JP2016064105A - ネイルプリント装置、ネイルプリント装置の動作制御方法及びネイルプリント装置の動作制御プログラム - Google Patents

ネイルプリント装置、ネイルプリント装置の動作制御方法及びネイルプリント装置の動作制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】爪領域全体を正確に抽出できるネイルプリント装置、ネイルプリント装置の動作制御方法及びネイルプリント装置の動作制御プログラムを提供する。
【解決手段】ネイルプリント装置は、輝度差分データ演算部57及び長さ方向爪端部位置取得部58を備え、長さ方向爪端部位置取得部58は、輝度差分データ毎に爪の先端側端部の位置と爪の根元側端部の位置を取得し、長さ方向爪端部位置取得部58は、輝度差分データの指の一番先端側にある負のピークを基準位置として、この基準位置よりも指の先端側にある極大値に基づいて爪の先端側端部の位置を取得し、基準位置よりも指の根元側にある最も値の大きい極大値の位置を爪の根元側端部の位置として取得する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネイルプリント装置、ネイルプリント装置の動作制御方法及びネイルプリント装置の動作制御プログラムに関する。
従来、印刷しようとする爪を有する指を、装置本体に設けた指載置台上に固定し、ネイルデザインを指の爪に印刷するネイルプリント装置が提案されている。
ネイルプリント装置では、印刷範囲を特定するために、指の爪の領域(爪領域)を検出する必要があり、そのために、印刷をしようとする指の画像をカメラで取得し、取得した画像から爪領域を検出する方法が知られている。
爪領域を検出する方法として、例えば、特許文献1では、Watershed法を用いている。Watershed法とは、領域分割の手法の一つで、画像の輝度勾配を山の嶺(みね)とみなし、山の高い(=輝度値の高い)位置から流れ込む水の作る区域を1つの領域として分割する手法である。特許文献1では、輝度が最も高い領域を爪領域の起点とし、起点を含む領域をWatershed法で検出することで、画像から爪領域を抽出している。
ここで、一般的に、人の爪には爪先部(爪床から離れ、不透明になった部分)があり、爪先部は爪先部でない部分より輝度が高く(白っぽく)見える。そのため、Watershed法を用いて爪領域の検出を行っても、爪先部は抽出され難いという問題点がある。このため、爪領域全体を正確に抽出する技術が要望されている。
特開2012−146182号公報
本発明は、上記のような事情に鑑みなされたものであり、ネイルデザインを施す爪の指において、爪領域全体を正確に抽出できるネイルプリント装置、ネイルプリント装置の動作制御方法及びネイルプリント装置の動作制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、以下の構成によって把握される。
本発明のネイルプリント装置は、爪先部と該爪先部より暗く見える非爪先部と、を有する爪を含む指の画像を取得する画像取得部と、前記画像を構成する複数の画素の、前記指の長さ方向に沿って互いに隣接する2つの前記画素間の輝度値の差を示す輝度差分データを取得する輝度差分データ演算部と、前記輝度差分データに基づいて、前記爪の前記指の長さ方向の先端側の端部の位置と、前記爪の前記指の長さ方向の根元側の端部の位置とを取得する長さ方向爪端部位置取得部と、を備え、前記長さ方向爪端部位置取得部は、前記輝度差分データが、前記爪先部の明るさと前記非爪先部との明るさとの差に対応する値及び変化を示す位置を基準位置として検出し、前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にある極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得し、前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にある極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得する、ことを特徴とする。
本発明のネイルプリント装置の動作制御方法は、爪先部と該爪先部より暗い色を有する非爪先部と、を有する爪を含む指の画像を取得する画像取得ステップと、前記画像を構成する複数の画素の、前記指の長さ方向に沿って互いに隣接する2つの前記画素間の輝度値の差を示す輝度差分データを取得する輝度差分データ演算ステップと、前記輝度差分データに基づき、前記爪の前記指の長さ方向の先端側の端部の位置と、前記爪の前記指の長さ方向の根元側の端部の位置と前記爪の先端側端部とを取得する長さ方向爪端部位置取得ステップと、を含み、前記長さ方向爪端部位置取得ステップは、前記輝度差分データが、前記爪先部の明るさと前記非爪先部との明るさとの差に対応する値及び変化を示す位置を基準位置として検出し、前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にある極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得し、前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にある極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得することを特徴とする。
本発明のネイルプリント装置の動作制御プログラムは、コンピュータに、爪先部と該爪先部より暗い色を有する非爪先部と、を有する爪を含む指の画像を取得させ、前記画像を構成する複数の画素の、前記指の長さ方向に沿って互いに隣接する2つの前記画素間の輝度値の差を示す輝度差分データを取得させ、前記輝度差分データに基づき、前記爪の前記指の長さ方向の先端側の端部の位置と、前記爪の前記指の長さ方向の根元側の端部の位置と前記爪の先端側端部とを取得させ、前記長さ方向爪端部位置の取得において、前記輝度差分データが、前記爪先部と前記非爪先部との明るさの差に対応する変化を示す位置を基準位置として検出させ、前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にある極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得させ、前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にある極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得させることを特徴とする。
本発明によれば、ネイルデザインを施す爪の指において、爪領域全体を正確に抽出できるネイルプリント装置、ネイルプリント装置の動作制御方法及びネイルプリント装置の動作制御プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るネイルプリント装置の正面図である。 図1のA矢視図であり、一部を断面にして内部構造を示した側面図である。 実施形態に係る表示部の平面図である。 実施形態に係る制御の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る指及び爪領域の抜き出しを説明する図であり、(a)は取得画像を示す図、(b)は背景画像を示す図、(c)は抜き出した後の取得画像を示す図である。 実施形態に係る特徴量を説明する図である。 実施形態に係るネイルプリント装置の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る指受け入れ部周辺の側断面を模式的に示す図である。 (a)は取得画像の平面図、(b)は指の長さ方向に沿って取得した輝度値及び輝度値輝度差分データの一例を(a)に対応して描いたグラフである。 (a)は取得画像の平面図、(b)は指の幅方向に沿って取得した輝度値の一例を(a)に対応して描いたグラフである。 実施形態に係る爪領域を説明する取得画像の平面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。また、以下の説明において、「前」、「後」は、各々、ネイルプリント装置に正対したときの「手前側」、「奥側」を示し、「左」、「右」は、各々、ネイルプリント装置に正対したときの「左側」、「右側」を示す。
また、以下の実施形態では、ネイルプリント装置は手の指の爪の表面を描画対象面として、これに描画するものとして説明するが、本発明の描画対象面は手の指の爪の表面に限るものではなく、例えば足の指の爪の表面を描画対象面としてもよい。
(実施形態の構成)
ネイルプリント装置の構成を図1〜図3に基づいて説明する。図1は、ネイルプリント装置の正面図であり、図2は、図1のA矢視図であって一部を断面にして内部構造を示した側面図である。図3は、表示部を上方から見た平面図である。
図1及び図2に示すように、ネイルプリント装置10は、人の指の爪11にデザインを描くペン型のプロッタであって、ケース本体40と、このケース本体40に収容される装置本体41と、を備える。なお、図1及び図2において、ケース本体40を二点鎖線で示している。
ケース本体40の一側(この例では、右側)には、開閉可能なペン取り換え用蓋部39が設けられる。
ケース本体40の上面(天板)には、表示部32が設置されている。この例では、表示部32は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機エレクトロルミネッセンスディスプレイなど各種のフラットディスプレイである。また、表示部32は、操作部31を兼ね備えたタッチパネル式となっており、例えば、指先やスタイラスペン又は先の尖った棒状の筆記具などによって表示部32の表面を触るタッチ操作によって、ユーザーからの指示を取り込むことができる。表示部32のさらに詳しい構成については、後述する。
図1に示すように、装置本体41は、略箱状に形成され、ケース本体40の前下部に設けられる下部機枠42と、ケース本体40の前上部に設けられ下部機枠42に固定される上部機枠43とから構成される。そして、装置本体41には、指固定部45や画像取得部46が設けられる。さらに、装置本体41には、ペン20を備える描画部70と、この描画部70を左右方向及び前後方向に移動させる移動装置80と、ペン先26を保護するためのキャップ部47と、ペン20を慣らすためのペン慣らし書き部48と、各部の動作を制御する制御装置51(図4参照)と、が設けられる。なお、ネイルプリント装置10(描画部70)に搭載されるペン20の数は、任意であるが、ここでは、4本のペン20を搭載したものを例示している。
上部機枠43は、表示部32の下面に沿うように設けられる基板43aと、左右一対の上部側板43bとにより構成される。上部機枠43には、ペン取り換え用蓋部39に対応する位置にペン取り換え口43cを設ける。ペン20の装填・取り出しに際しては、描画部70を右側に移動させた状態でペン取り換え用蓋部39を開け、ペン取り換え口43cを介してペン20をペンホルダ72に装填したり取り出したりすることができる。実際の使用では、表示部32に表示される手順にしたがって、タッチパネル式の表示部32を操作し、デザインなどを選択すると、どのペンホルダ72に何色のペン20を入れるか(例えば、「No.1のペンホルダ72」に、「No.2のペン20」を入れるなど)が指示される。
図2に示すように、下部機枠42は、背面板42a、底板42b、左右一対の下部側板42c及び隔壁42dにより構成される。下部側板42cの下端部は、底板42bの左右方向の端部に連結される。背面板42aは、底板42bと下部側板42cによって囲われる領域の後側を塞ぐように底板42b及び下部側板42cに連結される。背面板42aの下部は、前方に向けて階段状に凹む凹部42eが形成される。隔壁42dは、下部機枠42の内側空間(背面板42a、底板42b及び下部側板42cで囲われる空間)を上下に区切るように下部機枠42の内側に設けられる。隔壁42dは、略水平方向に沿って設けられる。隔壁42dの左右両端部は、下部側板42cに連結され、隔壁42dの後端部は、背面板42aに連結される。
下部機枠42には、指固定部45が一体に設けられる。指固定部45は、隔壁42dによって区分けされる指受け入れ部45aと指退避部45bを有する。指受け入れ部45aは、隔壁42dの上側でかつ下部機枠42の左右方向の略中央位置に配置される。指受け入れ部45aは、デザインを描く爪11に対応する描画指12を受け入れる。一方、指退避部45bは、隔壁42dの下側に形成され、非描画指13を退避させる。
指受け入れ部45aは、下部機枠42の前方側及び上方側に開口している。指受け入れ部45aの下側には、隔壁42dの一部を構成する描画指載置部45a1が形成される。また、隔壁42dの上面でかつ下部機枠42の前面側の両側部には、下部機枠42の前面側を塞ぐ前壁42fが立設される。また、隔壁42dの上面には、この前壁42fから指受け入れ部45aに向けて徐々に幅が狭くなる左右一対のガイド壁42gが設けられる。左右一対のガイド壁42gは、描画指12を指受け入れ部45aに案内する機能を有する。
指固定部45では、ユーザーは、指受け入れ部45aに挿入した描画指12と指退避部45bに挿入した非描画指13とで隔壁42dを挟むことができる。これにより、指受け入れ部45a内に挿入された描画指12を安定して固定することができる。
さらに、隔壁42dの前部に下方に張り出した突出部42d1を形成することができる。この例では、突出部42d1の上面は、水平方向に沿う面であり、突出部42d1の下面は、前方に行くにしたがってその厚さが徐々に薄くなるテーパ状の面に形成される。そして、突出部42d1の下面の後側には、上方に凹む凹部42d2が形成される。このような突出部42d1及び凹部42d2を隔壁42dに設けることにより、非描画指13が指退避部45bに挿入されたとき、描画済みの爪11と凹部42d2の天井面との間に空間が確保される。その結果、描画済みの爪11が隔壁42dに接触して装置側にインクが付着したり、爪11に描かれた絵柄が擦れて損なわれたりすることを防止できる。
図1に戻る。図1に示すように、画像取得部46は、基板43aの下面の中央部に設けられており、カメラ46a及び照明灯46bを備える。この例では、複数(例えば、2個)のカメラ46aと複数(例えば、4個)の照明灯46bを搭載した構成を示す。カメラ46aは、指受け入れ部45a内に挿入された描画指12及びその爪11を撮影するものであり、例えば、200万画素程度又はそれ以上の画素数を有するものを好適に用いることができる。複数の照明灯46bは、カメラ46aを囲うように配置され、カメラ46aによる撮影の際に描画指12の爪11を照明する。照明灯46bには、白色LEDなどを好適に用いることができる。
なお、画像取得部46において、複数のカメラ46aのうち、少なくとも1個を真上から爪11を撮影するように指受け入れ部45aの直上に配置し、少なくとも1個を斜め上方から爪11を撮影するように指受け入れ部45aの直上からずらして配置することができる。これにより、カメラ46aによって爪11を平面的に撮影するとともに爪11を斜め上方から撮影することで、爪11の曲率をより正確に計算し、湾曲した爪11の面に合わせて好適にデザインを爪11に描くことができる。
図2に示すように、移動装置80は、描画部70を支持するキャリッジ81をX方向(左右方向)に移動させるXステージ82と、キャリッジ81をY方向(前後方向)に移動させるYステージ83とを備える。Xステージ82及びYステージ83のそれぞれは、ステッピングモータからなる駆動部85、ボールネジ及びガイドにより構成される。駆動部85は、ステッピングモータの他、サーボモータなど各種の駆動手段から選択可能であり、描画部70を随意に移動可能な手段であれば種類は任意である。また、Xステージ82及びYステージ83は、ステッピングモータ、ボールネジ及びガイドの組合せの他、一般に使用されているシャフトやガイドとワイヤで構成された機構などでもよい。
キャリッジ81は、Xステージ82から上方に向けて延びる下部キャリッジ81aと、この下部キャリッジ81aの上端から前方に向けて延びる上部キャリッジ81bとにより構成される。上部キャリッジ81bの前端部には、描画部70が取り付けられる。
ネイルプリント装置10においては、キャリッジ81を移動装置80によってX方向及びY方向に任意に移動させることにより、描画部70のペン20をX方向及びY方向における任意の位置に移動させることができ、所望のデザインが爪11に描画可能である。
図1に戻る。図1に示すように、キャップ部47は、指受け入れ部45aの左右一側(この例では、左側)に配置される。キャップ部47は、キャップ本体47aと、キャップ本体47aに設けられ上方に開放した挿入穴47bとを有する。この挿入穴47bには、ペン20のペン先26が上方から挿入可能である。ネイルプリント装置10では、非使用時において、描画部70をキャップ部47の上方に移動させ、ペン20のペン先26を挿入穴47bに挿入しておくことができる。これにより、非描画時におけるペン先26の乾燥を防ぐことができる。なお、挿入穴47bの数は、描画部70に搭載するペン20の本数に応じて任意に設定可能である。この例では、ペン20の本数(4本)に合わせて4つの挿入穴47bを左右に並べて設ける。
ペン慣らし書き部48は、平板状の部分であり、キャップ部47の後側に配置される。また、上部側板43b(この例では、左側の上部側板43b)には、差し込み口43b1が設けられる。ペン慣らし書き部48には、差し込み口43b1から差し込まれた被描画媒体15が載置される。被描画媒体15は、ペン先26を慣らすことができるものであれば任意であり、例えば、紙などを用いることができる。このネイルプリント装置10では、ペン先26が乾いていたりインクの乗りが悪く書き始めがかすれたりするのを防止するため、爪11にデザインを描く直前に、被描画媒体15にペン20のペン先26を、接触を下降させて、「○」や「∞」などの所定の図形を描画して、慣らし書きを行う。これにより、良好な状態のペン先26を用いて爪11にデザインを描くことができる。所定の図形は格別に限定されるものではく、インクが無駄に消費しないように、「○」や「∞」などの単純な図形であることが好適である。また、「○」や「∞」などの慣らし書きは、ペン慣らし書き部48の範囲内で、慣らし書きを行う毎に、同じところに書かないように少しずつ位置をずらしながら書くようにすることが望ましい。また、被描画媒体15の略全面を慣らし書きで使用した場合は、表示部32に「紙を交換して下さい」などの文字を表示することができ、これにより、新しい紙に慣らし書ができる。
図3に示すように、表示部32の左右一側(この例では、右側)には、カメラ46aによって撮影された描画指12の画像(以下、「取得画像P」と称する)、取得画像Pに含まれる爪11の領域(以下、「爪領域T」と称する)を確認することができるデザイン確認部32aが設けられる。一方、表示部32の左右他側(この例では、左側)には、複数のネイルデザインD1,D2,D3・・・が表示されるデザイン選択部32bが設けられる。なお、以下の説明において、複数のネイルデザインD1,D2,D3・・・を総じて称する場合は、「ネイルデザインD」と記載する。
デザイン選択部32bでは、表示された複数のネイルデザインDの中から爪11に描画するネイルデザインDをタッチ操作によって選択可能である。また、デザイン確認部32aの左右に設けられる三角形のボタン32cを押すことで、デザイン確認部32aに表示されていない別のネイルデザインDを表示させることができる。
さらに、表示部32には、取得画像Pを取得するための画像取得ボタン32eと、選択したネイルデザインDを爪11に描画するための描画ボタン32fとが設けられる。
図4は、本発明に係るネイルプリント装置10の制御の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、制御装置51は、CPU(Central Processing Unit)により構成される制御部52と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などで構成される記憶部53とを備える。
制御部52は、撮影制御部54、画像抜き出し処理部56、輝度差分データ演算部57、長さ方向爪端部位置取得部58、幅方向輝度データ取得部59、幅方向爪端部位置取得部61、爪領域抽出部62、爪特徴量算出部63、表示制御部64、描画制御部65及び画像処理部66を備える。これらの機能は、制御部52のCPUと記憶部53のROMに記憶されたプログラムとの共働によって実現される。
撮影制御部54は、画像取得部46のカメラ46a及び照明灯46bを制御してカメラ46aにより、指受け入れ部45aに挿入された描画指12を撮影し、取得画像Pを得る。
図5(a)〜(c)に示すように、画像抜き出し処理部56は、取得画像Pから指の領域(以下、「指領域Y」と称する)及び爪領域Tを抜き出す。ここで、取得画像Pには、指受け入れ部45aの内部に対応する背景の領域Qと、指領域Yと、爪領域Tとからなる3つの領域が含まれている(図5(a)参照)。画像抜き出し処理部56は、このような取得画像Pから指領域Y及び爪領域Tを抜き出し、その抜き出した指領域Y及び爪領域Tの背景を黒く塗りつぶす処理を行う(図5(c)参照)。この処理を行うにあたり、予め、背景だけが映った画像(以下、「背景画像B」と称する)を用意しておく(図5(b)参照)。そして、取得画像Pと背景画像Bにおいて互いに対応する画素を比較し、色が大きく違う領域を指領域Y及び爪領域Tとして抽出する。
より具体的には、取得画像PのRGB値をRa,Ga,Ba、背景画像BのRGB値をRb,Gb,Bb、閾値をTとしたとき、以下で表される次式(1)で判定を行う。
(Ra−Rb)+(Ga−Gb)+(Ba−Bb)>T・・・・(1)
すなわち、式(1)を満たす領域は、指領域Y及び爪領域Tと判断する。一方、式(1)を満たさない領域は、背景と判断し、黒色(赤、緑、青の画素値を0)にする。このようにして指領域Y及び爪領域Tを抜き出した後の取得画像(以下、この画像を「取得画像P1」と称する)は、図5(c)に示されるような画像となる。
図4に戻る。図4に示すように、輝度差分データ演算部57は、取得画像P1において近接する2つの画素間で輝度値の差を取る演算を描画指12の長さ方向に沿って行い、輝度差分データを取得する。長さ方向爪端部位置取得部58は、輝度差分データに基づき、輝度差分データ上での爪11の長さ方向の端部の位置を取得する。
幅方向輝度データ取得部59は、取得画像P1の画素から描画指12の幅方向に沿った輝度データを取得する。幅方向爪端部位置取得部61は、輝度データに基づき、描画指12の幅方向両端部の位置を取得する。爪領域抽出部62は、長さ方向爪端部位置取得部58及び幅方向爪端部位置取得部61により得られる爪11の端部の位置に基づいて爪領域Tを抽出する。
ここで、輝度値の算出には、「NTSC係数による加重平均法(NTSC Coeffcients method)」を用いることができる。NTSC係数による加重平均法は、R(赤)、G(緑)、B(青)のそれぞれの画素値に重み付けをして3で割り、平均をとりグレースケール化する方法であり、重み付けの係数(NTSC Coeffcients)は、一般にテレビ放送で利用されている輝度信号(明るさ)の分離方法と同じである。R、G、Bの3つの画素値が0〜255の任意の整数をとるものとすると、グレースケール変換後の値Y(値の範囲は0〜255の任意の整数とする)は、Y=0.30R+0.59G+0.11Bで求められ、このYの値を本実施形態における輝度値とした。なお、本発明にいう「輝度値」の算出方法は、この例に格別に限定されるものではなく各種の算出方法から任意に選択可能である。
なお、輝度差分データ演算部57、長さ方向爪端部位置取得部58、幅方向輝度データ取得部59、幅方向爪端部位置取得部61及び爪領域抽出部62のより具体的な機能は、後述する爪領域Tを検出する方法において詳細に説明する。
爪特徴量算出部63は、爪11の特徴量を算出する。図6は、特徴量を説明する取得画像の平面図である。
爪11の特徴を表す特徴量は、例えば、爪領域Tの面積や、爪領域Tの面積を爪11の長さ方向に沿って爪11を取り囲む外接四角形Sの面積で割った爪11の面積率Rなどである。
これら特徴量は、図6に示すように、描画指12の長さ方向に沿った爪11の最大長さを爪11の長さHとし、描画指12の長さ方向に直交する方向を幅方向としたときの爪11の最大幅を爪11の幅Wとすることで求めることができる。
なお、爪領域Tの面積は、爪領域Tの画素数から求めることができる。
具体的に、図6を用いて説明すれば、爪11の長さHは、爪11の幅方向をX軸とし描画指12の長さ方向をY軸としたとき、(爪領域TのY座標の最大値−爪領域TのY座標最小値)で求められる。また、爪11の幅Wは、(爪領域TのX座標の最大値−爪領域TのX座標の最小値)で求められる。そして、面積率Rは、爪領域Tの面積/{爪11の長さH×爪11の幅W}で求められ、爪領域Tがどれだけ四角形に近い形状かを示す値である。
図4に戻り、表示制御部64は、表示部32を制御して表示部32に各種の画面を表示させる。表示制御部64は、例えば、デザイン選択部32bやデザイン確認部32a、取得画像Pや爪領域Tなどの各種の表示画面や、画像取得ボタン32e、描画ボタン32fなどの各種ボタンを表示部32に表示させる。
描画制御部65は、画像処理部66によって生成された描画データを移動装置80及び描画部70に出力し、爪11に対してこの描画データに応じた描画を施すように、移動装置80の駆動部85と、描画部70の動作を制御し、ペン20による描画を行う。
画像処理部66は、取得画像P1における爪領域Tの大きさに合わせて、ユーザーにより選択されたネイルデザインDの縮小・拡大を行い、描画データを生成する。
記憶部53のROMには、ネイルプリント装置10を動作させるための各種プログラムや各種データが格納されており、これらのプログラムが制御装置51によって実行されることで、ネイルプリント装置10の各部が統括制御される。
また、記憶部53には、画像取得部46によって取得されたユーザーの爪領域Tを記憶する爪画像記憶部67と、複数のネイルデザインDを記憶するネイルデザイン記憶部68とが設けられている。
(実施形態の動作)
続いて、ネイルプリント装置10において爪領域Tを検出する方法(本発明のネイルプリント装置の動作制御方法」に相当)を図7〜図11に基づいて説明する。図7はネイルプリント装置の動作を示すフローチャート、図8は指受け入れ部周辺の側断面を模式的に示す図、図9(a)は取得画像の平面図、(b)は描画指の長さ方向に沿って取得した輝度値及び輝度値輝度差分データの一例を(a)に対応して描いたグラフ、図10(a)は取得画像の平面図、(b)は描画指の幅方向に沿って取得した輝度値の一例を(a)に対応して描いたグラフ、図11は抽出した爪領域を説明する取得画像の平面図である。
図7に示すように、まず、ステップS1において、ユーザーは、表示部32の画像取得ボタン32eを押す。より具体的には、一方の手の描画指12を指受け入れ部45aの前側開口から挿入して描画指載置部45a1に載置した状態で(図8参照)、他方の手を使って画像取得ボタン32eを押す。これにより、カメラ46aにより爪11を含む指が撮影されて、爪11と指を含む取得画像Pが取得される(本発明にいう「撮影ステップ」に相当)。
次に、ステップS2において、取得された取得画像Pから指領域Y及び爪領域Tを抜き出し、取得画像P1を取得する(図5(c)参照)。
次に、ステップS3において、爪11の縁を形成するエッジEを取得画像P1から検出する処理を行う。ここでエッジEとは、画素値が大きく変化する部分をいう。
このステップS3を図9(a)及び(b)に基づいて詳細に説明する。なお、図9(a)では、黒く塗り潰した背景を省略した取得画像P1を示す(図10(a)においても同様)。
まず、図9(a)及び(b)に示すように、輝度差分データ演算部57は、描画指12の長さ方向に沿って、輝度データ及び、互いに隣接する2つの画素間の輝度差を示す輝度差分データを取得する。ここで、輝度差分データ演算部57は、図9(a)において、複数の矢印(1)で示すように取得画像P1をスキャンすることで、描画指12の幅方向に並ぶ複数の輝度差分データを取得する(本発明にいう「輝度差分データ演算ステップ」に相当する)。ここで、輝度差は、上記矢印(1)の方向に沿って互いに隣接する2つの画素間の輝度差であり、1つの第1の画素の輝度値から、当該第1の画素に対して矢印(1)の逆方向に隣接する第2の画素の輝度値を引いた値である。
図9(b)は、複数の輝度データ及び複数の輝度差分データのうち、描画指12の幅方向の略中央位置におけるデータを示すグラフであり、横軸が、取得画像P1の指先側の端点から測定した距離を表し、縦軸が輝度値(0.3R+0.59G+0.11Bで求まる値)を表す。また、輝度データを破線で示し、輝度差分データを実線で示している。実線で示す輝度差分データは、描画指12の指先側の端点からの位置xの輝度値をV(x)としたとき、V(x)−V(x−1)で求まる値である。
図9(b)に示すように、輝度データのグラフでは、4つの箇所(図中、○で囲った部分)で輝度値が大きく変化していることが分かる。すなわち、背景と描画指12の境界(輝度差分データの結果は正の値)と、描画指12と爪先部の境界(輝度差分データの結果は正の値)と、爪先部と非爪先部の境界(輝度差分データの結果は負の値)、非爪先部と描画指12の境界(輝度差分データの結果は正の値)において、輝度値が大きく変化している。これら4つの境界の輝度差分データの符号(正負)に注目すると、爪先部と非爪先部の境界のみ、符号が正ではなく、負となっている。これは、例示した爪11に限られるものではなく、一般的に、爪11には多少なりとも爪先部が存在し、この爪先部は、描画指12や非爪先部よりも輝度値が高く(白っぽく)見える特徴がある。本発明者は、このような特徴、すなわち負のピーク91に着目し、この負のピーク91を基準に、爪11の長さ方向両端部に対応するエッジE(図9(a)において「×」印で示す)の検出を行う。
より具体的には、長さ方向爪端部位置取得部58は、輝度差分データの描画指12の一番先端側にある負のピーク91を基準として、負のピーク91よりも描画指12の先端側にある極大値の位置92に基づき、爪11の先端側端部の位置93を取得する。それとともに、長さ方向爪端部位置取得部58は、負のピーク91を基準として負のピーク91よりも描画指12の根元側にある最も値の大きい極大値の位置94を爪11の根元側端部の位置95として取得する。ここで、長さ方向爪端部位置取得部58は、図9(b)に示す例のように、負のピーク91を基準として負のピーク91よりも描画指12の先端側にある極大値96が2つ存在する場合、描画指12の先端側から2つ目の極大値96aの位置を爪11の先端側端部の位置93として取得する。
ここでは、爪11が指先より短い描画指12を例示したが、爪11が指先より伸びている場合でも、背景を黒色にする処理を行っているため、背景と爪先部の境界は、正の値(輝度値が大きくなる方向の変化)になる。この場合、負のピーク91を基準として負のピーク91よりも描画指12の先端側にある極大値が1つとなり、長さ方向爪端部位置取得部58は、その1つの極大値の位置を爪11の先端側端部の位置93として取得する。
つまり、爪11の状態で、極大値が2つの場合と1つの場合とがあり得るので、長さ方向爪端部位置取得部58は、極大値が2つの場合は、2つ目の極大値96aの位置を爪11の先端側端部の位置93として、1つの場合は、その1つの極大値の位置を爪11の先端側端部の位置93として取得する。
さらに、ステップS3では、幅方向輝度データ取得部59が、図10(a)及び(b)に示すように、描画指12の幅方向に沿って輝度データを取得する。ここで、幅方向輝度データ取得部59は、図10(a)において、複数の矢印(2)で示すように取得画像P1をスキャンすることで、描画指12の長さ方向に並ぶ複数の輝度データを取得する。
図10(b)は、複数の輝度データのうち、描画指12の長さ方向中央位置におけるデータを示すグラフであり、横軸が、取得画像P1の描画指12の幅方向一端側から測定した距離を表し、縦軸が輝度値を表す。
図9(b)に示すように、輝度データのグラフでは、非爪先部の左右両端(非爪先部と指側部との間に形成される窪んだ2つの境界)で、輝度値が大きく低下していることが分かる。幅方向爪端部位置取得部61は、指の幅内で、輝度データ上の爪11の幅方向中央より一方の端部側にある最も輝度の低い位置101を爪11の一方の端部の位置102として取得し、輝度データ上の爪11の幅方向中央より他方の端部側にある最も輝度の低い位置103を爪11の他方の端部の位置104として取得する。
このようにしてステップS3では、爪11の先端側端部の位置93及び根元側端部の位置95を描画指12の幅方向において複数組得るとともに、爪11の幅方向の一方の端部の位置102及び他方の端部の位置104を描画指12の長さ方向において複数組得る。そして、これらの検出した多数のエッジEを例えば黒色にする(図11参照)。
図7に戻り、ステップS4では、爪領域抽出部62により、ステップS3で検出処理されたエッジEに基づいて、爪領域Tを抽出する。これにより、図11に示すように、指領域Yと爪領域Tとが、エッジEによって分割される。
そして、図11に示すように、多数のエッジEを結んで出来る内側の領域が爪領域Tとなるが、ここで、ノイズ等により、爪領域Tではない複数の領域も検出されてしまう場合がある。そこで、複数の領域が検出された場合には、検出された複数の領域から正しい爪領域Tを選別するために、各領域における面積(画素数)及び面積率R’を求め、それが爪11の特徴量(面積、面積率)に合致するかによって爪領域Tを求めるようにしてもよい。
具体的には、実際の爪11は、一般に、面積が30mm程度以上2400mm程度以下であって、面積がこれより小さい、あるいは、大きいことは殆どないので、その求められた複数の領域の中で、面積(画素数)が30mm以上2400mm以下である領域を爪領域Tと判定するようにしてもよい。
また、実際の爪11は、一般に、面積率Rが60%以上であって、面積率がこれより小さいことは殆どないので、その求められた複数の領域の中で、面積率R’が60%以上である領域を爪領域Tと判定するようにしてもよい。更に、より正確に判定するために、面積(画素数)及び面積率が共に上記範囲に該当する領域を爪領域Tと判定するようにしてもよい。
以上の動作は、取得画像Pを撮影させる機能と、輝度差分データ演算部57に輝度差分データを取得させるとともに、描画指12の幅方向に並ぶ複数の輝度差分データを取得させる機能と、長さ方向爪端部位置取得部58に輝度差分データの描画指12の一番先端側にある負のピーク91を基準として負のピーク91よりも描画指12の先端側にある極大値の位置92に基づき、爪11の先端側端部の位置93を取得させるとともに、負のピーク91を基準として負のピーク91よりも描画指12の根元側にある最も値の大きい極大値の位置94を爪11の根元側端部の位置95として取得させることを、輝度差分データ毎に行わせる機能と、を少なくとも実現するプログラム(本発明の「ネイルプリント装置の動作制御プログラム」に相当)により実行され、このプログラムは記憶部53のROMに格納される。
(実施形態の効果)
以上、説明した実施形態によれば、ネイルデザインDを施す爪11の指において、爪領域T全体を正確に抽出できるネイルプリント装置10、ネイルプリント装置の動作制御方法及びネイルプリント装置の動作制御プログラムを提供することができる。
上記では、具体的な実施形態に基づき本発明について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
図5を参照して背景に当たる部分を黒く塗りつぶす処理を行う場合について説明したが、例えば、取得画像Pにおいて背景Q(図5(a)参照。)自体が黒く撮像されるように、撮像エリアとなる指受け入れ部45aの内部を黒色に着色しておくようにしてもよい。
このようにすれば、背景だけが映った背景画像B(図5(b)参照)を準備する必要はなく、また、背景Qを黒く塗りつぶす処理を行う必要もない。
なお、背景Qを黒くする処理は、指や爪と背景との差が明確に出るように背景については、輝度が低くなる処理をしているものである。
したがって、黒に限定される必要はなく、輝度が低くなるような色であればよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形や改良等を加えた発明も本発明の技術的範囲に含まれるものである。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
爪先部と該爪先部より暗く見える非爪先部と、を有する爪を含む指の画像を取得する画像取得部と、
前記画像を構成する複数の画素の、前記指の長さ方向に沿って互いに隣接する2つの前記画素間の輝度値の差を示す輝度差分データを取得する輝度差分データ演算部と、
前記輝度差分データに基づいて、前記爪の前記指の長さ方向の先端側の端部の位置と、前記爪の前記指の長さ方向の根元側の端部の位置とを取得する長さ方向爪端部位置取得部と、
を備え、
前記長さ方向爪端部位置取得部は、
前記輝度差分データが、前記爪先部の明るさと前記非爪先部との明るさとの差に対応する値及び変化を示す位置を基準位置として検出し、
前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にある極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得し、
前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にある極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得する、
ことを特徴とするネイルプリント装置。
<請求項2>
前記長さ方向爪端部位置取得部は、
前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にあって、前記輝度差分データが所定の閾値を越える値を有している極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得し、
前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にあって、前記輝度差分データが所定の閾値を越える値を有している極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得することを特徴とする請求項1に記載のネイルプリント装置。
<請求項3>
前記長さ方向爪端部位置取得部は、
前記基準位置よりも前記指の先端側に、前記極値が2つ以上存在する場合、前記基準位置に最も近い位置にある前記極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載のネイルプリント装置。
<請求項4>
前記画像を構成する複数の画素の、前記指の幅方向に沿った前記各画素の輝度値を輝度データとして取得する幅方向輝度データ取得部と、
前記輝度データに基づき、前記指の幅方向の前記爪の幅方向の一方の端部の位置と前記爪の幅方向の他方の端部の位置を取得する幅方向爪端部位置取得部と、
を備え、
前記幅方向爪端部位置取得部は、
前記輝度データにおける、前記爪の幅方向中央より前記一方の端部との間で最も輝度の低い位置を前記爪の幅方向の一方の端部の位置として取得し、
前記輝度データにおける、前記爪の幅方向中央より前記他方の端部との間で最も輝度の低い位置を前記爪の幅方向の他方の端部の位置として取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のネイルプリント装置。
<請求項5>
前記長さ方向爪端部位置取得部により取得される前記爪の前記先端側の端部の位置及び前記根元側の端部の位置と、前記幅方向爪端部位置取得部により取得される前記爪の幅方向の一方の端部の位置及び前記爪の幅方向の他方の端部の位置と、に基づいて前記爪の領域全体の形状を取得することを特徴とする請求項4に記載のネイルプリント装置。
<請求項6>
設定されたデザイン画像の画像データを、前記取得された前記爪の領域全体の形状に基づいて補正して生成された描画データにより、前記爪に描画を施す描画部を備えることを特徴とする請求項5に記載のネイルプリント装置。
<請求項7>
爪先部と該爪先部より暗い色を有する非爪先部と、を有する爪を含む指の画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像を構成する複数の画素の、前記指の長さ方向に沿って互いに隣接する2つの前記画素間の輝度値の差を示す輝度差分データを取得する輝度差分データ演算ステップと、
前記輝度差分データに基づき、前記爪の前記指の長さ方向の先端側の端部の位置と、前記爪の前記指の長さ方向の根元側の端部の位置と前記爪の先端側端部とを取得する長さ方向爪端部位置取得ステップと、
を含み、
前記長さ方向爪端部位置取得ステップは、
前記輝度差分データが、前記爪先部の明るさと前記非爪先部との明るさとの差に対応する値及び変化を示す位置を基準位置として検出し、
前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にある極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得し、
前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にある極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得することを特徴とするネイルプリント装置の動作制御方法。
<請求項8>
コンピュータに、
爪先部と該爪先部より暗い色を有する非爪先部と、を有する爪を含む指の画像を取得させ、
前記画像を構成する複数の画素の、前記指の長さ方向に沿って互いに隣接する2つの前記画素間の輝度値の差を示す輝度差分データを取得させ、
前記輝度差分データに基づき、前記爪の前記指の長さ方向の先端側の端部の位置と、前記爪の前記指の長さ方向の根元側の端部の位置と前記爪の先端側端部とを取得させ、
前記長さ方向爪端部位置の取得において、
前記輝度差分データが、前記爪先部と前記非爪先部との明るさの差に対応する変化を示す位置を基準位置として検出させ、
前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にある極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得させ、
前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にある極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得させることを特徴とするネイルプリント装置の動作制御プログラム。
10 ネイルプリント装置
11 爪
12 描画指
46 画像取得部
57 輝度差分データ演算部
58 長さ方向爪端部位置取得部
59 幅方向輝度データ取得部
61 幅方向爪端部位置取得部
70 描画部
91 描画指の一番先端側にある負のピーク
92 描画指の先端側にある極大値の位置
93 爪の先端側端部の位置
94 爪の根元側にある最も値の大きい極大値の位置
95 爪の根元側端部の位置
96 極大値
96a 描画指の先端側から2つ目の極大値
101 一方の端部側にある最も輝度の低い位置
102 爪の幅方向の一方の端部の位置
103 他方の端部側にある最も輝度の低い位置
104 爪の幅方向の他方の端部の位置
D ネイルデザイン
P 取得画像
P1 取得画像
Y 指領域
E エッジ

Claims (8)

  1. 爪先部と該爪先部より暗く見える非爪先部と、を有する爪を含む指の画像を取得する画像取得部と、
    前記画像を構成する複数の画素の、前記指の長さ方向に沿って互いに隣接する2つの前記画素間の輝度値の差を示す輝度差分データを取得する輝度差分データ演算部と、
    前記輝度差分データに基づいて、前記爪の前記指の長さ方向の先端側の端部の位置と、前記爪の前記指の長さ方向の根元側の端部の位置とを取得する長さ方向爪端部位置取得部と、
    を備え、
    前記長さ方向爪端部位置取得部は、
    前記輝度差分データが、前記爪先部の明るさと前記非爪先部との明るさとの差に対応する値及び変化を示す位置を基準位置として検出し、
    前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にある極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得し、
    前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にある極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得する、
    ことを特徴とするネイルプリント装置。
  2. 前記長さ方向爪端部位置取得部は、
    前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にあって、前記輝度差分データが所定の閾値を越える値を有している極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得し、
    前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にあって、前記輝度差分データが所定の閾値を越える値を有している極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得することを特徴とする請求項1に記載のネイルプリント装置。
  3. 前記長さ方向爪端部位置取得部は、
    前記基準位置よりも前記指の先端側に、前記極値が2つ以上存在する場合、前記基準位置に最も近い位置にある前記極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載のネイルプリント装置。
  4. 前記画像を構成する複数の画素の、前記指の幅方向に沿った前記各画素の輝度値を輝度データとして取得する幅方向輝度データ取得部と、
    前記輝度データに基づき、前記指の幅方向の前記爪の幅方向の一方の端部の位置と前記爪の幅方向の他方の端部の位置を取得する幅方向爪端部位置取得部と、
    を備え、
    前記幅方向爪端部位置取得部は、
    前記輝度データにおける、前記爪の幅方向中央より前記一方の端部との間で最も輝度の低い位置を前記爪の幅方向の一方の端部の位置として取得し、
    前記輝度データにおける、前記爪の幅方向中央より前記他方の端部との間で最も輝度の低い位置を前記爪の幅方向の他方の端部の位置として取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のネイルプリント装置。
  5. 前記長さ方向爪端部位置取得部により取得される前記爪の前記先端側の端部の位置及び前記根元側の端部の位置と、前記幅方向爪端部位置取得部により取得される前記爪の幅方向の一方の端部の位置及び前記爪の幅方向の他方の端部の位置と、に基づいて前記爪の領域全体の形状を取得することを特徴とする請求項4に記載のネイルプリント装置。
  6. 設定されたデザイン画像の画像データを、前記取得された前記爪の領域全体の形状に基づいて補正して生成された描画データにより、前記爪に描画を施す描画部を備えることを特徴とする請求項5に記載のネイルプリント装置。
  7. 爪先部と該爪先部より暗い色を有する非爪先部と、を有する爪を含む指の画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像を構成する複数の画素の、前記指の長さ方向に沿って互いに隣接する2つの前記画素間の輝度値の差を示す輝度差分データを取得する輝度差分データ演算ステップと、
    前記輝度差分データに基づき、前記爪の前記指の長さ方向の先端側の端部の位置と、前記爪の前記指の長さ方向の根元側の端部の位置と前記爪の先端側端部とを取得する長さ方向爪端部位置取得ステップと、
    を含み、
    前記長さ方向爪端部位置取得ステップは、
    前記輝度差分データが、前記爪先部の明るさと前記非爪先部との明るさとの差に対応する値及び変化を示す位置を基準位置として検出し、
    前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にある極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得し、
    前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にある極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得することを特徴とするネイルプリント装置の動作制御方法。
  8. コンピュータに、
    爪先部と該爪先部より暗い色を有する非爪先部と、を有する爪を含む指の画像を取得させ、
    前記画像を構成する複数の画素の、前記指の長さ方向に沿って互いに隣接する2つの前記画素間の輝度値の差を示す輝度差分データを取得させ、
    前記輝度差分データに基づき、前記爪の前記指の長さ方向の先端側の端部の位置と、前記爪の前記指の長さ方向の根元側の端部の位置と前記爪の先端側端部とを取得させ、
    前記長さ方向爪端部位置の取得において、
    前記輝度差分データが、前記爪先部と前記非爪先部との明るさの差に対応する変化を示す位置を基準位置として検出させ、
    前記輝度差分データにおける、前記基準位置より前記爪の先端側にある極値の位置に基づいて、前記爪の先端側の端部の位置を取得させ、
    前記輝度差分データにおける、前記基準位置よりも前記指の根元側にある極値の位置に基づいて、前記爪の根元側の端部の位置を取得させることを特徴とするネイルプリント装置の動作制御プログラム。
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