JP2016075758A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
プロセスカートリッジは、電子写真感光体と、少なくとも、電子写真感光体に作用するプロセス手段としての現像手段とを一体的化し、画像形成装置本体に対して着脱可能としたものである。
現像剤は、着色剤と結着樹脂とを有する着色粒子の表面に、シリコーンオイル処理無機微粉体を構成成分として含有する無機微粒子を付着及び/又は固定化したものである。
現像剤担持体の外周面には、凸部及び凹部が規則的に配置された現像剤担持面が形成されている。
凹部の表面には、微小凹部が形成されている。
微小凹部の深さは、無機微粒子の平均一次粒径の2.0倍以上30倍以下である。
また、凹部の表面に特定の深さを有する微小凹部を設けると共に、現像剤中にシリコーンオイル処理無機微粉体を存在させることにより、微小凹部にシリコンオイル処理無機微粉体を担持させて、現像剤担持面の表面にシリコーンオイル皮膜を迅速且つ継続的に形成することが可能である。その結果、現像剤担持面への現像剤等の固着や汚染を防止しつつ、現像剤に好ましい帯電性を付与することが出来る。
また、微小凹部の深さが、無機微粒子の平均一次粒径の2.0倍以上30倍以下であるので、微小凹部にシリコーンオイル処理無機微粉体を供給/担持させ易くなる。
現像剤担持面には、現像ローラの周方向及び現像ローラの回転軸方向に対して傾斜して螺旋状に連続する傾斜溝が設けられて、凸部及び凹部が規則的に配置されている構成でもよい。
無機微粒子中のシリコーンオイルの含有率は、1.5mμg/g以上25mμg/g以下であってもよい。
更に、シリコーンオイル処理無機微粉体を構成成分として含有する無機微粉体から発生する低分子量シロキサン量を10μg/g以下とすることで、トナー粒子に対するケミカルアタックを防止することが可能となり、トナー粒子の可塑化に伴う固着や帯電特性の変動に起因する問題を未然に防ぐことができる。
シリコーンオイル処理無機微粉体は、アミノ変性シリコーン又はアミノ変性シリコーンオイルを含有するシリコーンオイルで処理されていてもよい。
現像剤担持体に対する現像剤規制部材の当接部分の表面硬度の比率は、0.20以上1.00未満でもよい。
また、本発明によれば、未使用の状態で長期間放置した際に生じるプリントアウト画像の品質劣化を改善することができる。
本実施形態に係る画像形成方法は、少なくとも、外部より帯電部材に電圧を印加し、静電潜像担持体に帯電を行う帯電工程と、帯電された静電潜像担持体に静電潜像を形成する潜像形成工程と、静電荷像を現像剤であるトナーにより現像してトナー像を静電潜像担持体上に形成する現像工程と、静電潜像担持体上のトナー像を転写材に転写する転写工程と、転写材上のトナー像を加熱定着する定着工程とを有するものである。また、先に挙げた工程以外に、例えば、静電潜像担持体表面に残存したトナー等の残存物を除去するクリーニング工程等を更に備えていてもよい。
なお、トナー画像は、中間転写体等の転写体を介して、被転写体に転写されても良い。
帯電手段である帯電部としては、例えば、コロナ放電を利用した帯電器や導電性又は半導電性の帯電ローラ等を用いることが出来る。導電性又は半導電性の帯電ローラを用いた接触型帯電器は、電子写真感光体に対して、直流電流を印加してもよく、交流電流を重畳させて印加してもよい。このような帯電部により、電子写真感光体との接触部近傍の微小空間で放電を発生させることで、電子写真感光体表面を帯電させる。なお、導電性又は半導電性の帯電ローラは、単層構造であってもよく、多重構造であってもよい。また、帯電ローラの表面をクリーニングする機構を更に設けてもよい。
静電潜像担持体は、少なくとも潜像(静電荷像)が形成される機能を有する。静電潜像担持体としては、電子写真感光体が好適に挙げられる。電子写真感光体は、円筒状の導電性の基体外周面に、有機感光体等を含む塗膜を有する。塗膜は、基体上に、必要に応じて下引き層と、電荷発生物質を含む電荷発生層と、電荷輸送物質を含む電荷輸送層とを含む感光層とが、この順序で形成されたものである。電荷発生層と電荷輸送層との積層順序は、逆であってもよい。
露光手段である露光部としては、特に制限はなく、例えば、静電潜像担持体表面に、半導体レーザ光、LED光、液晶シャッタ光等の光源を、所望の像様に露光できる光学系機器等が挙げられる。
現像手段である現像部は、少なくとも、現像剤担持体と、現像剤(トナー)及び現像剤規制部材を有し、必要に応じて、現像剤担持体に現像剤を供給する為の現像剤供給部材や攪拌搬送部材とを有する。現像剤担持体は、電子写真感光体の周面上に形成された静電潜像に対して現像剤を供給するものであり、例えば、非磁性の金属や高分子材料からなる円柱状又は筒状部材である。現像剤担持体は、電子写真感光体と対向して回転可能に設置され、現像バイアスを印加する現像バイアス印加部が設けられている。
転写手段である転写部としては、例えば、被転写体の裏側からトナーとは逆極性の電荷を被転写体に与え、静電気力によりトナー画像を被転写体に転写するもの、又は、被転写体の表面に被転写体を介して直接接触して転写する導電性又は半導電性のローラ等を用いた転写ローラ及び転写ローラ押圧装置を用いることができる。
クリーニング手段であるクリーニング部については、静電潜像担持体上の残留トナーを清掃するものであれば、ブレードクリーニング方式、ブラシクリーニング方式、ローラクリーニング方式を採用したもの等、適宜選定して差し支えない。これらの中でも弾性を有するクリーニングブレードを用いることが好ましい。
定着手段(画像定着装置)である定着部としては、被転写体に転写されたトナー像を加熱、加圧あるいは加熱加圧により定着するものであり、ローラ状やベルト状の定着部材を備えるものである。
図1は、本実施形態に係る現像装置100の概略構成を示す断面図であり、上記の如き画像形成装置に搭載される。例えば、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの各色に対応する現像装置100を備えた画像形成装置は、現像装置100による現像により、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの各色を用いてカラー画像を形成する。画像形成装置は、トナー像を形成する現像ローラ110を備えた現像装置100のほかに、用紙を搬送する記録媒体搬送ユニットと、トナー像を用紙に二次転写する転写ユニットと、周面に画像が形成される静電潜像担持体である感光体ドラム30と、トナー像を用紙に付着させる定着ユニットとを備えている。
本発明に係る現像剤担持体は、その表面には凸部と凹部が規則的に配置された現像剤担持面が設けられている。凹部表面には、現像剤中に存在するシリコーンオイル処理無機微粉体(以下、「オイル処理微粉体」とも称す)を担持可能な微小凹部が形成されている。これにより、従来から指摘されていた問題点に加え、上述の如き新たな問題点に対しても、包括的に高度な対応が可能となる。
また、現像ローラ110の現像剤担持体面の凹部114には、現像剤中に存在するオイル処理微粉体を担持可能な微小凹部113が形成されている。
図4は、本発明に係る現像ローラ110の製造方法の概要を示す図である。
本実施形態の現像剤は、少なくとも、着色剤と結着樹脂からなる着色粒子の表面に、少なくとも、現像剤担持体の外周面に設けられた現像剤担持面の凹部表面に設けた微小凹部の内部に担持可能なシリコーンオイル処理無機微粉体を構成成分として含有する無機微粒子を付着及び/又は固定化したものである。現像剤は、トナー(以下、「トナー粒子」ともいう)のみで構成される一成分現像剤や、トナーと磁性キャリアを混合してなる二成分現像剤であってもよい。特に、本実施形態の現像ローラは、現像ローラ上での帯電付与性や搬送性の面で不利である非磁性一成分現像剤に対して非常に有効である。
現像剤は、例えば無機微粒子を、着色粒子100質量部に対して、2質量部以上8質量部以下で付着及び/又は固定化したものである。無機微粒子中のシリコーンオイルの含有率は、1.5mμg/g以上25mμg/g以下である。
本実施形態の着色粒子は、結着樹脂中に均一に着色剤を分散させた粒子であって、高品位な画像形成に供する為に重量平均粒径が7μm以下の微小粒径を呈する着色粒子が好ましく適応される。このような着色粒子は、所謂、粉砕法や重合法といった従来公知の方法によって製造することが出来、特に、着色粒子を一成分現像剤に適応する場合には、着色粒子の粒子径や形状を制御し、本実施形態の現像装置に好ましく適用することが出来る。
乾式トナーに用いられる架橋剤のうち2官能の架橋剤として、ジビニルベンゼン、ビス(4−アクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン、エチレングリコールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,5−ペンタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレ ート、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコール#200、#400、#600の各ジアクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、ポリエステル型ジアクリレート、及び上記のジアクリレートをジメタクリレートに代えたものが挙げられる。
シリコーンオイル処理無機微粉体は、無機微粒子の構成成分として単独或いは他の無機微粉体と共に乾式混合されることで着色粒子に付着及び/又は固定化されて現像剤に調製された後、現像剤担持面の凹部表面に供給され、凹部表面に設けた微小凹部への担持と脱離を繰り返しながら、現像剤担持体面にシリコーンオイル皮膜を形成し、現像に好ましい状態を作り出すことが可能となる。
(ここで、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表わし、R’はアルキル、ハロゲン変性アルキル、フェニル、変性フェニル等のシリコーンオイル変性基を表わし、R”は炭素数1〜3のアルキル基又はアルコキシ基を表わし、m、nは整数を表わす。)
(式中、R1は水素、アルキル基、アリール基又はアルコキシ基を示し、R2はアルキレン基又はフェニレン基を示し、R3,R4は水素、アルキル基、又はアリール基を示し、R5は含窒素複素環をその構造に有する化合物を示す。但し、上記アルキル基、アリール基、アルキレン基、フェニレン基はアミンを含有していても良いし、また帯電性を損ねない範囲で、ハロゲン等の置換基を有していても良い。)
シリコーンオイル処理無機微粉体を、着色粒子表面に付着及び/又は固定化させる方法としては、従来公知の方法を適用することが可能であるが、上記の如き機能を効率的に発現させる為には、乾式混合装置を用いた多段階混合が好ましい。例えば、着色粒子に、無機微粒子の構成成分であるシリコーンオイル処理無機微粉体とその他の疎水性無機微粒子を付着及び/又は固定化させる場合、先ず、その他の疎水性無機微粒子を乾式混合し、次いで、シリコーンオイル処理無機微粉体を乾式混合して現像剤を調製することによって、シリコーンオイル処理無機微粉体の微小凹部に対する挙動が最適化される。
[現像ローラの製造例1]
直径16mmの炭素鋼鋼管からなる円柱状のローラ基材の外周面(以下「円筒面」と称す)をセンターレス研磨機により研磨した後、サンドブラスト処理(研磨材;ホワイトアランダム#60)を施し、円筒面を均一に微小な凹凸を形成した。次いで、交差する2本の溝(図2の矢印A、Bで示される方向の溝)を形成するために、それぞれの溝に対応する凸条が形成されている第1及び第2のダイスを具備した転造装置にローラ基材を設置した。そして、それぞれのダイスとローラ基材とを一定速度で回転させながら、ローラ基材を送り出しつつ、ダイスを押圧し、第1及び第2の溝をローラ基材に転造した。
サンドブラスト処理時の加工圧力、ノズル径及び研磨材の粒径を変更する以外は、「現像ローラの製造例1」と同様にして、微小凹部の深さが異なる現像ローラである「現像ローラ−2〜4」を製造した。
第1と第2のダイスを交換し、其々のダイスが形成する傾斜溝が互いに交差しないように調整し、其々の傾斜溝が同方向に形成されるようにする以外は、「現像ローラの製造例1」と同様にして、螺旋状に連続する傾斜溝によって設けられた凸部と凹部を有する「現像ローラ−5」を製造した。
サンドブラスト処理時の加工圧力、ノズル径及び研磨材の粒径を変更する以外は、前記「現像ローラの製造例1」と同様にして、微小凹部の深さが異なる現像ローラである「比較用現像ローラ−1及び2」を製造した。
「現像ローラの製造例1~5」及び「比較用現像ローラの製造例1及び2」で得られた「現像ローラ−1〜5」及び「比較用現像ローラ−1及び2」の内容を、以下の表1にまとめて示す。
[シリコーンオイル処理無機微粉体の製造例1]
乾式法で製造されたシリカ微粉末母体(比表面積50m2/g)100質量部を撹拌機に投入し、撹拌しながら、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン(以下、γ−APSと略す)2質量部、ヘキサメチルジシラザン(以下、HMDSと略す)2質量部及びヘキサン5質量部からなる混合溶液を噴霧し、混合処理を行った後、撹拌を継続しながら、120℃迄昇温し、溶剤を除去して乾燥させ、シラン(水素化ケイ素)処理物とした。
用いるシリカ微粉末母体、γ−APS量、HMDS量、シリコーンオイルの内容及び硬化処理の条件を変更する以外は、前記「シリコーンオイル処理無機微粉体の製造例1」と同様にして、「シリコーンオイル処理無機微粉体−2〜9」を得た。
用いるγ−APS量やHMDS量を増量する以外は、前記「シリコーンオイル処理無機微粉体の製造例1」と同様にしてシラン処理物を得た後、シリコーンオイルを混合しないまま、100℃の熱風中で3時間流動させて硬化処理を施した後、解砕処理をして「比較用無機微粉体」を得た。
低分子量シロキサン成分に該当する成分として、ピークP3、P6、P8及びP10〜14が選別され、同様に、低分子量アミン成分に該当する成分として、ピークP1、P2、P4、P5、P7及びP9が選別された。
[トナー粒子の製造例1]
下記成分を乾式混合した後、二軸混練機で混練した。
・ポリエステル樹脂(Mw=4万、Tg=60℃) 100質量部
・カーボンブラック(平均粒径=35nm) 5質量部
・エステルワックス(DSCの最大吸熱ピークのピーク温度=70℃) 5質量部
混練時に、サリチル酸誘導体のアルミニウム化合物(オリエント化学工業社製)1質量部を追加した以外は、前記「トナー粒子の製造例1」と同様にして、荷電制御剤を含有する「トナー粒子−2」を得た。
下記の成分を乾式混合装置中に投入して、低回転速度で予備混合を行った後、更に高回転速度で4分間の乾式混合を行った。
・前記トナー粒子−1 100質量部
・疎水化処理シリカ微粒子(平均一次粒子径=100nm) 1.5質量部
・疎水化処理チタニア微粒子(平均一次粒子径=20nm) 1.0質量部
更に、下記の成分を追加投入し、高回転速度で4分間の乾式混合を行った。
・前記シリコーンオイル処理無機微粉体−1 0.4質量部
・HMDS処理シリカ微粒子(平均一次粒子径=15nm) 1.0質量部
前記シリコーンオイル処理無機微粉体−1に代えて、前記シリコーンオイル処理無機微粉体−2〜6若しくはシリコーンオイル処理無機微粉体−8~10を用いた以外は、前記「一成分現像剤の製造例1」と同様にして、「一成分現像剤−2〜6」を得た。
前記トナー粒子−1とシリコーンオイル処理無機微粉体−1に代えて、前記トナー粒子−2とシリコーンオイル処理無機微粉体−6を用いる以外は、前記「一成分現像剤の製造例1」と同様にして、「一成分現像剤−7」を得た。
前記シリコーンオイル処理無機微粉体−1に代えて、前記比較用無機微粉体を用いた以外は、前記「一成分現像剤の製造例1」と同様にして、「比較用一成分現像剤−1」を得た。
前記シリコーンオイル処理無機微粉体−1の代わりに、ジメチルシリコーンオイル(KF−96−200CS、信越化学工業社製)0.5質量部を用いた以外は、前記「一成分現像剤の製造例1」と同様にして、「比較用一成分現像剤−2」を得た。
前記「一成分現像剤の製造例1〜10」及び「比較用一成分現像剤の製造例1及び2」で得られた「一成分現像剤−1〜10」及び「比較用一成分現像剤−1及び2」の内容を、以下の表3にまとめて示す。
画像形成装置として、A4サイズ紙対応のモノクロレーザープリンタであるML−3310ND(SAMSUNG ELECTRONICS社製)の現像器ユニットを非磁性一成分トナーに対応した非接触現像ユニットに交換し、33枚/分(A4サイズ紙を縦向きに出力)の画像出力速度で画像形成が可能であるように改造/調整したものを用いた。前記画像形成装置は、静電像担持体であるOPCドラム、接触型帯電器である帯電ローラ及び現像装置を脱着可能にカートリッジ化したプロセスカートリッジを用いる構成をとっており、前記プロセスカートリッジの現像装置部分を非磁性一成分トナーに対応した非接触現像装置に交換し、33枚/分(A4サイズ紙を縦向きに出力)の画像出力速度で画像形成が可能であるように改造/調整したものを用いた。
[1.画像濃度]
常温常湿(23℃/55%Rh)、低温低湿(15℃/10%Rh)及び、高温高湿(32℃/80%Rh)の各試験環境において、現像剤を補給しながら、5,000枚分プリントアウト試験を実施し、その際、一辺5mmの正方形のソリッドパッチを四隅付近と中央部分に有する画像を100枚間隔でプリントアウトし、得られた画像のソリッドパッチの反射濃度を分光光度計スペクトロアイ(グレタグマクベス社製)で計測で計測後、平均値を算出し、以下の基準に従って評価した。
A:1.30以上 (非常に良好である)
B:1.15以上1.30未満 (良好である)
C:1.00以上1.15未満 (本発明において許容レベルである)
D:1.00未満 (本発明において不可レベルである)
四隅付近と中央部分に5ポイントの文字画像をプリントし、得られた文字画像の再現性を、以下の基準に従い評価した。
A:細線の線幅の変動量が10%未満 (非常に良好である)
B:細線の線幅の変動量が10%以上15%未満 (良好である)
C:細線の変化が15%以上であり、目視でも確認に出来る
(本発明において許容レベルである)
D:細線同士の接触や細線自身の断裂が目視でも容易に確認出来る
(本発明において不可レベルである)
低温低湿(15℃/10%Rh)において、白画像形成時、現像工程後から転写工程に移行する間に感光体ドラム上に存在する現像剤をメンディングテープ(住友3M社製)の粘着面に移し取り、それを紙上に貼ったものの反射濃度を分光光度計スペクトロアイ(グレタグマクベス社製)で計測し、得られた反射濃度からメンディングテープをそのまま紙上に貼った時の反射濃度(ブランク)を差し引いた数値を求め、以下の基準に従って評価した。数値が小さい程、非画像領域のトナー汚れが抑制されていることを示す。
A:0.03未満 (非常に良好である)
B:0.03以上0.07未満 (良好である)
C:0.07以上1.00未満 (本発明において許容レベルである)
D:1.00以上 (本発明において不可レベルである)
[1.帯電量分布]
プリントアウト試験終了後、現像ローラの現像剤担持面上に担持されたトナー粒子の一部を回収し、「ホソカワミクロン社製イースパートアナライザーEST−3」を用いての帯電良分布を計測し、q/dがプラス値を呈する成分(正帯電成分)の存在量を評価した。存在量が少ない程、良好な帯電付与がなされていることを示す。
A:10個数%未満 (非常に良好である)
B:10個数%以上20個数%未満 (良好である)
C:20個数%以上30個数%未満 (本発明において許容レベルである)
D:30個数%以上 (本発明において不可レベルである)
全試験終了後、トナーを消費しない状態で現像ローラを4時間回転させて、現像剤担持面に強制的に圧力を加えた際の現像剤担持面の状態を顕微鏡下で観察し、以下の基準に従って評価した。
A:未発生 (非常に良好である)
B:トナー粒子の固着部分が、凸部頂面を除く現像剤担持面の10面積%未満
(良好である)
C:トナー粒子の固着部分が、凸部頂面を除く現像剤担持面の30面積%未満
(本発明において許容レベルである)
D:トナー粒子の固着部分が、凸部頂面を除く現像剤担持面の30面積%を超える
(本発明において不可レベルである)
又、シリコーンオイル処理無機微粉体中のシリコーンオイルに起因する低分子量シロキサン成分と低分子量アミン成分の揮発量を所定量以下とすることにより、着色粒子に対するケミカルアタックを防止することが可能となり、トナー粒子の可塑化に伴う固着や帯電特性の変動に起因する現像剤の経時劣化を未然に防ぐことが出来た。
「現像ローラ−1」と「一成分現像剤−1」に代え、前記「現像ローラの製造例2〜5」で得られた「現像ローラ−2〜5」と、前記「一成分現像剤の製造例2〜10」で得られた「一成分現像剤−2〜10」を用いる以外は、「実施例1」と同様に評価テストを実施した。
「現像ローラ−1」を前記「現像ローラの製造例2」で得られた「現像ローラ−2」し、前記「比較用一成分現像剤の製造例1」で得られた「比較用一成分現像剤−1」を用いる以外は、「実施例1」と同様に評価テストを実施した。
「現像ローラ−1」を前記「比較用現像ローラの製造例1」で得られた「比較用現像ローラ−1」に交換し、前記「比較用一成分現像剤の製造例9」で得られた「比較用一成分現像剤−9」を用いる以外は、「実施例1」と同様に評価テストを実施した。この時、「現像ローラ−1」の現像剤担持面の凹部表面に設けた微小凹部の深さDが、シリコーンオイル処理無機微粉体を構成成分として含有する無機微粉体の平均一次粒径dの45倍であった。
「現像ローラ−1」を前記「比較用現像ローラの製造例1」で得られた「比較用現像ローラ−1」に交換し、前記「一成分現像剤の製造例9」で得られた「一成分現像剤−9」を用いる以外は、「実施例1」と同様に評価テストを実施した。この時、「現像ローラ−1」の現像剤担持面の凹部表面に設けた微小凹部の深さDが、シリコーンオイル処理無機微粉体を構成成分として含有する無機微粉体の平均一次粒径dの1.9倍であった。
「現像ローラ−1」を前記「現像ローラの製造例2」で得られた「現像ローラ−2」し、前記「比較用一成分現像剤の製造例2」で得られた「比較用一成分現像剤−2」を用いる以外は、「実施例1」と同様に評価テストを実施した。
無機微粒子中のシリコーンオイルの含有率は、1.5mg/g以上25mg/g以下であってもよい。
本実施形態の現像剤は、少なくとも、着色剤と結着樹脂からなる着色粒子の表面に、少なくとも、現像剤担持体の外周面に設けられた現像剤担持面の凹部表面に設けた微小凹部の内部に担持可能なシリコーンオイル処理無機微粉体を構成成分として含有する無機微粒子を付着及び/又は固定化したものである。現像剤は、トナー(以下、「トナー粒子」ともいう)のみで構成される一成分現像剤や、トナーと磁性キャリアを混合してなる二成分現像剤であってもよい。特に、本実施形態の現像ローラは、現像ローラ上での帯電付与性や搬送性の面で不利である非磁性一成分現像剤に対して非常に有効である。
現像剤は、例えば無機微粒子を、着色粒子100質量部に対して、2質量部以上8質量部以下で付着及び/又は固定化したものである。無機微粒子中のシリコーンオイルの含有率は、1.5mg/g以上25mg/g以下である。
前記シリコーンオイル処理無機微粉体−1に代えて、前記シリコーンオイル処理無機微粉体−2〜6若しくはシリコーンオイル処理無機微粉体−8~10を用いた以外は、前記「一成分現像剤の製造例1」と同様にして、「一成分現像剤−2〜6」及び「一成分現像剤−8〜10」を得た。
Claims (14)
- 現像剤を収容する現像剤収容室と、
回転可能に配設され、前記現像剤収容室に収容された現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体の外周面上に供給された前記現像剤の層厚を規制するための現像剤規制部材とを備える現像装置であって、
前記現像剤は、着色剤と結着樹脂とを有する着色粒子の表面に、シリコーンオイル処理無機微粉体を構成成分として含有する無機微粒子を付着及び/又は固定化したものであり、
前記現像剤担持体の前記外周面には、凸部及び凹部が規則的に配置された現像剤担持面が形成されていると共に、
前記凹部の表面には、微小凹部が形成され、
前記微小凹部の深さは、前記無機微粒子の平均一次粒径の2.0倍以上30倍以下であることを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤担持体は、外周面に現像剤を担持する現像ローラであって、前記外周面には、前記現像ローラの周方向及び前記現像ローラの回転軸方向に対して傾斜する方向に形成された螺旋状に連続する傾斜溝によって設けられた前記凸部及び前記凹部が規則的に配置された現像剤担持面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記現像剤担持体の外周面には、互いに交差するように形成された複数の傾斜溝によって設けられた複数の凸部及び凹部が規則的に配置された現像剤担持面が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の現像装置。
- 前記現像剤は、前記無機微粒子を、前記着色粒子100質量部に対して、2質量部以上8質量部以下で付着及び/又は固定化してなり、
前記無機微粒子中のシリコーンオイルの含有率は、1.5mμg/g以上25mμg/g以下であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の現像装置。 - 前記無機微粒子を150℃で10分間、加熱した際に発生する低分子量シロキサンの発生量が、10μg/g以下であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の現像装置。
- 前記現像剤は負帯電性現像剤であり、
前記シリコーンオイル処理無機微粉体は、アミノ変性シリコーンオイル又はアミノ変性シリコーンオイルを含有するシリコーンオイルで処理されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の現像装置。 - 前記無機微粒子を150℃で10分間、加熱した際に発生する低分子量アミンの発生量が、3μg/g以下であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の現像装置。
- 前記現像剤中の前記着色粒子はワックス成分を含有し、
前記ワックス成分は、「ASTM−D3418−82」に準じて測定されたDSC曲線において、50℃以上110℃未満の領域に、少なくとも一つの吸熱ピークを呈することを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の現像装置。 - 前記現像剤規制部材は、前記現像剤担持体の回転軸に平行な幅方向に延び且つ端部を有する弾性当接体を備えると共に、前記現像剤担持体の外周面に当接するように配置され、
前記現像剤担持体に対する前記現像剤規制部材の当接部分の表面硬度の比率は、0.20以上1.00未満であることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の現像装置。 - 静電像担持体と、
前記静電像担持体の表面の静電像を現像する為の現像装置とを備え、
画像形成装置に着脱可能にカートリッジ化されたプロセスカートリッジであって、
前記現像装置が、請求項1〜9の何れか一項に記載の現像装置であるプロセスカートリッジ。 - 前記静電像担持体の表面に電荷を付与する為の帯電装置が、接触型帯電器であることを特徴とする請求項10に記載のプロセスカートリッジ。
- 静電像担持体と、
前記静電像担持体の表面の静電像を現像する為の現像装置とを備えた画像形成装置であって、
前記現像装置が、請求項1〜9の何れか一項に記載の現像装置である画像形成装置。 - 静電像担持体の表面に電荷を付与する為の帯電装置が、接触型帯電器であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
- 請求項10又は11に記載のプロセスカートリッジを着脱可能に備えることを特徴とする画像形成装置。
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