JP2016062290A - 現金処理装置及び現金処理装置の硬貨回収方法 - Google Patents

現金処理装置及び現金処理装置の硬貨回収方法 Download PDF

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Abstract

【課題】硬貨の回収作業を短時間で行うこと、かつ安全に硬貨を回収すること。
【解決手段】 硬貨ホッパ17と、硬貨20を搬送する硬貨搬送路2と、硬貨を排出する硬貨発行口14と、硬貨を回収する硬貨回収ボックス18と、硬貨を硬貨発行口14と硬貨回収ボックス18のいずれかの方向に切替える切替機構9と、硬貨の一括回収を指示する一括回収ボタン24を選択可能に表示する操作表示部19を有し、切替機構9が硬貨回収ボックス18の方向に切替られ、かつ操作表示部19の一括回収ボタン24が選択されたときに一括回収動作を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、硬貨発行部を有する外貨両替機等の現金処理装置に関する。
従来、外貨両替機等の現金処理装置は、紙幣発行部及び硬貨発行部を有していた。図10は従来の現金処理装置の構成図である。図10(a)は現金処理装置200の正面図を示し、図10(b)は現金処理装置200の右側面図を示す。外貨両替機としての現金処理装置200は、図10(a)に示すように、硬貨発行部51及び紙幣発行部61を有する。硬貨発行部51の正面には釣銭硬貨を発行する硬貨発行口64を有する。紙幣発行部61の正面には顧客の操作をガイドする操作表示部59、外国紙幣を受付ける外貨挿入口62及び両替紙幣としての紙幣を発行する紙幣発行口63を有する。
更に、硬貨発行部51の内部は、図10(b)に示すように、硬貨を金種別に収納する硬貨ホッパ67及び硬貨ホッパ67から硬貨発行口64へ硬貨を搬送する硬貨搬送路52を有する。更に、硬貨発行口64は、硬貨搬送路52から搬送された硬貨を排出する発行トレイと顧客が硬貨を取り出すための取出窓を有する。そして、硬貨発行口64は、カバー65と一体に設けられ、硬貨発行部51のカバー65の開閉動作のとき硬貨発行口64はカバー65と一体に移動する。そのため保守者による保守作業時に、カバー65を左又は右方向に開くことにより、硬貨発行口64の発行トレイに回収した硬貨を回収することができる。
特開2010−33410号公報(特許文献1)には、安全に硬貨を回収できる硬貨処理装置が記載されている。特許文献1によると、硬貨が収納される収納部と、硬貨を搬送する出金搬送手段と、硬貨が出金される出金口とを有し、更に搬送途中に搬送方向を切替える切替手段を有する。その結果、硬貨切替先に設けた硬貨回収部に硬貨を回収することができる旨記載されている。
特開2010−33410号公報
しかしながら、従来の技術によれば、保守員による保守作業における硬貨ホッパ67内の硬貨の回収時において、カバー65を左又は右方向に開くことにより、硬貨ホッパ67内の硬貨を硬貨搬送路52を経由して硬貨発行口64に回収することになる。そのため硬貨発行口64の発行トレイに蓄えられる量の硬貨しか一度に回収できないため、硬貨ホッパ67内の硬貨全てを回収するのに時間がかかるという問題があった。
一方、特許文献1による技術によれば、切替手段により搬送路途中の搬送方向を切替えることにより、硬貨回収部に硬貨を回収することができる。しかしながら、この操作は通常モードの動作時に行うことができるため、保守員以外の係員が誤って又は不正に硬貨を回収してしまうおそれがあるという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、硬貨の回収作業を短時間で行うことができとともに、硬貨ホッパ内の硬貨を回収できる条件を制限することによって、安全に硬貨を回収することを可能とするものである。
上記課題を解決するために本発明に関する現金処理装置は、硬貨が収納される硬貨ホッパ部と、前記硬貨ホッパ部から硬貨を搬送する硬貨搬送部と、前記硬貨搬送部から搬送された硬貨を排出する硬貨発行口と、前記硬貨搬送部から搬送された硬貨を回収する硬貨回収部と、前記硬貨ホッパ部から搬送される硬貨を前記硬貨発行口と前記硬貨回収部のいずれかの方向に切替える切替手段と、前記硬貨ホッパ部における硬貨の一括回収を指示する一括回収ボタンを選択可能に表示する操作表示部と、前記切替手段が前記硬貨回収部の方向に切替られ、かつ前記操作表示部の前記一括回収ボタンが選択されたときに一括回収動作を制御する制御部を有することを特徴とするものである。
上記構成を有する本発明によれば、硬貨回収部を設け、硬貨回収部の方向に搬送することを可能とする切替手段を設けたので、回収作業を短時間で行うことができとともに、操作表示部へ一括回収ボタンを選択可能に表示することとしたので、硬貨ホッパ内の硬貨を回収できる条件を制限することによって、誤って又は不正に回収することなく、安全に硬貨を回収することを可能とする現金処理装置を提供することが可能になる。
第1の実施の形態に関する現金処理装置の構成図である。 第1の実施の形態に関する制御系のブロック図である。 第1の実施の形態に関する搬送路切替機構の概要を示す斜視図である。 第1の実施の形態に関する搬送路切替機構の動作を示す説明図である。 第1の実施の形態に関する動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に関する操作表示部の表示を示す説明図である。 第2の実施の形態に関する制御系のブロック図である。 第2の実施の形態に関する操作表示部の表示例を示す説明図である。 第2の実施の形態に関する動作を示すフローチャートである。 従来の現金処理装置の構成図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は第1の実施の形態に関する現金処理装置の構成図である。図1(a)は現金処理装置100の正面図を示し、図1(b)は現金処理装置100の右側面図を示す。外貨両替機としての現金処理装置100は、図1(a)に示すように、硬貨発行部1及び紙幣発行部11を有する。硬貨発行部1の正面には、両替の際の釣銭硬貨を発行する硬貨発行口14を有する。紙幣発行部11の正面には顧客の操作を受付けるとともに顧客の操作をガイドする操作表示部19、外国紙幣を受付ける外貨挿入口12及び両替紙幣としての紙幣を発行する紙幣発行口13を有する。
更に、硬貨発行部1の内部は、図1(b)に示すように、硬貨20を金種別に収納する硬貨ホッパ部としての硬貨ホッパ17、硬貨ホッパ17から自由落下により硬貨20を搬送する硬貨搬送部としての硬貨搬送路2及び硬貨搬送路2から搬送された硬貨20を排出する硬貨発行口14を有する。硬貨搬送路2は硬貨ホッパ17から硬貨発行口14へ向けて傾斜して設けられ、硬貨20を自由落下させる。更に、硬貨発行口14は、硬貨搬送路2から搬送された硬貨20を排出する発行トレイ14−1と、顧客が発行トレイ14−1から硬貨20を取り出すための取出窓14−2を有する。通常時、顧客は取出窓14−2から、発行トレイ14−1に排出された硬貨20を取り上げることができる。
更に、硬貨搬送路2には、本実施の形態に関する切替手段としての搬送路切替機構9が設けられる。搬送路切替機構9は、後述するブレード5を含んで構成される。搬送路切替機構9は、硬貨搬送路2を自由落下してくる硬貨20を、硬貨発行口14及び硬貨回収部としての硬貨回収ボックス18のいずれかの方向に搬送することを切替える。なお、硬貨発行口14は、カバー15と一体に設けられ、硬貨発行部1のカバー15の矢印A方向の開動作のとき硬貨発行口14はカバー15と一体に移動する。
図2は第1の実施の形態に関する制御系のブロック図である。図2は本実施の形態に関する動作に関係する機能のみ示す。操作表示部19は前述のように現金処理装置100の紙幣発行部11の正面に設けられ、通常モードにおいて、顧客の操作を受付けるとともに顧客に対して操作のガイダンスを表示する。更に、操作表示部19は保守モードにおいて、保守員の操作を受付けるとともに、保守員の操作をガイドする表示を行う。本実施の形態においては、保守員が後述する切替手段としての搬送路切替機構9のブレード5を硬貨回収動作側へ切替えると、操作表示部19は後述する一括回収ボタン24を選択可能に表示し、保守員に対し、一括回収ボタン24の押下を促す。従って、保守者にとってはブレード5を切替え、かつ一括回収ボタン24を押下しなければ硬貨20の回収を行うことができず、硬貨20を回収できる条件が付されたことになる。なお、一括回収ボタン24は、後述するように硬貨ホッパ17における硬貨20の一括回収を指示するボタンである。
スイッチ検出部16は、保守員が後述する切替手段としての搬送路切替機構9のブレード5を硬貨回収動作側としての回収路3側に切替えたか、通常動作側としての硬貨第2搬送路4側に切替えたかを検出する。通常モード制御部21は、スイッチ検出部16が通常動作側としての硬貨第2搬送路4側に切替えたことを検出すると、現金処理装置100内の図示しない各部を通常モードに制御する。保守モード制御部22は、スイッチ検出部16が硬貨回収動作側としての回収路3側に切替えたことを検出すると、現金処理装置100内の図示しない各部を保守モードに制御する。主制御部10は各部を制御する。
図3は第1の実施の形態に関する搬送路切替機構の概要を示す斜視図である。搬送路切替機構9は、硬貨ホッパ17から繰出された硬貨20を搬送するために設けられた硬貨搬送路2と硬貨発行口14へ導く硬貨第2搬送路4の間に設けられる。硬貨搬送路2は、硬貨ホッパ17から繰出された硬貨20が自由落下するように傾斜して設けられる。搬送路切替機構9は、自由落下してくる硬貨20を硬貨発行口14及び硬貨回収ボックス18のいずれかの方向に切替える。硬貨発行口14の手前には硬貨第2搬送路4を有し、硬貨回収ボックス18の手前には回収路3を有する。
搬送路切替機構9は、自由落下してくる硬貨20を回収路3及び硬貨第2搬送路4への左右に切替えるため、回収路3と硬貨第2搬送路4の中間に切替えのためのブレード5を有する。当該ブレード5の回転軸5−1は回収路3と硬貨第2搬送路4の分岐部に設けられる。ブレード5は垂直に設けられた回転軸5−1を中心に左右揺動可能に支持される。ブレード5の先端には、当該ブレード5を手動にて移動させるためのレバー5−2を当該ブレード5の延長上に有し、保守員はレバー5−2の上下端部5−4を持って手動にてブレード5を移動させる。
ブレード5はレバー5−2の上下端部5−4に設けられた上下のスプリング8によって矢印B方向に付勢されている。スプリング8の他端8−1は装置本体に固定されている。図3の実線で示すブレード5の位置は硬貨第2搬送路4を塞ぎ、二点鎖線で示す位置は回収路3を塞ぐ。ブレード5のレバー5−2は、ブレード5が硬貨第2搬送路4を塞ぐ位置にあるときは、硬貨第2搬送路4の外側に位置する。そして、ブレード5が回収路3を塞ぐ位置にあるときは、レバー5−2は硬貨20が自由落下するのに支障のないよう硬貨搬送路2の側面部に位置する。そして、レバー5−2の上下端部5−4は硬貨搬送路2の上下外側に位置する。ブレード5が実線で示す位置にあるとき、レバー5−2を固定するための固定具7が、レバー5−2と一体に設けた金属片5−3を吸引する。固定具7は硬貨第2搬送路の外側に設けられている。固定具7は磁石からなり、スプリング8の付勢力に抗してレバー5−2の金属片5−3を固定する。
保守員はレバー5−2を手動にて、固定具7から金属片5−3を引き離すことが可能である。そうすると、ブレード5は、図3の二点鎖線で示すブレード5の位置にスプリング8の付勢力により、維持される。切替検出スイッチとしてのスイッチ6はブレード5がこの位置にあることを検出するために設けられる。スイッチ6は硬貨搬送路2の外側に設けられ、ブレード5のレバー5−2の上下端部5−4が接近するのを検出する。スイッチ6は、次に説明するようにブレード5が硬貨回収ボックス18側である回収路3側に切替わったか、硬貨発行口14側である硬貨第2搬送路4側に切替わったかを検出する。
図4は第1の実施の形態に関する搬送路切替機構の動作を示す説明図である。図4(a)は搬送路切替機構9のブレード5を硬貨回収動作側としての回収路3側に切替えた場合、即ちブレード5が硬貨第2搬送路4を塞ぐ場合の上面図を示す。図4(b)は搬送路切替機構9のブレード5を通常動作側としての硬貨第2搬送路4側に切替えた場合、即ちブレード5が回収路3を塞ぐ場合の上面図を示す。
保守モードにおいて、保守員はブレード5のレバー5−2の上下端部5−4を持って図4(a)に示す位置に移動させる。固定具7はレバー5−2の金属片5−3を吸引し、スプリング8の付勢力に抗してレバー5−2を固定する。そうすると、回収される硬貨20は硬貨搬送路2を自由落下した後、矢印C方向に屈折し、回収路3へ落下する。このときスイッチ6はOFFとなり、保守モードを示すことになる。
通常モードにおいて、保守員はブレード5のレバー5−2の上下端部5−4を持って図4(b)に示す矢印Dのように移動させる。そのとき、固定具7はレバー5−2の金属片5−3から離される。ブレード5が図4(b)に示す位置に着くと、スイッチ6がONとなり、通常モードであることを検知する。そうすると、排出される硬貨20は硬貨搬送路2を自由落下した後、そのまま矢印E方向へ進み、硬貨第2搬送路4へ移動する。
図5は第1の実施の形態に関する動作を示すフローチャートである。
S101:主制御部10はスイッチ検出部16に対し、スイッチ6がONであるか、又はOFFであるか検出するよう指示する。即ち、ブレード5が硬貨発行口14側である硬貨第2搬送路4側に切替えられたか、又はブレード5が硬貨回収ボックス18側である回収路3側に切替えられたか検出するよう指示する。スイッチ6がONであればステップ102へ移行し、OFFであればステップ106へ移行する。
S102:スイッチ6がONとなったとき、即ちブレード5が硬貨第2搬送路4側に切替えられたとき、主制御部10は通常モード制御部21に対し、通常モードを実行するよう指示する。
S103:通常モード制御部21は操作表示部19に対し、外貨両替動作が可能であることを顧客に表示するよう指示する。
S104:外貨両替を希望する顧客があるときは、通常モード制御部21は外貨両替動作を行う。
S105:外貨両替動作が済めば終了する。
S106:ステップ101において、スイッチ6がOFFとなったとき、即ちブレード5が回収路3側に切替えられたとき、主制御部10は保守モード制御部22に対し、保守モードを実行するよう指示する。
S107:保守モード制御部22は操作表示部19に対し、一括回収ボタン24を選択可能に表示するよう指示する。
図6は第1の実施の形態に関する操作表示部の表示を示す説明図である。操作表示部19には保守員に対し、「ブレードが切り替えられ保守モードになりました。」との案内文
23が表示される。同時に一括回収ボタン24及び戻るボタン25が表示される。
S108:保守モード制御部22は操作表示部19に対し、一括回収ボタン24が選択されたか監視するよう指示する。
S109:一括回収ボタン24が押下されたとき、保守モード制御部22は硬貨ホッパ17に対し、収納している硬貨20を硬貨搬送路2へ繰り出すよう指示する。これにより、硬貨ホッパ17にある硬貨20は硬貨回収ボックス18へ回収される。即ち、ステップ101においてブレード5が回収路3側に切替えられ、かつステップ108において一括回収ボタン24が押下されたとき、保守モード制御部22は、一括回収動作を行うことになる。即ち、保守者にとってはブレード5を切替え、かつ一括回収ボタン24を押下しなければ硬貨20の回収を行うことができず、硬貨20を回収できる条件が付されたことになる。
S110:保守モード制御部22は、全ての硬貨20が回収されたかどうか監視し、全ての硬貨20が回収されれば終了する。
以上のように第1の実施の形態によれば、硬貨回収ボックス18を設け、硬貨回収ボックス18の方向に搬送することを可能とするブレード5を設けたので、回収作業を短時間で行うことができる。また、操作表示部19へ一括回収ボタン24を選択可能に表示することとしたので、保守者はブレード5の切替えと、かつ一括回収ボタン24の押下を行わなければ硬貨20の回収を行うことができず、硬貨20を回収できる条件を付すことになる。従って、誤って又は不正に硬貨20を回収することなく、安全に硬貨20を回収することを可能とする。
なお、図6で説明した一括回収ボタン24は、保守モードを選択する保守モード選択ボタンであっても本発明の適用は可能である。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、保守員が搬送路切替機構9のブレード5を手動にて回収路3側に切替えたことを検出した後、操作表示部19へ一括回収ボタン24を選択可能に表示するものである。第2の実施の形態においては、保守モードにおいて、操作表示部19へ一括回収ボタン24を選択可能に表示し、保守員が一括回収ボタン24を選択すると、後述するブレード駆動部26がブレード5を回収路3側に切替えるようにするものである。第2の実施の形態に関する現金処理装置100及び搬送路切替機構9の構成については、第1の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
図7は第2の実施の形態に関する制御系のブロック図である。図7は本実施の形態に関する動作に関係する機能のみ示す。操作表示部19は後述する通常モードボタン28と保守モードボタン29を選択可能に表示する。更に、保守モードにおいては、操作表示部19は一括回収ボタン24を選択可能に表示する。
通常モード制御部21は保守員が通常モードボタン28を押下すると、現金処理装置100内の図示しない各部を通常モードに制御する。保守モード制御部22は保守員が保守モードボタン29を押下すると、現金処理装置100内の図示しない各部を保守モードに制御する。特に、保守モード制御部22は、切替手段駆動部としての後述するブレード駆動部26に対しブレード5を回収路3側に切替えるよう指示を行う。ブレード駆動部26は、切替手段としての搬送路切替機構9のブレード5の回転軸5−1に接続され、搬送路切替機構9のブレード5を駆動する。なお、主制御部10は各部を制御する。
図8は第2の実施の形態に関する操作表示部の表示例を示す説明図である。操作表示部19は保守員に対し、「通常モード又は保守モードを選択してください」と案内文27を表示する。同時に操作表示部19は通常モードボタン28と保守モードボタン29を選択可能に表示する。これらは保守員によって選択的に押下される。本実施の形態においては、保守員が保守モードボタン29を選択すると、後述するブレード駆動部26が切替手段としての搬送路切替機構9のブレード5を硬貨回収動作側へ切替える。なお、30は戻るボタンである。
図9は第2の実施の形態に関する動作を示すフローチャートである。
S201:主制御部10は操作表示部19に対し、「通常モード又は保守モードを選択してください」との案内文27を表示し、通常モードボタン28と保守モードボタン29を表示するよう指示する。そして、主制御部10は操作表示部19に対し、通常モードボタン28が押下されたか、保守モードボタン29が押下されたか検出するよう指示する。通常モードボタン28が押下されればステップ202へ移行し、保守モードボタン29が押下されればステップ206へ移行する。
S202:通常モードボタン28が押下されたとき、主制御部10は通常モード制御部21に対し、通常モードを実行するよう指示する。
S203:通常モード制御部21は操作表示部19に対し、外貨両替動作が可能であることを表示するよう指示する。
S204:外貨両替を希望する顧客があるときは、通常モード制御部21は外貨両替動作を行う。
S205:外貨両替動作が済めば終了する。
S206:ステップ201において、保守モードボタン28が押下されたとき、主制御部10は保守モード制御部22に対し、保守モードを実行するよう指示する。
S207:保守モード制御部22は操作表示部19に対し、一括回収ボタン24を選択可能に表示するよう指示する。操作表示部19へ表示する内容は第1の実施の形態とほぼ同じであるが、図6に示す案内文23の替りに「保守モードボタンが選択され保守モードとなりました」となる。同時に一括回収ボタン24及び戻るボタン25が表示される。
S208:保守モード制御部22は操作表示部19に対し、一括回収ボタン24が選択されたか監視するよう指示する。
S209:一括回収ボタン24が選択されると、保守モード制御部22はブレード駆動部26に対し、一括回収を行うためにブレード5を回収路3側に切替えるよう、即ちブレード5が硬貨第2搬送路4を塞ぐよう指示する。そして、保守モード制御部22は硬貨ホッパ17に対し、収納している硬貨20を硬貨搬送路2へ繰り出すよう指示する。これにより、硬貨ホッパ17にある硬貨20は硬貨回収ボックス18へ回収される。即ち、ステップ208において一括回収ボタン24が押下され、かつステップ209においてブレード5が回収路3側に切替えられたとき、保守モード制御部22は、一括回収動作を行うことになる。従って、保守者にとってはブレード5が切替えられ、かつ一括回収ボタン24を押下しなければ硬貨20の回収を行うことができず、硬貨20を回収できる条件が付されたことになる。
S210:保守モード制御部22は、全ての硬貨20が回収されたかどうか監視し、全ての硬貨20が回収されれば終了する。
以上、第2の実施の形態によれば、保守モードになった後、操作表示部19へ一括回収ボタン24を選択可能に表示する。一括回収ボタン24が押下されると、ブレード駆動部26を駆動してブレード5を切替えることとしたので、保守者はブレード5の切替えと、かつ一括回収ボタン24の押下を行わなければ硬貨20の回収を行うことができず、硬貨20を回収できる条件を付すことになる。従って、誤って又は不正に硬貨20を回収することなく、安全に硬貨20を回収することを可能とする。
なお、第2の実施の形態のステップ207において操作表示部19に一括回収ボタン24を表示し、ステップ208において、一括回収ボタン24の押下を監視したが、これに限らない。即ち、一括回収ボタン24の替りにステップ201における保守モードボタン29の押下の検出によって、ブレード駆動部26を駆動するようにしても、本発明は適用可能である。
また、第2の実施の形態のステップ208において保守員が一括回収ボタン24を選択すると、ステップ209においてブレード5の回収路3側への切替えをブレード駆動部26が行うことを説明したが、これに限らない。即ち、ブレード5の回収路3側への切替えを保守者の手動にて切替えるようにしても本発明は適用可能である。
また、第1及び第2の実施の形態において、硬貨搬送部としての硬貨搬送路2は、硬貨ホッパ17から自由落下により硬貨20を搬送するものであるが、これに限らない。即ち、図示しない搬送ベルトにより硬貨20を搬送する硬貨搬送路であっても本発明は適用可能である。
1 硬貨発行部
2 硬貨搬送路
3 回収路
4 硬貨第2搬送路
5 ブレード
5−2 レバー
6 スイッチ
7 固定具
8 スプリング
9 搬送路切替機構
16 スイッチ検出部
18 硬貨回収ボックス
19 操作表示部
20 硬貨
24 一括回収ボタン
100 現金処理装置

Claims (12)

  1. 硬貨が収納される硬貨ホッパ部と、
    前記硬貨ホッパ部から硬貨を搬送する硬貨搬送部と、
    前記硬貨搬送部から搬送された硬貨を排出する硬貨発行口と、
    前記硬貨搬送部から搬送された硬貨を回収する硬貨回収部と、
    前記硬貨ホッパ部から搬送される硬貨を前記硬貨発行口と前記硬貨回収部のいずれかの方向に切替える切替手段と、
    前記硬貨ホッパ部における硬貨の一括回収を指示する一括回収ボタンを選択可能に表示する操作表示部と、
    前記切替手段が前記硬貨回収部の方向に切替られ、かつ前記操作表示部の前記一括回収ボタンが選択されたときに一括回収動作を制御する制御部を有することを特徴とする現金処理装置。
  2. 前記切替手段が、前記硬貨回収部の方向に切替えられていることを検出する切替検出スイッチを有し、
    前記制御部は、前記切替検出スイッチが切替を検出すると、前記操作表示部に対し、前記一括回収ボタンを表示するよう制御することを特徴とする請求項1記載の現金処理装置。
  3. 前記切替手段は手動により切替可能としたことを特徴とする請求項2記載の現金処理装置。
  4. 前記切替手段を駆動する切替手段駆動部(ブレード駆動部)を有し、
    前記制御部は、前記操作表示部の前記一括回収ボタンが選択されたとき、前記切替手段駆動部に対し、前記切替手段を前記硬貨回収部の方向に切替えるよう制御することを特徴とする請求項1記載の現金処理装置。
  5. 前記制御部は、前記操作表示部の前記一括回収ボタンが選択されたとき、前記操作表示部に対し、前記切替手段を手動にて前記硬貨回収部の方向に切替えることを案内表示するよう制御することを特徴とする請求項4記載の現金処理装置。
  6. 前記硬貨搬送部は、前記硬貨ホッパ部からの硬貨を自由落下により搬送することを特徴とする請求項1乃至5いずれか一記載の現金処理装置。
  7. 前記操作表示部に表示する前記一括回収ボタンは、保守モードボタンであることを特徴とする請求項1乃至5いずれか一記載の現金処理装置。
  8. 前記硬貨搬送部は、前記硬貨ホッパ部からの硬貨を搬送ベルトにより搬送することを特徴とする請求項1乃至5いずれか一記載の現金処理装置。
  9. 前記切替手段は、
    前記硬貨ホッパ部から搬送された硬貨を前記硬貨発行口と前記硬貨回収部への分岐部に設けたブレードと、
    前記ブレードを前記硬貨回収部側に固定する固定具と、
    前記ブレードを前記硬貨発行口側に付勢するスプリングと、
    前記ブレードが硬貨発行口側又は硬貨回収部側にあるかを検出するスイッチとからなることを特徴とする請求項1記載の現金処理装置。
  10. 前記ブレードの先端にレバーを設け、前記ブレードを手動可能としたことを特徴とする請求項9記載の現金処理装置。
  11. 保守モード工程と通常モード工程を有する現金処理装置の硬貨回収方法において、
    硬貨ホッパ部からの硬貨搬送路を硬貨発行口と硬貨回収部とに切替わったことを検出する切替検出工程と、
    一括回収ボタンを表示するボタン表示工程と、
    前記一括回収ボタンの選択を検出するボタン選択検出工程を含み、
    前記切替検出工程によって切替えられたことを検出すると、前記ボタン表示工程によって前記一括回収ボタンを表示し、その後前記ボタン選択検出工程によって前記一括回収ボタンが選択されたことを検出すると硬貨回収動作を実施することを特徴とする現金処理装置の硬貨回収方法。
  12. 保守モード工程と通常モード工程を有する現金処理装置の硬貨回収方法において、
    硬貨ホッパ部からの硬貨搬送路を硬貨発行口と硬貨回収部とのいずれかに切替える切替工程と、
    前記硬貨搬送路を前記硬貨発行口と前記硬貨回収部とのいずれかに切替わったことを検出する切替検出工程と、
    一括回収ボタンを表示するボタン表示工程と、
    前記一括回収ボタンの選択を検出するボタン選択検出工程を含み、
    前記ボタン選択検出工程によって前記一括回収ボタンが選択されたことを検出すると、前記切替工程によって前記硬貨搬送路を硬貨回収路へ切替え、その後前記切替検出工程によって切替えられたことを検出すると硬貨回収動作を実施することを特徴とする現金処理装置の硬貨回収方法。
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