JP2016075515A - 最大出力電流推定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次電池の最大出力電流を高精度に推定することができる最大出力電流推定装置を提供すること。【解決手段】差分電圧ΔVを測定し、この差分電圧ΔVと差分電流ΔIとによって直線Lの傾きrを求めることによって、独立に測定した2点を結ぶことにより直線の傾きを求める方法と比較して、傾きrの誤差を小さくすることができる。また、直線Lを決定するために点Mの座標を求める、即ち、二次電池Bの両電極間の電圧V0を測定しなければならないものの、この測定は1回でよく、最大出力電流Imを高精度に推定することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、二次電池の最大出力電流を推定する最大出力電流推定装置に関するものである。
例えば、電動モータを用いて走行する電気自動車(EV)や、エンジンと電動モータとを併用して走行するハイブリッド自動車(HEV)などの各種車両には、電動モータの動力源として、リチウムイオン充電池やニッケル水素充電池などの二次電池が搭載されている。
このような車両では、二次電池によって駆動に利用可能な最大出力電流を把握する必要がある。なお、最大出力電流は、充電(例えば回生時の充電)の際に受け入れ可能な最大入力電流に等しい。最大出力電流は二次電池の状態(例えば劣化度、充電容量、使用温度等)に応じて変動してしまうため、逐次推定しなければならない。二次電池は、両電極間の電圧Vが予め定められた放電終止電圧VLよりも大きくなるように使用され、かつ、負荷電流が大きくなると内部抵抗によって両電極間の電圧が低下していくため、最大出力電流Imは、放電終止電圧VLと内部抵抗とによって決まる。
そこで、特許文献1に電池の内部抵抗を推定する方法が提案されている。特許文献1に記載の内部抵抗の測定方法では、複数の電池セルが直列に接続された二次電池において、測定対象の1個の電池セルの両電極間に、電圧計と、負荷が直列に接続された電流計と、をそれぞれ接続するとともに、直列に接続された他の電池セルとの間にチョークコイルを設けている。他の電池セルによって流れる電流をチョークコイルで遮ることにより、測定対象の電池セルの内部抵抗の測定精度の向上が図られている。
特開平9−54147号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、直列に接続された電池セルの間にチョークコイルを設けるため、二次電池の充放電時に内部抵抗を推定しようとすると、チョークコイルによって負荷電流又は充電電流を遮ってしまう。したがって、このような方法では、二次電池による充放電時に内部抵抗を測定することができず、内部抵抗に基づいて最大出力電流を推定することは困難であった。
そこで、充放電時に二次電池の最大出力電流Imを推定する方法の一例として、以下のような方法が考えられる。まず、充放電時に二次電池に互いに異なる2つの電流I01、I02が流れた際の電圧V01、V02を測定する。さらに、図4に示すように、横軸を電流、縦軸を電圧とする座標系において第1測定点M01(I01,V01)と第2測定点M02(I02,V02)とをプロットし、この二点を結ぶ直線L0を求める。この直線L0は傾きr0が二次電池の内部抵抗に対応し、この直線L0と、縦軸において放電終止電圧VLを示すとともに横軸に平行な直線LVLと、の交点の座標から最大出力電流Imを推定することができる。
しかしながら、測定した電圧には誤差が生じる可能性があり、図4に示すエラーバーの誤差範囲内の電圧が測定値となり得る。第1測定点M01及び第2測定点M02がともに誤差を含み得るため、これらに基づいて最大出力電流Imを推定すると精度が低くなってしまう。特に、一方の電圧の測定値が誤差範囲の最大値となるとともに他方の電圧の測定値が最小値となってしまうと、傾きr0に大きな誤差が生じてしまい、最大出力電流Imの推定精度が低くなってしまう。
本発明の目的は、二次電池の最大出力電流を高精度に推定することができる最大出力電流推定装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、二次電池の最大出力電流を推定する最大出力電流推定装置であって、第1入力端子及び第2入力端子を有し、該第1入力端子及び該第2入力端子のそれぞれに入力された電圧の差分値に応じた差分電圧を出力する差分電圧出力手段と、前記二次電池の一方の電極を前記第1入力端子及び前記第2入力端子に排他的に接続する切換スイッチと、前記第1入力端子と前記二次電池の他方の電極との間の電圧を保持可能な第1電圧保持手段と、前記第2入力端子と前記二次電池の他方の電極との間の電圧を保持可能な第2電圧保持手段と、前記二次電池に第1電流が流れる際に当該二次電池の一方の電極と前記第1入力端子とを接続し、前記二次電池に前記第1電流と大きさが異なる第2電流が流れる際に当該二次電池の一方の電極と前記第2入力端子とを接続するように、前記切換スイッチを制御する接続切換制御手段と、前記一方の電極と前記他方の電極との間の電圧を測定する電圧測定手段と、前記第1電流、前記第2電流、前記差分電圧、前記電圧測定手段による電圧測定時に前記二次電池に流れる測定時電流、前記電圧測定手段の測定電圧、及び、前記二次電池の放電終止電圧に基づいて当該二次電池の前記最大出力電流を推定する推定手段と、を備えることを特徴とする最大出力電流推定装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記推定手段が、電流を一方の軸とするとともに電圧を他方の軸とする座標系において、前記第1電流と前記第2電流との差分電流と、前記差分電圧と、の比に基づいて傾きを算出するとともに、前記測定時電流及び前記測定電圧を示す座標を通るとともに該傾きを有する直線を求め、当該直線に前記放電終止電圧を当てはめた際の電流を前記最大出力電流として推定することを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記推定手段が、前記最大出力電流と前記放電終止電圧とによって前記二次電池の最大出力電力を推定することを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記第1電流及び前記第2電流が、放電時に前記二次電池に流れる電流であることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記測定時電流が、前記第1電流又は前記第2電流に等しいことを特徴とするものである。
請求項6に記載された発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明において、前記差分電圧出力手段が、前記差分電圧として前記差分値を所定の増幅率で増幅した電圧を出力するように構成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、差分電圧出力手段が、第1入力端子及び第2入力端子を有し、これら第1入力端子及び第2入力端子のそれぞれに入力された電圧の差分値に応じた差分電圧を出力する。切換スイッチが、二次電池の一方の電極を第1入力端子及び第2入力端子に排他的に接続する。第1電圧保持手段が、第1入力端子と二次電池の他方の電極との間の電圧を保持する。第2電圧保持手段が、第2入力端子と二次電池の他方の電極との間の電圧を保持する。接続切換制御手段が、二次電池に第1電流が流れる際に二次電池の一方の電極と第1入力端子とを接続し、かつ、二次電池に第2電流が流れる際に二次電池の一方の電極と第2入力端子とを接続するように、切換スイッチを制御する。電圧測定手段が、二次電池に任意の電流(測定時電流)が流れた際に、二次電池の一方の電極と他方の電極との間の電圧(測定電圧)を測定する。そして、推定手段が、第1電流、前記第2電流、差分電圧、測定時電流、測定電圧、及び、放電終止電圧に基づいて最大出力電流を推定する。
このようにしたことから、二次電池に第1電流が流れた際の両電極間の電圧を第1電圧保持手段によって保持し、第2電流が流れた際の両電極間の電圧を第2電圧保持手段によって保持することができ、この2つの電圧の差分値が差分電圧出力手段によって差分電圧として出力される。これに対し、例えば、二次電池の両電極間の電圧を直接測定する構成とした場合には、二次電池の最低使用電圧から最高使用電圧の間でしか電圧が変化しないにもかかわらず、測定器(例えばアナログ−デジタル変換器)の入力レンジを0以上最高電圧以下に合わせる必要があり、最低使用電圧がオフセット電圧として含まれてしまう。即ち、測定器の分解能の一部しか利用することができない。一方、差分電圧は、このようなオフセット電圧を含まず絶対電圧と比較して非常に小さい値となることから、適宜に増幅して測定器の入力レンジに合わせることにより、測定器の分解能を最大限に利用して高精度で検出することができる。この差分電圧を高精度で検出することにより、電圧と電流との関係を表す直線の傾きを高精度で求めることができる。このように直線の傾きを高精度で求めることによって、最大出力電流を高精度に推定することができる。
請求項2に記載された発明によれば、推定手段が、電流を一方の軸とするとともに電圧を他方の軸とする座標系において、差分電流と差分電圧との比に基づく傾きを有するとともに測定時電流及び測定電圧を示す座標を通る直線を求め、この直線に放電終止電圧を当てはめることによって最大出力電流を推定するように構成されている。このようにしたことから、例えば、電流Iを横軸とするとともに電圧Vを縦軸とする直交座標系において、差分電流ΔIと差分電流ΔVとにより定まる傾きをr(=ΔV/ΔI)とし、測定時電流I0及び測定電圧V0を示す座標(I0,V0)を通る直線、即ち、V=r・(I−I0)+V0で表される直線が求められる。この直線にV=VLを代入して求められる電流I=I0+(VL−V0)/rに基づいて最大出力電流Imを推定することができる。
請求項3に記載された発明によれば、推定手段が最大出力電流と放電終止電圧とに基づいて最大出力電力を推定することから、二次電池が搭載される機器の動作に利用可能な最大電力を推定することができる。
請求項4に記載された発明によれば、第1電流及び第2電流が放電時に二次電池に流れる電流である。このようにしたことから、二次電池に接続された負荷の大きさの変動に応じて適宜に第1電流及び第2電流を設定することができる。さらに、放電時に最大出力電流を推定することから、推定時と実際の出力時とにおいて二次電池の状態が変化することにより生じる最大出力電流の誤差を小さくすることができる。
請求項5に記載された発明によれば、測定時電流が、第1電流又は第2電流に等しい。このようにしたことから、電圧保持手段による電圧の保持と略同時に電圧測定手段が電圧を測定することができ、測定に要する時間を短くすることができる。さらに、第1電流I1及び第2電流I2を測定する電流測定手段が設けられる場合には、電流の測定回数を減らすことができる。
請求項6に記載された発明によれば、差分電圧出力手段が、差分電圧として前記差分値を所定の増幅率で増幅した電圧を出力するように構成されている。このようにしたことから、差分電圧をより大きな値として得ることができ、最大出力電流をより一層高精度に推定することができる。
本発明の実施形態に係る最大出力電流推定装置を示す概略構成図である。 図1の最大出力電流推定装置が備えるマイクロコンピュータのCPUによって実行される最大出力電流推定処理の一例を示すフローチャートである。 図2の最大出力電流推定処理によって二次電池の最大出力電流を求める様子を示すグラフである。 従来の最大出力電流推定方法を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態の最大出力電流推定装置について、図1〜3を参照して説明する。図1は、本実施形態の最大出力電流推定装置の概略構成を示す図である。図2は、図1の最大出力電流推定装置が備えるマイクロコンピュータのCPUによって実行される最大出力電流推定処理の一例を示すフローチャートである。図3は、図2の最大出力電流推定処理によって二次電池の最大出力電流を求める様子を示すグラフである。
本実施形態の最大出力電流推定装置は、例えば、走行用モータとガソリンエンジンとを備えたハイブリッド自動車に搭載され、当該ハイブリッド自動車が備える二次電池の電極間に接続されて、当該二次電池の最大出力電流、最大出力率、及び、最大出力電力を推定するものである。勿論ハイブリッド自動車以外の二次電池を備えた装置、システムなどに適用してもよい。
このような二次電池(図中、符号Bで示す)は、電圧を生じる起電力部eと内部抵抗rとを有している。二次電池Bは、両電極(正極Bp及び負極Bn)間に電圧Vを生じ、この電圧Vは、起電力部eによる起電力によって生じる電圧Veと内部抵抗rに電流が流れることにより生じる電圧Vrとによって決定される(V=Ve+Vr)。二次電池Bの負極Bnは、基準電位Gに接続されている。
図1に示すように、本実施形態の最大出力電流推定装置(図中、符号1で示す)は、増幅器11と、切換スイッチ12と、第1電圧保持手段としての第1コンデンサ13と、第2電圧保持手段としての第2コンデンサ14と、充放電手段15と、電圧測定手段16と、第1アナログ−デジタル変換器21と、第2アナログ−デジタル変換器22と、マイクロコンピュータ40(以下、「μCOM40」という)と、を有している。
増幅器11は、例えば、オペアンプなどで構成されており、2つの入力端子(第1入力端子In1及び第2入力端子In2)と1つの出力端子(出力端子Out)を備え、これら2つの入力端子に入力された電圧の差分値を所定の増幅率Avで増幅した増幅電圧Vmを出力端子から出力する。増幅器11は、差分電圧出力手段に相当する。
切換スイッチ12は、例えば、アナログスイッチなどで構成された1回路2接点(SPDT(単極双投))のスイッチである。切換スイッチ12は、2つの切換端子a、bのうちの一方の切換端子aが、増幅器11の第1入力端子In1に接続され、他方の切換端子bが、増幅器11の第2入力端子In2に接続されている。また、切換スイッチ12は、共通端子cが、二次電池Bの正極Bp(二次電池の一方の端子)に接続されている。切換スイッチ12は、後述するμCOM40に接続されており、μCOM40からの制御信号に応じて、2つの切換端子a、bと共通端子cとの接続を切り替えて、二次電池Bの正極Bpを第1入力端子In1及び第2入力端子In2に排他的に接続する。
第1コンデンサ13は、増幅器11の第1入力端子In1と基準電位Gとの間に接続されており、つまり、第1コンデンサ13は、第1入力端子In1と二次電池Bの負極Bnとの間に設けられている。これにより、第1コンデンサ13には、第1入力端子In1と二次電池Bの負極Bnとの間の電圧が保持される。
第2コンデンサ14は、増幅器11の第2入力端子In2と基準電位Gとの間に接続されており、つまり、第2コンデンサ14は、第2入力端子In2と二次電池Bの負極Bnとの間に設けられている。これにより、第2コンデンサ14には、第2入力端子In2と二次電池Bの負極Bnとの間の電圧が保持される。
充放電手段15は、二次電池Bの正極Bpと基準電位G(即ち、二次電池Bの負極Bn)との間に接続されており、二次電池Bの充電時には、当該二次電池Bの正極Bpを図示しない充電部に接続して充電電流を流すように設けられ、放電時には、図示しない負荷(例えば、走行用モータや暖房用の電気ヒータ)に接続するとともに、二次電池Bから当該負荷に流れる負荷電流の大きさを調節可能に設けられている。充放電手段15は、後述するμCOM40に接続されており、μCOM40からの制御信号に応じて、二次電池Bの充放電を切り換える。
電圧測定手段16は、二次電池Bの正極Bpと基準電位G(即ち、二次電池Bの負極Bn)との間に接続されており、二次電池Bに充電電流又は負荷電流が流れた際に両電極間の電圧Vを測定可能に構成されている。電圧測定手段16は、後述するμCOM40に接続されており、μCOM40からの制御信号に応じて、電圧Vを測定する。
第1アナログ−デジタル変換器21(以下、「第1ADC21」という)は、電圧測定手段16によって測定された二次電池Bの両電極間の電圧を量子化して、当該電圧に対応するデジタル値を示す信号を出力する。第2アナログ−デジタル変換器22(以下、「第2ADC22」という)は、増幅器11から出力された増幅電圧Vmを量子化して、当該増幅電圧Vmに対応するデジタル値を示す信号を出力する。本実施形態において、第1ADC21及び第2ADC22は、個別の電子部品として実装されているが、これに限定されるものではなく、例えば、後述するμCOM40に内蔵されたアナログ−デジタル変換部などを用いて、各電圧を量子化してもよい。
μCOM40は、CPU、ROM、RAMなどを内蔵して構成されており、最大出力電流推定装置1全体の制御を司る。ROMには、CPUを接続切換制御手段及び推定手段などの各種手段として機能させるための制御プログラムが予め記憶されており、CPUは、この制御プログラムを実行することにより上記各種手段として機能する。
μCOM40は、切換スイッチ12に接続された第1出力ポートPO1、及び、充放電手段15に接続された第2出力ポートPO2を備えている。μCOM40のCPUは、第1出力ポートPO1を通じて切換スイッチ12に制御信号を送信して、二次電池Bに充電電流又は負荷電流として第1電流I1が流れる際に二次電池Bの正極Bpと第1入力端子In1とを接続し、かつ、二次電池Bに充電電流又は負荷電流として第2電流I2が流れる際に二次電池Bの正極Bpと第2入力端子In2とを接続するように、切換スイッチ12を制御する。また、μCOM40のCPUは、第2出力ポートPO2を通じて充放電手段15に制御信号を送信して、二次電池Bの充電と放電とを切り換えるとともに、二次電池Bに適宜な充電電流又は負荷電流が流れるように充放電手段15を制御する。
μCOM40は、第1ADC21から出力された信号が入力される第1入力ポートPI1、及び、第2ADC22から出力された信号が入力される第2入力ポートPI2を有している。これら第1入力ポートPI1及び第2入力ポートPI2に入力された信号は、μCOM40のCPUが認識できる形式の情報に変換されて当該CPUに送られる。μCOM40のCPUは、当該情報に基づいて、二次電池Bの両電極間の電圧V及び増幅電圧Vmを検出する。CPUは、後述するように増幅電圧Vm、二次電池Bに流れた電流の差分値である差分電流、電圧測定手段15の測定電圧、そのときの測定時電流、及び、二次電池Bの放電終止電圧VLに基づいて二次電池Bの最大出力電流Imを推定し、推定した最大出力電流Imと、理想的な最大出力電流である基準出力電流Irefと、に基づいて二次電池Bの最大出力率SOFを推定する。また、CPUは、最大出力電流Imと放電終止電圧VLとに基づいて最大出力電力Pmを推定する。
μCOM40は、図示しない通信ポートを有している。この通信ポートは、図示しない車両内ネットワーク(例えば、CAN(Controller Area Network)など)に接続されており、当該車両内ネットワークを通じて車両駆動用及び制動用の制御手段に接続される。μCOM40のCPUは、通信ポート及び車両内ネットワークを通じて、推定した最大出力率SOF及び最大出力電力Pmを示す信号を制御手段に送信し、この制御手段において当該信号に基づき、走行用モータに利用可能な次電池Bの最大電力と、発生する回生エネルギーのうち二次電池に受け入れ可能な最大電力と、を算出する。即ち、制御手段が、ハイブリット自動車の走行時における走行用モータとガソリンエンジンとの出力割合を決定するとともに、機械ブレーキと回生ブレーキとの使用割合を決定する。
次に、上述した最大出力電流推定装置1が備えるμCOM40における最大出力電流推定処理の一例について、図2のフローチャートを参照して説明するとともに、最大出力電流推定処理においてμCOM40で行われる計算について図3を参照して説明する。
μCOM40のCPU(以下、単に「CPU」という)は、例えば、車両の走行開始時や加速時に、車両に搭載された電子制御装置から通信ポートを通じて二次電池Bの放電開始命令を受信すると、第2出力ポートPO2を通じて充放電手段15に対し放電開始の制御信号を送信する。充放電手段15はこの制御信号に応じて、二次電池Bを走行用モータに接続し、二次電池Bの放電が開始される。そして、図2に示す最大出力電流推定処理に進む。
最大出力電流推定処理において、CPUは、走行用モータに接続された二次電池Bに負荷電流として第2電流I2が流れると、第1出力ポートPO1を通じて切換スイッチ12に対して他方の切換端子bと共通端子cとを接続する制御信号を送信する(S110)。切換スイッチ12は、この制御信号に応じて他方の切換端子bと共通端子cとを接続することにより、二次電池Bの正極Bpと増幅器11の第2入力端子In2とを接続する。これにより、第2コンデンサ14が二次電池Bの正極Bp及び負極Bnの間に接続されて、第2コンデンサ14に、二次電池Bから電荷が流れ込む。
次に、CPUは、二次電池Bに第2電流I2が流れるまで待機する(S120)。そして、ある程度時間が経過すると、第2コンデンサ14には、第2電流I2が流れる際の二次電池Bの両電極間の電圧が保持される。なお、第2電流I2は、測定してもよいし負荷の大きさから推定してもよく、例えば、負荷電流を測定する電流測定手段が設けられるとともに測定結果がμCOM40に入力されることで、第2電流I2が流れたことをCPUが判断してもよいし、μCOM40に負荷の大きさと負荷電流との関係を予め記憶させておき、負荷の大きさが所定値となったら第2電流I2が流れたとCPUが判断してもよい。また、第2電流I2の大きさは予め定められていなくてもよく、例えば、CPUが、二次電池Bの放電開始直後や所定時間経過後に流れる負荷電流を第2電流I2と判断し、電流測定手段によってこの電流の大きさを測定してもよい。
次に、CPUは、二次電池Bに第2電流I2が流れて所定時間が経過すると、第2コンデンサ14への電荷の蓄積が完了したと判断し、第1出力ポートPO1を通じて切換スイッチ12に対して一方の切換端子aと共通端子cとを接続する制御信号を送信する(S130)。切換スイッチ12は、CPUからの制御信号に応じて、一方の切換端子aと共通端子cとを接続することにより、二次電池Bの正極Bpと増幅器11の第1入力端子In1とを接続する。これにより、第1コンデンサ13が二次電池Bの正極Bp及び負極Bnの間に接続されて、第1コンデンサ13に、二次電池Bから電荷が流れ込む。
次に、CPUは、負荷に接続された二次電池Bに第2電流I2と大きさの異なる第1電流I1が流れるまで待機する(S140)。本実施形態においては、第1電流I1を0とし、即ち、二次電池Bに負荷電流が流れない状態まで待機する。そして、負荷電流が0になってある程度時間が経過すると、第1コンデンサ13には、負荷電流が流れない際の二次電池Bの両電極間の電圧(即ち、開放電圧OCV)が保持される。なお、第1電流I1は、第2電流I2と略同様に、測定してもよいし負荷の大きさから推定してもよい。また、第1電流I1は、0以外の値であってもよいし、予め定められていなくてもよく、第2電流I2との差分電流の大きさが予め定められてもよい。
次に、CPUは、第2入力ポートPI2に入力された信号から得られた情報に基づいて増幅器11から出力された増幅電圧Vmを検出するとともに、第1入力ポートPI1に入力された信号から得られた情報に基づいて電圧測定手段16から出力された測定電圧V0を検出する(S150)。このとき、二次電池Bには負荷電流が流れていないことから、測定電圧V0は、二次電池Bの開放電圧OCVに等しい。
次に、CPUは、検出した増幅電圧Vmを増幅器11の増幅率Avで除することで、第1コンデンサ13の両端間の電圧V1(=OCV)と第2コンデンサ14の両端間の電圧V2との差分電圧ΔV(=V1−V2)を求め、さらにこの差分電圧ΔVを第1電流I1と第2電流I2との差分電流ΔI(=I1−I2)で除する(S160)。即ち、図3に示すように電流Iを横軸として電圧Vを縦軸とする直交座標系において、負荷電流と二次電池Bの両電極間の電圧V(=Ve+Vr)との関係を表す直線の傾きrを算出する。
次に、CPUは、測定電圧V0(=OCV)と、そのときの測定時電流I0(=0)と、を示す座標を決定する(S170)。即ち図3に示す直交座標系において、点M(0,OCV)の位置を決定する。
次に、CPUは、図3に示す点Mを通るとともに傾きrを有する直線Lを求め、この直線Lと、放電終止電圧VLを示すとともに横軸に平行な直線LVLと、の交点の座標を求める(S180)。即ち、直線Lを表す関係式として、V=r・(I−I1)+V1を求め、この式にV=VLを代入し、最大出力電流Im=(VL−V1)/r+I1を推定する。
次に、CPUは、最大出力電流Imを基準出力電流Irefで除して最大出力率SOFを推定するとともに、最大出力電流Imと放電終止電圧VLとを乗じて最大出力電力Pmを推定し(S190)、最大出力電流推定処理を終了する。そして、最大出力電流推定処理の終了後、CPUは、通信ポートを通じて、この最大出力率SOF及び最大出力電力Pmを他の装置等に送信する。
図2のフローチャートにおけるステップS110及びS130の処理を実行するCPUが、接続切換制御手段に相当し、S160〜S190の処理を実行するCPUが、推定手段に相当する。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、増幅器11によって増幅された増幅電圧Vmから差分電圧ΔVを求めることにより、この差分電圧ΔVと差分電流ΔIとによって直線Lの傾きrを高精度に求めることができ、独立に測定した2点を結ぶことにより直線の傾きを求める方法と比較して、傾きrの誤差を小さくすることができる。また、直線Lを決定するためには傾きrだけでなく点Mの座標を求める必要があり、点Mには図3にエラーバーで示すような誤差が生じうるものの、直線Lはこの誤差範囲内で上下に平行移動するだけであり、傾きに生じる誤差が大きい従来の方法と比較して、最大出力電流Imを高精度に推定することができる。
さらに、二次電池Bの放電時の負荷電流である第1電流I1及び第2電流I2に基づいて最大出力電流Imを推定することにより、二次電池Bに接続された負荷の大きさの変動に応じて適宜に第1電流及び第2電流を設定することができる。さらに、放電時に最大出力電流Imを高精度に推定することにより、推定時と実際の出力時とにおいて二次電池Bの状態が変化することにより生じる最大出力電流Imの誤差を小さくすることができる。
さらに、二次電池Bに第1電流I1が流れたときに電圧測定手段16が二次電池Bの両電極間の電圧を測定して測定電圧V0とすることから、測定時電流I0が第1電流I1に等しく、第1コンデンサ13の充電完了直後に測定電圧V0を測定することができ、測定に要する時間を短くすることができる。さらに、第1電流I1及び第2電流I2を測定する電流測定手段が設けられる場合には、電流の測定回数を減らすことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、二次電池Bを走行用モータに接続して放電する際の負荷電流である第1電流I1及び第2電流I2に基づいて最大出力電流Imを推定するものとしたが、第1電流及び第2電流は、二次電池をその他の負荷に接続した際の負荷電流であってもよいし、充電時に二次電池に流れる電流であってもよいし、放電時の電流と充電時の電流とが組み合わされてもよい。
また、前記実施形態では、二次電池Bに第1電流I1(=0)が流れる際に電圧測定手段16が二次電池Bの両電極間の電圧を測定するものとしたが、電圧測定手段は、任意の電流が流れる際に電圧を測定すればよく、第2電流I2が流れる際に測定してもよい。また、二次電池Bの負荷電流を測定する電流測定手段が設けられ、電流測定手段によって負荷電流を測定し、略同時に電圧測定手段によって電圧を測定する構成であってもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 最大出力電流推定装置
11 増幅器(差分電圧出力手段)
12 切換スイッチ
13 第1コンデンサ(第1電圧保持手段)
14 第2コンデンサ(第2電圧保持手段)
16 電圧測定手段
40 マイクロコンピュータ(接続切換制御手段、推定手段)
B 二次電池

Claims (6)

  1. 二次電池の最大出力電流を推定する最大出力電流推定装置であって、
    第1入力端子及び第2入力端子を有し、該第1入力端子及び該第2入力端子のそれぞれに入力された電圧の差分値に応じた差分電圧を出力する差分電圧出力手段と、
    前記二次電池の一方の電極を前記第1入力端子及び前記第2入力端子に排他的に接続する切換スイッチと、
    前記第1入力端子と前記二次電池の他方の電極との間の電圧を保持可能な第1電圧保持手段と、
    前記第2入力端子と前記二次電池の他方の電極との間の電圧を保持可能な第2電圧保持手段と、
    前記二次電池に第1電流が流れる際に当該二次電池の一方の電極と前記第1入力端子とを接続し、前記二次電池に前記第1電流と大きさが異なる第2電流が流れる際に当該二次電池の一方の電極と前記第2入力端子とを接続するように、前記切換スイッチを制御する接続切換制御手段と、
    前記一方の電極と前記他方の電極との間の電圧を測定する電圧測定手段と、
    前記第1電流、前記第2電流、前記差分電圧、前記電圧測定手段による電圧測定時に前記二次電池に流れる測定時電流、前記電圧測定手段の測定電圧、及び、前記二次電池の放電終止電圧に基づいて当該二次電池の前記最大出力電流を推定する推定手段と、を備えることを特徴とする最大出力電流推定装置。
  2. 前記推定手段が、電流を一方の軸とするとともに電圧を他方の軸とする座標系において、前記第1電流と前記第2電流との差分電流と、前記差分電圧と、の比に基づいて傾きを算出するとともに、前記測定時電流及び前記測定電圧を示す座標を通るとともに該傾きを有する直線を求め、当該直線に前記放電終止電圧を当てはめた際の電流を前記最大出力電流として推定することを特徴とする請求項1に記載の最大出力電流推定装置。
  3. 前記推定手段が、前記最大出力電流と前記放電終止電圧とによって前記二次電池の最大出力電力を推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の最大出力電流推定装置。
  4. 前記第1電流及び前記第2電流が、放電時に前記二次電池に流れる電流であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の最大出力電流推定装置。
  5. 前記測定時電流が、前記第1電流又は前記第2電流に等しいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の最大出力電流推定装置。
  6. 前記差分電圧出力手段が、前記差分電圧として前記差分値を所定の増幅率で増幅した電圧を出力するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の最大出力電流推定装置。
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