JP2016064534A - インクジェット印刷用紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、一般の印刷用塗工紙のように、軽質炭酸カルシウムとスチレンブタジエンラテックスとを含有する塗工層を有しながらも、インクジェットインクの吸収性が良好なインクジェット印刷用紙を提供することである。
【解決手段】本発明に係るインクジェット印刷用紙は、基紙の少なくとも片面に、顔料とバインダーとを含有するインク受容層を設けたインクジェット印刷用紙において、インク受容層は、顔料として軽質炭酸カルシウムを含有し、バインダーとしてスチレンブタジエンラテックスを含有し、かつ、微カチオン性高分子を含有し、該微カチオン性高分子のカチオン化度が0meq/gを超え3.00meq/g以下である。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット印刷用紙に関する。
インクジェット記録方式は、染料インク又は顔料インクの液滴を吐出し、記録紙上に付着させることによってドットを形成し、記録を行う方式である。近年、インクジェットプリンター、インク及び記録媒体の技術的進歩によって、印字品質の高い記録が可能になってきている。また、商業印刷などの分野においては、可変情報をデジタル化して高速に印刷する、いわゆるオンデマンド印刷方式が導入されつつあり、オンデマンド印刷方式を採用しているインクジェット印刷機も登場しつつある。このようなオンデマンド印刷方式においては、情報を製版することなく紙などのメディアに直接印刷することが可能なために少部数の印刷にも適している。最近では、装置の高速化又は高精細化に著しい進歩が見られることによる用途の拡大に伴い、一般の印刷用塗工紙(例えば一般のオフセット印刷用紙)にもインクジェット適性を付与する要望が発生してきている。また、特に最近では装置がより高速化しているため、インク吸収性のより良好な用紙が求められてきている。
一般の印刷用塗工紙では、顔料とバインダーとを含有する塗工層が設けられている。顔料としては炭酸カルシウムを使用することが一般的であり、とりわけ、インキの受理性向上及び塗工層の白色度向上の観点から軽質炭酸カルシウムが使用される。また、バインダーとしては、適切な印刷強度を付与するために、スチレンブタジエンラテックスを用いることが一般的である。しかし、このような一般の印刷用塗工紙をインクジェット印刷機に適用すると、一般のインクジェット用紙に比べてインクジェット用インクの吸収性が著しく悪く、画像鮮明性及びインク吸収性も実用に耐えられるものではない。この理由として、塗工層に顔料として使用する軽質炭酸カルシウムの細孔容積が比較的低いこと、バインダーとして使用されるスチレンブタジエンラテックスが塗工層の細孔容積を著しく低下させてしまうことが挙げられる。なお、従来のインクジェット用紙のインク受容層には、シリカ、アルミナ又はベーマイトなどの軽質炭酸カルシウムに比べると細孔容積の大きな顔料を主成分として用いて塗工層のインク吸収性を高めている。しかし、これらの顔料は高価であるため、商業印刷分野の一般の印刷用塗工紙で用いるのに実用的ではない。
このように、一般の印刷用塗工紙をインクジェット印刷機に適用することには様々な問題があるため、種々の改良が加えられた印刷用紙が開発されている。このような印刷用紙として、塗工層にカチオン性の化合物からなるインクジェットインク用定着剤を多量に含有させた印刷用紙が開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。また、塗工層に特定の形状を有する軽質炭酸カルシウムを含有させた印刷用紙が開示されている(例えば、特許文献2を参照。)。
特許第5455280号公報 特開2013−132854号公報
しかし、特許文献1に開示された、カチオン性化合物はカチオン化度が大きすぎることから、スチレンブタジエンラテックスと併用した場合には塗工層用の塗工液が過度に凝集してしまい、結果的に塗工層強度が低下して通常のオフセット印刷などの印刷適性を損ねてしまう問題があった。また、特許文献2の場合には、一定以上のインク吸収性を望むことが困難となり、また、塗工層強度が低下しやすい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、一般の印刷用塗工紙のように、軽質炭酸カルシウムとスチレンブタジエンラテックスとを含有する塗工層を有しながらも、インクジェットインクの吸収性が良好なインクジェット印刷用紙を提供することにある。また、オフセット印刷などの一般の印刷に適する塗工層強度を有するインクジェット印刷用紙を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るインクジェット印刷用紙は、基紙の少なくとも片面に、顔料とバインダーとを含有するインク受容層を設けたインクジェット印刷用紙において、前記インク受容層は、前記顔料として軽質炭酸カルシウムを含有し、前記バインダーとしてスチレンブタジエンラテックスを含有し、かつ、微カチオン性高分子を含有し、該微カチオン性高分子のカチオン化度が0meq/gを超え3.00meq/g以下であることを特徴とする。
本発明に係るインクジェット印刷用紙では、前記顔料100質量部のうち、20〜100質量部が軽質炭酸カルシウムであることが好ましい。微カチオン性高分子と共存させることで、インク吸収性をより高めることができる。
本発明に係るインクジェット印刷用紙では、前記微カチオン性高分子の含有量が、前記インク受容層中の顔料100質量部に対して0.01〜3.00質量部であることが好ましい。優れたインク吸収性と優れた塗工層強度とを両立させることができる。
本発明によれば、一般の印刷用塗工紙のように炭酸カルシウムとスチレンブタジエンラテックスとを含有する塗工層を有しながらも、インクジェットインクの吸収性が良好なインクジェット印刷用紙とすることができる。また、オフセット印刷などの一般の印刷に適する塗工層強度を有するインクジェット印刷用紙とすることができる。そして、本発明の印刷用紙は、従来の一般の印刷用塗工紙と同様の製造効率を維持することが可能であるから、安価にインクジェット印刷用紙を提供することが可能となる。
次に、本発明について実施形態を示して詳細に説明するが、本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。本発明の効果を奏する限り、実施形態は種々の変形をしてもよい。
本発明者等は、インク受容層の強度を維持しつつ、インク受容層の細孔を増加させるために、軽質炭酸カルシウムとスチレンブタジエンラテックスとを含有するインク受容層中に微カチオン性高分子を含有させることで、インク吸収性を向上させることに成功した。また上記方法にて、一般印刷用塗工紙と同様、オフセット印刷などの、一般の印刷適性も有することも見出し、本発明に至った。すなわち、本実施形態に係るインクジェット印刷用紙は、基紙の少なくとも片面に、顔料とバインダーとを含有するインク受容層を設けたインクジェット印刷用紙において、インク受容層は、顔料として軽質炭酸カルシウムを含有し、バインダーとしてスチレンブタジエンラテックスを含有し、かつ、微カチオン性高分子を含有し、該微カチオン性高分子のカチオン化度が0meq/gを超え3.00meq/g以下である。
(1)基紙
本実施形態に係るインクジェット印刷用紙の基紙に使用するパルプとしては、LBKP(広葉樹さらしクラフトパルプ)若しくはNBKP(針葉樹さらしクラフトパルプ)などの化学パルプ、GP(砕木パルプ)、PGW(加圧式砕木パルプ)、RMP(リファイナーメカニカルパルプ)、TMP(サーモメカニカルパルプ)、CTMP(ケミサーモメカニカルパルプ)、CMP(ケミメカニカルパルプ)若しくはCGP(ケミグランドパルプ)などの機械パルプ、DIP(脱インキパルプ)などの木材パルプ、又はケナフ、バガス、竹若しくはコットンなどの非木材パルプを用いることが可能である。これらは、単独で使用するか、又は任意の割合で混合して使用することが可能である。また、本発明の目的とする効果を損なわない範囲において、合成繊維を更に配合することができる。環境保全の観点から、ECF(Elemental Chlorine Free)パルプ、TCF(Total Chlorine Free)パルプ、古紙パルプ又は植林木から得られるパルプを用いることがより好ましい。
基紙に使用する填料としては、例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレー、カオリン、焼成クレー、二酸化チタン、水酸化アルミニウムを用いることが可能である。基紙中の填料含有量は、パルプの乾燥質量100質量部に対して、2〜30質量部であることが好ましい。より好ましくは3〜17質量部である。さらに好ましくは、4〜15質量部である。2質量部以下では白色度向上及び不透明度向上などの効果が得られない。30質量部を超えると紙自体の強度が不足し、印刷・加工に耐えられず実質使用することができない。
基紙には、パルプ及び填料以外に、内添サイズ剤、湿潤紙力増強剤などの内添紙力増強剤、嵩高剤、歩留り向上剤、濾水性向上剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、蛍光消色剤又はピッチコントロール剤などの各種助剤を、適宜配合することができる。内添サイズ剤は、各種公知のものが使用でき、特に限定されず、例えば、強化ロジンサイズ剤、酸性ロジンサイズ剤、弱酸性ロジンサイズ剤、AKD(アルキルケテンダイマー)又はASA(アルケニル無水コハク酸)である。内添紙力増強剤としては、従来公知の紙力増強剤を使用することが可能であり、例えば、澱粉系紙力増強剤、ポリアクリルアミド系紙力増強剤又はポリビニルアルコール系紙力増強剤である。
基紙を抄紙する方法は、特に限定されるものではなく、長網抄紙機、長網多層抄紙機、円網抄紙機、円網多層抄紙機、長網円網コンビ多層抄紙機又はツインワイヤー抄紙機などの各種装置で製造できる。
また、基紙には表面サイズ液を塗布してもよい。表面サイズ液としては、澱粉、ポリビニルアルコール又はポリアクリルアミドなどの公知の水溶性高分子を含有させた水溶液などが挙げられるが特に限定されるものではない。基紙の坪量は、特に限定されないが、通常30〜400g/mである。より好ましくは、50〜350g/mである。
上記方法で得られた基紙の片面又は両面には顔料とバインダーとを主体とした塗工液を塗工して設けられるアンダー層を塗工しても何ら差し支えなく、このアンダー層を塗工した後の塗工紙を本実施形態に係るインクジェット印刷用紙の基紙として用いることができる。
(2)インク受容層
本実施形態に係るインクジェット印刷用紙では、基紙の少なくとも片面に、顔料と、スチレンブタジエンラテックスと、微カチオン性高分子とを含有するインク受容層を設ける。本発明において、インク受容層は、インクジェット印刷用紙の塗工層のうち、最表層の塗工層をいう。インク受容層は、顔料として軽質炭酸カルシウムを含有する。インク受容層中に軽質炭酸カルシウムと微カチオン性高分子とを共存させることによって、インク受容層の細孔容積がより増加し、インク吸収性が向上するものと考えられる。この原因としては、軽質炭酸カルシウムと微カチオン性高分子との凝集作用が適度に大きいため、インク受容層の細孔容積が適度に増加するものと考えられる。軽質炭酸カルシウム及び微カチオン性高分子の併用によって、インク受容層の細孔容積を、例えば、0.1〜0.5cm/gに調整することができる。インク受容層の細孔容積は、0.2〜0.4cm/gであることがより好ましい。本明細書において、細孔容積とは、チッソ吸着法で測定した細孔容積をいう。
軽質炭酸カルシウムの含有量は、インク受容層に含有する顔料100質量部に対して20〜100質量部であることが好ましい。より好ましくは25〜85質量部である。ここで、軽質炭酸カルシウムの含有量は、インク受容層が基紙の両面に設けられる場合は、片面当たりの含有量である。インク受容層中の全顔料に占める軽質炭酸カルシウムの比率が高くなることで、微カチオン性高分子との適度な凝集作用によって、インク受容層の細孔容積がより増加してインク吸収性が向上する。軽質炭酸カルシウムの添加量が20質量部未満では、インク吸収性が不足するおそれがある。
軽質炭酸カルシウムは、レーザー回折法による粒度分布曲線の50体積%粒子径(D50)が0.8〜10μmであることが好ましく、1.3〜5.0μmであることがより好ましい。D50をこの範囲とすることで、インク吸収性の更なる向上が可能となる。
軽質炭酸カルシウムと併用することが可能な顔料としては、特に限定するものではなく、一般の印刷用塗工紙の塗工層に使用される公知の顔料が使用でき、例えば、重質炭酸カルシウム、カオリン(クレーを含む)、焼成クレー、酸化亜鉛、酸化チタン若しくは水酸化アルミニウムなどの無機顔料、又はプラスチックピグメントなどの有機高分子の微粒子である。これらの中から目的に応じて1種又は2種以上を適宜選択して使用する。本実施形態では、軽質炭酸カルシウムとカオリンとを組合せて用いることがより好ましい。軽質炭酸カルシウムとカオリンとを併用することで、インク吸収性及び光沢感を向上させることができる。
本実施形態においては、インク受容層は、バインダーとしてスチレンブタジエンラテックスを含有する。スチレンブタジエンラテックスをインク受容層のバインダーとして使用することで、塗工層強度を従来の一般印刷用塗工紙並みの強度にすることが可能である。また、安価であるので製造コストを低く抑えることが可能である。さらに、塗工層の脱落を防ぎ、キャレンダー処理時のキャレンダーロール汚れを抑制することで白紙面感の悪化を防ぐことができる。
本実施形態においては、インク受容層のバインダーとしてスチレンブタジエンラテックス以外にその他のバインダーを更に用いることができる。スチレンブタジエンラテックスと併用可能なその他のバインダーとしては、例えば、酸化澱粉、酵素変性澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉、カチオン性澱粉若しくは両性澱粉などの澱粉類、ゼラチン、カゼイン、大豆タンパク若しくはポリビニルアルコールなどの水溶性高分子、又は酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂若しくはポリアミド系樹脂などの合成樹脂類である。これらの中から目的に応じて1種又は2種以上を適宜選択して使用する。特に澱粉とスチレンブタジエンラテックスとの組合せが、インク受容層の塗工層強度及びコスト抑制の観点から好ましい。但し、上記のその他のバインダーを使用する場合であっても、塗工層強度を満足させ、かつ、一般の印刷用塗工紙と同様の製造効率を維持して安価なインクジェット印刷用紙とするために、インク受容層中のバインダー全量中におけるスチレンブタジエンラテックスの比率は60質量%以上であることが好ましく、70質量%以上であることがより好ましく、80質量%以上であることが更に好ましい。ここで、スチレンブタジエンラテックスの比率は、インク受容層が基紙の両面に設けられる場合は、片面当たりの比率である。なお、前述した澱粉とスチレンブタジエンラテックスとを併用する場合には、質量比率で、澱粉:スチレンブタジエンラテックス=10:90〜40:60の割合で併用するのが好ましく、更に好ましくは15:85〜30:70である。すなわち、澱粉及びスチレンブタジエンラテックスの合計質量100質量部に対して、澱粉の質量が10〜40質量部であることが好ましく、15〜30質量部であることがより好ましい。
インク受容層中のバインダーの配合量は、特に限定されないが、インク受容層中の顔料100質量部に対し3〜50質量部とすることが好ましく、5〜40質量部とすることがより好ましい。配合量が3質量部未満であると塗工層が脱落し、塗工層強度を損ねるおそれがある。50質量部を超えるとインク吸収性を満足できないおそれがある。
本実施形態においては、インク受容層が微カチオン性高分子を含有する。本発明において、微カチオン性高分子とは、カチオン化度が0meq/gを超え3.00meq/g以下である高分子をいう。インクジェット印刷用紙に用いられるカチオン性インク定着剤のカチオン化度は、通常、3.00meq/gを超える。カチオン性インク定着剤は、例えば、特許文献1に開示されたカチオン性化合物である。一般のインクジェット印刷用紙に用いられるカチオン性インク定着剤が、インクの定着性の向上に直接作用するのに対して、微カチオン性高分子は、軽質炭酸カルシウムとの適度な凝集作用によって、インク受容層の細孔容積を増加させることでインク受容層のインクの吸収性を向上させる働きがある。また、微カチオン性高分子は、スチレンブタジエンラテックスとも適度に凝集する。即ち、インク受容層に微カチオン性高分子を含有させることによって、インク受容層の乾燥工程において塗工層の細孔容積が適度に増加し、インク吸収性が向上する。微カチオン性高分子を用いることで、顔料として軽質炭酸カルシウムを用い、かつ、バインダーとしてスチレンブタジエンラテックスを用いた場合であっても、インク受容層用の塗工液が過度に凝集することがなく、塗工層強度に優れたインク受容層とすることができる。
微カチオン性高分子をインク受容層中に含有させる方法としては、軽質炭酸カルシウム、スチレンブタジエンラテックス及び微カチオン性高分子を含有する塗工液(以降、インク受容層用塗工液という。)を基紙に塗布する方法、顔料として軽質炭酸カルシウム及びバインダーとしてスチレンブタジエンラテックスを含有し、かつ、微カチオン性高分子を含有しない塗工液を基紙に塗布した後、塗工面が乾燥する前にその表面に微カチオン性高分子を含む塗布液を塗布する方法などが挙げられる。このうち、軽質炭酸カルシウム、スチレンブタジエンラテックス及び微カチオン性高分子を含有するインク受容層用塗工液を基紙に塗布する方法であることがより好ましい。塗工層の深さ方向の全体にわたって、微カチオン性高分子と軽質炭酸カルシウム及びスチレンブタジエンラテックスとを適度に凝集させることができる。その結果、インク吸収性をより向上することができる。
微カチオン性高分子のカチオン化度は、0.05〜3.00meq/gであることがインク吸収性及び塗工層強度を高く維持できる観点からより好ましい。0.05meq/g未満では、インク吸収性に劣る場合がある。3.00meq/gを超えると、カチオン性高分子が軽質炭酸カルシウム及びスチレンブタジエンラテックスと過度に凝集して、平滑な塗工面が得られず、インク受容層の塗工層強度が劣る。微カチオン性高分子のカチオン化度は、0.10〜2.50meq/gであることが特に好ましい。カチオン化度はコロイド滴定法にて測定可能である。
微カチオン性高分子のインク受容層中の含有量は、インク受容層中の顔料100質量部に対して0.01〜3.00質量部であることが好ましい。ここで、微カチオン性高分子のインク受容層中の含有量は、インク受容層が基紙の両面に設けられる場合は、片面当たりの含有量である。0.01質量部未満ではインク吸収性が低下する場合がある。3.00質量部を超えると、インク受容層の塗工層強度が劣る場合がある。微カチオン性高分子の含有量は、インク受容層中の顔料100質量部に対して0.05〜2.00質量部であることがより好ましい。
本実施形態において使用可能な微カチオン性高分子は、例えば、ポリエチレンイミン、エピクロルヒドリン変性ポリアルキルアミン、ポリアミン、ポリアミンポリアミドエピクロルヒドリン、ジメチルアミンアンモニアエピクロルヒドリン、ポリビニルベンジルトリメチルアンモニウムハライド、ポリジアクリルジメチルアンモニウムハライド、ポリジメチルアミノエチルメタクリレート塩酸塩、ポリビニルピリジウムハライド、カチオン性ポリアクリルアミド、カチオン性ポリスチレン共重合体、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド重合物、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド二酸化硫黄共重合物、ジアリルジメチルアンモニウムクロライドアミド共重合物、ジシアンジアミドホルマリン重縮合物、ジシアンジアミドジエチレントリアミン重縮合物、ポリアリルアミン、ポリジアリルアミン、ポリアリルアミン塩酸塩、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリアミドエポキシ樹脂、メラミン樹脂酸コロイド、尿素系樹脂、カチオン変性ポリビニルアルコール、アミノ酸型両性界面活性剤、ベタイン型化合物、ポリアミジン化合物、変性ポリアミン樹脂、変性ポリアミド樹脂、その他第4級アンモニウム塩類、カチオン変性ポリウレタン樹脂のうち、微カチオン性のものである。前述したインク受容層用の塗工液に含有させるにあたっては、水溶液又はエマルジョンの形態であることが好ましい。微カチオン性高分子は、1種を単独で使用するか、又は2種以上を併用してもよい。本実施形態では、微カチオン性高分子が、ポリアミン系樹脂、ポリアミド系樹脂及びポリアクリルアミド系樹脂の中から選ばれる少なくとも1種であることがより好ましい。
また、インク受容層には、必要に応じて各種助剤を適宜配合してもよい。各種助剤は、例えば、粘度調節剤、柔軟剤、光沢付与剤、分散剤、流動変性剤、紫外線吸収剤、安定化剤、帯電防止剤、蛍光増白剤、着色剤、pH調節剤、消泡剤、可塑剤又は防腐剤である。
(3)塗工方式
本実施形態に係るインクジェット印刷用紙は、例えば、インク受容層用塗工液を基紙の表面に塗工し、乾燥することで得ることができる。また、本実施形態に係るインクジェット印刷用紙は、軽質炭酸カルシウム及びスチレンブタジエンラテックスを含有し、かつ、微カチオン性高分子を含有しない塗工液を基紙の表面に塗工して塗工面を形成し、該塗工面が湿潤状態にあるうちに、微カチオン性高分子を含有する塗工液を塗工面上に塗工し、乾燥することで製造してもよい。インク受容層用塗工液又は各種塗工液の塗工方式としては、特に限定するものではなく、一般に使用されている公知の塗工装置が使用される。塗工装置は、例えば、エアーナイフコーター、ブレードコーター、グラビアコーター、ロッドブレードコーター、ロールコーター、リバースロールコーター、バーコーター、カーテンコーター、ダイスロットコーター、チャンプレックスコーター、メータリングブレード式のサイズプレスコーター、ショートドウェルコーター、スプレーコーター、ゲートロールコーター又はリップコーターである。
インク受容層の塗工量は、特に限定するものではないが、基紙の片面あたり、固形分換算で、2〜40g/mとすることが好ましい。より好ましくは5〜30g/mであり、更に好ましくは8〜20g/mである。塗工量が2g/m未満では所望の白紙光沢を得ることが困難となる場合がある。40g/mを超える場合はコスト的に不利となる場合がある。
(4)キャレンダー処理
本実施形態に係るインクジェット印刷用紙は、一般の印刷用塗工紙と同様に、キャレンダー処理を施して光沢を付与してもよい。基紙上にインク受容層用塗料を塗工、乾燥した後にキャレンダー処理を行うことが好ましい。キャレンダー処理装置としては、通常のスーパーキャレンダー、グロスキャレンダー、シューニップキャレンダー、ソフトキャレンダーなどが用いられる。キャレンダー処理時の、加圧装置形態、加圧ニップ数又は温度条件などの処理条件は、適宜調節して処理することができる。
次に、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。また、例中の「部」、「%」は、特に断らない限りそれぞれ「質量部」、「質量%」を示す。なお、添加部数は、固形分換算の値である。
(実施例1)
(基紙の作製)
カナディアンスタンダードフリーネス480mlcsfの広葉樹晒クラフトパルプ100部、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121、奥多摩工業社製)8部、カチオン化澱粉(商品名:ネオタック30T、日本食品加工社製)0.25部、中性ロジンサイズ(商品名:CC167、星光PMC社製)0.18部に水を加えて紙料を調製し、長網多筒式抄紙機を用いて坪量67.5g/mの原紙を作製した。この原紙にゲートロールコーターによって、酸化澱粉(商品名:MS3800、日本食品化工社製)を両面あたりの乾燥塗布量が2.5g/mとなるように塗布し、乾燥して基紙を得た。
(インク受容層用塗工液の調製)
カオリン(商品名:コンツアー1500、イメリス社製)50部及び軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121MS、平均粒子経1.7μm、奥多摩工業社製)50部に分散剤(商品名:アロンT-50、東亜合成社製)0.25部を加え、加水してコーレス分散機を用いて水分散し、顔料スラリーを作製した。この顔料スラリーに、バインダーとしてリン酸エステル化澱粉(商品名:MS4600、日本食品加工社製)2部及びスチレンブタジエンラテックス(商品名:PA0372、日本エイアンドエル株式会社製)9部、微カチオン性高分子として変性ポリアミン系樹脂(商品名:PA629、カチオン化度0.05meq/g、星光PMC社製)0.05部を加え、更に水を加えて分散させ、固形分濃度55%のインク受容層用塗工液を調製した。
(インクジェット印刷用紙の作製)
上記で得られた基紙の両面に、インク受容層用塗工液を、片面当たりの乾燥塗工量が10g/mになるようにブレードコーターを用いて塗工、乾燥した。その後、キャレンダー処理を行い、坪量が90g/mのインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例2)
実施例1において、微カチオン性高分子を、変性ポリアミン系樹脂(商品名:PA629、カチオン化度0.05meq/g、星光PMC社製)0.05部から、ポリアクリルアミド樹脂(商品名:フロックスターESC51、カチオン化度1.2meq/g、三晶株式会社製)0.05部に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例3)
実施例1において、微カチオン性高分子を、変性ポリアミン系樹脂(商品名:PA629、カチオン化度0.05meq/g、星光PMC社製)0.05部から、変性ポリアミン系樹脂(商品名:Sumirez Resin SPI−102A、カチオン化度1.9meq/g、田岡化学社製)0.05部に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例4)
実施例1において、微カチオン性高分子を、変性ポリアミン系樹脂(商品名:PA629、カチオン化度0.05meq/g、星光PMC社製)0.05部から、変性ポリアミド系樹脂(商品名:Sumirez Resin SPI−203(50)H、カチオン化度3.0meq/g、田岡化学社製)0.05部に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例5)
実施例1において、微カチオン性高分子の添加量を0.01部とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例6)
実施例1において、微カチオン性高分子の添加量を1.0部とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例7)
実施例1において、微カチオン性高分子の添加量を3.0部とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例8)
実施例1のインク受容層用塗工液の調製において、カオリン(商品名:コンツアー1500、イメリス社製)の添加量を90部とし、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121MS、奥多摩工業社製)の添加量を10部とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例9)
実施例1のインク受容層用塗工液の調製において、カオリン(商品名:コンツアー1500、イメリス社製)の添加量を80部とし、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121MS、奥多摩工業社製)の添加量を20部とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例10)
実施例1のインク受容層用塗工液の調製において、カオリン(商品名:コンツアー1500、イメリス社製)の添加量を20部とし、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121MS、奥多摩工業社製)の添加量を80部とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例11)
実施例1のインク受容層用塗工液の調製において、カオリン(商品名:コンツアー1500、イメリス社製)を添加せず、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121MS、奥多摩工業社製)の添加量を100部とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(実施例12)
実施例1のインク受容層用塗工液の調製において、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121MS、奥多摩工業社製)50部を、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121、平均粒子経2.6μm、奥多摩工業社製)50部に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(比較例1)
実施例1において、微カチオン性高分子を添加しなかったこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(比較例2)
実施例1において、微カチオン性高分子の代わりに、インクジェットインク用定着剤であるカチオン性ポリアミジン系樹脂(商品名:ハイマックスSC−700L、カチオン化度4.5meq/g、ハイモ社製)0.05部を添加したこと以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
(比較例3)
実施例1のインク受容層用塗工液の調製において、軽質炭酸カルシウム(商品名:TP−121MS、奥多摩工業社製)50部を、重質炭酸カルシウム(カービラックス、イメリス社製)50部に変更した以外は、実施例1と同様にしてインクジェット印刷用紙を作製した。
得られたインクジェット印刷用紙について、以下に示す方法により評価を行った。得られた結果を表1及び表2に示す。
(1)インク吸収性評価
得られたインクジェット印刷用紙に、以下の2機種のインクジェットプリンターを用いて、色合いの異なる混色ベタ部を隣り合わせたパターンを作製して印字を行い、各ベタ部の境界滲みの具合を目視で以下のように評価した。インク吸収性が悪いと境界が滲む傾向にある。
プリンターA:CM8060 ColorMFP(ヒューレットパッカード社製)(オンデマンド印刷方式用)
プリンターB:PX−101(EPSON社製)(パーソナル用)
◎:滲みが全くなく、実用できる。合格。
○:滲みが僅かに発生するが、実用できる。合格。
△:滲みが発生し、実用不可。不合格。
×:滲みが著しく発生し、実用不可。不合格。
(2)インク受容層の強度
得られたインクジェット印刷用紙にオフセット印刷を行い、印刷終了後のブランケット汚れを評価した。塗工層強度が低くなるほど、ブランケットが汚れやすい。
◎:ブランケット汚れが全くなく、実用できる。合格。
○:ブランケット汚れが僅かに発生するが、実用できる。合格。
△:ブランケット汚れが発生し、実用不可。不合格。
×:ブランケット汚れが著しく発生し、実用不可。不合格。
Figure 2016064534
Figure 2016064534
表1及び表2から明らかなように、実施例1〜11で得られたインクジェット印刷用紙は、インクジェットインクの吸収性が良く、インク受容層の塗工層強度に優れるものであった。従って、インクジェットプリンターでの印字適性が良好で、オフセット印刷などの一般印刷にも適したインクジェット印刷用紙であると予想される。
一方、比較例1で得られたインクジェット印刷用紙は、微カチオン性高分子がインク受容層に含有されていないために、インク吸収性に劣った。比較例2で得られたインクジェット印刷用紙は、微カチオン性高分子ではなく、カチオン化度の高いインクジェットインク用定着剤がインク受容層に含有されているために塗工層強度に劣った。比較例3で得られたインクジェット印刷用紙は、軽質炭酸カルシウムがインク受容層に含有されていないために、インク吸収性に劣った。
本実施形態に係るインクジェット印刷用紙は、インクジェットプリンターでの印字適性が良好で、オフセット印刷などの一般印刷にも適する。また、本実施形態に係るインクジェット印刷用紙は、オンデマンドインクジェット印刷用紙として利用可能である。

Claims (3)

  1. 基紙の少なくとも片面に、顔料とバインダーとを含有するインク受容層を設けたインクジェット印刷用紙において、
    前記インク受容層は、前記顔料として軽質炭酸カルシウムを含有し、前記バインダーとしてスチレンブタジエンラテックスを含有し、かつ、微カチオン性高分子を含有し、該微カチオン性高分子のカチオン化度が0meq/gを超え3.00meq/g以下であることを特徴とするインクジェット印刷用紙。
  2. 前記顔料100質量部のうち、20〜100質量部が軽質炭酸カルシウムであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷用紙。
  3. 前記微カチオン性高分子の含有量が、前記インク受容層中の顔料100質量部に対して0.01〜3.00質量部であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット印刷用紙。
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