JP2016079891A - ポンプ及び燃料噴射装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1のポンプは、プランジャ式ポンプ部とダイヤフラム式ポンプ部とから構成されており、別個に設けられたモータの回転トルクによって動作する構成を有している。
詳しくは、モータの出力軸の回転トルクがシリンダヘッドに回転可能に取り付けられたカムに伝達され、プランジャ式ポンプ部に設けられたプランジャが回転するカムに当接することによって往復運動する。そして、プランジャが往復動することによって、燃料がタンクから吸入バルブを通じて加圧室に導かれて加圧されて、加圧された燃料が吐出バルブから吐出される。
更に、ダイヤフラム式ポンプ部により、プランジャ式ポンプ部による吸入バルブを通じての燃料の吸い込みがサポートされている。
この程度まで環境温度が高くなると、特に、燃料供給通路及びポンプの低圧部にベーパが発生しやすくなる。そして、ポンプがこのベーパを吸入すると、吐出不全、燃圧不全が発生し、安定した運転が困難になる。また、エンジンの再始動時にポンプがベーパを吸入することにより、始動困難となることがある。
上記構成によれば、軸受部と伝達部材との接触面積を大きくして伝達部材の横振れを抑制することができることにより、安定したタイミングで燃料をインジェクタに送出することが可能となる。
上記構成によれば、ブッシュによって伝達部材の円滑な回転を維持しつつ、伝達部材の横振れを抑制することができ、安定したタイミングで燃料をインジェクタに送出することが可能となる。
上記構成によれば、シールによって軸受部と伝達部材との間に塵埃が侵入することを防止でき、伝達部材の円滑な回転を維持して、安定したタイミングで燃料をインジェクタに送出することが可能となる。
上記構成によれば、カバーによって、接続部材と伝達部材との間、及びアウターケーブルとインナーケーブルとの間に塵埃が侵入することを防止でき、伝達部材の円滑な回転を維持して、安定したタイミングで燃料をインジェクタに送出することが可能となる。
上記構成によれば、エンジンに設けられた既存の回転部材にてポンプを駆動できることにより部品点数の増加を抑え、低コスト化、省資源化に寄与することができる。
上記構成によれば、リコイルスターターによってエンジンを動作させる際に、クランクシャフト、バランサシャフト、カムシャフト又はガバナに接続された伝達部材によって機械的にポンプが動作するため、リコイル時の発電によってECUが立ち上がり、モータが動作してポンプを駆動させる場合と比べて、リコイル時の燃料昇圧が早くなり、始動に至るまでのリコイル回数を減らすことができる。
上記構成によれば、ロータリーケーブルと回転部材とのトルク伝達を、かさ歯車又はウォームギヤによって回転トルク方向を変えることによって、エンジンの形状に合わせてロータリーケーブルを配置することが可能となり、ポンプを任意の位置に配置でき設計自由度を高めることができる。
上記構成によれば、回転部材とカムとを伝達部材によって接続し、カムによって往復部材を往復動させるようにし、伝達部材によってモータによらずにポンプを動作させることができ、ポンプを動作させるためのモータ及びモータを動作させるためのバッテリが不要となるため低コストとなる。更に、伝達部材によって、エンジンシリンダ等の高温部から離してポンプを配置することができ、ベーパの発生しやすいポンプ低圧部が高温になることを回避でき、ベーパの発生を抑制することができる。
また、本発明によれば、安定したタイミングで燃料をインジェクタに送出することが可能となる。
また、本発明によれば、部品点数の増加を抑え、低コスト化、省資源化に寄与することができる。
また、ポンプの配置の自由度を向上させることができる。
また、リコイル時の燃料昇圧が早くなり、始動に至るまでのリコイル回数を減らすことができる。
また、エンジンの形状に合わせてロータリーケーブルを配置することが可能となり、ポンプを任意の位置に配置でき設計自由度を高めることができる。
また、ポンプの高温環境時の吐出不全、燃圧不全が改善され、高温環境時において、動作性が良好となり再始動性が向上する。
また、本発明に係る燃料噴射装置によれば、ポンプを動作させるためのモータ及びモータを動作させるためのバッテリが不要となるため低コストとなり、更に、ベーパの発生を抑制することができる。
燃料噴射装置10は、内燃機関の吸気管又は燃焼室内に導入された空気に燃料を噴射する装置である。この燃料噴射装置10は、図1に示すように、燃料を蓄えるタンク11と、図示せぬエンジンの吸気管内又は燃焼室内に燃料を噴射するインジェクタ20と、図2,図3に示すポンプ30と、ポンプ30を駆動する駆動源Dと、駆動源Dとポンプ30とを接続するロータリーケーブル40(本願発明に係る伝達部材の一部に相当する。)とから構成される。
ここで、図1は、燃料噴射装置10の構成図、図2は、ポンプ30を示す斜視図、図3は、図2に示されたポンプ30のIII−III断面を示す図である。
ポンプ30に動力が伝達されて、後述するプランジャ35a等が動作することで、タンク11から供給される燃料がインジェクタ接続口体33bを介してインジェクタ20に供給され、その燃料がエンジンの吸気管や燃焼室内に吐出されることとなる。
ポンプ30は、燃料の吸入及び吸入した燃料の圧縮が行われる本体部分31aと、本体部分31aを塞ぐ蓋部分31bと、燃料を圧縮するための回転トルクが入力される入力部分31c(本願発明に係る入力部に相当する。)との3つの部分から主に構成される。
ポンプ30は、機能的には、燃料を圧縮するプランジャ式ポンプ部35と、燃料の圧縮をサポートするダイヤフラム式ポンプ部36と、圧縮後の燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータ50とから構成される。
入力部分31cは、カム機構41と、ポンプ本体31の一部を構成しカム機構41を覆う入力部本体32と、入力部本体32に固定されて接手部材38を固定するボス付き押さえ32aと、から主に構成される。
プランジャ式ポンプ部35においては、偏心カム41aが回動することで、固定具37が往復動し、これに固定されたプランジャ35aがスリーブ35b内を往復動することとなる。このプランジャ35aは、本発明に係る往復部材に相当する。プランジャ35aの往復動に応じて、吸入バルブ35cがタンク11から吸込用接続口体33aを介してポンプ室35e内に燃料を吸入して、吐出バルブ35dがポンプ室35e内の燃料をインジェクタ20へ吐き出すこととなる。
また、ダイヤフラム式ポンプ部36は、不足するプランジャ式ポンプ部35のポンプ室35eへの吸い込み機能を高めるためのものである。また、プレッシャレギュレータ50は、インジェクタ20へ供給する燃料を所定圧に保つ機能を有する。
図4に示すロータリーケーブル40は、一端を、接手部材42を介してバランサシャフト60に接続されて、他端を、図3に示す接手部材38を介してカム機構41と当接可能にポンプ30の入力部本体32に取り付けられている。
接手部材42は、本願発明に係る伝達部材の一部に相当し、受け穴60aと略等しい断面を有して棒状の形状を成し、その一端が受け穴60aに挿入され、回転が同期するように固定ピン60bによって固定されている。接手部材42は、クランクケース44を貫通し、クランクケース44に取り付けられたシール44aによって回転可能に支持されている。クランクケース44の外部に露出した接手部材42の他端には、断面方形の受け穴42aが、軸方向に延びる中心線上でありバランサシャフト60の回転軸と略同軸の延長上に形成されている。
ロータリーケーブル40は、インナーケーブル40aが接手部材42の受け穴42aに挿入された状態で、鍔つきのアウターケーブル40bに係合するフレアナット40cがネジ部40dにねじ込まれることで、接手部材42ひいてはバランサシャフト60に接続されることとなる。
接手部材46の他端には、断面方形の受け穴46bが、軸方向に延びる中心線上でありバランサシャフト60の回転軸と略直交する軸方向に形成されている。
ロータリーケーブル40は、インナーケーブル40aが接手部材46の受け穴46bに挿入された状態で、鍔つきのアウターケーブル40bに係合するフレアナット40cがネジ部47aにねじ込まれることで、接手部材46,45ひいてはバランサシャフト60に接続されることとなる。
そこで、他のインナーケーブル55,56,57の端部形状について、図6〜図8を参照して説明する。ここで、図6(A)は、インナーケーブル55の端部の側面図、図6(B)は、図6(A)のVIB-VIB断面を示す図であり、インナーケーブル40aのケーブル本体55aの断面を示す図、図6(C)は、図6(A)のVIC-VIC断面を示す図であり、接続端部55bの断面を示す図、図7(A)は、インナーケーブル56の端部の側面図、図7(B)は、インナーケーブル56の接続端部56bを軸方向から示す図、図7(C)は、他の例に係るインナーケーブル56の端部を軸方向から示す図、図8(A)は、インナーケーブル57の端部の側面図、図8(B)は、インナーケーブル57の端部を軸方向から示す図、図8(C)は、他の例に係るインナーケーブル57の端部を軸方向から示す図である。
このように、接続端部56bが断面凸状に形成されており、更に、接続端部56bに適合する形状に形成された接手部材42,46が接続端部56bに接続されれば、接手部材42,46からの回転トルクが接続端部56bに伝わることとなる。
具体的には、接手部材42,46における接続端部56bに適合する形状とは、すりわり状の受け穴42a,46bを有する形状であって、そのすりわりが、凸状の断面における突出部の幅と等しいか若干大きい程度の幅で形成された形状である。
なお、接続端部56bの凸状と、接手部材42,46のすりわり状とは、相互に逆の形状を成す関係であってもよい。この場合、接続端部56cは、図7(C)のように、断面凹状を成して所定の厚さをもって形成されたものとなる。
このように、接続端部57bが略円柱状を成して二方取り形状に形成されており、更に、接続端部57bに適合する形状に形成された接手部材42,46が接続端部57bに接続されれば、接手部材42,46からの回転トルクが接続端部57bに伝わることとなる。
具体的には、接手部材42,46における接続端部57bに適合する形状とは、すりわり状の受け穴42a,46bを有する形状であって、そのすりわりが、接続端部57bの二方取り形状の対向する面間幅と等しいか若干大きい程度の幅で形成された形状である。
なお、接続端部57bの二方取り形状と、接手部材42,46のすりわり状とは、相互に逆の形状を成す関係であってもよい。この場合、接続端部57cは、図8(C)のように、すりわり状に形成されたものとなる。
次に、ガバナ65からの回転トルクをポンプ30に伝えるための各種変形例に係る構成について、図9〜図12を参照して説明する。なお、以下において、上記実施形態又はそれぞれの構成と同一の機能を有する部材については同一符号を付し重複する説明を排除して、その相違点を明確にする。
図9は、ポンプ30の駆動源Dとしてガバナ65を用いる例であって、回転支持軸65c、これに平行な伝動シャフト66bのそれぞれの周りに回転する歯車を介して回転トルクをガバナ65から取り出す構成を説明する図、図10は、かさ歯車を介して回転トルクをガバナ65から取り出す構成を説明する図、図11(A)は、ウォーム49a介して回転トルクをガバナ65から取り出す構成を説明する図、図11(B)は、図11(A)の側面図、図12は、ウォーム49aを介して回転トルクをガバナ65から取り出す他の構成を説明する図である。
ガバナ65は、クランクケース44の受け穴44cに固定された回転支持軸65cによって回転可能に支持されており、クランクシャフト61の回転に伴って回転する。ガバナ65には、ガバナ歯車65aとは別に、ガバナ歯車65bがクランクケース44側に形成されている。このガバナ歯車65bが、接手部材66の周面に形成されて隣接して設けられた接手歯車66aに噛合している。
特に、ガバナ65は、クランクシャフト61に形成された歯車61aに噛合する関係上、クランクシャフト61の中心からその径方向におけるクランクケース44の壁側に配置されている。
このため、ロータリーケーブル40によってガバナ65から回転トルクを取り出すようにすることで、クランクケース44の壁側に出力部を設ける際に、ロータリーケーブル40の長さを短くすることができる。
このかさ歯車65dが、接手部材48の周面に形成されたかさ歯車48bに噛合している。
このため、クランクケース44の上方又は図示せぬエンジン上部に配置しているタンク11近傍に向けてロータリーケーブル40を引き出すことが可能であり、タンク11内にポンプ30を配置する際にロータリーケーブル40を短くすることができる。
また、平行軸及び交差軸の歯車ではない、よりコンパクトなウォームギヤを用いることで、クランクケース44のサイズをコンパクトにすることが可能となる。
上記のようにロータリーケーブル40によって、クランクシャフト61等から回転トルクを取り出してポンプ30を動作させる構成においては、インナーケーブル40aに接続される接手部材38に横振れが生じる場合がある。この場合、接手部材38に嵌合する偏心カム41aが円滑に回動しなくなり、燃料をインジェクタ20に送出するタイミングが理想的なタイミングでなくなることも考えられる。
ここで、図13は、ベアリング70によって接手部材38を支持する構成に係るポンプ30の部分拡大断面図、図14は、円筒形ブッシュ71aによって接手部材38を支持する構成に係るポンプ30の部分拡大断面図、図15は、フランジブッシュ71bによって接手部材38を支持する構成に係るポンプ30の部分拡大断面図である。
このような構成によれば、ベアリング70で被支持軸38dを回転可能に支持でき、被支持軸38dがベアリング70の内面に面接触して支持されることで横振れを防止することができる。
そして、円筒形ブッシュ71aは、ボス付き押さえ32aに形成されて中空部32j側に突出する止め部32mによって、嵌合軸38c側への移動が制限されている。詳細には、止め部32mの突出端面は、円筒形ブッシュ71aの厚み部分に重なるように形成されている。
このような構成によれば、ベアリング70を用いるよりも安価で接手部材38を回転可能に支持でき、入力軸38aが円筒形ブッシュ71aの内面に面接触して支持されることで横振れを防止することができる。
このような構成によれば、フランジブッシュ71bで被支持軸38dを回転可能に支持でき、被支持軸38dがフランジブッシュ71bの内面に面接触して支持されることで横振れを防止することができる。
更に、フランジ71cがブッシュ32dに当接可能な位置に配置されて、ブッシュ32dによってフランジブッシュ71bの軸方向の移動が制限される。このため、接手部材38は、フランジブッシュ71bによって安定的に支持されることとなる。
上記のように、入力部本体32に固定されたボス付き押さえ32aのボス部32gに対して、ボス部32gに接続される接手部材38は、ロータリーケーブル40のインナーケーブル40aとともに相対的に回転する。そして、接手部材38とボス部32gとの間に塵埃が入り込むと、接手部材38の回転が阻害され、接手部材38に嵌合する偏心カム41aが円滑に回動しなくなり、燃料をインジェクタ20に送出するタイミングが理想的なタイミングでなくなることも考えられる。
ここで、図16は、接手部材38とボス部32gとの間に取り付けられた防塵シール71dを備える構成に係るポンプ30の部分拡大断面図、図17は、フレアナット40cとアウターケーブル40bとに取り付けられた防塵カバー71eを備える構成に係るポンプ30の部分拡大断面図である。
このような構成によれば、ボス部32gの端面側から中空部32jに塵埃が侵入することを防止でき、ボス部32gに対する接手部材38の相対的な回転を円滑に保つことが可能となる。
更に、ポンプの駆動を機械式にすることで、FIシステムに必要な総電力を小さくでき、発電装置を小型化、低コスト化でき、バッテリレスFIシステムを低コストで実現できる。
そして、クランクシャフト等の動力を伝達するものとしてはロータリーケーブルに限定されない。例えば、リンクと歯車と結合から成る部材を用いて、歯車の噛合によって回転トルクを機械的に伝達するようにしてもよい。
11 タンク
20 インジェクタ
30 ポンプ
31 ポンプ本体
31a 本体部分
31b 蓋部分
31c 入力部分(入力部)
32 入力部本体
32a ボス付き押さえ
32b タッピングスクリュー
32c Oリング
32d ブッシュ(押さえ部)
32e 嵌合溝
32f 大径筒部
32g ボス部(軸受部)
32h 鍔部
32i 中空部
32j 中空部
32k ネジ部
32m 止め部
33a 吸込用接続口体
33b インジェクタ接続口体
33c リターン用接続口体
35 プランジャ式ポンプ部(ポンプ部)
35a プランジャ(往復部材)
35b スリーブ
35c 吸入バルブ
35d 吐出バルブ
35e ポンプ室
36 ダイヤフラム式ポンプ部
37 固定具
38 接手部材(伝達部材)
38a 入力軸
38b フランジ
38c 嵌合軸
38d 被支持軸
38e 受け穴
40 ロータリーケーブル(伝達部材)
40a インナーケーブル
40b アウターケーブル
40c フレアナット(接続部材)
40d ネジ部
41 カム機構
41a 偏心カム
41b カム受け部材
42 接手部材(伝達部材)
42a 受け穴
44 クランクケース
44a シール
44c 受け穴
44d 通し穴
44e,44f シール
44g ネジ部
45,46 接手部材(伝達部材)
45a,46a かさ歯車
46b 受け穴
47 接手カバー
47a ネジ部
47b Oリング
48 接手部材(伝達部材)
48a 伝動シャフト
48b かさ歯車
49 接手部材(伝達部材)
49a ウォーム
50 プレッシャレギュレータ
55,56,57 インナーケーブル
55a,56a,57a ケーブル本体
55b,56b,56c,57b,57c 接続端部
60 バランサシャフト(回転部材)
60a 受け穴
60b 固定ピン
61 クランクシャフト(回転部材)
61a 歯車
65 ガバナ(回転部材)
65a,65b ガバナ歯車
65c 回転支持軸
65d かさ歯車
65e はすば歯車
66 接手部材(伝達部材)
66a 接手歯車
66b 伝動シャフト
66c 受け穴
70 ベアリング
71a 円筒形ブッシュ
71b フランジブッシュ
71c フランジ
71d 防塵シール
71e 防塵カバー
D 駆動源
Claims (9)
- エンジンの吸気管内又は燃焼室内に燃料を噴射するインジェクタに、タンクから前記燃料を送出するポンプであって、
ポンプ室を画定するポンプ本体と、
前記エンジンの動作に応じて回転する回転部材の回転トルクが入力される入力部と、
前記ポンプ室内に吸引した燃料を加圧して前記インジェクタに送出する往復部材と、を備え、
前記入力部は、前記回転部材に接続された伝達部材に連結され回転トルクを伝達されて前記往復部材を往復動させるカムと、前記伝達部材を軸支する軸受部と、前記伝達部材の軸方向の動きを規制する押さえ部と、を有することを特徴とするポンプ。 - 前記軸受部は、前記伝達部材の軸方向一端を軸受しており、
前記軸受部における前記伝達部材の前記軸方向の長さが前記軸受部の内径に対して2倍以上であることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。 - 前記軸受部は、ブッシュを介して前記伝達部材を軸支することを特徴とする請求項1又は2に記載のポンプ。
- 前記軸受部と前記伝達部材との間にシールが取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のポンプ。
- 前記伝達部材は、回転するインナーケーブルと回転しないアウターケーブルとを有するロータリーケーブルと、前記インナーケーブルと前記カムとを連結して前記軸受部に外周を支持される接手部材と、前記アウターケーブルと前記軸受部の外周とを接続する接続部材と、を備え、
前記アウターケーブルと前記接続部材とを覆うカバーを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のポンプ。 - 前記回転部材は、クランクシャフト、バランサシャフト、カムシャフト又はガバナであり、
前記入力部は、前記クランクシャフト、前記バランサシャフト、前記カムシャフト又は前記ガバナから前記カムへ回転トルクを伝達する前記伝達部材に接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のポンプ。 - 前記入力部は、リコイルスターターが取り付けられた前記クランクシャフト、又は前記クランクシャフトに伴って動作する前記バランサシャフト、前記カムシャフト若しくは前記ガバナから前記カムへ回転トルクを伝達する前記伝達部材に接続されていることを特徴とする請求項6に記載のポンプ。
- 前記入力部は、かさ歯車又はウォームギヤを含んで構成される前記伝達部材に接続されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のポンプ。
- 請求項1乃至8のいずれか一項に記載のポンプと、
前記ポンプに接続された前記インジェクタと、
前記回転部材と前記入力部とに接続された前記伝達部材と、を備えることを特徴とする燃料噴射装置。
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