JP2016080180A - 風呂装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】間接加熱方式の風呂装置において、特に、瞬時効率が高い状態での運転時間を長く確保することで効率を改善することを課題とする。
【解決手段】燃焼式加熱装置g2の作動状態で、熱媒循環回路C1に熱媒を循環させると共に浴槽水循環回路L7、L8に浴槽水を循環させて浴槽水を追焚きする追焚き処理において、所定の第1熱媒温度に熱媒を加熱して浴槽水を追焚きする第1追焚き処理と、第1追焚き処理に要する時間よりも長くかつ最長追焚き時間と同じかより短い時間で追焚き処理が完了する第2熱媒温度を決定し、第2熱媒温度に熱媒を加熱して浴槽水を追焚きする第2追焚き処理とを選択的に行う追焚き処理手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱媒加熱用の燃焼式加熱装置と、前記燃焼式加熱装置の燃焼により熱媒を加熱する第1熱交換器を有する熱媒循環回路と、浴槽内の浴槽水が循環される浴槽水循環回路と、前記熱媒循環回路を通流する熱媒と前記浴槽水循環回路を通流する浴槽水とを熱交換させて前記浴槽水を加熱する第2熱交換器とを備えた風呂装置に関する。
特許文献1では、温水循環用の回路21,22を流れる熱媒をバーナ4Bを用いて加熱し、当該加熱された熱媒の熱を追焚き用熱交換器28を介して浴槽水循環用の回路31,32を流れる浴槽水に伝えることで、浴槽水を追焚きする風呂設備が開示されている。この風呂設備では、バーナで浴槽水を直接加熱するのではなく温水循環用の回路21,22を介して間接的に浴槽水を加熱するように構成されている。
このような、いわゆる間接加熱方式の風呂装置の効率は、従来は『定格(最大)出力で連続運転した際の入力熱量にて出力熱量を除算する』形態で算出されていたが、近年、より実際の使用状態に即した効率(例えば、断続運転をも含む運転状態で算出される効率)での評価を行うことが検討されている。
特開2009−144935号公報
発明者らは、上記特許文献1に示される風呂装置にて間接加熱方式で追焚き処理を実行するときで、特に、実際の使用状態に即した効率、即ち、断続運転等をも含む状態で算出される効率での評価を行う場合、熱効率に改善の余地があることを見出した。具体的には、間接加熱方式で追焚き処理を実行するときには、瞬時効率(瞬間的な熱効率)は運転開始から徐々に上昇していくが、瞬時効率が上昇し切る前に追焚き処理が終了する場合があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、間接加熱方式での追焚き処理において、瞬時効率が高い状態での運転時間を長く確保することで、追焚き処理の効率を改善することが可能な風呂装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る風呂装置の特徴構成は、熱媒加熱用の燃焼式加熱装置と、燃焼式加熱装置の燃焼により熱媒を加熱する第1熱交換器を有する熱媒循環回路と、浴槽内の浴槽水が循環される浴槽水循環回路と、前記熱媒循環回路を通流する熱媒と前記浴槽水循環回路を通流する浴槽水とを熱交換させて前記浴槽水を加熱する第2熱交換器とを備えた風呂装置において、前記燃焼式加熱装置の作動状態で前記熱媒循環回路に熱媒を循環させると共に前記浴槽水循環回路に浴槽水を循環させて浴槽水を追焚きする追焚き処理において、所定の第1熱媒温度に前記熱媒を加熱して浴槽水を追焚きする第1追焚き処理と、前記第1追焚き処理に要する時間よりも長くかつ最長追焚き時間と同じかより短い時間で追焚き処理が完了する第2熱媒温度を決定し、前記第2熱媒温度に前記熱媒を加熱して浴槽水を追焚きする第2追焚き処理とを選択的に行う追焚き処理手段を備えた点にある。
追焚き処理の熱効率が低い原因について本願発明の発明者らは鋭意研究の結果、従来の追焚き処理においては、瞬時効率が上昇しきる前に追焚き処理が終了する場合があるという新たな知見を得た。図3に従来の追焚き処理(第1追焚き処理)の瞬時効率を示す。図3に示す従来の追焚き処理では、瞬時効率が平均的に60%を超えてから約15秒で追焚き処理が終了しており、瞬時効率が高い状態での運転期間が極めて短い場合があった。
上記特徴構成によれば、風呂装置は、所定の第1熱媒温度に熱媒を加熱して浴槽水を追焚きする第1追焚き処理と、第1追焚き処理に要する時間よりも長くかつ最長追焚き時間と同じかより短い時間で追焚き処理が完了する第2熱媒温度を決定し、第2熱媒温度に熱媒を加熱して浴槽水を追焚きする第2追焚き処理とを選択的に行う。第2追焚き処理では、第1追焚き処理に要する時間よりも長い時間で追焚き処理を完了するように第2熱媒温度を決定して追焚き処理を行うため、瞬時効率が高い状態での運転期間が第1追焚き処理に比べて長くなり、総合的な熱効率が向上する。また第2追焚き処理では、最長追焚き時間と同じかより短い温度で追焚き処理が完了するように第2熱媒温度を決定するため、追焚き処理が無制限に長くなることを防止でき、使用者の利便性を損なうことがない。すなわち上記特徴構成によれば、熱効率を向上しつつ使用者の利便性を確保することが可能な風呂装置を実現することができる。なお最長追焚き時間は、第2追焚き処理に要する時間の上限であって、使用者の利便性を損なわない程度の時間として予め設定された時間である。
本発明に係る風呂装置の更なる特徴構成は、前記第1追焚き処理に要する時間よりも長くかつ前記最長追焚き時間と同じかより短い時間である第2追焚き時間で追焚き処理が完了する前記第2熱媒温度を決定するにあたり、浴槽水を追焚き完了温度に加熱するために要する必要投入熱量を前記第2追焚き時間で除算することで求められる毎時投入熱量に基づいて前記第2熱媒温度を決定する点にある。
上記特徴構成によれば、浴槽水を追焚き完了温度に加熱するために要する必要投入熱量
を第2追焚き時間で除算することで求められる毎時投入熱量に基づいて第2熱媒温度を決定するので、第2追焚き時間で追焚き処理がちょうど完了する熱媒の温度を精度よく求めることができる。これにより、追焚きに要する時間を利便性が損なわれない範囲に留めつつ、その時間内で追焚き処理をできるだけ長く行うことができるので、瞬時効率が高い期間を可及的に長くでき、熱効率をより高めることができる。
本発明に係る風呂装置の更なる特徴構成は、前記風呂装置が設置される施設の外気温度を検出する外気温度検出手段を備え、前記追焚き処理手段は、前記外気温度検出手段によって検出された前記外気温度に基づいて前記第2追焚き時間を決定するようにした点にある。
風呂装置が設置される施設の外気温度が低い場合、浴槽水循環回路での放熱が大きくなる可能性がある。そうすると、第2追焚き時間で追焚き処理が完了するように第2熱媒温度を決定したとしても、実際に追焚き処理を行った場合に第2追焚き時間よりも長い時間を要してしまう恐れがある。上記特徴構成によれば、外気温度検出手段によって検出された外気温度に基づいて第2追焚き時間を決定するので、放熱による影響も考慮して第2追焚き時間を決定できる。
本発明に係る風呂装置の更なる特徴構成は、前記浴槽が設置される浴室の浴室温度を検出する浴室温度検出手段を備え、前記追焚き処理手段は、前記浴室温度検出手段によって検出された前記浴室温度に基づいて前記第2追焚き時間を決定するようにした点にある。
浴室の浴室温度が低い場合、浴室での浴槽水からの放熱が大きくなる可能性がある。そうすると、第2追焚き時間で追焚き処理が完了するように第2熱媒温度を決定したとしても、実際に追焚き処理を行った場合に第2追焚き時間よりも長い時間を要してしまう恐れがある。また浴室温度が低い状況において、例えば入浴者がいる場合はより短い時間で追焚き処理を完了することが望ましい。上記特徴構成によれば、浴室温度検出手段によって検出された浴室温度に基づいて第2追焚き時間を決定するので、放熱による影響も考慮して第2追焚き時間を決定できる。
本発明に係る風呂装置の更なる特徴構成は、前記追焚き処理手段は、前記浴槽の断熱性能に関する指標に基づいて前記第2追焚き時間を決定するようにした点にある。
近年は浴槽の断熱性能が向上し、長時間の保温を行っても浴槽水の温度がほとんど低下しないものもあるが、浴槽の断熱性能が低い場合には浴槽での放熱が大きくなる。そうすると、第2追焚き時間で追焚き処理が完了するように第2熱媒温度を決定したとしても、実際に追焚き処理を行った場合に第2追焚き時間よりも長い時間を要してしまう恐れがある。上記特徴構成によれば、浴槽の断熱性能に関する指標に基づいて第2追焚き時間を決定するので、放熱による影響も考慮して第2追焚き時間を決定できる。
本発明に係る風呂装置の更なる特徴構成は、前記風呂装置の使用者からの指令を受け付ける操作部を備え、前記追焚き処理手段が、前記操作部が前記追焚き処理を実行する旨の指令を受け付けた場合に前記第1追焚き処理を行うよう構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、操作部が追焚き処理を実行する旨の指令を受け付けた場合に、追焚き処理手段が第1追焚き処理を行うので、第2追焚き処理を行う場合に比べて短い時間で追焚き処理を完了することができ、追焚きの実行を希望している使用者の待ち時間を短くして満足度を高めることができる。すなわち、使用者の利便性をより高めることができる。
本発明に係る風呂装置の更なる特徴構成は、前記追焚き処理手段は、前記第1熱媒温度よりも低い第3熱媒温度に熱媒を加熱して浴槽水を追焚きした場合に追焚き処理に要する時間を算出し、当該時間が前記最長追焚き時間と同じかより短い場合は前記第3熱媒温度を前記第2熱媒温度に決定して前記第2追焚き処理を行い、当該時間が前記最長追焚き時間より長い場合は、前記最長追焚き時間で追焚き処理が完了する熱媒の温度を前記第2熱媒温度に決定して前記第2追焚き処理を行う点である。
追焚き処理に要する時間は、浴槽に貯留された浴槽水の温度と総量により変動する。よって、第1熱媒温度よりも低い温度に予め設定された第3熱媒温度で第2追焚き処理を行う際、追焚きに要する時間が非常に長くなる場合がある。そうすると、湯張りの後に設定湯張り温度への追焚きを行う自動湯張り運転や、その後の保温運転において、設定湯張り温度に到達するのに長い時間を要することとなり、使用者の利便性を損なう恐れがある。
上記特徴構成によれば、第3熱媒温度での追焚き処理に要する時間を算出し、当該時間が最長追焚き時間と同じかより短い場合は第3熱媒温度を第2熱媒温度に決定して第2追焚き処理を行い、当該時間が最長追焚き時間より長い場合は、最長追焚き時間で追焚き処理が完了する熱媒の温度を第2熱媒温度に決定して第2追焚き処理を行うので、追焚き処理に要する時間が最長追焚き時間より長くなることがなく、使用者の利便性を損なう事態の発生を抑制できる。
本発明の風呂装置の概略構成図 本発明に係る風呂装置の制御を示す説明図 本発明に係る風呂装置の運転状態を示す説明図(第1追焚き処理) 本発明に係る風呂装置の運転状態を示す説明図(第2追焚き処理)
本発明は、所謂、間接加熱方式の風呂装置において、特に、瞬時効率が高い状態での運転時間を長く確保することで追焚き処理の効率を改善することが可能な風呂装置に関する。以下、本発明に係る風呂装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
風呂装置100は、暖房端末HU、LUに熱を供給すると共に浴槽10および給湯栓33に温度調整した湯水を供給すべく、熱媒および湯水を加熱・供給可能な熱源機Gと、当該熱源機Gの運転を制御する運転制御部Cと、その運転制御部Cに各種運転指令を発するメインリモコンR1および浴室リモコンR2とを備えて構成されている。
ちなみに、メインリモコンR1は炊事場の近傍に設置され、浴室リモコンR2は浴槽10が設置された浴室内に設けられている。
〔熱源機に係る構成〕
図1に示すように、熱源機Gは、ケーシング51により外囲されるものであり、一般家庭用の水道管に接続された給水路L2からの水をガス燃焼式の給湯用バーナg1により加熱して、加熱後の湯水を給湯栓33や浴槽10へ供給する給湯用加熱部H1と、高温暖房端末HUおよび低温暖房端末LUへ循環供給する熱媒や浴槽10の内部に貯留される浴槽水を追焚きする熱媒をガス燃焼式の熱媒加熱用バーナg2により加熱する熱媒加熱部H2とを備えて構成されている。ちなみに、高温暖房端末HUとしては浴室暖房乾燥機が、低温暖房端末LUとしては床暖房装置が設けられている。
図1に示すように、給湯用加熱部H1に備えられる給湯用バーナg1には、一般家庭用の燃料ガス(例えば、都市ガス13A)を供給する第1ガス供給路21aが接続されており、熱媒加熱部H2に備えられる熱媒加熱用バーナg2にも、燃料ガスを供給する第2ガス供給路21bが接続されている。第1ガス供給路21aおよび第2ガス供給路21bの夫々には、燃料ガスの供給を断続する開閉弁V1、V3と、燃料ガス供給量を調整する電磁式のガス比例弁V2、V4が夫々設けられている。また、給湯用加熱部H1および熱媒加熱部H2には、給湯用バーナg1および熱媒加熱用バーナg2の夫々に、燃焼用空気を供給する燃焼用ファン12a、12bが設けられている。
なお図示は省略するが、給湯用バーナg1および熱媒加熱用バーナg2の近傍には、点火用のイグナイタおよび着火を検出するフレームロッドが設けられている。
給湯用加熱部H1および熱媒加熱部H2には、バーナg1、g2の燃焼排ガスの顕熱を主に回収する主熱交換器EX1、EX3と、潜熱を主に回収する副熱交換器EX2、EX4とを備えて構成されている。ここで、主熱交換器EX1、EX3と副熱交換器EX2、EX4とは、給湯用バーナg1および熱媒加熱用バーナg2から排気路22へ向かう燃焼排ガスの流動方向において、副熱交換器EX2、EX4が主熱交換器EX1、EX3よりも下流側に位置する状態で配設されている。なお、本発明にあっては、熱媒加熱部H2に設けられる主熱交換器EX3と副熱交換器EX4とが第1熱交換器として機能する。
これにより、給湯用加熱部H1においては、湯水が、副熱交換器EX2にて主として給湯用バーナg1の燃焼排ガスの潜熱により加熱された後、主熱交換器EX1にて主として給湯用バーナg1の燃焼排ガスの顕熱により加熱される。また、熱媒加熱部H2においては、熱媒が、副熱交換器EX4にて主として熱媒加熱用バーナg2の燃焼排ガスの潜熱により加熱された後、主熱交換器EX3にて主として熱媒加熱用バーナg2の燃焼排ガスの顕熱により加熱される。
給湯用加熱部H1の副熱交換器EX2および熱媒加熱部H2の副熱交換器EX4からは、燃焼生成水である酸性の凝縮水、即ち、ドレンが生成するが、当該ドレンはドレンパン23に集められ中和器24にて中和された後、ドレンタンク25に貯留されるように構成されている。ドレンタンク25には、ドレンの貯留量が上限貯留量以上であることを検出するドレンセンサS1が設けられおり、当該ドレンセンサS1にてドレンの貯留量が上限貯留量以上であることが検出されると、ドレン排水ポンプP3が作動し、ドレンタンク25に貯留されているドレンが、排水管L1を介して、浴室の床面に設けられた排水口13から外部に排出されるように構成されている。ちなみに、排水管L1のうち熱源機Gの外部(ケーシング51の外側)に位置する部分は、後述する浴槽戻り路L7のうち、熱源機Gの外側に配設される浴槽戻り外管L7bの内部に配設されている。
〔給湯に係る構成〕
給水路L2が、給湯用加熱部H1の副熱交換器EX2の入口に接続されている。一端に給湯栓33を有する給湯路L4の他端が、給湯用加熱部H1における主熱交換器EX1の出口に接続されている。これにより、給水路L2から供給される湯水は、副熱交換器EX2および主熱交換器EX1にて順に加熱された後、給湯路L4を介して給湯栓33から供給される。
給水路L2には、給水温度を検出する給水サーミスタS7と給水流量を検出する流量センサS8とが設けられている。給水路L2における給水サーミスタS7および流量センサS8よりも下流側の箇所が、主熱交換器EX1および副熱交換器EX2を迂回する給水バイパス路L3にて、給湯路L4に接続されている。
給湯路L4には、給水バイパス路L3の接続箇所よりも上流側に、主熱交換器EX1からの湯水温度を検出する出湯サーミスタS4が設けられている。給湯路L4における給水バイパス路L3の接続箇所よりも下流側には、上流側から順に、給湯としての湯水温度を検出する給湯サーミスタS6、湯水流量を調整可能な比例弁V9、一般給湯の割り込みを検出する割り込み検出用水量センサS9が設けられている。
また、給湯路L4と給水バイパス路L3との接続箇所には、主熱交換器EX1からの湯水と給水バイパス路L3からの湯水との混合比を調整可能なミキシング弁V11が設けられている。
以上より、各サーミスタおよび流量センサの出力に基づいて、給水バイパス路L3を通流する流量が調整される形態で、給湯温度がメインリモコンR1にて設定される目標給湯温度に調整され、給湯栓33から給湯される。
〔熱媒循環に係る構成〕
熱媒循環回路は、熱媒加熱部H2の主熱交換器EX3の出口から流出した熱媒を、熱媒と浴槽水とを熱交換する追焚き熱交換器EX5(第2熱交換器の一例)に通過させ熱媒加熱部H2の副熱交換器EX4の入口へ戻す追焚き回路C1と、熱媒加熱部H2の主熱交換器EX3の出口から流出した熱媒を高温暖房端末HUを通過させ熱媒加熱部H2の副熱交換器EX4の入口へ戻す高温暖房回路C2と、熱媒加熱部H2の主熱交換器EX3の出口から流出した熱媒を追焚き熱交換器EX5と高温暖房端末HUとをバイパス状態で熱媒加熱部H2の副熱交換器EX4の出口へ導く熱媒バイパス路L9と、熱媒加熱部H2の主熱交換器EX3の出口から流出した熱媒を熱媒バイパス路L9を介して低温暖房端末LUを通過させ熱媒加熱部H2の副熱交換器EX4の入口へ戻す低温暖房回路C3とを備えている。ここで、追焚き回路C1は、熱媒加熱部H2の主熱交換器EX3の出口から追焚き熱交換器EX5までに配設される追焚き往き路L11と、追焚き熱交換器EX5から熱媒加熱部H2の副熱交換器EX4の入口までに配設される追焚き戻り路L10とを備えている。
熱媒バイパス路L9には、熱媒のバイパス流量を調整自在なバイパス用熱動弁V12が設けられ、追焚き回路C1の追焚き往き路L11には、追焚き熱交換器EX5を通過する熱媒流量を調整可能な追焚き用熱動弁V8が設けられ、高温暖房回路C2には、高温暖房端末HUを通過する熱媒流量を調整可能な高温暖房用熱動弁V10が設けられ、低温暖房回路C3には、低温暖房端末LUを通過する熱媒流量を調整可能な低温暖房用熱動弁V13が設けられている。
また、熱媒加熱部H2の副熱交換器EX4の出口と主熱交換器EX3の入口との間には、熱媒を副熱交換器EX4から主熱交換器EX3の側へ圧送する熱媒循環ポンプP2が設けられている。
更に、熱媒加熱部H2の主熱交換器EX3の出口には、当該出口から流出する湯水温度を検出する熱媒サーミスタS3が設けられると共に、図示は省略するが低温暖房端末LUおよび高温暖房端末HUの内部には、自身を通過した熱媒の温度を検出する高温暖房サーミスタおよび低温暖房サーミスタが夫々備えられている。
なお、熱媒加熱部H2の副熱交換器EX4への入口には、熱媒の膨張を吸収可能な膨張タンク50が設けられている。
〔追焚きに係る構成〕
追焚き熱交換器EX5の湯水出口と浴槽10の側壁部下方側に装着された循環アダプタ11とが、浴槽往き路L8にて接続され、循環アダプタ11と追焚き熱交換器EX5の湯水入口とが、浴槽戻り路L7にて接続され、その浴槽戻り路L7に、浴槽10の湯水を吸引して追焚き熱交換器EX5へ送出する浴槽水循環ポンプP1が設けられている。
説明を追加すると、浴槽往き路L8が、熱源機Gの内部に位置する浴槽往き内管L8aと、熱源機Gから外部へ延出されて循環アダプタ11の往き用接続部11aに接続される浴槽往き外管L8bとから構成されている。また、浴槽戻り路L7が、熱源機Gの内部に位置する浴槽戻り内管L7aと、熱源機Gから外部へ延出されて、循環アダプタ11の戻り用接続部11bに接続される浴槽戻り外管L7bとから構成されている。そして、浴槽戻り路L7と浴槽往き路L8とで本発明の浴槽水循環回路を構成する。
浴槽戻り路L7には、上流側から順に、浴槽戻り路L7の内部の湯水の圧力を検出することによって浴槽10内の水位を検出する水位センサS10、浴槽10から戻る浴槽水の温度を検出する浴槽戻りサーミスタS2、浴槽戻り路L7を開閉する電磁式の開閉弁V7、上述した浴槽水循環ポンプP1、および水流スイッチ41が設けられている。
また、浴槽往き路L8には、浴槽10に供給される湯水の温度を検出する浴槽往きサーミスタS5が設けられている。
〔湯張りに係る構成〕
給湯路L4における比例弁V9と割り込み検出用水量センサS9との間の箇所から、給湯路L4からの湯水を浴槽10へ供給するための湯張り路L5が分岐されて、その湯張り路L5が、浴槽戻り路L7における浴槽水循環ポンプP1と水流スイッチ41との間に接続されている。当該湯張り路L5には、上流側から順に、湯張り路L5を開閉する電磁式の開閉弁V5と、湯張り路L5に連通する空気層形成用ホッパ40と、逆止弁42とが設けられている。
空気層形成用ホッパ40には、湯水を排水する排水路L6と、当該排水路L6を開閉する電磁式の排水弁V6とが設けられ、排水路L6の下流側端部が浴槽戻り路L7における開閉弁V7と浴槽水循環ポンプP1との間に接続されている。
従って、開閉弁V5を開弁すると、給湯用加熱部H1にて加熱され湯張り路L5を介して供給される湯水が、浴槽戻り路L7に供給され、浴槽戻り路L7に供給された湯水が浴槽10側と追焚き熱交換器EX5側の両側に向けて分流する形態で供給されることになる。即ち、湯張り路L5を介して供給される湯水は、浴槽往き路L8および浴槽戻り路L7の両方を介して浴槽10に供給される。
〔熱源機の運転制御〕
熱源機Gは、上述した機器類を装備するものであって、上述の説明から明らかなように、加熱した湯水を給湯栓33に供給する給湯処理、加熱した湯水を浴槽10へ供給する湯張り処理、加熱した熱媒を暖房端末HU、LUへ循環供給する端末加熱処理、および浴槽10内の浴槽水を加熱する追焚き処理、並びにドレン排水処理を行うように構成されている。
即ち、運転制御部Cが、後述する如く、メインリモコンR1や浴室リモコンR2からの指令情報、およびケーシング51の内部に装備したセンサ類の検出情報に基づいて、ケーシング51の内部に装備した機器類を作動させて、給湯処理による給湯運転、湯張り処理等による自動湯張り運転、自動湯張り運転に続いて行う保温運転、浴槽10に追加で湯張り給湯する足し湯運転、端末加熱処理による高温暖房運転・低温暖房運転、および追焚き処理による手動追焚き運転、並びに、ドレン排水処理によるドレン排水運転を実行するように構成されている。
〔リモコンに係る構成〕
メインリモコンR1(操作部)および浴室リモコンR2(操作部)は、同様に構成されるものであり、以下、メインリモコンR1を代表にして説明する。
図1に示すように、メインリモコンR1には、運転の開始と停止を指令する運転スイッチSw1、自動湯張り運転指令を指令する風呂自動スイッチSw2、給湯温度を設定する給湯温度設定スイッチSw3、設定湯張り温度としての目標湯張り温度を設定する浴槽温度設定スイッチSw4、浴槽10の浴槽水の目標水位を設定する水位設定スイッチSw5、浴槽10に追加で湯張り給湯する足し湯スイッチSw6、手動追焚き運転を指令する追焚きスイッチSw7、設定温度等の各種情報を表示する表示部81、暖房端末HU、LUの運転の開始を指令する暖房運転スイッチSw8、および湯張りが終了したこと等を報知する報知装置82等が設けられている。メインリモコンR1は、運転制御部Cに接続され、上述の指令を運転制御部Cへ送信する。
〔温度センサに係る構成〕
外気温度サーミスタS11(外気温度検出手段)は、熱源機Gに設けられ運転制御部Cに接続されている。外気温度サーミスタS11は、風呂装置100が設けられる住宅等の外気温度を検出して、運転制御部Cへ送信する。
浴室温度サーミスタS12(浴室温度検出手段)は、浴室リモコンR2に設けられ運転制御部Cに接続されている。浴室温度サーミスタS12は、浴室の室温を検出して、運転制御部Cへ送信する。
〔運転制御の詳細〕
運転制御部Cは、運転スイッチSw1が操作されると制御可能な状態になり、給湯栓33が開操作されると給湯栓33から湯水を給湯する給湯運転を実行する。
また、運転制御部Cは、風呂自動スイッチSw2がオン操作されて湯張り運転指令が指令されると、浴槽10内に湯を供給して設定湯張り温度の湯張りを完了する自動湯張り運転を実行するように構成されている。
つまり運転制御部Cは、湯張り運転指令が指令されると、浴槽10の浴槽水の温度が目標湯張り温度になり且つ浴槽10の浴槽水の水位が目標水位になるように湯張り処理を行う、自動湯張り運転を実行するように構成されている。
また運転制御部Cは、自動湯張り運転を終了した後、風呂自動スイッチSw2のオフにより湯張り運転指令が解除されるまでの間は、浴槽10内の浴槽水の温度が設定湯張り温度になり且つ浴槽10内の浴槽水の水位が目標水位になる湯張り状態を維持する保温運転を実行するように構成されている。
また運転制御部Cは、保温運転の実行中に追焚きスイッチSw7が操作されて追焚き運転指令が指令された場合や、風呂自動スイッチSw2のオフ操作により湯張り運転指令が解除され、すなわち保温運転を停止した状態において、追焚きスイッチSw7が操作されて追焚き運転指令が指令された場合には、追焚き運転を実行し、また、足し湯スイッチSw6が操作されると足し湯運転を実行するように構成されている。
以下、自動湯張り運転、保温運転および追焚き運転について説明を加える。まず、これらの運転に先立って行われる判定処理について説明する。
〔判定処理〕
運転制御部Cは、自動湯張り運転、保温運転、および追焚き運転を実行する際に、次に述べる判定処理を実行して、水流スイッチ41のオンオフ情報および水位センサS10の検出水位に基づく浴槽10内の浴槽水の水位の確定や、浴槽戻りサ−ミスタS2の検出温度に基づく浴槽10内の浴槽水の温度の確定を行うように構成されている。
すなわち、運転制御部Cは、判定処理では、循環判定用設定時間の間、浴槽水循環ポンプP1を作動させて、その浴槽水循環ポンプP1の作動中において、水流スイッチ41や浴槽戻りサ−ミスタS2の検出情報を読み込み、水流スイッチ41が水流を検出することを条件として、浴槽水循環ポンプP1を停止させた後、待機用設定時間が経過すると、水位センサS10の検出情報を読み込むように構成されている。
〔自動湯張り運転(湯張り処理、追焚き処理)〕
運転制御部Cは、風呂自動スイッチSw2がオン操作されると上述の判定処理を行い、判定処理にて確定した浴槽10の湯水の水位が目標水位よりも低いときに、自動湯張り運転を実行するように構成されている。
自動湯張り運転では、運転制御部Cは、浴槽10に湯を供給する湯張り処理と上述の判定処理を順に実行し、水位センサS10の検出水位が目標水位以上になると湯張り処理を停止して、浴槽水の温度が目標湯張り温度になるように追焚きする追焚き処理を実行した後、自動湯張り運転を終了する。
(湯張り処理)
運転制御部Cは、湯張り処理では、開閉弁V5を開弁し、且つ、上述の給湯処理と同様に給湯用バーナg1に点火し、浴槽温度設定スイッチSw4にて設定された目標湯張り温度、流量センサS8の検出水量、給水サ−ミスタS7の検出水温および給湯サ−ミスタS6の検出温度などに基づいて、給湯サ−ミスタS6の検出温度が目標湯張り温度になるように、ガス比例弁V2の開度およびミキシング弁V11の開度を調節する。そして湯張り処理の停止の際には、開閉弁V5を閉弁し、給湯用バーナg1の燃焼を停止するように構成されている。
(追焚き処理)
また運転制御部Cは、追焚き処理では、追焚き用熱動弁V8を開弁した状態で浴槽水循環ポンプP1および熱媒循環ポンプP2を作動させて、浴槽10内の湯水を浴槽戻り路L7および浴槽往き路L8を通して循環させ、それに併せて、熱媒加熱部H2における燃焼用ファン12aを駆動した後、開閉弁V1を開弁してイグナイタにより熱媒加熱用バーナg2に点火し、熱媒サーミスタS3の検出温度が追焚き用設定熱媒温度(例えば80℃)になるように、ガス比例弁V4の開度を調節する。運転制御部Cにおいて、この追焚き処理を実行する機能部位を追焚き処理手段M1と記載している。
なお本実施形態では追焚き処理において、第1追焚き処理と第2追焚き処理のいずれを行うかを決定する選択処理と、第2追焚き処理を行う際の熱媒の温度を決定する熱媒温度決定処理、追焚き時間を変更・決定する追焚き時間決定処理が行われる。これらの処理については後述する。
そして、浴槽戻りサ−ミスタS2の検出温度が目標湯張り温度以上になると、運転制御部Cは、開閉弁V3を閉弁させて熱媒加熱用バーナg2の燃焼を停止させ、燃焼用ファン12aを停止させて追焚き処理を終了する。
〔保温運転〕
運転制御部Cは、自動湯張り運転を終了した後において風呂自動スイッチSw2がオン状態になっている間は、保温運転を実行する。すなわち、追焚き運転周期が経過する毎に、判定処理を実行して、浴槽10の湯水の温度および水位を検出する。
判定処理を実行した結果、浴槽10の湯水の水位が目標水位よりも低いときは、水位センサS10の検出水位が通常用目標水位以上になるまで湯張り処理と判定処理を交互に繰り返し実行し、検出水位が目標水位以上になったとき、浴槽戻りサ−ミスタS2の検出温度が目標湯張り温度よりも低い場合は、浴槽戻りサ−ミスタS2の検出温度が目標湯張り温度以上になるまで追焚き処理を実行する。
判定処理を実行した結果、浴槽10の湯水の水位が目標水位以上で且つ浴槽10の湯水の温度が目標湯張り温度よりも低いときは、浴槽戻りサ−ミスタS2の検出温度が目標湯張り温度以上になるまで追焚き処理を実行する。また、判定処理を実行した結果、浴槽10の湯水の水位が目標水位以上で且つ浴槽10の湯水の温度が目標湯張り温度以上のときは、特別な処理を行わずに待機する。
〔手動追焚き運転〕
運転制御部Cは、追焚きスイッチSw7が操作されると、上述した判定処理を行い、浴槽戻りサ−ミスタS2の検出温度を読み込む。
浴槽戻りサ−ミスタS2の検出温度が目標湯張り温度よりも低い場合は、上述した追焚き処理を行う。すなわち運転制御部Cは、追焚き用熱動弁V8を開弁した状態で熱媒循環ポンプP2および浴槽水循環ポンプP1を作動させて、浴槽10内の湯水を浴槽戻り路L7および浴槽往き路L8を通して循環させ、それに併せて、熱媒加熱部H2における燃焼用ファン12aを駆動した後、開閉弁V3を開弁してイグナイタにより熱媒加熱用バーナg2を点火する。そして、熱媒サーミスタS3の検出温度が追焚き用設定熱媒温度(例えば80℃)になるように、ガス比例弁V4の開度を調節することにより、浴槽水を加熱する。
浴槽戻りサ−ミスタS2の検出温度が目標湯張り温度以上になると、開閉弁V3を閉弁させて熱媒加熱用バーナg2の燃焼を停止させ、燃焼用ファン12aを停止させて手動追焚き運転を終了する。
以上、説明したように、本発明に係る風呂装置は、自動湯張り運転、保温運転、および手動追焚き運転が可能となっており、これらの運転において追焚き処理が行われる。
本発明の追焚き処理においては、所定の第1熱媒温度に熱媒を加熱して浴槽水を追焚きする第1追焚き処理と、第1追焚き処理に要する時間よりも長くかつ最長追焚き時間と同じかより短い時間で追焚き処理が完了する第2熱媒温度を決定し、その第2熱媒温度に熱媒を加熱して浴槽水を追焚きする第2追焚き処理とが選択的に行われる。以下、これらの処理の詳細について説明する。
〔追焚き処理手段の詳細〕
以下、運転制御部Cに備えられる、本発明の各特長手段M1〜M5、Mmの構成およびその働きについて、図2、図3、図4に基づいて説明する。図2は運転制御部Cの機能構成を示す機能構成図であり、図3は第1追焚き処理に係る風呂装置の運転状態を示す説明図であり、図4は第2追焚き処理に係る風呂装置の運転状態を示す説明図である。
図2に示すように、運転制御部Cには、追焚き処理において熱源機Gの各構成を制御する追焚き制御手段M2の他に、選択処理手段M3、熱媒温度決定手段M4、追焚き時間決定手段M5が備えられ、これらが追焚き処理手段M1を構成している。また運転制御部Cには、追焚き処理手段M1で適宜使用される情報を記憶した記憶手段Mmが備えられており、この記憶手段Mmには、浴槽水の水位と浴槽10に貯留された浴槽水の量Lとの関係を示す情報Mm1、毎時投入熱量と熱媒温度との関係を示す情報Mm2、外気温度による第2追焚き時間の変更量を示す情報Mm3、浴室温度による第2追焚き時間の変更量を示す情報Mm4、浴槽の断熱性能に関する指標による第2追焚き時間の変更量を示す情報Mm5、最長追焚き時間tmaxに関する情報Mm6、最低熱媒温度Tminに関する情報Mm7が記憶情報として含まれている。
〔追焚き制御手段〕
追焚き制御手段M2は、追焚き処理を行う旨の指令を受け付けると、追焚き用熱動弁V8を開弁した状態で熱媒循環ポンプP2を作動させることにより、主熱交換器EX3および副熱交換器EX4にて加熱された熱媒を追焚き熱交換器EX5に循環供給する。そしてその状態において、浴槽水循環ポンプP1を作動させることにより、浴槽10に貯留された浴槽水を浴槽戻り路L7および浴槽往き路L8を通して追焚き熱交換器EX5に循環供給して、追焚き熱交換器EX5にて加熱する。
これに併せて追焚き制御手段M2は、熱媒加熱部H2における燃焼用ファン12aを駆動した後、開閉弁V1を開弁してイグナイタにより熱媒加熱用バーナg2に点火し、熱媒サーミスタS3の検出温度に基づいてガス比例弁V4の開度を調節することにより、熱媒の温度を追焚き用設定熱媒温度になるように制御する。追焚き用設定熱媒温度は、第1追焚き処理が行われる場合は、あらかじめ記憶手段に記憶された第1熱媒温度(例えば、80℃)へと設定され、第2追焚き処理が行われる場合は、後述する熱媒温度決定手段M4により決定された第2熱媒温度へと設定される。
〔選択処理手段〕
選択処理手段M3は、風呂装置100の動作状態およびリモコンへの操作に基づいて、追焚き処理において第1追焚き処理と第2追焚き処理の何れを行うかを以下の通り決定する。
(1)高温暖房運転が行われている間に追焚き処理を行う旨の指令があった場合、第1追焚き処理を行うよう決定する。
(2)メインリモコンR1または浴室リモコンR2から手動追焚き運転を行う旨の指令があった場合、第1追焚き処理を行うよう決定する。
(3)上記以外の状況で追焚き処理を行う旨の指令があった場合、第2追焚き処理を行うよう決定する。
第1追焚き処理を行うよう決定された場合、選択処理手段M3は追焚き制御手段M2に対してその旨を指令する。第2追焚き処理を行うよう決定された場合、選択処理手段M3は熱媒温度決定手段M4に対して熱媒温度の決定を行うよう指令する。
〔熱媒温度決定手段〕
熱媒温度決定手段M4は、第2追焚き処理を行う場合に第2熱媒温度を決定する。第2熱媒温度は、第1追焚き処理に要する時間よりも長くかつ最長追焚き時間tmaxと同じかより短い時間で追焚き処理が完了する第2熱媒温度を、浴槽水を追焚き完了温度(目標湯張り温度)に加熱するために要する必要投入熱量を第2追焚き時間で除算することで求められる毎時投入熱量に基づいて決定する。
以下、第2熱媒温度を決定する処理について説明する。
(1)必要投入熱量の算出
必要投入熱量は、浴槽水を目標湯張り温度に加熱するために要する熱量であって、判定処理によって決定される浴槽水の温度と目標湯張り温度との差ΔTと、浴槽10に貯留されている浴槽水の量Lにより算出される。浴槽水の量Lは、判定処理によって決定される浴槽水の水位に基づいて、情報Mm1(浴槽水の水位と浴槽10に貯留された浴槽水の量Lとの関係を示す情報)を参照して求められる。すなわち、
必要投入熱量 = 浴槽水の量L × ΔT × 比熱
として、必要投入熱量が算出される。
(2)毎時投入熱量
必要投入熱量を第2追焚き時間で除算することにより、毎時投入熱量が算出される。毎時投入熱量は、第2追焚き時間により追焚き処理を完了するために浴槽へ投入するべき単位時間当たりの熱量である。第2追焚き時間は、第1追焚き処理に要する時間よりも長くかつ最長追焚き時間tmaxと同じかより短い時間として、本実施形態では予め設定され記憶手段Mmに記憶されている。すなわち、
毎時投入熱量 = 必要投入熱量 / 第2追焚き時間
として、毎時投入熱量が算出される。
(3)第2熱媒温度の決定
第2熱媒温度は、毎時投入熱量に基づいて、情報Mm2(毎時投入熱量と熱媒温度との関係を示す情報)を参照して決定される。毎時投入熱量は浴槽へ投入される単位時間当たりの熱量であり、追焚き熱交換器EX5を通流する熱媒の温度により変化する。従って、毎時投入熱量を熱媒の温度の関数として情報Mm2に格納しておくことにより、毎時投入熱量に基づいて第2熱媒温度を決定することができる。情報Mm2は関数の他、マップやテーブルの形態であってもよいし、熱媒流量の影響を考慮した情報であってもよい。なお、必要投入熱量が大きいことによって第2熱媒温度が第1熱媒温度よりも大きくなってしまう場合には、第1熱媒温度にて追焚き処理を行う。
最後に、情報Mm7(最低熱媒温度Tminに関する情報)を参照して、決定された第2熱媒温度が最低熱媒温度Tminを下回っている場合には、第2熱媒温度を最低熱媒温度Tminに決定する。熱媒の温度が低すぎた場合、追焚き回路C1等の熱媒循環回路において配管の低温腐食が発生する可能性があるが、上述の処理により第2追焚き処理の際の熱媒の温度が低すぎる事態を回避することができる。
〔追焚き時間決定手段〕
追焚き時間決定手段M5は、熱源機Gの外気温度、浴室の浴室温度、あるいは浴槽10の断熱性能に応じて、第2追焚き処理に要する時間である第2追焚き時間を変更し決定する。なお、追焚き時間決定手段M5による第2追焚き時間の変更・決定は、上述の毎時投入熱量の算出に先立って行われる。
(1)施設の外気温度による変更
追焚き時間決定手段M5は、外気温度サーミスタS11により取得された外気温度に基づいて、情報Mm3(外気温度による第2追焚き時間の変更量を示す情報)を参照して、第2追焚き時間を変更し決定する。例えば外気温度が10℃未満の場合は、第2追焚き時間からΔt1を減じた時間を新たな第2追焚き時間として決定する。外気温度が30℃を超える場合は、第2追焚き時間にΔt2を加えた時間を新たな第2追焚き時間として決定する。そして熱媒温度決定手段M4は、変更された新たな第2追焚き時間に基づいて第2熱媒温度を決定する。外気温度が低いほど、第2追焚き時間を短くするよう構成するのが好ましい。
(2)浴室温度による変更
追焚き時間決定手段M5は、浴室温度サーミスタS12により取得された浴室温度に基づいて、情報Mm4(浴室温度による第2追焚き時間の変更量を示す情報)を参照して、第2追焚き時間を変更し決定する。例えば浴室温度が30℃を超える場合は、第2追焚き時間にΔt4を加えた時間を新たな第2追焚き時間として決定する。浴室温度が20℃未満の場合は、第2追焚き時間からΔt3を減じた時間を新たな第2追焚き時間として決定する。そして熱媒温度決定手段M4は、変更された新たな第2追焚き時間に基づいて第2熱媒温度を決定する。浴室温度が低いほど、第2追焚き時間を短くするよう構成するのが好ましい。
(3)浴槽の断熱性能による変更
追焚き時間決定手段M5は、浴槽の断熱性能に関する指標に基づいて、情報Mm5(浴槽の断熱性能に関する指標による第2追焚き時間の変更量を示す情報)を参照して、第2追焚き時間を変更し決定する。浴槽の断熱性能に関する指標は、風呂装置100を設置した際に用いた浴槽10の断熱性能に応じて記憶手段Mmに記憶され、住宅リフォーム等により浴槽10が交換された場合には、新しい浴槽10の断熱性能に応じて変更され記憶される。例えば指標が「低断熱」の場合には、第2追焚き時間からΔt6を減じた時間を新たな第2追焚き時間として決定する。指標が「非断熱」の場合には、第2追焚き時間からΔt5を減じた時間を新たな第2追焚き時間として決定する。そして熱媒温度決定手段M4は、変更された新たな第2追焚き時間に基づいて第2熱媒温度を決定する。断熱性能が低いほど、第2追焚き時間を短くするよう構成するのが好ましい。
以上述べた熱源機Gの外気温度、浴室の浴室温度、あるいは浴槽10の断熱性能に応じた第2追焚き時間の変更は、いずれか一つを実行してもよいし、二つまたは三つを組み合わせて実行してもよい。
なお本実施形態において第2追焚き時間は、第1追焚き処理に要する時間よりも長くかつ最長追焚き時間tmaxと同じかより短い時間として予め設定され記憶手段Mmに記憶されているが、第1追焚き処理に要する時間に所定時間(例えば、1.5分)を加えた時間としてもよい。すなわち、判定処理によって決定された浴槽水の温度・水位と第1熱媒温度に基づいて、必要投入熱量と毎時投入熱量から第1追焚き処理に要する時間を算出し、当該時間に所定時間を加えた時間としてもよい。
〔第2実施形態〕
上述の第1実施形態においては、必要投入熱量を第2追焚き時間で除算することで求められる毎時投入熱量に基づいて第2熱媒温度を決定したが、あらかじめ設定された第3熱媒温度にて追焚きした場合に追焚き処理に要する時間(第3追焚き時間)を算出し、当該時間が最長追焚き時間tmaxと同じかより短い場合は第3熱媒温度を第2熱媒温度に決定して第2追焚き処理を行い、当該時間が最長追焚き時間tmaxより長い場合は、最長追焚き時間tmaxで追焚き処理が完了する熱媒の温度を第2熱媒温度に決定して第2追焚き処理を行う構成としてもよい。
〔第3追焚き時間の算出〕
第3追焚き時間は、追焚き処理手段M1において次のように算出される。あらかじめ設定され記憶手段Mmに記憶されている第3熱媒温度に基づいて、情報Mm2(毎時投入熱量と熱媒温度との関係を示す情報)を参照し、毎時投入熱量を求める。この毎時投入熱量は、第3熱媒温度に熱媒を加熱して追焚き処理を行った場合に、浴槽10に投入される単位時間当たりの熱量である。
次に、浴槽水を目標湯張り温度に加熱するために要する熱量である必要投入熱量を、第1実施形態と同様に、
必要投入熱量 = 浴槽水の量L × ΔT × 比熱
として算出する。浴槽水の量Lは、判定処理によって決定される浴槽水の水位に基づいて、情報Mm1(浴槽水の水位と浴槽10に貯留された浴槽水の量Lとの関係を示す情報)を参照して求められる。Δtは、判定処理によって決定される浴槽水の温度と目標湯張り温度との差である。
そして、以下の関係に基づいて第3追焚き時間を算出する。
第3追焚き時間 = 必要投入熱量 / 毎時投入熱量
〔第2熱媒温度の決定〕
次に、算出された第3追焚き時間と最長追焚き時間tmaxとを比較することにより、第2熱媒温度を決定する。
第3追焚き時間が最長追焚き時間tmaxと同じかより短い場合、第3熱媒温度を第2熱媒温度に決定する。
第3追焚き時間が最長追焚き時間tmaxより長い場合は、以下に述べる処理により、最長追焚き時間tmaxで追焚き処理が完了する熱媒の温度(最長追焚き温度)を求め、第2熱媒温度に決定する。
最長追焚き温度は次のようにして求める。上述の第3追焚き時間の算出において、必要投入熱量は既に求められているので、以下の関係式に基づいて、最長追焚き時間で追焚き処理が完了する毎時投入熱量を算出する。
毎時投入熱量 = 必要投入熱量 / 最長追焚き時間
そして情報Mm2(毎時投入熱量と熱媒温度との関係を示す情報)を参照し、算出された毎時投入熱量を実現する温度として、最長追焚き温度が求まり、これを第2熱媒温度に決定する。
〔追焚き処理に係る風呂装置の運転状態〕
図3により、第1追焚き処理に係る風呂装置の運転状態を説明する。5秒経過時点で熱媒流量12L/minで熱媒循環ポンプP2が作動し、併せて浴槽水循環ポンプP1が流量8L/minで作動する。15秒経過時点で熱媒加熱用バーナg2が点火され、熱媒サーミスタS3の検出温度が第1熱媒温度(例えば80℃)になるように、ガス比例弁V4の開度が調整される。図中「ガス入力」は、熱媒加熱用バーナg2で使用される燃焼ガスの量を熱量(kW)で表したものである。熱源機Gから出力される熱量である熱源機出力(kW)の増加に伴って、瞬時効率(ガス入力に対する熱源機出力の割合)が増加する。
1分30秒経過時点(燃焼開始から1分15秒)の付近で、瞬時効率は平均的に60%を超えるようになる。1分45秒経過時点(燃焼開始から1分30秒)で浴槽戻りサ−ミスタS2の検出温度が目標湯張り温度を超え、熱媒加熱用バーナg2が消火される。その後順次、熱媒循環ポンプP2が2分強経過時点で停止し、浴槽水循環ポンプP1が2分45秒経過時点で停止し、追焚き処理が終了する。追焚き処理に要した時間(熱媒加熱用バーナg2の燃焼時間)は1分15秒であり、瞬時効率が60%を超えていた期間は約15秒間である。
図4により、第2追焚き処理に係る風呂装置の運転状態を説明する。8秒経過時点で熱媒流量12L/minで熱媒循環ポンプP2が作動し、併せて浴槽水循環ポンプP1が流量8L/minで作動する。20秒経過時点で熱媒加熱用バーナg2が点火され、熱媒サーミスタS3の検出温度が第2熱媒温度(例えば60℃)になるように、ガス比例弁V4の開度が調整される。
1分45秒経過時点(燃焼開始から1分25秒)の付近で、瞬時効率は平均的に60%を超えるようになる。2分40秒経過時点(燃焼開始から2分20秒)で浴槽戻りサ−ミスタS2の検出温度が目標湯張り温度を超え、熱媒加熱用バーナg2が消火される。その後順次、熱媒循環ポンプP2が2分50秒経過時点で停止し、浴槽水循環ポンプP1が3分30秒経過時点で停止し、追焚き処理が終了する。追焚き処理に要した時間(熱媒加熱用バーナg2の燃焼時間)は2分30秒であり、第1追焚き処理に比べ約2倍の時間を要している。また、瞬時効率が60%を超えていた期間は約55秒間であり、第1追焚き処理に比べ大幅に長くなっており、追焚き処理全体の熱効率も約1%向上している。
〔別実施形態〕
第1実施形態および第2実施形態では、水位センサS10の検出情報に基づいて、判定処理により浴槽水の水位を決定し、浴槽水の量Lを算出したが、水位センサS10を設けない構成としてもよい。例えば、浴槽水循環ポンプP1を作動させて水流スイッチ41が水流を検出した場合に、自動湯張り運転においてそれまでに浴槽10に供給した湯の合計量をもとめ、当該合計量が現在の浴槽水の量Lであると推定してもよい。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
以上説明したように、第1追焚き処理と第2追焚き処理を選択的に行い、第1追焚き処理よりも長い時間で第2追焚き処理を行うことで瞬時効率が高い期間を長くして、総合的な熱効率を向上できる風呂装置として有効に利用することができる。
10 :浴槽
100 :風呂装置
C :運転制御部
C1 :追焚き回路(熱媒循環回路)
EX3 :主熱交換器(第1熱交換器)
EX4 :副熱交換器(第1熱交換器)
EX5 :追焚き熱交換器(第2熱交換器)
g2 :熱媒加熱用バーナ(燃焼式加熱装置)
L7 :浴槽戻り路(浴槽水循環回路)
L8 :浴槽往き路(浴槽水循環回路)
M1 :追焚き処理手段
S11 :外気温度サーミスタ(外気温度検出手段)
S12 :浴室温度サーミスタ(浴室温度検出手段)
R1 :メインリモコン(操作部)
R2 :浴室リモコン(操作部)

Claims (7)

  1. 熱媒加熱用の燃焼式加熱装置と、前記燃焼式加熱装置の燃焼により熱媒を加熱する第1熱交換器を有する熱媒循環回路と、浴槽内の浴槽水が循環される浴槽水循環回路と、前記熱媒循環回路を通流する熱媒と前記浴槽水循環回路を通流する浴槽水とを熱交換させて前記浴槽水を加熱する第2熱交換器とを備えた風呂装置において、
    前記燃焼式加熱装置の作動状態で、前記熱媒循環回路に熱媒を循環させると共に前記浴槽水循環回路に浴槽水を循環させて浴槽水を追焚きする追焚き処理において、
    所定の第1熱媒温度に前記熱媒を加熱して浴槽水を追焚きする第1追焚き処理と、
    前記第1追焚き処理に要する時間よりも長くかつ最長追焚き時間と同じかより短い時間で追焚き処理が完了する第2熱媒温度を決定し、前記第2熱媒温度に前記熱媒を加熱して浴槽水を追焚きする第2追焚き処理とを選択的に行う追焚き処理手段を備える風呂装置。
  2. 前記追焚き処理手段は、前記第1追焚き処理に要する時間よりも長くかつ前記最長追焚き時間と同じかより短い時間である第2追焚き時間で追焚き処理が完了する前記第2熱媒温度を決定するにあたり、浴槽水を追焚き完了温度に加熱するために要する必要投入熱量を前記第2追焚き時間で除算することで求められる毎時投入熱量に基づいて前記第2熱媒温度を決定する、請求項1に記載の風呂装置。
  3. 前記風呂装置が設置される施設の外気温度を検出する外気温度検出手段を備え、
    前記追焚き処理手段は、前記外気温度検出手段によって検出された前記外気温度に基づいて前記第2追焚き時間を決定する請求項2に記載の風呂装置。
  4. 前記浴槽が設置される浴室の浴室温度を検出する浴室温度検出手段を備え、
    前記追焚き処理手段は、前記浴室温度検出手段によって検出された前記浴室温度に基づいて前記第2追焚き時間を決定する請求項2または3に記載の風呂装置。
  5. 前記追焚き処理手段は、前記浴槽の断熱性能に関する指標に基づいて前記第2追焚き時間を決定する請求項2〜4のいずれか一項に記載の風呂装置。
  6. 前記風呂装置の使用者からの指令を受け付ける操作部を備え、
    前記追焚き処理手段が、前記操作部が前記追焚き処理を実行する旨の指令を受け付けた場合に前記第1追焚き処理を行うよう構成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の風呂装置。
  7. 前記追焚き処理手段は、前記第1熱媒温度よりも低い第3熱媒温度に熱媒を加熱して浴槽水を追焚きした場合に追焚き処理に要する時間を算出し、当該時間が前記最長追焚き時間と同じかより短い場合は前記第3熱媒温度を前記第2熱媒温度に決定して前記第2追焚き処理を行い、当該時間が前記最長追焚き時間より長い場合は、前記最長追焚き時間で追焚き処理が完了する熱媒の温度を前記第2熱媒温度に決定して前記第2追焚き処理を行う、請求項1に記載の風呂装置。
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