JP2731686B2 - 盛土高さ検出装置 - Google Patents

盛土高さ検出装置

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JP2731686B2
JP2731686B2 JP453593A JP453593A JP2731686B2 JP 2731686 B2 JP2731686 B2 JP 2731686B2 JP 453593 A JP453593 A JP 453593A JP 453593 A JP453593 A JP 453593A JP 2731686 B2 JP2731686 B2 JP 2731686B2
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JP
Japan
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embankment
sensor
machine
soil
height
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JP453593A
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JPH06209606A (ja
Inventor
忠 宮入
新吉 藤澤
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IHI Shibaura Machinery Corp
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IHI Shibaura Machinery Corp
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予めロータリー耕耘さ
れた圃場内を走行する移動農機に連結されて畝を整形す
る前の盛土高さを検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】畝作りの作業は、予め圃場全体をロータ
リー耕耘し、その後、移動農機に連結した土寄機の培土
器やロータリーの耕耘爪を内向にして盛土を行い、ある
程度盛土してから整形器にて整った形の畦を形成する。
この作業中の盛土の形成過程においては、土寄機によっ
て土寄せした盛土の高低を、該土寄機に取付けた一つの
検出片の変位を検出することによって検出し、移動農機
を昇降制御することによってロータリー耕耘及び整形器
の高さを設定して、畝高さを一定化するようにしてい
た。また、左右の傾斜に対しては、移動農機本体に設け
た傾斜センサーによる検出に基づいて、作業機を常に水
平に保持するように制御を行っていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、土寄機により
土寄せした盛土を、一つの検出片によって検出する方法
では、圃場の多少の傾斜により、圃場の地表に対して左
右の盛土高さが違い、その後のロータリーや整形器の高
さが不適当となる。また、傾きは移動農機の本機センサ
ーのため土寄機を水平に保とうとするために傾斜の低い
方は圃場の地表に対して盛土高さが少なく、その後で整
形器で畝を整形しても左右均等な畝ができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の如き課
題を解決するために、次のような構成とする。即ち、移
動農機の後部に、圃場の土寄せを行う土寄機を配設して
昇降及び揺動自在に連結した作業機において、土寄機の
後部中央に進行方向と直交したセンサー上下ホルダーの
中心部を左右揺動可能に枢支し、該センサー上下ホルダ
ー左右端に盛土の表面に接触する接地片を上下回転可能
に配設し、該接地片の回転変位を検出して作業機の昇降
制御を行う装置を設けたものである。また、前記左右揺
動するセンサー上下ホルダーと土寄機との角度差を検出
して該作業機の左右傾斜制御を行う装置を設けたもので
ある。
【0005】
【作用】二つの検出片が盛土の左右に各々接地してお
り、かつ、両検出片を結ぶロッドが、揺動可能なので、
該ロッドが盛土の左右傾斜に対応して正確に傾斜する。
このロッドの傾斜により盛土の左右傾斜が検出されると
ともに、盛土の高さに対応して上下回動する検出片の回
転変位によって盛土の高さが検出されて、作業機が昇降
及び揺動制御されるものである。
【0006】
【実施例】本発明の解決すべき課題及び構成は以上の如
くであり、次に、添付の図面に示した本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明を用いた作業機の全体側
面図、図2は作業機における土寄部の後部斜視図、図3
は盛土の傾斜を検出するセンサー部の構成を示す部分側
面断面図、図4は盛土の高さを検出するセンサー部の構
成を示す部分正面断面図である。
【0007】図1より作業機の全体構成について説明す
る。移動農機であるトラクター1の後部に、三点ヒッチ
2により支持されるとともに、リフトアーム3により昇
降し、また、少なくとも片側のリフトリンク4がトラク
ターの油圧等で伸縮するシリンダー(図示なし)により
トラクター進行方向に対して左右方向に揺動する作業機
5が装着されている。作業機5は、前部が土寄ディスク
7により土寄せして盛土する土寄部、中間部が砕土ロー
タリー26により盛土の砕土を行う砕土部、後部が整形
器29にて畦整形を行う整形部となっており、盛土、砕
土、整形の一工程にて畝を形成する作業機として構成さ
れているのである。
【0008】図1乃至図4により、土寄部と、そのセン
サー構造について説明する。該作業機5の最前部より進
行方向と直交する左右方向水平向きの軸心を有する前部
ツールバー6が設けられており、該前部ツールバー6の
両端部には土寄ディスク7・7が上下及び左右角度調節
自在に固定できるように取付けられている。
【0009】そして、図3の如く、該前部ツールバー6
の中央部には、センサー取付ステイ8が固設されてお
り、該センサー取付ステイ8の下部には、センサー上下
ホルダー9の支点ピン部10が回転可能に貫通され、抜
け止めにクリップ11にて係止されている。該支点ピン
部10後端にはセンサー軸12が嵌挿され、ボルト13
にて固定されている。そして、検出部である角度センサ
ー14が、該センサー取付ステイ8における該支点ピン
部10の上方位置にてボルト15により固定されてお
り、該角度センサー14に該センサー軸12の後端が嵌
入されている。このような構成により、盛土が左右傾斜
している場合に、進行方向と直角に揺動するセンサー上
下ホルダー9と前部ツールバー6との揺動角度差が、角
度センサー14にて検出され、トラクター1のリフトリ
ンク4に設けたシリンダーが伸縮制御されて、該揺動差
をなくす。即ち、作業機5を盛土の傾斜に平行にするの
である。
【0010】また、図4の如く、センサー上下ホルダー
9の中にはセンサー軸16が回転自在に貫設されてお
り、両端には土寄ディスク7・7で寄せられた土の上に
各々接地する接地片17・17がピン18により固定さ
れている。該接地片17の先端には、センサーが接地し
やすいようにウェイト31が付設されており、該センサ
ー軸16の一端には、上下センサー19の軸20がボル
ト21により嵌入固定され、該上下センサー19の本体
は、センサー上下ホルダー9にボルト22により螺止固
定されている。こうして、接地片17の回動に伴う上下
センサー19の回動角度を検出して、設定盛土高さにな
るように、トラクター1のリフトアーム3の昇降により
作業機5を昇降制御して適切な高さにするものである。
【0011】次に、図1より、作業機の砕土部及び整形
部について説明する。前記の前部ツールバー6の略中央
部の上方に、トラクター1からの動力を伝達するPTO
軸23により駆動されるギアボックス24を設け、該ギ
アボックス24より伝動ケース25にて伝動される砕土
ロータリー26を配設し、該砕土ロータリー27の回転
にて、該土寄ディスク7によって寄せられた土の上部を
砕土するよう構成している。
【0012】また、前部ツールバー6の両側より後方に
サイドフレーム27・27を介して該前部ツールバー6
と平行に後部ツールバー28を支持している。該後部ツ
ールバー6には、砕土ロータリー26により砕土された
土を整形して畝を立てる整形器29が取付けられ、尾輪
30にて支持されている。
【0013】以上のように構成された作業機5を装着し
たトラクター1を圃場内で運転することにより、土寄デ
ィスク7にて寄せられた土の高さ(量)を左右の接地片
17にて検出して、作業機5が設定高さに昇降制御さ
れ、また、土寄ディスク7を付設した前部ツールバー8
とセンサー上下ホルダー9との角度差を検出して作業機
5が土の傾斜に平行になるよう揺動制御されて、盛土高
さが一定となり、更に砕土ロータリー26にて該盛土上
部を砕土して整形器29により一定高さの畝を形成する
ものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
如き効果を奏するものである。即ち、移動農機に装着し
た作業機の土寄機において、該土寄機にて盛土した盛土
表面を左右検出片が無理なく接触しているので、該盛土
の高さが正確に検出され、土寄機を含む作業機の昇降及
び揺動が円滑になされて、一定の盛土高さを得ることが
でき、次工程の整形器による畝整形においても、高さが
一定で、形が整い、かつ、型崩れしない畝が形成でき、
従って、圃場の畝の高さが一定となって、作物の成育が
揃い、管理が容易となり、確実な収穫が得られるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた作業機の全体側面図である。
【図2】作業機における土寄部の後部斜視図である。
【図3】盛土の傾斜を検出するセンサー部の構成を示す
部分側面断面図である。
【図4】盛土の高さを検出するセンサー部の構成を示す
部分正面断面図である。
【符号の説明】
1 トラクター 3 リフトアーム 4 リフトリンク 5 作業機 6 前部ツールバー 7 土寄ディスク 8 センサー取付ステイ 9 センサー上下ホルダー 10 支点ピン部 12 センサー軸 14 角度センサー 16 センサー軸 17 接地片 19 上下センサー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動農機の後部に、圃場の土寄せを行う
    土寄機を配設して昇降及び揺動自在に連結した作業機に
    おいて、土寄機の後部中央に進行方向と直交したセンサ
    ー上下ホルダーの中心部を左右揺動可能に枢支し、該セ
    ンサー上下ホルダー左右端に盛土の表面に接触する接地
    片を上下回転可能に配設し、該接地片の回転変位を検出
    して作業機の昇降制御を行う装置を設けたことを特徴と
    する盛土高さ検出装置。
  2. 【請求項2】 移動農機の後部に、圃場の土寄せを行う
    土寄機を配設して昇降及び揺動自在に連結した作業機に
    おいて、土寄機の後部中央に進行方向と直交したセンサ
    ー上下ホルダーの中心部を左右揺動可能に枢支し、該セ
    ンサー上下ホルダー左右端に盛土の表面に接触する接地
    片を設け、左右揺動するセンサー上下ホルダーと土寄機
    との角度差を検出して該作業機の左右傾斜制御を行う装
    置を設けたことを特徴とする盛土高さ検出装置。
JP453593A 1993-01-14 1993-01-14 盛土高さ検出装置 Expired - Lifetime JP2731686B2 (ja)

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JPH06209606A JPH06209606A (ja) 1994-08-02
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DE102016219470A1 (de) * 2016-10-07 2018-04-12 Robert Bosch Gmbh Steueranordnung, Zugmaschine mit einer Steueranordnung und Verfahren für eine Steueranordnung
CN113128577B (zh) * 2021-04-07 2022-06-21 广西民族大学 一种基于机器学习的中耕期甘蔗幼苗培土方法

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JPH06209606A (ja) 1994-08-02

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