JP2007197401A - 整髪剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 毛髪のセット保持性に優れ、使用後の毛髪のつや、および仕上がりのやわらかさが良好であり、また、毛髪への塗布時の操作性も良好な整髪剤組成物を提供する。
【解決手段】 少なくとも、(A)マイクロクリスタリンワックス、(B)キャンデリラロウ、および(C)融点が30〜45℃の植物油脂を含有し、上記(A)成分の含有率をa(質量%)、上記(B)成分の含有率をb(質量%)、上記(C)成分の含有率をc(質量%)としたとき、a:1〜10質量%、b:1〜5質量%、およびc:0.5〜5質量%であり、かつ(a+b)/c=3〜7であることを特徴とする整髪剤組成物である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、整髪剤組成物に関し、更に詳しくは、セット保持性および毛髪への塗布時の操作性が良好で、毛髪のつやおよび仕上がりのやわらかさを付与できる整髪剤組成物に関するものである。
従来、整髪剤組成物は、毛髪をセットするために、高分子化合物(樹脂化合物)、シリコーン油、エステル油、炭化水素油などの油成分を可溶化または乳化して配合されている。これらの整髪剤組成物は、毛髪に付与すべき様々なスタイルに合わせて、種々の成分が配合されることで、毛髪のまとまりを含めたセット保持性や使用感(つや)などの多様な機能が付与されている。
上記のような整髪剤組成物としては、例えば、特許文献1に、樹脂化合物であるビニルカプロラクタムの単独重合体、25℃で固形の油成分および25℃で液状の油成分などを含有する整髪剤組成物が提案されている。
また、上記特許文献1以外にも、例えば、特許文献2に、油成分を乳化してなるヘアワックスに、コハク酸ジ2−エチルヘキシルを配合することが提案されている。
特開2004−91406号公報(請求項1など) 特開2000−86450号公報(請求項3など)
しかしながら、特許文献1に開示の整髪剤組成物では、毛髪への塗布時の操作性や、塗布後の毛髪に不自然なつやを付与してしまう点に問題があった。
また、特許文献2に開示のヘアワックスにしても、セット保持性や、使用後の毛髪の仕上がりのやわらかさについては良好であるものの、毛髪への塗布時の操作性や、塗布後の毛髪に付与されるつやの点に関しては、未だ改善の余地がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、毛髪のセット保持性に優れ、使用後の毛髪のつや、および仕上がりのやわらかさが良好であり、また、毛髪への塗布時の操作性も良好な整髪剤組成物を提供することを目的とする。
上記目的を達成し得た本発明の整髪剤組成物は、少なくとも、(A)マイクロクリスタリンワックス、(B)キャンデリラロウ、および(C)融点が30〜45℃の植物油脂を含有し、上記(A)成分の含有率をa(質量%)、上記(B)成分の含有率をb(質量%)、上記(C)成分の含有率をc(質量%)としたとき、a:1〜10質量%、b:1〜5質量%、およびc:0.5〜5質量%であり、かつ(a+b)/c=3〜7であることを特徴とするものである。
また、上記整髪剤組成物は、更に、(D)下記化学式(1)で表されるシリコーン油を含有していることも好ましい。
Figure 2007197401
ここで、上記化学式(1)中、RおよびRは、それぞれ異なっていてもよく、水素原子、メチル基、フェニル基またはアミノプロピル基を表し、mおよびnは、それぞれ0〜500の整数で、m+n≧1である。
なお、上記(C)成分としては、シア脂が好適である。
本発明によれば、毛髪のセット保持性に優れ、使用後の毛髪のつや、および仕上がりのやわらかさが良好で、毛髪への塗布時の操作性も良好な整髪剤組成物を提供できる。
本発明では、整髪剤組成物において、毛髪のセット保持性の確保するための成分として、(A)マイクロクリスタリンワックスと(B)キャンデリラロウを選択し、これらと(C)融点が30〜45℃の植物油脂とを、特定の質量比で組み合わせて用いることで、(A)マイクロクリスタリンワックスおよび(B)キャンデリラロウの有するセット保持性(毛髪のまとまりを含めたセット保持性)を損なうことなく、毛髪のつや、および仕上がりのやわらかさの向上を図り、更に毛髪への塗布時の操作性も高めることを可能とした。なお、本明細書でいう「毛髪への塗布時の操作性」とは、整髪剤組成物の塗布時における手櫛の通り易さ、および毛髪全体への広がり易さを意味しており、塗布時の操作性が良好である場合には、塗布時に手櫛を通し易く、毛髪全体に均一に広がるように塗布ができる。
(A)マイクロクリスタリンワックスとは、ワセリンから固体成分を分離して精製されたワックス油分で、主成分は高分子のイソパラフィンで、白色から淡黄色の微結晶からなるものである。整髪剤組成物中における(A)マイクロクリスタリンワックスの含有率は、1質量%以上、より好ましくは1.5質量%以上であって、10質量%以下、より好ましくは8.5質量%以下とする。
(B)キャンデリラロウとは、トウダイグサ科植物「キャンデリラ」の茎から抽出した黄褐色の固形状ワックスで、主成分は高級脂肪酸と高級アルコールのエステルである。整髪剤組成物中における(B)キャンデリラロウの含有率は、1質量%以上、より好ましくは2質量%以上であって、5質量%以下、より好ましくは4.5質量%以下とする。
(C)成分である植物油脂としては、融点が30℃以上45℃以下(好ましくは40℃以下)である。このような植物油脂としては、例えば、シア脂(融点:30〜40℃)、パーム油(融点:30〜40℃)、パーム核油(融点:30〜31℃)、マンゴー種子脂(融点:32〜34℃)、アフリカマンゴノキ核脂(融点:39〜40℃)、カカオ脂(優店:32〜39℃)、ショレアステノプテラ脂(融点:30〜40℃)が挙げられる。
整髪剤組成物中における(C)植物油脂の含有率は、0.5質量%以上、より好ましくは1質量%以上であって、5質量%以下、より好ましくは4質量%以下とする。
また、上記(A)成分の含有比率をa(質量%)、上記(B)成分の含有比率をb(質量%)、上記(C)成分の含有比率をc(質量%)としたとき、(a+b)/cの値を、3以上7以下とする。(A)成分、(B)成分および(C)成分の整髪剤組成物中における含有率を、それぞれ上記特定値とした上で、(a+b)/cの値が上記特定値となるように制御することで、整髪剤組成物のセット保持性を損なうことなく、毛髪のつや、および仕上がりのやわらかさの向上と、毛髪への塗布時の操作性の向上を達成することができる。すなわち、(a+b)/cの値が小さすぎると、(A)マイクロクリスタリンワックスおよび(B)キャンデリラロウの有するセット保持性が損なわれてしまう。また、(a+b)/cの値が大きすぎると、毛髪への塗布時の操作性、使用後の毛髪のつやおよび仕上がりのやわらかさが低下する。
本発明の整髪剤組成物は、(A)成分、(B)成分、および(C)成分などを、分散媒である水または水と水溶性有機溶媒との混合液に分散させた形態を有している。水と混合して整髪剤組成物の分散媒に用い得る水溶性有機溶媒としては、例えば、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどのアルコール(低級アルコール、特に炭素数2〜4のアルコール)が挙げられる。なお、水と水溶性有機溶媒との混合液を分散媒に用いる場合には、混合液中の水溶性有機溶剤の含有率を、例えば、20質量%以下とすることが好ましい。
本発明の整髪剤組成物は、ワックス、スプレー、フォーム、クリームなどの剤型を取り得る。
また、本発明の整髪剤組成物には、上記の(A)成分、(B)成分および(C)成分に加えて、(D)上記化学式(1)で表されるシリコーン油を含有していることも好ましい。かかるシリコーン油を添加することにより、毛髪へのつやの付与効果を更に高めることができる。
上記化学式(1)で表されるシリコーン油の具体例としては、トリメチルフェニルポリシロキサン、アミノプロピルトリメチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサンなどが挙げられる。上記例示のシリコーン油の中でも、アミノプロピルトリメチルフェニルポリシロキサンが、毛髪のつやを増すという点で特に好ましい。
上記化学式(1)で表されるシリコーン油の、整髪剤組成物中の含有率としては、例えば、0.5質量%以上であって、3質量%以下、より好ましくは1.5質量%以下であることが好ましい。上記シリコーン油が少なすぎると、その添加効果を十分に確保することができないことがある。また、上記シリコーン油が多すぎると、毛髪の仕上がりの質感が悪く(重く)なり、べたつきが生じたり、塗布時の操作性の向上効果が小さくなったりすることがある。
また、本発明の整髪剤組成物には、上記の(A)成分、(B)成分、および(C)成分[更には(D)成分]以外にも、化粧品や医薬部外品などに用いられている各種添加剤を、目的に応じて適宜用いることができる。
上記の添加剤としては、例えば、界面活性剤、(C)成分以外の油脂、(A)成分および(B)成分以外の炭化水素、脂肪酸、高級アルコール、エステル、(D)成分以外のシリコーン油、多価アルコール、糖類、高分子、植物抽出物、タンパク質の加水分解物、金属イオン封鎖剤、pH調整剤などが挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ヤシ油アルキルベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタインなどの両性界面活性剤;ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルエーテル、ポリオキシプロピレンステアリルエーテル、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、自己乳化型モノステアリン酸エチレングリコール、ポリオキシエチレン(20)ステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(3)ソルビット、自己乳化型モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸ソルビタン、モノステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、ショ糖脂肪酸エステルなどの非イオン性界面活性剤;などが挙げられる。
(C)成分以外の油脂としては、小麦胚芽油、コメヌカ油、マカデミアナッツ油、メドウホーム油、卵黄油、ワサビノキ種子油などが挙げられる。(A)成分および(B)成分以外の炭化水素としては、ホホバ油、ミツロウ、カルナウバロウ、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、セレシン、パラフィン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、ワセリンなどが挙げられる。
脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデシレン酸などが挙げられる。高級アルコールとしては、動植物性のステロール類などが挙げられる。
エステルとしては、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸ステアリル、ラウリン酸イソステアリル、オレイン酸オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸ヘキシル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、コハク酸ジオクチル、イソステアリン酸フィトステリルなどが挙げられる。
(D)成分以外のシリコーン油としては、デカメチルトリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体エマルション、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、トリメチルシロキシケイ酸、リノールアミドプロピルPG−ジモニウムクロリドリン酸ジメチルポリシロキサンなどが挙げられる。
多価アルコールとしては、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコールなどが挙げられる。糖類としては、ソルビトール、トレハロースなどが挙げられる。高分子としては、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドンなどが挙げられる。
植物抽出物としては、アボカドエキス、アルモンドエキス、甘草エキスなどが挙げられる。タンパク質の加水分解物としては、加水分解ケラチン、加水分解コラーゲンなどが挙げられる。金属イオン封鎖剤としては、アラニン、エデト酸、エデト酸二ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸などが挙げられる。pH調整剤としては、クエン酸、リン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸などの酸;アンモニア、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、アルギニンなどの塩基;が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物を用いて毛髪をセットする方法については特に制限はなく、例えば、ブラッシングなどしてある程度スタイルを整えた毛髪に対して、手などにより適量の整髪剤組成物を塗布し、更に櫛や指などによりスタイルを整える手法をとることができる。
以下、実施例に基づいて本発明を詳細に述べる。ただし、下記実施例は本発明を制限するものではなく、前・後記の趣旨を逸脱しない範囲で変更実施をすることは、全て本発明の技術的範囲に包含される。なお、以下の実施例などにおいては、整髪剤組成物全体で100%となるように各成分の配合量を%で示すが、その%はいずれも質量%であり、また、後記の各表中ではその%の表示を省略し、配合量を表す数値のみで表示する。
実施例1〜8、および比較例1〜4
表1および表2に示す組成で整髪剤組成物を調製した。
Figure 2007197401
Figure 2007197401
なお、表1および表2において、精製水の欄の「計100とする」とは、整髪剤組成物を構成する精製水以外の各成分の合計量に、精製水の量を加えて100%となるようにしたことを意味している。
上記のように調製した実施例1〜8、および比較例1〜4の整髪剤組成物について、損傷を受けた毛髪(毛束)に塗布した直後のセット保持性、毛髪のつや、塗布時の操作性、毛髪の仕上がりのやわらかさについて、専門のパネラー(5人)による官能評価を行った。
なお、評価に用いた毛束は以下の通りである。長さが20cmで質量が10gの損傷を受けていない毛束を用意し、この毛束を二等分して、そのうちの一方を基準毛束とした。そして、他方の毛束には、下記のシャンプー処理、ブリーチ処理および縮毛矯正処理を2回ずつ繰り返すことによって損傷を受けさせ、これを評価毛束とした。このような基準毛束と評価毛束の組み合わせを、各実施例、比較例毎に用意した。
毛束のシャンプー処理:
3%ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム水溶液中に評価毛束を浸漬し、35℃で2分間振とうした。その後、この毛束を水洗し、ドライヤーを用いて乾燥させた。
毛束のブリーチ処理:
アンモニアでpH10に調整した4%過酸化水素水溶液に、上記シャンプー処理後の評価毛束を25℃で30分浸漬し、その後、これを水道水で洗浄し、ドライヤーを用いて乾燥させた。
毛束の縮毛矯正処理:
縮毛矯正処理用の第1剤として、チオグリコール酸を9.0%含み、水酸化カリウムとモノエタノールアミン液でpH9.3に調整し、精製水で全量を100%したものを用意した。また、第2剤として、臭素酸ナトリウムを9.5%含み、精製水で全量を100%としたものを用意した。
上記ブリーチ処理後の毛束に、上記第1剤を2g塗布し、ストレート(真っ直ぐ)に伸ばした状態で、室温で20分間放置した後、水洗し、ドライヤーにて水分が一部残った状態にまで乾燥させた。その後、180℃に設定した高温整髪用アイロンで毛髪を約3秒間プレスした。次に、処理毛束に上記第2剤を2g塗布し、室温で15分間放置した後、水洗し、24時間自然乾燥させて、損傷を受けた評価用毛束を得た。
上記の評価用毛束に、実施例1〜8または比較例1〜4の整髪剤組成物を2g塗布した後、官能評価を行った。
評価については、各パネラーが、セット保持性、毛髪のつや、塗布時の操作性、仕上がりのやわらかさのそれぞれについて、下記評価点に従って点数付けを行い、5名のパネラーの付けた点数を合計して、下記の総合評価基準に従って各整髪剤組成物の総合的な評価を行った。総合評価基準で◎および○の整髪剤組成物を合格とした。結果を表3に示す。
<評価点>
5点:非常に良い、4点:良い、3点:普通、2点:悪い、1点:非常に悪い。
<総合評価基準>
評価◎:点数の合計が20点以上、
評価○:点数の合計が15点以上20点未満、
評価△:点数の合計が10点以上15点未満、
評価×:点数の合計が10点未満。
Figure 2007197401
表3から分かるように、実施例1〜8の整髪剤組成物は、毛髪への塗布時の操作性が良好で、セット保持性、毛髪へのつやおよび仕上がりのやわらかさの付与効果が優れている。
これに対し、(a+b)/cの値が小さすぎる比較例1、2の整髪剤組成物は、セット保持性が劣っている。また、(a+b)/cの値が大きすぎる比較例3の整髪剤組成物は、塗布時の操作性、使用後の毛髪のつや、および仕上がりのやわらかさの付与効果が劣っている。更に、(B)成分であるキャンデリラロウを含有していない比較例4の整髪剤組成物は、セット保持性および使用後の毛髪の仕上がりのやわらかさの付与効果が劣っている。

Claims (3)

  1. 少なくとも、(A)マイクロクリスタリンワックス、(B)キャンデリラロウ、および(C)融点が30〜45℃の植物油脂を含有し、
    上記(A)成分の含有率をa(質量%)、上記(B)成分の含有率をb(質量%)、上記(C)成分の含有率をc(質量%)としたとき、
    a:1〜10質量%、b:1〜5質量%、およびc:0.5〜5質量%であり、かつ
    (a+b)/c=3〜7
    であることを特徴とする整髪剤組成物。
  2. 更に、(D)下記化学式(1)で表されるシリコーン油を含有する請求項1に記載の整髪剤組成物。
    Figure 2007197401
    ここで、上記化学式(1)中、RおよびRは、それぞれ異なっていてもよく、水素原子、メチル基、フェニル基またはアミノプロピル基を表し、mおよびnは、それぞれ0〜500の整数で、m+n≧1である。
  3. (C)成分が、シア脂である請求項1または2に記載の整髪剤組成物。
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