JP2016069443A - 金属用紫外線硬化型塗料及び該塗料でコーティングした金属材、金属製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アクリルアクリレート、ポリエステルアクリレート及びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の反応性オリゴマーを10質量%以上含有する紫外線硬化型塗料であり、アクリルポリオール、シランカップリング剤、リン酸系アクリレート等を含有させることで、金属との密着性に優れる塗料が得られ、多官能ウレタン(メタ)アクリレート及び/又は多官能(メタ)アクリレートを含有させることで、塗膜の硬度や耐水性に優れる塗料が得られる。
【選択図】なし
Description
2)さらに、(a)シランカップリング剤、(b)リン酸(メタ)アクリレート又はエチレンオキサイド変性リン酸(メタ)アクリレート、(c)アクリルポリオールからなる群から選択される1種又は2種以上の化合物を含有することを特徴とする前記1)に記載の金属用紫外線硬化型塗料。
3)さらに、(d)1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する多官能ウレタン(メタ)アクリレート及び/又は(e)1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する多官能(メタ)アクリレートを含有することを特徴とする前記1)又は2)に記載の金属用紫外線硬化型塗料。
4)反応性オリゴマーとして、アクリルアクリレートのみを用いるか、又は、アクリルアクリレートとポリエステルアクリレートを99:1〜30:70(質量比)の範囲で併用したことを特徴とする前記1)〜3)のいずれかに記載の金属用紫外線硬化型塗料。
5)反応性オリゴマーとして、ポリエステルアクリレートのみを用いるか、又は、ポリエステルアクリレートとアクリルアクリレートを99:1〜40:60(質量比)の範囲で併用したことを特徴とする前記1)〜3)のいずれかに記載の金属用紫外線硬化型塗料。
6)前記4)に記載の金属用紫外線硬化型塗料を用いて作製された膜厚25〜80μmの塗膜。
7)前記5)に記載の金属用紫外線硬化型塗料を用いて作製された膜厚10〜25μmの塗膜。
8)前記1)〜5)のいずれかに記載の金属用紫外線硬化型塗料でコーティングしたことを特徴とする金属材又は金属製品。
9)前記金属がアルミニウム、アルマイト処理アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム合金又はステンレスである、前記8)に記載の金属材又は金属製品。
本発明で用いる反応性オリゴマーは、アクリルアクリレート、ポリエステルアクリレート、又はこれらの混合物から選択される。前記の化合物は、1個又は2個以上の架橋性官能基を有する化合物であり、本発明の金属用UV塗料において主樹脂として好適に用いられる。
アクリルアクリレート及びポリエステルアクリレートは、少なくとも紫外線により硬化性を有するもので、塗料化が可能なものである限り特に制限されず、用途や必要物性を考慮して適宜選択される。アクリルアクリレート及びポリエステルアクリレートは、それぞれ単体で用いても良く2種以上の混合物として用いても良い。
塗装対象となる金属表面は、酸洗、研摩、化成処理等によって何らかの加工を受けているものが多く、塗装下地としてリン酸塩化成処理を施しているものもある。本発明の金属用UV塗料では、これら金属表面(表面処理品、表面未処理品)に対して、塗膜の密着性を高めるための密着性向上成分を含有させることが好ましい。
上記密着性向上成分としては、(a)成分;シランカップリング剤及び/又はシランカップリング剤の加水分解縮合物、(b)成分;酸基を有する(メタ)アクリレート、(c)成分;アクリルポリオール等を挙げることができる。これら(a)〜(c)成分は、単独で用いることも併用することもでき、各成分とも2種以上の化合物を含有させることもできる。
シランカップリング剤は、それを金属用UV塗料に含有させることにより、加水分解によって生じるシラノール基が、金属の腐食進行に伴って生じるOH−イオンと縮合反応し、金属と塗膜の化学結合を生じさせて密着性を補う効果がある。
酸基を有する(メタ)アクリレートは、金属表面で金属塩を生成する。その金属塩が塗膜中の内部応力を緩和する硬化があり、塗膜の密着性、耐湿試験等の二次付着性を向上させる効果がある。
アクリルポリオールは、UV硬化に関与しないものの、水酸基による水素結合により、また、塗膜の硬化収縮が緩和することにより金属に対する密着性を補強する効果がある。また、アクリルポリオールはUV樹脂に比べ比較的安価であり、塗料材料の単価低下にも寄与する。
水酸基含有アクリルモノマー(c1)としては、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の炭素数2〜4のグリコールと(メタ)アクリル酸とのモノエステル化物;ラクトン変性のヒドロキシエチル(メタ)アクリレート;ポリオキシエチレン変性のヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポリオキシプロピレン変性のヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等のポリオキシアルキレン変性のヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
共重合させる他のモノマー(c2)としては、例えば、(メタ)アクリル酸の炭素数1〜22(好ましくは炭素数1〜12、より好ましくは炭素数1〜8)のアルキルエステル、(メタ)アクリル酸の炭素数2〜18(好ましくは炭素数2〜4)のアルコキシアルキルエステル、アミノ(メタ)アクリル系モノマー、(メタ)アクリルアミド系モノマー、エポキシ基含有モノマー、カルボキシル基含有モノマー等が挙げられる。スチレン系モノマーとしては、スチレン、α−メチルスチレン等が挙げられる。
上記(メタ)アクリル酸の炭素数1〜22のアルキルエステルとしては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記(メタ)アクリル酸の炭素数2〜18のアルコキシアルキルエステルとしては、例えば、メトキシブチル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記アミノ(メタ)アクリル系モノマーとしては、例えば、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N−t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
上記(メタ)アクリルアミド系モノマーとしては、例えば、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N−メチルメタクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、N−エチルメタクリルアミド、N−ブチルアクリルアミド、N−ブチルメタクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルアミド等が挙げられる。
上記エポキシ基含有モノマーとしては、グリシジル(メタ)アクリレート等が挙げられ、上記カルボキシル基含有モノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸が挙げられる。
本発明の金属用UV塗料では、より良好な塗膜物性(特に、柔軟性、耐水性)や、表面特性(特に、平滑性)を達成するために、また塗装の作業性や硬化時の硬化収縮を考慮し、さらには高粘度の反応性オリゴマーの粘度調整のために、紫外線硬化性モノマーを含有させることができる。かかる紫外線硬化性モノマーは、上記反応性オリゴマーを溶解するものが好ましく使用される。
アクリルアクリレートを主樹脂とする金属用UV塗料は、硬化塗膜が硬脆く、密着性評価でカッター目を入れると、カッター目のクロス部がカケやすく、特にアクリルアクリレーを単体で含有させると、厚膜時に硬化収縮が進み密着性が低下する傾向が見られるが、柔軟性の高い紫外線硬化性モノマーを含有させることで、かかる欠点を改良することができる。
上記ウレタン(メタ)アクリレートは、ウレタンオリゴマーと反応性官能基を有する(メタ)アクリレートの反応により得ることができ、例えば、多価アルコールと多価イソシアネートを、多価イソシアネートを過剰に用いる条件下で反応させて得られる少なくとも両末端にイソシアネート基を有するウレタンオリゴマーを、水酸基を有する(メタ)アクリレートと反応させる方法、或いは、多価アルコールと多価イソシアネートを、多価アルコールを過剰に用いる条件下で反応させて得られる少なくとも両末端に水酸基を有するウレタンオリゴマーを、エポキシ基を有する(メタ)アクリレートと反応させる方法により得ることができる。ウレタン(メタ)アクリレート1分子中の(メタ)アクリロイル基の数は特に限定はないが、硬度等の向上という観点からは3〜6個が好ましい。
また、これら以外の多価アルコール化合物として、アジピン酸と多価アルコールとをエステル化反応させて得られるポリエステルポリオール;ε−カプロラクトンの開環重合体であるポリカプロラクトンポリオール;ジメチルカーボネートと多価アルコールの重合体であるポリカーボネートジオールなどを用いることもできる。
これらの多価アルコール化合物は、1種又は2種以上を併用して使用することができる。
エポキシ基を有する(メタ)アクリレートとしては、グリシジル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートグリシジルエーテル、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートグリシジルエーテル等が挙げられる。
これらの化合物は、1種又は2種以上を併用して使用することができる。
(メタ)アクリレートは、1分子中の(メタ)アクリロイル基の数は(メタ)アクリレートであれば特に限定はない。塗膜の硬化調整という観点からは、1分子中の官能基数は好ましくは2個以上、より好ましくは3〜6個である。これらの化合物は、1種又は2種以上を併用して使用することができる。
主樹脂の粘度が高すぎるために塗装適性が得られない場合、特に無溶剤仕様とする場合には、塗料を適正な粘度に調整するために、低分子量モノマーで粘度が低いもの、好ましくは1〜2官能の(メタ)アクリレートモノマーを使用するのが良い。できるだけ金属に対する適性を損なわない、硬化収縮が強くないものを選択するのが良い。このような粘度調整剤を用いることにより、アクリルアクリレート等の高粘度樹脂を塗装可能な粘度まで調整することができる。
かかるモノマーの具体例としては、イソボルニルアクリレート、ポリアルキレングリコール(POA)、2−メタクリロイルオキシエチルコハク酸グリシジルメタクリレート(HOMS)等が挙げられる。
粘度調整剤の含有量は、金属用UV塗料の溶剤を除いた塗膜構成成分に対して好ましくは1〜30質量%、より好ましくは1〜15質量%である。
金属用UV塗料が含有する光重合開始剤は、紫外線の照射によって重合・硬化を開始するものであれば、公知の光重合開始剤を使用できる。ただし、厚膜仕様においては、短波長側に吸収領域を持つものを使用すると、塗膜表面の硬化性が良いが、内部硬化性が悪く、硬化収縮の歪みが発生しやすく密着性の低下を招くため、内部硬化、表面硬化のバランスを考慮して選択する必要がある。光重合開始剤は、1種を単独で、或いは2種以上を組み合わせて用いることができる。
主に短波長側に吸収領域を持つ、主な吸収領域250nm前後又はそれ以下の開始剤としては、イルガキュア184(1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン)ベンゾフェノン等が好ましい。
本発明の金属用UV塗料は、溶剤系、無溶剤系のいずれの形態であっても構わない。
溶剤系における希釈溶媒は、反応性オリゴマーを溶解可能であれば特に制限されない。好ましい有機溶媒としては、例えば、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、炭酸ジエチル、γ−ブチロラクトン等のエステル類;エタノール、イソプロピルアルコール、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、1−メトキシ−2−プロパノール、1−エトキシ−2−プロパノール等のアルコール類;テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル類;ヘプタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素類;等が挙げられる。これらの溶媒の単体又は混合物を用いることができる。
溶剤は、金属用UV塗料が適度な粘性(スプレーガンによる塗装の場合20〜70mPa・s)を有するように、含有させれば良く、当該塗料全量に対して好ましくは60質量%以下の量を含有させる。
本発明の金属用UV塗料には、主樹脂、上記(a)〜(e)成分、粘度調整剤、光重合開始剤、溶剤の他に、レベリング剤、スリップ剤、消泡剤、光増感剤、紫外線吸収剤、光安定剤、増粘剤等の添加剤や、着色顔料等を含有させることもできる。
本発明の金属用UV塗料を使用して、金属材又は金属製品の表面に塗膜(硬化膜)を形成させるには、金属材又は金属製品の表面に前記塗料を塗布して乾燥(溶媒含有塗料の場合:溶媒除去)させた後、紫外線を照射する。塗布方法は、例えば、ロールコート方式、スプレー方式、ディップ方式、刷毛塗り方式、インクジェット方式、静電塗装方式等の公知の方法を用いればよい。
本発明の金属用UV塗料を使用して、硬化膜を形成させることが可能な金属材に特に制限はなく、例えば、アルミニウム、アルマイト処理アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム合金又はステンレス等が挙げられる。塗布対象は、家電製品(例えば、ノートブックコンピュータ、携帯型音楽プレイヤー)、光学機器製品(例えば、デジタルカメラ)の製品の表面部材として使用されている金属製品であっても良い。
[密着性試験]
塗装品にカッターで1mm角の碁盤目を100マス(10×10マス)作成し、碁盤目部にセロハンテープを貼り付け、それを勢い良く剥がし、塗膜が剥離しなければ合格とした(○、◎は合格)。金属材は、SUS304、アルミニウムの2種類を使用した。
[外観]
塗装品の外観を目視確認し、外観異常がなく、かつ、平滑性が良好なものを合格とした(△、○、◎は合格)。
[硬度]
塗装品に、JIS K 5400 8.4.2(1990)に規定する鉛筆引っかき試験を行い、破れ法による評価を行った(△、○は合格)。
[温水試験]
塗装品を70℃温水に2時間浸漬させた後の塗装品の外観を目視確認し、外観異常がなければ合格とした(△、○は合格)。
ポリエステルアクリレート:28.0部、(a)成分;シランカップリング剤1.0部、(b)成分;EO変性リン酸アクリレート2.0部、(c)成分;アクリルポリオール樹脂8.0部、(d)成分;多官能アクリレート4.0部、(e)成分;多官能ウレタンアクリレート10.0部、溶剤44.7部(トルエン34.7部、酢酸エチル10.0部)、光重合開始剤2.0部、及びレベリング剤0.3部を、混合分散し、UV塗料を調製した。
調製したUV塗料を、SUS材、アルミ材にそれぞれエアースプレー法により1回で塗装し、70℃−3分の乾燥を行った後、ピーク強度70mW/cm2、積算光量800mJ/cm2(照射時間50秒)の照射条件にて紫外線照射を行い、膜厚15μmの硬化塗膜を形成し、各金属材に対する塗膜特性を評価した。
ポリエステルアクリレート及び/又はアクリルアクリレートと他の成分とを、下記の表1に示す配合組成(質量部)にて配合した以外は、実施例1と同様、調製したUV塗料を用いて硬化塗膜を形成し、各金属材に対する塗膜特性を評価した。
ポリエステルアクリレート及び/又はアクリルアクリレートと他の成分とを、下記の表1に示す配合組成(質量部)にて配合し、UV塗料を調製した。実施例1と同様、調製したUV塗料を用いて膜厚30〜40μmの硬化塗膜を形成し、各金属材に対する塗膜特性を評価した。
ポリエステルアクリレート:39.58部、(a)成分;シランカップリング剤1.5部、(d)成分;ノニルフェノールEO変性アクリレート19.3部、(e)成分;多官能ウレタンアクリレート24.1部、粘度特性改良成分としてイソボルニルアクリレート9.7部、光重合開始剤5.8部、及びレベリング剤0.02部を、混合分散し、UV塗料を調製した。
実施例1と同様、調製したUV塗料を用いて膜厚30μmの硬化塗膜を形成し、各金属材に対する塗膜特性を評価した。
下記の表1に示す配合組成(質量部)にて配合した以外は、実施例1と同様、調製したUV塗料を用いて硬化塗膜を形成し、各金属材に対する塗膜特性を評価した。
これに対して、エポキシアクリレートを主樹脂とする紫外線硬化型塗料(比較例1〜2)は、金属との密着性が劣っていた。アクリルアクリレートを少量配合した紫外線硬化型塗料(比較例3)についても、同様の傾向が認められた。
Claims (9)
- アクリルアクリレート、ポリエステルアクリレート及びこれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の反応性オリゴマーを、塗膜構成成分(溶剤を除く)に対して、10質量%以上含有することを特徴とする金属用紫外線硬化型塗料。
- さらに、(a)シランカップリング剤、(b)リン酸(メタ)アクリレート又はエチレンオキサイド変性リン酸(メタ)アクリレート、(c)アクリルポリオールからなる群から選択される1種又は2種以上の化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載の金属用紫外線硬化型塗料。
- さらに、(d)1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する多官能ウレタン(メタ)アクリレート及び/又は(e)1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する多官能(メタ)アクリレートを含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の金属用紫外線硬化型塗料。
- 反応性オリゴマーとして、アクリルアクリレートのみを用いるか、又は、アクリルアクリレートとポリエステルアクリレートを99:1〜30:70(質量比)の範囲で併用したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の金属用紫外線硬化型塗料。
- 反応性オリゴマーとして、ポリエステルアクリレートのみを用いるか、又は、ポリエステルアクリレートとアクリルアクリレートを99:1〜40:60(質量比)の範囲で併用したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の金属用紫外線硬化型塗料。
- 請求項4に記載の金属用紫外線硬化型塗料を用いて作製された膜厚25〜80μmの塗膜。
- 請求項5に記載の金属用紫外線硬化型塗料を用いて作製された膜厚10〜25μmの塗膜。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の金属用紫外線硬化型塗料でコーティングしたことを特徴とする金属材又は金属製品。
- 前記金属がアルミニウム、アルマイト処理アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム合金又はステンレスであることを特徴とする請求項8に記載の金属材又は金属製品。
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