JP2016070158A - スタータ - Google Patents

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龍 解
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Masanori Watabe
眞徳 渡部
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Sadahiro Hamahata
定博 濱畑
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Motoyuki Abe
元幸 安部
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Abstract

【課題】
作動時エンジンへのトルク伝達を適切に行うことができ、かつ振動と騒音の低減ができるスタータを提供する。
【解決手段】
モータ軸12の回転を減速する歯車減速機構2と、前記歯車減速機構を収容するケース部材81とを有するスタータであって、前記歯車減速機構の外周と前記ケース部材の内周との間に複数の異なる接触部を備え、複数の前記接触部のうち、少なくとも、第1接触部27と第2接触部28とが、軸方向に異なる位置に設けられたスタータ。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車に搭載されるスタータに関するものである。
近年、騒音規制や快適性の追求の観点から自動車始動用スタータなどの自動車コンポーネントにおいては、静粛性のニーズが高まっている。スタータの静音化を実現する方策の一つとして、スタータの内部で発生する振動を抑制する方策がある。このようなスタータの振動抑制に関する発明は、特許文献1に記載されている。
特開2001−65442号公報
特許文献1で開示されるようなスタータでは、インターギアの外周に弾性体が設置されている。この弾性体を介してインターギアがギアケースに支持され、インターギアからギアケースへの振動を低減する。しかしながら、スタータがエンジンを始動すると、エンジンの圧縮、吸気、爆発、排気の行程に起因するエンジン作用力がピニオン軸を介してインターギアに伝達される。この作用力によって弾性体の変形が発生し、インターギアが軸中心からずれ、傾きが生じる。このため、インターギアと遊星ギアの噛み合いが不均一となり、エンジンへのトルク伝達が適切に行われなくなる可能があり、振動と騒音が増大する傾向もある。
本発明は、これらの問題に鑑みて改良したものであり、インターギアの傾きを抑制することにより、作動時エンジンへのトルク伝達を適切に行うことができ、かつ振動と騒音の低減ができるスタータを提供するものである。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、モータ軸の回転を減速する歯車減速機構と、前記歯車減速機構を収容するケース部材とを有するスタータであって、前記歯車減速機構の外周と前記ケース部材の内周との間に複数の異なる接触部を備え、複数の前記接触部のうち、少なくとも、第1接触部と第2接触部とが、軸方向に異なる位置に設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、作動時エンジンへのトルク伝達を適切に行うことができ、かつ振動と騒音の低減ができるスタータを提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
スタータの軸方向断面図 第1の実施形態によるインターギア、ギアケース、および第1接触部、第2接触部の軸方向断面図の拡大図 第1の実施形態によるインターギア、ギアケース、および第1接触部、第2接触部の後面から見た正面図の拡大図 第1の実施形態による第1突起とギアケースが一体形成する場合第1突起の拡大図 第1の実施形態による第1突起とギアケースが別部材により結合する場合第1突起の拡大図 第2の実施形態によるインターギア、ギアケース、および第1接触部、第2接触部の軸方向断面図の拡大図 第2の実施形態によるインターギア、ギアケース、および第1接触部、第2接触部の後面から見た正面図の拡大図 第2の実施形態による第1突起とギアケースが一体形成する場合第1突起の拡大図 第2の実施形態による第1突起とギアケースが別部材により結合する場合第1突起の拡大図 第3の実施形態によるインターギア、ギアケース、および第1接触部、第2接触部の軸方向断面図の拡大図 第3の実施形態によるインターギア、ギアケース、および第1接触部、第2接触部の後面から見た正面図の拡大図 第3の実施形態による第1突起とインターギアが一体形成する場合第1突起の拡大図 第3の実施形態による第1突起とインターギアが別部材により結合する場合第1突起の拡大図 第4の実施形態によるインターギア、ギアケース、および第1接触部、第2接触部の軸方向断面図の拡大図 第4の実施形態によるインターギア、ギアケース、および第1接触部、第2接触部の後面から見た正面図の拡大図 第4の実施形態による第1突起とインターギアが一体形成する場合第1突起の拡大図 第4の実施形態による第1突起とインターギアが別部材により結合する場合第1突起の拡大図
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態の歯車減速機構において、遊星ギア機構を代表的に説明するが、遊星ギア機構に限られるものではない。例えば、2軸減速機構にも適用することができる。
図1は、スタータの軸方向断面図である。本実施形態のスタータは、モータ1、遊星ギア機構2、一方向クラッチ3、ピニオン軸4、ピニオン5、マグネットスイッチ6、シフトレバー7を備えている。
モータ1は直流モータであり、円筒状のヨーク11と、モータ回転軸12と、ヨーク11の径方向内側に配置されるアーマチュア13を有している。ヨーク11の内周面には、複数の永久磁石14が周方向に設置されている。ヨーク11の後端には、エンドプレート15が設けられている。エンドプレート15の径方向中央には、モータ回転軸12の後端部を回転自在に支持するための後部滑り軸受け16が設けられている。
アーマチュア13には、ティース(不図示)が周方向に複数形成され、隣接するティース間にスロット(不図示)が形成されている。また、2つのスロット間には、コイル(不図示)が巻装されている。整流子17は、相互絶縁される複数のセグメント(不図示)より構成され、各セグメントがそれぞれコイルに結合されている。
アーマチュア13と整流子17はモータ回転軸12に固定され、モータ回転軸12の後端部はエンドフレーム15に設置される滑り軸受け16を介して回転自在に支持されている。モータ1自体は周知であるため、これ以上の説明は省略する。
ヨーク11の前部に設置されるギアケース81に遊星ギア機構2が収容されている。遊星ギア機構2は、モータ回転軸12の前端部に形成されるサンギア21と、サンギア21に噛合い複数の遊星ギア22と、遊星ギア22の外周側に設置されたインターギア23とにより構成される減速機であり、モータ回転軸12の回転速度を減速し、出力トルクを増幅する。
インターギア23がギアケース81に設置されている。インターギア23の内周面に歯(不図示)が形成され、外周にインターギア支持部20を介してギアケース81に支持されている。キャリア24はインターギア23に係合され、インターギア23に対して回転自在に支持される。キャリア24には、等間隔で遊星ギア支持ピン25が立設されており、遊星ギア22が回転自在に支持されている。
ピニオン軸4は、モータ回転軸12と同軸に配置され、前端部が軸受82を介してギアケース81に支持され、後端部が遊星ギア機構2のキャリア24の中心部に固定されている。これにより、ピニオン軸4は、キャリア24と一体に回転する。ピニオン軸4の外周に形成されたヘリカルスプライン41がクラッチアウタ31のヘリカルスプライン34に係合している。これにより、ピニオン軸4のトルクをクラッチアウタ31に伝達でき、且つ、ピニオン軸4に対し、一方向クラッチ3が軸方向に移動可能になる。
一方向クラッチ3は、クラッチアウタ31と、クラッチアウタ31の内側に配置されるクラッチインナ32と、クラッチローラ33等より構成されている。クラッチアウタ31の内周面には、ヘリカルスプライン34が形成され、該内周面はピニオン軸4に形成されたヘリカルスプライン41に噛み合っている。これにより、ピニオン軸4のトルクがクラッチアウタ31に伝達されている。クラッチローラ33がクラッチアウタ31とクラッチインナ32の間に配置され、クラッチインナ32へトルクを伝達する。また、クラッチインナ32の先端に、ピニオン5が一体的に設けられている。ピニオン5は、ピニオン軸4の回転トルクをエンジンのリングギア(不図示)に伝達する。
マグネットスイッチ6は、バッテリからの通電により電磁力を発生する励磁コイル62と、この電磁力を利用してシフトレバー7を操作するプランジャ61と、励磁コイル62への通電停止時プランジャ61を押し戻すリターンスプリング63等より構成されている。マグネットスイッチ6は周知であるため、これ以上の説明は省略する。
シフトレバー7は、フロントケース81に固定されるレバーピン71により回転自在に支持されている。シフトレバー7の上端部はマグネットスイッチ6のプランジャ61の前端部につながり、シフトレバー7の下端部は一方向クラッチ3に当接するワッシャ72に係合されている。プランジャ61の動きをワッシャ72を介して一方向クラッチ3に伝達することで、一方向クラッチ3が軸方向に移動可能になる。
エンジン始動スイッチをオンにすると、マグネットスイッチ6の励磁コイル62に通電される。励磁コイル62によって発生する電磁力よりプランジャ61が後方へ吸引され、これにつながるシフトレバー7の上端が引込まれる。これにより、シフトレバー7の下端がリングギアに移動し、一方向クラッチ3を前方へ押し出す。
また、プランジャ61の移動により、マグネットスイッチ6の可動接点(不図示)が固定接点側に移動し、固定接点に接触する。すると、アーマチュア13にバッテリの電圧が印加されて通電が開始し、磁界が発生する。この磁界とヨーク11に設けられる永久磁石14との間に生じる電磁力によって、アーマチュア13が回転する。アーマチュア13が回転することにより、アーマチュア13の回転トルクが遊星歯車減速機構2を介してピニオン軸4に伝達され、ピニオン軸4が回転させる。ピニオン軸4が回転することにより、ピニオン軸4に噛み合うクラッチアウタ31を連れ回り、クラッチローラ33を介して、クラッチインナ32と一体になるピニオン5が回転させる。すると、ピニオン5が回転しながら、リングギア側へ押し出され、リングギアに噛み合う。ピニオン5とリングギアが噛合った後、ピニオン5からリングギアに回転トルクが伝達されてエンジンをクランキングする。
エンジン始動スイッチをオフにすると、励磁コイル62への通電停止のため発生する電磁力が減少する。リターンスプリング63の作用力によりプランジャ61が元の位置に戻され、マグネットスイッチ6の可動接点は固定接点から分離してモータ1への通電が停止される。また、プランジャ61が戻されるとシフトレバー7を介して一方向クラッチ3が戻されるため、ピニオン5がリングギアから離れて戻される。
ここで、スタータがエンジンを駆動する時に、例えば、ピニオン5がエンジン作用力を受けると、この作用力がピニオン軸4を介してインターギア23に伝達され、インターギア23の傾きを起因する。これに対し、インターギア23とギアケース81の間に軸方向に異なる位置で複数の接触部を設置することにより、インターギア23の傾きを抑制することができる。以下、この実施形態の特徴をなす接触部について、図2、図3を参照して詳しく説明する。
図2はインターギア23、ギアケース81、および第1接触部271、第2接触部281の軸方向断面図の拡大図である。図3はインターギア23、ギアケース81、および第1接触部271、第2接触部281の後面から見た正面図の拡大図である。図2に示すように、ギアケース81の内周の前部に第1突起27が設けられ、インターギア23の外周の後部に第2突起28が設けられている。第1突起27とギアケース81、第2突起28とインターギア23はそれぞれ一体形成、あるいは、別部材により結合させる。別部材により結合する場合、溶接あるいは接着としてもよい。第1突起27がピニオン軸径方向の力を受けるように、ピニオン軸径方向に設けられ、第2突起28が第1突起27と円周方向の異なる角度で設けられている(図3参照)。インターギア23をギアケース81に圧入すると、第1突起27がインターギア23の外周に接触させ、第1接触部271を形成する。また、第2突起28がギアケース81の内周に接触させ、第2接触部281を形成する。第1接触部271と第2接触部281の拘束により、インターギア23が傾かないようにギアケース81に嵌合されている。また、第1突起27のエンジン側の端面272がギアケース81のエンジン側の内端面811と同じ平面に設けられ、第2突起28のモータ側の端面282がインターギア23のモータ側の先端面231と同じ平面に設けられ(図2参照)、第1接触部271と第2接触部281の軸方向の距離が最大にすることができる。図4は、第1突起27とギアケース81が一体形成する場合第1突起の拡大図である。第1突起27がギアケース81の内周面に設けられ、第1接触部271とインターギア23の接触面積が、第1突起27とギアケース81の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。同様に、第2突起28がインターギア23と一体形成する場合、第2突起28がインターギア23の外周面に設けられ、第2接触部281とギアケース81の接触面積が、第2突起28とインターギア23の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。図5は、第1突起27とギアケース81が別部材により結合する場合第1突起の拡大図である。第1接触部271とインターギア23の接触面積が、第1突起27とギアケース81の接合面の面積より小さく設置されている。同様に、第2突起28がインターギア23と別部材により結合する場合、第2接触部281とギアケース81の接触面積が、第2突起28とインターギア23の接合面の面積より小さく設置されている。
このように、第1の実施形態によれば、エンジン作用力がピニオン軸4を介してインターギア23にかかる場合、第1接触部271と第2接触部281が軸方向に異なる位置で設置されることによって、インターギア23に反力トルクを加えて、インターギア23の傾きを抑制することができる。また、第1突起27のエンジン側の端面272がギアケース81のエンジン側の内端面811と同じ平面に設けられ、第2突起28のモータ側の端面282がインターギア23のモータ側の先端面231と同じ平面に設けられることによって、第1接触部271と第2接触部281の軸方向の距離が最大になり、インターギア23がもっと大きい反力トルクを受けられ、インターギア23の傾きの抑制効果を向上できる。これにより、エンジンへのモータの駆動トルクの伝達を適切に行うことができる。また、インターギア23と遊星ギア22の噛み合いの不均一を抑制することができ、インターギア23自体の振動を低減することができる。更に、第1突起27とギアケース81が一体形成する場合、第1接触部271とインターギア23の接触面積が、第1突起27とギアケース81の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。第2突起28がインターギア23と一体形成する場合、第2接触部281とギアケース81の接触面積が、第2突起28とインターギア23の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。第1突起27とギアケース81が別部材により結合する場合、第1接触部271とインターギア23の接触面積が、第1突起27とギアケース81の接合面の面積より小さく設置される。第2突起28がインターギア23と別部材により結合する場合、第2接触部281とギアケース81の接触面積が、第2突起28とインターギア23の接合面の面積より小さく設置されている。これによって、インターギアからギアケースへの振動伝達を減少することができ、エンジン始動時、スタータの振動と騒音を低減することができる。
上記第1の実施形態においては、ギアケース81とインターギア23にそれぞれ一つの突起が設けられ、二つの接触部を形成させたスタータを代表的に説明したが、ギアケース81とインターギア23にそれぞれ一つの突起に限られるものではない。この発明は、例えば、ギアケース81の内周とインターギア23の外周にそれぞれ三つの突起を設けして、六つの接触部を形成させるものでもよい。六つの接触部を形成することによって、インターギア23の傾きが発生する時、インターギア23がもっと大きい反力トルクを受けられ、傾きの抑制効果を向上することができる。
[第2の実施形態]
本実施形態の歯車減速機構において、遊星ギア機構を代表的に説明するが、遊星ギア機構に限られるものではない。例えば、2軸減速機構にも適用することができる。
第2の実施形態では、モータ1、遊星ギア機構2、ギアケース81など基本な構造を第1の実施形態と同一とし、第1接触部、第2接触部の構成を第1の実施形態から変更した。以下は第1の実施形態と異なるところを説明する。尚、第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付している。
図6はインターギア23、ギアケース81、および第1接触部371、第2接触部381の軸方向断面図の拡大図である。図7はインターギア23、ギアケース81、および第1接触部371、第2接触部381の後面から見た正面図の拡大図である。図6に示すように、ギアケース81の内周の前部に第1突起37が設けられ、ギアケース81の内周の後部に第2突起38が設けられている。第1突起37、第2突起38がギアケース81とそれぞれ一体形成、あるいは、別部材により結合させる。別部材により結合する場合、溶接あるいは接着としてもよい。第1突起37がピニオン軸径方向の力を受けるように、ピニオン軸径方向に設けられ、第2突起38が第1突起37と円周方向の異なる角度で設けられている(図7参照)。インターギア23をギアケース81に圧入すると、第1突起37がインターギア23の外周の前部に当接させ、第1接触部371を形成する。また、第2突起38がインターギア23の外周の後部に当接させ、第2接触部381を形成する。第1接触部371と第2接触部381の拘束により、インターギア23が傾かないようにギアケース81に嵌合されている。また、第1突起37のエンジン側の端面372がギアケース81のエンジン側の内端面811と同じ平面に設けられ、第2突起38のモータ側の端面382がインターギア23のモータ側の先端面231と同じ平面に設けられ(図6参照)、第1接触部371と第2接触部381の軸方向の距離が最大にすることができる。図8は、第1突起37とギアケース81が一体形成する場合第1突起の拡大図である。第1突起37がギアケース81の内周面に設けられ、第1接触部371とインターギア23の接触面積が、第1突起37とギアケース81の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。同様に、第2突起38がギアケース81と一体形成する場合、第2突起38がギアケース81の内周面に設けられ、第2接触部381とインターギア23の接触面積が、第2突起38とギアケース81の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。図9は、第1突起37とギアケース81が別部材により結合する場合第1突起の拡大図である。第1接触部371とインターギア23の接触面積が、第1突起37とギアケース81の接合面の面積より小さく設置されている。同様に、第2突起38がギアケース81と別部材により結合する場合、第2接触部381とインターギア23の接触面積が、第2突起38とインターギア23の接合面の面積より小さく設置されている。
従って、上記第2の実施形態においても、第1の実施形態とほぼ同じ効果を得ることができる。
上記第2の実施形態においては、ギアケース81の前部と後部にそれぞれ一つの突起が設けられ、二つの接触部を形成させることを代表的に説明したが、ギアケース81の前部と後部に一つの突起に限られるものではない。この発明は、例えば、ギアケース81の前部と後部にそれぞれ三つの突起を設置し、六つの接触部を形成させるものでもよい。六つの接触部を形成することによって、インターギア23の傾きが発生する時、インターギア23がもっと大きい反力トルクを受けられ、傾きの抑制効果を向上することができる。
[第3の実施形態]
本実施形態の歯車減速機構において、遊星ギア機構を代表的に説明するが、遊星ギア機構に限られるものではない。例えば、2軸減速機構にも適用することができる。
第3の実施形態では、モータ1、遊星ギア機構2、ギアケース81など基本な構造を第1の実施形態と同一とし、第1接触部、第2接触部の構成を第1の実施形態から変更した。以下は第1の実施形態と異なるところを説明する。尚、第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付している。
図10はインターギア23、ギアケース81、および第1接触部471、第2接触部481の軸方向断面図の拡大図である。図11はインターギア23、ギアケース81、および第1接触部471、第2接触部481の後面から見た正面図の拡大図である。図10に示すように、インターギア23の外周の前部に第1突起47が設けられ、ギアケース81の内周の後部に第2突起48が設けられている。第1突起47とインターギア23、第2突起48とギアケース81はそれぞれ一体形成、あるいは、別部材により結合させる。別部材により結合する場合、溶接あるいは接着としてもよい。第1突起47がピニオン軸径方向の力を受けるように、ピニオン軸径方向に設けられ、第2突起48が第1突起47と円周方向の異なる角度で設けられている(図11参照)。インターギア23をギアケース81に圧入すると、第1突起47がギアケース81の内周の前部に当接させ、第1接触部471を形成する。また、第2突起48がインターギア23の外周の後部に当接させ、第2接触部481を形成する。第1接触部471と第2接触部481の拘束により、インターギア23が傾かないようにギアケース81に嵌合されている。また、第1突起47のエンジン側の端面472がギアケース81のエンジン側の内端面811と同じ平面に設けられ、第2突起48のモータ側の端面482がインターギア23のモータ側の先端面231と同じ平面に設けられ(図10参照)、第1接触部471と第2接触部481の軸方向の距離が最大にすることができる。図12は、第1突起47とインターギア23が一体形成する場合第1突起の拡大図である。第1突起47がインターギア23の外周面に設けられ、第1接触部471とギアケース81の接触面積が、第1突起47とインターギア23の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。同様に、第2突起48がギアケース81と一体形成する場合、第2突起48がギアケース81の内周面に設けられ、第2接触部481とインターギア23の接触面積が、第2突起48とギアケース81の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。図13は、第1突起47とギアケース81が別部材により結合する場合第1突起の拡大図である。第1接触部471とギアケース81の接触面積が、第1突起47とインターギア23の接合面の面積より小さく設置されている。同様に、第2突起48がギアケース81と別部材により結合する場合、第2接触部481とインターギア23の接触面積が、第2突起48とギアケース81の接合面の面積より小さく設置されている。
従って、上記第3の実施形態においても、第1の実施形態とほぼ同じ効果を得ることができる。
上記第3の実施形態においては、インターギア23の前部とギアケース81後部にそれぞれ一つの突起が設けられ、二つの接触部を形成させることを代表的に説明したが、インターギア23の前部とギアケース81後部に一つの突起に限られるものではない。この発明は、例えば、インターギア23の前部とギアケース81後部にそれぞれ三つの突起を設置し、六つの接触部を形成させるものでもよい。六つの接触部を形成することによって、インターギア23の傾きが発生する時、インターギア23がもっと大きい反力トルクを受けられ、傾きの抑制効果を向上することができる。
[第4の実施形態]
本実施形態の歯車減速機構において、遊星ギア機構を代表的に説明するが、遊星ギア機構に限られるものではない。例えば、2軸減速機構にも適用することができる。
第4の実施形態では、モータ1、遊星ギア機構2、ギアケース81など基本な構造を第1の実施形態と同一とし、第1接触部、第2接触部の構成を第1の実施形態から変更した。以下は第1の実施形態と異なるところを説明する。尚、第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付している。
図14はインターギア23、ギアケース81、および第1接触部571、第2接触部581の軸方向断面図の拡大図である。図15はインターギア23、ギアケース81、および第1接触部571、第2接触部581の後面から見た正面図の拡大図である。図14に示すように、インターギア23の外周の前部に第1突起57が設けられ、インターギア23の外周の後部に第2突起58が設けられている。第1突起57、第2突起58とインターギア23はそれぞれ一体形成、あるいは、別部材により結合させる。別部材により結合する場合、溶接あるいは接着としてもよい。第1突起57がピニオン軸径方向の力を受けるように、ピニオン軸径方向に設けられ、第2突起58が第1突起57と円周方向の異なる角度で設けられている(図15参照)。インターギア23をギアケース81に圧入すると、第1突起57がギアケース81の内周の前部に当接させ、第1接触部571を形成する。また、第2突起58がギアケース81の内周の後部に当接させ、第2接触部581を形成する。第1接触部571と第2接触部581の拘束により、インターギア23が傾かないようにギアケース81に嵌合されている。また、第1突起57のエンジン側の端面572がギアケース81のエンジン側の内端面811と同じ平面に設けられ、第2突起58のモータ側の端面582がインターギア23のモータ側の先端面231と同じ平面に設けられ(図14参照)、第1接触部571と第2接触部581の軸方向の距離が最大にすることができる。図16は、第1突起57とインターギア23が一体形成する場合第1突起の拡大図である。第1突起57がインターギア23の内周面に設けられ、第1接触部571とギアケース81の接触面積が、第1突起27とインターギア23の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。同様に、第2突起58がインターギア23と一体形成する場合、第2突起58がインターギア23の外周面に設けられ、第2接触部581とギアケース81の接触面積が、第2突起58とインターギア23の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。図17は、第1突起57とインターギア23が別部材により結合する場合第1突起の拡大図である。第1接触部571とギアケース81の接触面積が、第1突起57とインターギア23の接合面の面積より小さく設置されている。同様に、第2突起58がインターギア23と別部材により結合する場合、第2接触部581とギアケース81の接触面積が、第2突起58とインターギア23の接合面の面積より小さく設置されている。
従って、上記第3の実施形態においても、第1の実施形態とほぼ同じ効果を得ることができる。
上記第4の実施形態においては、インターギア23の前部と後部にそれぞれ一つの突起が設けられ、二つの接触部を形成させることを代表的に説明したが、インターギア23の前部と後部に一つの突起に限られるものではない。この発明は、例えば、インターギア23の前部と後部にそれぞれ三つの突起を設置し、六つの接触部を形成させるものでもよい。六つの接触部を形成することによって、インターギア23の傾きが発生する時、インターギア23がもっと大きい反力トルクを受けられ、傾きの抑制効果を向上することができる。
以上説明した如く、本発明では、インターギアの外周とケース部材の内周の間に、軸方向に異なる位置に複数の接触部を設置することで、インターギアの傾きを抑制することができる。また、インターギアとケース部材の接触面積の減少により、インターギアからケース部材への振動伝達を低減できる。以下詳細に説明する。
モータ軸の回転を減速する歯車減速機構と、前記歯車減速機構を収容するケース部材とを有するスタータであって、前記歯車減速機構の外周と前記ケース部材の内周との間に複数の異なる接触部を備え、複数の前記接触部のうち、少なくとも、第1接触部と第2接触部とが、軸方向に異なる位置に設けられている。
前記ケース部材の内周の前部に設けられる第1突起と、前記歯車減速機構の外周の後部に設けられる第2突起を有し、前記第1突起が前記歯車減速機構外周に当接させ形成される第1接触部と、前記第2突起が前記ケース部材の内周に当接させ形成される第2接触部を備えている。
前記第1突起のエンジン側の端面が前記ケース部材のエンジン側の内端面と同じ平面に設けられ、前記第2突起のモータ側の端面が前記歯車減速機構のモータ側の先端面と同じ平面に設けられる。
前記第1突起と前記ケース部材が一体形成し、前記第1突起が前記ケース部材の内周面に設けられ、前記第1接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第1突起と前記ケース部材の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置され、前記第2突起が前記歯車減速機構と一体形成し、前記第2突起が前記歯車減速機構の外周面に設けられ、前記第2接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第2突起と前記歯車減速機構の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置されている。
前記第1突起と前記ケース部材が別部材により結合し、前記第1接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第1突起と前記ケース部材の接合面の面積より小さく設置され、前記第2突起が前記歯車減速機構と別部材により結合し、前記第2接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第2突起と前記歯車減速機構の接合面の面積より小さく設置される。
また、前記ケース部材の内周の前部に設けられる第1突起と、前記ケース部材の内周の後部に設けられる第2突起を有し、前記第1突起が前記歯車減速機構外周に当接させ形成される第1接触部と、前記第2突起が前記歯車減速機構外周に当接させ形成される第2接触部を備えている。
前記第1突起のエンジン側の端面が前記ケース部材のエンジン側の内端面と同じ平面に設けられ、前記第2突起のモータ側の端面が前記歯車減速機構のモータ側の先端面と同じ平面に設けられる。
前記第1突起と前記ケース部材が一体形成し、前記第1突起が前記ケース部材の内周面に設けられ、前記第1接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第1突起と前記ケース部材の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置され、前記第2突起が前記ケース部材と一体形成し、前記第2突起が前記ケース部材の内周面に設けられ、前記第2接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第2突起と前記ケース部材の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。
前記第1突起と前記ケース部材が別部材により結合し、前記第1接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第1突起と前記ケース部材の接合面の面積より小さく設置され、前記第2突起が前記ケース部材と別部材により結合し、前記第2接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、第2突起と前記歯車減速機構の接合面の面積より小さく設置される。
また、前記歯車減速機構の外周の前部に設けられる第1突起と、前記ケース部材の内周の後部に設けられる第2突起を有し、前記第1突起が前記ケース部材の内周に当接させ形成される第1接触部と、前記第2突起が前記歯車減速機構外周に当接させ形成される第2接触部を備えている。
前記第1突起のエンジン側の端面が前記ケース部材のエンジン側の内端面と同じ平面に設けられ、前記第2突起のモータ側の端面が前記歯車減速機構のモータ側の先端面と同じ平面に設けられる。
前記第1突起と前記歯車減速機構が一体形成し、前記第1突起が前記歯車減速機構の外周面に設けられ、前記第1接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第1突起と前記歯車減速機構の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置され、前記第2突起が前記ケース部材と一体形成し、前記第2突起が前記ケース部材の内周面に設けられ、前記第2接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第2突起と前記ケース部材の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。
前記第1突起と前記歯車減速機構が別部材により結合し、前記第1接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第1突起と前記歯車減速機構の接合面の面積より小さく設置され、前記第2突起が前記ケース部材と別部材により結合し、前記第2接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第2突起と前記ケース部材の接合面の面積より小さく設置される。
また、前記歯車減速機構の外周の前部に設けられる第1突起と、前記歯車減速機構の外周の後部に設けられる第2突起を有し、前記第1突起が前記ケース部材の内周に当接させ形成される第1接触部と、前記第2突起が前記ケース部材の内周に当接させ形成される第2接触部を備えている。
前記第1突起のエンジン側の端面が前記ケース部材のエンジン側の内端面と同じ平面に設けられ、前記第2突起のモータ側の端面が前記歯車減速機構のモータ側の先端面と同じ平面に設けられる。
前記第1突起と前記歯車減速機構が一体形成し、前記第1突起が前記歯車減速機構の内周面に設けられ、前記第1接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第1突起と前記歯車減速機構の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置され、前記第2突起が前記歯車減速機構と一体形成し、前記第2突起が前記歯車減速機構の外周面に設けられ、前記第2接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第2突起と前記歯車減速機構の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置される。
前記第1突起と前記歯車減速機構が別部材により結合し、前記第1接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第1突起と前記歯車減速機構の接合面の面積より小さく設置され、前記第2突起が前記歯車減速機構と別部材により結合し、前記第2接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第2突起と前記歯車減速機構の接合面の面積より小さく設置される。
上記のような構成によって、エンジン作用力より歯車減速機構の傾きが発生する場合、この傾きを抑制することができる。また、歯車減速機構とケース部材の接触面積の減少により振動伝達を低減できる。
本発明によれば、歯車減速機構の傾きを抑制することにより、リングギアへのトルク伝達を適切に行うことができる。また、歯車減速機構のギアの噛み合いの不均一を抑制することができ、歯車減速機構自体の振動を低減することができる。更に、歯車減速機構とケース部材の接触面積を減少することにより、歯車減速機構からケース部材への振動伝達を低減でき、スタータの振動と騒音を抑制することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 モータ
11 ヨーク
12 モータ回転軸
13 アーマチュア
14 永久磁石
15 エンドプレート
16 モータ回転軸後部滑り軸受け
17 整流子
2 遊星ギア機構
20 インターギア支持部
21 サンギア
22 遊星ギア
23 インターギア
24 キャリア
25 遊星ギア支持ピン
27 第1の実施形態による第1突起
271 第1の実施形態による第1接触部
272 第1の実施形態による第1突起のエンジン側の端面
28 第1の実施形態による第2突起
281 第1の実施形態による第2接触部
282 第1の実施形態による第2突起のモータ側の端面
37 第2の実施形態による第1突起
371 第2の実施形態による第1接触部
372 第2の実施形態による第1突起のエンジン側の端面
38 第2の実施形態による第2突起
381 第2の実施形態による第2接触部
382 第2の実施形態による第2突起のモータ側の端面
47 第3の実施形態による第1突起
471 第3の実施形態による第1接触部
472 第3の実施形態による第1突起のエンジン側の端面
48 第3の実施形態による第2突起
481 第3の実施形態による第2接触部
482 第3の実施形態による第2突起のモータ側の端面
57 第4の実施形態による第1突起
571 第4の実施形態による第1接触部
572 第4の実施形態による第1突起のエンジン側の端面
58 第4の実施形態による第2突起
581 第4の実施形態による第2接触部
582 第4の実施形態による第2突起のモータ側の端面
3 一方向クラッチ
31 クラッチアウタ
32 クラッチインナ
33 クラッチローラ
34 クラッチアウタのヘリカルスプライン
4 ピニオン軸
41 ピニオン軸のヘリカルスプライン
5 ピニオン
6 マグネットスイッチ
61 プランジャ
62 励磁コイル
63 リターンスプリング
7 シフトレバー
71 レバーピン
72 ワッシャ
81 ギアケース
82 ピニオン軸滑り軸受け
811 ギアケースのエンジン側の内端面
231 インターギアのモータ側の先端面

Claims (17)

  1. モータ軸の回転を減速する歯車減速機構と、前記歯車減速機構を収容するケース部材とを有するスタータであって、
    前記歯車減速機構の外周と前記ケース部材の内周との間に複数の異なる接触部を備え、複数の前記接触部のうち、少なくとも、第1接触部と第2接触部とが、軸方向に異なる位置に設けられたスタータ。
  2. 請求項1に記載したスタータにおいて、
    前記ケース部材の内周の前部に設けられる第1突起と、前記歯車減速機構の外周の後部に設けられる第2突起を有し、前記第1突起が前記歯車減速機構外周に当接させ形成される第1接触部と、前記第2突起が前記ケース部材の内周に当接させ形成される第2接触部を備えたスタータ。
  3. 請求項1または2に記載したスタータにおいて、
    前記第1突起のエンジン側の端面が前記ケース部材のエンジン側の内端面と同じ平面に設けられ、前記第2突起のモータ側の端面が前記歯車減速機構のモータ側の先端面と同じ平面に設けられたスタータ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載したスタータにおいて、
    前記第1突起と前記ケース部材が一体形成し、前記第1突起が前記ケース部材の内周面に設けられ、前記第1接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第1突起と前記ケース部材の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置され、前記第2突起が前記歯車減速機構と一体形成し、前記第2突起が前記歯車減速機構の外周面に設けられ、前記第2接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第2突起と前記歯車減速機構の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置されたスタータ。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載したスタータにおいて、
    前記第1突起と前記ケース部材が別部材により結合し、前記第1接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第1突起と前記ケース部材の接合面の面積より小さく設置され、前記第2突起が前記歯車減速機構と別部材により結合し、前記第2接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第2突起と前記歯車減速機構の接合面の面積より小さく設置されたスタータ。
  6. 請求項1に記載したスタータにおいて、
    前記ケース部材の内周の前部に設けられる第1突起と、前記ケース部材の内周の後部に設けられる第2突起を有し、前記第1突起が前記歯車減速機構外周に当接させ形成される第1接触部と、前記第2突起が前記歯車減速機構外周に当接させ形成される第2接触部を備えたスタータ。
  7. 請求項1または6に記載したスタータにおいて、
    前記第1突起のエンジン側の端面が前記ケース部材のエンジン側の内端面と同じ平面に設けられ、前記第2突起のモータ側の端面が前記歯車減速機構のモータ側の先端面と同じ平面に設けられたスタータ。
  8. 請求項1,6または7のいずれかに記載したスタータにおいて、
    前記第1突起と前記ケース部材が一体形成し、前記第1突起が前記ケース部材の内周面に設けられ、前記第1接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第1突起と前記ケース部材の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置され、前記第2突起が前記ケース部材と一体形成し、前記第2突起が前記ケース部材の内周面に設けられ、前記第2接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第2突起と前記ケース部材の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置されたスタータ。
  9. 請求項1,6または7のいずれかに記載したスタータにおいて、
    前記第1突起と前記ケース部材が別部材により結合し、前記第1接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第1突起と前記ケース部材の接合面の面積より小さく設置され、前記第2突起が前記ケース部材と別部材により結合し、前記第2接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第2突起と前記歯車減速機構の接合面の面積より小さく設置されたスタータ。
  10. 請求項1に記載したスタータにおいて、
    前記歯車減速機構の外周の前部に設けられる第1突起と、前記ケース部材の内周の後部に設けられる第2突起を有し、前記第1突起が前記ケース部材の内周に当接させ形成される第1接触部と、前記第2突起が前記歯車減速機構外周に当接させ形成される第2接触部を備えたスタータ。
  11. 請求項1または10に記載したスタータにおいて、
    前記第1突起のエンジン側の端面が前記ケース部材のエンジン側の内端面と同じ平面に設けられ、前記第2突起のモータ側の端面が前記歯車減速機構のモータ側の先端面と同じ平面に設けられたスタータ。
  12. 請求項1,10または11のいずれかに記載したスタータにおいて、
    前記第1突起と前記歯車減速機構が一体形成し、前記第1突起が前記歯車減速機構の外周面に設けられ、前記第1接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第1突起と前記歯車減速機構の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置され、前記第2突起が前記ケース部材と一体形成し、前記第2突起が前記ケース部材の内周面に設けられ、前記第2接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第2突起と前記ケース部材の内周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置されたスタータ。
  13. 請求項1,10または11のいずれかに記載したスタータにおいて、
    前記第1突起と前記歯車減速機構が別部材により結合し、前記第1接触部と前記ケース部材の接触面積が、第1突起と前記歯車減速機構の接合面の面積より小さく設置され、前記第2突起が前記ケース部材と別部材により結合し、前記第2接触部と前記歯車減速機構の接触面積が、前記第2突起と前記ケース部材の接合面の面積より小さく設置されたスタータ。
  14. 請求項1に記載したスタータにおいて、
    前記歯車減速機構の外周の前部に設けられる第1突起と、前記歯車減速機構の外周の後部に設けられる第2突起を有し、前記第1突起が前記ケース部材の内周に当接させ形成される第1接触部と、前記第2突起が前記ケース部材の内周に当接させ形成される第2接触部を備えたスタータ。
  15. 請求項1または14に記載したスタータにおいて、
    前記第1突起のエンジン側の端面が前記ケース部材のエンジン側の内端面と同じ平面に設けられ、前記第2突起のモータ側の端面が前記歯車減速機構のモータ側の先端面と同じ平面に設けられたスタータ。
  16. 請求項1,14または15のいずれかに記載したスタータにおいて、
    前記第1突起と前記歯車減速機構が一体形成し、前記第1突起が前記歯車減速機構の内周面に設けられ、前記第1接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第1突起27と前記歯車減速機構の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置され、前記第2突起が前記歯車減速機構と一体形成し、前記第2突起が前記歯車減速機構の外周面に設けられ、前記第2接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第2突起と前記歯車減速機構の外周面が交わって形成される閉曲線に囲まれる面積より小さく設置されたスタータ。
  17. 請求項1,14または15のいずれかに記載したスタータにおいて、
    前記第1突起と前記歯車減速機構が別部材により結合し、前記第1接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第1突起と前記歯車減速機構の接合面の面積より小さく設置され、前記第2突起が前記歯車減速機構と別部材により結合し、前記第2接触部と前記ケース部材の接触面積が、前記第2突起と前記歯車減速機構の接合面の面積より小さく設置されたスタータ。
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