JP4860956B2 - 農作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合を抑制でき、夾雑物を適切に埋め込むことができる農作業機に関するものである。
従来、例えば回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、耕耘体と整地体との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され夾雑物を圃場表面下に埋め込むバネ鋼からなる略棒状の複数本の埋め込み体(スプリングレーキ)とを備えた農作業機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−165605号公報
しかしながら、上記従来の農作業機では、埋め込み体の断面形状がその埋め込み体の全長にわたって同じであるため、例えば圃場状態等によっては稲わら等の夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合が生じるおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合を抑制でき、夾雑物を適切に埋め込むことができる農作業機を提供することを目的とする。
請求項1記載の農作業機は、回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、前記耕耘体と前記整地体との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され、夾雑物を圃場表面下に埋め込む弾性変形可能な略棒状の複数本の埋め込み体とを備え、前記埋め込み体の先端部断面形状が、前記埋め込み体の基端部断面形状に比べて細くなっている農作業機であって、前記整地体は、耕耘カバー部の後端部に上下回動可能に設けられた第1整地板およびこの第1整地板の下端部に上下回動可能に設けられた第2整地板を有し、前記埋め込み体の下端側である先端側は、進行方向後方に向って湾曲し、前記埋め込み体の上端である基端には、取付部が設けられ、前記取付部が左右方向に延びる支軸部に取り付けられ、この支軸部の軸方向両端部が左右の支持板部に固着され、これら両支持板部が前記第1整地板の両側面部に固着されているものである。
求項記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、埋め込み体の内部にこの埋め込み体の長手方向に沿って補強芯材が配設されているものである。
請求項記載の農作業機は、請求項1または2記載の農作業機において、埋め込み体は、非金属材料にて成型された成型物であるものである。
請求項4記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、埋め込み体の上端である基端に設けられた取付部は、下方に向って開口した略U字状であるものである。
請求項5記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、埋め込み体の上端である基端に設けられた取付部は、環状であるものである。
請求項1に係る発明によれば、埋め込み体の先端部断面形状が埋め込み体の基端部断面形状に比べて細くなっているため、夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合を抑制でき、夾雑物を適切に埋め込むことができる。
求項に係る発明によれば、埋め込み体の内部にこの埋め込み体の長手方向に沿って補強芯材を配設することにより、埋め込み体の強度向上を図ることができる。
請求項に係る発明によれば、埋め込み体が非金属材料にて成型された成型物であるから、埋め込み体を簡単に製造できる。
本発明の農作業機の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1において、1は農作業機で、この農作業機1は、走行車であるトラクタ(図示せず)に連結して使用する牽引式の代掻き機である。そして、農作業機1は、トラクタの後部に連結された状態で、トラクタの走行により圃場を進行方向前方に移動しながら代掻作業および土引作業を選択的に行うものである。
農作業機1は、トラクタの後部の3点リンク部(作業機昇降装置)に連結される機体2を備えている。
機体2の左右のチェーンケース部3およびブラケット部(図示せず)間には、入力軸4に接続されたギア、シャフトおよびチェーン等からなる伝動手段からの動力に基づいて所定方向に回転しながら耕耘作業をするロータリ式の耕耘体5が回転可能に設けられている。耕耘体5は、左右方向に長手状の耕耘軸およびこの耕耘軸に放射状に設けられた耕耘爪を有している。
機体2の耕耘カバー部7の後端部には、耕耘体5の後方で整地作業をする整地体8が上下回動可能に設けられている。整地体8は、機体2の耕耘カバー部7の後端部にゴム板9を介して上下回動可能に設けられた左右方向長手状の第1整地板(均平板)11を有している。第1整地板11の下端部には、左右方向長手状の第2整地板(レーキ)12が左右方向の軸13を介して上下回動可能に設けられている。機体2と第1整地板11とが第1連結手段14にて連結され、機体2と第2整地板12とが第2連結手段15にて連結されている。
また、農作業機1は、耕耘体5と整地体8との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され弾性変形可能な非金属材料からなり稲わら等の夾雑物を圃場表面下に埋め込む略棒状で断面略円形の複数本の埋め込み体21を備えている。
ここで、図2および図3に示すように、各埋め込み体21は、その先端部断面形状がその基端部断面形状に比べて細くなっている。すなわち、埋め込み体21の下端側である先端側は、先端ほど細くなるように先細状に形成され、例えば断面略円形の先端部21aの直径が断面略円形の基端部21bの直径の略半分になっている。
また、埋め込み体21の下端側である先端側は、進行方向後方に向って湾曲している。さらに、埋め込み体21の上端である基端には下方に向って開口した略U字状の取付部22が一体に設けられ、この取付部22が左右方向に延びる丸パイプからなる支軸部23にボルト24、ナット25および板状のカラー26を用いて固着されている。支軸部23の軸方向両端部は左右の支持板部27に固着され、両支持板部27が整地体8の第1整地板11の両側面部に固着されている。
なお、埋め込み体21は、樹脂或いはゴム等の弾性変形可能な非金属材料にて一体に略棒状に成型された成型物としての大型のスプリングレーキであり、例えば埋め込み体21の長さ寸法が第1整地板11の幅寸法と略等しくなっている。
次に、上記農作業機1の作用等を説明する。
農作業機1をトラクタの後部に連結し、農作業機1をトラクタの走行により圃場上を移動させると、耕耘体5の耕耘爪にて耕耘作業が行われ、整地体8の第1整地板11および第2整地板12にて耕耘作業が行われる。
この際、耕土中の稲わら等の夾雑物は、圃場表面に追従するように第1整地板11と一体となって上下回動する複数本の埋め込み体21によって圃場表面下に埋め込まれる。
そして、この農作業機1によれば、埋め込み体21の先端部断面形状が埋め込み体21の基端部断面形状に比べて細くなっているため、夾雑物が埋め込み体に引っ掛かる等の不具合を抑制でき、夾雑物を適切に埋め込むことができる。特に、埋め込み体21の先端側が先細状に形成されているため、埋め込み体21の先端側が弾性変形しやすく、埋め込み体21の先端側に夾雑物が引っ掛かるようなことがない。また、埋め込み体21の形状に対応した型を使用して埋め込み体21を樹脂或いはゴム等の非金属材料を使用して製造することにより、埋め込み体21を安価に製造できる。
上記実施の形態では、ボルト24、ナット25およびカラー26を用いて、埋め込み体21を略U字状の取付部22を介して丸パイプからなる支軸部23に取り付けた構成について説明したが、例えば図4および図5に示すように、隣合う埋め込み体21間の間隙を調節できるように、脱着可能なカラー31を用いて、埋め込み体21を環状の取付部32を介して角パイプからなる支軸部33に取り付ける構成としてもよい。
た、埋め込み体21の強度向上のために、例えば図に示すように、埋め込み体21の内部にこの埋め込み体21の長手方向に沿ってこの埋め込み体21の略全長にわたって補強芯材40を配設するようにしてもよい。補強芯材40は、例えば鉄等の金属材料からなる線状部材にて構成されている。
さらに、埋め込み体21は断面略円形のものには限定されず、三角、四角、六角等の断面角形のものでもよい。
本発明の農作業機の一実施の形態の側面図である。 同上農作業機の埋め込み体の後面図である。 同上埋め込み体の側面図である。 本発明の他の実施の形態に係る埋め込み体の後面図である。 同上埋め込み体の側面図である 本発明のさらに他の実施の形態に係る埋め込み体の側面図である。
1 農作業機
5 耕耘体
耕耘カバー部
8 整地体
11 第1整地板
12 第2整地板
21 埋め込み体
22,32 取付部
23,33 支軸部
27 支持板部
40 補強芯材

Claims (5)

  1. 回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、
    この耕耘体の後方で整地作業をする整地体と、
    前記耕耘体と前記整地体との間に左右方向に互いに間隔をおいて配設され、夾雑物を圃場表面下に埋め込む弾性変形可能な略棒状の複数本の埋め込み体とを備え、
    前記埋め込み体の先端部断面形状が、前記埋め込み体の基端部断面形状に比べて細くなっている農作業機であって、
    前記整地体は、耕耘カバー部の後端部に上下回動可能に設けられた第1整地板およびこの第1整地板の下端部に上下回動可能に設けられた第2整地板を有し、
    前記埋め込み体の下端側である先端側は、進行方向後方に向って湾曲し、
    前記埋め込み体の上端である基端には、取付部が設けられ、
    前記取付部が左右方向に延びる支軸部に取り付けられ、この支軸部の軸方向両端部が左右の支持板部に固着され、これら両支持板部が前記第1整地板の両側面部に固着されている
    ことを特徴とする農作業機
  2. 埋め込み体の内部にこの埋め込み体の長手方向に沿って補強芯材が配設されている
    ことを特徴とする請求項1記載の農作業機。
  3. 埋め込み体は、非金属材料にて成型された成型物である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の農作業機。
  4. 埋め込み体の上端である基端に設けられた取付部は、下方に向って開口した略U字状である
    ことを特徴とする請求項1記載の農作業機。
  5. 埋め込み体の上端である基端に設けられた取付部は、環状である
    ことを特徴とする請求項1記載の農作業機。
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