JP2016059286A - 除草装置 - Google Patents

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【課題】電気的制御装置を用いることなく、除草装置のローリングを抑制することにより、除草効果の低下を抑制技術を提供する。【解決手段】本発明の除草装置は、株間を除草する揺動ツース24と、条間を回転しつつ除草する複数の条間ロータ23と、2つのローリング抑制板25とを有する。左右方向に等間隔に配置された複数の条間ロータ23は、左右方向の両端に配置された2つの外側ロータ23aを含む。ローリング抑制板25はそれぞれ、少なくとも一部が外側ロータ23aと前後方向に重なる。ローリング抑制板25は、後方に向かうにつれて下方へ傾斜する。除草装置20の左右両端に2つのローリング抑制板25を配置することにより、電気的制御装置を用いることなく除草装置20のローリングを効果的に抑制できる。その結果、メンテナンスの作業効率を向上し、かつ、ローリングによる除草効果の低下を抑制できる。【選択図】図3

Description

本発明は、圃場に条植えされた複数の苗の周囲に生える雑草を除去するための水田用除草装置に関する。
除草機や田植機など、圃場において作業を行う作業装置を走行車体に搭載した作業機では、連結軸周りに作業装置が揺動する、いわゆるローリングが生じる。ローリングが生じると、作業装置と圃場面との相対的な位置関係が安定しないため、安定した作業効果が得られにくい。例えば、作業装置が除草機である場合、ローリングが生じることにより、除草効果が低下する。
従来、これらの作業機では、ローリングを抑制するために、ローリングを検知するセンサと、作業機の角度を強制的に操作するローリング駆動機構とを有するローリング制御手段を用いることが知られている。従来のローリング制御手段を有する作業機については、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2006−325521号公報
特許文献1に記載の作業機では、図5に示すように、ローリングを検知するための傾斜角センサ91および角速度センサ92と、作業装置の角度を強制的に操作するローリングモータ93とを有している。すなわち、当該作業機では、センサやモータといった電気的制御装置を用いてローリングを抑制している。このような除草機では、ローリングを抑制することができるものの、作業機が大型化・重量化するとともに、メンテナンスの手間が掛かる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、電気的制御装置を用いることなく除草装置のローリングを抑制することにより、除草効果の低下を抑制する技術を提供することを、目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、苗が条植えされた水田に生えた雑草を除去する除草装置であって、前後に延び、土壌面に接触しつつ揺動する揺動ツースと、水平かつ左右に延びる回転軸を中心として回転し、左右方向に等間隔に配置される複数の条間ロータと、2つのローリング抑制板と、を有し、前記複数の条間ロータは、左右方向の両端に配置された2つの外側ロータを含み、前記ローリング抑制板はそれぞれ、少なくとも一部が前記外側ロータと前後方向に重なる。
本願の第2発明は、第1発明の除草装置であって、前記ローリング抑制板は、その後端部を含む少なくとも一部が、上下方向に撓む。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の除草装置であって、左右方向に拡がるとともに、後方に向かうにつれて下方へ傾斜する下面を有するロータ跡均し板をさらに有し、前記条間ロータを3つ以上有し、前記複数の条間ロータは、前記2つの外側ロータの間に配置された内側ロータを含み、前記2つのローリング抑制板はそれぞれ前記外側ロータの後方に配置され、前記ロータ跡均し板は、前記内側ロータの後方に配置される。
本願の第4発明は、第3発明の除草装置であって、前記ローリング抑制板の下面の面積は、前記ロータ跡均し板の下面の面積よりも大きい。
本願の第5発明は、第3発明または第4発明の除草装置であって、前記ローリング抑制板の下端部は、前記ロータ跡均し板の下端部よりも下方に配置される。
本願の第6発明は、第3発明ないし第5発明のいずれかの除草装置であって、前記条間ロータはそれぞれ、複数の除草爪を有し、前記複数の条間ロータは、その他の前記条間ロータよりも前記除草爪の数が少ない爪欠条間ロータを含み、前記爪欠条間ロータの後方に前記ローリング抑制板または前記ロータ跡均し板が配置される。
本願の第7発明は、第1発明ないし第6発明のいずれかの除草装置であって、前記ローリング抑制板は、前記揺動ツースと左右方向に重なる。
本願の第8発明は、第1発明ないし第7発明のいずれかの除草装置であって、下面が土壌面に接触するフロートをさらに有し、前記フロートは、前記条間ロータよりも前方に配置され、前記揺動ツースおよび前記ローリング抑制板は、前記条間ロータよりも後方に配置される。
本願の第1発明から第8発明によれば、左右両端に配置された2つのローリング抑制板が、除草装置のローリングを抑制する。これにより、除草装置のローリングの抑制を、センサやモータなどの電気的制御装置を用いることなく行うことができる。その結果、ローリング抑制機構のメンテナンスが簡略化できる。また、ローリングによる除草効果の低下を抑制できる。
特に、本願の第2発明によれば、土壌面に急激な凹凸があった場合であっても、除草装置ががたつきにくい。
特に、本願の第3発明によれば、各条間ロータの後方において、ローリング抑制板およびロータ跡均し板が、条間ロータが掻いた土壌面を均す。これにより、水面に浮かび上がらずに土壌面付近に残存する雑草が、土壌中に埋められる。その結果、除草効果が向上する。
特に、本願の第4発明および第5発明によれば、土壌面が柔らかい場合であってもローリング抑制板がしっかり土壌面を捉えて、除草装置のローリングを効果的に抑制する。
特に、本願の第6発明によれば、爪欠条間ロータの後方にローリング抑制板またはロータ跡均し板が配置されることにより、当該条間部分における除草効果の低下が抑制される。
特に、本願の第7発明によれば、各苗条を担当する揺動ツースの高さを土壌面に対して略一定に保ちやすい。したがって、揺動ツースによる株間の除草効果が向上する。
特に、本願の第8発明によれば、フロートの下面が条間ロータの前方において土壌面と面で接触し、かつ、ローリング抑制板の下面が条間ロータの後方において土壌面と面で接触する。このように、除草装置が条間ロータの前後において3箇所以上でしっかりと土壌面と接触することにより、除草装置がより安定する。したがって、除草装置のローリングをより効果的に抑制できる。
除草機の側面図である。 除草装置の正面図である。 除草装置および昇降リンクの斜視図である。 変形例に係る除草装置および昇降リンクの斜視図である。 従来の作業機のローリング制御のブロック図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、本願では、除草機の進行方向を「前方向」、除草機の進行方向と逆の方向を「後方向」とそれぞれ称する。また、本願では、除草機の使用時の姿勢に従って上下方向を定義する。また、除草機の使用時の姿勢において、水平かつ前後方向と垂直な方向を、左右方向と称する。図1中、前方向に「F」、後方向に「R」を付している。
<1.第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る除草機1の側面図である。図2は、除草装置20の正面図である。図3は、除草装置20および昇降リンク16の斜視図である。この除草機1は、水田に条植えされた苗の周囲に生える雑草を除去する装置である。図1に示すように、除草機1は、走行車体10と、除草装置20とを有する。
走行車体10は、メインフレーム11、前輪12、後輪13、操作部14、運転席15、昇降リンク16、および、走行用動力機構17を備えた乗用型機体である。メインフレーム11は、前輪12および後輪13によって支持されている。
本実施形態では、走行車体10は、1つの前輪12および2つの後輪13を有する三輪車である。前輪12は、走行車体10の前方中央に配置される。また、後輪13は、走行車体10の後方に、左右の間隔を空けて配置される。なお、前輪12と左側の後輪13との左右方向の間隔、および、前輪12と右側の後輪13との左右方向の間隔はそれぞれ、圃場に条植えされた苗を跨ぐ間隔に設定されている。なお、本発明の除草機は、三輪車に限られない。例えば、2つの前輪と2つの後輪とを有する四輪車であってもよい。
走行用動力機構17には、例えば、エンジン機構が用いられる。本実施形態の前輪12および後輪13はそれぞれ、動力伝達機構(図示せず)を介して走行用動力機構17と連結される。すなわち、本実施形態の除草機1は、全輪が動力により駆動される、全輪駆動車である。これにより、走行用動力機構17が動作すると、前輪12および後輪13が回転し、除草機1が走行する。
また、前輪12は、走行車体10の進行方向に対して左右方向に回動自在に支持されている。前輪12の回動方向は、操作部14を操作することにより、制御される。
操作部14および運転席15は、走行車体10の後部中央に設けられている。本実施形態の除草機1は、前輪12と後輪13との間に、除草装置20が配置される、いわゆるミッドマウント型の除草機である。運転席15が走行車体10の最後方に設けられることにより、作業者は、除草機1の走行方向や除草作業を監視しやすい。作業者は、運転席15に着席した状態で、必要に応じて操作部14の各部を操作し、前後の進行方向の切り替え、走行速度の切り替え、および、昇降リンク16の昇降動作などを制御しつつ、除草作業を行う。
昇降リンク16は、前後方向に延びる平行リンク161と、平行リンク161の角度を変更する昇降装置162とを有する。平行リンク161の後方側の端部は、ギアケース111に回動自在に取り付けられる。ギアケース111は、メインフレーム11の下方に取り付けられる。ギアケース111は、ギアを内部に保持するとともに、平行リンク161を取り付ける取付フレームの役割も果たしている。一方、平行リンク161の前方側の端部には、除草装置20が取り付けられる。
本実施形態の昇降装置162は、走行用動力機構17により駆動される油圧発生装置(図示せず)の油圧を用いた油圧シリンダである。昇降装置162は、上方側の端部がメインフレーム11と回動自在に取り付けられ、下方側の端部が平行リンク161と回動自在に取り付けられる。これにより、作業者が操作部14を操作すると、昇降装置162が伸縮し、平行リンク161の角度が変化する。そうすると、平行リンク161の前方側の端部に取り付けられた除草装置20が、走行車体10に対して上下に移動する。
除草装置20は、昇降リンク16を介して走行車体10に取り付けられている。除草を行う場合、昇降装置162が伸長することにより、除草装置20を下方へ移動させ、除草位置に配置する。また、除草を行わない場合、昇降装置162が縮むことにより、除草装置20を上方へ移動させ、除草位置より上方の待機位置に配置する。図1では、除草装置20は、除草位置に配置されている。
また、本実施形態の昇降リンク16は、走行車体10に備えられた走行用動力機構17の動力の一部を除草装置20へ伝達するための動力伝達軸(図示せず)を有する。そして、走行用動力機構17の動力の一部がギアケース111に設けられた出力端から出力され、動力伝達軸を介して、除草装置20へと入力される。
除草装置20は、圃場に生えた雑草を除去する部位である。図1〜図3に示すように、本実施形態の除草装置20は、2つのフロート21、3つの分草板22、5つの条間ロータ23、4組の揺動ツース24、2つのローリング抑制板25、および、3つのロータ跡均し板26を有する。
フロート21は、圃場の土壌面の高さを検知するための機構である。フロート21は、例えば、その下面を土壌表面に接触させ、土壌表面から受ける圧力を検知することにより、フロート21に対する土壌表面の相対的な高さを検知する。除草機1は、フロート21の検出した圃場の高さに応じて、昇降リンク16を昇降させ、除草装置20を適切な高さに配置させる。本実施形態では、2つのフロート21は、左右に並ぶ5つの条間ロータ23のうち、両端および中央以外の2つの条間ロータ23の前方に配置される。
本実施形態では、フロート21は、条間ロータ23および揺動ツース24よりも前方に配置される。これにより、圃場の土壌面の高さをいち早く検知し、条間ロータ23および揺動ツース24の高さを調整できる。したがって、条間ロータ23および揺動ツース24が圃場面に対して作用する深さを所望の深さとすることができるため、条間ロータ23および揺動ツース24における除草効果を向上できる。
分草板22は、条植えされた苗の葉部の左右の広がりを抑える板である。分草板22は、左右方向に並ぶ5つの条間ロータ23のうち、両端および中央の3つの条間ロータ23の前方に配置される。すなわち、3つの分草板22と2つのフロート21とは、それぞれ、5つの条間ロータ23と前後方向に重なる位置に、交互に配置されている。
分草板22はそれぞれ、前後方向に対して垂直、すなわち、左右方向および上下方向に拡がる前板221と、前板221の左右の端部から斜め後方に向かって延びる2つの側板222とを有する。2つの側板222は、後方に向かうにつれ、前板221から左右に拡がるように配置されている。
これにより、圃場に植えられた苗の葉部が左右方向に拡がっている場合に、苗の葉部にフロート21の側面および分草板22の側板222が接触して当該苗の中心方向に葉部をまとめる。その結果、左右方向に拡がった苗の葉部が条間ロータ23に接触して、苗が圃場から引き抜かれるのが抑制される。
なお、分草板22には、前板221の中央下部に通水孔223が設けられている。これにより、分草板22による抵抗を抑制するとともに、分草板の前方に土や藻が堆積するのが抑制される。
条間ロータ23は、条植えされた苗の条間を除草する。5つの条間ロータ23はそれぞれ、植え付けされた苗の条間に位置するように、左右方向に等間隔に配置されている。また、条間ロータ23は、複数の除草爪231を有している。
走行用動力機構17から除草装置20へと動力が入力されると、当該動力が条間ロータ23へ伝達され、条間ロータ23が回転する。このとき、条間ロータ23は、水平かつ左右に延びる回転軸を中心として前向き(前進するときの前輪12および後輪13と同じ向き)に回転駆動する。除草爪231が圃場の条間の土壌面を掻くことにより、圃場の条間に生えた雑草を土壌から掻き取ることができる。条間ロータ23により掻き取られ、水面近くに浮き上がった雑草は、その後拾い集めてもよいし、放置してもよい。放置した場合、雑草はその後死滅する。
なお、本実施形態では、5つの条間ロータ23のうち、左右方向の両端に配置された2つの条間ロータ23を外側ロータ23aと称し、2つの外側ロータの間に配置された3つの条間ロータ23を内側ロータ23bと称する。
揺動ツース24は、条植えされた苗の周辺を除草する機構である。本実施形態の除草装置20は、4本1組の揺動ツース24を4組有する、4条用の除草装置である。4組の揺動ツース24は、植え付けされた苗の周辺に作用するように、左右方向に等間隔に配置されている。揺動ツース24は各組ごとにそれぞれ、上端をフレーム241に固定され、配置されている。なお、本実施形態の除草装置20は、1条分の株間に対して4本1組の揺動ツース24を有しているが、1条分の株間に対する揺動ツース24は3本以下であってもよいし、5本以上であってもよい。
図1に示すように、揺動ツース24はそれぞれ、針金状の部材により形成されている。揺動ツース24は、フレーム241に片持ち状に取り付けられて下方へ延びる基部242と、基部242の下端部から上下方向に蛇行しつつ後方へ延びる作用部243とを有する。フレーム241は、除草装置20の本体フレームに対し、揺動可能に取り付けられている。
基部242は、フレーム241から鉛直に垂下した後、前方に向けて斜め下方向へやや屈曲し、さらに下方において後方に向けて斜め下方向へ大きく屈曲する。すなわち、基部242は、左右方向から見て、前方に向けて凸となるく字状の形状である。このように揺動ツース24は、上下方向および前後方向に延びている。一方、図2に示すように、揺動ツース24が左右方向には延びていないことにより、除草作業時に、揺動ツース24が圃場に生育する苗に引っかかり、苗を引き抜くのが抑制されている。
走行用動力機構17から除草装置20へと動力が入力されると、当該動力が左右の往復運動力に変換されて、フレーム241へ伝達される。これにより、フレーム241とともに、揺動ツース24が左右に揺動する。その結果、揺動ツース24が圃場に生育する苗の周辺の土壌面に接触しながら揺動することにより、株間および苗の周辺に生えた雑草を掻き出して除去することができる。揺動ツース24により掻き出され、水面近くに浮き上がった雑草は、条間ロータ23により掻き取られた雑草と同様、拾い集めてもよいし、放置してもよい。
ローリング抑制板25はそれぞれ、外側ロータ23aの後方に配置される。ローリング抑制板25は、後方に向かうにつれて下方へ傾斜する板状の部材である。本実施形態のローリング抑制板25は、第1支持部251と、第1支持部251の下端部から後方に延びるローリング抑制部252とを有する。第1支持部251は、ローリング抑制部252よりも水平に対する傾斜角度が大きい。ローリング抑制部252の下側の面(以下、ローリング抑制板25の下面と称する)は、左右方向に拡がるとともに、後方に向かうにつれて下方へ傾斜する。ローリング抑制板25の下面が傾斜していることにより、土壌面に凹凸があった場合であっても、ローリング抑制板25が土壌面の凸部に引っ掛からずにスムーズに前進できる。
また、図1に示すように、ローリング抑制板25の下端部は、フロート21の下面よりも下方に配置される。これにより、除草作業中、ローリング抑制板25の下端部を含む下面の少なくとも一部が、圃場の土壌面に接触する。
除草作業中に、ローリング抑制板25の下面が土壌面に接触しながら前方へ進むことにより、除草装置20を左右方向に傾けようとする力が働いた場合に、ローリング抑制板25が土壌面からの抗力を受ける。したがって、除草装置20のローリングが抑制される。本実施形態のローリング抑制板25はそれぞれ、少なくとも一部が外側ロータ23aと前後方向に重なっている。なお、本願において、「前後方向に重なる」とは、前後方向から見て重複する部位を有することを意味する。2つのローリング抑制板25が除草装置20の左右の端部付近に配置されるため、除草装置20のローリングが効果的に抑制される。
また、ローリング抑制板25の下面が土壌面に接触しながら前方へ進むことにより、外側ロータ23aの後方において、外側ロータ23aが掻いた土壌面が均される。ローリング抑制板252の下面が左右方向に拡がることにより、外側ロータ23aが掻いた土壌面のほぼ全体をローリング抑制板252で均すことができる。これにより、水面に浮かび上がらずに土壌面付近に残存する雑草が、土壌中に埋められる。したがって、除草装置20による除草効果が向上する。
ロータ跡均し板26はそれぞれ、内側ロータ23bの後方に配置される。ロータ後均し板26は、後方に向かうにつれて下方へ傾斜する板状の部材である。本実施形態のロータ跡均し板26は、第2支持部261と、第2支持部261の下端部から後方に延びるロータ跡均し部262とを有する。第2支持部261は、ロータ跡均し部262よりも水平に対する傾斜角度が大きい。ロータ跡均し部262の下側の面(以下、ロータ跡均し板26の下面と称する)は、左右方向に拡がるとともに、後方に向かうにつれて下方へ傾斜する。ロータ跡均し板26の下端部は、フロート21の下面よりも下方に配置される。これにより、除草作業中、ロータ跡均し板26の下端部を含む下面の少なくとも一部が、圃場の土壌面に接触する。
ロータ跡均し板26の下面が土壌面に接触しながら前方へ進むことにより、内側ロータ23bの後方において、内側ロータ23bが掻いた土壌面が均される。これにより、水面に浮かび上がらずに土壌面付近に残存する雑草が、土壌中に埋められる。したがって、除草装置20による除草効果が向上する。
本実施形態では、図2に示すように、条間ロータ23のうち最も中央に位置する条間ロータ23が、その他の条間ロータ23よりも除草爪231の数が少ない爪欠条間ロータ23cとなっている。爪欠条間ロータ23cは、他の条間ロータ23と比べて除草能力が劣る。そのため、爪欠条間ロータ23cの後方にロータ跡均し板26が配置されることにより、爪欠条間ロータ23cに掻き取られずに土壌面付近に残存する雑草が、土壌中に埋められる。したがって、当該条間部分における除草効果の低下が抑制される。
爪欠条間ロータ23cが複数の条間ロータ23の左右の両端またはその一方に配置されている場合は、当該爪欠条間ロータ23cの後方にローリング抑制板25が配置されてもよい。そのようにすれば、当該条間部分における除草効果の低下を抑制できる。なお、本実施形態では、中央の条間ロータ23の爪欠部分に、各条間ロータ23へ回転動力を伝達するための伝達機構が接続されている。
また、本実施形態では、前輪12および中央の条間ロータ23の後方、かつ、前輪12と前後方向に重なる位置に、左右方向中央のロータ跡均し板26が配置されている。このように、前輪12の後方にロータ跡均し板26が配置されることにより、前輪12が通ることにより形成される土壌面の凹凸が均される。すなわち、ロータ跡均し板26の1つが、前輪12の跡を消す役割も果たしている。土壌面に前輪跡の凹凸が残っていると、除草効果が低下する。本実施形態では、ロータ跡均し板26の1つが前輪12の後方に配置されることにより、除草装置20による除草効果が向上する。
図3に示すように、ローリング抑制板25の前後方向の長さL1は、ロータ跡均し板26の前後方向の長さL2よりも長い。これにより、ローリング抑制板25の下端部を、ロータ跡均し板26の下端部よりも下方に配置しやすい。本実施形態では、ローリング抑制板25の下端部は、ロータ跡均し板26の下端部よりも下方に配置されている。
なお、本実施形態では、ローリング抑制板25の前後方向の長さL1とは、ローリング抑制板25に負荷がかかっていない状態において、ローリング抑制部252が拡がる面上におけるローリング抑制部252の前端部と後端部との距離を示す。また、ロータ跡均し板26の前後方向の長さL2とは、ロータ跡均し板26に負荷がかかっていない状態において、ロータ跡均し部262が拡がる面上におけるロータ跡均し部262の前端部と後端部との距離を示す。
また、各ローリング抑制板25の下面の面積は、各ロータ跡均し板26の下面の面積よりも大きい。その結果、単に土壌面を均す目的で設けられたロータ跡均し板26と比べ、ローリング抑制板25は、土壌面が柔らかい場合であってもしっかり土壌面を捉えて、除草装置20のローリングを効果的に抑制する。
なお、本実施形態では、ローリング抑制板25の下面の面積とは、ローリング抑制部252が拡がる面上におけるローリング抑制部252の下側の面の面積を示す。また、ロータ跡均し板26の下面の面積とは、ロータ跡均し部262が拡がる面上におけるロータ跡均し部262の下側の面の面積を示す。
ローリング抑制板25の上面側には、第1支持部251を固定するとともに、ローリング抑制部252の撓みを抑制する撓み抑制部材253が配置されている。撓み抑制部材251の下端部は、後方に向かうにつれて下方へ向かうように傾斜している。また、ローリング抑制板25に負荷がかかっていない状態において、撓み抑制部材253の下端部とローリング抑制部252の上面との間には、間隙が存在する。当該間隔は、後方に向かうにつれて拡がる。
ローリング抑制板25のローリング抑制部252が土壌面と接触し、土壌面から上向きの抗力を受けると、その後端部を含む一部が、上方向に撓む。これにより、ローリング抑制板25が除草装置20を持ち上げすぎて条間ロータ23、揺動ツース24およびロータ跡均し板26が土壌面から上方へ離れるのが抑制される。また、土壌面に急激な凹凸があった場合であっても、ローリング抑制板25が撓むことによって、振動が吸収される。したがって、除草装置20ががたつきにくい。
ただし、ローリング抑制部252がさらに撓むと、ローリング抑制部252の上面が撓み抑制部材253の下端部に接触する。これにより、ローリング抑制部252が所定量以上撓むのが抑制される。除草装置20を左右方向に傾けようとする力が働いた場合、ローリング抑制部25は土壌面から大きな抗力を受けるため、ローリング抑制部252が撓み抑制部材253に接触してローリング抑制部252の撓みが抑制される。これにより、除草装置20のがたつきを抑制しつつ、除草装置20が左右方向に傾くのが抑制される。
本実施形態では、揺動ツース24は、条間ロータ23よりも後方に配置される。これにより、条間ロータ23の回転に伴って生じる前方から後方へ向かう水流が、揺動ツース24の周辺に作用する。その結果、揺動ツース24の除草効果が高まるとともに、揺動ツース24に藻や雑草が絡みつくのが抑制される。
一方、本実施形態の除草機1は、走行車体10の前輪12と後輪13との間に除草装置20が配置された、いわゆるミッドマウント型の除草機1である。このような除草機では、除草装置20の前後方向の長さが制限される。
しかしながら、条間ロータ23は、条間を効果的に除草するために、左右方向に一定以上の幅を有する必要がある。また、フロート21は、土壌面の高さを安定的に検知するために、左右方向に一定以上の幅を有する必要がある。このため、フロート21と条間ロータ23とを左右方向に重なる位置に配置するのは困難である。また、フロート21は、条間ロータ23および揺動ツース24を適切な高さに配置するため、条間ロータ23および揺動ツース24の前方に配置されるのが好ましい。
そこで、本実施形態では、前後方向の長さが比較的短いフロート21が条間ロータ23および揺動ツース24の前方に配置される。具体的には、フロート21の前後方向の長さは、条間ロータ23の前後方向の長さよりも短い。これにより、除草装置20の前後方向の長さを過剰に長くすることなく、除草装置20をミッドマウント型の除草機1に搭載できる。
フロート21の前後方向の長さを短くすると、フロート21の下面と土壌面との接触面積が小さくなり、除草装置20が安定しにくい。特に、フロート21と離れた位置に配置される揺動ツース24付近では、フロート21による安定効果は小さい。そこで、本実施形態では、揺動ツース24と左右方向に重なる位置にローリング抑制板25を配置することにより、揺動ツース24における高さ方向の揺動を抑制し、揺動ツース24による除草効果の低下を抑制できる。なお、本願において、「左右方向に重なる」とは、左右方向から見て重複する部位を有することを意味する。
また、フロート21の下面が条間ロータ23の前方において土壌面と面で接触し、かつ、ローリング抑制板25の下面が条間ロータ23の後方において土壌面と面で接触する。このように、除草装置20が条間ロータ23の前後において3箇所以上でしっかりと土壌面と接触することにより、ローリングを抑制するだけでなく、除草装置20が前後方向に揺動するのが抑制され、除草装置20がより安定する。したがって、除草装置20の除草効果をより向上できる。
また、揺動ツース24は、土壌面に接触することにより、株間の除草を行う。このため、揺動ツース24の下端部は、土壌面に接触している必要がある。一方、揺動ツース24の下端部が土壌面に対して一定以上の深さに達すると、揺動ツース24が土壌に捕らわれて動きにくくなってしまう。その場合、揺動ツース24が十分に揺動せず、株間の除草効果が低下する。ローリングが生じると、揺動ツース24の高さが安定せず、かつ、揺動ツース24の各組ごとの高さが異なってしまうため、揺動ツース24の各組の除草効果が安定せず、各組ごとの除草効果も異なってしまう。本実施形態では、ローリング抑制板25と揺動ツース24とを左右方向に並べる事により、各苗条を担当する揺動ツース24の各組の高さを土壌面に対して同じ高さに保ちやすい。したがって、揺動ツース24による株間の除草効果を、圃場の各領域に対して略一定にできる。
このように、除草装置20の左右両端に2つのローリング抑制板25を配置することにより、電気的制御装置を用いることなく除草装置20のローリングを効果的に抑制できる。すなわち、除草装置20のローリングの抑制を、センサレスのローリング抑制機構で行うことができる。その結果、ローリング抑制機構のメンテナンスが簡略化できる。したがって、メンテナンスの作業効率を向上し、かつ、除草装置20の姿勢を安定させることができる。
続いて、除草作業の手順について、以下に説明する。まず、除草機1の運転席15に着席した作業者が、操作部14を操作し、圃場の苗条に沿った向きに除草機1の進行方向を合わせるとともに、前輪12および後輪13が条間に位置するように調節する。このとき、除草装置20は、待機位置に配置されている。
次に、操作部14を操作し、除草装置20を下降させ、所定の高さの除草位置へ配置する。このとき、フロート21が検知した圃場の土壌面高さに基づいて、除草装置20の高さの微調整が行われる。これにより、条間ロータ23、揺動ツース24、ローリング抑制板25、およびロータ跡均し板26が土壌面に接触する。
作業者は、条間ロータ23および揺動ツース24の圃場の苗条に対する位置を確認した後、除草装置20を駆動させ、条間ロータ23を回転させるとともに揺動ツース24の揺動を開始する。その後、除草機1を前進させて除草作業を行う。このように、条間ロータ23、揺動ツース24、ローリング抑制板25、およびロータ跡均し板26が作用することにより、圃場に生えた雑草が除去される。
除草作業時における条間ロータ23の回転速度、揺動ツース24の揺動速度、および、条間ロータ23の土壌面に対する高さはそれぞれ、苗の生育状況、雑草や藻の発生状況、または、圃場の水の深さなどを考慮して調整を行う。
除草作業を行いながら進行する除草機1が、圃場の端部に達したら、除草装置20の駆動を停止し、除草装置20を待機位置まで上昇させる。その後、除草機1の向きを転回し、未処理の苗条に合わせて除草機1を移動する。除草機1の位置および方向が定まったら、除草装置20を除草位置へ下降させ、当該未処理の苗条に対して除草作業を開始する。以後、同様の作業を繰り返すことにより、圃場内の除草作業を行う。
<2.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
図4は、一変形例に係る除草装置20および昇降リンク16の斜視図である。図4の例では、前輪の後方かつ中央の条間ロータ23の後方であって、前輪と前後方向に重なる位置に、他のロータ跡均し板26と同一形状のロータ跡均し板に代えて、前輪跡均し板27が配置されている。上記の実施形態では、前輪の後方には、他のロータ跡均し板26と同一形状のロータ跡均し板26が配置されていた。しかしながら、図4の例のように、前輪の後方に、他のロータ跡均し板26とは異なる形状のロータ跡均し板である前輪跡均し板27が配置されていてもよい。
前輪跡均し板27は、その下面が土壌面に接触することにより、他のロータ跡均し板26と同様に、前方に配置された条間ロータ23が掻いた土壌面を均す。これにより、水面に浮かび上がらずに土壌面付近に残存する雑草が、土壌中に埋められる。
また、図4に示すように、前輪跡均し板27は、第3支持部271と、第3支持部271の下端部から後方へ略水平に延びる平面部272と、平面部272の後端から後方へ延びる2つの凸部均し部273を有する。第3支持部271、平面部272および凸部均し部273はいずれも、後方かつ下方に延びる。なお、第3支持部271は、平面部272および凸部均し部273よりも水平に対する傾斜角度が大きく、平面部272は、凸部均し部273よりも水平に対する傾斜角度が小さく、水平に近い。
前輪が通った後方には、前輪跡である凹部と、凹部の左右両側に盛り上がる2つの凸部とが形成される。まず、平面部272が当該凸部に接触することにより、凸部を穏やかに均す。その後、凸部均し部273が凸部をしっかりと均す。このように、段階的に凸部を均すことにより、前輪跡均し板27が凸部に接触して上方へ持ち上げられ、除草装置20が不安定になるのが抑制されている。
図4の例では、前輪跡の凹凸がしっかりと均されることにより、前輪が通る条間における除草効果が低下するのが抑制される。すなわち、除草装置20による除草効果が向上する。平面部272の下側の面の面積と凸部均し部273の下側の面の面積とを併せた面積(以下、前輪跡均し板27の下面の面積と称する)は、他のロータ跡均し板26の下面の面積よりも大きい。したがって、前輪跡均し板27は、より確実に前輪跡を均すことができる。
なお、図4の例では、前輪跡均し板27の下面の面積は、各ローリング抑制板25の下面の面積より小さい。また、前輪跡均し板27の下端部は、各ローリング抑制板25の下端部よりも上方に位置する。これにより、前輪跡均し板27が土壌面から上向きの抗力を受けることにより、ローリング抑制板25が土壌面から浮き上がるのが抑制される。
また、上記の実施形態および変形例では、ローリング抑制板の下面の面積、ロータ跡均し板の下面の面積、および前輪跡均し板の下面の面積を、それぞれ各部材の具体的な部分の面積として説明した。しかしながら、各部材の「下面の面積」とは、各部材の下側の面のうち、土壌面と接触可能な部分の面積を示すものであり、各部材の形状は上記の実施形態および変形例に示した形状に限られない。
また、上記の実施形態の除草機は、前輪と後輪との間に除草装置が備えられた、いわゆるミッドマウント型の除草機であったが、本発明はこれに限られない。除草機は、前輪の前方に除草装置が設けられたいわゆるフロントマウント型や、後輪の後方に除草装置が設けられたいわゆるリアマウント型であってもよい。
また、上記の実施形態の除草機は、4条用の除草機であったが、本発明の除草装置が搭載される除草機は、4条用には限られない。例えば、2条用、6条用、または8条用の除草機に、本発明の除草装置を搭載してもよい。その場合、除草機の条数に応じて、条間ロータの数、揺動ツースの数、およびロータ跡均し板の数を、適宜に変更すればよい。
また、除草装置の細部の構成については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 除草機
10 走行車体
12 前輪
13 後輪
20 除草装置
21 フロート
22 分草板
23 条間ロータ
23a 外側ロータ
23b 内側ロータ
23c 爪欠条間ロータ
24 揺動ツース
25 ローリング抑制板
26 ロータ跡均し板
27 前輪跡均し板
231 除草爪

Claims (8)

  1. 苗が条植えされた水田に生えた雑草を除去する除草装置であって、
    前後に延び、土壌面に接触しつつ揺動する揺動ツースと、
    水平かつ左右に延びる回転軸を中心として回転し、左右方向に等間隔に配置される複数の条間ロータと、
    2つのローリング抑制板と、
    を有し、
    前記複数の条間ロータは、左右方向の両端に配置された2つの外側ロータを含み、
    前記ローリング抑制板はそれぞれ、少なくとも一部が前記外側ロータと前後方向に重なる、除草装置。
  2. 請求項1に記載の除草装置であって、
    前記ローリング抑制板は、その後端部を含む少なくとも一部が、上下方向に撓む、除草装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の除草装置であって、
    左右方向に拡がるとともに、後方に向かうにつれて下方へ傾斜する下面を有するロータ跡均し板
    をさらに有し、
    前記条間ロータを3つ以上有し、
    前記複数の条間ロータは、前記2つの外側ロータの間に配置された内側ロータを含み、
    前記2つのローリング抑制板はそれぞれ前記外側ロータの後方に配置され、
    前記ロータ跡均し板は、前記内側ロータの後方に配置される、除草装置。
  4. 請求項3に記載の除草装置であって、
    前記ローリング抑制板の下面の面積は、前記ロータ跡均し板の下面の面積よりも大きい、除草装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の除草装置であって、
    前記ローリング抑制板の下端部は、前記ロータ跡均し板の下端部よりも下方に配置される、除草装置。
  6. 請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の除草装置であって、
    前記条間ロータはそれぞれ、複数の除草爪を有し、
    前記複数の条間ロータは、その他の前記条間ロータよりも前記除草爪の数が少ない爪欠条間ロータを含み、
    前記爪欠条間ロータの後方に前記ローリング抑制板または前記ロータ跡均し板が配置される、除草装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の除草装置であって、
    前記ローリング抑制板は、前記揺動ツースと左右方向に重なる、除草装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の除草装置であって、
    下面が土壌面に接触するフロート
    をさらに有し、
    前記フロートは、前記条間ロータよりも前方に配置され、
    前記揺動ツースおよび前記ローリング抑制板は、前記条間ロータよりも後方に配置される、除草装置。
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