JPH10242104A - 被洗浄物の洗浄乾燥方法および洗浄乾燥装置 - Google Patents

被洗浄物の洗浄乾燥方法および洗浄乾燥装置

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JPH10242104A
JPH10242104A JP3957197A JP3957197A JPH10242104A JP H10242104 A JPH10242104 A JP H10242104A JP 3957197 A JP3957197 A JP 3957197A JP 3957197 A JP3957197 A JP 3957197A JP H10242104 A JPH10242104 A JP H10242104A
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cleaned
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cleaning tank
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JP3957197A
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Kenichi Kitagawa
賢一 北川
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SPC Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被洗浄物の洗浄および乾燥を同一槽内で自動
的に実行できる小型の装置に改善するとともに、生産効
率を向上することができる被洗浄物の洗浄乾燥方法およ
び洗浄乾燥装置とを提供する。 【解決手段】 洗浄槽内に貯留させ脱気した洗浄液の中
に被洗浄物を浸漬させ加圧するとともに超音波を印加し
洗浄を行う超音波洗浄装置において、被洗浄物90を洗
浄槽50内に搬送する搬送装置を設け、この搬送装置に
より搬送された被洗浄物90を洗浄槽50内で保持し上
下に昇降する昇降ハンド55を備え、水封式の真空ポン
プ68を具備し洗浄槽50内の減圧および被洗浄物90
の真空乾燥を行える減圧装置を設け、更に洗浄槽50内
に圧縮空気を供給する空気供給手段を具備し洗浄槽50
内を加圧するとともに噴出口62を装着し被洗浄物90
に噴出させ液切を行う加圧装置とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被洗浄物の洗浄乾燥
方法および洗浄乾燥装置に係り、より詳しくは、被洗浄
物の超音波洗浄および乾燥を同一の洗浄槽内で自動的に
行える被洗浄物の洗浄乾燥方法および洗浄乾燥装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、精密機械部品、電子部品の基板、
または一般機械部品等の製品は、製造過程において様々
な工程を経て加工される。このため製品の表面には様々
な物質が付着し汚染されてしまう。従って汚染された製
品は洗浄度の高い洗浄装置を利用し付着した汚染物質を
除去しなければならなかった。このような従来の汚染物
質を除去する装置には、超音波発生源を有する洗浄槽内
に貯留した洗浄液を減圧し脱気した後、この洗浄液の中
に被洗浄物を浸漬させ加圧するとともに超音波を印加す
ることで超音波洗浄を行う超音波洗浄装置がよく知られ
ている。この種の装置としては、例えば特願平7−21
0235号公報に記載がある。
【0003】図3は、従来の超音波洗浄装置の主要部を
示す構成図である。図3に示すように従来の超音波洗浄
装置は、上部に開口部を有し中空で略凹状の洗浄槽1を
設け、この洗浄槽1の上部開口部に蓋体2が開閉自在に
設けられている。また、洗浄槽1の外側底面には、超音
波を洗浄槽1内に印加する超音波振動子3が装着されて
いる。洗浄槽1の内部には洗浄液40が貯留されてお
り、この洗浄液40は、洗浄槽1の側面に接続された循
環配管20を介し循環するように設けてある。また、循
環配管20には洗浄液40を循環させるための循環ポン
プ24と、この循環する洗浄液40を濾過するフィルタ
22とが設けてある。このように循環ポンプ24により
洗浄液40を循環配管20内で循環させフィルタ22で
濾過するよう設けている。また、この洗浄液40中に被
洗浄物30を挿入し、洗浄槽1の底部から超音波振動子
3により超音波を印加することで被洗浄物30の超音波
洗浄を行える構造を有している。
【0004】循環配管20上部には、ストップバルブ1
0が排気管11により洗浄槽1の側面に接続されてお
り、この排気管11には槽内の空気を吸入するエジェク
タ12が接続している。またエジェクタ12には、圧縮
空気を供給する圧縮空気供給管14が接続されており、
さらに圧縮空気供給管14には切替バルブ13が接続さ
れている。この切替バルブ13の側面には、圧力配管1
5が接続され洗浄槽1の側面と接続している。このよう
に、圧縮空気供給管14に圧縮空気を供給することによ
りエジェクタ12を介し排気管11から洗浄槽1内を減
圧できる構造を有している。また切替バルブ13の切替
によりエジェクタ12に供給する圧縮空気が圧縮配管1
5に供給され槽内に流入し加圧できるように設けてあ
る。
【0005】このような構成による従来の超音波洗浄装
置を使用する場合、被洗浄物30を洗浄液40に投入し
蓋体2を閉じ洗浄槽1を密閉する。次にストップバルブ
10を開け排気管11とエジェクタ12とを連通させ
る。またエジェクタ12には切替バルブ13を操作し圧
縮空気供給管14を介し圧縮空気を供給する。エジェク
タ12に圧縮空気供給管14を介し圧縮空気が供給放射
されると負圧(真空)の発生により、排気管11を介し
空気が吸引され洗浄槽1内が減圧される。このように洗
浄槽1内は、空気が吸引され減圧脱気されるとともに被
洗浄物30の隙間に存在する空気も脱気され、この脱気
に伴う洗浄液40の流れにより被洗浄物30の荒洗浄が
実行される。その後、ストップバルブ10を閉じ切替バ
ルブ13を切替え圧力配管15に圧縮空気を供給する。
圧力配管15に供給された圧縮空気は、洗浄槽1内に流
入し加圧される。この加圧の際、超音波振動子3を同時
に駆動し超音波により被洗浄物30を超音波洗浄する。
【0006】このように、洗浄槽内を減圧脱気し加圧す
ると同時に超音波を印加させ洗浄することにより、高い
音圧で洗浄でき常圧での洗浄に比べより顕著な洗浄効果
が得られる超音波洗浄装置が使用されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の超
音波洗浄装置では、超音波洗浄を終えた被洗浄物が乾燥
を行うため別途外部に設けた乾燥装置まで移送し乾燥を
行うため、洗浄から乾燥までの所要時間がかかり生産効
率を低下していまう不具合があった。また従来の装置
は、洗浄装置と乾燥装置とを別々に装備しているため、
装置全体として、かなり大型の装置になってしまう不具
合があった。また従来の装置は、洗浄と乾燥を別の装置
により行うため、洗浄装置から乾燥装置に被洗浄物を搬
送する際、洗浄槽内の洗浄液が被洗浄物に付着し槽外に
滴下し洗浄液の使用量を増加させてしまう不具合があっ
た。さらに従来の装置は、洗浄装置と乾燥装置とを別々
に装備し大型の装置になるため、装置を工場内に設置す
る設置スペースの確保が困難であるという不具合があっ
た。本発明は、このような従来技術の問題点を解決し被
洗浄物の洗浄および乾燥を同一槽内で自動的に実行でき
る小型の装置に改善するとともに、生産効率を向上する
ことができる被洗浄物の洗浄乾燥方法および洗浄乾燥装
置とを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、洗浄槽内に被洗浄物を投入し超音波を印
加させ洗浄を行う超音波洗浄方法において、密閉した洗
浄槽内に洗浄液を貯留させ減圧装置により洗浄槽内を減
圧し洗浄液を脱気させる減圧脱気工程と、被洗浄物を搬
送し洗浄槽内の保持装置に保持させる搬送工程と、洗浄
槽内を密閉し加圧装置により洗浄槽内に圧縮空気を供給
させ加圧する加圧工程と、この加圧工程と同時に保持装
置に保持された被洗浄物を洗浄液内に浸漬させる浸漬工
程と、洗浄槽内に超音波を印加させ被洗浄物を超音波洗
浄する洗浄工程と、保持装置により被洗浄物を洗浄液内
から引き上げ加圧装置により圧縮空気を被洗浄物に噴出
させ液切を行う液切工程と、減圧装置により洗浄槽内を
減圧することにより被洗浄物を真空乾燥させる乾燥工程
とからなる被洗浄物の洗浄乾燥方法。
【0009】また、洗浄槽内に貯留させ脱気した洗浄液
の中に被洗浄物を浸漬させ加圧するとともに超音波を印
加し洗浄を行う超音波洗浄装置において、被洗浄物を保
持し洗浄槽内に搬送する搬送装置と、この搬送装置によ
り搬送された被洗浄物を洗浄槽内で保持し作動するよう
に設けられた保持装置と、洗浄槽内の空気を吸引する真
空手段を備え洗浄槽内を減圧するとともに被洗浄物の真
空乾燥を行う減圧装置と、洗浄槽内に圧縮空気を供給す
る空気供給手段を備え洗浄槽内を加圧するとともに噴出
口を装着し被洗浄物に噴出させ液切を行う加圧装置とを
設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照し本発明に
よる被洗浄物の洗浄乾燥装置の実施形態を詳細に説明す
る。図1は、本発明による装置の主要部を示す構成図で
ある。図1に示すように、本発明による洗浄乾燥装置は
中空で矩形状の断面を有する洗浄槽50を設け、この洗
浄槽50の側面略中央に被洗浄物90を搬入および搬出
が可能な開口部50aが設けてある。この開口部50a
の内側には、上下に昇降し開口部50aを開閉するシャ
ッタ52が設けられている。また、開口部50aに対向
する洗浄槽50の側面には、加圧配管60が接続されて
おり、この加圧配管60の先端には噴出口62が装着さ
れている。また加圧配管60には、外部に設けた空気供
給装置(図示せず)が接続されており、加圧配管60を
介し洗浄槽50内に圧縮空気を供給するように設けてあ
る。このように、空気供給装置(図示せず)から加圧配
管60に供給された圧縮空気は、噴出口62の先端近傍
から噴出され洗浄槽50内に供給される。この噴射した
圧縮空気は、洗浄槽50内を加圧するとともに、洗浄後
の被洗浄物90に噴出させ付着している洗浄液をミスト
状に吹き飛ばし液切りを実行できるように設けてある。
【0011】また加圧配管60の下部には、減圧配管6
6が洗浄槽50の側面に貫設されており、この減圧配管
66には水封式ポンプ68が装着されている。水封式ポ
ンプ68は、被洗浄物90の液切りの際、巻き上がった
ミスト状の洗浄液を吸入するとともに、洗浄槽50内の
空気を同時に吸入し洗浄槽50内を減圧するように設け
られている。このため減圧するポンプは水封式のポンプ
が使用されている。また洗浄槽50内には、洗浄液10
0が貯留されており、この洗浄液100は、洗浄槽50
の側面に接続された循環配管70を介し循環するように
設けてある。また、循環配管70には洗浄液100を循
環させるための循環ポンプ72と、この循環する洗浄液
100を濾過するフィルタ74とが設けてある。
【0012】さらに、洗浄槽50の外側底面には、洗浄
槽50内に超音波を印加する超音波振動子53を装着し
超音波洗浄が行えるように設けられている。洗浄槽50
に設けた開口部50aの側面近傍には、被洗浄物90を
搬送する搬送装置が設けてある。この搬送装置は、上部
にレールを設けたレールガイド82と、このレールに沿
って左右にスライドするバスケット移載レール80とに
より設けられている。このバスケット移載レール80の
上面には、編み目状に形成されたバスケット92を載置
する搭載部80aが設けてある。このようにバスケット
92内に被洗浄物90を収納し、このバスケット92を
搭載部80aに設置することで自動的に被洗浄物90を
洗浄槽50内に搬送できる構造を有している。
【0013】また洗浄槽50内の上面略中央には、洗浄
槽50内に搬送されたバスケット92の保持部92aを
保持し上下に昇降する昇降ハンド55が設けられてい
る。この昇降ハンド55は、筒体55cと、この筒体5
5c内からシリンダ状に延長する延長部55bとにより
構成されている。また昇降ハンド55の底部には、バス
ケット92の保持部92aを保持するため略L字状に屈
曲したフック55aが設けられている。従って、搬送さ
れたバスケット92は自動的に保持部92aがフック5
5aに掛かり昇降ハンド55に吊り下げられる。また昇
降ハンド55により上下に昇降することで洗浄液100
内に浸漬または引き上げることができるように設けられ
ている。
【0014】このように本発明の実施形態による洗浄乾
燥装置を、より効果的に洗浄を行うために例えば被洗浄
物が精密機械部品の場合において好ましくは、洗浄液に
石油を使用し、ほぼ0.5Torr減圧した洗浄槽内で
脱気する。また超音波洗浄を行う際に、洗浄槽内をほぼ
2〜3Kg/Cm 2加圧させると同時に超音波を印加し
ほぼ3分超音波洗浄するのが望ましい。さらに再び洗浄
槽内を減圧し真空乾燥する場合、ほぼ3分間乾燥を行う
ことが望ましい。このように被洗浄物または被洗浄物の
汚染状況等により洗浄液および洗浄状況を調整すること
により効率的な超音波洗浄および乾燥が実行できる。
【0015】次に、このような本発明の実施形態による
洗浄乾燥装置の動作を図1および図2を参照し詳細に説
明する。図2は、本発明による装置の動作を示すフロー
図である。図1および図2に示すように、本発明による
洗浄乾燥装置を使用する場合、被洗浄物90をバスケッ
ト92の中に収納し、このバスケット92をバスケット
移載レール80上部の搭載部80aに設置する。また、
洗浄槽50内に洗浄液100を貯留させ開口部50aの
シャッタ52を閉めて密閉する。洗浄槽50内を密閉し
た後、水封式ポンプ68を駆動させ減圧配管66を介し
洗浄槽50内の空気を吸入することにより洗浄液100
を減圧脱気する工程S1(図5参照)を実行する。
【0016】減圧脱気する工程S1を実行した後、開口
部50aのシャッタ52を開けレールガイド82上部の
バスケット移載レール80をスライドさせバスケット9
2に収納した被洗浄物90を洗浄槽50内に搬送する。
このときバスケット92の保持部92aは、洗浄槽50
内に設置した昇降ハンド55のフック55aの位置まで
搬送され保持される。バスケット92がフック55aに
保持されると昇降ハンド55が上方向に吊り上げられ
る。その後バスケット移載レール80が再びスライドし
元の位置に移動する。このように被洗浄物90を収納し
たバスケット92を洗浄槽50内の昇降ハンド55に保
持させる搬送工程S2を実行する。
【0017】バスケット92が昇降ハンド55に保持さ
れた後、シャッタ52を閉じ洗浄槽50内を密閉する。
洗浄槽50内が密閉されると外部に設けた空気供給装置
(図示せず)から加圧配管60に圧縮空気が供給され
る。この供給された圧縮空気は加圧配管60の先端に装
着した噴出口62の先端近傍から洗浄槽50内に噴出さ
れる。このように圧縮空気を洗浄槽50内に噴出するこ
とにより、洗浄槽50内を加圧する工程S3が実行され
る。加圧工程S3を実行した後、昇降ハンド55が駆動
し下方向に延長することにより保持されたバスケット9
2とともに被洗浄物90が洗浄槽50内の洗浄液100
中に浸漬する工程S4を実行する。被洗浄物90が浸漬
した後、洗浄槽50の外側底面に設けた超音波振動子5
3により超音波を印加し洗浄液100内に浸漬した被洗
浄物90を超音波洗浄する超音波洗浄工程S5を実行す
る。
【0018】超音波洗浄が終了した後、昇降ハンド55
を再び駆動させ上方向に収縮し洗浄槽50中に浸漬した
バスケット92とともに被洗浄物90を取り上げる。こ
の取り上げられた被洗浄物90は、圧縮空気を噴出させ
る噴出口62の前まで上昇し停止する。噴出口62の前
で停止した被洗浄物90は、噴出口62から噴出される
圧縮空気により付着した洗浄液をミスト状に吹き飛ばし
液切りする液切工程S6を実行する。被洗浄物90の液
切工程S6が終了した後、再び水封式ポンプ68を駆動
させミスト状に吹き飛ばされた洗浄液と、洗浄槽50内
の空気とを吸入し洗浄槽50内を減圧する。このように
洗浄槽50内を減圧することにより被洗浄物90が真空
乾燥する工程S7を実行する。
【0019】被洗浄物90を乾燥させた後、シャッタ5
2を開き再び洗浄槽50内にバスケット移載レール80
をスライドさせ挿入させる。その後、昇降ハンド55を
降下させ保持されたバスケット92をバスケット移載レ
ール80上部の搭載部80aに設置させる。バスケット
92が搭載部80aに設置されると、バスケット移載レ
ール80がスライドし元の位置に移動する。このときフ
ック55aに保持されたバスケット921保持部92a
は、保持状態から解除されバスケット移載レール80と
ともに洗浄槽50の外部に取り出され洗浄乾燥工程が完
了する。
【0020】このように、バスケット92が洗浄槽内か
ら取り出されると洗浄乾燥作業が終了する。洗浄乾燥作
業が終了すると、再び作業者によりバスケット92を入
替え上述した作業を繰り返し実行することにより継続し
て加工を経た製品を超音波洗浄および乾燥することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】このように本発明の実施形態による被洗
浄物の洗浄乾燥方法および洗浄乾燥装置によれば、洗浄
工程と乾燥工程とが一つの槽内で行えるとともに洗浄か
ら乾燥までの工程を継続して実行できるため洗浄から乾
燥までの所要時間が短縮でき生産効率を向上することが
できる。また本発明による装置は、洗浄装置と乾燥装置
とを一体化できるため、洗浄装置全体が小型化され低価
格化が可能となる。また本発明による装置は、洗浄工程
から乾燥工程までを同一槽内で実行できるため、搬送に
より洗浄槽内の洗浄液が槽外に滴下することを防止でき
洗浄液の使用量も削減することができる。さらに、洗浄
装置と乾燥装置とを一体化できるため、工場内の設置ス
ペースを小スペース化でき生産効率のよい装置の配置が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置の主要部を示す構成図。
【図2】従来の超音波洗浄装置の主要部を示す構成図。
【図3】本発明による装置の動作を示すフロー図。
【符号の説明】
50 洗浄槽 50a 開口部 50b 延長部 50c 筒体 52 シャッタ 53 超音波振動子 55 昇降ハンド 55a フック 60 加圧配管 62 噴出口 66 減圧配管 68 水封式ポンプ 70 循環配管 72 循環ポンプ 74 フィルタ 80 バスケット移載レール 80a 搭載部 82 レールガイド 90 被洗浄物 92 バスケット 92a 保持部 100 洗浄液

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽内に被洗浄物を投入し超音波を印
    加させ洗浄を行う超音波洗浄方法において、 密閉した前記洗浄槽内に洗浄液を貯留させ減圧装置によ
    り洗浄槽内を減圧するとともに前記洗浄液を脱気させる
    減圧脱気工程と、 前記減圧脱気工程後に被洗浄物を搬送し前記洗浄槽内の
    保持装置に保持させる搬送工程と、 前記搬送工程後に前記洗浄槽内を密閉し加圧装置により
    洗浄槽内に圧縮空気を供給させ加圧する加圧工程と、 前記加圧工程と同時に前記保持装置に保持された被洗浄
    物を前記洗浄液内に浸漬させる浸漬工程と、 前記浸漬工程後に前記洗浄槽内に超音波を印加させ被洗
    浄物を超音波洗浄する洗浄工程と、 前記洗浄工程後に前記保持装置により被洗浄物を洗浄液
    内から引き上げるとともに前記加圧装置により圧縮空気
    を前記被洗浄物に噴出させ液切を行う液切工程と、 前記液切工程後に前記減圧装置により洗浄槽内を減圧す
    ることにより前記被洗浄物を真空乾燥させる乾燥工程と
    からなる被洗浄物の洗浄乾燥方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の被洗浄物の洗浄乾燥方
    法において、 前記減圧脱気工程は、前記減圧装置により、ほぼ0.5
    Torrまで減圧することを特徴とする被洗浄物の洗浄
    乾燥方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の被洗浄物の洗浄乾燥方
    法において、 前記加圧工程は、前記加圧装置により、ほぼ2〜3Kg
    /Cm 2まで加圧することを特徴とする被洗浄物の洗浄
    乾燥方法。
  4. 【請求項4】 洗浄槽内に貯留させ脱気した洗浄液の中
    に被洗浄物を浸漬させ加圧するとともに超音波を印加し
    洗浄を行う超音波洗浄装置において、 前記被洗浄物を保持し前記洗浄槽内に搬送する搬送装置
    と、 前記搬送装置により搬送された被洗浄物を前記洗浄槽内
    で保持し作動するように設けられた保持装置と、 前記洗浄槽内の空気を吸引する真空手段を備え前記洗浄
    槽内を減圧するとともに前記被洗浄物の真空乾燥を行う
    減圧装置と、 前記洗浄槽内に圧縮空気を供給する空気供給手段を備え
    前記洗浄槽内を加圧するとともに噴出口を装着し被洗浄
    物に噴出させ液切を行う加圧装置とによりなることを特
    徴とする被洗浄物の洗浄乾燥装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の被洗浄物の洗浄乾燥装
    置において、 前記保持装置は、シリンダ構造を有し前記洗浄槽の内側
    上面に装着され前記被洗浄物を保持し上下に昇降すると
    ともに前記洗浄液中に浸漬または引き上げ動作を行うこ
    とを特徴とする被洗浄物の洗浄乾燥装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の被洗浄物の洗浄乾燥装
    置において、 前記真空手段は、水封式の真空ポンプであるこを特徴と
    する被洗浄物の洗浄乾燥装置。
JP3957197A 1997-02-24 1997-02-24 被洗浄物の洗浄乾燥方法および洗浄乾燥装置 Pending JPH10242104A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011143321A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Shin Etsu Handotai Co Ltd 単結晶ブロックの洗浄装置及び洗浄方法
JP2016068060A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 ペクサン ハイ−テック カンパニー リミテッド 簡易洗浄装置およびその運用方法
KR101658428B1 (ko) * 2015-05-29 2016-09-21 미노스 주식회사 기판 처리 장치

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