JP2016059621A - コンベア式食品加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コンベアベルトの洗浄のために、コンベアベルトを外し易くする。
【解決手段】 コンベア式食品加熱装置は、コンベアレール41,42に回転可能に支持示された回転シャフト43,44と、回転シャフト43,44及び駆動シャフト48に巻き掛けられた無端のコンベアベルト20とを有し、駆動シャフト48の回転によりコンベアベルト20を回転させる。コンベア式食品加熱装置は、支持器60に回転可能に支持された回転ローラ53を備え、回転ローラ53でコンベアベルト20の下面部20bの一部を押し上げて、駆動シャフト48をコンベアベルト20の下面部20bに係合させる。また、回転ローラ53のコンベアベルト20の下面部20bの押し上げを解除して、駆動シャフト48に対するコンベアベルト20の下面部20bの係合を解除する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、食品をコンベアベルトで搬送しながら加熱処理するコンベア式食品加熱装置に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されているように、加熱室内に加熱器(ヒータ)を備え、加熱室を前後方向に貫通して移動する無端のコンベアベルトの上面に食品を載置して加熱処理するコンベア式食品加熱装置はよく知られている。そして、この種のコンベア式食品加熱装置においては、加熱室の前方位置及び後方位置にてそれぞれ左右方向に延設されて同一高さに配置された一対の回転シャフトを、コンベアベルトの内側に挿通するとともに軸線周りに回転可能に支持フレームに支持させ、かつ電動モータにより駆動される駆動シャフトを、一対の回転シャフトの下方位置にてコンベアベルトの内側に挿通するとともに係合させて、前記一対の回転シャフトの高さ位置にてコンベアベルトを加熱室の前後方向に移動させるようにしている。
この種のコンベア式食品加熱装置においては、コンベアベルトに食品などの汚れが付着するため、従来から、装置本体に組み付けられている状態にあるコンベアベルトをブラシで擦って付着した汚れを取ることが一般的に行われている。しかし、ブラシで擦っただけではコンベアベルトに付着した汚れをきれいに取ることができない場合があり、その場合には、コンベアベルトを装置本体から取り外して洗浄することが好ましい。このコンベアベルトの取り外しに関しては、コンベアベルトが回転シャフト及び駆動シャフトの外周上に張設されているので、従来のコンベア式食品加熱装置では、コンベアベルトを装置本体から取り外す作業が困難であるという問題があった。
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、コンベアベルトを回転シャフトから簡単に取り外すことが可能なコンベア式食品加熱装置を提供することにある。なお、下記本発明の構成において、実施形態の対応する部分の符号を括弧内に例示的に示すが、これは本発明の構成を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、食品を加熱する加熱器(UH1,UH2,LH1〜LH4)を備え、前後方向に開口された加熱室(11)と、長尺状のベルトをその両端にて切離し可能に連結し、加熱室を前後方向に貫通して上面に載置された食品を搬送するための無端のコンベアベルト(20)と、加熱室の前方位置及び後方位置に左右方向にそれぞれ延設して互いに平行に設けられ、コンベアベルトの内側に挿通させた状態で、軸線周りの回転によりコンベアベルトの上面部(20a)を加熱室の前後方向に移動可能に支持する回転自在な第1回転シャフト(43)及び第2回転シャフト(44)と、第1回転シャフト及び第2回転シャフトよりも下方であって、コンベアベルトの上面部と下面部(20b)の間に位置して、駆動モータにより回転駆動される駆動シャフト(48)とを備えたコンベア式食品加熱装置において、左右方向に延設された円筒状の回転ローラ(53,72)と、回転ローラを回転可能に支持する支持機構(51,52,60,12a,13a,71)であって、回転ローラをコンベアベルトの下面部の一部に下方から当接させて下面部の一部を押し上げることにより、駆動シャフトに対してコンベアベルトの下面部を下方から係合させて、駆動シャフトの回転によりコンベアベルトを移動させる状態を維持し、かつ前記回転ローラによるコンベアベルトの下面部の一部の押し上げを解除することにより、駆動シャフトに対するコンベアベルトの下面部の係合を解除することが可能な支持機構とを設けたことにある。
上記のように構成した本発明においては、コンベアベルトは、長尺状のベルトをその両端にて切離し可能に連結して無端に構成され、第1回転シャフト、第2回転シャフト及び駆動シャフトに巻き掛けられている。そして、支持機構は、回転ローラをコンベアベルトの下面部の一部に下方から当接させて下面部の一部を押し上げることにより、駆動シャフトに対してコンベアベルトの下面部を下方から係合させて、駆動シャフトの回転によりコンベアベルトを移動させる状態を維持したり、前記回転ローラによるコンベアベルトの下面部の一部の押し上げを解除することにより、駆動シャフトに対するコンベアベルトの下面部の係合を解除したりする。したがって、駆動シャフトをコンベアベルトの下面部の一部に係合させている状態では、コンベアベルトは、駆動シャフトにより駆動されてスムーズに回動される。また、駆動シャフトに対するコンベアベルトの下面部の係合を解除した状態では、コンベアベルトは弛むので、無端のコンベアベルトを簡単に切離して、長尺状のベルトとすることができる。その結果、コンベアベルトを第1回転シャフト、第2回転シャフト及び駆動シャフトから簡単に取り外すことができ、コンベアベルトの洗浄にとって便利になる。
また、本発明の他の特徴は、前記支持機構を、駆動シャフトの下方にて加熱室の前後方向に延設して加熱室を形成する左右側部にそれぞれ平行に固定された左右一対のレール(51,52)と、左右一対のレール上をそれぞれ移動可能な一対のフレーム部(61,62)、一対のフレーム部を左右一対のレールにそれぞれ固定する一対の固定部(65,66)、及び一対のフレーム部に固定されて上方位置にて回転ローラ(53)を回転可能に支持する支持部(67,68,69)からなる支持器(60)とで構成し、支持器を左右一対の固定部によりレールに装着して固定した状態では、駆動シャフトに対するコンベアベルトの下面部の係合が維持され、かつ支持器を左右一対のレールに装着してない状態では、駆動シャフトに対するコンベアベルトの下面部の係合が解除されるようにしたことにある。
これによれば、駆動シャフトに対するコンベアベルトの下面部の係合が維持されて、コンベアベルトを移動させている状態では、支持器は固定部によりレールに固定されるので、支持器はレール上に安定して固定される。そして、支持器をレールに装着する際及び支持器をレールから装着解除する際には、作業者は、フレーム部をレール上を移動させればよいので、支持器のレールへの装着及び装着解除を簡単に行うことができる。したがって、コンベアベルトの装着及び取り外しも簡単に行うことができる。
また、本発明の他の特徴は、前記支持機構を、加熱室を形成する左右側部にそれぞれ設けられ、回転ローラ(72)によりコンベアベルトの下面部を押し上げかつ回転ローラがコンベアベルトにより押し下げられる異なる方向に延設された部分を有する左右一対の長尺状の貫通孔(12a,13a)と、長尺状に構成され、回転ローラを貫通させた状態で、左右一対の長尺状の貫通孔を貫通させ、かつ前記左右側部から両端部をそれぞれ外側に突出させて前記左右側部に組付けた支持シャフト(71)とで構成し、支持シャフトを左右一対の長尺状の貫通孔の一端に固定した状態では、駆動シャフトに対するコンベアベルトの下面部の係合が維持され、かつ支持シャフトを左右一対の長尺状の貫通孔の一端から移動させた状態では、駆動シャフトに対するコンベアベルトの下面部の係合が解除されるようにしたことにある。
これによれば、駆動シャフトとコンベアベルトの下面部との係合を維持して、支持シャフトを貫通孔の一端に固定している状態では、支持シャフトは貫通孔の一端に安定して固定される。また、回転ローラをコンベアベルトの下面部に係合させたり、コンベアベルトの下面部との係合を解除させたりするためには、作業者は支持シャフトを貫通孔に沿って移動させればよいので、コンベアベルトの装着及び取り外しも簡単に行うことができる。
a.第1実施形態
以下、本発明に係るコンベア式食品加熱装置の第1実施形態について図面を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係るコンベア式食品加熱装置の全体概略斜視図である。図2はコンベア式食品加熱装置の側面図であり、図3はコンベア式食品加熱装置の縦断側面図である。なお、本明細書においては、図1の右下側及び左上側をそれぞれコンベア式食品加熱装置の正面側(前側)及び背面側(後側)とする。
以下、本発明に係るコンベア式食品加熱装置の第1実施形態について図面を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係るコンベア式食品加熱装置の全体概略斜視図である。図2はコンベア式食品加熱装置の側面図であり、図3はコンベア式食品加熱装置の縦断側面図である。なお、本明細書においては、図1の右下側及び左上側をそれぞれコンベア式食品加熱装置の正面側(前側)及び背面側(後側)とする。
このコンベア式食品加熱装置は、食品を加熱するための加熱室11を有する加熱装置本体10と、上面部20aを水平方向に延設させるとともに加熱室11を貫通し、上面部20aに載置された食品を搬送するための網目状のコンベアベルト20とを備えている。加熱装置本体10は、正面から見て加熱室11に対し、左側に左ボックス12、右側に右ボックス13、下側に下ボックス14及び上側に上ボックス15を備えている。左ボックス12、右ボックス13、下ボックス14及び上ボックス15は、それぞれステンレスなどの金属板材により形成され、外壁面の位置を合わせてそれぞれ一体的に連結固着されている。そして、これらの左ボックス12と、右ボックス13と、下ボックス14と、上ボックス15とで囲まれた内側の空間が、加熱室11である。
加熱装置本体10の前方には、加熱室11の左右方向の幅とほぼ同じ間隔で左右一対の支柱31,32が立設されている。支柱31,32は、前後方向に延設された連結部材33,34により、左ボックス12及び右ボックス13の正面側の外面にそれぞれ連結されている。
加熱室11には、その前側にてコンベアベルト20の上面部20aに載置された食品を加熱室11内に搬入するための搬入口11aが設けられ、その後側にて加熱室11において加熱調理された調理済み食品を搬出するための搬出口11bが設けられている。加熱室11内には、食品を加熱調理するための上側電熱ヒータUH1,UH2及び下側電熱ヒータLH1〜LH4が設けられている。上側電熱ヒータUH1、UH2及び下側電熱ヒータLH1〜LH4は、カーボンフィラメントを不活性ガス(例えば、アルゴンガス)と共に石英ガラス管内に封入した長尺状かつ円筒状のガラス管ヒータであって、カーボンフィラメントに通電することにより遠赤外線及び輻射熱を放射する遠赤外線ヒータである。
上側電熱ヒータUH1、UH2及び下側電熱ヒータLH1〜LH4はそれぞれ同一に構成され、それらの軸線方向の長さはコンベアベルト20の幅方向の長さとほぼ同一である。上側電熱ヒータUH1,UH2は、加熱室11内にてコンベアベルト20の上面部20aの上方にて、コンベアベルト20の上面部20aの移動方向(図2及び図3の左右方向)と直交する方向にそれぞれ延設されて、両端にて左ボックス12及び右ボックス13の対向面に固定されている。下側電熱ヒータLH1〜LH4は、加熱室11内にてコンベアベルト20の上面部20aの下方にて、コンベアベルト20の上面部20aの移動方向(図2及び図3の左右方向)と直交する方向にそれぞれ延設されて、後述するコンベアレール41,42に設けた貫通孔41a,42aを貫通して両端にて左ボックス12及び右ボックス13の対向面に固定されている。
上側電熱ヒータUH1,UH2の上方には、上方に向かって放射される輻射熱を下方に反射するための反射板16が配設されている。コンベアベルト20の上面部20aよりも下方であって、下側電熱ヒータLH1〜LH4の上方には、保護カバー17が、それぞれ下側電熱ヒータLH1〜LH4の上部を覆うように配設されている。保護カバー17は、石英ガラスなどの高耐熱性及び高透光性の材料で断面半円形の長尺状に形成されている。これにより、コンベアベルト20の上面部20aに載置された食品の小片(カス)、食品に塗布された調味液などが落下しても、下側電熱ヒータLH1〜LH4の管表面に付着することが防止される。
また、加熱室11内には、コンベアベルト20の上面部20aに載置された食品の小片(カス)、食品に塗布された調味液などの落下物を収容する受け皿18が着脱可能に設けられている。この受け皿18は支柱31,32の前方から加熱室11内に挿入されて、後側部分が左ボックス12及び右ボックス13の対向面にそれぞれ設けた支持部材19によって支持されている。また、受け皿18の前端部は、両端にて支柱31,32の内側に固定されて左右方向に延設された支持部材35によって支持されている。
左ボックス12内には、このコンベア式食品加熱装置の運転動作を制御する電気制御装置及び左ボックス12内を冷却するための冷却ファンが収容されている。右ボックス13内には、コンベアベルト20を回動させるための伝動チェーンを含むコンベアベルト20の駆動機構(図示せず)が収納されている。下ボックス14内には、コンベアベルト20を駆動するための駆動モータDMが収納されており、駆動モータDMの回転は前記伝動チェーンを介して後述する駆動シャフト48に伝達されるようになっている。上ボックス15には、外部に連通した排気口が設けられている。左ボックス12と下ボックス14の接合部、下ボックス14と右ボックス13の接合部、及び右ボックス13と上ボックス15の接合部には、それぞれに通気口(図示せず)が設けられており、左ボックス12、下ボックス14、右ボックス13及び上ボックス15は連通している。したがって、左ボックス12内の前記冷却ファンを作動させると、外気が左ボックス12内に吸引されて、左ボックス12内の電気制御装置を冷却し、その後に下ボックス14に流入して駆動モータDMを冷却し、その後に右ボックス13内に流入して前記伝動チェーンを冷却し、最後に上ボックス15の排気口から外部に排出される。
左ボックス12及び右ボックス13の対向面には、下ボックス14と上ボックス15の間にて加熱室11を貫通するように、同じ高さ位置にて水平かつ互いに平行に延設された左右一対のコンベアレール41,42がそれぞれ固定されている。コンベアレール41,42の長さは同じであり、それらの後端部は加熱装置本体10の背面側から張り出して互いに対向している。コンベアレール41,42の前側部分は支柱31,32の上部内側にも固定され、それらの前端端部は支柱31,32よりも前側に張出して互いに対向している。コンベアレール41,42は、前後方向に長尺状に延設された立面壁と、立面壁の両端部を除く領域にて、立面壁の上端及び下端からそれぞれ直交する方向に延設された上面壁及び下面壁とからなり、内側を開放させた断面コ字状にステンレスなどの金属板材でそれぞれ一体形成されている。コンベアレール41,42の立面壁の中央部には、下側電熱ヒータLH1〜LH4を貫通させるための円形の貫通孔41a,42aが形成されている。
コンベアレール41,42の前端部及び後端部には、各一対のコンベアサポート45及びテンショナー46をそれぞれ介して、円柱状の回転シャフト43,44が両端部にてそれぞれ回転可能に支持されている。回転シャフト43,44の外周面上には、それぞれ複数の環状の従動ローラ43a,44aが固定されている。
この回転シャフト43,44の回転可能な支持について、回転シャフト43の右側端のコンベアレール42の前端部に対する組付け状態を示す図4の断面図を用いて詳しく説明する。コンベアサポート45は、図5(A)に示すように、前後方向に長尺状に延設された立面壁と、立面壁の前端部を除く領域にて、立面壁の上端及び下端からそれぞれ直交する方向に延設された上面壁及び下面壁と、立面壁の後端から直交する方向に延設された後面壁とからなり、外側及び前方を開放させた断面コ字状にステンレスなどの金属板材でそれぞれ一体形成されている。コンベアサポート45の上面壁の上面から下面壁の下面までの長さは、コンベアレール42の上面壁の下面から下面壁の上面までの長さにほぼ等しい。コンベアサポート45の上面壁及び下面壁の左右方向の幅は、コンベアレール42の上面壁及び下面壁の左右方向の幅にほぼ等しい。コンベアサポート45の立面壁には立面壁を貫通する前後方向に延びた長孔45aが設けられているとともに、後面壁には外側からねじ45bがその先端を内部に侵入させて螺着されている。長孔45aは、回転シャフト43の右端部を回転可能かつ前後方向に摺動可能に貫通させている。このコンベアサポート45は、コンベアレール42にその内側から組み付けられて、ねじ45cによりコンベアレール42の下面壁に固着されている。
このコンベアサポート45内には、外側から、図5(B)に示すテンショナー46及び図5(C)に示すコイルスプリング47が組み付けられるようになっている。テンショナー46は、コンベアサポート45の立面壁、上面壁及び下面壁内を摺動可能な断面方形状に樹脂により成形され、その後端面側には、コイルスプリング47の前端部を侵入させるとともに、コイルスプリング47の前端面を支持する有底の円形穴46aが形成されている。また、テンショナー46の前部には横方向に貫通した円形孔46bが形成され、円形孔46bには回転シャフト43の右端部が回転可能に貫通している。コイルスプリング47は、その後端側にてねじ45bの外周上に組み付けられ、その前端側を円形穴46aに侵入させている。回転シャフト43の左側端のコンベアレール41の前端部に対する組付け状態に関しては、図示省略したコンベアサポートが、コンベアサポート45と左右対称な形状である点を除けば、前述した回転シャフト43の右側端の場合と同じである。
次に、これらのコンベアサポート45、テンショナー46及びコイルスプリング47を用いた回転シャフト43の左右両端部のコンベアレール41,42に対する組付けについて説明しておく。作業者は、まず、回転シャフト43の左右両端部を長孔45aにそれぞれ侵入させて、左右一対のコンベアサポート45を回転シャフト43の両端部に組付ける。そして、左右一対のコイルスプリング47の前端を円形穴46aにそれぞれ侵入させた左右一対のテンショナー46の円形孔46bに回転シャフト43の両端部を貫通させるとともに、左右一対のコイルスプリング47の後端側にねじ45bを侵入させながら、左右一対のテンショナー46を左右一対のコンベアサポート45に外側から組み付ける。この状態では、回転シャフト43の両端部に、コンベアサポート45、テンショナー46及びコイルスプリング47が組み付けられている。その後、左右一対のコンベアサポート45をコンベアレール41,42に内側から組み付けて、ねじ45cによりコンベアサポート45をコンベアレール41,42に固定する。これにより、回転シャフト43は、その両端にてコンベアレール41,42に回転可能に支持されるとともに、コイルスプリング47によりコンベアレール41,42に対して前方に付勢されて、コンベアベルト20に適当なテンションが付与される。
コンベアレール41,42の後端部への回転シャフト44の組付けに関しては、コイルスプリング47が省略されている点、及び前後方向が逆な点を除き、前述したコンベアレール41,42の前端部への回転シャフト43の組付けと同じである。この場合、コイルスプリング47を省略する理由は、コンベアレール41,42の前端部における前述したコイルスプリング47により、コンベアベルト20に与えるテンションが得られるからである。ただし、コンベアレール41,42の後端部への回転シャフト44の組付けにおいても、コイルスプリング47を用いるようにしてもよい。
加熱室11の下部における前後方向(図2及び図3の左右方向)の中央位置近傍には、両端部にて、左ボックス12及び右ボックス13の対向面に回転可能に支持された駆動シャフト48が設けられている。駆動シャフト48の外周面上には、複数の環状の駆動ローラ48aが固定されている。この駆動シャフト48は、図示しない伝動チェーンを介して動力伝達可能に駆動モータDMに接続されており、駆動モータDMの回転により軸線回りに回転する。コンベアベルト20は、長尺状のベルトをその両端にて切離し可能に連結して無端に構成されており、回転シャフト43,44の従動ローラ43a,44a及び駆動シャフト48の駆動ローラ48aの外周上に巻き掛けられているとともに、コンベアベルト20の上面部20aの左右両端部はコンベアレール41,42の上面にて摺動可能に支持されている。この従動ローラ43a,44a及び駆動ローラ48aに巻き掛けられた状態にあるコンベアベルト20において、回転シャフト43,44よりも上方及び下方にそれぞれ位置するコンベアベルト20の部分を、本明細書では、コンベアベルト20の上面部20a及び下面部20bとそれぞれ言う。これにより、駆動モータDMを回転させれば、コンベアベルト20は、従動ローラ43a,44a及び駆動ローラ48aと共に回転して、その上面部20aは加熱装置本体10の正面側から背面側に移動し、その下面部20bは加熱装置本体10の背面側から正面側に移動する。
次に、コンベアベルト20について、図6を用いて説明する。コンベアベルト20は、複数の弾性を有する金属線21を連結して網目状に構成されている。具体的には、複数の金属線21は、弾性を有する金属線をそれぞれ曲げ加工して構成されており、各金属線21は、互いに平行であって前後方向に所定距離だけ隔てて左右方向に所定距離ずつ交互に延設された部分を有する。そして、互いに隣合う金属線21を、図6の上側に位置する金属線21の上側部分を図6の下側に位置する金属線21の上側部分に潜らせるように絡ませる。そして、各金属線21の両端部に図6にて上側に延長するとともにU字状に折り返した引っ掛け部21aを設けて、下側の金属線21の引っ掛け部21aを上側に位置する金属線21に引っ掛けるようにする。これにより、金属線21を編んで構成した長尺状のコンベアベルト20が構成される。
そして、この長尺状のコンベアベルト20を、図3に示すように、コンベアレール41,42、回転シャフト43,44の従動ローラ43a,44a及び駆動シャフト48の駆動ローラ48a上に掛け渡して、両端(図6のA部)を複数の連結線(本実施形態では3本の連結線)22で連結して無端のコンベアベルトとする。連結線22も、金属線21と同質の弾性を有する金属線で構成されており、両端部を上側に延長するとともにU字状に折り返した引っ掛け部22aを有する。なお、連結線22を用いたコンベアベルト20の連結については、詳しく後述する。
また、駆動ローラ48aと受け皿18との間の位置には、左ボックス12及び右ボックス13の対向面に、左右一対のレール51,52が固定されている。レール51,52は、それらの長さが同一で加熱室11の前後方向の長さとほぼ同じであり、加熱室11内にて水平かつ互いに平行に前後方向に延設されている。レール51は、図7に示すように、前後方向に長尺状に延設された立面壁51aと、立面壁51aの上端及び下端からそれぞれ直交する方向に延設された上面壁51b及び下面壁51cとからなり、内側を開放させた断面コ字状にステンレスなどの金属板材でそれぞれ一体形成されている。また、立面壁51a、上面壁51b及び下面壁51cの前端は前面壁51dにより閉ざされている。下面壁51cの下面から上面壁51bの上面までの距離はL1であり、以下、この距離をレール51,52の上下幅L1とする。立面壁51aには、左ボックス12の側壁にレール51を固定するためのねじを貫通させる複数の貫通孔51a1が設けられている。上面壁51bの後部には円形の貫通孔51b1が設けられている。レール52は、レール51と左右方向に対称に構成されている。
レール51,52の前側部分には、コンベアベルト20の下面部20bを押し上げるための回転ローラ53を、所定の位置に固定して支持する支持器60が着脱可能に組み付けられている。支持器60は、図8に示すように、レール51,52上をそれぞれ移動可能なフレーム61,62を有する。フレーム61,62は、前後方向に長尺状に延設された立面壁61a,62aと、立面壁61a,62aの上端にて前端から後端までに渡って直交する方向に延設された上面壁61b,62bと、立面壁61a,62aの下端の前端部にて所定の短い長さに渡って直交する方向に延設された下面壁61c,62cとからなり、外側を開放させた断面コ字状にステンレスなどの金属板材でそれぞれ一体形成されている。
フレーム61,62は、それらの後部にて、立面壁61a,62aの内側面にそれぞれ溶接固定された一対の円柱状のシャフト63,64により、立面壁61a,62aを互いに平行に保った状態で連結されている。シャフト63,64間の距離は、作業者が片手で握れる程度の距離である。上面壁61b,62bの高さは同じであるとともに、下面壁61c,62cの高さも同じである。下面壁61c,62cの上面から上面壁61b,62bの下面までの距離はL2であり、レール51,52の上下幅L1よりも少し大きい。そして、フレーム61,62は、上面壁61b,62bの下面をレール51,52の上面壁51b,52bの上面に載せ、かつ下面壁61c,62cをレール51,52の下面壁51c,52cよりも下側に位置させてレール51,52に組み付けられている。この状態で、フレーム61,62の下面壁61c,62cの上面と、レール51,52の下面壁51c,52cの下面との間には隙間が設けられている。上面壁61b,62bの後部の下面には、円柱状の突起65,66がそれぞれ溶接固定されている。突起65,66は、レール51,52の貫通孔51b1,52b1内に侵入して、支持器60をレール51,52に固定するための固定部として機能する。
フレーム61,62の前側部分の立面壁61a,62aの内側面には、ステンレスなどの金属板材でそれぞれ形成した直角三角形状の支持部材67,68が溶接固定されている。支持部材67,68の頂上部分の内側面には、支持シャフト69がその両端にてねじ固定されている。支持シャフト69の外周上には、円筒状に構成した回転ローラ53が軸線周りに回転可能に組み付けられている。この回転ローラ53は、支持器60をレール51,52に前方から侵入させた際には、コンベアベルト20の下面部20bを駆動ローラ48aの前方位置にて押し上げる。なお、支持器60をレール51,52上に載置した状態では、回転ローラ53の上端は駆動ローラ48aの上端よりも高い位置に位置する。そして、支持器60の侵入後に支持器60をレール51,52に固定した状態では、コンベアベルト20の下面部20bを駆動ローラ48aに噛み合わせる。したがって、この状態で、駆動ローラ48aを回転させれば、コンベアベルト20は、駆動ローラ48a及び従動ローラ43a,44a上を回転移動する。このとき、回転ローラ53は、コンベアベルト20の回転移動に伴い、支持シャフト69の外周面上を軸線周りに回転する。
このように構成したコンベア式食品加熱装置のコンベアベルト20の組み付けについて説明しておく。コンベアベルト20を組み付ける前の加熱装置本体10に対して、まず、受け皿18を、レール51,52の下方にて前方から侵入させて、支持部材19,35上に載置する。次に、作業者は、連結を解除した状態のコンベアベルト20の一端20cにおける左右両端部を、搬出口11b側からレール51,52の上面壁51b,52bの上面上に載せ、駆動ローラ48aの下方にて前方に摺動させながらコンベアベルト20を押し込み、コンベアベルト20の一端20cを搬入口11aから引っ張り出す。このコンベアベルト20の状態を図9に示す。さらに、作業者は、コンベアベルト20の一端20cを前方に引張り出すとともに、従動ローラ43aの外側を通して引っ張り上げて、その左右両端部をコンベアレール41,42の上面壁の上面上に載せて、図示位置P1に位置させる。そして、前記一端20cと反対側のコンベアベルト20の他端を、従動ローラ44aの外側を通して引っ張り上げて、その左右両端部を搬出口11b側からコンベアレール41,42の上面壁の上面上に載せて前方に摺動させながらコンベアベルト20を押し込んで図示位置P1に位置させる。なお、コンベアベルト20の一端20cを搬入口11a側からさらに押し込んで、図示位置P2に位置させてもよい。この場合には、前記一端20cと反対側のコンベアベルトの他端を、従動ローラ44aの外側を通して引っ張り上げて、その左右両端部をコンベアレール41,42の上面壁の上面上に載せて図示位置P2に位置させる。
次に、作業者は、コンベアベルト20の一端20cと他端とを図示位置P1(又はP2)にて連結して、コンベアベルト20を無端とする。この状態を図10に示す。ここで、コンベアベルト20の連結について、図11を用いて説明する。まず、(A)に示すように連結線22の一方の引っ掛け部22aを下側の金属線21の引っ掛け部21aを潜らせた後、(B)に示すように一方の引っ掛け部22aを上側の金属線21に引っ掛ける。その後、(C)に示すように連結線22の他方の引っ掛け部22aを下側の金属線21を潜らせた後、(D)に示すように他方の引っ掛け部22aを上側の金属線21に引っ掛ける。このような作業を複数の連結線22について行うことにより、無端のコンベアベルト20がコンベアレール41,42、従動ローラ43a,44a及び駆動ローラ48aに巻き回された状態となる。なお、この状態では、コンベアベルト20には弛みが生じており、コンベアベルト20の下面部20bは駆動ローラ48aとは係合していない。
この状態で、作業者は、搬入口11a側にて、支持器60の正面側から、フレーム61,62の上面壁61b,62bの下面をレール51,52の上面壁51b,52bの上面に載せ、フレーム61,62の下面壁61c,62cをレール51,52の下面壁51c,52cの下側に位置させる。そして、作業者は、シャフト63,64を持って、支持器60の後ろ側を(すなわち、突起65,66を設けた側を)を正面側よりも若干上方に位置させて、すなわち後ろ側を正面側より上方に位置させるようにフレーム61,62を傾斜させ、支持器60を搬入口11a側から搬出口11b側方向に向かって押し込む。この場合、下面壁61c,62cの上面から上面壁61bの下面までの距離L2は、レール51,52の上下幅L1よりも若干大きいので、フレーム61,62の傾斜が許容される。
この支持器60の押し込み動作中、支持器60に設けた回転ローラ53はコンベアベルト20の下面部20bに下面から当接する。そして、回転ローラ53の上端は駆動ローラ48aの上端よりも高い位置に位置するので、支持器60の搬入口11a側から搬出口11b側方向への移動に伴い、回転ローラ53は、支持シャフト69の外周面上を回転しながら、コンベアベルト20の下面部20bを上方に押し上げて駆動ローラ48a側に移動する。したがって、コンベアベルト20がその弛みを減少させて引っ張り上げられるので、コンベアベルト20の下面部20bは駆動ローラ48aに係合して、駆動ローラ48aの谷部に確実に巻き掛けられることになる。これにより、駆動モータDMを回転させれば、コンベアベルト20は、従動ローラ43a,44a、駆動ローラ48a及び回転ローラ53と共に回転して、その上面部20aは加熱装置本体10の正面側から背面側に移動するようになる。
そして、前記のようにコンベアベルト20の下面部が駆動ローラ48aに係合する状態で、突起65,66はレール51,52の上面壁51b,52bに設けた貫通孔51b1,52b1の上方に位置するようになっている。したがって、この状態で、支持器60の後ろ側を下げて、突起65,66を貫通孔51b1,52b1に侵入させる。これにより、フレーム61,62の上面壁61b,62bの下面は、レール51,52の上面壁51b,52bの上面に当接して、支持器60はレール51,52上に安定して固定される。
次に、上記のように構成したコンベア式食品加熱装置を用いた食品の加熱処理について説明する。作業者は、まず、コンベア式食品加熱装置の電源スイッチを投入するとともに、スタート操作子を操作する。これにより、駆動モータDMは回転を開始し、電熱ヒータUH1,UH2,LH1〜LH4には電流が流れ始める。駆動モータDMの回転は駆動シャフト48及び駆動ローラ48aに伝達されて、コンベアベルト20が回転し始め、コンベアベルト20の上面部20aは正面側から背面側に移動し始める。この状態で、作業者は、コンベアベルト20の上面の移動速度を操作子により適当に設定する。
このようなコンベア式食品加熱装置の作動開始後、作業者は、パン、肉、野菜などの食品を正面側からコンベアベルト20の上面部20aに載置すると、載置された食品はコンベアベルト20の上面部20aの移動により、加熱室11内に入っていく。加熱室11内においては、食品が電熱ヒータUH1,UH2,LH1〜LH4によって加熱され、加熱処理された食品はコンベアベルト20の上面部20aの移動により背面側に現れる。作業者は、この加熱処理された食品をコンベアベルト20の上面部20aから取り上げる。この作業を繰返し行うことにより、複数の食品が順次加熱処理される。
このような食品の加熱処理をある期間行うと、コンベア式食品加熱装置の受け皿18には、食品の小片(カス)、食品に塗布された調味液などの落下物が溜まったり、コンベアベルト20に食品による汚れが付着したりする。この場合、受け皿18に関しては、加熱室11から引き出して、溜まった落下物を捨てるとともに洗浄する。一方、コンベアベルト20に関しては、コンベアレール41,42、回転シャフト43,44(従動ローラ43a,44a)、駆動シャフト48(駆動ローラ48a)及び回転ローラ53から取り外して洗浄することが好ましい。
このコンベアベルト20の取り外し作業について説明する。コンベアベルト20を取り外す前には、支持器60を加熱装置本体10から取り外す。この支持器60の取り外しにおいては、作業者は、シャフト63,64を持って、支持器60の後ろ側を持ち上げて、レール51,52の上面壁51b,52bに設けた貫通孔51b1,52b1に対する突起65,66の侵入を解除する。そして、作業者は、上面壁61b,62bの下面を上面壁51b,52bの上面上にて摺動させながら、支持器60を搬入口11a側に引っ張り出す。そして、支持器60を加熱装置本体10から取り外す。
この状態では、前述した回転ローラ53によるコンベアベルト20の下面部20bの押し上げが解除され、下面部20bの駆動ローラ48aへの係合は解除されているので、コンベアベルト20は弛んだ状態にある。この状態で、作業者は、コンベアベルト20を手動で回転させて、コンベアベルト20の連結線22による連結位置を操作し易いコンベアレール41,42の上面位置(例えば、前述した位置P1又は位置P2)に移動する。そして、無端状態にあるコンベアベルト20の両端の連結を解除して、コンベアベルト20を引っ張って、コンベアレール41,42、回転シャフト43,44(従動ローラ43a,44a)及び駆動シャフト48(駆動ローラ48a)から取り外す。
このコンベアベルト20の連結解除は、図12(A)〜(D)の手順で行われる。まず、(A)に示すように連結線22を下方に引っ張って撓ませた後、(B)に示すように一方の引っ掛け部22aを上側の金属線21から取り外す。その後、(C)に示すように前記一方の引っ掛け部22aを下方に移動させて、(D)に示すように他方の引っ掛け部22aを上側の金属線21から取り外す。このような作業を全ての連結線22について行うことにより、無端のコンベアベルト20が切り離される。そして、コンベアレール41,42、回転シャフト43,44(従動ローラ43a,44a)及び駆動シャフト48(駆動ローラ48a)に巻き回されている切離された長尺状のコンベアベルト20を、引っ張って加熱装置本体10から取り外す。
その後、取り外したコンベアベルト20を洗浄して、付着している汚れを除去する。また、コンベアベルト20の取り外し時には、コンベアレール41,42などに付着している汚れも拭き落す。コンベアベルト20の洗浄後、コンベアベルト20を加熱装置本体10に再び組み付ける。なお、このコンベアベルト20の組み付け作業は、前述のコンベア式食品加熱装置の組み立て時と同じ作業であるので、説明を省略する。
上記のように構成された第1実施形態に係るコンベア式食品加熱装置においては、支持器60を加熱装置本体10に装着した状態では、回転ローラ53がコンベアベルト20の下面部20bを押し上げて、コンベアベルト20は、コンベアレール41,42、回転シャフト43,44(従動ローラ43a,44a)、駆動シャフト48(駆動ローラ48a)及び回転ローラ53に引っ張られた状態で巻き掛けられて駆動ローラ48aに係合する。したがって、この状態では、駆動ローラ48aを回転させることによりコンベアベルト20も回転して、コンベアベルト20の上面部20aは搬入口11a側から搬出口11b側にスムーズに移動するので、食品は適切に加熱される。
また、支持器60の加熱装置本体10に対する装着を解除した状態では、コンベアベルト20の下面部20bの回転ローラ53による押上げが解除され、コンベアベルト20の下面部20bの駆動ローラ48aに対する係合が解除されて、コンベアベルト20は弛んだ状態になる。この状態では、無端のコンベアベルト20の両端が、連結線22の連結解除により簡単に切り離されるので、コンベアベルト20を、コンベアレール41,42、回転シャフト43,44(従動ローラ43a,44a)及び駆動シャフト48(駆動ローラ48a)から簡単に取り外すことができる。その結果、コンベアベルト20の洗浄にとって便利となる。
また、支持器60の加熱装置本体10への装着時には、支持器60の突起65,66をレール51,52に設けた貫通孔51b1,52b1に侵入させるので、支持器60は、フレーム61,62の上面壁61b,62bの下面をレール51,52の上面壁51b,52bの上面に当接させてレール51,52上に安定して固定される。そして、支持器60の加熱装置本体10の装着時及び取り外し時には、作業者はシャフト63,64を持って、フレーム61,62の上面壁61b,62bをレール51,52の上面壁51b,52b上を摺動させて、支持器60をレール51,52上にて移動させる。その結果、支持器60の加熱装置本体10の装着及び取り外しを簡単に行うことができる。
また、上記第1実施形態においては、支持器60を搬入口11a側から加熱室11内に侵入させて、支持器60を加熱装置本体10に装着するようにした。しかし、これに代えて、支持器60を搬出口11b側から加熱室11内に侵入させて、支持器60を加熱装置本体10に装着するようにしてもよい。この場合、回転ローラ53は、駆動ローラ48aよりも搬出口11b側にて、コンベアベルト20の下面部20bに当接するようにする。また、2つの支持器60を駆動ローラ48aの搬入口11a側及び搬出口11b側の両側にて加熱装置本体10に装着するようにして、コンベアベルト20の下面部20bの駆動ローラ48aに対する係合を堅固にするようにしてもよい。
b.第2実施形態
次に、本発明に係るコンベア式食品加熱装置の第2実施形態について図面を用いて説明する。図13は、本発明の第2実施形態に係るコンベア式食品加熱装置の一部の側面図である。この第2実施形態に係るコンベア式食品加熱装置は、上記第1実施形態におけるレール51,52、回転ローラ53及び支持器60を変更した点で異なり、他の部分は上述した第1実施形態に係るコンベア式食品加熱装置とほぼ同じである。したがって、以下の説明においては、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明し、同一部分には上記第1実施形態の場合と同一符号を付して、その説明を省略する。
次に、本発明に係るコンベア式食品加熱装置の第2実施形態について図面を用いて説明する。図13は、本発明の第2実施形態に係るコンベア式食品加熱装置の一部の側面図である。この第2実施形態に係るコンベア式食品加熱装置は、上記第1実施形態におけるレール51,52、回転ローラ53及び支持器60を変更した点で異なり、他の部分は上述した第1実施形態に係るコンベア式食品加熱装置とほぼ同じである。したがって、以下の説明においては、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明し、同一部分には上記第1実施形態の場合と同一符号を付して、その説明を省略する。
このコンベア式食品加熱装置においては、左ボックス12及び右ボックス13の外側壁及び内側壁には、長尺状の貫通孔12a,13aがそれぞれ設けられている。なお、図13においては、左ボックス12の外側壁に設けられた貫通孔12aのみが示されている。貫通孔12a,13aは、駆動ローラ48aよりも搬入口11a側の部分の互いに対向する位置にて同一形状に構成されている。貫通孔12a,13aは、搬入口11a側の下方から搬出口11b側の上方に延設された同一幅の傾斜部分12a1,13a1と、傾斜部分12a1,13a1の上端部に連続するとともに下方に延設された傾斜部分12a1,13a1と同一幅の垂直部分12a2,13a2とからなる。この場合、例えば、傾斜部分12a1,13a1の下端は駆動ローラ48aの下端の高さ位置近傍に位置し、垂直部分12a2,13a2の下端は駆動ローラ48aの上端よりも高い位値に位置する。
これらの貫通孔12a,13aには、貫通孔12a,13aの幅よりも僅かに小さな直径を有する円柱状の支持シャフト71が摺動可能に貫通している。なお、支持シャフト71は、加熱装置本体10の横幅よりも長く、左ボックス12及び右ボックス13を貫通している。図14に示すように、支持シャフト71の中央部の外周面上には、円筒状の回転ローラ72が軸線回りに回転可能に組み付けられている。支持シャフト71の両端には、支持シャフト71を左ボックス12及び右ボックス13を貫通させた状態で、抜け止め用の貫通孔12a,13aの幅より大きな直径の円盤状部材73,74が螺合により固定されている。この支持シャフト71、回転ローラ72及び円盤状部材73,74の組み付けにおいては、一端に円盤状部材73を螺合した支持シャフト71を、他端から貫通孔12a及び左ボックス12を介して加熱室11内に侵入させ、予め加熱室11内に用意しておいた回転ローラ72を貫通させる。そして、支持シャフト71の他端を貫通孔13a及び右ボックス13を貫通させて右ボックス13の外側に突出させ、他端に円盤状部材74を螺合する。
このように構成した第2実施形態に係るコンベア式食品加熱装置においては、支持シャフト71を貫通孔12a,13aの垂直部分12a2,13a2の下端に位置させた状態では、図15に示すように、回転ローラ72がコンベアベルト20の下面部20bを上方に押し上げている。そして、コンベアベルト20の下面部20bは、駆動ローラ48aに係合し、駆動ローラ48aの回転時にはコンベアベルト20が回動する。一方、支持シャフト71を貫通孔12a,13aの傾斜部分12a1,13a1の下端に位置させた状態では、図16に示すように、回転ローラ72はコンベアベルト20の下面部20bから離れて下方に位置して、前記コンベアベルト20の下面部20bの押し上げを解除している。そして、コンベアベルト20の下面部20bの駆動ローラ48aに対する係合は解除されて、コンベアベルト20は駆動ローラ48aから離れて弛んでいる。
次に、コンベアベルト20の組み付けについて説明しておく。上記第1実施形態の場合と同様に、コンベアベルト20を組み付ける前の加熱装置本体10に対して、まず、受け皿18を支持部材19,35上に載置して加熱室11内に組み入れる。そして、加熱装置本体10に組み付けた支持シャフト71を、貫通孔12a,13aの傾斜部分12a1,13a1の下端に位置させておく。
次に、作業者は、コンベアベルト20の一端20cを、搬出口11b側から加熱室11内に侵入させ、駆動ローラ48aの下側を通過させた後に、回転ローラ72の上側を通過させ、従動ローラ43aの外側を通して、上述した位置P1(図9,10参照)に位置させる。そして、上記第1実施形態の場合と同様に、コンベアベルト20の他端を、従動ローラ44aの外側を通して、前記位置P1に位置させる。なお、コンベアベルト20の一端20cを搬入口11a側から加熱室11内にさらに侵入させ、上述した位置P2(図99、図10参照)に位置させるようにしてもよい。そして、この場合には、コンベアベルト20の他端を、従動ローラ44aの外側を通して、前記位置P2に位置させる。なお、この状態では、図16に示すように、回転ローラ72は、駆動ローラ48aの下方に位置し、コンベアベルト20には弛みが生じており、コンベアベルト20の下面部20bは駆動ローラ48aとは係合していない。
次に、作業者は、上記第1実施形態の場合と同様に、コンベアベルト20の両端を連結線22を用いて連結する。このコンベアベルト20の連結後、円盤状部材73,74をもって、支持シャフト71を貫通孔12a,13aの傾斜部分12a1,13a1に沿って上方へ移動させる。この支持シャフト71の移動により、回転ローラ72は、図15に示すように、コンベアベルト20の下面部20bに下面から当接し、支持シャフト71の外周面上を回転しながら、コンベアベルト20の下面部20bを上方に押し上げる。これにより、コンベアベルト20がその弛みを減少させて引っ張り上げられるので、コンベアベルト20の下面部20bは駆動ローラ48aに係合して、駆動ローラ48aの谷部に確実に巻き掛けられることになる。その後、支持シャフト71を貫通孔12a,13aの垂直部分12a2,13a2の上部に移動させると、支持シャフト71は、コンベアベルト20の下面部20bにより押し下げられて、垂直部分12a2,13a2の下端に安定して固定される。
このようにして構成されたコンベア式食品加熱装置は、上記第1実施形態の場合と同様にして食品の加熱処理に利用される。そして、食品の加熱処理に利用された結果、コンベア式食品加熱装置の受け皿18に、食品の小片(カス)、食品に塗布された調味液などの落下物が溜まったり、コンベアベルト20に食品による汚れが付着したりした場合には、上記第1実施形態の場合と同様に、受け皿18及びコンベアベルト20が洗浄される。
この場合のコンベアベルト20の取り外しは次のようにして行われる。作業者は、まず、円盤状部材73,74を持って、支持シャフト71を貫通孔12a,13aの垂直部分12a2,13a2の上部まで持ち上げるとともに、傾斜部分12a1,13a1の下端部まで移動させる。この状態では、回転ローラ72は、コンベアベルト20の下面部20bの下方に位置し、コンベアベルト20には弛みが生じており、コンベアベルト20の下面部20bは駆動ローラ48aとは係合していない。したがって、この状態で、上記第1実施形態の場合と同様に、コンベアベルト20を移動させて、コンベアベルト20の両端の連結を解除し、その後に、コンベアベルト20を引っ張って、コンベアレール41,42、回転シャフト43,44(従動ローラ43a,44a)、駆動シャフト48(駆動ローラ48a)及び回転ローラ72からコンベアベルト20を取り外す。
また、受け皿18及びコンベアベルト20の洗浄後には、コンベアベルト20を加熱装置本体10に再び組み付ける。なお、このコンベアベルト20の組み付け作業も、前述したコンベアベルト20の組み付けと同じ作業であるので、説明を省略する。
上記のように構成された第2実施形態に係るコンベア式食品加熱装置においては、支持シャフト71を貫通孔12a,13aの垂直部分12a2,13a2の下端に固定した状態では、回転ローラ72がコンベアベルト20の下面部20bを押し上げて、コンベアベルト20は、コンベアレール41,42、回転シャフト43,44(従動ローラ43a,44a)、駆動シャフト48(駆動ローラ48a)及び回転ローラ72に引っ張られた状態で巻き掛けられて駆動ローラ48aに係合する。したがって、この状態では、上記第1実施形態の場合と同様に、駆動ローラ48aの回転によりコンベアベルト20は移動し、食品は適切に加熱される。また、この状態では、支持シャフト71は、コンベアベルト20の下面部20bにより押し下げられて、安定して固定される。
また、支持シャフト71を貫通孔12a,13aの傾斜部分12a1,13a1の下端に移動した状態では、コンベアベルト20の下面部20bの回転ローラ72による押上げが解除され、コンベアベルト20の下面部20bの駆動ローラ48aに対する係合が解除されて、コンベアベルト20は弛んだ状態になる。したがって、この状態では、上記第1実施形態の場合と同様に、無端のコンベアベルト20の両端が連結線22の連結解除により簡単に切り離され、コンベアベルト20を、コンベアレール41,42、回転シャフト43,44(従動ローラ43a,44a)、駆動シャフト48(駆動ローラ48a)及び回転ローラ72から簡単に取り外すことができる。また、支持シャフト71及び回転ローラ72の貫通孔12a,13a内の移動においては、作業者は円盤状部材73,74を持って支持シャフト71を移動させるだけであるので、コンベアベルト20の装着及び取り外しも簡単に行うことができる。
なお、上記第2実施形態においては、支持シャフト71、回転ローラ72及び円盤状部材73,74を駆動ローラ48aと搬入口11aとの間に配置したが、支持シャフト71、回転ローラ72及び円盤状部材73,74を駆動ローラ48aと搬出口11bとの間に配置してもよい。また、2組の支持シャフト71、回転ローラ72及び円盤状部材73,74を、駆動ローラ48aと搬入口11a及び搬出口11bとの各間にそれぞれ配置してもよい。
また、上記第2実施形態においては、貫通孔12a,13aを、搬入口11a側の下方から搬出口11b側かつ上方に延設された傾斜部分12a1,13a1と、傾斜部分12a1,13a1の上端部に連続するとともに下方に延設された垂直部分12a2,13a2とで構成した。しかし、貫通孔12a,13aは、回転ローラ72によりコンベアベルト20の下面部20bを押し上げかつ回転ローラ72がコンベアベルト20の下面部20bにより押し下げられる異なる方向に延設された部分を有するような形状であれば、各種の形状が適用され得る。例えば、傾斜部分12a1,13a1を水平方向に延設させた部分に変更したり、垂直部分12a2,13a2を傾斜させた部分に変更したりしてもよい。また、傾斜部分12a1,13a1及び垂直部分12a2,13a2を直線上に延設させなくても、円形状に延設させてもよい。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記第1実施形態、第2実施形態及びそれらの変形例に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記第1及び第2実施形態においては、6個の電熱ヒータUH1,UH2,LH1〜LH4を設けるようにしたが、加工される食品の種類、加工の程度などにより電熱ヒータの数を適当に設定すればよい。
また、上記第1及び第2実施形態においては、電熱ヒータとして、カーボンフィラメントを不活性ガスと共に石英ガラス管内に封入したガラス管タイプの遠赤外線ヒータを用いたが、遠赤外線の放射量が食品を加熱処理できる程度であれば、これに限定されることなく種々の赤外線ヒータを用いることできる。また、電熱ヒータとして遠赤外線ヒータを用いたので、電熱ヒータの立ち上がり時間が短くて最高温度に達する時間が短い。しかし、この時間が問題にならなければ、その他の電熱ヒータを用いてもよい。例えば、シーズヒータ、セラミックヒータ、ハロゲンヒータなどの各種ヒータを用いることもできる。また、食品の種類にもよるが、蒸気で食品を加熱処理する場合には、ヒータでなく、過熱蒸気発生器を加熱器として用いてもよい。
また、上記第1及び第2実施形態においては、切離した状態の長尺状のコンベアベルト20の両端に位置する一対の金属線21,21間を、金属線21,21とは独立した連結線22で連結するようにした。しかし、これに代えて、前記独立した連結線22を用いることなく、切離した状態の長尺状のコンベアベルト20の両端に位置する一対の金属線21,21のうちの一方の金属線21に、他方の金属線21との切離し及び連結を可能とする、上記第1及び第2実施形態の引っ掛け部22aと同様な引っ掛け部を複数箇所(本実施形態では、例えば6箇所)に設けておき、前記一対の金属線21,21を切離したり、連結したりするようにしてもよい。
10…加熱装置本体、11…加熱室、20…コンベアベルト、21…金属線、22…連結線、41,42…コンベアレール、43,44…回転シャフト、48…駆動シャフト、51,52…レール、53,72…回転ローラ、60…支持器、61,62…フレーム、65,66…突起、69,71…支持シャフト、LH1〜LH4…下側電熱ヒータ、UH1,UH2…上側電熱ヒータ
Claims (3)
- 食品を加熱する加熱器を備え、前後方向に開口された加熱室と、
長尺状のベルトをその両端にて切離し可能に連結し、前記加熱室を前後方向に貫通して上面に載置された食品を搬送するための無端のコンベアベルトと、
前記加熱室の前方位置及び後方位置に左右方向にそれぞれ延設して互いに平行に設けられ、前記コンベアベルトの内側に挿通させた状態で、軸線周りの回転により前記コンベアベルトの上面部を前記加熱室の前後方向に移動可能に支持する回転自在な第1回転シャフト及び第2回転シャフトと、
前記第1回転シャフト及び前記第2回転シャフトよりも下方であって、前記コンベアベルトの上面部と下面部の間に位置して、駆動モータにより回転駆動される駆動シャフトとを備えたコンベア式食品加熱装置において、
左右方向に延設された円筒状の回転ローラと、
前記回転ローラを回転可能に支持する支持機構であって、前記回転ローラを前記コンベアベルトの下面部の一部に下方から当接させて前記下面部の一部を押し上げることにより、前記駆動シャフトに対して前記コンベアベルトの下面部を下方から係合させて、前記駆動シャフトの回転により前記コンベアベルトを移動させる状態を維持し、かつ前記回転ローラによるコンベアベルトの下面部の一部の押し上げを解除することにより、前記駆動シャフトに対する前記コンベアベルトの下面部の係合を解除することが可能な支持機構とを設けたことにある。 - 請求項1に記載のコンベア式食品加熱装置において、
前記支持機構を、
前記駆動シャフトの下方にて前記加熱室の前後方向に延設して前記加熱室を形成する左右側部にそれぞれ平行に固定された左右一対のレールと、
前記左右一対のレール上をそれぞれ移動可能な一対のフレーム部、前記一対のフレーム部を前記左右一対のレールにそれぞれ固定する一対の固定部、及び前記一対のフレームに固定されて上方位置にて前記回転ローラを回転可能に支持する支持部からなる支持器とで構成し、
前記支持器を前記固定部により前記左右一対のレールに装着して固定した状態では、前記駆動シャフトに対する前記コンベアベルトの下面部の係合が維持され、かつ前記支持器を前記左右一対のレールに装着してない状態では、前記駆動シャフトに対する前記コンベアベルトの下面部の係合が解除されるコンベア式食品加熱装置。 - 請求項1に記載のコンベア式食品加熱装置において、
前記支持機構を、
前記加熱室を形成する左右側部にそれぞれ設けられ、前記回転ローラにより前記コンベアベルトの下面部を押し上げかつ前記回転ローラが前記コンベアベルトにより押し下げられる異なる方向に延設された部分を有する左右一対の長尺状の貫通孔と、
長尺状に構成され、前記回転ローラを貫通させた状態で、前記左右一対の長尺状の貫通孔を貫通させ、かつ前記左右側部から両端部をそれぞれ外側に突出させて前記左右側部に組付けた支持シャフトとで構成し、
前記支持シャフトを前記左右一対の長尺状の貫通孔の一端に固定した状態では、前記駆動シャフトに対する前記コンベアベルトの下面部の係合が維持され、かつ前記支持シャフトを前記左右一対の長尺状の貫通孔の一端から移動させた状態では、前記駆動シャフトに対する前記コンベアベルトの下面部の係合が解除されるコンベア式食品加熱装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014190296A JP2016059621A (ja) | 2014-09-18 | 2014-09-18 | コンベア式食品加熱装置 |
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JP2014190296A JP2016059621A (ja) | 2014-09-18 | 2014-09-18 | コンベア式食品加熱装置 |
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JP2016059621A true JP2016059621A (ja) | 2016-04-25 |
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JP2014190296A Pending JP2016059621A (ja) | 2014-09-18 | 2014-09-18 | コンベア式食品加熱装置 |
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JP (1) | JP2016059621A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113479603A (zh) * | 2021-06-28 | 2021-10-08 | 杭州职业技术学院 | 一种双输送带地肤处理机 |
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2014
- 2014-09-18 JP JP2014190296A patent/JP2016059621A/ja active Pending
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