JP2016068060A - 簡易洗浄装置およびその運用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークピースの表面のチップや鉄系異物などを効率よく確実に除去することができるようにする簡易洗浄装置およびその運用方法を提供する。
【解決手段】ハウジング500の内部を昇降往復し或いは昇降往復方向に対して直交方向に進退往復する隔板600に据え置かれた自動車エンジンのシリンダブロックやシリンダヘッドなどのワークピース700表面の各種異物を、第2ユニット200へ供給されたクーラントに浸漬して一次的に除去した後、第3ユニット300へ噴射されるエアによって二次的に除去することにより、ワークピース700の表面のチップや鉄系異物などを効率よく確実に除去する。
【選択図】図1

Description

本発明は、簡易洗浄装置およびその運用方法に係り、さらに詳しくは、ワークピースの表面のチップや鉄系異物などを効率よく確実に除去することができるようにする簡易洗浄装置およびその運用方法に関する。
洗浄工程は、自動車の部品生産または加工ラインで発生するチップ(chip)、スラッジ(sludge)、クーラント(coolant)またはその他の異物などを完璧に除去する目的で行われるべきものである。
最近、自動車エンジンの構造は、エンジンの排気吐出量および走行燃費を向上させるために鋳物素材からアルミニウムなどの軽合金素材への軽量化を図るにつれて、そのサイズおよび形状も多様化かつ複雑化していく趨勢にあるといえる。
よって、このようなエンジンの核心部品としてのシリンダブロックやシリンダヘッドなどの洗浄清浄度は生産される自動車の品質および性能の実現に重要であるから、前述したような種類の異物を除去するために、洗浄工程に投入する前に部品の機械加工途中で直ちに簡易洗浄を施すことにより、洗浄清浄度を高めようとするのである。
前述したような観点から発明されたものとして、特許文献1の「自動車エンジンシリンダブロックのクーラントおよびエアブロー簡易洗浄機」や特許文献2の「クーラントおよびエアブローを用いた自動車エンジンシリンダヘッドの垂直型簡易洗浄機」などのものが挙げられる。
前述した先行技術はいずれも、クーラントをエンジン部品の表面に噴射した後、エアを吹き出してクーラントを除去すると同時に、エンジン部品の表面から各種異物を分離除去するものである。
ところが、前述した先行技術は、クーラントを噴射した後、エアブローによって、エンジン部品の表面に付いたクーラントおよび異物を分離するものであるが、エアブローによってクーラントと異物を分離除去するには相当なエア圧力が必要であるので、エア供給源の稼動負荷が加重されるという問題点があるうえ、完璧に異物を除去することができないという問題点がある。
そして、前述した先行技術はいずれも、エンジン部品をチルト装置によって位置移動させる構成を採用している。
チルト装置は、最近エンジン部品として軽量化部品を使用する趨勢とはいえ、反復使用によってチルト部位に加えられる荷重により破損および変形が起こるおそれが多く、交替および修理によるメンテナンス費用などの上昇が不可避であるという問題点もあった。
韓国登録特許第10−1194110号明細書 韓国登録特許第10−1194111号明細書
本発明は、上述したような問題点を改善するためになされるもので、その目的は、ワークピースの表面のチップや鉄系異物などを効率よく確実に除去することができるようにする簡易洗浄装置およびその運用方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある観点によれば、内部空間を備えるハウジングと;前記内部空間を昇降往復しながら前記内部空間を上部空間および下部空間に区画し、上面にワークピース(workpiece)が据え置かれる隔板と;前記隔板に連結されて前記隔板を前記内部空間の上下方向に昇降往復させ、前記昇降往復とは別個に前記隔板を前記上下方向に対して直交方向に往復させる第1ユニットと;前記下部空間に配置され、前記第1ユニットによって前記下部空間に下降した前記ワークピースの一部または全部が浸かるように外部からクーラント(coolant)を供給し排出させる第2ユニットと;前記上部空間に配置され、前記第1ユニットによって前記上部空間で前記直交方向に往復する前記ワークピースにエアを噴射すると同時に、前記ワークピースの表面の異物をサクションして外部へ排出させる第3ユニットと;を含んでなることを特徴とする、簡易洗浄装置を提供することができる。
ここで、前記簡易洗浄装置は、前記ハウジングの下部側に配置されて前記下部空間と連通し、前記下部空間の一側から水を噴射してウォーターカーテン(water curtain)を形成しながら、前記ワークピースの表面の異物が一方向に排出されるように誘導する第4ユニットをさらに含むことを特徴とする。
この際、前記第1ユニットは、前記ハウジングの上面一側に配置されて前記隔板と連結された第1シリンダを含み、前記隔板を前記上部空間および前記下部空間の間で往復させる昇降往復部と、前記上部空間の一側に配置されて前記隔板と連結された第2シリンダを含み、前記隔板を前記直交方向に前進および後退させながら複数回往復させる進退往復部とを含んでなり、前記第1シリンダと前記第2シリンダは、互いに直交をなし、それぞれ別個に作動することを特徴とする。
また、前記第2ユニットは、前記クーラントの流れる内部流路を形成しながら前記下部空間に互いに離隔して平行に配置される少なくとも一対のクーラント供給配管と、前記クーラント供給配管の形成方向に沿って対向して配置され、前記少なくとも一対のクーラント供給配管の間に下降した前記ワークピースの表面に向かって前記クーラントの噴射圧力を加える複数のクーラントノズルと、前記下部空間の一側に備えられ、前記空間に一時収容された前記クーラントを外部へ排出させるクーラント排出配管と、前記クーラント排出配管上に取り付けられ、前記クーラント排出配管の流路を開閉するバルブとを含んでなることを特徴とする。
また、前記第3ユニットは、前記ハウジングの外部に配置されたエア供給源から供給されるエアが前記上部空間へ伝達運搬される内部流路を形成するエア供給配管と、前記エア供給配管の形成方向に沿って前記上部空間に配置され、前記直交方向に往復する前記ワークピースの表面に高圧エアを噴射する複数のエアノズルと、前記上部空間の一側に備えられ、前記上部空間のエアを外部へ吸入排出させるサクションポートと、前記サクションポートに配管接続され、前記上部空間のエアを外部へ排出させる負圧を発生させる負圧発生源とを含んでなることを特徴とする。
また、前記昇降往復部は、前記隔板の一側縁部から前記下部空間に向かって延長されたブラケット片と、前記第1シリンダに対して出入りして伸縮可能な第1ロッドの端部に連結された前記隔板の下部側に配置され、前記ブラケット片に離隔して取り付けられる少なくとも一対の第1ローラーと、前記ハウジングの上下方向に沿って配置され、両側縁部は前記第1ローラーが転がり接触する面積および空間を提供する昇降ガイドバーとを含んでなることを特徴とする。
また、前記進退往復部は、前記上部空間の上側に前記直交方向に沿って離隔配置される一対の移動支持棒と、前記一対の移動支持棒のうち一側の移動支持棒に沿って往復する移動子と、前記移動子に取り付けられ、前記一側の移動支持棒に転がり接触する少なくとも一対の第2ローラーと、一端部は前記移動子に連結され、他端部は前記隔板に連結され、前記第2シリンダに対して出入りして伸縮可能な第2ロッドの端部に結合され、前記直交方向に沿って前記第2ロッドの出入りに連動して前記隔板と共に前進および後退往復する移動ガイドバーとを含んでなることを特徴とする。
また、前記第4ユニットは、前記下部空間の下端部から延長されて下部側へ行くほど漸次狭くなるように形成された排出ホッパーの上側縁部に沿って配置され、前記排出ホッパーの表面に沿って水が流下するように複数のドレインノズルが離隔して配置された導水管と、前記第3ユニットに連結され、前記排出ホッパーの下部側に複数配置され、前記第3ユニットと共に前記排出ホッパーの外部へエアを吸込排出させる複数の排気ポートとを含んでなり、前記ウォーターカーテンは前記排出ホッパーの下端縁部から自由落下する水によって柱状に形成されることを特徴とする。
本発明の他の観点によれば、ハウジングの一側から投入されたワークピースを、前記ハウジングに内蔵された隔板上に据え置き、固定した後、前記ハウジングを外部から隔離して密閉する第1段階と;前記ハウジングの内部空間を上部空間と下部空間に区画する前記隔板を前記下部空間に下降させ、前記下部空間に一時収容されたクーラントに前記ワークピースの一部または全部を浸かるようにして前記ワークピース側へ前記クーラントの噴射圧力を形成して渦流を起こすことにより前記ワークピースの表面を洗浄する第2段階と;前記隔板を前記上部空間へ上昇させた後、前記隔板が昇降する方向に対して直交方向に前記隔板を複数回前進および後退させると同時に、前記ワークピースの表面に高圧エアを噴射しながら前記上部空間のエアをサクションして外部へ排出させる第3段階と;洗浄済みの前記ワークピースを前記ハウジングの外部へ取り出す第4段階と;を含んでなることを特徴とする、簡易洗浄装置の運用方法を提供することもできる。
ここで、前記第2段階は、最初に前記下部空間に外部から前記クーラントを注入して充填する過程と、前記クーラントで前記ワークピースの表面を洗浄した後、前記クーラントを前記ハウジングの外部へ排出させる過程とをさらに含むことを特徴とする。
この際、前記第2段階は、前記隔板を前記下部空間へ下降させる前に、前記隔板と第1ロッドで連結された第1シリンダに流体圧力を印加する過程と、前記第1シリンダが前記第1ロッドを伸長させて前記隔板を下降させる過程と、前記クーラントで前記ワークピースの表面を洗浄した後、前記第1シリンダに流体圧力を印加する過程と、前記第1シリンダが前記第1ロッドを収縮させて前記隔板を上昇させる過程とをさらに含むことを特徴とする。
また、前記第3段階は、前記隔板を前記直交方向に前進および後退させる前に、前記隔板と第2ロッドで連結された第2シリンダに流体圧力を印加する過程と、前記第2シリンダが前記第2ロッドを伸長または収縮させて前記隔板を前進および後退させる過程とをさらに含むことを特徴とする。
また、前記第3段階は、前記高圧エアによって前記ワークピースの表面から分離され、前記下部空間に下降した異物を一方向に排出させる異物排出過程をさらに含むことを特徴とする。
また、前記異物排出過程は、前記下部空間の下端部から延長されて下部側へ行くほど漸次狭くなるように形成された排出ホッパーの上側縁部に沿って配置された導水管に一定の圧力で水を供給する過程と、前記導水管に供給された水が前記排出ホッパーの表面を流下するように、前記導水管の形成方向に沿って離隔配置された複数のドレインノズルを介して排出させると同時に、前記排出ホッパーの下部側に配置された複数の排気ポートを介してエアを外部へ排出させる過程とを含んでなり、前記排出ホッパーの下端縁部から自由落下する水によってウォーターカーテンが柱状に形成されることを特徴とする。
前述したような構成の本発明によれば、次の効果を図ることができる。
まず、本発明は、ハウジングの内部を昇降往復し或いは昇降往復方向に対して直交方向に進退往復する隔板に据え置かれた自動車エンジンのシリンダブロックやシリンダヘッドなどのワークピースの表面の各種異物を、浸漬(dipping)によって、第2ユニットへ供給されたクーラントに浸けて一次的に除去した後、第3ユニットへ噴射されるエアによって二次的に除去することにより、チップ、スラッジおよびクーラントなどを含む各種異物を効率よく確実に除去することができる。
特に、本発明は、既存の先行技術と比較して動作パターンを単純化して、反復動作にも拘らず、破損または変形を起こすおそれもある部位を最小化することにより、装置全体の耐久性および寿命を増やすこともできる。
本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置の全体的な構成を示す概念図である。 本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置の全体的な構成を示す概念図である。 本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置の運用方法を示すブロック線図である。 本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置の運用方法を順次示す概念図である。 本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置の運用方法を順次示す概念図である。 本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置の運用方法を順次示す概念図である。 本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置の運用方法を順次示す概念図である。
本発明の利点、特徴、およびそれらを達成する方法は、添付図面と共に詳細に後述される実施例を参照すると明確になるだろう。
しかし、本発明は、以下で開示する実施例に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で実現される。
本明細書において、本実施例は、本発明の開示を完全にし、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。
そして、本発明は、請求項の範疇によってのみ定められる。
よって、幾つかの実施例において、公知の構成要素、公知の動作および公知の技術については、本発明が曖昧に解釈されることを回避するために具体的に説明されない。
また、明細書全体にわたり、同一の参照符号は同一の構成要素を指し、本明細書で使用された(言及された)用語は実施例を説明するためのものであり、本発明を制限するものではない。
本明細書において、単数型は文言で特に言及しない限り複数型も含み、「含む(または備える)」と言及された構成要素および動作は、一つ以上の別の構成要素および動作の存在または追加を排除しない。
別途の定義がない限り、本発明で使用されるすべての用語(技術および科学的用語を含む)は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に共通に理解できる意味で使用できるのである。
また、一般に使用される辞書に定義されている用語は、定義されていない限り、理想的または過度に解釈されない。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する。
図1および図2は本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置の全体的な構成を示す概念図、図3は本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置の運用方法を示すブロック線図、図4〜図7は本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置の運用方法を順次示す概念図である。
参考として、図1において、未説明符号Arは後述の第3ユニット300によって高圧で噴射されるエアが供給される方向を、C1は後述の第2ユニット200によって供給および排出されるクーラントの供給および排出方向をそれぞれ示すものであって、太い矢印はクーラントの供給方向、透明な矢印はクーラントの排出方向をそれぞれ示す。
本発明は、図示の如く、ハウジング500に隔板600が内蔵され、隔板600と第1ユニット100とが連結され、第2、3ユニット200、300がハウジング500に取り付けられた構造であることを把握することができる。
ハウジング500は、内部空間を備えるもので、後述の隔板600が内蔵され且つ第2、3ユニット200、300が取り付けられる空間および面積を提供するためのものである。
隔板600は、内部空間を昇降往復しながら内部空間を上部空間501と下部空間502に区画し、上面に自動車のエンジン部品としてのシリンダヘッドまたはシリンダブロックなどのワークピース700が据え置かれる面積を提供するものである。
第1ユニット100は、隔板600に連結されて隔板600を内部空間の上下方向(以下、「矢印A、B方向」)に昇降往復させ、昇降往復とは別個に、隔板600を上下方向に対して直交方向(以下、「矢印C、D方向」)に往復させるものである。
第2ユニット200は、下部空間502に配置され、第1ユニット100によって下部空間502に下降したワークピース700の一部または全部が浸かるように外部からクーラントを供給および排出させるものである。
すなわち、第2ユニット200は、下部空間502に一時収容されたクーラントにワークピース700が浸かるようにして(dipping)ワークピース700が洗浄できるようにするための技術的手段であるといえる。
第3ユニット300は、上部空間501に配置され、第1ユニット100によって上部空間501で直交方向に往復するワークピース700にエアを噴射すると同時に、ワークピース700の表面の異物をサクションして外部へ排出させるものである。
よって、本発明は、ワークピース700をクーラントに浸けて一次的に洗浄した後、ワークピース700の表面にエアブロー(air blow)を施して二次的に洗浄することにより、自動車のエンジン部品などのように多様かつ複雑な形状のワークピース700の洗浄清浄度を高めて自動車の性能実現に差支えがないようにすることができる。
また、本発明は、ワークピース700をクーラントに単純に浸かるようにするだけでなく、渦流を起こしてワークピース700の洗浄が極力行われるようにするのはもとより、このような詳細な工程および作動メカニズムについては詳細に後述する。
本発明は前述したような実施例の適用が可能であり、次の様々な実施例の適用も可能である。
第1ユニット100は、前述したようにワークピース700をクーラントに浸けて洗浄し、エアを吹き出して異物を取り除くために隔板600を移動させるためのもので、移動方向による作動メカニズムが区分されるべきなので、大きくは昇降往復部110と進退往復部120を含む構造であることを把握することができる。
昇降往復部110は、ハウジング500の上面一側に配置されて隔板600に連結された第1シリンダ101を含み、隔板600を上部空間501および下部空間502の間で往復させるものである。
進退往復部120は、上部空間501の一側に配置されて隔板600に連結された第2シリンダ102を含み、隔板600を直交方向に前進および後退させながら複数回往復させるものである。
ここで、第1シリンダ101と第2シリンダ102は、互いに直交をなし、それぞれ別個に作動する。
昇降往復部110は、第1シリンダ101に連結されて隔板600を昇降往復させることができるように第1ローラー111、ブラケット片112および昇降ガイドバー113を含む構造であることを把握することができる。
ブラケット片112は、隔板600の一側縁部から下部空間502に向かって延長されたものである。
第1ローラー111は、ブラケット片112に離隔して取り付けられる少なくとも一対の部材であって、第1シリンダ101に対して出入りして伸縮可能な第1ロッド101’の端部に連結された隔板600の下部側に配置され、転がり回転が可能なものである。
昇降ガイドバー113は、ハウジング500の上下方向に沿って配置され、両側縁部は第1ローラー111が転がり接触する面積および空間を提供するものである。
よって、第1ロッド101’が第1シリンダ101に対して出入りして伸長および収縮するにつれて隔板600が昇降するが、このような隔板600の昇降往復は、ブラケット片112に取り付けられた第1ローラー111が昇降ガイドバー113の形成方向に沿って転がり接触しながら案内できる。
一方、進退往復部120は、第2シリンダ102に連結されて隔板600を直交方向に前進および後退させることができるように、移動支持棒121、第2ローラー122、移動子123および移動ガイドバー124を含む構造であることを把握することができる。
移動支持棒121は、上部空間501の上側に直交方向に沿って離隔配置される一対の部材であって、後述する第2ローラー122が転がり接触する空間および面積を提供するためのものである。
本発明では、移動支持棒121が棒状の部材として示されているが、必ずこれに局限されるものではなく、バー状またはレール状に製作して後述の第2ローラー122の転がり接触が案内されるようにしてもよい。
移動子123は、一対の移動支持棒121のうち一側の移動支持棒121に沿って往復するものであり、第2ローラー122は、移動子123に取り付けられて一側の移動支持棒121に転がり接触する少なくとも一対の部材である。
移動ガイドバー124は、一端部は移動子123に連結され、他端部は隔板600に連結されたものである。
移動ガイドバー124は、第2シリンダ102に対して出入りして伸縮可能な第2ロッド102’の端部に結合され、直交方向に沿って第2ロッド102’の出入りに連動して隔板600と共に前進および後退往復する。
したがって、進退往復部120は、後述の第3ユニット300によって吹き出される高圧エアがワークピース700の表面全体にわたって隅々に均一に噴射できるようにワークピース700自体を隔板600によって前進および後退させて洗浄清浄度を高めるための技術的手段であるといえる。
一方、第2ユニット200は、前述したようにクーラントを供給および排出してワークピース700の表面を一次的に洗浄するためのもので、大きくはクーラント供給配管210、クーラントノズル220、クーラント排出配管230およびバルブ240を含む構造であることを把握することができる。
クーラント供給配管210は、クーラントの流れる内部流路を形成し、下部空間502に互いに離隔して平行に配置される少なくとも一対の部材である。
クーラントノズル220は、クーラント供給配管210の形成方向に沿って対向して配置され、少なくとも一対のクーラント供給配管210の間に下降したワークピース700の表面に向かってクーラントの噴射圧力を加える複数の部材である。
すなわち、クーラントノズル220は、クーラント供給配管210から供給されたクーラントを下部空間502に一時収容した後、一時収容されたクーラントにワークピース700が浸かると、ワークピース700の表面にさらに一定の圧力でクーラントを噴射することにより、下部空間502に収容されたクーラントの渦流を盛んに発生させてワークピース700の表面の異物が分離されるようにするための技術的手段であるといえる。
クーラント排出配管230は、下部空間502の一側に備えられ、下部空間502に一時収容されたクーラントを外部へ排出させるための部材であり、バルブ240は、クーラント排出配管230上に取り付けられ、クーラント排出配管230の流路を開閉する。
よって、クーラントに浸かって一次的に洗浄されたワークピース700が後続工程の遂行のために上部空間501に上昇すると、バルブ240が開放され、下部空間502に収容されたクーラントを排出させることができる。
排出されたクーラントは、異物を濾過し精製してリサイクルすることができるようにバッファタンク(以下、図示せず)に収容できるのは勿論である。
一方、第3ユニット300は、前述したように、クーラントに浸かって洗浄されたワークピース700の表面に残ったクーラントとその他の残余異物を二次的に確実に洗浄除去することができるようにするためのもので、大きくはエア供給配管310、エアノズル320、サクションポート330および負圧発生源(以下、図示せず)を含む構造であることを把握することができる。
エア供給配管310は、ハウジング500の外部に配置されたエア供給源から供給されるエアが上部空間501へ伝達運搬される内部流路を形成する。
エアノズル320は、エア供給配管310の形成方向に沿って上部空間501に配置され、直交方向に往復するワークピース700の表面に高圧エアを噴射する複数の部材である。
サクションポート330は、上部空間501の一側に備えられ、上部空間501のエアを外部へ吸入排出させるものである。
負圧発生源は、サクションポート330に配管接続され、上部空間501のエアを外部へ排出させる負圧を発生させるもので、負圧による真空を発生させるサクションポンプなどのようなものを使用することができる。
本発明では、エア供給配管310が形成および配置された形態が
Figure 2016068060
状からなっており、このような
Figure 2016068060
状のエア供給配管310に沿ってエアノズル320が配置されていると図示しているが、このようなエア供給配管310の形状は図示した構造に限定されるものではない。
すなわち、エア供給配管310は、隔板600に据え置かれたワークピース700の外郭形状に合わせて直線と曲線の組み合わせ構造で形成されてもよく、様々なサイズのワークピース700が隔板600上に据え置かれる場合、エア供給配管310は、少なくとも2つに分離され、相互近接または離隔可能とするなどの応用および変形設計が可能である。
一方、本発明の一実施例に係る簡易洗浄装置は、ハウジング500の下部側に配置されて下部空間502と連通し、下部空間502の一側から水を噴射してウォーターカーテンを形成しながら、ワークピース700の表面の異物が一方向に排出されるように誘導する第4ユニット400をさらに含む構造の実施例を適用することもできるのは勿論である。
すなわち、第4ユニット400は、下部空間502の下端部から延長されて下部側に行くほど漸次狭くなるように形成された排出ホッパー510の上側縁部に沿って配置され、排出ホッパー510の表面に沿って水が流下するように複数のドレインノズル(以下、図示せず)が離隔して配置された導水管410を含む。
ここで、第4ユニット400は、第3ユニット300に連結され、排出ホッパー510の下部側に複数配置され、第3ユニット300と共に排出ホッパー510の外部へエアを吸入排出させる複数の排気ポート420をさらに含み、排出される異物と共にエアを外部へ排出させる通路を提供する。
排気ポート420は円滑なエア排出のために4〜6ヶ所に形成されるようにする。
この際、導水管410に連結された水供給源(以下、図示せず)が一定の圧力(好ましくは1〜2kgf/cm)で水を供給させ、ウォーターカーテンは排出ホッパー510の下端縁部から自由落下する水によって柱状に形成されることにより、異物が一方向に誘導されて排出できるであろう。
また、第4ユニット400は、特に図示していないが、排気ポート420を介してサクションが行われる間に騒音減少用のクーラントをさらに投入する配管を連結することもできるのは勿論である。
上述したような構成の本発明に係る簡易洗浄装置を運用する方法について、図3のブロック線図を参照しながら、図4〜図7の順に説明しようとする。
参考として、図3〜図7に表示されていない図面符号は図1および図2を参照する。
まず、作業者は、手動で或いはコントローラ(以下、図示せず)を操作してハウジング500の一側からワークピース700を投入した後、図4のようにワークピース700をハウジング500に内蔵された隔板600上に据え置き、固定した後、ハウジング500を外部から隔離して密閉する作業を行う(S1:第1段階)。
その後、隔板600を図5のように下部空間502に下降させて、下部空間502に一時収容されたクーラントにワークピース700の一部または全部が浸かるようにし、ワークピース700側へクーラントの噴射圧力を形成して渦流を起こすことによりワークピース700の表面を洗浄する作業を行う(S2:第2段階)。
続いて、隔板600を図6のように上部空間501に上昇させた後、隔板600の昇降方向に対して直交方向に隔板600を複数回前進および後退させると同時に、ワークピース700の表面に高圧エアを噴射しながら上部空間501のエアをサクションして外部へ排出させる作業を行う(S3:第3段階)。
最終的に、洗浄済みのワークピース700を図7のようにハウジング500の外部へ取り出して次の工程へワークピース700を移送することができる(S4:第4段階)。
ここで、第2段階S2は、最初に下部空間502に外部からクーラントを注入して充填する過程と、クーラントでワークピース700の表面を洗浄した後、クーラントをハウジング500の外部へ排出させる過程をさらに行うことができる。
この際、第2段階S2では、隔板600の上昇および下降動作のために次のような過程を追加することができる。
すなわち、隔板600を下部空間502に下降させる前に、隔板600と第1ロッド101’で連結された第1シリンダ101に流体圧力を印加する。
その後、第1シリンダ101が第1ロッド101’を伸長させて図5のように隔板600を下降させる。
次に、クーラントでワークピース700の表面を洗浄した後、第1シリンダ101に流体圧力を印加する。
続いて、第1シリンダ101が第1ロッド101’を収縮させて図6のように隔板600を上昇させる。
一方、第3段階S3では、隔板600の前進および後退のために次のような過程を追加することができる。
すなわち、隔板600を直交方向に前進および後退させる前に、隔板600と第2ロッド102’で連結された第2シリンダ102に流体圧力を印加する。
次に、第2シリンダ102が第2ロッド102’を伸長または収縮させる動作を繰り返し行いながら図6のように隔板600を前進および後退させる。
また、第3段階S3では、高圧エアによってワークピース700の表面から分離され、下部空間502に下降した異物を一方向に排出させる異物排出過程をさらに行うこともできるのは勿論である。
異物排出過程は、具体的に次のとおりである。
下部空間502の下端部から延長されて下部側へ行くほど漸次狭くなるように形成された排出ホッパー510の上側縁部に沿って配置された導水管410に一定の圧力で水を供給する。
その後、導水管410に供給された水が排出ホッパー510の表面に沿って流下するように、導水管410の形成方向に沿って離隔配置された複数のドレインノズルを介して排出させる。
これと同時に、排出ホッパー510の下部側に複数配置された複数の排気ポート420を介してエアを外部へ排出させる作業が追加できる。
この際、排出ホッパー510の下端縁部から自由落下する水によってウォーターカーテンが柱状に形成されることにより、異物は一方向に案内されて排出できる。
以上のように、本発明は、ワークピースの表面のチップや鉄系異物などを効率よく確実に除去することができるようにする簡易洗浄装置およびその運用方法を提供することを基本的な技術的思想としていることが分かる。
なお、本発明の基本的な技術的思想の範疇内において、当該業界における通常の知識を有する者であれば、他の様々な変形および応用も可能なのは勿論である。
100 第1ユニット
101 第1シリンダ
101’ 第1ロッド
102 第2シリンダ
102’ 第2ロッド
110 昇降往復部
111 第1ローラー
112 ブラケット片
113 昇降ガイドバー
120 進退往復部
121 移動支持棒
122 第2ローラー
123 移動子
124 移動ガイドバー
200 第2ユニット
210 クーラント供給配管
220 クーラントノズル
230 クーラント排出配管
240 バルブ
300 第3ユニット
310 エア供給配管
320 エアノズル
330 サクションポート
400 第4ユニット
410 導水管
420 排気ポート
500 ハウジング
501 上部空間
502 下部空間
510 排出ホッパー
600 隔板
700 ワークピース
S1 第1段階
S2 第2段階
S3 第3段階
S4 第4段階

Claims (14)

  1. 内部空間を備えるハウジングと、
    前記内部空間を昇降往復しながら前記内部空間を上部空間および下部空間に区画し、上面にワークピース(workpiece)が据え置かれる隔板と、
    前記隔板に連結されて前記隔板を前記内部空間の上下方向に昇降往復させ、前記昇降往復とは別個に前記隔板を前記上下方向に対して直交方向に往復させる第1ユニットと、
    前記下部空間に配置され、前記第1ユニットによって前記下部空間に下降した前記ワークピースの一部または全部が浸かるように外部からクーラント(coolant)を供給し排出させる第2ユニットと、
    前記上部空間に配置され、前記第1ユニットによって前記上部空間で前記直交方向に往復する前記ワークピースにエアを噴射すると同時に、前記ワークピースの表面の異物をサクションして外部へ排出させる第3ユニットとを含んでなることを特徴とする、簡易洗浄装置。
  2. 前記簡易洗浄装置は、
    前記ハウジングの下部側に配置されて前記下部空間と連通し、前記下部空間の一側から水を噴射してウォーターカーテンを形成しながら、前記ワークピースの表面の異物が一方向に排出されるように誘導する第4ユニットをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の簡易洗浄装置。
  3. 前記第1ユニットは、
    前記ハウジングの上面一側に配置されて前記隔板と連結された第1シリンダを含み、前記隔板を前記上部空間および前記下部空間の間で往復させる昇降往復部と、
    前記上部空間の一側に配置されて前記隔板と連結された第2シリンダを含み、前記隔板を前記直交方向に前進および後退させながら複数回往復させる進退往復部とを含んでなり、
    前記第1シリンダと前記第2シリンダは、互いに直交をなし、それぞれ別個に作動することを特徴とする、請求項1に記載の簡易洗浄装置。
  4. 前記第2ユニットは、
    前記クーラントの流れる内部流路を形成しながら前記下部空間に互いに離隔して平行に配置される少なくとも一対のクーラント供給配管と、
    前記クーラント供給配管の形成方向に沿って対向して配置され、前記少なくとも一対のクーラント供給配管の間に下降した前記ワークピースの表面に向かって前記クーラントの噴射圧力を加える複数のクーラントノズルと、
    前記下部空間の一側に備えられ、前記空間に一時収容された前記クーラントを外部へ排出させるクーラント排出配管と、
    前記クーラント排出配管上に取り付けられ、前記クーラント排出配管の流路を開閉するバルブとを含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の簡易洗浄装置。
  5. 前記第3ユニットは、
    前記ハウジングの外部に配置されたエア供給源から供給されるエアが前記上部空間へ伝達運搬される内部流路を形成するエア供給配管と、
    前記エア供給配管の形成方向に沿って前記上部空間に配置され、前記直交方向に往復する前記ワークピースの表面に高圧エアを噴射する複数のエアノズルと、
    前記上部空間の一側に備えられ、前記上部空間のエアを外部へ吸入排出させるサクションポートと、
    前記サクションポートに配管接続され、前記上部空間のエアを外部へ排出させる負圧を発生させる負圧発生源とを含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の簡易洗浄装置。
  6. 前記昇降往復部は、
    前記隔板の一側縁部から前記下部空間に向かって延長されたブラケット片と、
    前記第1シリンダに対して出入りして伸縮可能な第1ロッドの端部に連結された前記隔板の下部側に配置され、前記ブラケット片に離隔して取り付けられる少なくとも一対の第1ローラーと、
    前記ハウジングの上下方向に沿って配置され、両側縁部は前記第1ローラーが転がり接触する面積および空間を提供する昇降ガイドバーとを含んでなることを特徴とする、請求項3に記載の簡易洗浄装置。
  7. 前記進退往復部は、
    前記上部空間の上側に前記直交方向に沿って離隔配置される一対の移動支持棒と、
    前記一対の移動支持棒のうち一側の移動支持棒に沿って往復する移動子と、
    前記移動子に取り付けられ、前記一側の移動支持棒に転がり接触する少なくとも一対の第2ローラーと、
    一端部は前記移動子に連結され、他端部は前記隔板に連結され、前記第2シリンダに対して出入りして伸縮可能な第2ロッドの端部に結合され、前記直交方向に沿って前記第2ロッドの出入りに連動して前記隔板と共に前進および後退往復する移動ガイドバーとを含んでなることを特徴とする、請求項3に記載の簡易洗浄装置。
  8. 前記第4ユニットは、
    前記下部空間の下端部から延長されて下部側へ行くほど漸次狭くなるように形成された排出ホッパーの上側縁部に沿って配置され、前記排出ホッパーの表面に沿って水が流下するように複数のドレインノズルが離隔して配置された導水管と、
    前記第3ユニットに連結され、前記排出ホッパーの下部側に複数配置され、前記第3ユニットと共に前記排出ホッパーの外部へエアを吸込排出させる複数の排気ポートとを含んでなり、
    前記ウォーターカーテンは前記排出ホッパーの下端縁部から自由落下する水によって柱状に形成されることを特徴とする、請求項2に記載の簡易洗浄装置。
  9. ハウジングの一側から投入されたワークピースを、前記ハウジングに内蔵された隔板上に据え置き、固定した後、前記ハウジングを外部から隔離して密閉する第1段階と、
    前記ハウジングの内部空間を上部空間と下部空間に区画する前記隔板を前記下部空間に下降させ、前記下部空間に一時収容されたクーラントに前記ワークピースの一部または全部を浸かるようにして前記ワークピース側へ前記クーラントの噴射圧力を形成して渦流を起こすことにより前記ワークピースの表面を洗浄する第2段階と、
    前記隔板を前記上部空間へ上昇させた後、前記隔板が昇降する方向に対して直交方向に前記隔板を複数回前進および後退させると同時に、前記ワークピースの表面に高圧エアを噴射しながら前記上部空間のエアをサクションして外部へ排出させる第3段階と、
    洗浄済みの前記ワークピースを前記ハウジングの外部へ取り出す第4段階とを含んでなることを特徴とする、簡易洗浄装置の運用方法。
  10. 前記第2段階は、
    最初に前記下部空間に外部から前記クーラントを注入して充填する過程と、
    前記クーラントで前記ワークピースの表面を洗浄した後、前記クーラントを前記ハウジングの外部へ排出させる過程とをさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載の簡易洗浄装置の運用方法。
  11. 前記第2段階は、
    前記隔板を前記下部空間へ下降させる前に、前記隔板と第1ロッドで連結された第1シリンダに流体圧力を印加する過程と、
    前記第1シリンダが前記第1ロッドを伸長させて前記隔板を下降させる過程と、
    前記クーラントで前記ワークピースの表面を洗浄した後、前記第1シリンダに流体圧力を印加する過程と、
    前記第1シリンダが前記第1ロッドを収縮させて前記隔板を上昇させる過程とをさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載の簡易洗浄装置の運用方法。
  12. 前記第3段階は、
    前記隔板を前記直交方向に前進および後退させる前に、前記隔板と第2ロッドで連結された第2シリンダに流体圧力を印加する過程と、
    前記第2シリンダが前記第2ロッドを伸長または収縮させて前記隔板を前進および後退させる過程とをさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載の簡易洗浄装置の運用方法。
  13. 前記第3段階は、
    前記高圧エアによって前記ワークピースの表面から分離され、前記下部空間に下降した異物を一方向に排出させる異物排出過程をさらに含むことを特徴とする、請求項9に記載の簡易洗浄装置の運用方法。
  14. 前記異物排出過程は、
    前記下部空間の下端部から延長されて下部側へ行くほど漸次狭くなるように形成された排出ホッパーの上側縁部に沿って配置された導水管に一定の圧力で水を供給する過程と、
    前記導水管に供給された水が前記排出ホッパーの表面を流下するように、前記導水管の形成方向に沿って離隔配置された複数のドレインノズルを介して排出させると同時に、前記排出ホッパーの下部側に配置された複数の排気ポートを介してエアを外部へ排出させる過程とを含んでなり、
    前記排出ホッパーの下端縁部から自由落下する水によってウォーターカーテンが柱状に形成されることを特徴とする、請求項13に記載の簡易洗浄装置の運用方法。
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