JP2002284650A - 整髪剤組成物 - Google Patents

整髪剤組成物

Info

Publication number
JP2002284650A
JP2002284650A JP2001085924A JP2001085924A JP2002284650A JP 2002284650 A JP2002284650 A JP 2002284650A JP 2001085924 A JP2001085924 A JP 2001085924A JP 2001085924 A JP2001085924 A JP 2001085924A JP 2002284650 A JP2002284650 A JP 2002284650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
weight
composition
dressing preparation
novel composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001085924A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Asano
光範 浅野
Hirokazu Takahashi
宏和 高橋
Naoshi Kito
直志 鬼頭
Kenichi Morita
健一 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nonogawa Shoji Ltd
Original Assignee
Nonogawa Shoji Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nonogawa Shoji Ltd filed Critical Nonogawa Shoji Ltd
Priority to JP2001085924A priority Critical patent/JP2002284650A/ja
Publication of JP2002284650A publication Critical patent/JP2002284650A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】髪に塗布するときに使用感触として従来の整髪
料にはない、毛髪のくせづけがしやすく、セット保持性
に優れ、かつ仕上がりが油っぽくなく、さらに再整髪性
に優れた新規な整髪剤組成物を提供する。 【構成】 以下の成分(A)、(B)及び(C)から整
髪剤組成物を構成する。 (A)液状ラノリン又はその誘導体 1.0〜9.0重量% (B)シア脂 1.0〜30.0重量% (C)ロウ類 1.0〜30.0重量%

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整髪剤に関し、髪
に塗布する時に使用感触として毛髪のくせづけがしやす
く、セット保持性に優れ、かつ仕上がりが油っぽくな
く、さらに再整髪性に優れた整髪剤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より整髪剤のタイプとして一般に用
いられているものとしては、セット樹脂膜により整髪す
るムース、ヘアスプレー、ジェル、セットローション等
と、主として固形ワックスの整髪力を用いるヘアチッ
ク、ポマード、ヘアクリーム等がある。これらのうち、
セット樹脂膜を利用して整髪するタイプは、髪のセット
保持力に優れ、比較的べたつきも少ない使用性を有する
が、髪表面を接着してしまうため、手櫛が効かず、自然
な動きや髪の流れに欠ける。また、固形ワックスの硬さ
を整髪力として利用したものは、ナチュラルなセット力
がある反面、髪のべたつきが大きいという欠点がある。
また、本発明の整髪料と構成的に類似する技術として
は、(A)液状ラノリン又はその誘導体 10〜50重
量%(B)炭化水素系溶剤 40〜80重量%(C)常
温で液状且つHLB9〜13のノニオン系界面活性剤
5〜15重量%からなる透明な液状整髪剤組成物(特開
平8−59444号公報)が挙げられる。しかしなが
ら、これは主としてヘアリキッドや、白髪の目立ちを抑
制する液状整髪料に用いられるものであり、整髪力、再
整髪性はほとんどないものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は、この
ような事情に鑑み鋭意研究を重ねた結果、液状ラノリン
又はその誘導体、シア脂及びロウ類を使用することによ
り、髪に塗布する時に使用感触として毛髪のくせづけが
しやすく、セット保持性に優れ、かつ仕上がりが油っぽ
くなく、さらに再整髪性に優れた整髪剤組成物が得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0004】すなわち、本発明は、下記(A)、(B)
及び(C)成分を必須成分とすることを特徴とする整髪
剤組成物である。 (A)液状ラノリン又はその誘導体 1.0〜9.0重量% (B)シア脂 1.0〜30.0重量% (C)ロウ類 1.0〜30.0重量%
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の整髪剤組成物は、前述し
たように、油性材料として液状ラノリン又はその誘導
体、シア脂及びロウ類を使用することにより、髪に塗布
する時に使用感触として毛髪のくせづけがしやすく、セ
ット保持性に優れ、かつ仕上がりが油っぽくなく、さら
に再整髪性に優れた整髪剤組成物である。
【0006】本発明において使用する液状ラノリン又は
その誘導体は、液状ラノリン又は酢酸液状ラノリンが挙
げられる。このうち、液状ラノリンが好ましい。これら
の液状ラノリン又はその誘導体の配合量としては1.0
〜9.0重量%が好ましく、より好ましくは2.0〜
5.0重量%である。1.0重量%未満では髪の再整髪
性を付与しにくく、9.0重量%を超えるとべたつきが
でて使用し難い。
【0007】本発明において使用するシア脂は、アカテ
ツ科のシアの種子から抽出されたものである。シア脂の
配合量としては1.0〜30.0重量%が好ましく、よ
り好ましくは2.0〜10.0重量%である。1.0重
量%未満では髪の再整髪性を付与しにくく、30.0重
量%を超えるとべたつきがでて使用し難い。
【0008】本発明において使用されるロウ類は融点が
55℃以上のワックスを指し、例えばキャンデリラロ
ウ、カルナバロウ、ミツロウ等の植物性ワックスや、パ
ラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、セ
レシン等の合成ワックスエステル等が挙げられる。これ
らは、単独、あるいは組み合わせて使用してもよい。こ
のうち特に好ましいものはキャンデリラロウ及びマイク
ロクリスタリンワックスである。ロウ類の配合量として
は、1.0〜30.0重量%が好ましく、より好ましく
は1.0〜10.0重量%である。1.0重量%未満で
は、セット力が劣り、30.0重量%を超えると固化し
過ぎてべたつきがある。
【0009】また、上記のロウ類はその他ロウ類以外の
油分と組み合わせて用いることが望ましい。組み合わせ
る油分としては、セチルアルコール、ステアリルアルコ
ール、ベヘニルアルコール等の高級アルコールや、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸等の高級脂肪酸
や、α−オレフィンオリゴマー、流動パラフィン、ワセ
リンなどの炭化水素油や、トリ2−エチルヘキサン酸グ
リセリル、トリ(カプリル・カプロン酸)グリセリル、
ジペンタエリスリット脂肪酸エステル等のエステル油
や、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロ
キサン等のシリコーン油等が挙げられる。これらの油剤
の配合量は0.1〜30.0重量%であり、好ましくは
5〜15重量%である。
【0010】また、本発明における整髪剤組成物には、
非イオン界面活性剤を1種以上配合することができる。
非イオン界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ
油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等が挙げられる。
このうちモノステアリン酸グリセリル等のグリセリン脂
肪酸エステルが好ましい。これらは、単独、あるいは組
み合わせて使用してもよい。
【0011】また、本発明における整髪剤組成物には、
毛髪固定用高分子を1種以上配合することができる。毛
髪固定用高分子としては、ビニルメチルエーテル/マレ
イン酸エチル共重合体、アクリル樹脂アルカノールアミ
ン液、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン/
ビニルアセテート共重合体、N−メタクリロイルオキシ
エチル−N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチ
ルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキルエステル
共重合体、ポリビニルアルコール又はその誘導体が挙げ
られる。これらは、単独あるいは組み合わせて使用して
もよい。
【0012】また、本発明における整髪剤組成物には上
記成分に加えて、一般的な整髪剤組成物において用いら
れる公知の添加剤を配合することができる。例えば、カ
ルボキシビニルポリマーやヒドロキシエチルセルロー
ス、キサンタンガム等の増粘剤、グリセリンやプロピレ
ングリコール等の多価アルコール、エタノール、イソプ
ロパノール、ブチルアルコール等の低級アルコール、タ
ンパク加水分解物、グリシンやアラニン等のアミノ酸、
防腐剤、紫外線吸収剤、着色剤、香料等が挙げられる。
これらの添加成分は1種用いてもよいし、2種以上を組
み合わせて用いてもよい。
【0013】本発明の整髪剤組成物は、ヘアクリーム、
ヘアワックス、ヘアフォーム等の形態とすることができ
る。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係わる整髪剤組成物の効果
を実施例、比較例を挙げることにより、一層明確にす
る。但し、この発明は以下の実施例により限定されるも
のではない。尚、各成分の量は重量%である。
【0015】実施例1〜6、比較例1〜7 表1及び表2に示すヘアワックスを以下のように調製
し、油っぽさの少なさ、くせづけのしやすさ、セット保
持性、再整髪性を評価した。
【0016】<製法>表1及び表2に示す(1)〜
(9)及び(13)を80℃〜90℃で攪拌溶解して油
相部とし、(10)〜(12)及び(14)を80℃〜
90℃で攪拌溶解して水相部とする。油相部に水相部を
加えて乳化させた後冷却し、試料を得た。
【0017】専門の女性パネラー10名が使用し、1人
10点満点で前記の4項目について評価した。
【0018】 非常に良い:10〜9 良い:7〜8 普通:5〜6 悪い:3〜4 非常に悪い:1〜2
【0019】<評価基準>パネラーから得られた得点を
集計して、下記基準でランク分けした結果を表1及び2
に示した。 ◎:総得点80点以上 ○:総得点60点以上 △:総得点40点以上 ×:総得点40点未満
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】表1及び表2より、(A)、(B)及び
(C)成分を前記特定量配合したときにはじめて、油っ
ぽさの少なさ、くせづけのしやすさ、セット保持性、再
整髪性のすべてが満足できることが分かる。
【0023】
【発明の効果】本発明によって、容易に毛髪のくせづけ
がしやすく、セット保持性に優れ、かつ仕上がりが油っ
ぽくなく、さらに再整髪性に優れた整髪剤組成物が得ら
れた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 健一 愛知県名古屋市北区天道町3丁目25番地 株式会社ダリヤ内 Fターム(参考) 4C083 AA081 AA082 AA121 AA122 AC012 AC072 AC122 AC242 AC422 AC542 AD511 AD512 CC32 DD22 EE06 EE07 FF05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の成分(A)、(B)及び(C)を
    含有することを特徴とする整髪剤組成物。 (A)液状ラノリン又はその誘導体 1.0〜9.0重量% (B)シア脂 1.0〜30.0重量% (C)ロウ類 1.0〜30.0重量%
JP2001085924A 2001-03-23 2001-03-23 整髪剤組成物 Pending JP2002284650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001085924A JP2002284650A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 整髪剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001085924A JP2002284650A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 整髪剤組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002284650A true JP2002284650A (ja) 2002-10-03

Family

ID=18941368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001085924A Pending JP2002284650A (ja) 2001-03-23 2001-03-23 整髪剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002284650A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007197401A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Milbon Co Ltd 整髪剤組成物
JP2009269879A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Hoyu Co Ltd 毛髪化粧料組成物及びその使用方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007197401A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Milbon Co Ltd 整髪剤組成物
JP2009269879A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Hoyu Co Ltd 毛髪化粧料組成物及びその使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI354563B (en) Hair care composition
JP2007015935A (ja) 整髪料
JP2007169230A (ja) 整髪剤組成物
JP2003012467A (ja) 頭髪用化粧料
JP2005314365A (ja) スプレー式ヘアワックス
JP2003026545A (ja) 頭髪化粧料
JP4136967B2 (ja) 毛髪化粧料
JP7114043B2 (ja) 整髪料
JP2007230926A (ja) ワックス状乳化型整髪剤
JP3774176B2 (ja) 整髪用乳化化粧料
JP3822118B2 (ja) 毛髪化粧料
JP4136965B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2002284650A (ja) 整髪剤組成物
JP2002370941A (ja) 毛髪化粧料
JP3849120B2 (ja) 頭髪用化粧料
JP3818456B2 (ja) 毛髪化粧料
JP2000026254A (ja) 整髪剤
JP4189712B2 (ja) 整髪料
JP4136966B2 (ja) 毛髪化粧料
JP3472651B2 (ja) 後ゲル化性のフォーム状整髪料組成物
JP2003026551A (ja) 整髪料
JP2003012477A (ja) 頭髪用化粧料
JP2004182612A (ja) 整髪用乳化化粧料組成物
KR100803927B1 (ko) 헤어스타일링 왁스 조성물
JP2002201116A (ja) 透明毛髪化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041117