JP2016056120A - 毛髪処理用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、毛髪を部分毎に塗り分けることのできる毛髪処理用組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の毛髪処理用組成物は、還元剤及びアルカリ剤を含有する毛髪処理用組成物であって、高級アルコール(A)3.0〜5.5重量%、ポリオール(B)2.0〜5.0重量%、液状油(C)2.0〜5.0重量%、ノニオン性界面活性剤(D)0.2〜5.0重量%およびカチオン性界面活性剤(E)0.5〜3.0重量%を含み、(B)成分の重量/(C)成分の重量が0.7〜1.5であり、(A)成分の重量/{(B)成分の重量+(C)成分の重量}が0.3〜1.0であり、(D)成分のHLBが5.5〜12.0であることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は毛髪処理用組成物に関する。より詳しくは、毛髪の部分毎に塗り分けが可能な毛髪処理用組成物に関する。
毛髪にウェーブデザインおよびストレートデザインを形成するための2剤式毛髪処理用組成物は、還元剤およびアルカリ剤を含む第1剤で毛髪のジスルフィド結合を切断したのち、所望の形状になるように酸化剤を含む第2剤で毛髪のジスルフィド結合を再結合させる。
上記第1剤は、毛髪のジスルフィド結合を切断するため、毛髪に損傷を生じさせる。そのため、毛髪処理の仕上がりを良好にするとともに、毛髪の損傷の程度が次回以降の化学処理に耐えうる状態に留まることができるように、毛髪の損傷度合いに応じて第1剤を選択することは非常に重要なことである。しかしながら、通常の毛髪は根元から遠ざかるにつれて徐々に損傷状態が高まるため、1種類の薬剤のみを使用したのでは、毛髪の部分毎に異なる損傷度合いに応じることは困難である。このような状況下において、毛髪処理施術においてしばしば採用されているのが、強さの異なる複数の第1剤を用いて、毛髪の損傷度合の異なる部分ごとに塗り分けを行うという方法である。すなわち比較的損傷の少ない根元には強めの第1剤を、損傷の大きい毛先には弱めの第1剤を塗布するのである。
塗り分けには、塗った箇所が明確にわかること、および、第1剤が塗布した場所に留まって、垂れたり流れたりしないという性質を有しながら、刷毛で伸ばすことの妨げにならないことが求められる。しかしながら、粘度調整をする高級アルコールに毛髪の損傷実感を低下させる成分を添加した組成物である従来の第1剤は、通常濡れた状態で処理される毛髪に塗布すると徐々に透明になるために塗った箇所が明確にならず、また垂れ落ちを防止できる硬さと刷毛で伸ばしたときの伸びの良さとの両立ができていなかった(たとえば特許文献1および特許文献2参照)。
国際公開第2011/105410号公報 特開2004−182651号公報
本発明は、毛髪を部分毎に塗り分けることのできる毛髪処理用組成物を提供することを課題とする。具体的には、毛髪に塗布すると塗った箇所が明確に視認でき、かつ塗った箇所に留まる性質と刷毛で伸ばすことが容易な性質とが両立された毛髪処理用組成物を提供することを目的とする。さらには、毛髪処理後の毛髪の質感およびまとまりが良好である毛髪処理用組成物を提供することを目的とする。
本発明者らが研究した結果、乳化により白濁した特定の毛髪処理用組成物を毛髪に塗布すると、該毛髪処理用組成物は毛髪上で白濁により不透明になった状態が保たれるため、毛髪上で白く残り(以下「白残り」ともいう。)、塗った箇所が判別できることがわかった。その知見に基づき、本発明を完成するに至った。
本発明は、たとえば以下の[1]〜[10]に関する。
[1]還元剤及びアルカリ剤を含有する毛髪処理用組成物であって、高級アルコール(A)3.0〜5.5重量%、ポリオール(B)2.0〜5.0重量%、液状油(C)2.0〜5.0重量%、ノニオン性界面活性剤(D)0.2〜5.0重量%およびカチオン性界面活性剤(E)0.5〜3.0重量%を含み、(B)成分の重量/(C)成分の重量が0.7〜1.5であり、(A)成分の重量/{(B)成分の重量+(C)成分の重量}が0.3〜1.0であり、(D)成分のHLBが5.5〜12.0であることを特徴とする毛髪処理用組成物。
[2]前記高級アルコール(A)が、炭素数が14〜22のアルコールであることを特徴とする[1]に記載の毛髪処理用組成物。
[3]前記ポリオール(B)が、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリンおよびソルビトールからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする[1]または[2]に記載の毛髪処理用組成物。
[4]前記液状油(C)が、流動パラフィン、イソドデカン、液状ラノリン、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸イソステアリル、ジリノール酸ジイソプロピル、イソノナン酸イソノニル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、ローズヒップ油、アボカド油、ホホバ油、オリーブ油、マカデミアンナッツオイルおよびヒマシ油からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の毛髪処理用組成物。
[5]前記ノニオン性界面活性剤(D)が、POEアルキルエーテル類およびPOEポリオキシプロピレンアルキルエーテル類からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする[1]〜[4]のいずれかに記載の毛髪処理用組成物。
[6]前記カチオン性界面活性剤(E)が、第4級アンモニウム塩、脂肪酸アミドアミン塩、アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、ベンゼトニウム塩、ピリジウム塩およびイミダゾリニウム塩からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする[1]〜[5]のいずれかに記載の毛髪処理用組成物。
[7]ストレートデザイン形成用であることを特徴とする[1]〜[6]のいずれかに記載の毛髪処理用組成物。
[8]還元剤およびアルカリ剤を含む第1剤、ならびに酸化剤を含む第2剤からなる2剤式毛髪処理用組成物の第1剤であることを特徴とする[1]〜[7]のいずれかに記載の毛髪処理用組成物。
[9]2種以上の毛髪処理用組成物を毛髪上で塗り分けをする際に、前記2種以上の毛髪処理用組成物の少なくとも1種として用いられる[1]〜[8]のいずれかに記載の毛髪処理用組成物。
[10][1]〜[8]のいずれかに記載の毛髪処理用組成物を、毛髪の一部に塗布する工程(1)と、
工程(1)で使用された毛髪処理用組成物と異なる組成の毛髪処理用組成物を、工程(1)で毛髪処理用組成物が塗布された部分と異なる部分の毛髪に塗布する工程(2)とを含む毛髪処理方法。
本発明の毛髪処理用組成物は、毛髪、特に濡れた毛髪に塗布すると白残りして、塗布した箇所が明確に視認できる。そして、本発明の毛髪処理用組成物は、塗った箇所に留まり、垂れることがない一方、刷毛の力が加わると容易に伸ばすことができる。また、本発明の毛髪処理用組成物で処理した毛髪は、柔らかくしっとりした質感であり、毛先までまとまりがよい。さらには、乳化状態の経時安定性がよい。
以下、本発明について具体的に説明する。
本発明の毛髪処理用組成物は、還元剤及びアルカリ剤を含有する毛髪処理用組成物であって、高級アルコール(A)3.0〜5.5重量%、ポリオール(B)2.0〜5.0重量%、液状油(C)2.0〜5.0重量%、ノニオン性界面活性剤(D)0.2〜5.0重量%およびカチオン性界面活性剤(E)0.5〜3.0重量%を含み、(B)成分の重量/(C)成分の重量が0.7〜1.5であり、(A)成分の重量/{(B)成分の重量+(C)成分の重量}が0.3〜1.0であり、(D)成分のHLBが5.5〜12.0であることを特徴とする。
1.毛髪処理用組成物
(1)還元剤
本発明の組成物に用いられる還元剤は、通常のパーマネントウェーブ処理またはカーリング処理に用いることができる還元剤を制限なく挙げることができるが、チオグリコール酸およびその誘導体、チオグリコール酸アンモニウム、チオグリコール酸ナトリウム、チオグリコール酸モノエタノールアミン等のチオグリコール酸塩、システインならびにその誘導体および塩、N−アセチル−L−システイン、ホモシステイン、チオ乳酸、チオリンゴ酸等のメルカプトカルボン酸、チオグリセロールなどのメルカプトアルコール類、グリセロールモノチオグリコレート、グリセロールモノチオラクテートなどのメルカプトカルボン酸エステル類、システアミンならびにその誘導体および塩やシステインアミドなどのメルカプト化合物、亜硫酸、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩、亜硫酸水素アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸水素塩およびブチロラクトンチオールが挙げられる。上記塩類の例としては、塩酸塩、クエン酸塩、臭化水素酸塩、酢酸塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩等が挙げられる。
本発明の組成物中の還元剤の量は特に限定されず、還元剤の種類および組成物のpH等によって適宜選択される。
(2)アルカリ剤
本発明の組成物に用いられるアルカリ剤は、通常のパーマネントウェーブ処理またはカーリング処理に用いることができるアルカリ剤を制限なく挙げることができるが、アンモニア、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、炭酸水素アンモニウムまたは炭酸水素ナトリウムなどの炭酸塩、アルギニン等が挙げられる。
(3)高級アルコール(A)
(A)成分の高級アルコールとしては、1個のヒドロキシル基を有する炭素数の多いアルコールであれば特に制限されないが、1個のヒドロキシル基を有する炭素数が14〜22のアルコールが挙げられ、好ましくはラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール、オレイルアルコール、ミリスチルアルコール、ヘキシルデカノールなどが挙げられ、より好ましくはセチルアルコール、セトステアリルアルコールが挙げられる。これらは1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
(A)成分の配合量は、毛髪処理用組成物100重量%に対して、3.0〜5.5重量%であり、3.5〜4.5重量%が好ましい。(A)成分の配合量が、3.0重量%未満では、組成物の粘度が低すぎ毛髪に塗布した組成物が垂れるとともに、乳化ができない、または乳化ができても経時安定性が担保できない。5.5重量%を超えると、粘度が高すぎ組成物が硬くなってしまうため、容器からの取り出しや刷毛での作業に時間がかかり作業性が悪い。それに対して、(A)成分の配合量が上記範囲にあると、組成物の粘度を適正に保つことができ、好ましい範囲にあると粘度をより適正に保つことができる。
(4)ポリオール(B)
(B)成分のポリオールとしては、2個以上のヒドロキシル基を有するアルコールであれば、特に限定されないが、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトールなどが挙げられ、好ましくはプロピレングリコールが挙げられる。これらは1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
(B)成分の配合量は、毛髪処理用組成物100重量%に対して、2.0〜5.0重量%である。(B)成分の配合量が、2.0重量%未満では、保水性の効果が十分得られず、アルカリ剤による毛髪の軟化膨潤によって毛髪内部の水分が流出することと相まって、毛髪がパサついた質感になるとともに、毛髪のまとまりが悪くなる。5.0重量%を超えると、ポリオールの透明性から、乳化の外観に影響を与え、毛髪に塗布した際の白残りの効果が得られにくくなる。それに対して、(B)成分の配合量が、上記範囲にあると毛髪に保水性の効果を与えることができ、白残りの効果も得られる。
(5)液状油(C)
(C)成分の液状油としては、(A)成分および(B)成分以外の25℃において液状の油であれば、特に限定されないが、流動パラフィン、イソドデカン、液状ラノリン、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸イソステアリル、ジリノール酸ジイソプロピル、イソノナン酸イソノニル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、ローズヒップ油、アボカド油、ホホバ油、オリーブ油、マカデミアンナッツオイル、ヒマシ油などが挙げられ、好ましくは流動パラフィン、およびミリスチン酸イソプロピルが挙げられる。これらは1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
(C)成分の配合量は、毛髪処理用組成物100重量%に対して、2.0〜5.0重量%である。(C)成分の配合量が、2.0重量%未満では、油分が不足して毛髪がパサついた質感になる。5.0重量%を超えると、油性成分特有のきしみ感が発生して、毛髪が柔らかい質感が得られにくい。それに対して(C)成分の配合量が上記範囲にあると、毛髪が柔らかい質感であり、まとまりもよい。
(C)成分の代わりに、または(C)成分とともに25℃において固体の固形油を毛髪処理用組成物に多く配合したところ、白残りが顕著であることがわかった。しかしながら、毛髪処理用組成物中の固形油の配合量が多いと、毛髪から第1剤を流して乾燥させた際の毛髪のおさまりが悪くなり、ストレートデザインを形成する場合、アイロン操作を丁寧に行う必要が生じて施術時間が長くなるため、熱による損傷が過剰に生じた。また、過剰な熱処理と、固形油分が毛髪に残ることにより、毛髪の質感が硬い仕上がりになった。そのため、本発明の毛髪処理用組成物は、固形油を含まないか、含んでも0.1重量%未満とすることが好ましい。
(6)ノニオン性界面活性剤(D)
(D)成分のノニオン性界面活性剤としては、特に制限されないが、POE(2)ステアリルエーテル、POE(30)ステアリルエーテル、POE(6)オレイルエーテルPOE(20)オレイルエーテルなどのPOEアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(1E.O.)(4P.O.)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.O.)(8P.O.)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテルなどのPOEポリオキシプロピレンアルキルエーテル類が挙げられる。これらは1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
(D)成分の配合量は、毛髪処理用組成物100重量%に対して、0.2〜5.0重量%であり、0.5〜2.0重量%が好ましい。(D)成分の配合量が、0.2重量%未満では、毛髪処理用組成物が安定でないため経時安定性が悪く、5.0重量%を超えると毛髪の手触りが悪くなるとともに、まとまりが悪くなる。
(D)成分のHLBは、5.5〜12.0であり、5.5〜11.0が好ましい。(D)成分のHLBとは、(D)成分が1種単独のノニオン性界面活性剤である場合は、そのノニオン性界面活性剤のHLBをいい、(D)成分が2種以上のノニオン性界面活性剤の混合物から構成される場合は、その混合物のHLBをいう。
(D)成分のHLBが5.5未満では、乳化が十分達成されないとともに、還元剤が配合されている組成物を安定に保つことができない。また、HLBが12.0を超えると、白残り効果が得られないとともに、組成物流し後の毛髪のまとまりが悪く、毛髪の最終的な仕上がりも、柔らかくしっとりしたものとはならない。それに対して、HLBが上記範囲にあると、毛髪処理用組成物を毛髪に塗布後、白残り効果が持続するとともに、毛髪処理用組成物も安定で、毛髪もまとまり、柔らかくしっとりとした質感になる。
本明細書において、(D)成分が1種単独のノニオン性界面活性剤である場合は、(D)成分のHLBは、川上法で求めた。
本明細書において、(D)成分が2種以上のノニオン性界面活性剤を含む場合は、(D)成分のHLBは、以下の方法で求めた(各ノニオン性界面活性剤のHLB値は川上法で求めた値である。また、2種を混合した場合を例とした)。
HLB値がHLBαのノニオン性界面活性剤αをx重量%およびHLB値がHLBβのノニオン性界面活性剤βを100−x重量%を含む(D)成分のHLBαβは次式のようになる。
HLBαβ=HLBα(x/100)+HLBβ{(100−x)/100}
(7)カチオン性界面活性剤(E)
(E)成分のカチオン性界面活性剤としては、特に制限されないが、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジココイルジメチルアンモニウム、塩化トリ(ポリオキシエチレン)ステアリルアンモニウム(5E.O.)、塩化ジ(ポリオキシエチレン)オレイルメチルアンモニウム(2E.O.)、臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム等の第4級アンモニウム塩;脂肪酸アミドアミン塩;アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩;ベンザルコニウム塩;ベンゼトニウム塩;ピリジウム塩;イミダゾリニウム塩などが挙げられ、好ましくは塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウムが挙げられる。これらは1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
(E)成分の配合量は、毛髪処理用組成物100重量%に対して、0.5〜3.0重量%であり、1.0〜2.5重量%が好ましい。(E)成分の配合量が0.5重量%未満では、経時的な安定性を保つことが難しいとともに、毛髪の最終的な仕上がりにおいて毛先までのまとまりが悪くなる。3.0重量%を超えると、経時的な安定性を保つことが難しいとともに、毛髪の最終的な仕上がりにおいて、べたつきが生じ、柔らかい質感を得ることができない。それに対して、(E)成分の配合量が上記範囲にあると、クリームの状態を安定に保つことができる。
(8)その他の成分
本発明の組成物は、本発明の効果に影響を与えない範囲で、上記成分の他に以下の成分を含んでいてもよい。
塩酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、コハク酸、シュウ酸などの有機酸およびこれらのナトリウム塩、水酸化ナトリウムなどのpH調整剤;コラーゲンやケラチンなどの加水分解物およびその誘導体などの毛髪保護剤;炭酸アルキレン、パラフィン、ミツロウ、スクワラン、トリグリセリド、ワセリンなどの固形油;アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコンオイルなどのシリコン誘導体;エデト酸四ナトリウム四水塩、ジエチレントリアミン五酢酸五ナトリウム塩、ペンテト酸5Naなどのキレート剤;糖類、エキス、ポリマー、アミノ酸、低級アルコールおよび香料などが挙げられる。
溶剤としては、通常、水が用いられ、イオン交換水、蒸留水、精製水などの精製工程を経たものが好ましい。
(9)(C)成分に対する(B)成分の重量比
本発明の毛髪処理用組成物は、(C)成分に対する(B)成分の重量比、すなわち(B)成分の重量/(C)成分の重量の値が、0.7〜1.5であり、1.0〜1.2であることが好ましい。
(B)成分の重量/(C)成分の重量の値が、0.7未満であると、(C)成分が毛髪に硬さを与える影響が出てしまうため、毛髪の仕上がりを柔らかなものとすることができない。1.5を超えると、組成物の透明感が増し、毛髪上での白残りの効果を得られないとともに、毛髪の感触がさっぱりとした仕上がりになり、毛髪処理による損傷感を顕著に感じやすくなる。それに対して、(B)成分の重量/(C)成分の重量の値が上記範囲にあると、白残りの効果と、毛髪の仕上がりを柔らかくしっとりした質感にする効果とを両立することができる。
(10)(B)成分および(C)成分の合計重量に対する(A)成分の重量比
本発明の毛髪処理用組成物は、(B)成分および(C)成分の合計重量に対する(A)成分の重量比、すなわち(A)成分の重量/{(B)成分の重量+(C)成分の重量}の値が0.3〜1.0であり、0.3〜0.7であることが好ましい。
(A)成分の重量/{(B)成分の重量+(C)成分の重量}の値が上記範囲にあり、(A)成分の量が本発明の範囲にあると、組成物がチキソトロピック性を示す。すなわち、組成物に刷毛の力が加わると、組成物に流動性が生じ、組成物を刷毛で塗布する作業を容易に行うことができる一方、塗布が終了して組成物から刷毛の力を除くと、組成物は流動性がなくなり、塗った箇所に留まる。それに対して、(A)成分の重量/{(B)成分の重量+(C)成分の重量}の値が0.3未満であると、毛髪に塗布した組成物が垂れてしまい、1.0を超えると組成物の伸びが悪くなり、刷毛塗りしたときにワンタッチで毛先まで組成物を塗布することができず、作業性が下がる。
(11)本発明の毛髪処理用組成物のpHは、7〜9.5であることが好ましく、8.5〜9.2であることがより好ましい。上記pHは、良好なデザイン形成の観点から定められるものである。
2.製造方法
本発明の毛髪処理用組成物は、溶剤である水に、(A)〜(C)成分等の油性成分を乳化させる操作が必要となる。それ以外は、製造方法はとくに限定されず、上述した各成分を、公知の方法で、撹拌、混合、加熱、溶解、分散等することによって製造することができる。
3.剤型
本発明の毛髪処理用組成物の剤型は、クリーム状である。クリームは白濁して不透明である。
4.使用方法
本発明の毛髪処理用組成物は、2剤式毛髪処理用組成物の第1剤として使用されることが好ましい。具体的には、本発明の毛髪処理用組成物を第1剤として毛髪に塗布した後に、酸化剤を含む組成物である第2剤を毛髪に塗布して、毛髪にウェーブデザインおよび/またはストレートデザインを形成する。上記使用方法においては、必要に応じてウェーブデザインまたはストレートデザインを形成する工程(ロッドの巻き付け操作、ストレートアイロンによる毛髪を延伸する操作等)、洗浄工程、乾燥工程、放置工程が含まれる。ここで、ウェーブデザインの形成には、ホットパーマ処理およびコールドパーマ処理が含まれ、ストレートデザインの形成には、コテやストレートアイロンを用いた縮毛矯正およびそれらを用いないストレートパーマを含む。
本発明の毛髪処理用組成物は、第1剤の毛髪上の塗り分けを目的とすることから、ロッドを巻いていない毛髪に第1剤を塗布する使用方法であるストレートデザインを形成するための使用方法に用いられることが好ましい。
本発明の毛髪処理用組成物は、2種以上の毛髪処理用組成物(第1剤)を毛髪上で塗り分けをする際に、前記2種以上の毛髪処理用組成物の少なくとも1種として用いられることが好ましい。したがって、本発明の毛髪処理用組成物を用いた毛髪処理方法は、
本発明の毛髪処理用組成物を、毛髪の一部に塗布する工程(1)と、
工程(1)で使用された毛髪処理用組成物と異なる組成の毛髪処理用組成物を、工程(1)で毛髪処理用組成物が塗布された部分と異なる部分の毛髪に塗布する工程(2)とを含むことが好ましい。
すると工程(1)で塗布した本発明の毛髪処理用組成物が白残りするため、塗った箇所が視認でき、工程(1)で本発明の毛髪処理用組成物(1)を塗った場所と重複したり、塗り残しの場所を生じることなく、工程(2)で使用する毛髪処理用組成物を毛髪に塗布することができる。
工程(2)で使用する毛髪処理用組成物は、本発明の毛髪処理用組成物であってもよいし、一般の第1剤であってもよい。
第2剤に含まれる酸化剤としては、通常2剤式毛髪処理用組成物の第2剤に用いられるものであれば特に制限はないが、具体的には、ブロム酸ナトリウム、過酸化水素、過ホウ酸塩、過炭酸塩などが挙げられる。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
<試験方法>
評価項目1および2の試料は、以下の要領で作成した。
同一人物の健康毛(未処理毛)から採集した毛髪束(長さ:30cm、重さ:4.5g)を複数用意した。これに液体ブリーチ(アンモニア0.5%, 過酸化水素1.0%、残部は水)を施し、損傷程度が均一な毛髪束とした。その後水洗してタオルドライした前記毛髪束に対し、3.0gの毛髪処理用組成物(第1剤)を刷毛にて均一に塗布し、室温にて15分放置後、水洗を行なった。次いで、ドライヤーにて毛髪束を乾燥させ、180℃に設定したストレートアイロンを用いてストレート処理を行なった。その後、該毛髪束に第2剤を3.0g塗布し、室温にて5分放置後、水洗し、ドライヤーにて乾燥させ、全工程終了後の試料とした。
評価項目3〜5は、以下のように行なった。同一人物の健康毛(未処理毛)から採集した毛髪束(長さ:30cm、重さ:4.5g)に液体ブリーチ(アンモニア0.5%, 過酸化水素1.0%、残部は水)を施して損傷程度を均一な毛髪束とした。その後水洗してタオルドライした前記毛髪束に対し、3.0gの毛髪処理用組成物(第1剤)を塗布して評価を行なった。
評価項目6の試料は、以下の要領で作成した。
毛髪処理用組成物(第1剤)50gを容器に充填し、45℃、湿度60%の条件下で3か月放置した後の状態を目視にて観察した。
<評価方法>
各実施例および比較例における評価は、専門パネラー(美容師)10名が1人ずつ官能評価を行った。評価は各項目ごとに記載した下記の評価点基準による10名の平均点を算出し、評価項目1〜5については、平均点が2.5点以上の場合を◎、1.5点以上2.5点未満の場合を○、1.5点未満の場合を×と判定した。評価項目6については、1.5点以上の場合を◎、1.5点未満の場合を×とした。
<評価項目1>柔らかくしっとりした質感
全工程終了後の試料の質感を、手触りで以下の基準で評価した。
3点:とても柔らかくしっとりしている。
2点:柔らかくしっとりしている。
1点:柔らかさやしっとり感がない。
<評価項目2>毛先までのまとまり
全工程終了後の試料のまとまりを、目視で以下の基準で評価した。
3点:とてもまとまりがある。
2点:まとまりがある。
1点:まとまりがなく広がる。
<評価項目3>硬さ
刷毛を用いて毛髪に毛髪処理用組成物(第1剤)を塗布する際の毛髪処理用組成物(第1剤)の硬さを感触で評価するとともに、塗布後の毛髪処理用組成物(第1剤)の毛髪上における状態を目視で観察した。
3点:適度な硬さがあり、毛髪上では垂れずによく留まる。
2点:適度な硬さがあり、毛髪上では垂れずに留まる。
1点:硬すぎる、あるいは緩すぎて塗布しにくい上、毛髪上から垂れる。
<評価項目4>伸び
刷毛を用いて毛髪に毛髪処理用組成物(第1剤)を塗布する際の毛髪処理用組成物(第1剤)の伸び具合を感触で評価した。
3点:適度な伸びがあり、毛先までとても伸ばしやすい。
2点:適度な伸びがあり、毛先まで伸ばしやすい。
1点:伸びが悪く毛先まで伸びない、あるいは毛髪から垂れる。
<評価項目5>白残り
刷毛を用いて毛髪に毛髪処理用組成物(第1剤)を塗布した後の毛髪上での毛髪処理用組成物(第1剤)の白残り具合を目視で評価した。
3点:白残りが強く、塗布部分がとても明確にわかる。
2点:白残りがあり、塗布部分が明確にわかる。
1点:白残りがなく、塗布部分が不明瞭である。
<評価項目6>経時安定性
2点:調製直後の乳化状態を保っている。
1点:分離やダマが見られる。
[実施例1〜40および比較例1〜16]
表2〜10に示す処方の各成分を混合することにより、毛髪処理用組成物(第1剤)を調製した。なお、各表中、配合量の単位は重量%であり、毛髪処理用組成物(第1剤)全体を100重量%とする。
第2剤の処方は以下の通りである。
Figure 2016056120
実施例では、以下の製品を用いた。
セチルアルコール:セタノール(高級アルコール工業社製)
セトステアリルアルコール:カルコール6850(花王社製)
プロピレングリコール:プロピレングリコール(昭和電工社製)
流動パラフィン:流動パラフィン(Witco社製)
POE(2)ステアリルエーテル:エマレックス602(日本エマルジョン社製)
POE(30)ステアリルエーテル:エマレックス630(日本エマルジョン社製)
POE(6)オレイルエーテル:ペグノールO-6A(東邦化学工業社製)
POE(20)オレイルエーテル:ペグノールO-20(東邦化学工業社製)
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム:カチナールSTC-70ET(東邦化学工業社製)
塩化アルキルトリメチルアンモニウム:カチナールDC-80(東邦化学工業社製)
臭化ステアリルトリメチルアンモニウム:カチナールSTB-70(東邦化学工業社製)
Figure 2016056120
Figure 2016056120
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実施例1〜5と比較例1および2とを比較すると、(A)成分の量が、本発明の範囲内にないと硬さの評価が劣り、さらに、(A)成分の量が、本発明の範囲より少ないと、乳化状態の経時安定性も悪いことがわかる。
実施例2および6〜11と比較例3および4とを比較すると、(B)成分の量が、本発明の範囲よりも少ないと、毛髪の仕上がりが柔らかくしっとりした質感にならないとともに、毛先までのまとまりも悪いことがわかる。そして(B)成分の量が、本発明の範囲よりも多いと、白残りの効果が得られないことがわかる。
実施例2、10および12〜16と比較例5および6とを比較すると、(C)成分の量が、本発明の範囲より少ないと、毛先までのまとまりが悪く、本発明の範囲よりも多いと、柔らかくしっとりした質感が得られないことがわかる。
実施例8、13、17および18と比較例7および8とを比較すると、(D)成分のHLBの値が本発明の範囲内にないと、白残りの効果を得ることができず、毛髪の仕上がりが柔らかくしっとりした質感にならないとともに、毛先までのまとまりも悪いことがわかる。さらに、(D)成分のHLBの値が本発明の範囲より低いと乳化状態の経時安定性も悪いことがわかる。
実施例2、13、14、19および20と比較例9および10とを比較すると、(B)成分の重量/(C)成分の重量の値が、本発明の範囲よりも低いと、毛髪の仕上がりが柔らかくしっとりした質感にならないとともに、毛先までのまとまりも悪いことがわかる。そして、本発明の範囲よりも高いと、白残りの効果が得られないことがわかる。
実施例1、9、13および21〜24と比較例11および12とを比較すると、(A)成分の重量/{(B)成分の重量+(C)成分の重量}の値が、本発明の範囲内にないと、伸びという操作性の評価が悪く、さらに本発明の範囲よりも低いと、硬さという評価も悪いことがわかる。
実施例9および25〜29と比較例13および14とを比較すると、(D)成分の量が本発明の範囲よりも少ないと、乳化状態の経時安定性が悪く、本発明の範囲よりも多いと、柔らかくしっとりした質感や毛先までのまとまりが得られないことがわかる。
実施例34〜40と比較例15および16とを比較すると、(E)成分の量が、本発明の範囲よりも少ないと、乳化状態の経時安定性が悪いとともに、毛先までのまとまりの評価が悪く、本発明の範囲よりも多いと、乳化状態の経時安定性が悪いとともに、毛髪の仕上がりが柔らかくしっとりした質感が得られないことがわかる。

Claims (10)

  1. 還元剤及びアルカリ剤を含有する毛髪処理用組成物であって、高級アルコール(A)3.0〜5.5重量%、ポリオール(B)2.0〜5.0重量%、液状油(C)2.0〜5.0重量%、ノニオン性界面活性剤(D)0.2〜5.0重量%およびカチオン性界面活性剤(E)0.5〜3.0重量%を含み、(B)成分の重量/(C)成分の重量が0.7〜1.5であり、(A)成分の重量/{(B)成分の重量+(C)成分の重量}が0.3〜1.0であり、(D)成分のHLBが5.5〜12.0であることを特徴とする毛髪処理用組成物。
  2. 前記高級アルコール(A)が、炭素数が14〜22のアルコールであることを特徴とする請求項1に記載の毛髪処理用組成物。
  3. 前記ポリオール(B)が、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリンおよびソルビトールからなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1または2に記載の毛髪処理用組成物。
  4. 前記液状油(C)が、流動パラフィン、イソドデカン、液状ラノリン、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、エチルヘキサン酸セチル、イソステアリン酸イソステアリル、ジリノール酸ジイソプロピル、イソノナン酸イソノニル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、ローズヒップ油、アボカド油、ホホバ油、オリーブ油、マカデミアンナッツオイルおよびヒマシ油からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪処理用組成物。
  5. 前記ノニオン性界面活性剤(D)が、POEアルキルエーテル類およびPOEポリオキシプロピレンアルキルエーテル類からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の毛髪処理用組成物。
  6. 前記カチオン性界面活性剤(E)が、第4級アンモニウム塩、脂肪酸アミドアミン塩、アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、ベンゼトニウム塩、ピリジウム塩およびイミダゾリニウム塩からなる群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の毛髪処理用組成物。
  7. ストレートデザイン形成用であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の毛髪処理用組成物。
  8. 還元剤およびアルカリ剤を含む第1剤、ならびに酸化剤を含む第2剤からなる2剤式毛髪処理用組成物の第1剤であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の毛髪処理用組成物。
  9. 2種以上の毛髪処理用組成物を毛髪上で塗り分けをする際に、前記2種以上の毛髪処理用組成物の少なくとも1種として用いられる請求項1〜8のいずれか1項に記載の毛髪処理用組成物。
  10. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の毛髪処理用組成物を、毛髪の一部に塗布する工程(1)と、
    工程(1)で使用された毛髪処理用組成物と異なる組成の毛髪処理用組成物を、工程(1)で毛髪処理用組成物が塗布された部分と異なる部分の毛髪に塗布する工程(2)とを含む毛髪処理方法。
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