JP2016073508A - 撮影管理装置、x線撮影システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

撮影管理装置、x線撮影システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影技師がX線発生装置の線量設定を忘れ、以前の設定値のまま撮影を行ってしまい過剰曝射となってしまうという問題が有った。このような場合に、撮影技師に警告を促し、過剰曝射を防止する事ができる撮影管理装置を提供する。【解決手段】前回撮影時の部位情報、X線情報、撮影画像から計測した推定線量、DAPメータから入手した照射線量を保存しておき、上記の情報から前回撮影時の線量を予測すると共に、次回撮影時の部位情報又はX線情報から次回撮影時の使用線量を推測する。ここで前回の撮影線量と次回推定線量に大きな差異がある場合、警告を行う。又、テスト目的などの部位撮影を行う場合は、警告を行わない。【選択図】図1

Description

本明細書の開示は、撮影管理装置、X線撮影システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
X線撮影には、X線を受けてX線像を得るX線受像部と、被検体に対してX線を照射するX線発生部と、X線受像部からの画像を取得する等、X線撮影の情報を管理する撮影管理装置とが用いられる。
X線発生部からX線を照射する際の照射条件である管電流、管電圧、照射時間等の情報は、被検体の撮影部位や検査目的に合わせて設定される。かかる設定は、撮影部位や検査目的毎に既定の照射条件があることが多い。特許文献1には、被写体情報に基づいて照射線量の基準値を決定し、推定された照射線量が決定された基準値を超過している場合には警告表示を行うことが開示されている。
特開2006−340910号公報
X線発生部の照射条件は、操作卓から手入力で設定されることがあり、かかる手入力での設定には誤りや設定忘れ等のミスが生じる可能性がある。例えばX線発生部を用いて複数のX線撮影を続けて行う場合、X線撮影間で撮影部位が異なる等の理由により照射線量が大きく異なると、設定のミスにより不適切な線量でX線撮影が行われてしまう可能性があった。
そこで本発明の実施形態に係る撮影管理装置は、X線受像部とX線発生部とによるX線撮影で得られるX線画像を取得し、X線撮影の情報を管理する撮影管理装置であって、X線発生部とX線受像部とにより行われる第一のX線撮影の線量の情報を取得する第一の取得手段と、前記撮影管理装置により管理される撮影であって前記第一のX線撮影の次に行われる第二のX線撮影の推定線量を示す情報を取得する第二の取得手段と、前記第一のX線撮影に対応するX線照射の後、前記第二のX線撮影に対応するX線照射の前に、前記第一のX線撮影の線量の情報に基づく値と前記第二のX線撮影の推定線量との差に基づいて警告を示す出力を出力部にさせる出力制御手段と、を有することを特徴とする。
このように警告を示す出力がされることで、ユーザに対して注意喚起し、設定忘れによる不適切な曝射を抑制することができる。
実施形態にかかるX線撮影システムの構成を示す図である。 撮影管理装置103のハードウェア構成を示す図である。 他の実施形態にかかる撮影管理装置300の機能を示す図である。 実施形態の1つにかかる、X線受像部とX線発生部とによるX線撮影に関する情報を管理する情報処理の流れを示すフローチャートである。 表示部303に表示される表示内容の例を示す図である。 他の実施形態にかかる情報処理の流れを示すフローチャートである。 DR方式及びCR方式のX線撮影システムの構成を示す図である。 実施形態にかかる撮影制御装置703の機能を示す図である。 撮影制御装置703を用いたシステムにおける、警告処理の流れを示すフローチャートである。 検査情報認識装置707を用いたシステムにおける、警告処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態にかかる検査情報認識装置707の機能を示す図である。 実施形態にかかる、DAPメータを含むX線撮影システムの構成を示す図である。 その他の実施形態にかかるX線撮影システムの構成を示す図である。
図1に基づいて本発明の実施形態に係るX線撮影システムを説明する。X線撮影システムは、X線像を得るX線受像部101と、X線発生部102と、撮影管理装置103とを有する。X線受像部101は例えばX線フィルムを内蔵するフィルムカセッテ、CR撮影に用いられるイメージングプレートを内蔵するCRカセッテ、あるいは二次元的に配置された光電変換素子により構成されるX線検出アレイを含むデジタルX線センサ(DRセンサ)である。X線発生部102はX線を高速の電子束を受けてX線を発生するターゲットを有するX線源1021と、当該発生されたX線束を整形する絞り1022と、当該X線源を制御するX線発生制御部1023とを有する。
撮影管理装置103には、情報を出力する出力部1031が接続される。撮影管理部103は、X線受像部101とX線発生部102とによるX線撮影で得られるX線画像を取得し、X線撮影の情報を管理する。撮影管理部103は、撮影情報取得部1034と、第一の線量取得部1035と、第二の線量取得部1036と、出力制御部1037とを有する。撮影情報取得部1034は外部の装置あるいは内部のメモリから複数のX線撮影に対応する複数の撮影情報を取得する。第一の線量取得部1035は、当該複数のX線撮影のうち第一のX線撮影の線量の情報を取得する。第二の線量取得部1036は、当該複数のX線撮影のうち第一のX線撮影の次に行われる第二のX線撮影の推定線量を示す情報を取得する。ここで、推定線量としているのは、第二のX線撮影が行われる前に推定線量を示す情報に基づく警告を出力制御部1037が必要に応じて出力部1031に行わせるためである。
出力制御部1037は、第一のX線撮影の線量と、第二のX線撮影の推定線量との差の値を得、当該差の値に基づいて出力部1031に警告を示す出力をさせる。かかる構成により、当該差の値に応じた警告を行うことが可能となり、ユーザに撮影間での線量の変化について注意喚起し、照射条件の設定忘れによる不適切な曝射を抑制することができる。例えば出力制御部1037は、前記第一の撮影の線量の情報に基づく値と前記推定線量との差の値が閾値よりも大きい場合には当該差の値に基づく警告を示す出力をさせる。線量差が大きい場合には不適切な撮影となる可能性が大きくなるため、第二のX線撮影がかかる不適切な撮影とならないように注意喚起することができる。また別の実施形態では、第一のX線撮影の線量よりも第二のX線撮影の推定線量が大きくなる場合には、出力部1301は、設定忘れにより曝射不足の画像になる可能性がある旨の警告を出力する。第一のX線撮影よりも第二のX線撮影の推定線量が小さくなる場合には、出力部1301は、設定忘れにより過剰曝射の可能性がある旨の警告を出力することとする。このように、第一のX線撮影の線量と第二のX線撮影の推定線量の大小関係の情報も用いて出力制御部1037が警告の出力を制御することで、状況に合わせた適切な注意喚起を行うことが可能となる。
また、第一のX線撮影の線量の情報に基づく値と前記推定線量との差の値が閾値よりも小さい場合には当該差の値に基づく警告を示す出力をさせないこととする。このようにすることで不要な警告の出力をさせないこととし、的確な注意喚起を実現する。
第一の線量取得部1035は、第一のX線撮影の線量の情報として、推定された線量の値を用いてもよいし、線量計等による実測の線量値を用いてもよい。例えば第一のX線撮影の撮影部位に対応づけられた標準線量の情報、第一のX線撮影の撮影情報に対応づけられた線量の情報、前記第一のX線撮影で得られるX線画像から算出された線量の情報、の少なくともいずれかを取得する。前記第一のX線撮影で前記X線発生部から照射されたX線の照射条件の情報、前記第一のX線撮影で前記X線発生部から照射されたX線の線量を計測して得られる線量値の情報、の少なくともいずれかを取得する。実施形態の1つでは、撮影管理装置103は線量計と接続されており、第一の線量取得部1035は、X線発生部102のX線射出口あるいは絞り1022とX線受像部101との間にフォトマルチプライヤ等の検出部が設けられた線量計から線量の情報を受信する。
第二の線量取得部1036は、第二のX線撮影の推定線量を示す情報として、該第二のX線撮影の撮影情報に対応づけられた標準の照射条件の情報に基づき得られる線量の情報を取得する。例えば、標準の照射条件として、過去に第二のX線撮影と同じ撮影部位を撮影して得られる複数のX線画像の照射条件に含まれる各パラメータの平均値、中央値、最頻値をとしてもよい。あるいは、過去に第二のX線撮影と同じ撮影部位を撮影して得られる複数のX線画像の線量情報を第二のX線撮影の推定線量を示す情報として得ることとしてもよい。
撮影管理装置103はX線受像部101がデジタルX線センサである場合には当該X線受像部101と通信し、デジタルX線センサで得られるX線画像を受信する有線あるいは無線の通信回路を有していてもよい。あるいはX線発生部102と通信する通信回路を有していてもよい。
その他、撮影管理装置103は、ユーザからの操作入力を受け付ける操作部1032が接続されていてもよく、この場合、例えば撮影情報取得部1034で取得される複数の撮影情報を順に指定することにより、撮影順序の設定が可能となる。当該撮影順序の管理や、当該撮影により得られるX線画像と撮影情報との対応付けは撮影管理部1033により行われる。撮影管理部1033は、例えば対応づけるべき撮影情報とX線画像のそれぞれに、付帯情報として共通のIDを設定することにより対応付けを行う。
撮影管理装置103には、複数の撮影情報を撮影管理装置に提供するRIS104と接続されていてもよい。この場合、撮影情報取得部1034はRIS104からの撮影情報を受信する通信回路を含む。撮影管理装置103とPACS105が接続される場合には、当該撮影管理装置103は自身の通信回路を介して、X線撮影により得られるX線画像を送信する。プリンタ106が接続される場合には、撮影管理装置103は自身の通信回路を介してX線撮影により得られるX線画像をプリントアウトの為に送信する。
撮影管理装置103のハードウェア構成について説明する。撮影管理装置103は例えば電子計算機あるいはコンピュータと当該コンピュータに読み取られ実行される命令群を含むプログラムとの協働により実現される。例えば撮影管理装置103は、1つあるいは複数のCPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、HDD(Hard Disk Drive)204と、通信IF(Interface)205と、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)206とUSB(Universal Serial Bus)207とを有し、Bus209により接続される。HDD204には実施形態に係る機能及び処理を実現するための命令群を含むプログラム2041が記憶されており、当該プログラム2041はRAM203に展開される。RAM203やROMに記録されたプログラムに含まれる命令群がCPU201により実行されることで、実施形態に係る機能及び処理が実現されることとなる。ここで通信IF205はRIS104、PACS105、プリンタ106と接続されている場合の通信に用いられる通信回路である。HDMI(登録商標)206は出力部1301のインタフェースあるいは接続部であり、USB−IF207は操作部1032のインタフェースあるいは接続部である。
図3に基づき別の実施形態に係る撮影管理装置300を説明する。撮影管理装置300は、上述の実施形態に係る撮影管理装置103に加え、撮影管理装置300を統合的に制御する制御部301のほか、下記の種々の構成を有する。
実施形態の1つに係る撮影管理装置300は、撮影情報を指定する指定部302を有しており、撮影管理装置300はX線発生部102と接続される場合がある。
指定部302は、第一のX線撮影が行われることに応じて第一のX線撮影とは異なる第二のX線撮影に対応する撮影情報を、第一のX線撮影の次のX線撮影の撮影情報として指定する。指定される撮影情報は、例えばメモリに格納された順序や、当該複数の撮影情報の順序の情報、あるいはIDの情報に基づいて順次選択される。
また例えば、撮影管理装置301が操作部1032と、出力部1031としての表示部303とが撮影管理装置301に接続されて、出力制御部1037が表示部303に複数の撮影情報を表示させている場合を考える。この場合、表示部303に表示された複数の撮影情報のうち1つを選択する操作入力に応じて、指定部302は当該選択される撮影情報を次のX線撮影の撮影情報として指定する。指定された状態でX線発生部102によりX線照射が開始されX線撮影が行われると、当該X線撮影により得られるX線画像と指定された撮影情報とが撮影管理部1033により対応付けられる。
このように、第一のX線撮影が行われることに応じて撮影情報が指定される場合には、次に行われるX線撮影が自動的に指定される。また操作部1032からの操作入力に応じて撮影情報が指定される場合には、撮影順序をユーザが任意に設定することができる。
制御部301は、撮影情報の指定に応じて第一の通信部304に当該撮影情報に対応する照射条件の情報をX線発生部102へと送信させる制御を行う。これにより撮影管理装置300がX線発生部102と接続されている場合には、照射条件の情報が第一の通信部304を介してX線発生部102へ送信される。
撮影情報は例えば、胸部、腹部、頭部等の撮影部位を示す情報と、前から後へ向かう方向、後ろから前へ向かう方向等の撮影方向を示す情報と、静止画撮影、透視撮影、長尺撮影等の撮影方法を示す情報とを有する。さらに撮影情報は当該撮影部位、撮影方向及び撮影方法に対応する標準の照射条件の情報を有することとしてもよい。照射条件の情報には管電流、管電圧、照射時間等の情報が含まれる。またさらに、撮影情報には撮影に用いるX線受像部の種別を示す情報が含まれていてもよい。ここでX線受像部の種別を示す情報には、フィルムカセッテ、CRカセッテ、DRセンサという受像部の種別のほか、DRセンサの大きさ等の情報を含んでいてもよい。また、撮影情報には、立位、臥位、フリーポジションなど、撮影体位の情報を含んでいてもよい。
撮影情報に照射条件の情報が含まれる場合等、当該撮影情報に照射条件の情報が対応づけられている場合に、当該撮影情報が指定部302により指定されることに応じて、制御部301は対応する照射条件の情報を取得し、第一の通信部304に供給する。
制御部301はさらに、第一の通信部304による照射条件の送信が行えるか否か、あるいは行えたか否かを判定する。例えばX線発生部102と第一の通信部304とが物理的に接続されていない場合に、照射条件の送信は行えないと判定し、接続が確立されている場合には照射条件の送信は行えると判定する。接続されている場合であって、当該第一の通信部304がX線発生装置から、照射条件の受信通知(ACK)を受信しない場合に、照射条件の送信が行えなかったと判定する。ACKを受信した場合には照射条件の送信が行えたと判定する。
ここで出力制御部1037は、制御部301の制御に基づく、第一の通信部304による照射条件の情報の送信が行えない場合に、警告を示す出力をさせることとする。逆にここで、第一の通信部304による照射条件の送信が行えている場合には、送信された照射条件がX線発生部102に設定され、照射条件が第二のX線撮影に合わせて更新されるため、警告をする必要性が少ないと思われるので、出力制御部1037は警告を出力させない制御を行うこととしている。これは例えば、警告を出力させるための信号を出力部1031に供給しないようにすることで実現される。
別の実施形態に係る撮影管理装置300は、前記X線発生部と前記撮影管理装置との通信を監視する監視部305を有する。監視部305は第一の通信部304の状態や、通信される情報に基づいて通信状態を監視し、例えば通信に異常があった場合には異常があった旨を示す信号を制御部301に出力する。上述の通りACKの受信の有無で通信の異常の有無を判定することができる。
ここで出力制御部1037は、制御部301から異常があった旨を示す信号を受けて、通信に異常が発生している場合には上述した、線量差に基づく警告を示す出力を行わせる。前記通信に異常が発生していない場合には線量差に基づく警告を示す出力を行わせない制御をする。このように、通信状態の監視部305を設けることによっても、必要に応じて警告を出力させ、不要な場合には警告を出力させず、ユーザに対して注意喚起を行うことができる。
また別の実施形態では、X線発生部102の機能情報を取得する情報取得部を設けることとしてもよい。そして出力制御部1037は、当該機能情報に基づいて警告を示す出力を制御する。このようにすることで、例えばX線発生部102で本実施形態に係る警告を出力する機能がある場合には警告は不要となるため、機能に応じた注意喚起が可能となる。
また実施形態の1つに係る機能情報は、例えばX線発生部102が、設定変更の入力があるまでX線照射条件の設定が維持されるX線発生部であるか、X線照射のたびにX線照射条件の設定が初期化されるX線発生部であるかを示す情報である。例えば、前者である場合には、撮影のたびに逐次照射条件を設定する必要があるため、実施形態に係る警告を出力するメリットがある一方で、後者である場合には適宜初期化されるため、前回撮影との線量の差分に基づく警告は不要となる。このような観点から、出力制御部1037は、X線発生部102が設定変更の入力があるまでX線照射条件の設定が維持されるX線発生部である場合には、警告を示す出力をさせ、X線照射のたびにX線照射条件の設定が初期化されるX線発生部である場合には、警告を示す出力を行わせないこととする。このようにすることで、不要な警告をさせないようにしつつ、的確なタイミングで注意喚起することができる。
実施形態に係る、機能情報を取得する情報取得部は、例えば接続されたX線発生部102のID等を基にメモリから機能情報を読み出す。この場合には、例えば制御部301が情報取得部として機能する。また別の実施形態では、情報取得部は接続されたX線発生部102から機能情報を受信する。この場合、第一の通信部304が情報取得部として機能する。
このようにすることで、X線発生部102との通信がない場合、あるいは撮影管理装置103からX線発生部102への照射条件の設定機能がない場合、X線発生部102での照射条件の設定忘れにより線量の過不足が生じる可能性を低減することができる。
撮影管理装置300は、出力部1031として、表示部303や、音声出力部であるスピーカ306と接続されていてもよい。表示部303が接続される場合には、出力制御部1037は表示部303に先述の線量の差分に基づく警告を示す情報を表示させる表示制御を行う。スピーカ306が接続される場合には、出力制御部1037は音声を出力させるスピーカ306に前記警告を示す音声を出力させる制御を行う。これらの場合、出力制御部1037は例えばHDMI(登録商標)206を含む。出力制御部1037はこれらの両方の制御を行うこととしてもよい。なお、出力部1037及び操作部1032として、これらが一体的に形成されたタッチパネルディスプレイを用いることとしてもよい。
その他、撮影管理装置300は第一の通信部304と異なる第二の通信部307を有していてもよい。例えば第一の通信部304はUSB−IFで、第二の通信部307はEthernet(登録商標)のインタフェースを夫々含む。実施形態の1つでは、第二の通信部307はRIS104、PACS105、プリンタ106又はこれらが接続する院内あるいは院外のネットワークに接続する。第二の通信部は通信IF205に対応する構成である。この数のX線撮影の撮影情報を受信する受信部として機能する。
その他、撮影管理装置300は第一の通信部304、第二の通信部307と異なる第三の通信部308を有していてもよい。第三の通信部308はX線受像部101がデジタルX線センサである場合に、当該X線受像部101と通信し、当該X線受像部101で得られたX線画像を受信する。また第三の通信部308は、X線受像部101がCRカセッテである場合には、当該X線受像部101の潜像を読み取るリーダと通信し、当該リーダで読み取られたX線画像を受信する。なお、第一乃至第三の通信部304、307、308は、直接X線発生部102、RIS104、X線受像部101と結線されていてもよいし、アクセスポイント等の中継器を通じて通信してもよい。また、無線通信可能な通信部であってもよい。さらには、撮影管理装置300から中継器までが有線で、中継器から通信先の装置までが無線で通信することとしてもよい。
図4のフローチャートに従い、実施形態に係る撮影管理のための情報処理の流れを説明する。ステップS401で撮影情報取得部1034は複数のX線撮影に対応する複数の撮影情報をロードする。この処理は、撮影管理装置103のメモリから読み込む処理であってもよいし、RIS105から受信する処理であってもよい。
ステップS402でX線発生部102及びX線受像部101による第一のX線撮影が行われる。第一のX線撮影は、撮影情報取得部1034が取得した複数の撮影情報の1つに対応するX線撮影である。ステップS403で第一の線量取得部1035は、実行された第一のX線撮影の線量の情報を取得する。第一の線量取得部1035が第一のX線撮影で実際に用いられた照射条件や、線量計等により実測された線量値を用いる場合には、ステップS402とステップS403がこの順で行われる。別の実施形態で、第一の線量取得部1035が第一のX線撮影の線量の推定値を取得する場合には、ステップS402とステップS403の順序を入れ替えることとしてもよい。
ステップS404で第二の線量取得部1036は、撮影情報取得部が取得した複数の撮影情報の1つに対応するX線撮影であり、第一のX線撮影の次に行われる第二のX線撮影の推定線量を示す情報を取得する。かかる推定線量は、第二のX線撮影と同一撮影部位の過去画像の線量値や、当該撮影部位の標準値として設定された線量値を用いる。
ステップS405で出力制御部1037は、第一のX線撮影の線量の情報と、第二のX線撮影の推定線量との差分値dを算出する。ステップS406で出力制御部1037は差分値dが閾値thresholdを超えるか否かを判定する。閾値を超えると判定された場合にはステップS407に進み不適切な照射条件でX線撮影が行われる可能性がある旨の警告を示す出力をする。ここでいう出力は、先述の通り、音声や、表示情報の形態で出力される。
ステップS408でX線発生部102及びX線受像部101による第二のX線撮影が行われる。第二のX線撮影は、撮影情報取得部1034が取得した複数の撮影情報のうち第一のX線撮影とは異なるX線撮影の撮影情報に対応するX線撮影である。
このように、ステップS407における警告を第一のX線撮影に対応するX線照射(S402)の後、第二のX線撮影に対応するX線照射(S408)の前に行うことで、第二のX線撮影が適切に行われるよう注意喚起することができ、不適切な撮影が行われる可能性を低減することができる。
図5に基づき、撮影管理装置300に表示部303及び操作部1032が接続されている場合の、出力制御部1037により表示部303に出力される表示画面500の表示内容を説明する。また画面の表示内容の変化と合わせて、図6のフローチャートに記載の処理の流れを説明する。図5(a)はステップS401で複数の撮影情報が取得された状態での表示内容を示し、図5(b)はステップS402で第一のX線撮影が行われた後の表示内容を示し、図5(c)はステップS407で警告を示す表示がされた状態での表示内容を示している。なお図6のフローチャートにて図4と同様の番号を付したステップは同様の処理内容を示すものとして説明は省略する。
表示画面500は、撮影されたX線画像を表示するための画像領域501と、被検者の情報を表示するための被検者領域502と、撮影情報を表示するための撮影情報領域503と、検査終了を指示するためのアイテムである終了アイコン503とが表示される。撮影情報領域503には、複数の撮影情報が表示される。実施形態の1つでは、図5(a)に示すように、第一のX線撮影に対応する第一の撮影情報に対応する第一領域505aと、第二のX線撮影に対応する第二の撮影情報に対応する第二情報領域505bと、第三のX線撮影に対応する第三の撮影情報に対応する第三情報領域505cと、が表示される。さらに、実施形態の1つでは、各撮影情報に対応する撮影で得られるX線画像のサムネイルが表示される第一のサムネイル領域505d、第二のサムネイル領域505e、第三のサムネイル領域505fが第一、第二、及び第三情報領域505a〜cの領域内に配置される。第一乃至第三情報領域のそれぞれには、撮影部位、撮影方向、撮影方法等の撮影情報に含まれる情報を示す文字やアイコンが表示されていてもよい。
図5(a)において、撮影情報取得部1034により複数の撮影情報が取得された(S401)状態であり、かつ、第一の撮影情報が指定部302により指定された状態となっている。出力制御部1037は指定された撮影情報と指定されていない撮影情報とが区別されるように、対応する領域の表示形態を制御する。
ここで、X線受像部101がデジタルX線センサであり、X線受像部101と撮影管理装置300が第三の通信部308を介して通信可能である場合に以下の処理を行う。即ち、当該撮影情報の指定に応じて制御部301が当該X線受像部101に含まれるX線検出アレイに対する電力の供給を開始させるための制御信号を生成し、第三の通信部308を介して送信する。これによりX線受像部101にX線の受像の準備を開始させることとする。
この状態でX線発生部102からX線が発生される(S402)と、X線受像部101で画像が得られ、当該画像が撮影管理装置300により取得され、出力制御部1037により表示部303に表示される(S601)。図5(b)はこの状態を示している。また、第一の線量取得部1035は、実行された第一のX線撮影の線量の情報を取得する(S403)。
図5(b)では、画像領域501にX線画像が表示され、また第一の撮影情報に対応する第一のサムネイル領域505dに当該X線画像のサムネイルが表示される。なお、X線画像は撮影管理装置300のCPU201で構成される画像処理部によりノイズ低減処理、階調変換、鮮鋭化処理等が施され、画像処理後のX線画像を表示することとしてもよい。撮影管理装置300がGPU(Graphic Processing unit)を有する場合には、当該GPUにより上述の画像処理を行ってもよいし、撮影管理装置300に画像処理用のサーバが第二の通信部307を介して接続されている場合には、当該画像処理用のサーバで画像処理を行ってもよい。
指定部302が第一のX線撮影の終了に応じて、図5(c)に示すように第二のX線撮影に対応する第二の撮影情報を指定する(S602)。かかる指定に応じて自動的に、出力制御部1037は第二情報領域505bをその他の情報領域505a、505cとは区別可能な表示形態で表示させる。あるいは、指定部302が操作部1032からの操作入力に応じて撮影情報を指定する場合には、出力制御部1037は当該指定に応じて、出力制御部1037は指定された情報領域をその他の情報領域とは区別可能な表示形態で表示させる。
かかる指定部302による指定に応じて、第二の線量取得部1036は、撮影情報取得部が取得した複数の撮影情報の1つに対応するX線撮影であり、第一のX線撮影の次に行われる第二のX線撮影の推定線量を示す情報を取得する(S404)。また出力制御部1037は、第一のX線撮影の線量の情報と、第二のX線撮影の推定線量との差分値dを算出する(S405)。
ステップS603で制御部301あるいは監視部305は、X線発生部102との通信が可能かあるいは照射条件の送信が行えたかを判定する。通信に異常があると判定された場合には、出力制御部1037は差分値dが閾値thresholdを超えるか否かを判定する(S406)。ここで差分値dが閾値を超えると判定された場合に、ステップS604で出力制御部1037は表示部303に図5(c)に示すような警告表示506を表示させる。
本実施形態では、通信状態を判定し、通信が不可能である場合や失敗した場合に、設定が自動的に行われない可能性が高く設定忘れの可能性があるとして、警告を表示させるための処理(S406、S604)を行うこととする。これにより、不適切なX線撮影を減らすことが可能となる。あるいは、S603の通信状態の判定処理をステップS403の前に行い、通信が不可能な場合や失敗した場合に、S403、S406、S604の警告を表示させるための処理を行うこととすれば、不要な処理が減らせるというメリットがある。
このようにすることで、X線発生部102との通信がない場合、あるいは撮影管理装置103からX線発生部102への照射条件の設定機能がない場合、X線発生部102での照射条件の設定忘れにより線量の過不足が生じる可能性を低減することができる。
実施形態の1つに係る図5(c)の警告表示506は、前回の撮影の線量と比較して大きく異なる線量のX線照射がされる恐れがある旨の警告を示す文字やアイコンを含む。これが、撮影間での線量値の差の値に基づく警告に対応する。このほか、X線発生部102との通信がない、あるいは通信に失敗していることを示す文字やアイコンも合わせて表示されていても良い。あるいは、照射条件の設定確認を促す旨の文字やアイコンを合わせて表示することとしても良い。
またこれに加えて、出力制御部1037は、第二のX線撮影について推定される推定線量を線量表示507として表示させても良い。このようにすることで、第二のX線撮影についての推定線量でX線照射条件を設定させるきっかけを与え、設定ミスを減らすことができる。
上述の警告表示は、ステップS602の指定に応じて、指定された撮影情報についてS404、S405、S603、S406の処理が順に行われ、ステップS604で指定された撮影情報について出力制御部1037による警告の表示が行われる。これにより、第二のX線撮影前に操作者に注意喚起することができる。
例えば警告表示506や線量表示507は同一のウィンドウに表示されていてもよく、当該ウィンドウを非表示とするアイコン508を押下する操作入力に応じて警告表示506や線量表示507を非表示とすることができる。警告表示506を非表示とするトリガはこれに限らず、警告表示506を所定時間表示させた後に非表示とすることとしてもよい。
ここで、X線受像部101としてデジタルX線センサを用いる場合に、警告表示506が表示されている間は、制御部301はX線検出アレイに対する電力の供給を指示する旨の制御信号を送信しないこととし、警告表示506が非表示とされることに応じて当該制御信号を送信する。このように、警告表示506をユーザが確認したあとでX線撮影が可能となるように制御することで、注意喚起をより確実に行わせることができる。
なお差分値dが閾値を超えると判定されない場合や、通信に異常があると判定されない場合には、警告が不要であるとして警告表示を行わずにステップS605に進む。
ステップS605でX線発生部102での照射を待機し、X線照射が行われた場合には(S605でYes)、ステップS408でX線受像部101による第二のX線撮影が行われる。その後ステップS606で、出力制御部1037は第二のX線撮影に応じて得られるX線画像を、第一のX線撮影に応じて得られるX線画像に代えて、表示部303の表示画面500の画像領域501に表示させる。
ステップS607で終了アイコン504を押下する操作入力を待機し、押下された場合には処理を終了する。
このように警告を示す出力がされることで、ユーザに対して注意喚起し、設定忘れによる不適切な曝射を抑制することができる。
図7乃至図12に基づいて、その他の実施形態にかかるX線撮影システムを説明する。
図7乃至図12において、撮影制御部703及び検査情報認識装置707は撮影管理装置103(300)に、DRセンサ704及びCRカセッテ708はX線受像部101の実施形態に、発生装置通信部811は第一の通信部304に、RIS通信部813及びPACS通信部814は第二の通信部307に、センサ通信部815は第三の通信部308に、部位毎標準線量保存部819は第一の線量取得部1035の一部に、撮影線量推測・計測部820及び撮影線量推測部1139は第二の線量取得部1036に、撮影線量確認警告部816、撮影画像表示部817、警告表示部1136は出力部1031に、それぞれ対応する。また制御部812は制御部301に、MWL保存部818は撮影情報取得部1034に、前回撮影情報保存部821は撮影管理部1033に、部位情報比較部822及び撮影線量比較部823は出力制御部1037に対応する。
図7(a)にDR方式のX線撮影システムの構成を示す。本実施形態のX線撮影システムは、発生装置701と発生装置701の制御によりX線を発するX線照射部702とを含むX線発生装置700と、DRセンサ704で蓄積されたX線画像をキャプチャする撮影制御装置703、X線照射部702でのX線照射と同期して撮像されたX線画像を撮影制御装置703へ送信するDRセンサ704を有する。このX線撮影システムには、被検者情報や検査情報を撮影制御装置703とやり取りするRIS(Radiology Information System)705、撮影制御装置703で画像化したX線画像を受け取り保存するPACS(Picture Archiving and Communication System)706が接続される。
通常、図7(a)の構成でX線画像撮影は以下の手順にて実施される。先ず、RIS705から、これから行うべきX線撮影の被検者情報と部位、撮影線量などの撮影情報が撮影制御装置703へ伝えられる。RIS705から被検者情報及び撮影情報を受け取った撮影制御装置703は、受け取った撮影情報に対応する撮影の準備を行う。この時、撮影情報に撮影線量条件が含まれている場合、撮影制御装置703は撮影線量条件を発生装置701へ送信する。撮影線量条件を撮影制御装置703から受け取った発生装置701は、受け取った撮影線量条件に合わせてX線を曝射できるように自身の設定を行い曝射待機する。なお、この後、実際のX線照射に利用する線量値は、撮影技師操作によって撮影線量条件に合わせて設定された線量値から任意の値へ変更可能である。撮影制御装置703は、発生装置701へ撮影線量条件を送信すると共に、これから撮影を行う部位条件に合わせてDRセンサ704の設定を初期化し撮影に備える。発生装置701とDRセンサ704の撮影準備が整うと、撮影制御装置703は発生装置701へ曝射の許可を行う。曝射許可を受けた発生装置701は、自身に装備されたX線発生トリガスイッチが押下されるのを待ち、押下のタイミングに合わせてX線照射部702に撮影線量に応じた電流、電圧を印加してX線照射を行う。X線照射が行われるとDRセンサ704はX線照射と同期して画像蓄積を実施し、蓄積した画像情報を撮影制御装置703へ送信する。画像情報をDRセンサ704から得た撮影制御装置703は、入手した画像にデジタル画像処理を施し、画像処理済み画像をPACS706へ送信し保存する。以上の手順によってDRセンサ704を用いたX線画像撮影は実施される。
一方、図7(b)にCR方式のX線撮影システムの構成を示す。図7(b)において、701、702、705、706は図7(a)と同様である。本実施形態ではDRセンサ704に代えてCRカセッテ708を有する。本実施形態では、RIS705から受け取った被検者情報及び撮影情報を発生装置701、画像リーダ709へ通知する検査情報認識装置70707、X線照射部702でのX線照射を受けてX線画像の蓄積を行い蓄積した画像を画像リーダ兼画像処理部709にてデジタル化するCRカセッテ708、CRカセッテ708で蓄積された画像をスキャンして読み出し、デジタル化した後、画像処理を施してPACS706へと送る画像リーダ兼画像処理部709である。
図7(b)の構成においてCRカセッテ708を用いたX線画像撮影は以下の手順にて実施される。先ず、RIS705から、これから行うべきX線撮影の被検者情報と部位、撮影線量などの撮影情報が検査情報認識装置70707へ伝えられる。RIS705から被検者情報及び撮影情報を受け取った検査情報認識装置707は、受け取った撮影情報に対応する撮影の準備を行う。この時、撮影情報に撮影線量条件が含まれている場合、検査情報認識装置707は撮影線量条件を発生装置701へ送信する。撮影線量条件を検査情報認識装置707から受け取った発生装置701は、受け取った撮影線量条件に合わせてX線を曝射できるように自身の設定を行い曝射待機する。なお、この後、実際のX線照射に利用する線量値は、撮影技師操作によって撮影線量条件に合わせて設定された線量値から任意の値へ変更可能である。又、検査情報認識装置707は発生装置701と一体化される場合もある。CRカセッテ708には事前の撮影条件設定は不要なため、撮影目的に合致したCRカセッテ708を撮影技師は選択し、撮影位置にセットする。発生装置701とCRカセッテ708の撮影準備が整うと、発生装置701は、自身に装備されたX線発生トリガスイッチが押下されるのを待ち、押下のタイミングに合わせてX線照射部702に撮影線量に応じた電流、電圧を印加してX線照射を行う。X線照射が行われるとCRカセッテ708はX線照射により画像蓄積を実施する。X線照射が完了すると、撮影技師はCRカセッテ708を画像リーダ兼画像処理部709へ挿入し、CRカセッテ708に蓄積した画像情報をスキャンにより読み出し、デジタル化してデジタル画像処理を施し、画像処理済み画像をPACS706へ送信し保存する。以上の手順によってCRカセッテ708を用いたX線画像撮影は実施される。
上記の様に、RIS705から送信されたある被検者の撮影情報に含まれる撮影線量値は、撮影制御装置703又は検査情報認識装置707から発生装置701へ反映される。又、前記した様に、自動的に設定されたX線照射条件は、その後の撮影技師のマニュアル操作によって所望の値に変更可能である。このようにX線撮影システムでは、被検者撮影毎にX線照射条件のデフォルト値が自動的に設定されるため、誤ったX線照射条件が撮影に利用される事は、撮影技師がマニュアル操作で意図的にあるいは不注意にデフォルト値を変更しない限り起こりえない。
図7(c)及び図7(d)に、発生装置701と撮影制御装置703や検査情報認識装置707間の接続が無い場合の構成を示す。図7(c)及び図7(d)の各構成物は、それぞれ図1及び図7(b)の場合と同様であるが、この場合は発生装置701と撮影制御装置703や検査情報認識装置707間の接続が無いため、撮影制御装置703や検査情報認識装置707はRIS705から受信した撮影情報(撮影部位情報や撮影条件から得られる撮影線量情報)を、発生装置701へ送信し設定する事が出来ない。従って、図7(c)及び図7(d)のケースでは撮影毎に撮影技師が発生装置701をマニュアル操作し、適正な撮影線量設定を行う必要がある。更に本ケースの場合、発生装置701の線量設定値を撮影制御装置703や検査情報認識装置707側で知る事も不可能となる。
本実施形態では、図7(c)及び図7(d)の様な発生装置701と撮影制御装置703や検査情報認識装置707間の接続が無いケースや、図7(a)及び図7(b)の様な発生装置701と撮影制御装置703や検査情報認識装置707間の接続が存在しているが何らかの理由によって両者間の接続が遮断されている様な異常発生時のケースであっても、発生装置701に、次撮影に適さないX線照射条件が設定されている可能性を予見し、撮影技師に警告を行う。
図7(c)に示す様な発生装置701と撮影制御装置703間の通信接続が存在しないDR方式のデジタルX線撮影装置における撮影制御装置703のブロック図を図8に示す。図8において、810は撮影制御装置703、811は撮影制御装置703と発生装置701の通信を行う発生装置通信部、812は撮影制御装置703全体を制御する制御部、813はRIS705との通信を行うRIS通信部、814はPACSとの通信を行うPACS通信部、15はセンサとの通信を行うセンサ通信部、816はこれからの撮影に不適切な線量値である可能性があると推定される場合に警告を行う撮影線量確認警告部、817は撮影制御装置703によってキャプチャされたX線画像の表示やGUIを表示する撮影画像表示部、818はRIS通信部813を介してRIS705より入手した撮影情報(部位情報やX線情報、センサ条件等を含む)を保存するMWL保存部、819は撮影部位毎に撮影時の標準線量値を保存する部位毎標準線量保存部、820はX線情報や撮影済みの画像情報から撮影時の線量値を推定する撮影線量推測・計測部、821は直近の撮影時の撮影部位情報等を保存する前回撮影情報保存部、822は前回撮影時の部位情報等とこれから撮影を行う部位情報等とを比較する部位情報比較部、823は前回撮影時の線量とこれからの撮影における推定線量とを比較する撮影線量比較部である。
図9に図7(c)に示す様な発生装置701と撮影制御装置703間の通信接続が存在しないDR方式のデジタルX線撮影装置で線量警告を行う際のフローチャートを示す。先ず、最初の撮影において、撮影開始前に撮影制御装置703はRIS705からRIS通信部813を経由して撮影情報(部位情報やX線情報、センサ条件等を含む)を受信するか撮影技師の手入力により入手し、制御部812は受け取った撮影情報を分析し、撮影時の部位情報やX線情報、センサ条件等をMWL保存部818に保存する。この時MWL保存部818に保存される情報は、部位情報のみやX線情報のみでも構わない。発生装置701と撮影制御装置703間の通信接続が存在する場合であれば、上記のX線情報は発生装置通信部811を介して発生装置701へ送信され、X線発生装置の線量設定が自動設定されるが、本ケースでは両者間の接続が無いため自動設定は行われない。続いて制御部812は受信したセンサ条件をセンサ通信部815を介してDRセンサ704へ送り撮影準備を行う。撮影の準備が完了したら、制御部812は撮影画像表示部817を介して撮影技師に撮影の準備が完了した事を通知する。同時に撮影技師は、これからの撮影に最適な線量値を発生装置701の操作により設定して、撮影画像表示部817に撮影準備完了が通知されるのを待つ。撮影準備完了を確認した撮影技師は、発生装置701に設けられた曝射スイッチを押下してX線撮影を行う。DRセンサ704は、このX線発生を検知して画像蓄積を開始し、蓄積が完了したら撮影画像を撮影制御装置703へ送信する。撮影制御装置703のセンサ通信部815はDRセンサ704から受信した撮影画像に画像処理を施して、撮影画像表示部817へ表示する。又、制御部812は実施した撮影の部位情報を前回撮影情報保存部821に保存する(S901)と共に撮影線量推測・計測部820にてMWL保存部818に保存されているX線情報から撮影に用いられた推測線量を求め、前回撮影情報保存部821に保存(S902)する。以上で最初の撮影が完了する。
引き続き、次の撮影が実施されるが、次撮影開始時に、発生装置701に設定されている線量値は前回の撮影に最適な線量値であると推定される。ここで言う最適線量値とは、RIS705から受信したX線情報を基準に、撮影技師の裁量によって調整が行われた線量値である。従って、最適線量値=RIS705から受信したX線情報ではないが、両者に大きな差異は無いと想定される。
次回の撮影においても前回の撮影時と同様に、撮影制御装置703は撮影開始前にRIS705からRIS通信部813を経由して次の撮影用の撮影情報(部位情報やX線情報、センサ条件等を含む)を受信するか撮影技師の手入力により入手し、制御部812は受け取った撮影情報を分析し、撮影時の部位情報やX線情報、センサ条件等をMWL保存部818に保存する。続いて、制御部812は部位情報比較部822を用いて、次撮影の部位情報をチェック(S903)し、次回の撮影がキャリブレーションやQuality Check(QC)等のテスト用部位の撮影で有った場合、線量警告を行わず終了する(S904)。一方、次撮影の部位情報がテスト用部位でなかった(S904)場合、制御部812はMWL保存部818に保存されたX線情報を撮影線量推測・計測部820へ送り、次回撮影時に用いられる線量値を推定する(S905)。制御部812は前回の撮影時に前回撮影情報保存部821に保存した前回撮影時の推測線量を読み出し、撮影線量比較部823にて同前回推測線量値と撮影線量推測・計測部820にて推定した次回撮影線量推測値を比較(S906)し、両者間の推測線量値に大きな差異が認められる場合(S907)は、撮影線量確認を促すメッセージを撮影画像表示部817に表示し、撮影線量確認警告部816を通じて音声や光で警告(S908)を行い終了する。なお、この時の警告は表示のみでも音や光による警告のみでも良い。一方、両者間の標準線量値に大きな差異が認められない場合は警告を行わず終了する。
次回以降、前記2回目の処理を繰り返す事で、前回撮影実施時と比較して撮影線量に大きな差異が予想される撮影を行う際は警告が発せられると共に、テスト的な撮影の場合は前回撮影時と今回の撮影に大きな線量差があっても警告を発しないX線撮影装置を実現できる。
本実施形態では、前回撮影時の部位情報(S904)及び前回撮影時のX線情報から推定される推定線量(S907)の2種類を判断基準として、次撮影時の撮影情報と比較し警告の有無を判断しているが、警告有無の判断に、両方の比較処理を実施しても良いし、いずれか一方のみを実施しても良い。
上記実施形態では、発生装置701との接続が無いDR方式のデジタルX線撮影装置において、RIS705から撮影情報としてX線情報を受信できる場合の線量警告方法について説明を行った。しかしながら、運用形態によっては、RIS705から受け取る或いは撮影技師の手入力により入手した撮影情報にX線情報が含まれない場合もある。本実施形態では、このようなケースについて説明する。本ケースの説明には図7(c)、図8、図10を利用する。なお、図10は図7(c)に示す様な発生装置701と撮影制御装置703間の通信接続が存在しないDR方式のデジタルX線撮影装置で且つX線情報が撮影情報としてRIS705から受信できない場合に線量警告を行う際のフローチャートである。
本構成における運用時、撮影制御装置703の部位毎標準線量保存部19には撮影部位毎の一般的な撮影線量値が予め求められ保存されていると仮定する。先ず、最初の撮影において、撮影開始前に撮影制御装置703はRIS705からRIS通信部813を経由して撮影情報(部位情報やセンサ条件等を含む。ただしX線情報は含まない。)を受信するか撮影技師の手入力により入手し、制御部812は受け取った撮影情報を分析し、撮影時の部位情報やセンサ条件等をMWL保存部818に保存する。この時MWL保存部818に保存される情報は、部位情報のみでも構わない。続いて制御部812は受信したセンサ条件をセンサ通信部815を介してDRセンサ704へ送り撮影準備を行う。撮影の準備が完了したら、制御部812は撮影画像表示部817を介して撮影技師に撮影の準備が完了した事を通知する。同時に撮影技師は、これからの撮影に最適な線量値を発生装置701の操作により設定して、撮影画像表示部817に撮影準備完了が通知されるのを待つ。撮影準備完了を確認した撮影技師は、発生装置701に設けられた曝射スイッチを押下してX線撮影を行う。DRセンサ704は、このX線発生を検知して画像蓄積を開始し、蓄積が完了したら撮影画像を撮影制御装置703へ送信する。撮影制御装置703のセンサ通信部815はDRセンサ704から受信した撮影画像に画像処理を施して、撮影画像表示部817へ表示する。又、制御部812は実施した撮影の部位情報を前回撮影情報保存部821に保存する(S1001)と共に撮影線量推測・計測部820にて撮影した撮影画像の分析を行いEI値等の線量指標を計算し前回撮影情報保存部821に保存(S1002)する。以上で最初の撮影が完了する。
引き続き、次の撮影が実施されるが、次撮影開始時に、発生装置701に設定されている線量値は前回の撮影に最適な線量値であると推定される。ここで言う最適線量値とは、RIS705から受信した部位情報から、撮影技師の裁量によって調整が行われた線量値である。撮影線量は撮影部位や被検体の状態によって調整が為されるが、この内、撮影部位に関わる部位毎の基準線量値が、前述の部位毎標準線量保存部19には予め保存されている。従って、最適線量値=部位情報から導かれる基準線量値ではないが、両者に大きな差異は無いと想定される。
次回の撮影においても前回の撮影時と同様に、撮影制御装置703は撮影開始前にRIS705からRIS通信部813を経由して次の撮影用の撮影情報(部位情報やセンサ条件等を含む)を受信するか撮影技師の手入力により入手し、制御部812は受け取った撮影情報を分析し、撮影時の部位情報やセンサ条件等をMWL保存部818に保存する。続いて、制御部812は部位情報比較部822を用いて、次撮影の部位情報をチェック(S1003)し、次回の撮影がキャリブレーションやQuality Check(QC)等のテスト用部位の撮影で有った場合、線量警告を行わず終了する(S1004)。一方、次撮影の部位情報がテスト用部位でなかった場合、制御部812はMWL保存部818に保存された部位情報を元に部位毎標準線量保存部19を参照し、次撮影時の部位に合致する標準線量値を得ると共に、前回撮影情報保存部821に保存された前回撮影時の撮影部位情報を元に部位毎標準線量保存部19を参照し、前回撮影時の部位に合致する標準線量値を得る(S1005)。制御部812は入手した前回撮影時の標準線量と次撮影時の標準線量を撮影線量比較部823にて比較(S1006)し、両者間の標準線量値に大きな差異が認められる場合(S1007)は、撮影線量確認を促すメッセージを撮影画像表示部817に表示し、撮影線量確認警告部816を通じて音声や光で警告(S1010)を行い終了する。なお、この時の警告は表示のみでも音や光による警告のみでも構わない。一方、両者間の標準線量値に大きな差異が認められない場合(S1007)、制御部812は、前回撮影情報保存部821に保存された前回撮影時の画像解析にて得られたEI値等の線量指標を読み出し、撮影線量比較部823にて読み出した前回撮影時の線量指標と読み出し済みの次撮影時の標準線量を比較(S1008)し、両者間の線量に大きな差異が認められる場合(S1009)は、撮影線量確認を促すメッセージを撮影画像表示部817に表示し、撮影線量確認警告部816を通じて音声や光で警告(S1010)を行い終了する。なお、この時の警告は表示のみでも音や光による警告のみでも構わない。一方、両者間の標準線量値に大きな差異が認められない場合(S1009)は警告を行わず終了する。
次回以降、前記2回目の処理を繰り返す事で、前回撮影実施時と比較して撮影線量に大きな差異が予想される撮影を行う際は警告が発せられると共に、テスト的な撮影の場合は前回撮影時と今回の撮影に大きな線量差があっても警告を発しないX線撮影装置を実現できる。
本実施形態では、前回撮影時の部位情報(S1004)、前回撮影部位情報から類推される標準線量(S1007)、前回撮影済み画像を分析して得られる線量指標(S1009)の3種類を基準として、次撮影時の撮影情報と比較し警告の有無を判断しているが、警告有無の判断に、この3種類の比較処理全てを実施しても良いし、いずれかを実施しても良い。
上述の実施形態では、X線発生装置通信が存在しないDR方式のデジタルX線撮影装置において線量警告を行う方法について述べたが、同様の警告はX線発生装置通信が存在しないCR方式のデジタルX線撮影装置においても可能である。図7(d)に示す様な発生装置701と検査情報認識装置707間の通信接続が存在しないCR方式のデジタルX線撮影装置における検査情報認識装置707のブロック図を図11に示す。図11において、図8と同様の構成については説明を省略する。検査情報認識装置707は、画像リーダとRIS情報共有を行うための通信を行う画像リーダ通信部1134、これからの撮影に不適切な線量値である可能性があると推定される場合に表示による警告を行う警告表示部1136、X線情報から撮影時の線量値を推定する撮影線量推測部1139を有する。
上述の方法は、センサ通信に関するプロセスが省略されるだけで、図7(d)、図11で示した様なX線発生装置通信が存在しないCR方式のデジタルX線撮影装置においても図9と同様な手順にて、そのまま適用可能である。また図7(d)、図11で示した様なX線発生装置通信が存在しないCR方式のデジタルX線撮影装置においても適用可能であるが、この場合、同じくセンサ通信に関するプロセスと図10で示した手順の内、S1002とS1008−S1009のプロセスが省略される。手順S1002とS1008−S1009が省略されるのは、CR方式では撮影画像を画像リーダ兼画像処理部709でデジタル化しない限り、撮影済み画像からの線量解析が不可能であるためである。
図12(a)にDAPメータ(線量計)利用時のDR方式デジタルX線発生装置の構成、図12(b)にDAPメータ利用時のCR方式デジタルX線発生装置の構成を示す。DAPメータ1250はX線発生時の線量を計測する装置であり、DAPメータ1250を撮影制御装置703や検査情報認識装置707に接続する事で、DAPメータ1250で計測した撮影線量値を撮影制御装置703や検査情報認識装置707で利用する事が可能となる。従って、図12(a)や図12(b)の様にDAPメータ1250が接続されているケースでは、図10で示したプロセスの内、S1002を撮影済み画像の解析から得られた線量値では無く、DAPメータ1250からの入力線量値に置き換えることで、図10と同様の処理をDR方式のデジタルX線撮影装置でもCR方式のデジタルX線撮影装置でも利用可能となる。この場合、前回撮影時の部位情報(S1004)、前回撮影部位情報から類推される標準線量(S1007)、前回撮影時にDAPメータ1250から得られた入力線量の3種類を基準として、次撮影時の撮影情報と比較し警告の有無を判断するが、警告有無の判断に、この3種類の比較処理全てを実施しても良いし、いずれかを実施しても良い。
上述の実施形態で述べてきた線量警告は、前回の線量設定値をX線情報や部位情報、撮影画像から計測された線量指標、DAPメータ1250から得た線量情報を得て、RIS705から受信する次回撮影時のX線情報、部位情報から推測線量と比較する事で警告有無を判定するが、以下の場合は警告を実施しない。
本機能は、熟練した撮影技師には不要な機能である。従って、本警告機能をユーザがオフした場合、撮影に不慣れな技師が利用する場合等を除き、禁止できる機能を設ける。
写損とされた前回撮影と次回撮影の間に撮影線量の大きな差異があっても、前回の撮影失敗を鑑みて撮影条件の見直しを行う事が一般的であるため、前回の撮影が写損とされた場合であっても過剰な警告は必要ない。
上述の実施形態では前回の撮影条件を撮影制御装置703や検査情報認識装置707側で保存する例について述べてきた。従って、発生装置701と撮影制御装置703や検査情報認識装置707の組み合わせが一定の場合に有効に機能する。しかしながら、これらの組み合わせが変更されると、記憶した前回の部位情報やX線条件、線量計測値が無効となるため、これまで示した例では適切な警告が不可能となる。特にこのようなケースは、一般撮影室に立位と臥位撮影用のX線発生装置が2セット常備され、そのような環境で1枚のセンサを流用している様な場合が想定される。このような場合には、RIS705から受け取る撮影情報に含まれるワークスペース情報を元に立位なのか臥位なのかを判定する事が可能である。従って、図9、図10で示した前回撮影時と次回撮影時の間に、ワークスペースが切り替わったかの判定を行いワークスペースが変わった場合は警告を行うことで対応できる。
以上の通り、X線発生装置700と撮影制御装置703や検査情報認識装置707間の接続が無い状態で使用されるX線撮影システム、又は両者間の接続は有るが接続が何らかの要因で切断されている状態のX線撮影システムにおいて、発生装置701又は撮影制御装置703、検査情報認識装置707は、前回の撮影情報又は撮影線量を自身で記憶しておき、RIS705から次の撮影情報を受信して撮影準備を行う際に、前回の撮影情報又は撮影線量とこれから実施する撮影情報や推定撮影線量を比較し、前回撮影時の使用線量と今回撮影時の使用線量が大きくかけ離れている可能性があると判断される場合は警告を行う。
又、前回撮影時の使用線量と今回撮影時の使用線量に大きな差が無いと推測される場合や、大きな差があっても問題無いと推測される場合は警告を行わない。
このように前回の撮影条件と著しく異なる撮影条件が予想される場合に警告を発する事によって、検査技師の注意を促し、予想外の高線量のまま人体撮影を行うなどのトラブルを回避できる可能性がある。
X線発生部102として、複数のX線源に対して共通のX線発生制御部が設けられる場合がある。その場合には、X線発生部102はX線源毎に複数あることとする。
別の実施形態として、上述の実施形態に記載の技術を、第二のX線撮影が終了した後に当該第二の撮影についての照射線量の評価に用いる例を説明する。本実施形態では、上述の実施形態と異なり、出力部1031による警告を示す出力が第二のX線撮影後に行われる。本実施形態では、X線画像についての線量の過不足を判定する判定部を有する。かかる判定部は、上述の第一の線量取得部等と同様に、例えばCPU201、RAM203、プログラム2041により実現される。当該判定部は、例えばX線撮影により得られるX線画像において、被写体領域の画素値が所定値以上である画素値の数が多い場合に線量過多であると判定される。あるいは当該X線撮影の撮影情報に関連付けられた標準の線量情報と、線量計等により得られた実測の線量情報との差の大きさに基づいて線量の過不足が判定される。かかる判定部により、X線画像の線量が適切でないと判定された場合に、出力制御部1037は当該X線撮影での線量が不適切であることを示す警告を出力部1031に出力させる。これにより、システムの利用者は、X線画像の異常の原因を容易に特定することができ、適切な再撮影を行うことが可能となる。かかる実施形態は、例えば、適切な線量あるいは上述した標準の線量情報の信頼性が低い場合、撮影前に警告することが望ましくないとされる場合にメリットがある。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
図13に係る本発明の別の実施形態では、撮影管理装置103に係る処理を複数の装置で分散させて実行する。先述の構成と同様の名称、同様の符番を付した構成は、先述の実施形態と同様であるため説明を省略する。
本実施形態では、第一の線量取得部1035、第二の線量取得部1036の機能が撮影管理装置1301の外部に配置され、撮影管理装置1301の受信部1305と通信するサーバ1302で実現される。実現方法は例えば上述の実施形態と同様にサーバ1302に記憶されたプログラムに含まれる命令群を、サーバ1302のCPU、ROMで実行する方法がある。受信部1305は、サーバ1302で算出あるいは取得された第一のX線撮影の線量の情報と第二のX線撮影の推定線量を示す情報とを受信する。この点で受信部1305は第一の線量取得部1035及び第二の線量取得部1036として機能する。かかる構成は、撮影管理装置1301が処理能力の小さい携帯端末等である場合にメリットがある。この場合、撮影管理装置1301は出力部1032の機能を有する出力部1303、操作部1032の機能を有する操作部1304が撮影管理装置1301と一体的に構成されていてもよい。
また、本発明の実施形態には、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行する、という形態を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の実施形態の1つである。また本発明の実施形態に係る機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。なお本発明の実施形態に係るプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
100 X線撮影システム
101 X線受像部
102 X線発生部
103 撮影管理装置
1031 出力部
1034 撮影情報取得部
1035 第一の線量取得部
1036 第二の線量取得部
1037 出力制御部

Claims (18)

  1. X線受像部とX線発生部とによるX線撮影で得られるX線画像を取得し、X線撮影の情報を管理する撮影管理装置であって、
    X線発生部とX線受像部とにより行われる第一のX線撮影の線量を示す情報を取得する第一の取得手段と、
    前記撮影管理装置により管理される撮影であって前記第一のX線撮影の次に行われる第二のX線撮影の線量を示す情報を、前記第一のX線撮影に対応するX線照射の後前記第二のX線撮影に対応するX線照射の前に取得する第二の取得手段と、
    前記第一のX線撮影に対応するX線照射の後、前記第二のX線撮影に対応するX線照射の前に、前記第一のX線撮影の線量を示す情報に基づく値と前記第二のX線撮影の線量を示す情報に基づく値との差に基づいて警告を示す出力を出力部にさせる出力制御手段と、
    を有することを特徴とする撮影管理装置。
  2. X線撮影の撮影情報を指定する指定手段と、
    前記撮影情報の指定に応じて該撮影情報に対応する照射条件の情報を前記X線発生部へ送信させる制御手段と、
    前記出力制御手段は、前記制御手段による前記照射条件の情報の送信が行えない場合に、前記警告を示す出力をさせることを特徴とする請求項1に記載の撮影管理装置。
  3. 前記出力制御手段は、前記X線発生部と前記撮影管理装置とが接続されていない場合に前記警告を示す出力をさせ、前記X線発生部と前記撮影管理装置とが接続されている場合には前記警告を示す出力を行わせない制御をすることを特徴とする請求項1または2に記載の撮影管理装置。
  4. 前記X線発生部と前記撮影管理装置との通信を監視する監視手段を有し、
    前記出力制御手段は、前記通信に異常が発生している場合には前記警告を示す出力を行わせ、前記通信に異常が発生していない場合には前記警告を示す出力を行わせない制御をすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  5. 前記X線発生部の機能情報を取得する情報取得手段をさらに有し、
    前記出力制御手段は、前記機能情報に基づいて前記警告を示す出力を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  6. 前記出力制御手段は、設定変更の入力があるまでX線照射条件の設定が維持されるX線発生部である場合には、前記警告を示す出力をさせ、
    前記出力制御手段は、X線照射のたびにX線照射条件の設定が初期化されるX線発生部である場合には、前記警告を示す出力を行わせないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  7. 前記撮影管理装置と通信するX線発生部が切り替わったことを検知する検知手段と、
    前記出力制御手段は、前記第一のX線撮影に対応するX線照射の後、前記第二のX線撮影に対応するX線照射の前に、前記検知手段によりX線発生部が切り替わったことが検知された場合に、前記警告を示す出力をさせることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  8. 前記出力制御手段は、表示部に、前記警告を示す情報とともに、前記第二の取得手段により取得される前記第二のX線撮影の線量を示す情報を表示させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  9. 前記第一のX線撮影に対応する第一の撮影情報と前記第二のX線撮影に対応する第二の撮影情報とを表示部に表示させる表示制御手段と、
    撮影情報を指定する指定手段と、
    前記出力制御手段は、前記指定手段により前記第二の撮影情報が指定されることに応じて前記警告を示す出力をすることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  10. 前記出力制御手段は、前記第一の撮影の線量を示す情報に基づく値と前記第二の撮影の線量を示す情報に基づく値との差の値が閾値よりも大きい場合には前記警告を示す出力をさせ、前記第一の撮影の線量を示す情報に基づく値と前記第二の撮影の線量を示す情報に基づく値との差の値が閾値よりも小さい場合には前記警告を示す出力をさせないことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  11. 前記第一の取得手段は、前記第一のX線撮影の線量の情報として、撮影部位に対応づけられた標準線量の情報、前記第一のX線撮影の撮影情報に対応づけられた線量の情報、前記第一のX線撮影で得られるX線画像から算出された線量の情報、前記第一のX線撮影で前記X線発生部から照射されたX線の照射条件の情報、前記第一のX線撮影で前記X線発生部から照射されたX線の線量を計測して得られる線量値の情報、の少なくともいずれかを取得することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  12. 前記第一の取得手段は、前記X線発生部のX線射出口とX線受像部との間に検出部が設けられた線量計から前記線量値の情報を受信することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  13. 前記第二の取得手段は、前記第二のX線撮影の線量を示す情報として、当該第二のX線撮影の撮影情報に応じた推定線量の情報を取得することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  14. 前記第二の取得手段は、前記第二のX線撮影の推定線量の情報として、該第二のX線撮影の撮影情報に対応づけられた標準の照射条件の情報に基づき得られる線量の情報を取得する請求項12に記載の撮影管理装置。
  15. 前記出力制御手段は、前記出力部としての表示部に前記警告を示す情報を表示させる表示制御、前記出力部としての音声出力部に前記警告を示す音声を出力させる制御のいずれかの制御をおこなうことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の撮影管理装置。
  16. X線発生部とX線受像部とにより行われる複数のX線撮影の撮影情報を受信する受信手段と、
    前記複数のX線撮影のうち第一のX線撮影の線量の情報を取得する第一の取得手段と、
    前記撮影管理装置により管理される撮影であって前記第一のX線撮影の次に行われる第二のX線撮影の線量を示す情報を、前記第一のX線撮影に対応するX線照射の後前記第二のX線撮影に対応するX線照射の前に取得する第二の取得手段と、
    前記第一のX線撮影に対応するX線照射の後、前記第二のX線撮影に対応するX線照射の前に、前記第一のX線撮影の線量を示す情報に基づく値と前記第二のX線撮影の線量を示す情報に基づく値との差に基づいて警告を示す出力を出力部にさせる出力制御手段と、
    を有することを特徴とするX線撮影システム。
  17. X線受像部とX線発生部とによるX線撮影に関する情報を管理する情報処理方法であって、
    X線発生部とX線受像部とにより行われる第一のX線撮影の線量の情報を取得するステップと、
    前記撮影管理装置により管理される撮影であって前記第一のX線撮影の次に行われる第二のX線撮影の線量を示す情報を、前記第一のX線撮影に対応するX線照射の後前記第二のX線撮影に対応するX線照射の前に取得するステップと、
    前記第一のX線撮影に対応するX線照射の後、前記第二のX線撮影に対応するX線照射の前に、前記第一のX線撮影の線量を示す情報に基づく値と前記第二のX線撮影の線量を示す情報に基づく値との差に基づいて警告を示す出力を出力部にさせるステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  18. 請求項17の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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