JP4029006B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業車両に係り、例えばモータグレーダのような低速車速で作業を行う作業車両に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、作業車両(含む土木機械および建設機械)の一つであるモータグレーダにより、路面や地面などを平滑に切削または敷均して整形することが知られている。このモータグレーダでの整形作業は、主に作業機としてのブレードを用いて行われるとともに、高い精度が要求されるために、車速を低速に維持しながら入念に行われる。
【0003】
このモータグレーダでは、ディーゼルエンジンによってトルクコンバータおよびトランスミッションを介して後輪駆動(タンデム装置による駆動)されるのであるが、整形作業時には、エンジンの回転数をいわゆるエンスト(エンジンストップ)直前まで落とし、低回転状態で駆動している。また、モータグレーダのエンジンとしては通常、他の作業車両と同様に、アイドリング回転数を低速側に維持するローアイドルと、高速側に維持するハイアイドルとを選択できるようになっているが、低速走行での整形作業は必然的に、ローアイドル側で行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、整形面の登り勾配がきつくなったり、局部的な起伏により切削量が一時的に増加した場合などのように、エンジンにかかる負荷が増大すると、車速がさらに低速となるとともに、エンジンの回転数も落ちてエンストし易くなる。この場合にオペレータは、エンストを避けるためにアクセルを操作し、エンジンの回転数を上げて速度を維持しようとするが、整形面の状況把握やブレード操作に集中していることにより、アクセルをスムーズに操作することができず、エンストに至ることが多い。
【0005】
そして、エンストすると、走行が一旦停止してしまい、ブレードでの整形も途中で止まるため、整形面上にはブレードの停止による段差が生じ、所定の精度で整形することが困難になる。このような場合には、再度作業し直さなければならず、非常に手間がかかる。特に仕上げ作業時にエンストした際には、その段差部分だけを整形し直したのでは、高精度に仕上げることができないので、その周辺を広範囲にわたって再仕上げを行う必要があり、作業性が著しく阻害されるという問題がある。
【0006】
一方、低速走行時でも大きな低速トルクを発生する大型のエンジンを用いれば、多少の負荷の増大に対しても何らエンストすることなく整形作業を継続できる。しかしながら、そのような大型のエンジンは大きな車載スペースを必要とするために車両も大型化したり、コストがかかる。また、近年では、ますます厳しくなる排気ガス規制をクリアするために、低速トルクを小型のエンジン並に小さく抑える傾向にあり、このような小さな低速トルクを有したエンジンで、エンストを有効に防止することが望まれている。
【0007】
本発明の目的は、車速を低速側に一定に調速でき、かつエンジンの停止を有効に防止できる作業車両を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段と作用効果】
本発明の請求項1の作業車両は、低速車速で作業を行う作業車両であって、走行駆動源として用いられるエンジンと、エンジンに噴射燃料を供給する燃料噴射ポンプと、燃料噴射ポンプからエンジンへの噴射燃料の供給量を制御する噴射量制御手段と、エンジンの実回転数を検出する回転数検出手段と、回転数検出手段で検出された実回転数に基づき、エンジンの回転数を目標回転数に制御して車速を調速するコントローラと、前記回転数検出手段で検出した実回転数に基づき、前記目標回転数を算出して設定する目標回転数設定手段とを備え、この目標回転数設定手段は、前記実回転数が低速側アイドリング回転数と同じである場合には、当該実回転数から所定回転数だけ低い値を前記目標回転数として設定し、前記実回転数が低速側アイドリング回転数よりも大きい場合には、当該実回転数の値を前記目標回転数として設定可能に設けられていることを特徴とする。
【0009】
このような作業車両によれば、低速側アイドリング(ローアイドル)回転数よりもさらに低い回転数を目標回転数として、エンジンの実回転数をコントローラにフィードバックしながら、この実回転数が目標回転数と一致するようにエンジンへの燃料噴射量を自動的に決定する。このため、常に低い回転数を維持するように噴射燃料が供給されることになり、車速が低速側で一定に調速されるようになる(車速一定制御)。また、負荷の増大に伴って実回転数がさらに落ち、エンスト寸前まで低くなっても、低くなった実回転数を目標回転数に戻すように燃料噴射量を決定するので、負荷の増加に十分対抗可能なトルクが発生してエンストに至ることがなく、エンストが有効に防止される。以上により、本発明の目的が達成される。
【0010】
なお、本発明での目標回転数は少なくとも、低速側アイドリング回転数よりも低く、かつエンジンが停止しない値に設定可能であればよく、これに加えて、目標回転数を低速側アイドリング回転数以上に設定できるようにした場合でも、本発明に含まれる。
また、目標回転数としては、常識的に認められる誤差の範囲であればよく、厳密に規定された一回転数の値に限定されない。
【0012】
このような作業車両によれば、例えば車両が停止中でアイドリング状態にあり、これから低速走行させて作業を開始しようとする場合には、作業開始に先立って目標回転数設定手段を機能させればよい。これにより、目標回転数が低速側アイドリング回転数よりも低い値に自動的に設定され、その後の作業が低速走行を維持しながら、エンストが生じ難い状態で確実に行えるようになる。
また、従来より、低速側アイドリング回転数は、エンジンの型式等によって異なるため、目標回転数もエンジン型式に応じて予め設定する必要があり、その設定作業に手間がかかる。しかし、本発明では、ローアイドルでのアイドリング時のように、実回転数と低速側アイドリング回転数とが同じと判断された場合には、目標回転数設定手段が目標回転数を算出によって自動的に決定するため、エンジンの型式毎に固有の目標回転数を予め設定しておく必要がなく、設定に要する労力が軽減される。
一方、エンジンがローアイドルよりも高い回転数にあるとき、例えば作業機を駆動させず、専ら車両走行のみを行っているときには、目標回転数設定手段を機能させることで、車両走行時の実回転数がそのまま目標回転数となり、アクセル操作なしに一定の車速による走行等が可能になる。
【0013】
本発明の請求項2の作業車両は、請求項1に記載の作業車両において、前記コントローラによる制御の開始条件が満たされているか否かを判定する制御開始条件判定手段を備えていることを特徴とする。
本発明の請求項3の作業車両は、請求項1または請求項2に記載の作業車両において、前記コントローラによる制御の解除条件が満たされているか否かを判定する制御解除条件判定手段を備えていることを特徴とする。
【0014】
このような作業車両によれば、制御開始条件判定手段や制御解除判定手段が設けられているため、前述来の車速一定制御を予期せずに開始したり、解除する心配がなく、信頼性の高い制御が行える。
【0015】
本発明の請求項4の作業車両は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の作業車両において、前記エンジンで駆動される作業機と、作業機の作動を検出する作動検出手段とを備え、前記噴射量信号出力手段は、作動検出手段の検出結果に応じて噴射量信号を出力するように設けられていることを特徴とする。
例えば作業機をエンジンの出力によって直接的または間接的に駆動する場合には、作業機を駆動すること自体がエンジンの負荷を増加させることになり、エンストしかねない。
これに対して本発明では、作業機の作動を検出する作動検出手段が設けられ、この検出結果に応じて噴射信号を出力するので、作業機の作動によってエンジンの回転数が低下した場合には、エンストに至る以前に燃料噴射量を多くして回転数を目標回転数に維持し、エンストを防止する。
【0016】
本発明の請求項5の作業車両は、請求項4に記載の作業車両において、当該作業車両がブレードを備えたモータグレーダの場合、前記作動検出手段は前記ブレードのリフト操作を検出するリフト操作検出手段であることを特徴とする。
モータグレーダでは、整形作業中にブレードをリフト操作することで切削量を減らし、エンジンへの負荷を軽減させることが行われる。しかしながら、従来では、負荷軽減の目的でブレードを上昇させたにもかかわらず、ブレードを駆動すること自身がエンジンへの負荷を増加させることになるから、操作中にエンストすることもあった。
このため、モータグレーダにブレードリフト操作検出手段を設けることは、ブレード操作時のエンストを避けるために有効であり、整形作業がエンストなしに効率的に行われるようになる。
【0017】
本発明の請求項6の作業車両は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の作業車両において、モータグレーダであることを特徴とする。
モータグレーダは背景技術でも説明したように、低速走行しながら整形作業を行うものであり、しかも、要求される高い整形精度により、整形作業中にもブレードのリフト操作、サークル回転操作、リーニング操作など、多くの作業機操作を集中して緻密にこなす必要がある。従って、そのような多くの操作をこなす傍らで、オペレータによるアクセルの手動操作のみで低速走行を維持させ、かつエンストを防止することは、相当の熟練度が要求される。
このため、本発明をモータグレーダに適用することは、本発明の目的を達成することは勿論であるが、さらには、熟練したオペレータによらずとも、作業を迅速かつ高精度に行えるという作用効果をもたらす。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係るモータグレーダ(作業車両)1の全体を示す模式図、図2は、モータグレーダ1の要部を示すブロック図である。
【0019】
モータグレーダ1は、左右一対の前輪2(左前輪のみを図示)と、片側2輪ずつの後輪3(左後前輪および左後後輪のみを図示)とを備えた6輪を備え、前輪2および後輪3間に設けられたブレード(作業機)4で地面の整形作業、除雪作業、軽切削、材料混合等が行えるようになっている。中でも整形作業は従来、低エンジン回転数で、かつ低速走行を維持しながら行われるため、エンストし易い作業である。
【0020】
前輪2は、図示しないナックル、ナックルサポート、フロントアクスル、およびタイロッド等を介してフレーム11の前方側に操舵可能に設けられている。また、前輪2は、リーニング機構を介して左右方向に傾斜可能に設けられている。このリーニング機構は、前輪2が取り付けられるナックルサポートをフロントアクスルに対して傾斜させる構造であって、この傾斜動作は、ナックルサポートおよびフロントフレーム間に設けられたリーニングシリンダを伸縮させることで行われる。そして、リーニングシリンダの伸縮は、操縦室内に設けられたリーニングレバー21(図2)を操作することで行われる。このリーニング機構は、モータグレーダ1の旋回時の旋回半径を小さくするのに有効である。
【0021】
後輪3は、ディーゼルエンジン5の一方の出力側に接続されたトルクコンバータ(T/C)12、トランスミッション(T/M)13、図示しない最終減速機、およびタンデム装置14を介して駆動される。
【0022】
ブレード4は、フレーム11の前方から後方に向けて設けられたドローバ15に、内歯を備えた環状のサークル16を介して取り付けられており、ドローバ15の後端側を吊設するリフトシリンダ17を伸縮させることで上下にリフト動作する。この機構は、ブレードリフト機構であるが、この際のリフトシリンダ17の伸縮は、操縦室内に設けられたリフトレバー22(図2)を操作することで行われる。
また、サークル16は、ドローバ15に取り付けられた油圧モータ18によって回転駆動され、このサークル16と共にブレード4を回転させることが可能である。この機構は、ブレード回転機構であり、この際の油圧モータ18の駆動は、操縦室内のサークルレバー23(図2)を操作することで行われる。
【0023】
以上の構成において、リーニングシリンダ、リフトシリンダ17、および油圧モータ18への油圧の供給は、エンジン5の他方の出力側に接続された油圧ポンプ19および図示しないコントロールバルブを介して行われる。そして、ブレード4のリフト動作が、作業機の動作の中では最もエンジン5にとって負荷が大きく、従来ではエンストの別の要因となっていた。
【0024】
その他、モータグレーダ1には、それぞれ油圧シリンダ等で駆動されるブレード横送り機構、ブレード切削角変更機構、ドローバ横送り機構、スカリファイアリフト機構、アーティキュレート角変更機構等が必要に応じて設けられるが、これらは公知の機構であるため、ここでの図示および詳細な説明を省略する。
【0025】
このようなモータグレーダ1のエンジン5には、燃料噴射ポンプ31から噴射燃料が供給される。その供給量は、コントローラ40から電子ガバナ(噴射量制御手段)32に出力される噴射量信号Aによってコントロールされている。そして、コントローラ40で噴射燃料の供給量をコントロールすることにより、エンジン5の回転数を一定に維持し、車速一定制御を可能にしている。以下には、車速一定制御に用いられる各構成および各種電気信号について説明する。
【0026】
先ず、エンジン5では、アイドリング回転数として、ローアイドル(低速側アイドリング)回転数Liと、ハイアイドル(高速側アイドリング)回転数Hiとが設定され、図示しない切換スイッチからの切換信号により、コントローラ40がローアイドルまたはハイアイドルに見合った噴射量信号Aを出力している。
【0027】
このコントローラ40は、コンピュータ技術を利用して構築されている。コントローラ40への入力信号としては、上記の切換信号の他に例えば、車速一定制御スイッチ24からのオンオフ信号B、トルクコンバータ12の出力側に設けられた回転センサ(回転数検出手段)51からのエンジン5の実回転数信号C、互いに機械的に連結されたアクセルレバー25およびアクセルペダル26の操作位置を検出するアクセル位置検出手段52からのアクセル位置信号D、ブレーキレバー27などに設けられたブレーキ操作検出手段53からのブレーキ操作信号E、T/Mシフトレバー28の操作位置を検出するシフト位置検出手段54からのシフト位置信号F、そして、前記リーニングレバー21のリーニング操作検出手段55からのリーニング操作信号G、リフトレバー22のリフト操作検出手段56からのリフト操作信号H、サークルレバー23のサークル操作検出手段57からのサークル操作信号Iなどである。
なお、各検出手段52〜56としては、各レバーのポジションを検出したり、レバーが操作されたことを検出する各種センサ類を利用できる。
【0028】
コントローラ40は、コンピュータプログラム(ソフトウェア)からなる以下の各手段を図示しない記憶手段から呼び出し、実行させることで車速一定制御を行う。すなわち、コントローラ40に呼び出されるプログラムとしては、目標回転数設定手段41、制御開始条件判定手段42、制御解除条件判定手段43、回転数比較手段44、噴射量信号出力手段45などである。
【0029】
目標回転数設定手段41は、車速一定制御スイッチ24を「オン」にしたときの回転センサ51からの実回転数信号Cに基づき、エンジン5の目標回転数N3を自動的に決定する機能を有している。本実施形態では、実回転数信号Cによりエンジン5が実回転数N1で回転していると判断されると、実回転数N1がローアイドル回転数Liと同じである場合には、この実回転数N1(ローアイドル回転数Liに同じ)から所定の回転数ΔN2を減じた値を目標回転数N3(N3=N1−ΔN2)として設定する。これに対して、検出した実回転数N1がローアイドル回転数Liよりも大きい場合には、この実回転数N1をそのまま目標回転数N3(N3=N1)として設定する。
【0030】
制御開始条件判定手段42は、モータグレーダ1が車速一定制御を実行する状態にあるか否かを判定し、実行可能な状態であると判定した場合に、制御を開始させる。具体的に制御開始条件判定手段42は、車速一定制御スイッチ24からのオンオフ信号B、回転センサ51からの実回転数信号C、ブレーキ操作検出手段53からのブレーキ操作信号E、およびシフト位置検出手段54からのシフト位置信号Fを監視しており、オンオフ信号Bによって車速一定制御スイッチ24が「オン」の状態にあると判断され、実回転数信号Cからエンジン5が駆動していると判断され、ブレーキ操作信号Eからブレーキ操作が行われていないと判断され、シフト位置信号FからT/Mシフトレバー28がニュートラルおよびパーキングのポジション以外にあると判断された場合に、つまり、これらの条件が全て整った場合に、車速一定制御を開始させる。
【0031】
制御解除条件判定手段43は、車速一定制御を解除する操作がなされたか否かを判定し、解除操作がなされたと判定した場合には、車速一定制御を解除させる。具体的に制御解除条件判定手段43は、車速一定制御スイッチ24からのオンオフ信号B、アクセル位置検出手段52からのアクセル位置信号D、ブレーキ操作検出手段53からのブレーキ操作信号E、およびシフト位置検出手段54からのシフト位置信号Fを監視しており、オンオフ信号Bによって車速一定制御スイッチ24が「オフ」の状態にあると判断されたか、アクセル位置信号Dによりアクセルレバー25またはアクセルペダル26が操作されたと判断されたか、ブレーキ操作信号Eによりブレーキ操作が行われたと判断されたか、シフト位置信号FからT/Mシフトレバー28がニュートラルまたはパーキングのポジションにあると判断された場合に、つまり、これらの条件が一つでも満たされた場合に、車速一定制御を解除させる。
【0032】
回転数比較手段44は、車速一定制御を行っている間中、回転センサ51からの実回転数信号Cを監視し、エンジン5の実回転数Nと目標回転数N3とを比較し、この比較結果を噴射量信号出力手段45に出力する。
【0033】
噴射量信号出力手段45は、回転数比較手段44での比較結果に基づき、実回転数Nが目標回転数N3よりも低い場合には、実回転数Nが目標回転数N3に上がるまで、噴射燃料の供給量を増やすように電子ガバナ32に噴射量信号Aを出力する。反対に、実回転数Nが目標回転数N3よりも高い場合には、実回転数Nが目標回転数N3に下がるまで、噴射燃料の供給量を減らすように電子ガバナ32に噴射量信号Aを出力する。以上により、実回転数Nがコントローラ40に常時フィードバックされ、目標回転数N3に維持されて車速が一定に調速される。
【0034】
加えて、この噴射量信号出力手段45は、リーニング操作検出手段55からのリーニング操作信号G、リフト操作検出手段56からのリフト操作信号H、サークル操作検出手段57からのサークル操作信号Iを監視しており、これらの操作信号G,H,Iにより、各操作レバー21,22,23が操作されたと判断された場合に、噴射燃料の供給量を増やすように電子ガバナ32に噴射量信号Aを出力する。これによれば、リーニングシリンダ、リフトシリンダ17、油圧モータ18の駆動により、エンジン5の回転数が急激に落ち込もうとするとき、噴射燃料の供給量を増やして実回転数Nを目標回転数N3に維持させ、エンストを防止する。
【0035】
このような車速一定制御を、図3のフローチャートをも参照してさらに詳説する。
STEP(以下、「ST」と略す)1:本制御では、オペレータが車速一定制御を行いたい場合に先ず、車速一定制御スイッチ24を押す。すると、コントローラ40では、制御開始条件判定手段42が起動し、オンオフ信号B、実回転数信号C、ブレーキ操作信号E、およびシフト位置信号Fの検出を行う。
【0036】
この結果、入力信号B,C,E,Fのうち、ひとつでも車速一定制御を開始する条件を満たしていないと判断されると、制御開始条件判定手段42は車速一定制御を開始せず、そのまま終了する。すなわち、この場合では、車速一定制御を開始しない。そして、開始しない理由、例えば「T/Mシフトレバー28がニュートラルポジションにある」等が、図示しない操作パネル上の表示手段に表示される。これに対して、信号B,C,E,Fの全てが車速一定制御を開始する条件を満たしている判断されると、制御開始条件判定手段42は車速一定制御を開始し、ST2へ進む。
【0037】
ST2:ここでは、目標回転数設定手段41が起動し、先ず、実回転数信号Cから現時点でのエンジン5の実回転数N1を検出する。次いで、実回転数N1とローアイドル回転数Liとを比較し、実回転数N1がローアイドル回転数Liよりも大きい場合(N1>Li)には、この実回転数N1をそのまま目標回転数N3として設定し、適宜な記憶手段に記憶する。また、実回転数N1がローアイドル回転数Liと同じ場合(N1=Li)には、実回転数N1から所定の回転数ΔN2だけ減じた値を目標回転数N3として設定し、記憶する。また、図示を省略するが、何らかの理由で実回転数N1がローアイドル回転数Li以下であった場合(N1≦Li)には、ローアイドル回転数Liから所定の回転数ΔN2だけ減じた値を目標回転数N3として設定し、記憶してもよい。
【0038】
ST3:この後、回転数比較手段44および噴射量信号出力手段45が起動する。ここでは再度、実回転数信号Cからエンジン5の実回転数Nを検出する。次いで、実回転数Nと目標回転数N3とを比較する。
【0039】
この結果、実回転数Nが目標回転数N3よりも大きい場合(N>N3)には、噴射燃料の供給量を減らし、エンジン5の回転数を落とす。噴射燃料の供給量は、実回転数Nが目標回転数N3になるまで(N=N3になるまで)減らされ、N=N3となった段階で供給量が一定に維持される。
実回転数Nが目標回転数N3よりも小さい場合(N<N3)には、噴射燃料の供給量を増やし、エンジン5の回転数を上げる。噴射燃料の供給量は、実回転数Nが目標回転数N3になるまで(N=N3になるまで)増やされ、N=N3となった段階で供給量が一定に維持される。
これにより、実質的な速度一定制御が行われる。
【0040】
ここで、目標回転数N3が実回転数N1から所定回転数ΔN2を減じた設定、すなわち、ローアイドル回転数Liよりも低い設定であれば、モータグレーダ1での低速での整形作業等をこの状態で行うことになる。そして、整形作業中に整形面の登り勾配がきつくなったり、一時的に切削量が増えてエンジン5への負荷が増加し、エンジン5の実回転数Nが落ち込むと、噴射燃料の供給量を増やして実回転数Nを高め、目標回転数N3に戻してエンストを防止する。
一方、目標回転数N3が実回転数N1と同じ設定、すなわち、ローアイドル回転数Liよりも高い設定であれば、実回転数Nを目標回転数N3に維持することにより、例えば一定速度での高速走行等を実現できる。
【0041】
ST4:また、速度一定制御中において、制御解除条件判定手段43は、入力信号B,D,E,Fを監視している。この監視により、車速一定制御を解除する条件が満たされると、制御解除条件判定手段43は車速一定制御を解除し、終了する。例えば、速度一定制御中に車速一定制御スイッチ24が再度押され、オンオフ信号Bとして「オフ」の信号を検出した場合等である。
【0042】
ST5:さらに、速度一定制御中においては、噴射量信号出力手段45が操作信号G,H,Iの入力の有無を監視する。リーニング機構、ブレードリフト機構、およびブレード回転機構の操作レバー21,22,23が操作され、操作信号G,H,Iの入力がある場合には、瞬時に噴射燃料の供給量を増やす。このことにより、ブレード4のリフト操作時やサークル操作時でも、エンジン5の実回転数Nが急激に落ち込むことがなく、エンストが抑制される。
【0043】
なお、例えばブレード4を続けて操作する場合のように、操作信号G,H,Iの入力が継続する場合には、噴射燃料が増え続け、実回転数Nが上がり続けるように思われる。しかしながら、実回転数Nは、制御フローがST3に戻った時点で目標回転数N3となるようにコントロールされるので、実回転数Nが目標回転数N3を大幅に越えて上がることはなく、車速が高まることはない。
また、ST4とST5とは、制御フローの順番に制約はなく、制御フローが逆であってもよい。
【0044】
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1) モータグレーダ1においては、例えばローアイドルでのアイドリング状態から、低速走行させてブレード4による整形作業を開始しようとする場合には、速度一定制御を開始させればよい。こうすることにより、エンジン5の実回転数Nをローアイドル回転数Liよりも所定の回転数ΔN2だけ低い目標回転数N3に維持し、車速を低速で一定に維持しながら整形作業を行うことができる。従って、整形作業中に整形面の登り勾配がきつくなったり、整形面の局部的な起伏によって切削量が一時的に増えた場合のように、エンジン5の負荷が増大し、実回転数Nが落ち込んだ場合でも、実回転数Nを即座に目標回転数N3に戻して一定の走行速度で作業を継続でき、低速作業中のエンストを確実に防止できる。
【0045】
(2) また、整形作業中のエンストを防止できることにより、整形面にブレード4による段差が形成されるのを防ぐことができ、整形精度を良好にできるとともに、再度、作業し直す必要がなくなり、作業効率を格段に向上させることができる。しかも、車速が低速で一定に制御されているため、アクセル操作を省くことができ、リーニング操作や、ブレード4のリフト操作、サークル操作等に神経を集中させることができ、この点でも整形精度の向上および作業性の向上を期待でき、熟練したオペレータによらずとも、作業を迅速かつ高精度に行える。
【0046】
(3) そのような低速側の目標回転数N3は、速度一定制御の開始時に検出される実回転数N1と、もともと記憶されているローアイドル回転数Liとに基づき、目標回転数設定手段41により自動的に算出されるため、エンジン5の型式等によって異なる目標回転数N3自身を、異なる型式のエンジン5を搭載したモータグレーダ1毎に記憶させる必要がなく、目標回転数30の設定に要する労力を軽減できる。
【0047】
(4) 一方、例えばブレード4等の作業機を駆動させず、専ら車両走行のみを行っているときのように、エンジン5の実回転数N1がローアイドル回転数Liよりも高い回転数にあるときには、速度一定制御行って目標回転数設定手段41を機能させることにより、車両走行時の実回転数N1をそのまま目標回転数N3にでき、アクセル操作なしに一定の車速による走行を実現できる。
【0048】
(5) コントローラ40は、制御開始条件判定手段42および制御解除条件判定手段43を備えているので、エンジン5の駆動状態や、T/Mシフトレバー28のポジション等を無視して車速一定制御を予期せずに開始したり、解除する心配がなく、信頼性の高い制御を実現できる。
【0049】
(6) コントローラ40の噴射量信号出力手段45は、リーニング操作検出手段55、リフト操作検出手段56、およびサークル操作検出手段57の検出結果に応じて噴射量信号Aを出力するように設けられているため、低速側での車速一定制御中にリーニングシリンダや、リフトシリンダ17、あるいは油圧モータ18が駆動され、これによってエンジン5の負荷が増大して実回転数Nが急激に落ち込むような場合でも、この落ち込みが生じないように噴射燃料の供給量を増やして実回転数Nを目標回転数N3に維持でき、この点でもエンストを確実に防止できる。
【0050】
(7) モータグレーダ1では、ブレード4のリフト操作のためにリフトシリンダ17を伸縮させると、エンジン5への負荷が相当に大きくなり、従来であれば実回転数Nが急激に落ち込んでエンストに至るのである。しかし、本実施形態では、このような負荷をも考慮して噴射燃料の供給量を増やし、エンストするリスクが高く、かつ頻繁に行われるリフト操作中でも、エンストを確実に防止できるため、モータグレーダ1としての操作性を格段に向上させることができる。
【0051】
(8) また、エンジン5への噴射燃料の供給量をコントロールすることで実回転数Nを目標回転数N3に維持し、速度を低速側で一定に維持させるため、エンジン5を大型化し、その際の低速側のトルクを利用してエンストを防止する必要がなく、エンジン5としては高速回転型で比較的小型のものを適用できる。従って、車載スペースは小さくてよく、モータグレーダ1の小型化を促進できる。また、低速側のトルクを利用する大型のエンジンに比して、未燃燃料やパーティキュレートの排出を抑えることができ、よりクリーンな排気ガスを排出できる。
【0052】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、リーニング操作、ブレード4のリフト操作、およびそのサークル操作の場合にも、噴射燃料の供給量を増やしたが、さらに加えて、ブレード横送り操作、ブレード切削角変更操作、ドローバ横送り操作、スカリファイアリフト操作、アーティキュレート角変更操作といった、エンジン5の出力を利用して操作が行われた場合に、噴射燃料の供給量を増やしてもよい。
ただし、このような制御を行わない場合でも、請求項5を除く他の発明に含まれる。
【0053】
前記実施形態では、低速側での速度一定制御の際には、実回転数N1から所定の回転数ΔN2を減じることで目標回転数N3を算出していたが、実回転数N1に所定のパーセンテージ(%)を掛けて目標回転数N3を算出してもよい。
さらに、目標回転数N3を目標回転数設定手段41等で算出するのではなく、予め所定の回転数に決めておき、記憶手段等に記憶させておいてもよい。しかし、目標回転数N3を算出することで、前述した(3)の効果を得ることができるため、実施形態のようにすることが好ましい。
【0054】
前記実施形態では、目標回転数N3が実回転数N1と同じ場合の例として、モータグレーダ1の車速一定による走行時(無作業による走行)について説明したが、ローアイドル回転数Liよりも高い回転数で実施する作業がある場合には、この作業時にも、前述した速度一定制御を適用しても勿論よい。
【0055】
前記実施形態では、本発明に係る噴射量制御手段として電子ガバナ32が用いられていたが、このような電子ガバナ32に代わりに、機械式ガバナとこれを駆動するパルスモータ(ガバナモータ)とを含んで噴射量制御手段を構成してもよい。
【0056】
本発明の作業車両としては、モータグレーダ1に限定されず、低速車速を維持しながら作業を行う任意の土木機械や建設機械に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る作業車両の全体を模式的に示す側面図である。
【図2】前記作業車両の要部を示すブロック図である。
【図3】車速一定制御を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…作業車両であるモータグレーダ、4…作業機であるブレード、5…エンジン、31…燃料噴射ポンプ、32…噴射量制御手段である電子ガバナ、40…コントローラ、41…目標回転数設定手段、42…制御開始条件判定手段、43…制御解除条件判定手段、44…回転数比較手段、45…噴射量信号出力手段、51…回転数検出手段である回転センサ、56…作動検出手段であるリフト操作検出手段、A…噴射量信号、Li…低速側アイドリング回転数であるローアイドル回転数、N,N1…実回転数、N3…目標回転数。

Claims (6)

  1. 低速車速で作業を行う作業車両(1)であって、
    走行駆動源として用いられるエンジン(5)と、
    エンジン(5)に噴射燃料を供給する燃料噴射ポンプ(31)と、
    燃料噴射ポンプ(31)からエンジン(5)への噴射燃料の供給量を制御する噴射量制御手段(32)と、
    エンジン(5)の実回転数(N)を検出する回転数検出手段(51)と、
    回転数検出手段(51)で検出された実回転数(N)に基づき、エンジン(5)の回転数を目標回転数(N3)に制御して車速を調速するコントローラ(40)とを備え、
    このコントローラ(40)は、前記実回転数(N)と前記目標回転数(N3)とを比較する回転数比較手段(44)と、
    回転数比較手段(44)での比較結果に応じた噴射量信号(A)を前記噴射量制御手段(32)に出力する噴射量信号出力手段(45)と、
    前記回転数検出手段(51)で検出した実回転数(N1)に基づき、前記目標回転数(N3)を算出して設定する目標回転数設定手段(41)とを備え、
    この目標回転数設定手段(41)は、前記実回転数(N1)が低速側アイドリング回転数(Li)と同じである場合には、当該実回転数(N1)から所定回転数(ΔN2)だけ低い値を前記目標回転数として設定し、前記実回転数(N1)が低速側アイドリング回転数(Li)よりも大きい場合には、当該実回転数(N1)の値を前記目標回転数(N3)として設定可能に設けられている
    ことを特徴とする作業車両(1)。
  2. 請求項1に記載の作業車両(1)において、
    前記コントローラ(40)による制御の開始条件が満たされているか否かを判定する制御開始条件判定手段(42)を備えている
    ことを特徴とする作業車両(1)。
  3. 請求項1または請求項2に記載の作業車両(1)において、
    前記コントローラ(40)による制御の解除条件が満たされているか否かを判定する制御解除条件判定手段(43)を備えている
    ことを特徴とする作業車両(1)。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の作業車両(1)において、
    前記エンジン(5)で駆動される作業機(4)と、
    作業機(4)の作動を検出する作動検出手段(56)とを備え、
    前記噴射量信号出力手段(45)は、作動検出手段(56)の検出結果に応じて噴射量信号(A)を出力するように設けられている
    ことを特徴とする作業車両(1)。
  5. 請求項4に記載の作業車両(1)において、
    当該作業車両(1)がブレード(4)を備えたモータグレーダ(1)の場合、前記作動検出手段(56)は前記ブレード(4)のリフト操作を検出するリフト操作検出手段(56)である
    ことを特徴とする作業車両(1)。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の作業車両(1)において、
    当該作業車両(1)がモータグレーダ(1)である
    ことを特徴とする作業車両(1)。
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