JP2016061918A - 結像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3レンズ群構成で、フォーカシングに伴うレンズ性能の変化が少ない、結像レンズを提供する。【解決手段】物体側から順に、正の第1レンズ群G1、開口絞りS、正の第2レンズ群G2、正の第3レンズ群G3を配し、無限遠から近距離物体へのフォーカシングを、第1、第2レンズ群を一体に物体側へ移動させ、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔を増大させる結像レンズであって、第1レンズ群は物体側から順に、負・正・正・負の4枚のレンズを、第2レンズ群は物体側から順に、負・正・正の3枚のレンズを、第3レンズ群G3は物体側から順に、負・正の2枚のレンズを配し、全系の焦点距離:f、第1、第2レンズ群の合成焦点距離:f12、第3レンズ群の焦点距離:f3、第1レンズ群の最も像側の負レンズの像側面の曲率半径:R142、第2レンズ群の最も物体側の負レンズの物体側面の距離率半径:R211が、特定の条件式を満足する。【選択図】図1

Description

この発明は、結像レンズおよび撮像装置に関する。
所謂「産業用カメラ」が広く実用化され、例えば、マシンビジョン用の画像入力装置等の開発が進んでいる。
マシンビジョンの画像入力装置に用いられる結像レンズは、フォーカシングに伴うレンズ性能の変化が少なく、安定していることが重要である。
フォーカシングに伴うレンズ性能の変動を抑制した光学系として、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1に記載された光学系(レンズ系)は、正のパワーの第1レンズユニットと、正または負のパワーの第2レンズユニットにより構成されている。
そして、物体側より像側へ順に、正のパワーのレンズユニット1a、開口絞り、正のパワーのレンズユニット1bからなる第1レンズユニットが物体側へ移動することにより、
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングが行われる。
この発明は、3レンズ群構成で、フォーカシングに伴うレンズ性能の変化が少ない、新規な結像レンズの実現を課題とする。
この発明の結像レンズは、物体側から像側へ向かって順に、正のパワーを有する第1レンズ群、開口絞り、正のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群を配して構成され、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングを、第1レンズ群と第2レンズ群とを一体として物体側へ移動させ、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔を増大させて行う結像レンズであって、第1レンズ群は物体側から像側へ向かって順に、負レンズ、正レンズ、正レンズ、像側が凹面である負レンズの4枚を配してなり、第2レンズ群は物体側から像側へ向かって順に、物体側が凹面である負レンズ、正レンズ、正レンズの3枚を配してなり、第3レンズ群は物体側から像側へ向かって順に、負レンズ、正レンズの2枚を配してなり、全系の焦点距離:f、第1レンズ群と第2レンズ群の合成焦点距離:f12、第3レンズ群の焦点距離:f3、第1レンズ群の最も像側の負レンズの像側面の曲率半径:R142、第2レンズ群の最も物体側の負レンズの物体側面の距離率半径:R211が、条件式:
(1) 0.95 <f12/f< 1.2
(2) 0.0 <f/f3< 0.2
(3) −0.5<(R142+R211)/(R142−R211)<−0.2
を満足する。
この発明によれば、3レンズ群構成で、フォーカシングに伴う性能の変化が少ない、新規な結像レンズを実現できる。
実施例1の結像レンズを説明するための図である。 実施例2の結像レンズを説明するための図である。 実施例3の結像レンズを説明するための図である。 実施例4の結像レンズを説明するための図である。 実施例1の結像レンズの、無限遠物体に合焦した状態での収差図である。 実施例1の結像レンズの、結像倍率:−0.1の物体にフォーカシングした状態での収差図である。 実施例1の結像レンズの、結像倍率:−0.2の物体にフォーカシングした状態での収差図である。 実施例2の結像レンズの、無限遠物体に合焦した状態での収差図である。 実施例2の結像レンズの、結像倍率:−0.1の物体にフォーカシングした状態での収差図である。 実施例2の結像レンズの、結像倍率:−0.2の物体にフォーカシングした状態での収差図である。 実施例3の結像レンズの無限遠物体に合焦した状態での収差図である。 実施例3の結像レンズの、結像倍率:−0.1の物体にフォーカシングした状態での収差図である。 実施例3の結像レンズの、結像倍率:−0.2の物体にフォーカシングした状態での収差図である。 実施例4の結像レンズの無限遠物体に合焦した状態での収差図である。 実施例4の結像レンズの、結像倍率:−0.1の物体にフォーカシングした状態での収差図である。 実施例4の結像レンズの、結像倍率:−0.2の物体にフォーカシングした状態での収差図である。 撮像装置の実施の1形態のシステムを説明するための図である。
図1ないし図4に、結像レンズの実施の形態を4例示す。これら実施の形態は、この順序に、後述する具体的な実施例1ないし4に対応する。
図1ないし図4において、図の左方が「物体側」、図の右方が「像側」である。
これら図1ないし図4は、結像レンズが「無限遠に合焦した状態」でのレンズ構成図である。繁雑を避けるため、図1ないし図4において符号を共通化する。
これらの図において、符号G1は「第1レンズ群」、符号G2は「第2レンズ群」、符号G3は「第3レンズ群」、符号Sは「開口絞り」を、それぞれ示す。
また、符号Imは「像面」を示す。
これら実施の形態の結像レンズは「結像させた像を撮像素子で撮像」する場合を想定され、図1〜図4において符号CGは「撮像素子のカバーガラス」を示している。
カバーガラスCGは「平行平板状」で、撮像素子の受光面は像面Imに合致している。
カバーガラスCGは、撮像素子の受光面をシールドして保護する機能を持つが、赤外線カットフィルタ等の各種フィルタ機能を併せ持つことができる。
第1レンズ群G1ないし第3レンズ群G3は、何れも「正のパワー」を持つ。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングは、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2を一体として物体側へ移動させ、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が増大するように行われる。
開口絞りSは、上記フォーカシングの際に、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2と一体として移動してもよく、第1レンズ群G1、第2レンズ群G2と別箇に移動するか、あるいは像面Imに対して固定されてもよい。
正のパワーを持つ第1レンズ群G1は、物体側から像側へ向かって順次、負レンズL11、正レンズL12、正レンズL13、負レンズL14を配して構成されている。
負レンズL14は「像側が凹面」である。
正のパワーを持つ第2レンズ群G1は、物体側から像側へ向かって順次、負レンズL21、正レンズL22、正レンズL23を配して構成されている。
負レンズL21は「物体側が凹面」である。
従って、開口絞りSは、負レンズL14の像側の凹面と、負レンズL21の物体側の凹面で挟まれている。
第3レンズ群G3は、物体側から像側へ向かって順次、負レンズL31、正レンズL32を配して構成されている。
即ち、図1ないし図4に実施の形態を示す結像レンズは、物体側から像側へ向かって順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1、開口絞りS、正のパワーを有する第2レンズ群G2、正のパワーを有する第3レンズ群G3を配して構成されている。
そして、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングは、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2とを一体として物体側へ移動させ、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔を増大させて行う。
第1レンズ群G1は物体側から像側へ向かって順に、負レンズL11、正レンズL12、正レンズL13、像側が凹面である負レンズL14の4枚を配してなる。
第2レンズ群G2は物体側から像側へ向かって順に、物体側が凹面である負レンズL21、正レンズL22、正レンズL23の3枚を配してなり、第3レンズ群G3は物体側から像側へ向かって順に、負レンズL31、正レンズL32の2枚を配してなる。
この発明の結像レンズは、条件式(1)、(2)、(3)を満足する。
条件式(1)のパラメータが、1.2以上では、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングの際に一体に移動する第1レンズ群と第2レンズ群の合成パワーが、全系のパワーに対して相対的に小さい。
このため、前記フォーカシングに伴う「第1レンズ群・第2レンズ群の移動量」が増大し、「フォーカシングに伴うレンズ性能の変化」を十分に抑制することが困難になる。
また、条件式(1)のパラメータが0.95以下では「第1レンズ群・第2レンズ群の合成パワー(正のパワー)」が過大となり、これら第1レンズ群や第2レンズ群で収差が発生し易く、発生した収差が第3レンズ群の正のパワーにより拡大されることになる。
このため、全体としての収差を良好に補正することが容易でなく、補正しても、フォーカシングに伴う収差の変動を良好に抑制することが困難である。
条件式(1)を満足することにより、結像レンズの性能を良好に確保しつつ、フォーカシングに伴う収差の変動の抑制が容易になる。
条件式(2)は、全系のパワーと第3レンズ群のパワーとをバランスさせるものである。
第3レンズ群は、軸外光線の像面への入射角を小さくする役割や、第1、第2レンズ群で発生する残存収差を補正する役割を担っている。
条件式(2)のパラメータが、条件式(2)の範囲外では、第3レンズ群が「軸外光線の像面への入射角を小さくしつつ、第1、第2レンズ群で発生する残存収差を良好に補正する役割を果たす」ことが困難となる。
条件式(2)を満足することにより、上記第3レンズ群の役割を有効に機能させることができる。
この発明の結像レンズでは、第1レンズ群と第2レンズ群とが、開口絞りに関して対称に近く、開口絞りの前後の部分が「ガウス型」に近い配置となっている。
このような配置では、開口絞りに最も近い「第1レンズ群の像側の負レンズの像側面」と「第2レンズ群の最も物体側の負レンズの物体側面」とを、適切なパワー配分にすることが重要となる。
条件式(3)は、この「適切なパワー配分」を実現するものである。
条件式(3)のパラメータが、0.2以上では、第2レンズ群の負レンズの物体側面の曲率が過小となり、−0.5以下では第1レンズ群の像側の負レンズの像側面の曲率が過小となり、いずれにせよ、結像レンズ全系での良好な収差補正が困難になる。
条件式(3)を満足することにより、開口絞りを挟む「物体側の凹面と像側の凹面」のパワー配分が適正になされる。
前述の如く、この発明の結像レンズでは、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングは、第1レンズ群と第2レンズ群とを一体として物体側へ移動させ、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔を増大させて行う。
第3レンズ群は「第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が増大」するように、フォーカシングに際して移動することもできる。
しかし、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、第3レンズ群を像面に対して固定してもよい。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、第1レンズ群と第2レンズ群は、一体となって、物体側へ移動するから、第3レンズ群を像面に対して固定しても「第2レンズ群と第3レンズ群との間隔」は増大する。
上記フォーカシングに際して、第3レンズ群を像面に対して固定すると、フォーカシングを行うための機構が簡素化される。このような「フォーカシングのための機構の簡素化」は結像レンズの小型化を可能とする効果をもたらす。
この発明の結像レンズは、上記構成において、条件式(1)、(2)、(3)とともに、以下の条件式(4)ないし(9)の任意の1以上を満足することが好ましい。
(4) −0.2<(R312−R321)/(R312+R321)<−0.05
(5) 0.20 <Da/D1< 0.40
(6) −2.0 <f1_1/f1_2< −1.0
(7) 0.3 <f1_2/f1_3< 0.7
(8) 0.1 <(R131−R142)/(R131+R142)< 0.2
(9) 0.1 <f2/f1< 0.3 。
条件式(4)ないし(9)の各パラメータにおける記号の意味は以下の通りである。
第3レンズ群の、負レンズ(図1〜図4において負レンズL31)の像側面を凹面、正レンズ(図1〜図4において正レンズL32)の物体側面を凸面としたとき、「R312」は前記像側面の曲率半径(>0)、「R321」は前記物体側面の曲率半径(>0)である。
「Da」は、第1レンズ群の物体側の負レンズ(図1〜図4において負レンズL11)と物体側の正レンズ(図1〜図4において正レンズL12)の空気間隔である。
「D1」は、第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離:である。この距離:D1を「第1レンズ群の厚さ」とも言う。
「f1_1」は、第1レンズ群の物体側の負レンズ(図1〜図4において負レンズL11)の焦点距離であり、「f1_2」は、第1レンズ群の物体側の正レンズ(図1〜図4において正レンズL12)の焦点距離である。
「f1_3」は、第1レンズ群の像側の正レンズ(図1〜図4において正レンズL13)の焦点距離である。
「R131」は、第1レンズ群の像側の正レンズ(図1〜図4において正レンズL13)の物体側面の曲率半径、「R142」は、第1レンズ群の像側の負レンズ(図1〜図4において負レンズL14)の像側面の曲率半径である。
「f1」は、第1レンズ群の焦点距離、「f2」は、第2レンズ群の焦点距離である。
条件式(4)のパラメータが−0.05以上では、第3レンズ群の正レンズの物体側面の曲率半径が過小になり、結像レンズ全系での収差補正をバランスさせることが難しくなる。
条件式(4)のパラメータが−0.2以下では、第3レンズ群の負レンズの像側面の曲率半径が過小になり、結像レンズ全系での収差補正をバランスさせることが難しくなる。
第3レンズ群の持つ「軸外光線の像面への入射角を小さくする役割や、第1、第2レンズ群で発生する残存収差を補正する役割」は、条件式(4)を満足させることにより有効に機能しやすくなる。
第1レンズ群の物体側の負レンズ(図1〜図4において負レンズL11)と正レンズ(図1〜図4において正レンズL12)は、球面収差やコマ収差のやり取りをすることで全系の収差の補正に寄与している。
条件式(5)は、第1レンズ群の物体側の「負レンズと正レンズ」の果たすかかる機能を有効に実現する条件である。
条件式(5)のパラメータが0.40以上では、第1レンズ群に占める物体側の「負レンズと正レンズ」が相対的に大きくなって、第1レンズ群の像側の正レンズ、負レンズの間隔が過小になり、結像レンズ全系で補正することが困難な収差を発生させやすい。
条件式(5)のパラメータが0.20以下では、第1レンズ群に占める物体側の「負レンズと正レンズ」の間隔が相対的に過小となり、これら負レンズ・正レンズ間の「収差のやりとりが過大」となり、結像レンズ全系で補正することが困難な収差を発生させやすい。
条件式(6)は、第1レンズ群の物体側の負レンズ(図1〜図4において負レンズL11)
と物体側の正レンズ(図1〜図4において正レンズL12)のパワーのバランスに関するものである。
第1レンズ群の、物体側の負レンズと正レンズは、球面収差やコマ収差をやり取りすることにより、全系の収差の補正に寄与している。
条件式(6)のパラメータが−1.0以上では、物体側の負レンズの焦点距離が、物体側の正レンズの焦点距離に対して「絶対値において相対的に過小」となる。
このため、これら負レンズ・正レンズの収差補正のバランスが崩れ、結像レンズ全系で補正することが困難な収差を発生させやすい。
条件式(6)のパラメータが−0.2以下では、物体側の正レンズの焦点距離が、物体側の負レンズの焦点距離に対して「絶対値において相対的に過小」となる。
このため、これら負レンズ・正レンズの収差補正のバランスが崩れ、結像レンズ全系で補正することが困難な収差を発生させやすい。
条件式(7)は、第1レンズ群の物体側の正レンズ(図1〜図4において正レンズL12)と像側の正レンズ(図1〜図4において正レンズL13)のパワーのバランスに関するものである。
第1レンズ群の物体側と像側の正レンズは、第1レンズ群における正のパワーを分担して収差補正に寄与し、高性能と大口径の実現に対する寄与が大きい。
条件式(7)のパラメータが0.7以上では、第1レンズ群の像側の正レンズのパワーが、物体側の正レンズのパワーに対して過大となり、結像レンズ全系で補正することが困難な収差を発生させやすい。
条件式(7)のパラメータが0.3以下では、第1レンズ群の物体側の正レンズのパワーが、像側の正レンズのパワーに対して過大となり、結像レンズ全系で補正することが困難な収差を発生させやすい。
条件式(8)は、第1レンズ群の像側の正レンズ(図1〜図4において正レンズL13)の物体側面と、像側の負レンズ(図1〜図4において負レンズL14)の像側面のパワーのバランスに関するものである。
これらのレンズ面も、収差のやり取りにより全系の収差の補正に寄与している。
条件式(8)のパラメータが、0.2以上になると、像側の負レンズの像側面(凹面)の負のパワーが、像側の正レンズの物体側面の正のパワーに対して過大となる。また、0.1以下では、像側の負レンズの像側面の負のパワーに対して、像側の正レンズの物体側面の正のパワーが過小となる。
このため、条件式(8)の範囲外では、全系の収差の補正への寄与が難しくなる。
条件式(9)は、フォーカシングに際して一体的に移動する第1、第2レンズ群の正のパワーの分担を適当にするものである。
条件式(9)のパラメータが0.3以上では、第2レンズ群のパワーに対して第1レンズ群のパワーが相対的に強くなり、0.1以下では、第1レンズ群のパワーに対して第2レンズ群のパワーが相対的に強くなる。
条件式(9)の範囲外では、結像レンズ全系で補正することが困難な収差を発生させやすい。
この発明の結像レンズには勿論、非球面や回折面等の特殊面を1面以上採用することができるが、全てのレンズ面を球面で形成することもできる。
非球面や回折面などの特殊面を使用しないことにより、例えば成型用の金型などの「大きな製造コスト」の発生を回避でき、特に少ロットの生産時においてコスト的に有利である。
また、結像レンズを構成する各レンズの材料は、全て「無機固体材料」とすることが好ましい。有機材料や「有機無機ハイブリッド材料」等によるレンズは、温度・湿度などの環境条件による特性の変化が大きい。
結像レンズを構成する全てのレンズを「無機固体材料」で形成することにより、温度・湿度などの環境条件の変化の影響を受けにくい結像レンズを実現できる。
「実施例」
以下に、図1ないし図4に実施の形態を示した結像レンズの具体的な実施例として、実施例1ないし4を挙げる。
実施例1ないし4の結像レンズは、マシンビジョン用の画像入力装置に使用されることを想定されており、ワーキングディスタンスが確保し易く、パースペクティブの影響を受けにくい望遠気味の結像レンズである。
なお、上記「ワーキングディスタンス」は、作動距離であり、画像入力のために撮像すべき対象物(「ワーク」とも言う。)の物体面からレンズ先端までの距離である。
符号を共通化した図1〜図4に示すように、結像レンズは、物体側から像側へ向かい、第1レンズ群G1、開口絞りS、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3を配してなる。
第1レンズ群G1は、物体側から像側へ向かって順次、負レンズL11、正レンズL12、正レンズL13、負レンズL14の4枚を配して構成されている。
開口絞りSの「すぐ像側」に配された第2レンズ群G2は、物体側から像側へ向かって順次、負レンズL21、正レンズL22、正レンズL23の3枚を配してなる。
実施例1〜4において、負レンズL21と正レンズL22とは接合されている。
第3レンズ群G3は、物体側から像側へ向かって順次、負レンズL31と正レンズL32の2枚を配してなる。
実施例1〜4とも、結像レンズは9枚のレンズにより構成され、これら9枚のレンズは全て「球面レンズ」であり、「無機固体材料」で形成されている。
実施例1〜4の全てにおいて「最大像高は8.0mm」である。
各実施例において、第2レンズ群G2の像面側に配設される平行平板状のカバーガラスCGは、その像側面が像面Imから物体側に約1.0mmの位置となるよう配設されているが、勿論、これに限られる訳ではない。
各実施例における記号の意味は以下の通りである。
f:全系の焦点距離(無限遠物体にフォーカシングした状態の焦点距離)
F:Fナンバ
2ω:画角(無限遠に合焦した状態での画角)
R:曲率半径
D:面間隔
N:屈折率(上の説明における「n」)
ν:アッベ数(上の説明における「ν」)
φ:光線有効径 。
長さの次元を持つ量の単位は、特に断らない限り「mm」である。
最初に挙げる実施例1は、図1に示した結像レンズの具体例である。
「実施例1」
f=25.00、F=1.81、2ω=35.5度
実施例1のデータを表1に示す。
Figure 2016061918
表1において、左欄の数値は、物体側から数えた面番号であり、面番号9は「開口絞りの面」である。以下の実施例2〜4においても同様である。
「可変間隔」
可変間隔は、フォーカシングに際して変化する間隔であり、表1における「D14」である。可変間隔のデータを表2に示す。
Figure 2016061918
表2における「inf.」、「×0.10」、「×0.20」は、それぞれ「無限遠にある物体」、「結像倍率:―0.1倍となる物体」、「結像倍率:―0.1倍となる物体」にフォーカシングした状態を意味する。以下の実施例2〜4においても同様である。
「条件式のパラメータの値」
各条件式のパラメータの値を表3に示す。
Figure 2016061918
「実施例2」
f=25.00、F=1.81、2ω=35.5度
実施例2のデータを表4に示す。
Figure 2016061918
「可変間隔」
可変間隔のデータを表5に示す。
Figure 2016061918
「条件式のパラメータの値」
各条件式のパラメータの値を表6に示す。
Figure 2016061918
「実施例3」
f=25.01、F=1.81、2ω=35.5度
実施例3のデータを表7に示す。
Figure 2016061918
「可変間隔」
可変間隔のデータを表8に示す。
Figure 2016061918
「条件式のパラメータの値」
各条件式のパラメータの値を表9に示す。
Figure 2016061918
「実施例4」
f=25.00、F=1.81、2ω=35.4度
実施例4のデータを表10に示す。
Figure 2016061918
「可変間隔」
可変間隔のデータを表11に示す。
Figure 2016061918
「条件式のパラメータの値」
各条件式のパラメータの値を表12に示す。
Figure 2016061918
図5〜図7に、実施例1に関する収差図を示す。
図5は、無限遠物体にフォーカシングした状態における収差図、図6は結像倍率が−0.1倍となる物体にフォーカシングした状態の収差図、図7は結像倍率が−0.2倍となる物体にフォーカシングした状態の収差図である。
図8〜図10に、実施例2に関する収差図を示す。
図8は、無限遠物体にフォーカシングした状態における収差図、図9は結像倍率が−0.1倍となる物体にフォーカシングした状態の収差図、図10は結像倍率が−0.2倍となる物体にフォーカシングした状態の収差図である。
図11〜図13に、実施例3に関する収差図を示す。
図11は、無限遠物体にフォーカシングした状態における収差図、図12は結像倍率が−0.1倍となる物体にフォーカシングした状態の収差図、図13は結像倍率が−0.2倍となる物体にフォーカシングした状態の収差図である。
図14〜図16に、実施例4に関する収差図を示す。
図14は、無限遠物体にフォーカシングした状態における収差図、図15は結像倍率が−0.1倍となる物体にフォーカシングした状態の収差図、図16は結像倍率が−0.2倍となる物体にフォーカシングした状態の収差図である。
これらの収差図において、球面収差の図中の破線は「正弦条件」を示し、非点収差の図中の実線は「サジタル」、破線は「メリディオナル」を表す。
また「細線はd線」、「太線はg線」に対する収差図である。
各実施例とも、収差は高いレベルで補正され、球面収差、軸上色収差は問題にならないほど小さい。非点収差、像面湾曲、倍率色収差も十分に小さく、コマ収差やその色差の乱れも最周辺部まで良く抑えられている。
歪曲収差も倍率:−0.1倍において絶対値で0.5%程度となっている。この発明のように結像レンズを構成することにより、画角:35度程度と広角で、Fナンバが1.8程度と大口径でありながら非常に良好な像性能を確保し得る。
従って、この発明の結像レンズは、600万〜1000万画素の撮像素子に対応した解像力を実現でき、絞り開放から高コントラストで画角の周辺部まで点像の崩れがなく、直線を直線として歪みなく描写可能で、無限遠物体から近距離物体まで高性能を実現できる。
また、各実施例とも、フォーカシングに伴う性能の変動(収差の変動)が良好の抑制されている。
図17に即して、撮像装置を用いる「マシンビジョンの画像入力装置」のシステムの1例を説明する。
この「システム」は製品検査を行うものであり、検査対象としてのワークWKをコンベヤ30により図の右方へ搬送しつつ、撮像装置10によりワークWKを撮像して、画像入力する。
撮像装置10には、請求項1ないし8の何れか1項に記載の結像レンズ、具体的には、例えば実施例1〜4の何れかに示されたものを用いる。
コンピュータあるいはCPU等として構成された制御手段20は、コンベヤ30の駆動や、照明装置12の点滅の制御を行うほか、撮像装置10内の「結像レンズのフォーカシングや撮像素子による画像の取得」を制御する。
種々のサイズの製品がワークWKとして検査の対象となり、制御手段20は、ワークWKのサイズに応じた適切なワーキングディスタンス(結像倍率)を特定し、特定されたワーキングディスタンスに応じて、結像レンズのフォーカシングを制御する。
以上のように、この発明によれば、以下の如き、新規な結像レンズと、これを用いる撮像装置を実現できる。
[1]
物体側から像側へ向かって順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1、開口絞りS、正のパワーを有する第2レンズ群G2、正のパワーを有する第3レンズ群G3を配して構成され、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングを、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2とを一体として物体側へ移動させ、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔を増大させる結像レンズであって、第1レンズ群G1は物体側から像側へ向かって順に、負レンズL11、正レンズL12、正レンズL13、像側が凹面である負レンズL14の4枚を配してなり、第2レンズ群G2は物体側から像側へ向かって順に、物体側が凹面である負レンズL21、正レンズL22、正レンズL23の3枚を配してなり、第3レンズ群G3は物体側から像側へ向かって順に、負レンズL31、正レンズL32の2枚を配してなり、全系の焦点距離:f、第1レンズ群と第2レンズ群の合成焦点距離:f12、第3レンズ群の焦点距離:f3、第1レンズ群の最も像側の負レンズL14の像側面の曲率半径:R142、第2レンズ群の最も物体側の負レンズL21の物体側面の距離率半径:R211が、条件式:
(1) 0.95 <f12/f< 1.2
(2) 0.0 <f/f3< 0.2
(3) −0.5<(R142+R211)/(R142−R211)<−0.2
を満足する結像レンズ。
[2]
[1]記載の結像レンズにおいて、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングの際に、第3レンズ群G3が像面Imに対して固定される結像レンズ。
[3]
[1]または[2]記載の結像レンズにおいて、第3レンズ群の負レンズL31の像側面が凹面で、第3レンズ群の正レンズL32の物体側面が凸面であり、第3レンズ群の負レンズの前記像側面の曲率半径:R312、第3レンズ群の正レンズの前記物体側面の曲率半径:R321が、条件式:
(4) −0.2<(R312−R321)/(R312+R321)<−0.05
を満足する結像レンズ。
[4]
[1]ないし[3]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群の物体側の負レンズL11と物体側の正レンズL12の空気間隔:Da、第1レンズ群G1の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離:D1が、条件式:
(5) 0.20 <Da/D1< 0.40
を満足する結像レンズ。
[5]
[1]ないし[4]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群の物体側の負レンズL11の焦点距離:f1_1、第1レンズ群の物体側の正レンズL12の焦点距離:f1_2が、条件式:
(6) −2.0 <f1_1/f1_2< −1.0
を満足する結像レンズ。
[6]
[1]ないし[5]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群の物体側の正レンズL12の焦点距離:f1_2、第1レンズ群の像側の正レンズL13の焦点距離:f1_3が、条件式:
(7) 0.3 <f1_2/f1_3< 0.7
を満足する結像レンズ。
[7]
[1]ないし[6]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群の像側の正レンズL13の物体側面の曲率半径:R131、第1レンズ群の像側の負レンズL14の像側面の曲率半径:R142が、条件式:
(8) 0.1 <(R131−R142)/(R131+R142)< 0.2
を満足する結像レンズ。
[8]
[1]ないし[7]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群G1の焦点距離:f1、第2レンズ群G2の焦点距離:f2が、条件式:
(9) 0.1 <f2/f1< 0.3
を満足する結像レンズ。
[9]
[1]ないし[8]の何れか1に記載の結像レンズを有する撮像装置。
以上、発明の好ましい実施の形態について説明したが、この発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
即ち、この発明の結像レンズは、上記マシンビジョン用の画像入力装置への使用が可能であるのみならず、デジタルカメラやビデオカメラ、監視カメラ等に用いることもできる。
この発明の実施の形態に記載された効果は、発明から生じる好適な効果を列挙したに過ぎず、発明による効果は「実施の形態に記載されたもの」に限定されるものではない。
G1 第1レンズ群
L11 負レンズ
L12 正レンズ
L13 正レンズ
L14 負レンズ
S 開口絞り
G2 第2レンズ群
L21 負レンズ
L22 正レンズ
L23 正レンズ
G3 第3レンズ群
L31 負レンズ
L32 正レンズ
CG 受光素子のカバーガラス
Im 像面
10 撮像装置
12 照明装置
20 制御手段
30 コンベヤ
WK ワーク
特開2013−218015号公報

Claims (9)

  1. 物体側から像側へ向かって順に、正のパワーを有する第1レンズ群、開口絞り、正のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群を配して構成され、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングを、第1レンズ群と第2レンズ群とを一体として物体側へ移動させ、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔を増大させて行う結像レンズであって、
    第1レンズ群は物体側から像側へ向かって順に、負レンズ、正レンズ、正レンズ、像側が凹面である負レンズの4枚を配してなり、
    第2レンズ群は物体側から像側へ向かって順に、物体側が凹面である負レンズ、正レンズ、正レンズの3枚を配してなり、
    第3レンズ群は物体側から像側へ向かって順に、負レンズ、正レンズの2枚を配してなり、
    全系の焦点距離:f、第1レンズ群と第2レンズ群の合成焦点距離:f12、第3レンズ群の焦点距離:f3、第1レンズ群の最も像側の負レンズの像側面の曲率半径:R142、第2レンズ群の最も物体側の負レンズの物体側面の距離率半径:R211が、条件式:
    (1) 0.95 <f12/f< 1.2
    (2) 0.0 <f/f3< 0.2
    (3) −0.5<(R142+R211)/(R142−R211)<−0.2
    を満足する結像レンズ。
  2. 請求項1記載の結像レンズにおいて、
    無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングの際に、第3レンズ群が像面に対して固定される結像レンズ。
  3. 請求項1または2記載の結像レンズにおいて、
    第3レンズ群の負レンズの像側面が凹面で、第3レンズ群の正レンズの物体側面が凸面であり、第3レンズ群の負レンズの前記像側面の曲率半径:R312、第3レンズ群の正レンズの前記物体側面の曲率半径:R321が、条件式:
    (4) −0.2<(R312−R321)/(R312+R321)<−0.05
    を満足する結像レンズ。
  4. 請求項1ないし3の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
    第1レンズ群の物体側の負レンズと物体側の正レンズの空気間隔:Da、第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの距離:D1が、条件式:
    (5) 0.20 <Da/D1< 0.40
    を満足する結像レンズ。
  5. 請求項1ないし4の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
    第1レンズ群の物体側の負レンズの焦点距離:f1_1、第1レンズ群の物体側の正レンズの焦点距離:f1_2が、条件式:
    (6) −2.0 <f1_1/f1_2< −1.0
    を満足する結像レンズ。
  6. 請求項1ないし5の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
    第1レンズ群の物体側の正レンズの焦点距離:f1_2、第1レンズ群の像側の正レンズの焦点距離:f1_3が、条件式:
    (7) 0.3 <f1_2/f1_3< 0.7
    を満足する結像レンズ。
  7. 請求項1ないし6の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
    第1レンズ群の像側の正レンズの物体側面の曲率半径:R131、第1レンズ群の像側の負レンズの像側面の曲率半径:R142が、条件式:
    (8) 0.1 <(R131−R142)/(R131+R142)< 0.2
    を満足する結像レンズ。
  8. 請求項1ないし7の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
    第1レンズ群の焦点距離:f1、第2レンズ群の焦点距離:f2が、条件式:
    (9) 0.1 <f2/f1< 0.3
    を満足する結像レンズ。
  9. 請求項1ないし8の何れか1項に記載の結像レンズを有する撮像装置。
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