JP2016068830A - 農作業車両 - Google Patents

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Ryohei Nogami
亮平 野上
慎右 尾崎
Shinsuke Ozaki
慎右 尾崎
健一 井手
Kenichi Ide
健一 井手
泰彦 堀
Yasuhiko Hori
泰彦 堀
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Abstract

【課題】農作業車両において副変速操作具を高速側に操作すると、実際の走行速度が低速だったとしても四輪操舵モードを選択できず小回りが利かないという問題を解消する。
【解決手段】の農作業車両は、走行機体に搭載したエンジン及び変速機構12と、走行機体を支持し且つ操舵可能な前輪3及び後輪4と、前輪3及び後輪4を二輪操舵モードと四輪操舵モードとに切り換え操作する操舵切換操作具と、制御用のコントローラとを備える。走行機体の走行速度Vを検出する車速検出部材を備える。コントローラは、車速検出部材で検出した走行速度Vが所定速度VL以上の場合において四輪操舵モードの実行中であれば、自動的に二輪操舵モードに切り換える。
【選択図】図4

Description

本願発明は、りんご、ぶどう及び梨等を栽培する果樹園等で薬液散布を行うスピードスプレーヤといった農作業車両に関するものである。
従来、農作業車両の一例であるスピードスプレーヤでは、薬液散布作業時の旋回性能(小回り性能)を高めるために、走行機体を支持する前輪と後輪とを操舵可能に構成した四輪操舵方式を採用している(例えば特許文献1等参照)。
この種のスピードスプレーヤでは、高速走行状態で四輪操舵モードを実行すると過剰な急旋回や平行移動をするおそれがあるため、走行機体に搭載した変速機構の出力を低速と高速とに切り換え操作する副変速操作具を高速側に操作した状態では、四輪操舵モードへの切り換えが禁止されている。副変速操作具を低速側に操作した場合のみ、四輪操舵モードを実行可能になっている。
特許第4718663号公報
従来のスピードスプレーヤでは、副変速操作具を高速側に操作すると実際の走行速度(車速)が低速だったとしても四輪操舵モードを選択できず小回りが利かない。副変速操作具を低速側に操作した場合の走行機体の最高速度は約3km/h程度であるから、薬液散布作業に多大の時間を要するおそれがあった。
本願発明は、上記のような現状を検討して改善を図った農作業車両を提供することを技術的課題として成されたものである。
請求項1の発明は、走行機体に搭載したエンジン及び変速機構と、前記走行機体を支持し且つ操舵可能な前輪及び後輪と、前記前輪及び後輪を二輪操舵モードと四輪操舵モードとに切り換え操作する操舵切換操作具と、制御用のコントローラとを備える農作業車両において、前記走行機体の走行速度を検出する車速検出部材を備え、前記コントローラは、前記車速検出部材で検出した走行速度が所定速度以上の場合において前記四輪操舵モードの実行中であれば、自動的に前記二輪操舵モードに切り換えるというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の農作業車両において、前記コントローラは、前記車速検出部材で検出した走行速度が所定速度以上の場合において前記二輪操舵モードを実行するとき、前記操舵切換操作具での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止するというものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の農作業車両において、前記変速機構の出力を低速と高速とに切り換え操作する副変速操作具を備えると共に、前記車速検出部材を二重化する一方、前記コントローラは、前記両車速検出部材のいずれか一方が故障した場合において、前記副変速操作具を高速側に操作した状態では、前記操舵切換操作具での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止するというものである。
請求項4の発明は、請求項1又は2に記載の農作業車両において、前記車速検出部材を二重化する一方、前記コントローラは、前記エンジンを始動してから前記両車速検出部材が走行速度零を検出する状態が所定時間以上継続すると、前記操舵切換操作具での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止するというものである。
本願発明によると、走行機体に搭載したエンジン及び変速機構と、前記走行機体を支持し且つ操舵可能な前輪及び後輪と、前記前輪及び後輪を二輪操舵モードと四輪操舵モードとに切り換え操作する操舵切換操作具と、制御用のコントローラとを備える農作業車両において、前記走行機体の走行速度を検出する車速検出部材を備え、前記コントローラは、前記車速検出部材で検出した走行速度が所定速度以上の場合において前記四輪操舵モードの実行中であれば、自動的に前記二輪操舵モードに切り換えるから、仮に前記四輪操舵モードの実行中に、前記走行機体の走行速度が例えば過剰な急旋回や平行移動をする可能性のある危険速度まで上昇したとしても、自動的に前記二輪操舵モードに切り換えて前記四輪操舵モードを停止できる。従って、例えば危険速度で前記走行機体を急旋回させて転倒するといった事故の発生を防止でき、走行時の安全性を確保できる。
請求項2の発明によると、前記コントローラは、前記車速検出部材で検出した走行速度が所定速度以上の場合において前記二輪操舵モードを実行するとき、前記操舵切換操作具での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止するから、仮に前記走行機体の走行速度が例えば過剰な急旋回や平行移動をする可能性のある危険速度まで上昇した状態で、前記操舵切換操作具で前記四輪駆動モードを選択したとしても、前記四輪操舵モードが実行されることはない。このため、例えば危険速度での旋回半径の急激な変動で転倒するといった事故の発生を確実に防止でき、走行時の安全性を大幅に向上できる。
請求項3の発明によると、前記変速機構の出力を低速と高速とに切り換え操作する副変速操作具を備えると共に、前記車速検出部材を二重化しているから、前記車速検出部材のいずれか一方が故障したとしても、当該故障を両者の検出結果の相違から簡単に把握できる。また、前記コントローラは、前記両車速検出部材のいずれか一方が故障した場合において、前記副変速操作具を高速側に操作した状態では、前記操舵切換操作具での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止するから、前記車速検出部材のいずれか一方が故障し、前記走行機体の走行速度を的確に検出できない状況では、前記副変速操作具を高速側に操作してから前記操舵切換操作具で前記四輪駆動モードを選択したとしても、前記四輪操舵モードが実行されることはない。このため、例えば危険速度での旋回半径の急激な変動で転倒するといった事故の発生を確実に防止でき、請求項2と同様に、走行時の安全性を大幅に向上できる。
請求項4の発明では、前記車速検出部材を二重化する一方、前記コントローラは、前記エンジンを始動してから前記両車速検出部材が走行速度零を検出する状態が所定時間以上継続すると、前記操舵切換操作具での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止する。前記エンジンを始動してから前記両車速検出部材で走行速度零を検出する状態が所定時間以上継続する場合というのは、前記車速検出部材が両方共故障したときに相当する。このような場合でも、前記操舵切換操作具での前記四輪駆動モードの選択を受け付けることがなく、請求項2及び3と同様に、走行時の安全性確保に大いに貢献する。
実施形態におけるスピードスプレーヤの左側面図である。 スピードスプレーヤの平面図である。 キャビン内部の平面図である。 操舵系統の概略平面図である。 エンジン及び蓄圧式燃料噴射装置の概略説明図である。 本機ECU及びエンジンECUの機能ブロック図である。 変速機構の底面図である。 操舵モード切換制御の4WSモード実行までのフローチャートである。 操舵モード切換制御の2WSモード自動切換までのフローチャートである。 操舵モード切換制御の2WSモード実行までのフローチャートである。
以下に、本願発明を具体化した実施形態を、農作業車両としてのスピードスプレーヤに適用した場合の図面に基づいて説明する。
まず、図1〜図3を参照しながら、スピードスプレーヤ1の概要について説明する。実施形態におけるスピードスプレーヤ1の走行機体2は、走行部としての左右一対の前輪3と同じく左右一対の後輪4とで支持されている。走行機体2の前部にキャビン5を配置している。走行機体2におけるキャビン5の後方(走行機体2の前後中途部)に、薬液を収容する薬液タンク6を配置している。走行機体2における薬液タンク6の後方にエンジンルーム7を配置している。エンジンルーム7内にエンジン8と動力噴霧機9とを搭載している。走行機体2におけるエンジンルーム7の後方(走行機体2の後部)に薬液散布部10と送風ファン11とを配置している。薬液タンク6の下方には、エンジン8からの動力を変速する変速機構12を搭載している。エンジン8の動力によって動力噴霧機9及び送風ファン11を駆動させ、動力噴霧機9によって薬液タンク6から薬液を吸引して薬液散布部10から薬液を噴霧する。噴霧された薬液は送風ファン11からの送風によって果樹園等の圃場内に拡散され、果樹等に散布される。
走行機体2の前下部に前車軸ケース13を設けている。前車軸ケース13の左右両側に前輪3を回転可能に取り付けている。走行機体2の後下部には後車軸ケース14を設けている。後車軸ケース14の左右両側に後輪4を回転可能に取り付けている。変速機構12は、前向きに延びる前輪伝達軸15を介して前車軸ケース13に動力伝達可能に連結すると共に、後向きに延びる後輪伝達軸16を介して後車軸ケース14に動力伝達可能に連結している。エンジン8から変速機構12を経由した変速出力によって、前輪伝達軸15及び前車軸ケース13を介して左右両前輪3を駆動させ、後輪伝達軸16及び後車軸ケース14を介して左右両後輪4を駆動させるように構成している(四輪駆動可能に構成している)。
図2及び図3に示すように、キャビン5の内部には、オペレータが着座する操縦座席21と、左右両前輪3又は前後四輪3,4を舵取り操作する操縦ハンドル22とを配置している。操縦ハンドル22の前方に配置したダッシュボード23の背面上側に、エンジン回転計や燃料計等を表示する計器パネル24を配置している。ダッシュボード23の背面右側には、左右両前輪3及び左右両後輪4を二輪操舵モードと四輪操舵モードとに切り換え操作する二輪操舵モードスイッチ25並びに四輪操舵モードスイッチ26と、エンジン回転速度を設定保持するスロットルレバー29とを配置している。両モードスイッチ25,26は操舵切換操作具を構成している。なお、以下の説明では便宜上、二輪操舵モードを2WSモードと表記し、四輪操舵モードを4WSモードと表記する。
実施形態の各モードスイッチ25,26はモーメンタリ動作タイプのものである。すなわち、各モードスイッチ25,26は、一回の押下で一つのONパルス信号を発するノンロックタイプのプッシュスイッチである。2WSモードスイッチ25には、2WSモードの実行を報知する2WSモードランプ27を内蔵し、4WSモードスイッチ26には、4WSモードの実行を報知する4WSモードランプ28を内蔵している(各モードスイッチ25,26はモードランプ27,28付きスイッチに構成している)。
ダッシュボード23の下方には、スロットルレバー29での設定回転速度を基準にしてエンジン回転速度を増減速させるアクセルペダル30と、走行機体2を制動操作するブレーキペダル31と、動力継断用のクラッチ(図示省略)を遮断操作するクラッチペダル32とを配置している。操縦座席21の左側にはサイドコラム33を配置している。左右両後輪4を制動状態に維持操作する駐車ブレーキレバー34と、前輪3及び後輪4の駆動方式を二駆と四駆とに切り換え操作する駆動切換レバー35と、走行機体2の前進、停止、後退及び車速を操作する主変速レバー36と、変速機構12の出力を低速と高速とに切り換え操作する副変速操作具としての副変速レバー37とを配置している。
図2及び図4に示すように、前車軸ケース13には左右両前輪3を方向転換させる前輪操舵シリンダ41を設けている。2WSモード及び4WSモードのどちらを実行する場合も、操縦ハンドル22の回動操作に伴う操舵電磁弁40(図6参照)の駆動で前輪操舵シリンダ41を伸縮作動させることによって、タイロッド42及びナックルアーム43を介してキングピン44回りに左右両前輪3を同じ方向に方向転換(旋回)させ、操縦ハンドル22の操舵角(回動操作量)に比例して、左右両前輪3の舵取り角(操向角度)が変更される。
また、後車軸ケース14には左右両後輪4を方向転換させる後輪操舵シリンダ45を設けている。4WSモードを実行する場合は、操縦ハンドル22の回動操作に伴う操舵電磁弁40(図6参照)の駆動で後輪操舵シリンダ45を伸縮作動させることによって、タイロッド46及びナックルアーム47を介してキングピン48回りに左右両後輪4を同じ方向に方向転換(旋回)させ、操縦ハンドル22の操舵角(回動操作量)に比例して、左右両後輪4の舵取り角(操向角度)が変更される。なお、この場合、左右両後輪4の舵取り角は左右両前輪3の舵取り角と逆位相になる。
次に、図2及び図5を参照しながら、エンジン8及びその周辺構造を説明する。操向機体2に搭載したエンジン8は、上面にシリンダヘッド51を締結したシリンダブロック(図示省略)を備えている。シリンダヘッド51の一側面に排気マニホールド52を設けている。排気マニホールド52の排出口側に接続した排気管53には、後処理装置であるディーゼルパティキュレートフィルタ54(以下、DPFという)を連結している。DPF54は排気ガス中の粒子状物質(PM)等を捕集するものである。詳細な図示は省略するが、実施形態のDPF54は、耐熱金属材料製のケーシング内にある略筒型のフィルタケースに、例えば白金等の酸化触媒とハニカム構造体とを直列に並べて収容した構造になっている。エンジン8の各気筒から排気マニホールド52に排出された排気ガスは、DPF54を経由して浄化処理をされたのち外部に放出される。
図5に示すように、エンジン8には、燃料供給手段である蓄圧式(コモンレール式)燃料噴射装置55を設けている。蓄圧式燃料噴射装置55は、エンジン8の各気筒に高圧燃料を噴射する複数のインジェクタ56(燃料噴射弁)と、高圧燃料を蓄圧して各インジェクタ56に分配するコモンレール57(蓄圧室)と、走行機体2に搭載した燃料タンク58から燃料フィルタ59経由で吸入した燃料を高圧に加圧してコモンレール57に圧送するサプライポンプ60とを備えている。
各インジェクタ56は、個別の高圧配管61を介してコモンレール57につながれていて、後述するエンジンECU72の指令で開き作動している間、コモンレール57から圧送した高圧燃料を各気筒の燃焼室に向けて噴射するように構成している。コモンレール57には、内圧(コモンレール57内の燃料圧力)を検出する圧力センサ62を取り付けている。サプライポンプ60はエンジン8の動力によって駆動するものであり、コモンレール57への燃料圧送量を調節する圧力制御電磁弁63を有している。圧力制御電磁弁63は、エンジンECU72の指令に基づきサプライポンプ60から燃料タンク58への燃料戻し量を増減させることによって、コモンレール57への燃料圧送量を調節してコモンレール内圧を制御する。各インジェクタ56の燃料噴射圧はコモンレール内圧に略等しい。このため、圧力制御電磁弁63によるコモンレール内圧の制御によって、間接的に各インジェクタ56の噴射圧が制御される。
各インジェクタ56、コモンレール57及びサプライポンプ60は戻し配管64を介して燃料タンク58に接続している。コモンレール57と戻し配管64との間には、コモンレール内圧が必要以上に高まるのを防止する圧力リミッタ弁65を設けている。サプライポンプ60と戻し配管64との間に圧力制御電磁弁63を設けている。各インジェクタ56、コモンレール57及びサプライポンプ60での余剰燃料は、戻し配管64を通じて燃料タンク58に戻される。
蓄圧式燃料噴射装置55は、上死点(TDC)を挟む付近でメイン噴射を実行する。また、蓄圧式燃料噴射装置55は、メイン噴射以外にも、NOx及び騒音の低減を目的として少量のパイロット噴射を上死点より約60°以前の時期に実行したり、騒音低減を目的としたプレ噴射を上死点直前の時期に実行したり、粒子状物質の低減や排気ガスの浄化促進を目的としたアフタ噴射及びポスト噴射を上死点後の時期に実行したりする。
次に、図6を参照しながら、操舵モード切換制御の構成について説明する。スピードスプレーヤ1の走行機体2には、本機ECU71及びエンジンECU72を搭載している。詳細な図示は省略するが、各コントローラ71,72は、各種演算処理や制御を実行するCPUのほか、制御プログラムやデータを記憶させるためのROM、制御プログラムやデータを一時的に記憶させるためのRAM、及び入出力インターフェイス等を備えている。本機ECU71とエンジンECU72とは互いに電気的に接続している。
エンジンECU72は、エンジン8の駆動状態に応じた適切なコモンレール内圧となるように、圧力センサ62の検出結果に基づき圧力制御電磁弁63を駆動させると共に、エンジン8の駆動状態に応じた適切な噴射タイミング及び噴射量となるように各インジェクタ56を開閉作動させる燃料噴射制御を実行するものである。エンジンECU72には、蓄圧式燃料噴射装置55の各インジェクタ56、コモンレール内圧を検出する圧力センサ62、コモンレール57への燃料圧送量を調節する圧力制御電磁弁63、エンジン回転速度を検出する回転速度検出手段としてのエンジン回転センサ66、アクセルペダル30の踏み込み量(操作量)を検出するアクセルセンサ67、及びスロットルレバー29の操作位置を検出するスロットルポテンショ68等を接続している。
走行機体2の停止状態では原則として、エンジンECU72は、エンジン回転センサ66で検出した実際のエンジン回転速度が予め設定したアイドリング回転速度と一致するように、各インジェクタ56からの燃料の噴射圧、噴射タイミング及び噴射量(以下、目標噴射パターンという)をフィードバック制御する。また、停止状態以外では、エンジンECU72は、実際のエンジン回転速度がスロットルレバー29の操作位置(スロットルポテンショ68の検出結果)に対応した基準回転数と一致するように、目標噴射パターンをフィードバック制御する。
本機ECU71には、入力関連の各種機器として、前述した2WSモードスイッチ25及び4WSモードスイッチ26、主変速レバー36の2速操作を検出する主変速2速スイッチ73、主変速レバー36の3速操作を検出する主変速3速スイッチ74、副変速レバー37の高速操作を検出する副変速高速スイッチ75、走行機体2の走行速度(車速)を検出する車速検出部材としての第1及び第2車速センサ76,77、左右両前輪3の舵取り角を検出する前輪角度センサ78、並びに左右両後輪4の舵取り角を検出する後輪角度センサ79等を接続している。
第1及び第2車速センサ76,77は車速検出部材を二重化したものである。このため、第1及び第2車速センサ76,77のいずれか一方が故障したとしても、当該故障を両者76,77の検出結果の相違から簡単に把握できる。実施形態では、変速機構12内の出力軸17に回転ロータ(図示省略)を設けている。両車速センサ76,77は共に、回転ロータに対峙した状態で変速機構12に装着している(図7参照)。なお、変速機構12の出力軸17は前後両側から突き出ていて、当該出力軸17の前後突端側はそれぞれ、自在継手18,19を介して対応する伝達軸15,16に連結している。
また、本機ECU71には、出力関連の各種機器として、2WSモードの実行を報知する2WSモードランプ27、4WSモードの実行を報知する4WSモードランプ28、警報ブザー80、並びに操縦ハンドル22の操舵角(回動操作量)に比例して前輪操舵シリンダ41又は両操舵シリンダ45を伸縮作動させる操舵電磁弁40等を接続している。
次に、図8〜図10のフローチャートを参照しながら、操舵モード切換制御の一例について説明する。操舵モード切換制御は基本的に本機ECU71が実行する。後述するエンジン回転速度の制限処理はエンジンECU72が実行する。すなわち、図8〜図10のフローチャートで示すアルゴリズム(プログラム)は、本機ECU71のROMに記憶されていて、当該アルゴリズムをRAMに呼び出してからCPUで処理して自身(本機ECU71)で指令を処理する。エンジン回転速度の制限処理は、エンジンECU72が本機ECU71の指令を処理することによって実行される。
図8〜図10に示す操舵モード切換制御では、まず4WSモードスイッチ26がオンであれば(S01:YES)、副変速高速スイッチ75がオンか否か(副変速レバー37を高速操作したか否か)を判別する(S02)。副変速高速スイッチ75がオンの場合(S02:YES)、主変速2速スイッチ73がオンであれば(S03:YES)、主変速レバー36を2速操作しているから、蓄圧式燃料噴射装置55の燃料噴射制御によってエンジン回転速度の上限Nmaxを最高回転速度N1よりも低い中速用上限回転速度N2に制限する(S05)。主変速3速スイッチ74がオンであれば(S04:YES)、主変速レバー36を3速操作しているから、エンジン回転速度の上限Nmaxを中速用上限回転速度N2よりも低い高速用上限回転速度N3に制限する(S06)。主変速2速スイッチ73及び主変速3速スイッチ74が共にオフであれば(S04:NO)、主変速レバー36を1速操作又は後進操作しているから、エンジン回転速度の上限Nmaxを通常通りの最高回転速度N1に設定する(S07)。次いで、2WSモードランプ27を消灯させると共に4WSモードランプ28を点灯させてから(S08)、4WSモードを実行する(S09)。
ここで、中速用上限回転速度N2は例えば2050rpm程度であり、副変速高速と組み合わせた最高走行速度は約10km/h程度になる。高速用上限回転速度N3は例えば1500rpm程度であり、副変速高速と組み合わせた最高走行速度はこの場合も約10km/h程度になる。
上記の制御によると、従来のような副変速レバー37での変速操作(低速操作)をすることなく、4WSモードスイッチ26のオン操作だけで4WSモードを実行でき、4WSモード及び2WSモードの切換操作性が向上する。また、エンジン回転速度の上限Nmaxを最高回転速度N1よりも低い上限回転速度N2,N3に制限するから、副変速レバー37を高速操作していても、例えば過剰な急旋回や平行移動をするおそれのない速度まで、4WSモードでの最高走行速度を簡単に抑制できる。従って、4WSモードでの高速化と旋回性能向上との両方を実現できる(両立できる)。
次いで、ステップS10に移行し、第1及び第2車速センサ76,77のいずれか一方が故障している場合(S10:YES)、副変速高速スイッチ75がオフであれば(S21:NO)、そのまま4WSモードの実行を継続する。副変速高速スイッチ75がオンであれば(S21:YES)、4WSモードの実行を禁止した上で(S13)、S14以降のステップを経て自動的(強制的)に2WSモードに切り換える(S20)。
この場合、後輪角度センサ79の検出情報から左右両後輪4が直進状態でなければ(S14:NO)、直進状態になるまで警報ブザー80を例えば1.0Hzで断続的に鳴動させ(S15)、4WSモードランプ28を点灯させたまま2WSモードランプ27を例えば1.0Hzで点滅させる(S16)。左右両後輪4が直進状態になれば(S14:YES)、警報ブザー80を例えば2秒間鳴動させ(S17)、4WSモードランプ28を消灯させると共に2WSモードランプ27を点灯させ(S18)、4WSモードから2WSモードへの強制切換をオペレータに確実に報知して注意を喚起する。そして、エンジン回転速度の上限Nmaxを通常通りの最高回転速度N1に設定してから(S19)、操舵モードを4WSモードから2WSモードに自動的(強制的)に切り換える(S20)。
実施形態では、4WSモードを実行し且つ副変速レバー37を高速操作した場合、エンジン回転速度の上限Nmaxを最高回転速度N1よりも低い上限回転速度N2,N3に制限するから、4WSモードでの最高走行速度Nmaxを所定速度(例えば10km/h程度)以下に抑制できるものの、第1及び第2車速センサ76,77のいずれか一方が故障していて、走行機体2の走行速度Vを的確に検出できない状況では、走行時の安全性により一層配慮して4WSモードの実行を積極的に禁止している(S12)。このため、その後に4WSモードスイッチ26をオン操作しても、両車速センサ76,77が正常作動しない限り4WSモードが実行されることはない。
上記の制御によると、車速検出部材を第1及び第2車速センサ76,77と二重化しているから、第1及び第2車速センサ76,77のいずれか一方が故障したとしても、当該故障を両者76,77の検出結果の相違から簡単に把握できる。また、第1及び第2車速センサ76,77のいずれか一方が故障していて、走行機体2の走行速度Vを的確に検出できない状況では、4WSモードスイッチ26をオン操作しても、副変速レバー37を高速操作した状態で4WSモードが実行されることはない。このため、例えば危険速度での旋回半径の急激な変動で転倒するといった事故の発生を確実に防止でき、走行時の安全性を大幅に向上できる。更に、2WSモードへの強制切換をする場合は、エンジン回転速度の上限Nmaxを最高回転速度N1に戻すから、4WSモードでの高速化と旋回性能向上とを両立しながらも、2WSモードでの高速走行性能を犠牲にすることがない(2WSモードでの高速走行性能を確保できる)。
ステップS10に戻り、第1及び第2車速センサ76,77が両方共故障していなければ(S10:NO)、第1及び第2車速センサ76,77の検出結果から得られた走行機体2の走行速度Vが上限速度VL(例えば10km/h)以上か否かを判別する(S11)。走行機体2の走行速度Vが上限速度VL以上であれば(S11:YES)、ステップS13に移行して4WSモードの実行を禁止し、S14以降のステップを経て自動的(強制的)に2WSモードに切り換える(S20)。走行機体2の走行速度Vが上限速度VL未満であれば(S11:NO)、エンジン8を始動してから第1及び第2車速センサ76,77で走行速度零を検出する状態が所定時間(例えば30分)以上継続しているか否かを判別する(S12)。
第1及び第2車速センサ76,77で走行速度零を検出する状態が所定時間以上継続する場合とは、第1及び第2車速センサ76,77が両方共故障したときに相当する。当該状態を所定時間以上継続していなければ(S12:NO)、第1及び第2車速センサ76,77が両方共正常作動しているので、そのまま4WSモードの実行を継続する。前記状態を所定時間以上継続していれば(S12:YES)、第1及び第2車速センサ76,77が両方共故障していると解されるので、ステップS13に移行して4WSモードの実行を禁止し、S14以降のステップを経て自動的に2WSモードに切り換える(S20)。
上記の制御によると、第1及び第2車速センサ76,77が両方共故障した場合であっても、4WSモードスイッチ26のオン操作を受け付けることがなく、走行時の安全性確保に大いに貢献する。
さて、ステップS01に戻り、4WSモードスイッチ26がオフの場合(S01:NO)、2WSモードスイッチ25がオンであれば(S22:YES)。第1及び第2車速センサ76,77のいずれか一方が故障しているか否かを判別する(S23)。第1及び第2車速センサ76,77のいずれか一方が故障している場合(S23:YES)、副変速高速スイッチ75がオンであれば(S30:YES)、4WSモードの実行を禁止した上で(S26)、4WSモードランプ28を消灯させると共に2WSモードランプ27を点灯させ(S27)、エンジン回転速度の上限Nmaxを通常通りの最高回転速度N1に設定してから(S28)、2WSモードを実行する(S29)。副変速高速スイッチ75がオフであれば(S30:NO)、4WSモードの実行を許可した状態で(S31)、S27以降のステップを経て2WSモードを実行する(S29)。
第1及び第2車速センサ76,77が両方共故障していない場合(S23:NO)、走行機体2の走行速度Vが上限速度VL以上であれば(S24:YES)、ステップS26に移行して4WSモードの実行を禁止し、S27以降のステップを経て2WSモードを実行する(S29)。走行機体2の走行速度Vが上限速度VL未満であれば(S11:NO)、エンジン8を始動してから第1及び第2車速センサ76,77で走行速度零を検出する状態が所定時間(例えば30分)以上継続しているか否かを判別する(S25)。当該状態を所定時間以上継続していなければ(S25:NO)、第1及び第2車速センサ76,77が両方共正常作動しているので、4WSモードの実行を許可した状態で(S31)、S27以降のステップを経て2WSモードを実行する(S29)。前記状態を所定時間以上継続していれば(S12:YES)、第1及び第2車速センサ76,77が両方共故障していると解されるので、ステップS26に移行して4WSモードの実行を禁止し、S27以降のステップを経て2WSモードを実行する(S29)。
上記の記載並びに図8〜図10から明らかなように、走行機体2に搭載したエンジン8及び変速機構12と、前記走行機体2を支持し且つ操舵可能な前輪3及び後輪4と、前記前輪3及び後輪4を二輪操舵モードと四輪操舵モードとに切り換え操作する操舵切換操作具25,26と、前記変速機構12の出力を低速と高速とに切り換え操作する副変速操作具37と、制御用のコントローラ71,72とを備える農作業車両1において、前記コントローラ71,72は、前記四輪操舵モードを実行し且つ前記副変速操作具37を高速側に操作する場合に、エンジン回転速度の上限Nmaxを最高回転速度N1よりも低い上限回転速度N2,N3に制限するから、前記副変速操作具37での変速操作をすることなく、前記操作切換操作具25,26での操舵モード切換操作だけで前記四輪操舵モードを実行でき、各操舵モードの切換操作性が向上する。
前記四輪操舵モードを実行し且つ前記副変速操作具37を高速側に操作する場合は、前記エンジン回転速度の上限Nmaxを最高回転速度N1よりも低い上限回転速度N2,N3に制限するから、例えば過剰な急旋回や平行移動をするおそれのない速度まで、前記四輪操舵モードでの最高走行速度を簡単に抑制できる。従って、前記四輪操舵モードでの高速化と旋回性能向上との両方を実現できる(両立できる)。
また、前記走行機体2の走行速度Vを検出する車速検出部材76,77を備え、前記コントローラ71,72は、前記車速検出部材76,77で検出した走行速度Vが所定速度VL以上の場合において前記四輪操舵モードの実行中であれば、自動的に前記二輪操舵モードに切り換えるから、仮に前記四輪操舵モードの実行中に、前記走行機体2の走行速度Vが例えば過剰な急旋回や平行移動をする可能性のある危険速度まで上昇したとしても、自動的に前記二輪操舵モードに切り換えて前記四輪操舵モードを停止できる。従って、例えば危険速度で前記走行機体2を急旋回させて転倒するといった事故の発生を防止でき、走行時の安全性を確保できる。
更に、前記コントローラ71,72は、自動的に前記二輪操舵モードに切り換える場合に、前記エンジン回転速度の上限Nmaxを前記最高回転速度N1に戻すから、前記四輪操舵モードでの高速化と旋回性能向上とを両立しながらも、前記二輪操舵モードでの高速走行性能を犠牲にすることがない(前記二輪操舵モードでの高速走行性能を確保できる)。
しかも、前記コントローラ71,72は、前記車速検出部材76,77で検出した走行速度Vが所定速度VL以上の場合において前記二輪操舵モードを実行するとき、前記操舵切換操作具25,26での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止するから、仮に前記走行機体2の走行速度Vが例えば過剰な急旋回や平行移動をする可能性のある危険速度まで上昇した状態で、前記操舵切換操作具25,26で前記四輪駆動モードを選択したとしても、前記四輪操舵モードが実行されることはない。このため、例えば危険速度での旋回半径の急激な変動で転倒するといった事故の発生を確実に防止でき、走行時の安全性を大幅に向上できる。
実施形態によると、前記変速機構12の出力を低速と高速とに切り換え操作する副変速操作具37を備えると共に、前記車速検出部材76,77を二重化しているから、前記車速検出部材76,77のいずれか一方が故障したとしても、当該故障を両者76,77の検出結果の相違から簡単に把握できる。また、前記コントローラ71,72は、前記両車速検出部材76,77のいずれか一方が故障した場合において、前記副変速操作具37を高速側に操作した状態では、前記操舵切換操作具25,26での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止するから、前記車速検出部材76,77のいずれか一方が故障し、前記走行機体2の走行速度Vを的確に検出できない状況では、前記副変速操作具37を高速側に操作してから前記操舵切換操作具25,26で前記四輪駆動モードを選択したとしても、前記四輪操舵モードが実行されることはない。このため、例えば危険速度での旋回半径の急激な変動で転倒するといった事故の発生を確実に防止でき、走行時の安全性を大幅に向上できる。
また、前記車速検出部材76,77を二重化する一方、前記コントローラ71,72は、前記エンジン8を始動してから前記両車速検出部材76,77が走行速度零を検出する状態が所定時間以上継続すると、前記操舵切換操作具25,26での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止する。前記エンジン8を始動してから前記両車速検出部材76,77で走行速度零を検出する状態が所定時間以上継続する場合というのは、前記車速検出部材76,77が両方共故障したときに相当する。このような場合でも、前記操舵切換操作具25,26での前記四輪駆動モードの選択を受け付けることがなく、走行時の安全性確保に大いに貢献する。
本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。その他各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
1 スピードスプレーヤ
2 走行機体
3 前輪
4 後輪
8 エンジン
12 変速機構
13 前車軸ケース
14 後車軸ケース
25 2WSモードスイッチ
26 4WSモードスイッチ
27 2WSモードランプ
28 4WSモードランプ
37 副変速レバー
40 操舵電磁弁
41 前輪操舵シリンダ
45 後輪操舵シリンダ
71 本機コントローラ
72 エンジンコントローラ
75 副変速高速スイッチ
76 第1車速センサ
77 第2車速センサ
80 警報ブザー

Claims (4)

  1. 走行機体に搭載したエンジン及び変速機構と、前記走行機体を支持し且つ操舵可能な前輪及び後輪と、前記前輪及び後輪を二輪操舵モードと四輪操舵モードとに切り換え操作する操舵切換操作具と、制御用のコントローラとを備える農作業車両において、
    前記走行機体の走行速度を検出する車速検出部材を備え、
    前記コントローラは、前記車速検出部材で検出した走行速度が所定速度以上の場合において前記四輪操舵モードの実行中であれば、自動的に前記二輪操舵モードに切り換える、
    農作業車両。
  2. 前記コントローラは、前記車速検出部材で検出した走行速度が所定速度以上の場合において前記二輪操舵モードを実行するとき、前記操舵切換操作具での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止する、
    請求項1に記載の農作業車両。
  3. 前記変速機構の出力を低速と高速とに切り換え操作する副変速操作具を備えると共に、前記車速検出部材を二重化する一方、
    前記コントローラは、前記両車速検出部材のいずれか一方が故障した場合において、前記副変速操作具を高速側に操作した状態では、前記操舵切換操作具での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止する、
    請求項1又は2に記載の農作業車両。
  4. 前記車速検出部材を二重化する一方、
    前記コントローラは、前記エンジンを始動してから前記両車速検出部材が走行速度零を検出する状態が所定時間以上継続すると、前記操舵切換操作具での前記四輪操舵モードへの切り換えを禁止する、
    請求項1又は2に記載の農作業車両。
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