JP2016068688A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 アイス制動性能が低下することを抑制しつつ、ドライ操安性能を向上させることができる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 空気入りタイヤ1において、第1の立体サイプ7は、サイプ深さ方向を曲げる曲部7aを備えると共に、サイプ深さ方向に亘ってサイプ幅W11〜W14が一定となるように形成され、第2の立体サイプ8は、トレッドゴム3の内部に、トレッドゴム3の表面のサイプ幅W21よりも広いサイプ幅W22〜W24である幅広部8a〜8cを備え、車両外側領域3oにおいて、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1oは、第2の立体サイプ8の表面長さ総和L2oよりも長く、車両内側領域3iにおいて、第2の立体サイプ8の表面長さ総和L2iは、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1iよりも長い。
【選択図】 図2

Description

本発明は、トレッドゴムに複数の立体サイプを備える空気入りタイヤに関する。
従来、空気入りタイヤとして、トレッドゴムに複数の立体サイプを備える空気入りタイヤが、知られている(例えば、特許文献1)。斯かる立体サイプは、トレッドゴムの内部に、トレッドゴムの表面のサイプ幅よりも広いサイプ幅である幅広部を備えている。これにより、立体サイプを有するトレッドゴムの剛性を低くすることができるため、アイス制動性能を向上させることができている。
ところで、今般、アイス路面及びドライ路面を兼用できるタイヤについての要望が存在している。しかしながら、特許文献1に係るタイヤにおいては、トレッドゴムの車両装着時に外側に配置される車両外側領域の剛性が低くなり過ぎるため、ドライ操縦安定性能が低下している。
特開2009−51309号公報
よって、本発明は、斯かる事情に鑑み、アイス制動性能が低下することを抑制しつつ、ドライ操縦安定性能を向上させることができる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッドゴムを備え、前記トレッドゴムは、複数の第1の立体サイプと複数の第2の立体サイプとを備え、前記第1の立体サイプは、サイプ深さ方向を曲げる曲部を備えると共に、サイプ深さ方向に亘ってサイプ幅が一定となるように形成され、前記第2の立体サイプは、前記トレッドゴムの内部に、前記トレッドゴムの表面のサイプ幅よりも広いサイプ幅である幅広部を備え、前記トレッドゴムの車両装着時に内側に配置される車両内側領域において、前記第2の立体サイプの表面長さ総和は、前記第1の立体サイプの表面長さ総和よりも長く、前記トレッドゴムの車両装着時に外側に配置される車両外側領域において、前記第1の立体サイプの表面長さ総和は、前記第2の立体サイプの表面長さ総和よりも長い。
本発明に係る空気入りタイヤによれば、第2の立体サイプは、トレッドゴムの内部に、トレッドゴムの表面のサイプ幅よりも広いサイプ幅である幅広部を備えている。これにより、第2の立体サイプは、トレッドゴムの剛性を低くすることができる。
ところで、一般的に、タイヤは、下方から上方に向けて車両内側へ傾斜するようなキャンバー角を有して、車両に装着されている。これにより、車両がアイス路面で制動する際には、トレッドゴムの車両装着時に内側に配置される車両内側領域に、力が作用する。
そこで、トレッドゴムの車両内側領域において、第2の立体サイプの表面長さ総和は、第1の立体サイプの表面長さ総和よりも長くなっているため、車両内側領域の剛性は、低くなっている。これにより、車両がアイス路面で制動する際には、車両内側領域のトレッドゴムの接地面積を大きくすることができるため、アイス制動性能を向上させることができる。
また、第1の立体サイプは、サイプ深さ方向を曲げる曲部を備えると共に、サイプ深さ方向に亘ってサイプ幅が一定となるように形成されている。これにより、第1の立体サイプは、トレッドゴムの剛性を高めることができる。ところで、車両がドライ路面で旋回する際には、外輪(旋回するとき外側となる車輪)となるタイヤの、車両装着時に外側に配置される車両外側領域に、力が作用する。
そこで、トレッドゴムの車両外側領域において、第1の立体サイプの表面長さ総和は、第2の立体サイプの表面長さ総和よりも長くなっているため、車両外側領域の剛性は、高くなっている。これにより、車両がドライ路面で旋回する際には、車両外側領域のトレッドゴムの変形を抑制することができるため、ドライ操縦安定性能を向上させることができる。
また、空気入りタイヤにおいては、前記トレッドゴムは、複数の溝を備えると共に、前記複数の溝により区画される複数のブロックを備え、前記複数の溝は、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周溝を備え、前記複数のブロックのうち、車両装着時に最も外側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックは、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きくなるように、形成される、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、車両装着時に最も外側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックは、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている。これにより、当該ブロックの剛性は、タイヤ幅方向において、さらに高くなっている。したがって、車両がドライ路面で旋回する際には、車両外側領域の当該ブロックの変形をさらに抑制することができるため、ドライ操縦安定性能をさらに向上させることができる。
また、空気入りタイヤにおいては、前記トレッドゴムは、複数の溝を備えると共に、前記複数の溝により区画される複数のブロックを備え、前記複数の溝は、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周溝を備え、前記複数のブロックのうち、車両装着時に最も内側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックは、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きくなるように、形成される、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、車両装着時に最も内側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックは、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている。これにより、当該ブロックの剛性は、タイヤ周方向において、高くなっている。したがって、車両がアイス路面で制動する際には、車両内側領域の当該ブロックが必要以上に変形することを抑制することができるため、アイス制動性能をさらに向上させることができる。
また、空気入りタイヤにおいては、前記トレッドゴムの車両外側領域において、前記第1の立体サイプの表面長さ総和は、前記第1の立体サイプの表面長さ総和と前記第2の立体サイプの表面長さ総和との和に対して、70%〜100%である、という構成でもよい。
また、空気入りタイヤにおいては、前記トレッドゴムの車両内側領域において、前記第2の立体サイプの表面長さ総和は、前記第1の立体サイプの表面長さ総和と前記第2の立体サイプの表面長さ総和との和に対して、60%〜100%である、という構成でもよい。
以上の如く、本発明に係る空気入りタイヤは、アイス制動性能が低下することを抑制しつつ、ドライ操縦安定性能を向上させることができるという優れた効果を奏する。
図1は、一実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ径方向に沿って切断された要部断面図である。 図2は、同実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドゴム表面の要部展開図である。 図3は、同実施形態に係る第1の立体サイプを有するブロックの斜視図であって、サイプ底面に沿って切断した図である。 図4は、同実施形態に係る第1の立体サイプを有するブロックの側面図である。 図5は、同実施形態に係る第2の立体サイプを有するブロックの斜視図であって、サイプ底面に沿って切断した図である。 図6は、同実施形態に係る第2の立体サイプを有するブロックの側面図である。 図7は、同実施形態に係る平面サイプを有するブロックの斜視図であって、サイプ底面に沿って切断した図である。 図8は、他の実施形態に係る第1の立体サイプを有するブロックの斜視図であって、サイプ底面に沿って切断した図である。 図9は、さらに他の実施形態に係る第1の立体サイプを有するブロックの側面図である。 図10は、さらに他の実施形態に係る第2の立体サイプを有するブロックの側面図である。 図11は、さらに他の実施形態に係る第2の立体サイプを有するブロックの側面図である。 図12は、さらに他の実施形態に係る第2の立体サイプを有するブロックの側面図である。 図13は、さらに他の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドゴム表面の要部展開図である。 図14は、さらに他の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドゴム表面の要部展開図である。 図15は、実施例と比較例との評価表である。
以下、係る空気入りタイヤにおける一実施形態について、図1〜図7を参酌して説明する。なお、各図(図8〜図14も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係る空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ともいう)1は、ビード11aを有する一対のビード部11,11を備えている。タイヤ1は、各ビード部11からタイヤ径方向の外側に延びるサイドウォール部12,12と、一対のサイドウォール部12,12のタイヤ径方向の外側端に連なるトレッド部2とを備えている。
タイヤ1は、一対のビード11a,11aの間に架け渡されてビード11aを包み込むようにタイヤ幅方向の内側から外側に巻き上げられているカーカス層13を備えている。タイヤ1は、リム100に装着されている。
タイヤ1は、タイヤ幅方向の中心を通る仮想面であるタイヤ赤道面S1に対して非対称となる構造である。斯かるタイヤ1は、車両への装着向きを指定されたタイヤであり、リム100に装着する際に、タイヤの左右何れを車両に対面するかを指定したものである。
車両への装着の向きは、サイドウォール部12に表示されている。具体的には、車両装着時に内側(図1における左側であって、以下、「車両内側」ともいう)に配置される一方のサイドウォール部12は、車両内側となる旨の表示(例えば、「INSIDE」等)を付されており、また、車両装着時に外側(図1における右側であって、以下、「車両外側」ともいう)に配置される他方のサイドウォール部12は、車両外側となる旨の表示(例えば、「OUTSIDE」等)を付されている。
トレッド部2は、地面と接する接地面3aを構成すべく、カーカス層13の外周側に配置されるトレッドゴム3を備えている。また、トレッド部2は、カーカス層13を補強すべく、カーカス層13の外周側で且つトレッドゴム3の内周側に配置されるベルト層14を備えている。
接地面3aは、タイヤを正規リムにリム組みし、正規内圧を充填した状態でタイヤを平坦な路面に垂直に置き、正規荷重を加えたときの路面に接地するトレッド部2の表面を指す。正規リムは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば「Design Rim」、ETRTOであれば「Measuring Rim」となる。
正規内圧は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、ETRTOであれば「INFLATIONPRESSURE」であるが、タイヤが乗用車用である場合には180KPaとする。また、正規荷重は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば上記の表に記載の最大値、ETRTOであれば「LOAD CAPACITY」であるが、タイヤが乗用車用である場合には内圧180KPaの対応荷重の85%とする。
また、トレッドゴム3は、タイヤ幅方向において、車両内側に配置される車両内側領域3iと車両外側に配置される車両外側領域3oとに区分される。車両内側領域3iは、タイヤ赤道面S1を中心にして接地面3aをタイヤ幅方向に2分割したときに、車両内側に配置される領域をいう。車両外側領域3iは、タイヤ赤道面S1を中心にして接地面3aをタイヤ幅方向に2分割したときに、車両外側に配置される領域をいう。
トレッドゴム3は、複数の溝4を備えている。具体的には、図2に示すように、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周溝4a〜4eと、タイヤ周方向と交差する方向に沿って延びる複数の横溝4fとが、備えられている。トレッドゴム3は、複数の周溝4a〜4eで区画される複数の陸部5を備えている。陸部5は、各横溝4fに区画されることにより、複数のブロック5a〜5dを備えている。
車両装着時に最も外側に配置される周溝4aに対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロック5aは、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている。車両装着時に2番目に外側に配置される周溝4bに対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロック5bは、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている。
車両装着時に2番目に内側に配置される周溝4dに対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロック5cは、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている。車両装着時に最も内側に配置される周溝4eに対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロック5dは、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている。
また、トレッドゴム3は、複数のサイプ6を備えている。本実施形態においては、溝4は、トレッドゴム3の表面における幅(隙間)が1.8ミリメートル以上の凹部であり、サイプ6は、トレッドゴム3の表面における幅(隙間)が1.8ミリメートル未満の凹部である。
本実施形態においては、複数種類のサイプ6が存在している。具体的には、図3及び図4に示すような第1の立体サイプ7と、図5及び図6に示すような第2の立体サイプ8と、図7に示すような平面サイプ9とが備えられている。
図3及び図4に示すように、第1の立体サイプ7は、対面する一対のサイプ側面71,72と、サイプ底面73とを備えている。一方のサイプ側面71は、凸部71aを備えており、他方のサイプ側面72は、凸部71aを収容するように形成される凹部72aを備えている。
これにより、第1の立体サイプ7は、サイプ深さ方向を曲げる曲部7aを備えている。即ち、第1の立体サイプ7は、タイヤ周方向に沿う断面及びタイヤ径方向に沿う断面の少なくとも一方において曲がる曲部7aを備えている。本実施形態においては、曲部7aは、略直角で屈曲するように形成されている。
斯かる第1の立体サイプ7によれば、タイヤ1に荷重が作用した際に、対面する一対のサイプ側面71,72間において、凸部71aと凹部72aとが相互に係合するため、ブロック5aの倒れ込みを抑制することができる。これにより、トレッドゴム3のブロック5aの剛性を高めることができる。
一対のサイプ側面71,72は、平行となるように配置されている。これにより、第1の立体サイプ7は、サイプ深さ方向に亘ってサイプ幅W11〜W14が一定となるように形成されている。
なお、トレッドゴム3の内部のサイプ幅W12〜W14は、トレッドゴム3の表面のサイプ幅W11と一定であればよい。例えば、内部のサイプ幅W12〜W14は、表面のサイプ幅W11と完全に等しい構成でもよく、また、表面のサイプ幅W11と若干相違している(例えば、表面のサイプ幅W11の50%以上で且つ150%未満であり、好ましくは、95%以上で且つ105%以下である)構成でもよい。
図5及び図6に示すように、第2の立体サイプ8は、対面する一対のサイプ側面81,82と、サイプ底面83とを備えている。一方のサイプ側面81は、二つの凹部81a,81bを備えており、他方のサイプ側面82は、一つの凹部82aを備えている。
これにより、第2の立体サイプ8は、トレッドゴム3の内部に、トレッドゴム3の表面のサイプ幅W21よりも広いサイプ幅W22〜W24である幅広部8a〜8cを備えている。また、第2の立体サイプ8は、サイプ深さ方向が所定の一方向(直線状)となるように形成されている。
斯かる第2の立体サイプ8によれば、タイヤ1に荷重が作用した際に、該荷重による変形が幅広部8a〜8cで吸収されるため、トレッドゴム3の表面のサイプ幅W21が狭くなることを抑制することができる。これにより、エッジ効果及び除水効果を確保することができる。
幅広部8a〜8cのサイプ幅W22〜W24は、例えば、表面のサイプ幅W21の150%以上であり、好ましくは、200%以上である。本実施形態においては、幅広部8a〜8cのサイプ幅W22〜W24は、等しい。
図7に示すように、平面サイプ9は、対面する一対のサイプ側面91,92と、サイプ底面93とを備えている。一対のサイプ側面91,92は、平行となるように配置されている。これにより、平面サイプ9は、サイプ深さ方向に亘ってサイプ幅W31,W32が一定となるように形成されている。さらに、平面サイプ9は、サイプ深さ方向が所定の一方向(直線状)となるように形成されている。
トレッドゴム3の車両外側領域3oにおいて、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1oは、第2の立体サイプの表面長さ総和L2oよりも長くなっている。即ち、以下の関係式が満たされている。なお、「サイプの表面長さ総和」は、トレッドゴム3の表面におけるサイプの長さの総和である。
L1o > L2o
さらに、トレッドゴム3の車両外側領域3oにおいて、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1oは、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1oと第2の立体サイプ8の表面長さ総和L2oとの和に対して、70%〜100%である、ことが好ましい。即ち、以下の関係式を満たすことが好ましい。
70% ≦ L1o/(L1o+L2o) ≦ 100%
本実施形態においては、L1o:L2o=80%:20%としている。
また、トレッドゴム3の車両内側領域3iにおいて、第2の立体サイプ8の表面長さ総和L2iは、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1iよりも長くなっている。即ち、以下の関係式が満たされている。
L2i > L1i
さらに、トレッドゴム3の車両内側領域3iにおいて、第2の立体サイプ8の表面長さ総和L2iは、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1iと第2の立体サイプ8の表面長さ総和L2iとの和に対して、60%〜100%である、ことが好ましい。即ち、以下の関係式を満たすことが好ましい。
60% ≦ L2i/(L1i+L2i) ≦ 100%
本実施形態においては、L1i:L2i=30%:70%としている。
以上より、本実施形態に係るタイヤ1によれば、第2の立体サイプ8は、トレッドゴム3の内部に、トレッドゴム3の表面のサイプ幅W21よりも広いサイプ幅W22〜W24である幅広部8a〜8cを備えている。これにより、第2の立体サイプ8は、トレッドゴム3の剛性を低くすることができる。
ところで、一般的に、タイヤ1は、下方から上方に向けて車両内側へ傾斜するようなキャンバー角を有して、車両に装着されている。これにより、車両がアイス路面で制動する際には、トレッドゴム3の車両内側領域3iに、力が作用する。
そこで、トレッドゴム3の車両内側領域3iにおいて、第2の立体サイプ8の表面長さ総和L2iは、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1iよりも長くなっているため、車両内側領域3iの剛性は、低くなっている。これにより、車両がアイス路面で制動する際には、車両内側領域3iのトレッドゴム3の接地面積を大きくすることができるため、アイス制動性能を向上させることができる。
また、本実施形態に係るタイヤ1によれば、第1の立体サイプ7は、サイプ深さ方向を曲げる曲部7aを備えると共に、サイプ深さ方向に亘ってサイプ幅W11〜W14が一定となるように形成されている。これにより、第1の立体サイプ7は、トレッドゴム3の剛性を高めることができる。ところで、車両がドライ路面で旋回する際には、外輪(旋回するとき外側となる車輪)となるタイヤ1の車両外側領域3oに、力が作用する。
そこで、トレッドゴム3の車両外側領域3oにおいて、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1oは、第2の立体サイプ8の表面長さ総和L2oよりも長くなっているため、車両外側領域3oの剛性は、高くなっている。これにより、車両がドライ路面で旋回する際には、車両外側領域3oのトレッドゴム3の変形を抑制することができるため、ドライ操縦安定性能を向上させることができる。
また、本実施形態に係るタイヤ1によれば、車両装着時に最も外側に配置される周溝4aに対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロック5aは、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている。これにより、当該ブロック5aの剛性は、タイヤ幅方向において、さらに高くなっている。したがって、車両がドライ路面で旋回する際には、車両外側領域3oの当該ブロック5aの変形をさらに抑制することができるため、ドライ操縦安定性能をさらに向上させることができる。
また、本実施形態に係るタイヤ1によれば、車両装着時に最も内側に配置される周溝4eに対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロック5dは、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている。これにより、当該ブロック5dの剛性は、タイヤ周方向において、高くなっている。したがって、車両がアイス路面で制動する際には、車両内側領域3iの当該ブロック5dが必要以上に変形することを抑制することができるため、アイス制動性能をさらに向上させることができる。
なお、タイヤは、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、タイヤは、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
上記実施形態に係るタイヤ1においては、第1の立体サイプ7は、トレッドゴム3の表面に沿う方向に亘って、曲部7aを備えている、という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、図8に示すように、第1の立体サイプ7は、トレッドゴム3の表面に沿う方向の一部に、曲部7aを備えている、という構成でもよい
図8に係る第1の立体サイプ7においては、一方のサイプ側面71は、トレッドゴム3の表面に沿う方向の一部に配置される凸部71aと、平面状に形成される平面部71b,71bとを備え、他方のサイプ側面72は、トレッドゴム3の表面に沿う方向の一部に配置される凹部72aと、平面状に形成される平面部72b,72bとを備えている。
また、上記実施形態に係るタイヤ1においては、第2の立体サイプ8は、トレッドゴム3の表面に沿う方向に亘って、幅広部8a〜8cを備えている、という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、第2の立体サイプ8は、トレッドゴム3の表面に沿う方向の一部に、幅広部を備えている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係るタイヤ1においては、第1の立体サイプ7は、曲部7aを一つ備えている、という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、第1の立体サイプ7は、曲部7aを複数備えている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係るタイヤ1においては、第2の立体サイプ8は、幅広部8a〜8cを三つ備えている、という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、第2の立体サイプ8は、幅広部を、一つ、二つ、又は四つ以上備えている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係るタイヤ1においては、第1の立体サイプ7は、屈曲状に形成される曲部7aを備えている、という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、図9に示すように、第1の立体サイプ7は、湾曲状に形成される曲部7aを備えている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係るタイヤ1においては、第2の立体サイプ8は、一対のサイプ側面81,82がそれぞれ凹部81a,81b,82aを備えることにより、幅広部8a〜8cを備えている、という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、図10に示すように、第2の立体サイプ8は、一方のサイプ側面81のみが凹部81aを備えることにより、幅広部8aを備えている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係るタイヤ1においては、第2の立体サイプ8の幅広部8a〜8cのサイプ幅W22〜W24は、等しい、という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、図11に示すように、第2の立体サイプ8の幅広部8a〜8cのサイプ幅W22〜W24は、異なっている、という構成でもよい。図11に係る幅広部8a〜8cのサイプ幅W22〜W24は、タイヤ径方向の内側へ行くにしたがって、広くなっている。
また、上記実施形態に係るタイヤ1においては、第2の立体サイプ8は、サイプ深さ方向が所定の一方向(直線状)となるように形成されている、という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、図12に示すように、第2の立体サイプ8は、サイプ深さ方向が曲がるように形成されている、という構成でもよい。図12に係る第2の立体サイプ8は、サイプ深さ方向が曲がる部分に幅広部8aを備えている。
また、上記実施形態に係るタイヤ1においては、車両装着時に最も外側に配置される周溝4aに対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロック5aは、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている、という構成である。という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、図13に示すように、車両装着時に最も外側に配置される周溝4に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロック5aは、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係るタイヤ1においては、車両装着時に最も内側に配置される周溝4eに対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロック5dは、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている、という構成である。という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、図14に示すように、車両装着時に最も内側に配置される周溝4に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロック5cは、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きくなるように、形成されている、という構成でもよい。
また、上記実施形態に係るタイヤにおいては、平面サイプ9が備えられている、という構成である。しかしながら、タイヤは、斯かる構成に限られない。例えば、タイヤにおいては、平面サイプ9が備えられてなく、第1の立体サイプ7と第2の立体サイプ8のみとが備えられている、という構成でもよい。
本発明の構成と効果を具体的に示すため、空気入りタイヤの実施例とその比較例とについて、図15を参酌して、以下に説明する。
<アイス制動性能>
車両に各タイヤを装着させて、時速40キロメートルでアイス路面を走行させた状態からABSを作動させた際の、制動距離を測定し、その測定値の逆数を算出した。比較例1の結果を100とする指数で評価し、指数が大きいほど、アイス制動性能が優れていることを示す。
<ドライ操縦安定性能>
車両に各タイヤを装着させて、ドライ路面を、加速・制動・旋回・レーンチェンジをする走行を実施した。そして、ドライバーによる官能試験により、操縦安定性能を評価した。比較例1の結果を100とする指数で評価し、指数が大きいほど、ドライ操縦安定性能が優れていることを示す。
<実施例1〜7>
実施例1は、上記実施形態に係るタイヤである。
実施例2は、実施例1に係るタイヤに対して、L1i:L2i=40%:60%に変更したタイヤである。
実施例3は、実施例1に係るタイヤに対して、L1i:L2i=0%:100%に変更したタイヤである。
実施例4は、実施例1に係るタイヤに対して、L1o:L2o=70%:30%に変更したタイヤである。
実施例5は、実施例1に係るタイヤに対して、L1o:L2o=100%:0%に変更したタイヤである。
実施例6は、図13に示すように、実施例1に係るタイヤに対して、車両装着時に最も外側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックの、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きくなるように、変更したタイヤである。
実施例7は、図14に示すように、実施例1に係るタイヤに対して、車両装着時に最も内側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックの、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きくなるように、変更したタイヤである。
<比較例1〜4>
比較例1は、第2の立体サイプ8のみ備えたタイヤ、即ち、L1i:L2i=0%:100%で且つL1o:L2o=0%:100%のタイヤである。
比較例2は、第1の立体サイプ7のみ備えたタイヤ、即ち、L1i:L2i=100%:0%で且つL1o:L2o=100%:0%のタイヤである。
比較例3は、実施例1に係るタイヤに対して、L1i:L2i=50%:50%に変更したタイヤである。
比較例4は、実施例1に係るタイヤに対して、L1o:L2o=50%:50%に変更したタイヤである。
<評価結果>
実施例1〜3は、比較例1及び2に対して、アイス制動性能を低下させることなく、ドライ操縦安定性能を向上させることができており、さらに、比較例3に対しても、アイス制動性能を低下させることなく、ドライ操縦安定性能を向上させることができている。また、実施例1及び4〜5は、比較例1及び2に対して、アイス制動性能を低下させることなく、ドライ操縦安定性能を向上させることができており、さらに、比較例4に対しても、ドライ操縦安定性能をさらに向上させることができている。
このように、車両内側領域3iにおいて、第2の立体サイプ8の表面長さ総和L2iは、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1iより長くし、且つ、車両外側領域3oにおいて、第1の立体サイプ7の表面長さ総和L1oは、第2の立体サイプ8の表面長さ総和L2oよりも長くすることにより、アイス制動性能が低下することを抑制しつつ、ドライ操安性能を向上させることができている。
また、タイヤのより好ましい実施例について、以下に説明する。
まず、実施例1に係るタイヤにおいては、車両装着時に最も外側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックの、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きい、という構成である。それに対して、実施例6に係るタイヤにおいては、車両装着時に最も外側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックの、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きい、という構成である。
そして、実施例6に係るタイヤにおいては、ドライ操縦安定性能を向上させることができているのに対して、実施例1に係るタイヤにおいては、ドライ操縦安定性能を効果的に向上させることができている。これにより、タイヤにおいては、車両装着時に最も外側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックの、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きい、という構成が好ましい。
また、実施例1に係るタイヤにおいては、車両装着時に最も内側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックの、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きい、という構成である。それに対して、実施例7に係るタイヤにおいては、車両装着時に最も内側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックの、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きい、という構成である。
そして、実施例7に係るタイヤにおいては、ドライ操縦安定性能を効果的に向上できている一方、アイス制動性能を向上させることができていないのに対して、実施例1に係るタイヤにおいては、ドライ操縦安定性能を効果的に向上させることができ、しかも、アイス制動性能も向上させることができている。これにより、タイヤにおいては、車両装着時に最も内側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックの、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きい、という構成が好ましい。
1…空気入りタイヤ、2…トレッド部、3…トレッドゴム、3a…接地面、3i…車両内側領域、3o…車両外側領域、4…溝、4a〜4e…周溝、4f…横溝、5…陸部、5a〜5e…ブロック、6…サイプ、7…第1の立体サイプ、7a…曲部、8…第2の立体サイプ、8a…幅広部、8b…幅広部、8c…幅広部、9…平面サイプ、11…ビード部、11a…ビード、12…サイドウォール部、13…カーカス層、14…ベルト層、71…サイプ側面、71a…凸部、71b…平面部、72…サイプ側面、72a…凹部、72b…平面部、73…サイプ底面、81…サイプ側面、81a…凹部、81b…凹部、82…サイプ側面、82a…凹部、83…サイプ底面、91…サイプ側面、92…サイプ側面、93…サイプ底面、100…リム、S1…タイヤ赤道面

Claims (5)

  1. トレッドゴムを備え、
    前記トレッドゴムは、複数の第1の立体サイプと複数の第2の立体サイプとを備え、
    前記第1の立体サイプは、サイプ深さ方向を曲げる曲部を備えると共に、サイプ深さ方向に亘ってサイプ幅が一定となるように形成され、
    前記第2の立体サイプは、前記トレッドゴムの内部に、前記トレッドゴムの表面のサイプ幅よりも広いサイプ幅である幅広部を備え、
    前記トレッドゴムの車両装着時に内側に配置される車両内側領域において、前記第2の立体サイプの表面長さ総和は、前記第1の立体サイプの表面長さ総和よりも長く、
    前記トレッドゴムの車両装着時に外側に配置される車両外側領域において、前記第1の立体サイプの表面長さ総和は、前記第2の立体サイプの表面長さ総和よりも長い空気入りタイヤ。
  2. 前記トレッドゴムは、複数の溝を備えると共に、前記複数の溝により区画される複数のブロックを備え、
    前記複数の溝は、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周溝を備え、
    前記複数のブロックのうち、車両装着時に最も外側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックは、タイヤ幅方向の寸法がタイヤ周方向の寸法よりも大きくなるように、形成される請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記トレッドゴムは、複数の溝を備えると共に、前記複数の溝により区画される複数のブロックを備え、
    前記複数の溝は、タイヤ周方向に沿って延びる複数の周溝を備え、
    前記複数のブロックのうち、車両装着時に最も内側に配置される周溝に対してタイヤ幅方向の内側に隣接されるブロックは、タイヤ周方向の寸法がタイヤ幅方向の寸法よりも大きくなるように、形成される請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記トレッドゴムの車両外側領域において、前記第1の立体サイプの表面長さ総和は、前記第1の立体サイプの表面長さ総和と前記第2の立体サイプの表面長さ総和との和に対して、70%〜100%である請求項1〜3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記トレッドゴムの車両内側領域において、前記第2の立体サイプの表面長さ総和は、前記第1の立体サイプの表面長さ総和と前記第2の立体サイプの表面長さ総和との和に対して、60%〜100%である請求項1〜4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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