JP2016059299A - コンバイン - Google Patents

コンバイン Download PDF

Info

Publication number
JP2016059299A
JP2016059299A JP2014188468A JP2014188468A JP2016059299A JP 2016059299 A JP2016059299 A JP 2016059299A JP 2014188468 A JP2014188468 A JP 2014188468A JP 2014188468 A JP2014188468 A JP 2014188468A JP 2016059299 A JP2016059299 A JP 2016059299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side cover
combine
tank
cutting
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014188468A
Other languages
English (en)
Inventor
新福 勇一
Yuichi Niifuku
勇一 新福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2014188468A priority Critical patent/JP2016059299A/ja
Priority to KR1020177001015A priority patent/KR20170055467A/ko
Priority to CN201580048393.6A priority patent/CN106686972A/zh
Priority to PCT/JP2015/004435 priority patent/WO2016038849A1/ja
Publication of JP2016059299A publication Critical patent/JP2016059299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

【課題】可動部に注油するための潤滑油を貯留する貯留タンクを刈取部に備えたコンバインにおいて、貯留タンクの容量の確保と、刈取部のコンパクト化と、を両立させることが可能な構成を提供する。
【解決手段】コンバイン1は、刈取部10と、注油タンク27と、下サイドカバー24と、を備える。刈取部10は、穀稈を刈り取る。注油タンク27は、刈取部10の可動部に注油する潤滑油を貯留する。下サイドカバー24は、刈取部10の側部を覆う。刈取部10の側面の一部を膨出させるように、下サイドカバー24に膨出部が形成されている。注油タンク27の少なくとも一部が前記膨出部の内部に配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、刈取部の各部を潤滑する注油装置を備えたコンバインに関する。
従来から、穀稈を刈り取って脱穀する収穫機としてのコンバインが知られている。コンバインに備えられた刈取部には、穀稈を刈り取るための刈取刃や、穀稈を脱穀装置へ搬送するための搬送装置など、多くの可動部が備えられている。
コンバインの刈取部を動作させ、穀稈の刈取作業を行うと、可動部において摩擦による発熱、騒音、及び摩耗等が発生する。これを防止するために、コンバインにおいて、刈取部の可動部へ注油して潤滑するための注油装置を備える構成が従来から提案されている。
この注油装置は、潤滑油を貯留するための注油タンク(貯留タンク)を備える。また、注油タンクの潤滑油を可動部へ送るために、当該注油タンクから潤滑油を汲み出す電動ポンプと、汲み出された潤滑油をそれぞれの可動部へ送るためのパイプと、電動ポンプを動作/停止させるためのスイッチと、が備えられている。この構成により、スイッチを押すことで、刈取部が有する各可動部へ注油できるようになっている。
特許文献1のコンバインの注油装置は、刈取部にサイドカバーを設け、サイドカバーの内側に注油装置が配設される構成を開示している。従来のコンバインは、運転部に注油スイッチが設置されているため、注油作業を行うためには運転部に戻る必要があった。そこで、特許文献1においては、刈取部の側部に配置されたサイドカバーの内側に注油装置を配置し、サイドカバーを外すことで注油装置を操作できる構成としている。特許文献1は、この構成により、運転部に戻らずに注油作業を行うことができるとする。
特開2002−27821号公報
ところで、前述したように、刈取部の可動部へ注油するための潤滑油は、注油タンクに貯留される。この注油タンクは、オペレータが潤滑油を補給し易いように1箇所に設置されており、パイプを分岐させることで様々な箇所(可動部)を潤滑できるようになっている。また、注油タンクを刈取部に備えることで、注油タンクから可動部までのパイプの長さを短く構成できる。
特許文献1の注油装置は、貯油タンク(注油タンク)を刈取部の側面に配置し、平坦な平板状のサイドカバーで覆われる構成となっている。しかしながら、この構成では、注油タンクを当該サイドカバー内の狭い空間に配置しなければならないため、注油タンクの容量を十分に確保することが難しく、頻繁に潤滑油の補給をしなければならなかった。一方で、サイドカバーの内側に空間を確保しようとすると、刈取部の側面が全体的に外側に大きく張り出す形状となり、刈取部が大きくなってしまうと考えられる。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、可動部に注油するための潤滑油を貯留する貯留タンクを刈取部に備えたコンバインにおいて、貯留タンクの容量の確保と、刈取部のコンパクト化と、を両立させることが可能な構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成のコンバインが提供される。即ち、このコンバインは、刈取部と、注油タンクと、サイドカバーと、を備える。前記刈取部は、穀稈を刈り取る。前記注油タンクは、前記刈取部の可動部に注油する潤滑油を貯留する。前記サイドカバーは、前記刈取部の側部を覆う。前記刈取部の側面の一部を膨出させるように前記サイドカバーに膨出部が形成されている。前記注油タンクの少なくとも一部が前記膨出部の内部に配置されている。
これにより、前記注油タンクを収めるために必要な空間を、前記膨出部を外側に突出させることで確保できる。また、刈取部の一部のみを左右外側に膨出させる構成であるため、刈取部を全体としてコンパクトに構成することができる。
前記のコンバインにおいては、前記注油タンクは、その一部のみが前記膨出部の内部に配置されていることが好ましい。
これにより、刈取部の小型化と、注油タンクの大容量化と、をバランスよく実現することができる。
前記のコンバインにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記刈取部は、穀稈の株元を掻き込む掻込ベルトを備える。前記注油タンクの底面の少なくとも一部が傾斜状に形成されている。前記注油タンクの底面の傾斜状部分の下方を、前記掻込ベルトが通過する。
これにより、掻込ベルトと干渉しないように、刈取部の内部(掻込ベルトの上方)に注油タンクの一部を収容できる。従って、十分な容量の注油タンクを、刈取部のコンパクトさを損なわずに設置することができる。
前記のコンバインにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記サイドカバーは平面部を有する。前記膨出部は前記平面部から膨出するように形成されている。前記注油タンクの補給口は、前記平面部より外側に配置される。
これにより、刈取部が側方に一部膨出している部分に注油タンクの補給口が配置されるので、注油タンクへの潤滑油の補給作業が容易になる。
前記のコンバインにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記補給口は前記サイドカバーの膨出部の内部に配置されている。前記サイドカバーの膨出部を、取り外すことで、又は開くことで、前記補給口を露出させることが可能である。
これにより、簡単な作業で、補給口を露出させて潤滑油を補給することができる。
本発明の一実施形態に係るコンバインの側面図。 コンバインの刈取部を示す正面図。 下サイドカバーを取り外した状態における注油タンク周辺の斜視図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態に係るコンバイン1の側面図である。なお、以下の説明で「左」及び「右」というときは、コンバイン1が刈取時に進む方向に向かって左及び右を意味するものとする。
本実施形態のコンバイン1は、いわゆる自脱型コンバインとして構成されている。図1に示すように、本実施形態のコンバイン1は、稲、麦等の穀稈2を刈り取るための刈取部10を機体本体の前方に備えている。また、コンバイン1の機体の下部には、機体を走行させるためのクローラ部20が設けられている。
刈取部10の後方であって、コンバイン1の左側には、刈取部10で刈り取った穀稈2を脱穀するための脱穀装置30と、当該脱穀装置30で脱穀された穀粒を選別して取り出す選別装置40と、が設けられている。
コンバイン1の上部右側には、穀粒を貯留するためのグレンタンク50が設けられている。選別装置40で選別された穀粒は、図略のコンベア機構によりグレンタンク50まで搬送され、当該グレンタンク50に貯留される。また、コンバイン1は、グレンタンク50内の穀粒を外部に排出するための排出オーガ60を備えている。
グレンタンク50の前方には、オペレータが搭乗するための運転部70が設けられている。運転部70には、運転操作部72、及びオペレータが座るための運転座席73等が設けられている。オペレータは、運転操作部72を操作することにより、コンバイン1の刈取作業や走行等の各種の操作を行うように構成されている。
図2は、コンバイン1の刈取部10を示す正面図である。図2に示すように、刈取部10は5条分の穀稈を刈り取ることができるように構成されており、引起装置21と、分草板11と、掻込ベルト28と、搬送装置23と、を備える。また、刈取部10は、図1に示すように刈取刃22を備えている。
引起装置21は、刈取部10の前部に配置されている。図2に示すように、引起装置21は複数の引起タイン21aを備えており、倒伏した作物を拾い上げたり、穂先を一定の幅に収束させたりする引起し作業を行う。
分草板11は、刈取部10の前下部において、機体の左右方向に複数並べて設けられている。分草板11は、穀稈2と穀稈2の間に差し込まれることにより、穀稈2を刈り取るべき幅を規定するためのものである。また、倒れた状態の穀稈2を当該分草板11がすくい上げることによって、当該穀稈2の刈取りを容易にする。
図2に示すように、掻込ベルト28は、引起装置21の後方下部に、左右方向に複数並べて配置される。それぞれの掻込ベルト28は複数の掻込突起を有しており、引起装置21によって起立させられた未刈穀稈の株元側を、当該掻込突起によって後方に掻き込むことができる。
刈取刃22は、分草板11の後方に設けられている。この構成で、分草板11の間に差し込まれ、掻込ベルト28によって掻き込まれた穀稈2は、その根元付近を刈取刃22によって切断され、刈り取られる。
刈取部10によって刈り取られた穀稈2は、複数の搬送チェーン等により構成される搬送装置23によって、脱穀装置30まで搬送され、脱穀される。以上のように構成された自脱型のコンバイン1を走行させながら刈取りを行うことで、圃場に生えている穀稈2を刈り取り、脱穀して穀粒を取り出すことができる。
刈取部10は、図略の刈取昇降機構を介して、コンバイン1の機体本体に連結されている。この刈取昇降機構は、油圧シリンダと、この油圧シリンダへの圧油の供給を切り換える電磁弁と、から構成され、刈取部10を上下に昇降駆動することが可能に構成されている。これにより、圃場の傾斜等に応じて刈取部10の高さを適切な高さに調整し、刈取りを適切に行うことができる。
以下、本実施形態の刈取部10の左右側部の構成を詳細に説明する。
図2に示すように、刈取部10は、左右1対の下サイドカバー24と、左右1対の上サイドカバー25と、を備える。下サイドカバー24には、左右側方外側に突出した略箱状の膨出部がほぼ全体にわたって形成されており、刈取部10の左側及び右側の下部を覆っている。上サイドカバー25は、全体が平坦な板状に形成され、刈取部10の左側及び右側の上部を覆っている。下サイドカバー24と上サイドカバー25とは隣接して配置され、上サイドカバー25は、下サイドカバー24の上方に配置されている。なお、下サイドカバー24は取外し可能な構成となっている。
下サイドカバー24と上サイドカバー25により、刈取部10の左右側部の全域が覆われている。また、下サイドカバー24には膨出部が形成されているので、上サイドカバー25より、刈取部10の左右外側へ膨出している。従って、刈取部10の側面の下側の一部を膨出させるように、下サイドカバー24に前記膨出部が形成されているということができる。
上サイドカバー25には、前照灯13と、方向指示灯14と、が設置されている。なお、方向指示灯14は、車幅灯の機能も備えている。
図2に示すように、本実施形態の刈取部10には、注油タンク27が備えられている。具体的には、注油タンク27は、刈取部10の右下部に配置されている。注油タンク27の一部は、刈取部10の上部の幅(左右1対の上サイドカバー25同士の距離)の内側に位置する一方、残りの一部は、右側の下サイドカバー24の膨出部の内側に配置される。
この注油タンク27には、刈取部10に備えられた各種可動部を潤滑するための潤滑油が貯留されている。なお、潤滑油が供給される可動部としては、例えば、搬送装置23の複数の搬送チェーン、掻込ベルト28、刈取刃22、駆動力伝達のための伝動軸やギア、チェーン等を挙げることができるが、これに限定されない。
また、注油タンク27には、図略の電動式ポンプ及び図略のパイプが接続されている。注油タンク27に貯留された潤滑油は、電動ポンプによって汲み上げられた後、パイプを経由して刈取部10の各可動部へ圧送され、当該可動部を潤滑する。
電動ポンプの動作/停止は、運転操作部72に備えられた潤滑油供給スイッチ(図略)をオペレータが操作することで行うことができる。ただし、潤滑油供給スイッチは、例えば刈取部10の側面に配置してもよい。
注油タンク27の配置について詳細に説明する。刈取部10の左右両側の側面には上サイドカバー25及び下サイドカバー24がそれぞれ配置されており、上サイドカバー25は略平板状であり、下サイドカバー24は左右外側への膨出部を有している。また、図2に示すように、注油タンク27の一部だけが、刈取部10の右側に配置された下サイドカバー24の膨出部の内側に配置される構成となっている。このように、下サイドカバー24の膨出部を外側に突出させることで、注油タンク27を収めるために必要な空間を確保できるため、大容量の注油タンク27を配置することができる。一方で、下サイドカバー24の膨出部の内部には注油タンク27の一部のみを収容しているので、下サイドカバー24の膨出部の突出を小さく抑えることができる。また、上サイドカバー25は略平板状であるため、刈取部10の横への広がりも抑えられ、刈取部10を全体としてコンパクトに構成できる。
なお、注油タンク27は下サイドカバー24に覆われているため、コンバイン1の右側からの衝撃から注油タンク27を保護することができる。
図3は、下サイドカバー24を取り外した状態で、注油タンク27の周辺を斜め後ろ側から見た斜視図である。
図3に示すように、刈取部10は、刈取フレーム41を備えている。この刈取フレーム41には、分草板11、刈取刃22、掻込ベルト28、及び搬送装置23をはじめとした各種の装置が取り付けられている。
刈取フレーム41の左右両側の端部には支持部材としての支持パイプ42が固定される。支持パイプ42は上下方向に延びるように配置されており、この支持パイプ42に、上サイドカバー25及び注油タンク27が、適宜の固定具を介して固定される。また、下サイドカバー24は、刈取フレーム41及び支持パイプ42に対し、適宜の固定具を介して取付け/取外し可能に固定される。
図3に示すように、注油タンク27の底面27aは、ほぼ全体が、前側が低く後側が高くなる傾斜状に形成されており、これにより、注油タンク27は側面視で略直角三角形状に構成されている。そして、この底面27aの下方を、最も右側の条の穀稈の株元側を掻き込む掻込ベルト28の軌跡が通過するように構成されている。この構成により、掻込ベルト28との干渉を回避しつつ、注油タンク27を刈取部10のより内側に配置することができる。従って、注油タンク27が刈取部10の外側に突出する体積を抑えることができ、下サイドカバー24の膨出部が外側へ突出することを抑えることが可能となる。
注油タンク27には、潤滑油を補給するための補給口31が備えられている。補給口31は、図2に示すように、上サイドカバー25より右側に突出した部分(下サイドカバー24の膨出部に覆われる部分)に配置されている。従って、下サイドカバー24を取り外せば、外部から潤滑油の補給を容易に行うことができる構成となっている。
以上に説明したように、本実施形態のコンバイン1は、刈取部10と、注油タンク27と、下サイドカバー24と、を備える。刈取部10は、穀稈2を刈り取る。注油タンク27は、刈取部10の可動部に注油する潤滑油を貯留する。下サイドカバー24は、刈取部10の側部を覆う。刈取部10の側面の一部を膨出させるように、下サイドカバー24に膨出部が形成されている。注油タンク27の少なくとも一部が膨出部の内部に配置されている。
これにより、注油タンク27を収めるために必要な空間を、下サイドカバー24の膨出部を外側に突出させることで確保できる。また、刈取部10の一部のみを左右外側に膨出させる構成であるため、刈取部10を全体としてコンパクトに構成することができる。
また、本実施形態のコンバイン1において、注油タンク27は、その一部のみが、下サイドカバー24の膨出部の内部に配置されている。
これにより、刈取部10の小型化と、注油タンク27の大容量化と、をバランスよく両立させることができる。
また、本実施形態のコンバイン1において、刈取部10は、穀稈2の株元を掻き込む掻込ベルト28を備える。また、注油タンク27の底面27aの少なくとも一部が傾斜状に形成されている。そして、注油タンク27の底面27aの傾斜状部分の下方を、掻込ベルト28が通過する。
これにより、掻込ベルト28と干渉しないように、刈取部10の内部(掻込ベルト28の上方)に注油タンク27の一部を収納できる。従って、十分な容量の注油タンク27を、刈取部10のコンパクトさを損なわずに設置することができる。
また、本実施形態のコンバイン1において、上サイドカバー25は平面部を有する。下サイドカバー24の膨出部は、前記平面部から右側へ膨出するように形成されている。注油タンク27の補給口31は、前記平面部より外側に配置される。
これにより、刈取部10が右側に一部膨出している部分に補給口31が配置されるので、注油タンク27への潤滑油の補給作業が容易になる。
また、本実施形態のコンバイン1において、補給口31は下サイドカバー24の膨出部の内部に配置されている。下サイドカバー24(膨出部)を取り外すことで、補給口31を露出させることが可能である。
これにより、簡単な作業で、補給口31を露出させて潤滑油を補給することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記の実施形態では、注油タンク27の一部のみが、下サイドカバー24の膨出部に配置される構成となっている。しかしながら、注油タンク27の全部が当該膨出部に収容されても良い。この場合、注油タンク27が掻込ベルト28から左右方向に離れるように配置できるので、注油タンク27の底面27aの形状を自由に定めることができる。
上記の実施形態では、下サイドカバー24を取り外して注油タンク27に潤滑油を補給する構成になっている。しかしながら、これに限られず、下サイドカバー24を開閉可能にするヒンジ機構を設け、下サイドカバー24を開くことで注油タンク27に給油する構成でもよい。また、前記補給口31の位置に対応させて下サイドカバー24に開口部を設け、下サイドカバー24を取り外したり開いたりせずに注油タンク27へ潤滑油を補給できるように構成しても良い。
上記の実施形態では、下サイドカバー24と上サイドカバー25とが別の部材として設けられている。しかしながら、上記の構成に代えて、平面部と膨出部とを有する1つのサイドカバーを刈取部10の側面に設ける構成としても良い。
上記の実施形態では、図3に示すように、注油タンク27の底面27aのほぼ全部が傾斜状に形成され、側面視で略直角三角形状となっている。しかしながらこれに代えて、矩形の底部かつ後部に位置する角部を斜めに切り欠いて、その切り欠いた部分の下側を掻込ベルト28が通過するように構成しても良い。また、注油タンク27の形状は、例えば平行四辺形状となるように形成されても良い。
上記の実施形態では、刈取部10の右側に注油タンク27を設置している。しかしながら、これに限られず、刈取部10の左側や両側に注油タンク27を設置する構成でもよい。また、下サイドカバー24(膨出部)は、刈取部10の左右両側でなく、片側にだけ設けても良い。
1 コンバイン
10 刈取部
24 下サイドカバー(膨出部を有するサイドカバー)
25 上サイドカバー(平面部を有するサイドカバー)
27 注油タンク
27a 底面
28 掻込ベルト
31 補給口

Claims (5)

  1. 穀稈を刈り取る刈取部と、
    前記刈取部の可動部に注油する潤滑油を貯留する注油タンクと、
    前記刈取部の側部を覆うサイドカバーと、
    を備えるコンバインであって、
    刈取部の側面の一部を膨出させるように前記サイドカバーに膨出部が形成されており、
    前記注油タンクの少なくとも一部が前記膨出部の内部に配置されていることを特徴とするコンバイン。
  2. 請求項1に記載のコンバインであって、
    前記注油タンクは、その一部のみが前記膨出部の内部に配置されていることを特徴とするコンバイン。
  3. 請求項2に記載のコンバインであって、
    前記刈取部は、穀稈の株元を掻き込む掻込ベルトを備え、
    前記注油タンクの底面の少なくとも一部が傾斜状に形成されており、
    前記注油タンクの底面の傾斜状部分の下方を、前記掻込ベルトが通過することを特徴とするコンバイン。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載のコンバインであって、
    前記サイドカバーは平面部を有し、
    前記膨出部は前記平面部から膨出するように形成されており、
    前記注油タンクの補給口は、前記平面部より外側に配置されることを特徴とするコンバイン。
  5. 請求項4に記載のコンバインであって、
    前記補給口は前記サイドカバーの膨出部の内部に配置されており、
    前記サイドカバーの膨出部を、取り外すことで、又は開くことで、前記補給口を露出させることが可能であることを特徴とするコンバイン。
JP2014188468A 2014-09-09 2014-09-17 コンバイン Pending JP2016059299A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014188468A JP2016059299A (ja) 2014-09-17 2014-09-17 コンバイン
KR1020177001015A KR20170055467A (ko) 2014-09-09 2015-09-01 콤바인
CN201580048393.6A CN106686972A (zh) 2014-09-09 2015-09-01 联合收割机
PCT/JP2015/004435 WO2016038849A1 (ja) 2014-09-09 2015-09-01 コンバイン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014188468A JP2016059299A (ja) 2014-09-17 2014-09-17 コンバイン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016059299A true JP2016059299A (ja) 2016-04-25

Family

ID=55795378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014188468A Pending JP2016059299A (ja) 2014-09-09 2014-09-17 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016059299A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027821A (ja) * 2001-06-19 2002-01-29 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバインの注油装置
JP4457031B2 (ja) * 2005-03-09 2010-04-28 ヤンマー株式会社 自走式作業車両
JP5270995B2 (ja) * 2008-07-30 2013-08-21 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP2014045694A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Iseki & Co Ltd コンバイン

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027821A (ja) * 2001-06-19 2002-01-29 Yanmar Agricult Equip Co Ltd コンバインの注油装置
JP4457031B2 (ja) * 2005-03-09 2010-04-28 ヤンマー株式会社 自走式作業車両
JP5270995B2 (ja) * 2008-07-30 2013-08-21 ヤンマー株式会社 コンバイン
JP2014045694A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Iseki & Co Ltd コンバイン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6104202B2 (ja) コンバイン
JP2015067208A (ja) 作業車両
JP2016059299A (ja) コンバイン
JP6555795B2 (ja) コンバイン
JP6282987B2 (ja) コンバイン
JP4773285B2 (ja) 刈取収穫機における注油装置
JP5290639B2 (ja) 刈取収穫機
JP2021083322A (ja) 収穫機
WO2016038849A1 (ja) コンバイン
JP6718571B2 (ja) コンバイン
JP7453074B2 (ja) コンバイン
JP2004344053A (ja) コンバイン
JP2012249550A (ja) 汎用型コンバインの刈取装置
JP2013226097A (ja) コンバイン
JP2014166148A (ja) コンバイン
JP6707620B1 (ja) 収穫機
JP7085981B2 (ja) コンバイン
JP2022070660A (ja) コンバイン
JP6234334B2 (ja) コンバイン
JP2014187940A (ja) コンバイン
JP6625499B2 (ja) コンバイン
JP2017093399A (ja) コンバイン
JP2022104754A (ja) 作業車両
JP6647869B2 (ja) コンバイン
JP2022092902A (ja) コンバイン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180323

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180926