JP2016080917A - ドラムシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラムヘッドの振動を効率良く検知し、ドラムヘッドの振動に応じた音を放音する。
【解決手段】ドラム11は、第1センサー161、第2センサー162及び第3センサー163を有する。第1センサー161は、第1ドラムヘッド110の振動を示す第1信号を出力し、第3センサー163は、第2ドラムヘッド120の振動を示す第3信号を出力する。第2センサー162は、ドラム11内の音を示す第2信号を出力する。信号処理装置20は、第1信号、第2信号及び第3信号に信号処理を施し、信号処理が施された信号を増幅部220で増幅し、加算器230で加算する。加算器230で加算された信号は、スピーカへ出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、打楽器に関する。
特許文献1の図12には、ドラムに複数のピックアップを設け、ピックアップで得られた信号を混合する電子スネアドラムが開示されている。この電子スネアドラムは、胴の上端側の切欠きに第1振動ピックアップが格納され、胴の下端側の切欠きに第2振動ピックアップが格納されており、各ピックアップには振動受駒が被せられている。胴の上端側に装着され、演奏者により叩かれる第1網状ドラムヘッドは、振動受駒に接しており、第1網状ドラムヘッドの振動は、振動受駒を通じて第1振動ピックアップに伝わる。また、胴の下端側には第2網状ドラムヘッドが装着されている。第1網状ドラムヘッドの振動は、胴を通じて第2網状ドラムヘッドに伝達され、第2網状ドラムヘッドも振動する。第2網状ドラムヘッドには、スナッピー音発生手段が装着されており、第2網状ドラムヘッドの振動によりスナッピー音発生手段が励振され、スナッピー音に相当する振動が発生する。スナッピー音に相当する振動は、第2振動ピックアップに伝わる。
さらに、胴の内周面には、振動受金具が固定されている。この金具においては、胴の内側に曲がった部分に第3振動ピックアップが装着され、金具において第3振動ピックアップが装着されている部分と胴の内周面との間には防振材が挟まれている。この防振材により、第1及び第2網状ドラムヘッドの各振動は防振され、第3振動ピックアップにはリムショットに伴う衝撃だけが伝わる。
各ピックアップからの信号は、胴に設けられたミキサ装置で混合されて拡声装置へ出力され、拡声装置で音として放音される。
特許第3749788号公報
特許文献1の発明においては、ドラムヘッドは金網となっており、膜状のドラムヘッドを有するドラムの音を放音するものとはなっていない。特許文献1の発明において、ドラムヘッドを膜状のものに置き換える構成とした場合、第1及び第2振動ピックアップは胴に設けられているため、これらのピックアップにはドラムヘッドの振動だけでなく、ドラムヘッドを叩くことにより励起された胴の振動も伝わることとなる。この場合、第1及び第2振動ピックアップから得られる信号は、胴の振動も含むため、ドラムヘッドから得られる放射音とは異なるものとなってしまう。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、ドラムヘッドの振動を効率良く検知し、ドラムヘッドの振動に応じた音を放音する技術を提供することを目的とする。
本発明は、シェルと、前記シェルの一方の開口に設けられ、打面となる第1ヘッドと、前記シェルの他方の開口に設けられた第2ヘッドと、前記第1ヘッドに接し、前記第1ヘッドの振動を示す第1信号を出力する第1センサーと、前記シェルの内側に配置され、前記シェル内の音波を示す第2信号を出力する第2センサー、又は前記第2ヘッドに接し、前記第2ヘッドの振動を示す第3信号を出力する第3センサーの少なくとも一方と、を有するドラムと、前記第1信号を取得し、前記第2信号又は前記第3信号を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した信号に、遅延処理を施すことを含む信号処理手段と、前記信号処理手段から供給される信号を加算し、加算された信号を出力する出力手段と、を有する信号処理装置と、を備えるドラムシステムを提供する。
本発明においては、前記遅延処理は、少なくとも前記第1信号に遅延処理を施す構成としてもよい。
また、本発明においては、前記遅延処理は、前記第1信号と前記第3信号の位相を揃える構成としてもよい。
本発明によれば、ドラムヘッドの振動を効率良く検知し、ドラムヘッドの振動に応じた音を放音することができる。
本発明の第1実施形態に係るドラムシステムの構成を示した図。 加算器から出力された信号の周波数特性の一例を示した図。 加算器から出力された信号の時間波形の一例を示した図。 本発明の第2実施形態に係るドラムシステムの構成を示した図。 第1センサー161Bを配置するための部材を示した図。 第1信号の周波数特性の測定結果の一例を示した図。 第3信号の周波数特性の測定結果の一例を示した図。 第2信号の周波数特性の測定結果の一例を示した図。 信号処理装置20Cの構成を示した図。 信号処理装置20Dの構成を示した図。 センサーの配置の変形例を示した図。
[第1実施形態]
(ドラムシステム1の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るドラムシステム1の構成を示した図である。ドラムシステム1は、アコースティックドラムであるドラム11と信号処理装置20で構成されている。
ドラム11は、シェル100、第1ドラムヘッド110及び第2ドラムヘッド120を有する。円筒状のシェル100は、外周面に複数のラグ140を有している。第1ドラムヘッド110は、ドラムスティックにより打撃されるドラムヘッドであり、フープ130Aに連結されている。フープ130Aは、チューニングボルト150が貫通する複数の孔を有している。フープ130Aの孔及びラグ140のねじ穴に挿入されたチューニングボルト150の締め具合を調節することにより、第1ドラムヘッド110にかかる張力を調節することができる。第2ドラムヘッド120は、シェル100においてフープ130Aが取り付けられる側と反対側の開口部に取り付けられるドラムヘッドであり、フープ130Bに連結されている。フープ130Bは、チューニングボルト150が貫通する孔を有している。フープ130Bの孔及びラグ140のねじ穴に挿入されたチューニングボルト150の締め具合を調節することにより、第2ドラムヘッド120にかかる張力を調節することができる。
また、ドラム11は、第1センサー161、第2センサー162及び第3センサー163を有する。第1センサー161及び第3センサー163は、一軸の加速度センサーである。第1センサー161は、第1ドラムヘッド110の打面とは反対側の面に配置されている。また、第3センサー163は、第2ドラムヘッド120において第1ドラムヘッド110に対向する側の面に配置されている。第1センサー161は、第1ドラムヘッド110の中央から外れた位置であり、シェル100に近い位置に配置するのが好ましく、第3センサー163も、第2ドラムヘッド120の中央から外れた位置であり、シェル100に近い位置に配置するのが好ましいが、配置位置は、前述の位置に限定されるものではなく、他の位置であってもよい。
第1センサー161は、第1ドラムヘッド110の振動に対応した電気信号(第1信号)を出力し、第3センサー163は、第2ドラムヘッド120の振動に対応した電気信号(第3信号)を出力する。
なお、本実施形態においては、第1ドラムヘッド110の方向を下方向、第2ドラムヘッド120の方向を上方向とした場合、第1センサー161の検出軸の正方向を下方向とし、第3センサー163の検出軸の正方向を上方向としている。このため、第1信号は、第1ドラムヘッド110が下方向に変位すると信号の振幅が正となり、第1ドラムヘッド110が上方向に変位すると信号の振幅が負となる。また、第3信号は、第2ドラムヘッド120が下方向に変位すると信号の振幅が負となり、第2ドラムヘッド120が上方向に変位すると信号の振幅が正となる。つまり、本実施形態においては、第3信号は、第1信号と比較すると信号の位相が反転することになる。
支持部171は、帯状の金属の板を折り曲げて形成された部材である。支持部171は、シェル100の内周面に取り付けられている。第2センサー162は、本実施形態においては、マイクロホンである。第2センサー162は、支持部171に取り付けられており、ドラム11の内部の音を電気信号(第2信号)に変換する。
信号処理装置20は、ドラム11から出力される第1信号、第2信号及び第3信号に信号処理を施す装置である。信号処理装置20は、取得部200、信号処理部210、増幅部220及び加算器230を有する。
取得部200は、第1信号を取得する端子、第2信号を取得する端子及び第3信号を取得する端子を有している。取得部200は、取得した各信号を信号処理部210へ供給する。
信号処理部210は、第1信号、第2信号及び第3信号に各種信号処理を施す機能を有し、第1処理部211、第2処理部212及び第3処理部213を備える。第1処理部211は、第1信号を取得し、取得した第1信号に対して各種信号処理を施す。第1処理部211は、例えば、第1信号に対して、周波数特性を補正する処理や、遅延処理を施す。第2処理部212は、第2信号を取得し、取得した第2信号に対して各種信号処理を施す。第2処理部212は、例えば、第2信号に対して、周波数特性を補正する処理や、遅延処理を施す。第3処理部213は、第3信号を取得し、取得した第3信号に対して各種信号処理を施す。第3処理部213は、例えば、第3信号に対して、周波数特性を補正する処理や、取得した第3信号の位相を反転させる処理を施す。第1処理部211、第2処理部212及び第3処理部213で各種処理が施された信号は、増幅部220へ供給される。なお、遅延処理は、単純な遅延だけでなく、オールパスフィルタ処理による位相補正や、帯域分割処理を行い周波数帯域毎に異なる遅延を施す処理も含む。
増幅部220は、信号処理部210から供給される信号を増幅する機能を有しており、第1増幅部221、第2増幅部222及び第3増幅部223を備えている。第1増幅部221は、第1処理部211から供給される信号を増幅し、増幅された信号を加算器230へ供給する。第2増幅部222は、第2処理部212から供給される信号を増幅し、増幅された信号を加算器230へ供給する。第3増幅部223は、第3処理部213から供給される信号を増幅し、増幅された信号を加算器230へ供給する。
加算器230は、第1増幅部221、第2増幅部222及び第3増幅部223から供給される信号を取得し、取得した信号を加算する。加算器230は、取得した各信号を加算して得られた信号を、外部のスピーカへ出力する。
(ドラムシステム1の動作例)
次に、本実施形態に係るドラムシステム1の動作例について説明する。演奏者が第1ドラムヘッド110をドラムスティックで打撃すると、第1ドラムヘッド110が振動する。第1センサー161は、第1ドラムヘッド110が振動すると、振動の振幅や振動の周波数に対応した第1信号を出力する。
また、第1ドラムヘッド110が振動すると音波が発生する。第1ドラムヘッド110の振動により発生した音波は、第2センサー162に到達し、第2センサー162は、到達した音波に対応した第2信号を出力する。
また、第1ドラムヘッド110の振動により発生した音波は、第2ドラムヘッド120に到達する。第2ドラムヘッド120は、第1ドラムヘッド110から到達した音波やシェル100の振動に応じて振動する。第2ドラムヘッド120が振動すると、第3センサー163は、振動の振幅や振動の周波数に対応した第3信号を出力する。
第1処理部211は、第1センサー161から出力された第1信号に対して周波数特性を補正する処理や遅延処理を施す。本実施形態においては、この遅延処理における遅延量は、第1ドラムヘッド110から発生した音波が第2ドラムヘッド120に到達するまでにかかる時間となっている。第1処理部211は、信号処理が施された信号を第1増幅部221へ出力する。第2処理部212は、取得した第2信号に対して周波数特性を補正する処理を施す。第2処理部212は、信号処理が施された信号を第2増幅部222へ出力する。第3処理部213は、取得した第3信号に対して周波数特性を補正する処理や、位相を反転する処理を施す。第3処理部213は、信号処理が施された信号を第3増幅部223へ出力する。信号処理部210が各種信号処理を行うことにより、第1信号と第3信号の位相が揃えられる。
第1増幅部221は、第1処理部211から出力された信号を増幅して加算器230へ出力し、第2増幅部222は、第2処理部212から出力された信号を増幅して加算器230へ出力する。また、第3増幅部223は、第3処理部213から出力された信号を増幅して加算器230へ出力する。加算器230は、第1増幅部221、第2増幅部222及び第3増幅部223から出力された各信号を加算し、加算して得られた信号を外部のスピーカへ出力する。
図2は、加算器230から出力された信号の周波数特性の測定結果の一例を示した図であり、図3は、加算器230から出力された信号の時間波形の測定結果の一例を示した図である。図2、3においては、本実施形態の測定結果を実線で示しており、比較のため、第3信号の位相を反転しなかった場合の測定結果を破線で示している。
第3信号の位相を反転しなかった場合、第1信号と第3信号を加算すると、図において破線で示したように、一部の周波数の信号が打ち消されてしまい、中低域の音がなくなったような軽い音となってしまう。一方、第3信号の位相を反転した本実施形態によれば、第1信号の位相と第3信号の位相が揃うため、図に示したように、中低域の音が打ち消されることなく、ドラムヘッドの振動に対応した音を放音することができる。
また、本実施形態によれば、第1信号に対して遅延処理が施された信号と、第3信号に対して各種処理が施された信号とが加算される。このため、第1ドラムヘッド110の振動に対応してスピーカから放音される音と、第2ドラムヘッド120の振動に対応してスピーカから放音される音は、出力のタイミングが揃うこととなり、アタック音が際立ち、立ち上がりの明るい、輪郭のある音をスピーカから放音することができる。
また、本実施形態においては、第1ドラムヘッド110から第2ドラムヘッド120までの距離が固定されており、第1ドラムヘッド110から発生した音波が第2ドラムヘッド120に到達するまでにかかる時間が正確に得られるため、第1処理部211から信号が出力されるタイミングと、第3処理部213から信号が出力されるタイミングを、容易に一致させることができる。
また、本実施形態では、第1センサー161は、第1ドラムヘッド110に固着され、第2センサー162は、第2ドラムヘッド120に固着されており、ドラムヘッドの振動以外の振動を検知し難い構成となっているため、ドラムヘッドの振動に対応した音を放音することができ、他の楽器がドラムシステム1の周囲で演奏されても、他の楽器の音を検出することがない。
また、本実施形態では、第1センサー161、第2センサー162及び第3センサー163を、ドラム11の内部に備えるため、各センサーが演奏者の演奏の邪魔をすることがない。
また、本実施形態では、アコースティックドラムの構成を有しているため、信号処理装置20を介してスピーカから放音される音に加え、アコースティックドラム本来の音も放音させることができる。
また、ドラムヘッドの近傍にマイクロホンを配置し、マイクロホンでドラムヘッドの振動を検知するという構成では、ドラムヘッドが同じ振動をしたとしても、マイクロホンの配置位置が変わることにより、マイクロホンから出力される信号が異なるものとなってしまうが、本実施形態では、第1センサー161、第2センサー162及び第3センサー163の位置が固定されているため、各センサーから出力される信号は、ドラムヘッドが同じ振動をすれば、同じ信号が出力されることとなる。
また、ドラムヘッドの近傍にマイクロホンを配置し、マイクロホンでドラムヘッドの信号を検知する構成では、マイクロホンがドラムヘッドから離れた位置に配置されるため、ドラムヘッドが振動を始めてからマイクロホンで振動を検知するまでに、マイクロホンからドラムヘッドまでの距離に応じた時間を要することになるが、本実施形態によれば、第1センサー161は第1ドラムヘッド110に配置され、第2センサー162は第2ドラムヘッド120に配置されており、ドラムヘッドの振動の開始と共に振動が検知されるため、スピーカから放音する音の立ち上がりを早くすることができる。
また、本実施形態では、マイクロホンである第2センサー162から得られた信号を加算して出力するため、ドラムの放射音に対応した音を放音することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係るドラムシステム2を示した図である。本実施形態に係るドラムシステム2は、スネアドラムであるドラム12と信号処理装置20で構成されている。なお、以下の説明においては、第1実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
ドラム12は、シェル100B、第1ドラムヘッド110B、第2ドラムヘッド120B及びストレイナー190を有する。円筒状のシェル100Bは、図示を省略した複数のラグ140を外周面に有する。第1ドラムヘッド110Bは、フープ130Aに連結されている。フープ130Aの孔及びラグ140のねじ穴に挿入されたチューニングボルト150の締め具合を調節することにより、第1ドラムヘッド110Bにかかる張力を調節することができる。第2ドラムヘッド120Bは、フープ130Bに連結されている。フープ130Bの孔及びラグ140のねじ穴に挿入されたチューニングボルト150の締め具合を調節することにより、第2ドラムヘッド120Bにかかる張力を調節することができる。
ストレイナー190は、響き線180を保持するものである。ストレイナー190を操作することにより、響き線180を第2ドラムヘッド120Bに密着させることや、響き線180を第2ドラムヘッド120Bから離すことができる。
また、ドラム12は、第1センサー161B、第2センサー162B及び第3センサー163Bを有する。本実施形態においては、第1センサー161B及び第3センサー163Bは、圧電素子である。
図5は、第1センサー161Bを配置するための部材を示した図である。支持部171は、帯状の金属の板を折り曲げて形成された部材である。支持部172は、シェル100Bの内周面に取り付けられている。第1緩衝材191及び第2緩衝材192は、弾性を有する部材である。第1センサー161Bは、第1緩衝材191と第2緩衝材192により挟まれている。第2緩衝材192は、支持部171に接着され、第1センサー161Bは、第2緩衝材192に接着されている。また、第1緩衝材191は、第1センサー161Bに接着されており、第1緩衝材191は、第1ドラムヘッド110Bの打面とは反対側の面に接する。
なお、図示を省略しているが、第3センサー163Bも、第1センサー161Bと同様に、第1緩衝材191と第2緩衝材192により挟まれている。第3センサー163Bを挟む第2緩衝材192は、支持部171と同じ形状をした支持部173に接着され、第3センサー163Bは、第2緩衝材192に接着されている。また、第1緩衝材191は、第3センサー163Bに接着されており、第1緩衝材191は、第2ドラムヘッド120Bにおいて第1ドラムヘッド110Bに対向する側の面に接している。
第1センサー161Bは、第1ドラムヘッド110Bの中央から外れた位置であり、シェル100Bに近い位置に配置するのが好ましく、第3センサー163Bも、第2ドラムヘッド120Bの中央から外れた位置であり、シェル100Bに近い位置に配置するのが好ましいが、配置位置は、前述の位置に限定されるものではなく、他の位置であってもよい。
第1センサー161Bは、第1ドラムヘッド160Bの振動に対応した電気信号(第1信号)を出力し、第3センサー163Bは、第2ドラムヘッド120Bの振動に対応した電気信号(第3信号)を出力する。
第2センサー162Bは、マイクロホンである。第2センサー162Bは、支持部172に取り付けられており、ドラム12内部の音を電気信号(第2信号)に変換する。
(ドラムシステム2の動作例)
次に、本実施形態に係るドラムシステム2の動作例について説明する。演奏者が第1ドラムヘッド110Bをドラムスティックで打撃すると、第1ドラムヘッド110Bが振動する。第1センサー161Bは、第1ドラムヘッド110Bが振動すると、振動に応じて変形し、振動の振幅や振動の周波数に対応した第1信号を出力する。
また、第1ドラムヘッド110Bが振動すると音波が発生する。第1ドラムヘッド110Bの振動により発生した音波は、第2センサー162Bに到達し、第2センサー162Bは、到達した音波に対応した第2信号を出力する。
また、第1ドラムヘッド110Bの振動により発生した音波は、第2ドラムヘッド120Bに到達する。第2ドラムヘッド120B及び響き線180は、第1ドラムヘッド110Bから到達した音波に応じて振動する。第2ドラムヘッド120B及び響き線180が振動すると、第3センサー163Bは、振動に応じて変形し、振動の振幅や振動の周波数に対応した第3信号を出力する。
図6は、第1信号の周波数特性の測定結果の一例を示した図である。図6においては、第1信号の周波数特性の測定結果を実線で示しており、比較のため、第1ドラムヘッド110Bの近傍に配置したマイクロホンから出力された信号の周波数特性を破線で示している。本実施形態に係るスネアドラムは、200Hz〜300Hzに基音があり、アタック音は、1kHz〜5kHzに特徴がある。図に示したように、第1センサー161Bから出力された第1信号においては、基音やその上の倍音のピークレベルが高く、基音をマイクロホンより検知できていることがわかる。また、アタック音についても、第1信号のレベルが高く、アタック音をマイクロホンより検知できていることがわかる。
次に、図7は、第3信号の周波数特性の測定結果の一例を示した図である。図7においては、第3信号の周波数特性の測定結果を実線で示しており、比較のため、第2ドラムヘッド120Bの近傍に配置したマイクロホンから出力された信号の周波数特性を破線で示している。第2ドラムヘッド120Bに対しては響き線180が接しているため、第2ドラムヘッド120Bの振動は、7kHz〜12kHz付近に特徴がある。図7のグラフにおいて、基音近辺のレベルは、第3信号のレベルと、マイクロホンから出力された信号のレベルは、略同じとなっているが、7kHz〜12kHz付近においては、第3信号のレベルが高く、マイクロホンより検知できていることがわかる。
次に、図8は、第2信号の周波数特性の測定結果の一例を示した図である。図8においては、第3信号の周波数特性の測定結果を実線で示している。また、比較のため、第1ドラムヘッド110Bの近傍に配置したマイクロホンから出力された信号と、第2ドラムヘッド120Bの近傍に配置したマイクロホンから出力された信号とを加算した加算信号の周波数特性を破線で示している。
第2信号の周波数特性のエンベロープと、加算信号の周波数特性のエンベロープは、類似しており、マイクロホンで集音したときと同様に、ドラム12が放音した音の特徴を第2センサー162Bで検知できていることがわかる。なお、第2信号においては、シェル100Bの内部共鳴に係るピークが2kHz付近と15kHz付近にみられるが、これらのピークは、シェル100Bの内部に特定の周波数の応答を下げる音響管を配置することで修正することができる。
図4に戻り、第1処理部211は、第1センサー161Bから出力された第1信号に対して周波数特性を補正する処理や遅延処理を施す。本実施形態においては、この遅延処理おける遅延量は、第1ドラムヘッド110Bから発生した音波が第2ドラムヘッド120Bに到達するまでにかかる時間となっている。第1処理部211は、信号処理が施された信号を第1増幅部221へ出力する。
第2処理部212は、第2センサー162Bから出力された第2信号に対して周波数特性を補正する処理を施す。第2処理部212は、信号処理が施された信号を第2増幅部222へ出力する。なお、図8にみられる2kHz付近と15kHz付近のピークについては、音響管を用いるのではなく、第2処理部212が周波数特性を補正する処理により補正してもよい。
第3処理部213は、第3センサー163Bから出力された第3信号に対して周波数特性を補正する処理や、位相を反転する処理を施す。第3処理部213は、信号処理が施された信号を第3増幅部223へ出力する。
加算器230は、第1増幅部221、第2増幅部222及び第3増幅部223から出力された各信号を加算し、加算して得られた信号を外部のスピーカへ出力する。
本実施形態によれば、スネアドラムにおいても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1緩衝材191は、ドラムヘッドに接しているだけでドラムヘッドには接着されていないため、ドラムヘッドを容易に交換することが可能であり、交換後も第1センサー161B及び第3センサー163Bでドラムヘッドの振動を検知し、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図9は、本実施形態に係る信号処理装置20Cの構成を示した図である。なお、以下の説明においては、上述の実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
信号処理装置20Cは、第1信号及び第3信号に信号処理を施す装置である。信号処理装置20Cには、ドラム11又はドラム12が接続される。なお、信号処理装置20Cにドラム11を接続する場合、シェル100の内部に第2センサー162を設けない構成としてもよい。また、信号処理装置20Cにドラム12を接続する場合、シェル100Bの内部に第2センサー162Bを設けない構成としてもよい。
信号処理装置20Cは信号処理部210C、増幅部220C、加算器230及び残響部240Cを有する。信号処理部210Cは、第2処理部212を備えていない点が信号処理部210と異なり、他の構成は、信号処理部210と同じである。増幅部220Cは、第2増幅部222を備えていない点が増幅部220と異なり、他の構成は、増幅部220と同じである。加算器230は、第1増幅部221から出力された信号と第3増幅部223から出力された信号を加算する。加算器230は、各信号を加算して得られた信号を、残響部240Cへ出力する。
残響部240Cは、加算器230から出力された信号に対して予め定められたインパルス応答を畳み込む。残響部240Cが畳み込むインパルス応答は、例えば、実在するコンサートホールやスタジオなどのインパルス応答を用いることができる。また、インパルス応答としては、予め定められたマイクロホンの周波数特性を含むインパルス応答を用いてもよい。
信号処理装置20Cに供給される第1信号及び第3信号は、ドラムヘッドの振動を表しているため、ドラムから発生した放射音の成分が含まれていないが、インパルス応答を畳み込むことにより、実在のコンサートホールやスタジオで演奏したときと同様の音をスピーカから放音させることができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図10は、本実施形態に係る信号処理装置20Dの構成を示した図である。なお、以下の説明においては、上述の実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
信号処理装置20Dは、第1信号、第2信号及び第3信号に信号処理を施す装置であり、ドラム11又はドラム12が接続される。信号処理装置20Dは、信号処理装置20と同じく、信号処理部210、増幅部220及び加算器230を有する。また、信号処理装置20Dは、加算器231、検出部250及び音源部260を有する。
検出部250は、取得部200が取得した第1信号を取得する。検出部250は、取得した信号のレベルを判定し、第1ドラムヘッド110(ドラム12の場合は第1ドラムヘッド110B)に対する打撃の強さを検知する。検出部250は、打撃の強さ判定すると、打撃の強さの強弱(ベロシティ)示す信号を音源部260へ出力する。
音源部260は、ドラムの音を表す信号を出力する機能を有する。音源部260が出力する信号が表す音は、電子的な音など、各種の音を採用することもできる。音源部260が出力する信号は、加算器230から出力される信号を補完する信号であるのが好ましい。音源部260は、検出部250から打撃の強さを示す信号が供給されると、ドラムの音を表す信号であって、検出部250が検出したベロシティの信号を加算器231へ出力する。加算器231は、加算器230が出力した信号と、音源部260が出力した信号を加算し、加算して得られた信号を外部のスピーカへ出力する。
本実施形態によれば、ドラムヘッドへの打撃を契機にして、音源部260から出力される信号が示す音を、ドラム11及びドラム12が放射する音に重ねて放音することができる。また、ドラムヘッドが打撃されたことを、マイクロホンを用いて検知する構成の場合、打撃されたドラムとは異なる楽器の音でもドラムヘッドが打撃されたと検知してしまう虞があり、ドラムヘッドとマイクロホンの距離が離れていると、打撃されてから打撃を検知するまでに時間がかかり、ドラムヘッドが打撃されてから音源の音が放音されるまでの時間差が大きくなる虞がある。
一方、本実施形態によれば、第1信号は、ドラムヘッドの振動に応じてレベルが変化し、ドラムヘッドが打撃されたことを第1信号から検知しているため、打撃されたドラムが発した音とは異なる楽器の音を誤って検知する虞がなく、また、ドラムヘッドが打撃されてから音源の音が放音されるまでの時間差を小さくすることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、第3信号に信号処理を施した信号を加算せず、第1信号に信号処理を施した信号と、第2信号に信号処理を施した信号とを加算して出力する構成であってもよい。この構成を実現するため、上述した信号処理装置20、20Dにおいては、第3処理部213と第3増幅部223を備えない構成であってもよい。また、ドラム11は、第3センサー163を備えず、ドラム12は、第3センサー163Bを備えない構成であってもよい。
上述した実施形態においては、第1処理部211は、遅延処理を行わないようにしてもよい。また、第2処理部212は、第2信号に対して遅延処理を施すようにしてもよい。
上述した第1実施形態においては、第3処理部213は、第3信号の位相を反転しているが、第3センサー163の配置位置によっては、第3処理部213は、第3信号の位相を反転しない構成としてもよい。例えば、第3センサー163の検出軸の正方向が下方向となるように第3センサー163を第2ドラムヘッド120に配置すれば、第3信号は、第1信号に対して位相が反転しないため、第3処理部213において、第3信号の位相を反転しないようにすることができる。また、第3センサー163の検出軸の正方向が下方向となるように第3センサー163を第2ドラムヘッド120の下側に配置してもよい。また、信号の位相を信号処理部210で反転しない構成の場合、第1センサー161の検出軸の正方向が上方向となるように第1センサー161を第1ドラムヘッド110に配置してもよい。
上述した第1実施形態では、第1センサー161及び第3センサー163に加速度センサーを用い、第2実施形態では、第1センサー161B及び第3センサー163Bに圧電素子を用いているが、ドラムヘッドの振動を検出するセンサーは、これらのセンサーに限定されるものではなく、他のセンサーを用いてもよい。
例えば、発光素子と光電変換素子を有する光センサーを支持部171や支持部173でドラムヘッドから離して配置する。発光素子は、ドラムヘッドに向けて光を発し、光電変換素子は、発光素子から出力されてドラムヘッドで反射した光を受光し、受光した光に応じた信号を出力する。ドラムヘッドが振動すると、光電変換素子に入射する光が振動に応じて変化するため、光電変換素子が出力する信号はドラムヘッドの振動に対応したものとなる。この信号を信号処理装置20、20C、20Dで信号処理を行うことにより、ドラムヘッドの振動に対応した音を放音することができる。
また、ドラムヘッドの振動を検出するセンサーとしては、ひずみゲージを用いてもよく、また、電磁ピックアップを用いてもよい。
上述した第1実施形態においては、第1センサー161や第3センサー163は、ドラム11の内部にあり、第2実施形態においては、第1センサー161Bや第3センサー163Bは、ドラム12の内部にあるが、これらの構成に限定されるものではない。
図11の(a)は、第1センサー161の配置の変形例を示した図である。本変形例においては、金属の板を加工した支持部174がフープ130Aに取り付けられている。また、第2緩衝材192が、支持部174に接着され、第1センサー161Bは、第2緩衝材192に接着されている。また、第1緩衝材191が、第1センサー161Bに接着されており、第1緩衝材191が、第1ドラムヘッド110に接している。本変形例においても、第1ドラムヘッド110の振動に対応した信号を信号処理装置20へ供給することができる。
また、図11の(b)は、上述した変形例に係る光センサー161Eの配置例を示した図である。図11の(b)に示したように、光センサー161Eを支持部174に取り付け、第1ドラムヘッド110の振動に対応した信号を信号処理装置20へ供給してもよい。
上述した実施形態においては、第2センサー162や第2センサー162Bはシェルの内周面近傍に配置されているが、シェルの中心部分に配置してもよい。また、第2センサー162や第2センサー162Bを、図1や図4に示した位置より第1ドラムヘッド110や第1ドラムヘッド110Bに近づけて配置してもよい。
上述した実施形態においては、信号処理装置20、20Dは、増幅部220を有し、信号処理装置20Cは、増幅部220Cを有しているが、増幅部220や増幅部220Cを備えない構成とし、信号処理装置20、20C、20Dが出力した信号を外部のアンプで増幅してスピーカへ供給する構成としてもよい。
また、信号処理装置20、20Dは、信号処理部210及び増幅部220を備えず、取得部200が取得した信号を加算器230で加算する構成としてもよい。また、信号処理装置20Cは、信号処理部210C及び増幅部220Cを備えず、取得部200が取得した信号を加算器230で加算する構成としてもよい。また、信号処理装置20Cは、信号処理部210C、増幅部220C及び残響部240Cを備えず、取得部200が取得した信号を加算器230で加算する構成としてもよい。
1、2…ドラムシステム、11、12…ドラム、20、20C、20D…信号処理装置、100、100B…シェル、110、110B…第1ドラムヘッド、120、120B…第2ドラムヘッド、161、161B…第1センサー、162、162B…第2センサー、163、163B…第3センサー、180…響き線、190…ストレイナー、200…取得部、210、210C…信号処理部、211…第1処理部、212…第2処理部、213…第3処理部、220、220C…増幅部、221…第1増幅部、222…第2増幅部、223…第3増幅部、230、231…加算器、240C…残響部、250…検出部、260…音源部

Claims (3)

  1. シェルと、
    前記シェルの一方の開口に設けられ、打面となる第1ヘッドと、
    前記シェルの他方の開口に設けられた第2ヘッドと、
    前記第1ヘッドに接し、前記第1ヘッドの振動を示す第1信号を出力する第1センサーと、
    前記シェルの内側に配置され、前記シェル内の音波を示す第2信号を出力する第2センサー、又は前記第2ヘッドに接し、前記第2ヘッドの振動を示す第3信号を出力する第3センサーの少なくとも一方と、
    を有するドラムと、
    前記第1信号を取得し、前記第2信号又は前記第3信号を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した信号に、遅延処理を施すことを含む信号処理手段と、
    前記信号処理手段から供給される信号を加算し、加算された信号を出力する出力手段と、
    を有する信号処理装置と、
    を備えるドラムシステム。
  2. 前記遅延処理は、少なくとも前記第1信号に遅延処理を施すこと
    を特徴とする請求項1に記載のドラムシステム。
  3. 前記遅延処理は、前記第1信号と前記第3信号の位相を揃えること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドラムシステム。
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