JP4046220B2 - 農作業機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、整地体およびスプリングレーキ体間に挟まった夾雑物を容易に排除できる農作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の代掻作業機等の農作業機は、例えば走行車の後部に作業機昇降支持装置を介して昇降可能に装着されるもので、耕耘作業をする代掻ロータ等の耕耘体と、耕耘体の後方で整地作業をする上下回動可能な整地体と、耕耘体と整地体との間で耕土中の夾雑物(例えば稲わら等)を圃場表面下に埋め込む上下回動可能なスプリングレーキ体とを備えている。
【0003】
そして、スプリングレーキ体と整地体とが連繋され、スプリングレーキ体の埋め込み深さ(作用深さ)が耕耘体の耕耘深さの変化に関係なく略一定に保たれるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、従来の農作業機では、作業機昇降支持装置にて農作業機全体を上昇させても、スプリングレーキ体が垂下状態とはならず、整地体およびスプリングレーキ体間に挟まった夾雑物を排除しにくいという、問題がある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、整地体およびスプリングレーキ体間に挟まった夾雑物を容易に排除できる農作業機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の農作業機は、走行車の後部に作業機昇降支持装置を介して昇降可能に装着される農作業機であって、耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の後方に位置し、整地作業をする上下回動可能な整地体と、前記耕耘体と前記整地体との間に位置し、耕土中の夾雑物を圃場表面下に埋め込む上下回動可能なスプリングレーキ体と、このスプリングレーキ体と接離自在に当接し、このスプリングレーキ体の埋め込み深さを前記耕耘体の耕耘深さの変化に応じて変化させるレーキ設定手段とを備え、前記作業機昇降支持装置にて前記農作業機全体を前記スプリングレーキ体が圃場表面から離れる位置まで持ち上げると、前記スプリングレーキ体がその自重により下方回動して垂下状態となり、前記整地体と前記スプリングレーキ体との間の空間が拡大するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の農作業機の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0008】
図1ないし図4において、1は農作業機で、この農作業機1は、例えば図示しない走行車であるトラクタの後部に作業機昇降支持装置である3点リンク機構(3点リンクヒッチ)を介して昇降可能に装着される代掻作業機等である。
【0009】
この農作業機1は、例えば左右方向に長手状でトラクタに装着される作業機本体2を備えている。
【0010】
この作業機本体2には、所定方向(例えばダウンカット方向)に回転しながら耕耘作業をする代掻ロータ等の耕耘体3が回転可能に取り付けられている。この耕耘体3は、例えば左右方向の耕耘軸4およびこの耕耘軸4に放射状に固着された耕耘爪5等にて構成されている。
【0011】
また、この作業機本体2には、耕耘体3の上方を覆う略板状のカバー体6が取り付けられている。このカバー体6の後端部には、整地体取付部7およびレーキ体取付部8が形成されている。このレーキ体取付部8は、カバー体6の左右方向一端部から他端部にわたって位置する左右方向の支軸9にて構成されている。
【0012】
さらに、このカバー体6の後端部の整地体取付部7には、前端側(上端側)を中心として上下回動可能な略板状の第1の整地体(均平板)11が弾性体であるゴム板12を介して取り付けられている。なお、図示しないが、ゴム板12を介することなく、カバー体6の後端部に第1の整地体11を左右方向の回動軸を介して取り付けてもよい。
【0013】
この第1の整地体11は、代掻作業時には、耕耘体3の後方に位置し、傾斜姿勢で整地作業をする。そして、この第1の整地体11は、例えば左右方向に長手状の本体板部13を有し、この本体板部13の両端部には側板部14が一体的に設けられている。また、この本体板部13の左右方向略中央部には、下方に向って突出状の突出板部15が一体的に設けられている。
【0014】
また、この第1の整地体11の後端部(側板部14の後端部)には、前端側を中心として上下回動可能な略板状の第2の整地体(レーキ)22が左右方向の回動軸23を介して取り付けられている。
【0015】
この第2の整地体22は、代掻作業時には、耕耘体3の後方に位置し、水平姿勢で整地作業をする。そして、この第2の整地体22の下面が、水田等の圃場Hの表面である圃場表面H1と面状に接触してこの圃場表面H1を平らに整地する略平面状の接地面である作用面24となっている。
【0016】
なお、第1の整地体11および第2の整地体22にて、耕耘体3の後方に位置し、整地作業をする上下回動可能な整地体25が構成されている。
【0017】
さらに、カバー体6の後端部のレーキ体取付部8には、前端側(上端側)を中心として上下回動可能なスプリングレーキ体31が取り付けられている。
【0018】
このスプリングレーキ体31は、代掻作業時には、少なくとも一部が耕耘体3と第1の整地体11および第2の整地体22との間に位置し、耕土中の夾雑物(例えば稲わら等)を圃場表面H1下に埋め込む。
【0019】
そして、このスプリングレーキ体31は、例えばレーキ体取付部8である支軸9の外周に回動可能に嵌合された左右方向に細長い略円筒状の筒状部32を有している。
【0020】
この筒状部32には、弾性変形可能なくし状のレーキ部33が筒状部32の略全長にわたって一体的に設けられている。このレーキ部33は、左右方向に間隔をおいて並んだ複数本の線状の弾性棒34にて構成され、各弾性棒34にはカール部35が形成されている。
【0021】
また、この筒状部32の左右方向略中央部には、当接板部36が一体的に設けられている。そして、この当接板部36は、側方に向って突出した突起37を後端部に有している。
【0022】
また一方、農作業機1は、代掻作業時に圃場H側からの土圧でスプリングレーキ体31と接離自在に当接し、このスプリングレーキ体31の埋め込み深さa(スプリングレーキ体31の下端と第2の整地体22の作用面24との差)を耕耘体3の耕耘深さbの変化に応じて変化させるレーキ設定手段41を備えている。
【0023】
このレーキ設定手段41は、例えば第1の整地体11の突出板部15に脱着可能に取り付けられた略板状の設定体(規制ガイド体)42にて構成されている。
【0024】
なお、設定体42を他の形状の設定体(図示せず)に交換することで埋め込み深さaを変更(調節)することができる。また、設定体42を第2の整地体22に脱着可能に取り付けるようにしてもよい。
【0025】
そして、この設定体42の下面が、代掻作業時に圃場H側からの土圧に基づいてスプリングレーキ体31の当接板部36の突起37と接離自在に当接する略円弧状の当接受け面43となっている。スプリングレーキ体31の突起37は、スプリングレーキ体31および第1の整地体11の回動により、設定体42の当接受け面43に沿って摺動する。
【0026】
なお、スプリングレーキ体31の埋め込み深さa(cm)は、トラクタの3点リンク機構の作動に基づく耕耘体3の耕耘深さb(cm)の変化に応じて変化するもので、埋め込み深さaと耕耘深さbとの間には、a=(b/4)+2[cm]の関係が成立するようになっている。
【0027】
また、作業機本体2の前側中央部にはトラクタ側からの動力を入力する入力軸44が設けられ、この入力軸44からの動力が図示しない伝動手段を介して耕耘体3に伝達される。
【0028】
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
【0029】
まず、荒代(深掻き)をする場合には、図2に示すように、耕耘体3の耕耘深さbが比較的深く、例えば約15cmになるように、トラクタの3点リンク機構にて農作業機1全体を所望の高さ位置に支持した状態で、トラクタの走行により農作業機1を圃場Hにおいて前方に移動させる。
【0030】
すると、圃場Hの土が耕耘体3にて耕耘され、この耕土がスプリングレーキ体31の間隙を通過して第1の整地体11および第2の整地体22にて整地され、圃場表面H1が平らになる。
【0031】
また、耕耘体3と第1の整地体11および第2の整地体22との間に位置するスプリングレーキ体31にて、耕土中の稲わら等の夾雑物が圃場表面H1下に埋め込まれる。
【0032】
このスプリングレーキ体31の埋め込み深さaは、例えば約6cmで、耕耘体3の耕耘深さbに対応して比較的深く、耕土中の夾雑物は、圃場表面H1下の比較的深い位置に深埋め処理される。
【0033】
この深埋め処理の際には、スプリングレーキ体31は、圃場H側からの土圧を受けることにより、当接板部36の突起37とレーキ設定手段41の設定体42の当接受け面43の前側とが当接し、レーキ部33の略下半部が圃場Hの土中に差し込まれた状態となって、埋め込み作業をする。
【0034】
そして、荒代の終了後、仕上げ代(浅掻き)をする場合には、図3に示すように、耕耘体3の耕耘深さbが比較的浅く、例えば約8cmになるように、トラクタの3点リンク機構にて農作業機1全体を所望の高さ位置(荒代のときよりやや高い位置)に支持した状態で、トラクタの走行により農作業機1を圃場Hにおいて前方に移動させる。
【0035】
すると、荒代のときと同じように、耕耘体3が耕耘作業をし、傾斜姿勢の第1の整地体11および水平姿勢の第2の整地体22が整地作業し、スプリングレーキ体31が稲わら等の夾雑物の埋め込み作業をするが、スプリングレーキ体31の埋め込み深さaは、耕耘体3の耕耘深さbに対応して比較的浅くなって例えば約4cmで、夾雑物は、圃場表面H1下の比較的浅い位置に浅埋め処理される。
【0036】
この浅埋め処理の際には、スプリングレーキ体31は、圃場H側からの土圧を受けることにより、当接板部36の突起37とレーキ設定手段41の設定体42の当接受け面43の略中央とが当接し、レーキ部33の下端部が圃場Hの土中に差し込まれた状態(立ち姿勢に近い状態)となって、埋め込み作業をする。
【0037】
そして、この仕上げ代時には、スプリングレーキ体31の埋め込み深さaが荒代時に比べて浅いため、荒代時に一旦深い位置に埋め込んだ夾雑物を再び浮き上がらせるようなことがない。また、スプリングレーキ体31が立ち姿勢に近い状態にあるため、スクリーン効果すなわち砕土性が良好となる。
【0038】
このようにして、上記一実施の形態の農作業機1によれば、スプリングレーキ体31とレーキ設定手段41の設定体42との当接により、スプリングレーキ体31の埋め込み深さaが耕耘体3の耕耘深さbの変化に応じて変化するので、例えば耕耘深さbが深いときには埋め込み深さaも深くなり、耕耘深さbが浅いときには埋め込み深さaも浅くなり、適切な埋め込み作業ができ、よって、代掻作業性を向上させることができる。
【0039】
また、スプリングレーキ体31は、図4に示すように、トラクタの3点リンク機構による上昇時(リフトアップ時)には、整地体25側から離されるように自重により下方回動して垂下状態となるため、整地体25(第1の整地体11)およびスプリングレーキ体31間に挟まった稲わら等の夾雑物を容易に排除できる。
【0040】
すなわち、例えば代掻作業終了後に、トラクタの3点リンク機構にて農作業機1全体を所望の高さ位置(スプリングレーキ体31が圃場表面H1から離れる位置)まで持ち上げると、図4に示すように、スプリングレーキ体31がその自重により支軸9を中心として下方回動して垂れ下がり、その結果、当接板部36の突起37がレーキ設定手段41の設定体42の当接受け面43から離反し、第1の整地体11とスプリングレーキ体31との間の空間が拡大する。このため、整地体25(第1の整地体11)およびスプリングレーキ体31間に挟まった夾雑物を容易に排除できる。
【0041】
また、図4の2点鎖線から明らかなように、畦際から代掻作業を開始しようとして、第2の整地体22を畦上面上に載せた際に、スプリングレーキ体31の先端側である下端側が畦に衝突することがなく、スプリングレーキ体31の損傷を防止できる。
【0042】
なお、農作業機1のレーキ設定手段41は、第1の整地体11に取り付けた設定体42にて構成したものには限定されず、例えば、図5および図6に示すように、カバー体6と整地体25とに跨るように取り付けた設定回動アーム体51にて構成したものでもよい。
【0043】
この設定回動アーム体51は、例えば一端部である前端部に長孔52が形成され、他端部である後端部に連結孔53が形成されている。この設定回動アーム体51の長孔52には、カバー体6の支軸9が長孔52に沿って摺動可能に挿通されている。この設定回動アーム体51の連結孔53には、整地体25の回動軸23が回動可能に連結されている。なお、図示しないが、設定回動アーム体51の後端部を第2の整地体22に回動可能に連結するようにしてもよい。
【0044】
また、この設定回動アーム体51の下面が、代掻作業時に圃場H側からの土圧に基づいてスプリングレーキ体31の当接板部36の突起37と接離自在に当接する直線状の当接受け面54となっている。スプリングレーキ体31の突起37は、スプリングレーキ体31および第1の整地体11の回動により、当接受け面54に沿って摺動する。このとき、第1の整地体11に連動して設定回動アーム体51が回動軸23を中心として回動するようになっている。なお、図5および図6に示す農作業機1のその他の構成部材は、図1等に示す農作業機1の構成部材と基本的に同一である。
【0045】
そして、この図5および図6に示す農作業機1でも、スプリングレーキ体31とレーキ設定手段41の設定回動アーム体51との当接により、スプリングレーキ体31の埋め込み深さaが耕耘体3の耕耘深さbの変化に応じて変化するので、例えば図5の荒代時のように耕耘深さbが深いときには埋め込み深さaも深くなり、図6の仕上げ代時のように耕耘深さbが浅いときには埋め込み深さaも浅くなり、このため、適切な埋め込み作業ができ、よって、代掻作業性を向上でき、また挟まった夾雑物の排除を容易にできる等、図1等に示す農作業機1と同様の作用効果を奏することができる。
【0046】
また、農作業機1は、例えば図7および図8に示すように、スプリングレーキ体31の埋め込み深さaを、整地体25つまり第1の整地体11より上方に突出した操作部60の回動操作により調節可能とした構成とすることもできる。
【0047】
この図7および図8に示す農作業機1のレーキ設定手段41は、フック状に一体に形成された操作レバーである可動設定レバー体(可動当接体)61を有し、この可動設定レバー体61は、整地体25つまり第1の整地体11に左右方向の回動軸62を介して回動可能に取り付けられている。
【0048】
この可動設定レバー体61の一端側は第1の整地体11の本体板部より上方に突出しており、この突出部分が操作部60となっている。また、この可動設定レバー体61の他端側には、複数、例えば上下2個の孔部63,64が形成されている。
【0049】
そして、図7では、可動設定レバー体61の上方の孔部63と、第1の整地体11に固着された固定設定体(固定当接体)65の孔部(図示せず)とに固定ピン66が挿入されて、可動設定レバー体61が通常状態となっている。この図7の状態では、代掻作業時には、可動設定レバー体61の他端側下面に形成された略円弧状の当接受け面67に、圃場H側からの土圧に基づいてスプリングレーキ体31の当接板部36の突起37が接離自在に当接する。
【0050】
また、図8では、可動設定レバー体61の下方の孔部64と、第1の整地体11に固着された固定設定体65の孔部(図示せず)とに固定ピン66が挿入されて、可動設定レバー体61が退避状態、すなわち埋め込み作用が少ない状態となっている。この図8に示す状態では、代掻作業時には、固定設定体65の下面に形成された略直線状の当接受け面68に、圃場H側からの土圧に基づいてスプリングレーキ体31の当接板部36の突起37が接離自在に当接する。
【0051】
なお、可動設定レバー体61は、固定設定体65に回動軸62を介して回動可能に取り付けられている。また、図7および図8に示す農作業機1のその他の構成部材は、図1等に示す農作業機1の構成部材と基本的に同一である。
【0052】
そして、この図7および図8に示す農作業機1でも、スプリングレーキ体31とレーキ設定手段41の通常状態にある可動設定レバー体61との当接により、スプリングレーキ体31の埋め込み深さaが耕耘体3の耕耘深さbの変化に応じて変化するので、荒代時のように耕耘深さbが深いときには埋め込み深さaも深くなり、仕上げ代時のように耕耘深さbが浅いときには埋め込み深さaも浅くなり、このため、適切な埋め込み作業ができ、よって、代掻作業性を向上でき、また挟まった夾雑物の排除を容易にできる等、図1等に示す農作業機1と同様の作用効果を奏することができる。
【0053】
しかも、この農作業機1によれば、スプリングレーキ体31の埋め込み深さaを可動設定レバー体61の操作部60の操作により簡単に調節でき、圃場の土質等に適切に対応できる。すなわち例えば、土塊が硬い圃場の場合等においては、可動設定レバー体61を退避状態に切り換えて、埋め込み深さaをきわめて浅くすることで、スプリングレーキ体31にて土塊とともに稲わら等の夾雑物を引張ってしまう不具合等を適切に防止できる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、作業機昇降支持装置にて農作業機全体をスプリングレーキ体が圃場表面から離れる位置まで持ち上げると、スプリングレーキ体がその自重により下方回動して垂下状態となり、整地体と前記スプリングレーキ体との間の空間が拡大するため、整地体およびスプリングレーキ体間に挟まった夾雑物を容易に排除できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の農作業機の一実施の形態を示す側面図である。
【図2】 同上農作業機の荒代時の側面図である。
【図3】 同上農作業機の仕上げ代時の側面図である。
【図4】 同上農作業機のリフトアップ時の側面図である。
【図5】 本発明の農作業機の他の実施の形態を示す荒代時の側面図である。
【図6】 同上農作業機の仕上げ代時の側面図である。
【図7】 本発明の農作業機のさらに他の実施の形態を示す荒代時の側面図である。
【図8】 同上農作業機の可動設定レバー体を退避状態に切り換えた状態の側面図である。
【符号の説明】
1 農作業機
3 耕耘体
25 整地体
31 スプリングレーキ体
41 レーキ設定手段
H1 圃場表面
Claims (1)
- 走行車の後部に作業機昇降支持装置を介して昇降可能に装着される農作業機であって、
耕耘作業をする耕耘体と、
この耕耘体の後方に位置し、整地作業をする上下回動可能な整地体と、
前記耕耘体と前記整地体との間に位置し、耕土中の夾雑物を圃場表面下に埋め込む上下回動可能なスプリングレーキ体と、
このスプリングレーキ体と接離自在に当接し、このスプリングレーキ体の埋め込み深さを前記耕耘体の耕耘深さの変化に応じて変化させるレーキ設定手段とを備え、
前記作業機昇降支持装置にて前記農作業機全体を前記スプリングレーキ体が圃場表面から離れる位置まで持ち上げると、前記スプリングレーキ体がその自重により下方回動して垂下状態となり、前記整地体と前記スプリングレーキ体との間の空間が拡大する
ことを特徴とする農作業機。
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