、リード51cをZ方向に延ばさなくてもよい。
(第2の実施形態)
本発明における第2の実施形態について説明する。ここで、第1の実施形態で説明した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。本実施形態は、各電池モジュール1A,1Bの温度を検出する温度センサの数を低減できる構造を提供するものである。
図4は、図3に対応した図である。ここで、各電池モジュール1A,1Bの支持プレート20には、温度センサ80が固定されている。温度センサ80は、各電池モジュール1A,1BのスペースS内に配置されており、スペースS内の温度を検出する。温度センサ80は、X方向における各電池モジュール1A,1Bの中央部であって、第2側壁34と隣り合う位置に配置されている。温度センサ80によって検出された温度は、ブロワ200の駆動を制御したり、電池パック100の充放電を制御したりするときに考慮される。
各電池モジュール1A,1Bにおけるサイドケース30の第1側壁33には、2種類の吸気口35a,35bが形成されている。図5に示すように、吸気口35aの幅(X方向のサイズ)W1は、吸気口35bの幅(X方向のサイズ)W2よりも広い。図5は、電池モジュール1Aの側面図であり、バスバー51〜53を省略している。Z方向における吸気口35a,35bのサイズは、互いに等しいため、吸気口35aの開口面積は、吸気口35bの開口面積よりも大きい。
本実施形態では、幅W1,W2を異ならせることにより、吸気口35aの開口面積を35bの開口面積よりも大きくしているが、これに限るものではない。X−Z平面内における吸気口35a,35bの形状を適宜設定することにより、吸気口35aの開口面積を吸気口35bの開口面積よりも大きくすることができる。
ここで、吸気口35bの開口面積は、単電池10の温度を調節するための最低限の空気の量を考慮して設定できる。一方、吸気口35aの開口面積は、上述したように設定した吸気口35bの開口面積よりも大きくすればよい。
X方向における第1側壁33の両端側には、吸気口35aが設けられている。また、X方向における第1側壁33の中央側には、吸気口35bが設けられている。すなわち、吸気口35aは、吸気口35bよりも、X方向における第1側壁33の両端側に位置しており、吸気口35bは、吸気口35aよりも、X方向における第1側壁33の中央側に位置している。
X方向で隣り合う2つの吸気口35aの間隔D11は、X方向で隣り合う2つの吸気口35bの間隔D12と等しい。ここで、X方向で隣り合う吸気口35a,35bの間隔D13は、間隔D11,D12と等しくすることもできるし、間隔D11,D12と異ならせることもできる。
X方向における第1側壁33の両端側に配置された複数の吸気口35aは、X方向における第1側壁33の中央を通る基準線C(図5参照)に対して、対称に配置されている。また、X方向における第1側壁33の中央側に配置された複数の吸気口35bは、基準線Cに対して対称に配置されている。
吸気口35a,35bの開口面積が互いに異なると、各吸気口35a,35bからスペースSに進入する空気の量が互いに異なる。吸気口35aの開口面積は、吸気口35bの開口面積よりも大きいため、吸気口35aからスペースSに進入する空気の量は、吸気口35bからスペースSに進入する空気の量よりも多くなる。これにより、X方向における各電池モジュール1A,1Bの両端側では、X方向における各電池モジュール1A,1Bの中央側よりも空気が流れやすくなる。
吸気口35aからスペースSに進入した空気は、図6の矢印F1で示す方向(Y方向)に移動し、吸気口35bからスペースSに進入した空気は、図6の矢印F2で示す方向(Y方向)に移動する。ここで、矢印F1,F2の幅は、空気の量を表している。すなわち、矢印F1の幅は、矢印F2の幅よりも広いため、矢印F1の方向に移動する空気の量は、矢印F2の方向に移動する空気の量よりも多い。
各電池モジュール1A,1BのスペースS内において、X方向の位置に応じて空気の量を異ならせることにより、スペースS内において、図7や図8に示す温度分布を発生させることができる。図7は、冷却用の空気を電池モジュール1(1A,1B)に供給したときにおけるスペースS内の温度分布を示し、図8は、加熱用の空気を電池モジュール1(1A,1B)に供給したときにおけるスペースS内の温度分布を示す。
図7および図8に示す一点鎖線は、温度が等しい部分を結んだ線(等温線)である。図7に示す温度分布では、吸気口35a,35bから、温度センサ80が配置された場所に向かって、温度が高くなっている。
吸気口35aからスペースS内に進入する空気の量は、吸気口35bからスペースS内に進入する空気の量よりも多いため、図7に示す等温線から分かるように、X方向におけるスペースSの両端側では、X方向におけるスペースSの中央側よりも温度が低くなりやすい。
一方、吸気口35aから排気口36に向かって空気が移動するとき、空気の移動経路の下流側に位置する単電池10には、空気の移動経路の上流側に位置する単電池10と熱交換された後の空気が接触する。このため、下流側の単電池10では、上流側の単電池10に比べて、空気との熱交換が抑制される。したがって、吸気口35a,35bから排気口36に向かって、温度が高くなりやすい。
上述した理由により、図7に示す温度分布が発生する。図7に示すように、単電池10を冷却するときには、温度センサ80が配置されている場所の温度が最も高くなる。したがって、冷却用の空気を電池モジュール1(1A,1B)に供給するとき、温度センサ80によって検出された温度は、スペースS内において、最も高い温度を示すことになる。
図8に示す温度分布では、吸気口35a,35bから、温度センサ80が配置された場所に向かって、温度が低くなっている。
吸気口35aからスペースS内に進入する空気の量は、吸気口35bからスペースS内に進入する空気の量よりも多いため、図8に示す等温線から分かるように、X方向におけるスペースSの両端側では、X方向におけるスペースSの中央側よりも温度が高くなりやすい。
一方、吸気口35aから排気口36に向かって空気が移動するとき、空気の移動経路の下流側に位置する単電池10には、空気の移動経路の上流側に位置する単電池10と熱交換された後の空気が接触する。このため、下流側の単電池10では、上流側の単電池10に比べて、空気との熱交換が抑制される。したがって、吸気口35a,35bから排気口36に向かって、温度が低くなりやすい。
上述した理由により、図8に示す温度分布が発生する。図8に示すように、単電池10を加熱するときには、温度センサ80が配置されている場所の温度が最も低くなる。したがって、加熱用の空気を電池モジュール1(1A,1B)に供給するとき、温度センサ80によって検出された温度は、スペースS内において、最も低い温度を示すことになる。
図7および図8に示す温度分布が発生するように、すなわち、温度センサ80が配置された場所において、最高温度や最低温度を示すように、各吸気口35a,35bの開口面積や、各吸気口35a,35bの数を適宜設定することができる。
ブロワ200の駆動を制御したり、電池パック100の充放電を制御したりするときには、電池モジュール1A,1B内の最高温度や最低温度を把握する必要がある。
例えば、冷却用の空気を電池モジュール1A,1Bに供給するときには、各電池モジュール1A,1Bの全体の温度上昇を抑制することが好ましく、このためには、電池モジュール1A,1B内の最高温度を把握する必要がある。図7を用いて説明したように、温度センサ80によって検出された温度を監視すれば、電池モジュール1A,1B内の最高温度を把握することができる。
また、加熱用の空気を電池モジュール1A,1Bに供給するときには、各電池モジュール1A,1Bの全体の温度低下を抑制することが好ましく、このためには、電池モジュール1A,1B内の最低温度を把握する必要がある。図8を用いて説明したように、温度センサ80によって検出された温度を監視すれば、電池モジュール1A,1B内の最低温度を把握することができる。
一方、電池モジュール1A,1Bを充放電するときには、充電を許容する上限電力値や、放電を許容する上限電力値が設定され、これらの上限電力値を超えないように、充放電が制御される。各上限電力値は、電池モジュール1A,1Bの温度に応じて設定される。具体的には、各上限電力値と、電池モジュール1A,1Bの温度との対応関係(マップ又は演算式)が予め求められており、電池モジュール1A,1Bの温度に対応した上限電力値が設定される。
ここで、単電池10の過剰な発熱を抑制するために、電池モジュール1A,1Bの温度が高くなるほど、各上限電力値を低下させるようにしている。また、単電池10の入出力性能を確保するために、電池モジュール1A,1Bの温度が低くなるほど、各上限電力値を低下させるようにしている。
各電池モジュール1A,1B内において、温度のバラツキが発生するとき、各上限電力値を設定する上では、最高温度や最低温度を把握することが好ましい。すなわち、最高温度や最低温度に対応した上限電力値を設定することが好ましい。図7を用いて説明したように、単電池10を冷却するときには、温度センサ80によって検出された温度を監視することにより、電池モジュール1A,1B内の最高温度を把握することができる。また、図8を用いて説明したように、単電池10を加熱するときには、温度センサ80によって検出された温度を監視することにより、電池モジュール1A,1B内の最低温度を把握することができる。
本実施形態では、図7および図8に示すように、電池モジュール1(1A,1B)のスペースS内において、最高温度を示す場所と、最低温度を示す場所とを一致させている。この場所だけに温度センサ80を配置すれば、各電池モジュール1A,1B内における最高温度や最低温度を検出することができる。
また、1つの場所に温度センサ80を配置するだけでよいため、温度センサ80の数が増加することを抑制できる。スペースS内の複数の場所に温度センサ80を配置しておけば、最高温度や最低温度を把握することができるが、温度センサ80の数が増加しやすくなる。本実施形態では、上述したように、スペースS内を移動する空気の量を異ならせて、最高温度および最低温度を示す場所(同一の場所)を意図的に作り出しており、この場所に温度センサ80を配置するだけで、スペースS内の最高温度や最低温度を把握することができる。
さらに、図4に示すように、2つの電池モジュール1A,1Bを配置するとき、同一の構造を有する電池モジュール1A,1Bを用いることができる。すなわち、図4に示す電池モジュール1Aの向きを、X−Y平面内において、180度反転させれば、図4に示す電池モジュール1Bとなる。
このとき、電池モジュール1Aの吸気口35aと、電池モジュール1Bの吸気口35aとを、Y方向で対向させることができるとともに、電池モジュール1Aの吸気口35bと、電池モジュール1Bの吸気口35bとを、Y方向で対向させることができる。これにより、吸気ダクト60から各電池モジュール1A,1Bに対して、均等に空気を供給することができる。
また、温度センサ80は、X方向におけるスペースSの中央に配置されているため、図4に示すように電池モジュール1A,1Bを並べたとき、X方向に関して同一の位置に、各電池モジュール1A,1Bの温度センサ80を配置することができる。すなわち、X方向における電池パック100の中央に、電池モジュール1A,1Bの温度センサ80を配置することができる。これにより、電池モジュール1A,1Bにおいて、温度センサ80の配線などを、共通の構造としやすくなる。
本実施形態では、温度センサ80が配置された場所において、最高温度や最低温度を示すように、吸気口35a,35bの開口面積を異ならせているが、これに限るものではない。すなわち、図6を用いて説明したように、X方向におけるスペースSの両端側を移動する空気の量を、X方向におけるスペースSの中央側を移動する空気の量よりも多くすればよい。
例えば、図9に示すように、サイドケース30の第1側壁33に、同一の開口面積を有する複数の吸気口35を形成し、X方向で隣り合う2つの吸気口35の間隔を異ならせることができる。X方向で隣り合う2つの吸気口35の間隔を狭めるほど、スペースS内に進入する空気の量を増やすことができる。
このため、図9に示すように、X方向における第1側壁33の両端側に設けられた2つの吸気口35の間隔D21を、X方向における第1側壁33の中央側に設けられた2つの吸気口35の間隔D22よりも狭くすればよい。図9において、第1側壁33には、間隔D21で配置された吸気口35と、間隔D22で配置された吸気口35とが形成されている。
間隔D21で配置される吸気口35の数と、間隔D22で配置される吸気口35の数とは、図7や図8に示す温度分布が発生するように、適宜設定すればよい。
一方、図10に示すように、開口面積が異なる2種類の吸気口35a,35bを設けるとともに、X方向で隣り合う2つの吸気口35aの間隔D31を、X方向で隣り合う2つの吸気口35bの間隔D32よりも狭くすることができる。図10に示す構成では、図5に示す構成と同様に、X方向における第1側壁33の両端側に吸気口35aが設けられ、X方向における第1側壁33の中央側に吸気口35bが設けられている。
また、吸気口35aの幅W1は、吸気口35bの幅W2よりも広く、吸気口35aの開口面積は、吸気口35bの開口面積よりも大きい。吸気口35a,35bの数、言い換えれば、間隔D31,D32は、図7や図8に示す温度分布が発生するように、適宜設定すればよい。
図10において、X方向で隣り合う2つの吸気口35a,35bの間隔D33は、適宜設定することができる。例えば、間隔D33を、間隔D31又は間隔D32と等しくしたり、間隔D31,D32と異ならせたりすることができる。図10に示す構成であっても、X方向におけるスペースSの両端側を移動する空気の量を、X方向におけるスペースSの中央側を移動する空気の量よりも多くすることができる。
本実施形態では、2種類の吸気口35a,35bを設けているが、開口面積が互いに異なる3種類以上の吸気口35を設けることもできる。すなわち、上述したように、X方向におけるスペースSの両端側を移動する空気の量を、X方向におけるスペースSの中央側を移動する空気の量よりも多くすればよい。
具体的には、X方向における第1側壁33の両端には、最も大きい開口面積を有する吸気口35を設けることができる。そして、X方向における第1側壁33の中央に向かって、吸気口35の開口面積が小さくなるように、複数の吸気口35を並べることができる。ここで、X方向で隣り合う2つの吸気口35の間隔は、等しくすることもできるし、異ならせることもできる。X方向で隣り合う2つの吸気口35の間隔を異ならせるときには、X方向における第1側壁33の両端から、X方向における第1側壁33の中央に向かって、間隔を広げることができる。
1:電池モジュール(蓄電モジュール)、10:単電池(蓄電素子)、
20:支持プレート、30:サイドケース、35:吸気口、36:排気口、
41:アッパーカバー、42:ロアカバー、51,52,53:バスバー、
100:電池パック(蓄電装置)、60:吸気ダクト、62:開口部、
71,72:排気ダクト、71b,72b:開口部、80:温度センサ

Claims (4)

  1. 第1方向に並べられた第1および第2の蓄電モジュールを有し、
    前記第1および第2の蓄電モジュールの間には、前記各蓄電モジュールの温度を調節するための空気を、前記第1方向と直交する第2方向に移動させるための通路が形成されており、
    前記各蓄電モジュールは、
    複数の円筒型の蓄電素子と、
    前記各蓄電素子の軸が前記第1方向および前記第2方向に沿った平面と直交するように前記複数の蓄電素子が並べられた状態において、前記各蓄電素子の一部を支持する支持プレートと、
    前記支持プレートとともに前記複数の蓄電素子を囲み、前記空気が移動するスペースを形成するケースと、を有しており、
    前記ケースは、前記通路からの前記空気を前記スペース内に移動させる吸気口と、前記スペース内の前記空気を前記ケースの外部に移動させる排気口と、を有する、
    ことを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記ケースは、複数の前記吸気口が前記第2方向に並んで形成された第1側壁と、前記第1方向において前記第1側壁と対向し、前記排気口が形成された第2側壁とを有し、
    前記各蓄電モジュールは、前記第2方向における前記スペースの中央であって、前記第2側壁と隣り合う位置に配置され、前記スペース内の温度を検出する温度センサを有しており、
    前記第2方向における前記第1側壁の両端側に形成された前記吸気口の開口面積は、前記第2方向における前記第1側壁の中央側に形成された前記吸気口の開口面積よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記ケースは、複数の前記吸気口が前記第2方向に並んで形成された第1側壁と、前記第1方向において前記第1側壁と対向し、前記排気口が形成された第2側壁とを有し、
    前記各蓄電モジュールは、前記第2方向における前記スペースの中央であって、前記第2側壁と隣り合う位置に配置され、前記スペース内の温度を検出する温度センサを有しており、
    前記第2方向における前記第1側壁の両端側において、前記第2方向で隣り合う2つの前記吸気口の間隔は、前記第2方向における前記第1側壁の中央側において、前記第2方向で隣り合う2つの前記吸気口の間隔よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  4. 前記第2方向における前記第1側壁の両端側に形成された前記吸気口の開口面積は、前記第2方向における前記第1側壁の中央側に形成された前記吸気口の開口面積よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載の蓄電装置。
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