JP2003026545A - 頭髪化粧料 - Google Patents
頭髪化粧料Info
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- JP2003026545A JP2003026545A JP2001211888A JP2001211888A JP2003026545A JP 2003026545 A JP2003026545 A JP 2003026545A JP 2001211888 A JP2001211888 A JP 2001211888A JP 2001211888 A JP2001211888 A JP 2001211888A JP 2003026545 A JP2003026545 A JP 2003026545A
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- Japan
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- hair
- hair cosmetic
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【課題】毛髪に塗布する際に使用感として曳糸性を有
し、適度な束なり感を与え、髪のボリュームを自在に操
る良好なセット力を有し、べたつかず、髪にしなやかさ
を与え、また安定性に優れる頭髪化粧料を提供する。 【解決手段】次の成分（Ａ）〜（Ｄ）； （Ａ）平均重合度１００，０００〜２００，０００の高
重合ポリエチレングリコール、（Ｂ）油剤、（Ｃ）水、
（Ｄ）非イオン性界面活性剤、を含有することを特徴と
する頭髪化粧料。
し、適度な束なり感を与え、髪のボリュームを自在に操
る良好なセット力を有し、べたつかず、髪にしなやかさ
を与え、また安定性に優れる頭髪化粧料を提供する。 【解決手段】次の成分（Ａ）〜（Ｄ）； （Ａ）平均重合度１００，０００〜２００，０００の高
重合ポリエチレングリコール、（Ｂ）油剤、（Ｃ）水、
（Ｄ）非イオン性界面活性剤、を含有することを特徴と
する頭髪化粧料。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭髪化粧料に関
し、詳しくは、毛髪に塗布する際に使用感として曳糸性
を有し、適度な束なり感を与え、髪のボリュームを自在
に操る良好なセット力を有し、べたつかず、髪にしなや
かさを与え、また安定性に優れる頭髪化粧料に関するも
のである。
し、詳しくは、毛髪に塗布する際に使用感として曳糸性
を有し、適度な束なり感を与え、髪のボリュームを自在
に操る良好なセット力を有し、べたつかず、髪にしなや
かさを与え、また安定性に優れる頭髪化粧料に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】毛髪をセットするための頭髪化粧料とし
ては、セット樹脂膜により整髪するフォーム、ヘアスプ
レー、ジェル、セットローションと、常温で固形もしく
はペースト状の油脂を用いることにより整髪するヘアス
チック、ポマード、ヘアクリーム等がある。最近のヘア
スタイルは、シャギーやレイヤーといった毛量が少な
く、頭髪全体の軽さを特徴とし、髪のボリュームをコン
トロールしながらナチュラルに見せるヘアスタイルが流
行している。このようなヘアスタイルに対して、従来か
らある頭髪化粧料、例えば、セット樹脂からなるフォー
ムやヘアスプレーを用いて整髪しようとした場合、髪の
セット保持力に優れ、比較的べたつきも少ない使用性を
有するが、髪表面を接着してしまうため、手櫛が通ら
ず、自然な動きや髪の流れに欠け、髪の感触がゴワつい
たり、指や櫛を通すと白化しやすい等の欠点を有してい
る。また、常温で固形もしくはペースト状の油脂による
頭髪化粧料を使用した場合には、髪が固まらず自然な仕
上がりのスタイルが得られ、ナチュラルな感触を有して
いるが、髪のセット保持力が弱く、特にべたつきが大き
く髪のボリュームコントロールができないという欠点を
有している。このため、現在のヘアスタイルの流行にあ
わせた優れた頭髪化粧料が強く望まれている。
ては、セット樹脂膜により整髪するフォーム、ヘアスプ
レー、ジェル、セットローションと、常温で固形もしく
はペースト状の油脂を用いることにより整髪するヘアス
チック、ポマード、ヘアクリーム等がある。最近のヘア
スタイルは、シャギーやレイヤーといった毛量が少な
く、頭髪全体の軽さを特徴とし、髪のボリュームをコン
トロールしながらナチュラルに見せるヘアスタイルが流
行している。このようなヘアスタイルに対して、従来か
らある頭髪化粧料、例えば、セット樹脂からなるフォー
ムやヘアスプレーを用いて整髪しようとした場合、髪の
セット保持力に優れ、比較的べたつきも少ない使用性を
有するが、髪表面を接着してしまうため、手櫛が通ら
ず、自然な動きや髪の流れに欠け、髪の感触がゴワつい
たり、指や櫛を通すと白化しやすい等の欠点を有してい
る。また、常温で固形もしくはペースト状の油脂による
頭髪化粧料を使用した場合には、髪が固まらず自然な仕
上がりのスタイルが得られ、ナチュラルな感触を有して
いるが、髪のセット保持力が弱く、特にべたつきが大き
く髪のボリュームコントロールができないという欠点を
有している。このため、現在のヘアスタイルの流行にあ
わせた優れた頭髪化粧料が強く望まれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】斯かる状況下、本発明
の目的は、毛髪に塗布する際に使用感として曳糸性を有
し、適度な束なり感を与え、髪のボリュームを自在に操
る良好なセット力を有し、べたつかず、髪にしなやかさ
を与え、また安定性に優れる頭髪化粧料を提供するにあ
る。
の目的は、毛髪に塗布する際に使用感として曳糸性を有
し、適度な束なり感を与え、髪のボリュームを自在に操
る良好なセット力を有し、べたつかず、髪にしなやかさ
を与え、また安定性に優れる頭髪化粧料を提供するにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は、このような
事情に鑑み、高重合ポリエチレングリコール、油剤、
水、非イオン性界面活性剤、さらには水溶性アルコール
を組合わせることにより、べたつかず、しなやかな感触
を与え、髪のボリュームを自在に操るセット力を有し、
また、高温時の乳化安定性に優れた頭髪化粧料が得られ
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
事情に鑑み、高重合ポリエチレングリコール、油剤、
水、非イオン性界面活性剤、さらには水溶性アルコール
を組合わせることにより、べたつかず、しなやかな感触
を与え、髪のボリュームを自在に操るセット力を有し、
また、高温時の乳化安定性に優れた頭髪化粧料が得られ
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【０００５】即ち、本発明は、次の成分（Ａ）〜
（Ｄ）； （Ａ）平均重合度１００，０００〜２００，０００の高
重合ポリエチレングリコール （Ｂ）油剤 （Ｃ）水 （Ｄ）非イオン性界面活性剤 を含有することを特徴とする頭髪化粧料にある。また、
さらに、（Ｅ）水溶性アルコールを含有する頭髪化粧料
にある。
（Ｄ）； （Ａ）平均重合度１００，０００〜２００，０００の高
重合ポリエチレングリコール （Ｂ）油剤 （Ｃ）水 （Ｄ）非イオン性界面活性剤 を含有することを特徴とする頭髪化粧料にある。また、
さらに、（Ｅ）水溶性アルコールを含有する頭髪化粧料
にある。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
する。
【０００７】本発明で用いられる高重合ポリエチレング
リコールは、平均重合度が１００，０００〜２００，０
００であり、水に分散又は溶解したとき曳糸性を有する
ものが用いられる。高重合ポリエチレングリコールの具
体的なものとしては、例えば、ＰＯＬＹＯＸ Ｃｏａｇ
ｕｌａｎｔ（ユニオン・カーバイド社製、平均重合度１
１５，０００）、ＰＯＬＹＯＸ ＷＳＲ−３０３（ユニ
オン・カーバイド社製、平均重合度１６０，０００）、
ＲＩＴＡ ＰＥＯ−２７（Ｒｉｔａ社製、平均重合度１
６０，０００）、ＰＯＬＹＯＸ ＷＳＲ−３０８（ユニ
オン・カーバイド社製、平均重合度１８０，０００）の
商品名で市販されている。
リコールは、平均重合度が１００，０００〜２００，０
００であり、水に分散又は溶解したとき曳糸性を有する
ものが用いられる。高重合ポリエチレングリコールの具
体的なものとしては、例えば、ＰＯＬＹＯＸ Ｃｏａｇ
ｕｌａｎｔ（ユニオン・カーバイド社製、平均重合度１
１５，０００）、ＰＯＬＹＯＸ ＷＳＲ−３０３（ユニ
オン・カーバイド社製、平均重合度１６０，０００）、
ＲＩＴＡ ＰＥＯ−２７（Ｒｉｔａ社製、平均重合度１
６０，０００）、ＰＯＬＹＯＸ ＷＳＲ−３０８（ユニ
オン・カーバイド社製、平均重合度１８０，０００）の
商品名で市販されている。
【０００８】本発明においては、これら高重合ポリエチ
レングリコールの中から、一種又は二種以上を適宜選択
して用いることができる。これら高重合ポリエチレング
リコールのうち、特に使用性、セット保持性、曳糸性の
面から平均重合度が１５０，０００以上の高重合ポリエ
チレングリコールが特に好ましい。高重合ポリエチレン
グリコールの配合量は、通常０．０１〜５．０質量％
（以下特に記載のない場合質量％を％と略す）であり、
好ましくは、０．０５〜３．０％である。０．０１％未
満では曳糸性が低減する場合があり、５．０％を超える
と系が硬くなりすぎる場合がある。
レングリコールの中から、一種又は二種以上を適宜選択
して用いることができる。これら高重合ポリエチレング
リコールのうち、特に使用性、セット保持性、曳糸性の
面から平均重合度が１５０，０００以上の高重合ポリエ
チレングリコールが特に好ましい。高重合ポリエチレン
グリコールの配合量は、通常０．０１〜５．０質量％
（以下特に記載のない場合質量％を％と略す）であり、
好ましくは、０．０５〜３．０％である。０．０１％未
満では曳糸性が低減する場合があり、５．０％を超える
と系が硬くなりすぎる場合がある。
【０００９】本発明において使用される油剤は、２０℃
において液状、ペースト状あるいは固体であり、これら
油剤の例としては、流動パラフィン、ワセリン等の炭化
水素、ヒマシ油、ひまわり油、オリーブ油等の植物油、
オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチル
ドデカノール、ラウリルアルコール、セトステアリルア
ルコール、セタノール、コレステロール等の高級アルコ
ール、ミリスチン酸イソプロピル、精製ラノリン、ミリ
スチン酸オクチルドデシル等の脂肪酸エステル、キャン
デリラロウ、カルナウバロウ、鯨ロウ、ミツロウ等の天
然ワックスや、パラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス等の合成炭化水素系ワックス、セレシン、
オゾケライト等の鉱物系ワックス等のロウ類、ラウリン
酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸等
の飽和高級脂肪酸、オレイン酸、ウンデシレン酸等の不
飽和高級脂肪酸、メチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、ポリオキシエチレン・メチルポリシ
ロキサン共重合体、デカメチルシクロペンタシロキサ
ン、ポリオキシエチレン・パーフルオロポリシロキサン
等のシリコーン類が挙げられる。
において液状、ペースト状あるいは固体であり、これら
油剤の例としては、流動パラフィン、ワセリン等の炭化
水素、ヒマシ油、ひまわり油、オリーブ油等の植物油、
オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オクチル
ドデカノール、ラウリルアルコール、セトステアリルア
ルコール、セタノール、コレステロール等の高級アルコ
ール、ミリスチン酸イソプロピル、精製ラノリン、ミリ
スチン酸オクチルドデシル等の脂肪酸エステル、キャン
デリラロウ、カルナウバロウ、鯨ロウ、ミツロウ等の天
然ワックスや、パラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックス等の合成炭化水素系ワックス、セレシン、
オゾケライト等の鉱物系ワックス等のロウ類、ラウリン
酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸等
の飽和高級脂肪酸、オレイン酸、ウンデシレン酸等の不
飽和高級脂肪酸、メチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、ポリオキシエチレン・メチルポリシ
ロキサン共重合体、デカメチルシクロペンタシロキサ
ン、ポリオキシエチレン・パーフルオロポリシロキサン
等のシリコーン類が挙げられる。
【００１０】本発明においては、これら油剤の中から、
一種又は二種以上を適宜選択して用いることができる。
これら油剤の配合量は、通常０．０１〜５０．０％であ
り、好ましくは０．１〜３０．０％である。０．０１％
未満ではしなやかな感触が発現されない場合があり、５
０．０％を超えるとべたつきが生じる場合がある。
一種又は二種以上を適宜選択して用いることができる。
これら油剤の配合量は、通常０．０１〜５０．０％であ
り、好ましくは０．１〜３０．０％である。０．０１％
未満ではしなやかな感触が発現されない場合があり、５
０．０％を超えるとべたつきが生じる場合がある。
【００１１】本発明で用いられる非イオン性界面活性剤
としては、特に限定されるものではないが、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油、モノステアリン酸ポリエチレン
グリコール、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ、
ポリオキシエチレンセチルエーテル等のエーテル型非イ
オン界面活性剤、自己乳化型モノステアリン酸グリセリ
ン、セスキオレイン酸ソルビタン等のエステル型非イオ
ン界面活性剤等が挙げられる。
としては、特に限定されるものではないが、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油、モノステアリン酸ポリエチレン
グリコール、ポリオキシエチレンソルビットミツロウ、
ポリオキシエチレンセチルエーテル等のエーテル型非イ
オン界面活性剤、自己乳化型モノステアリン酸グリセリ
ン、セスキオレイン酸ソルビタン等のエステル型非イオ
ン界面活性剤等が挙げられる。
【００１２】本発明においては、これら非イオン性界面
活性剤の中から、一種又は二種以上を適宜選択して用い
ることができる。これら非イオン性界面活性剤の配合量
は、通常０．１〜２０．０％であり、好ましくは０．３
〜１０．０％である。０．１％未満では安定性を損なう
場合があり、２０．０％を超えるとべたつきを生じる場
合がある。
活性剤の中から、一種又は二種以上を適宜選択して用い
ることができる。これら非イオン性界面活性剤の配合量
は、通常０．１〜２０．０％であり、好ましくは０．３
〜１０．０％である。０．１％未満では安定性を損なう
場合があり、２０．０％を超えるとべたつきを生じる場
合がある。
【００１３】本発明における高重合ポリエチレングリコ
ール、油剤、水、非イオン性界面活性剤を配合すること
を特徴とする頭髪化粧料において、さらに水溶性アルコ
ールを配合することで毛髪のべたつきの軽減し、しなや
かさを増大させることができる。
ール、油剤、水、非イオン性界面活性剤を配合すること
を特徴とする頭髪化粧料において、さらに水溶性アルコ
ールを配合することで毛髪のべたつきの軽減し、しなや
かさを増大させることができる。
【００１４】本発明で用いる水溶性アルコールは、エタ
ノール等の炭素数２〜７の低級アルコール、グリセリ
ン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
１，３−ブチレングリコール、３−メチル−１，３−ブ
タンジオール、ヘキシレングリコール、ジグリセリン等
の多価アルコール、ソルビトール、マルチトール、キシ
リトール等の糖アルコールが挙げられ、この中でも糖ア
ルコールを用いると毛髪に対するしなやかさの付与の面
で特に優れる。
ノール等の炭素数２〜７の低級アルコール、グリセリ
ン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、
１，３−ブチレングリコール、３−メチル−１，３−ブ
タンジオール、ヘキシレングリコール、ジグリセリン等
の多価アルコール、ソルビトール、マルチトール、キシ
リトール等の糖アルコールが挙げられ、この中でも糖ア
ルコールを用いると毛髪に対するしなやかさの付与の面
で特に優れる。
【００１５】本発明においては、これら水溶性アルコー
ルの中から、一種又は二種以上を適宜選択して用いるこ
とができる。これら水溶性アルコールの配合量は、通常
０．０１〜５０．０％であり、好ましくは０．１〜３
０．０％である。０．０１％未満では十分な効果が発揮
されない場合があり、５０．０％を超えるとべたつきを
生じたり、安定性を損なう場合がある。
ルの中から、一種又は二種以上を適宜選択して用いるこ
とができる。これら水溶性アルコールの配合量は、通常
０．０１〜５０．０％であり、好ましくは０．１〜３
０．０％である。０．０１％未満では十分な効果が発揮
されない場合があり、５０．０％を超えるとべたつきを
生じたり、安定性を損なう場合がある。
【００１６】本発明の頭髪化粧料には上記の成分に加え
て、本発明の効果を損なわない範囲で、通常化粧料、医
薬部外品等に用いられる成分を配合することができる。
このような成分としては、粘度調整剤、皮膜形成剤、ｐ
Ｈ調整剤、イオン性界面活性剤、湿潤剤、香料、色素、
粉体、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、殺菌剤、ヘ
アケア用の美容成分等が挙げられる。
て、本発明の効果を損なわない範囲で、通常化粧料、医
薬部外品等に用いられる成分を配合することができる。
このような成分としては、粘度調整剤、皮膜形成剤、ｐ
Ｈ調整剤、イオン性界面活性剤、湿潤剤、香料、色素、
粉体、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、殺菌剤、ヘ
アケア用の美容成分等が挙げられる。
【００１７】本発明の頭髪化粧料は、種々の剤形とする
ことができ、例えば、ヘアワックス、ヘアクリーム、ヘ
アフォーム、ヘアスプレー、ヘアトリートメント、ヘア
リンス等とすることができる。
ことができ、例えば、ヘアワックス、ヘアクリーム、ヘ
アフォーム、ヘアスプレー、ヘアトリートメント、ヘア
リンス等とすることができる。
【００１８】
【実施例】以下、本発明を実施例等により、さらに具体
的に説明するが、これらにより本発明の技術的範囲が限
定解釈されるべきものではない。尚、実施例に先立って
各実施例で採用した評価法、安定性試験を説明する。
的に説明するが、これらにより本発明の技術的範囲が限
定解釈されるべきものではない。尚、実施例に先立って
各実施例で採用した評価法、安定性試験を説明する。
【００１９】＜評価法＞２０名のパネルによる使用テス
トを行い、曳糸性、毛髪の束なり感、髪のボリュームを
コントロールするセット力、べたつきのなさ、しなやか
さについて下記の評価点にて点数化し、各人の評価結果
を平均した。 ＜評価点＞ ５点：非常に良い ４点：良い ３点：普通 ２点：悪い １点：非常に悪い ＜評価基準＞ ◎：評価結果の平均値が４以上 ○：評価結果の平均値が３以上４未満 △：評価結果の平均値が２以上３未満 ×：評価結果の平均値が２未満
トを行い、曳糸性、毛髪の束なり感、髪のボリュームを
コントロールするセット力、べたつきのなさ、しなやか
さについて下記の評価点にて点数化し、各人の評価結果
を平均した。 ＜評価点＞ ５点：非常に良い ４点：良い ３点：普通 ２点：悪い １点：非常に悪い ＜評価基準＞ ◎：評価結果の平均値が４以上 ○：評価結果の平均値が３以上４未満 △：評価結果の平均値が２以上３未満 ×：評価結果の平均値が２未満
【００２０】＜安定性試験法＞６０℃に設定した恒温槽
に２週間静置し、系の安定性の確認を行った。 ＜評価基準＞ ◎：変化無し ○：若干の粘度変化 △：重度の粘度変化 ×：分離
に２週間静置し、系の安定性の確認を行った。 ＜評価基準＞ ◎：変化無し ○：若干の粘度変化 △：重度の粘度変化 ×：分離
【００２１】実施例１〜１０、比較例１〜５
表１に示す組成の頭髪化粧料を常法により調製し、曳糸
性、毛髪の束なり感、髪のボリュームをコントロールす
るセット力、べたつきのなさ、しなやかさについて評
価、および安定性の確認試験を行った。結果を表１に併
せて示す。
性、毛髪の束なり感、髪のボリュームをコントロールす
るセット力、べたつきのなさ、しなやかさについて評
価、および安定性の確認試験を行った。結果を表１に併
せて示す。
【００２２】
【表１】
【００２３】表１の結果から明らかなように、本発明の
実施例１〜１０の頭髪化粧料は、曳糸性、毛髪の束なり
感、髪のボリュームをコントロールするセット力、べた
つきのなさ、しなやかさ、安定性のいずれの項目におい
ても評価が高かった。これと比較して、本発明の必須成
分のいずれかを配合していない比較例１〜５の頭髪化粧
料は、曳糸性、毛髪の束なり感、髪のボリュームをコン
トロールするセット力、べたつきのなさ、しなやかさ、
安定性のいずれかの項目において劣っていた。
実施例１〜１０の頭髪化粧料は、曳糸性、毛髪の束なり
感、髪のボリュームをコントロールするセット力、べた
つきのなさ、しなやかさ、安定性のいずれの項目におい
ても評価が高かった。これと比較して、本発明の必須成
分のいずれかを配合していない比較例１〜５の頭髪化粧
料は、曳糸性、毛髪の束なり感、髪のボリュームをコン
トロールするセット力、べたつきのなさ、しなやかさ、
安定性のいずれかの項目において劣っていた。
【００２４】以下、本発明の頭髪化粧料のその他の処方
例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の頭髪
化粧料についても、上記の評価を検討したところ、いず
れの実施例においても、優れた特性を有しており良好で
あった。
例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の頭髪
化粧料についても、上記の評価を検討したところ、いず
れの実施例においても、優れた特性を有しており良好で
あった。
【００２５】実施例１１（セッティングローション）
下記に示す配合組成のセッティングローションを常法に
て作成した。 （組成） （成 分） （％） 高重合ポリエチレングリコール ＊７ ０．２ ポリエチレングリコール ＊８ １０．０ ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 ＊９ １．０ エタノール １５．０ ポリビニルピロリドン ０．１ 純水 残 量 ＊７：ＰＯＬＹＯＸＷＳＲ-３０３（ユニオン・カーバ
イド社製、平均重合度１６０，０００） ＊８：ＰＥＧ＃２００（日本油脂社製） ＊９：シリコンＳＳ-２８０４（日本ユニカー社製）
て作成した。 （組成） （成 分） （％） 高重合ポリエチレングリコール ＊７ ０．２ ポリエチレングリコール ＊８ １０．０ ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 ＊９ １．０ エタノール １５．０ ポリビニルピロリドン ０．１ 純水 残 量 ＊７：ＰＯＬＹＯＸＷＳＲ-３０３（ユニオン・カーバ
イド社製、平均重合度１６０，０００） ＊８：ＰＥＧ＃２００（日本油脂社製） ＊９：シリコンＳＳ-２８０４（日本ユニカー社製）
【００２６】実施例１２（スタイリングジェル）
下記に示す配合組成のスタイリングジェルを常法にて作
成した。 （組成） （成 分） （％） 高重合ポリエチレングリコール ＊１０ ０．３ ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 ＊１１ ０．２ エタノール ２０．０ ポリビニルピロリドン １．０ Ｎ−メタクリロイルエチルＮ，Ｎ−ジメチル アンモニウム・α−Ｎ−メチルカルボキシベタイン ・メタクリル酸アルキル共重合体 ＊１２ ２．０ ソルビトール ３．０ カルボキシビニルポリマー ０．５ トリエタノールアミン ０．４ ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 ＊１３ ０．３ 加水分解コムギ末 ＊１４ ０．１ 香料 ０．１ パラオキシ安息香酸エステル ０．２ 純水 適 量 ＊１０：ＲＩＴＡ ＰＥＯ−２７（ＲＩＴＡ社製、平均
重合度160,000） ＊１１：シリコンＫＦ−６０１１（信越化学工業社製） ＊１２：ユカフォーマー３０１（三菱化学社製） ＊１３：ＨＣＯ-８０（日光ケミカルズ社製） ＊１４：ＧＬＵＡＤＩＮ Ｗ２０（コグニスジャパン社
製）
成した。 （組成） （成 分） （％） 高重合ポリエチレングリコール ＊１０ ０．３ ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 ＊１１ ０．２ エタノール ２０．０ ポリビニルピロリドン １．０ Ｎ−メタクリロイルエチルＮ，Ｎ−ジメチル アンモニウム・α−Ｎ−メチルカルボキシベタイン ・メタクリル酸アルキル共重合体 ＊１２ ２．０ ソルビトール ３．０ カルボキシビニルポリマー ０．５ トリエタノールアミン ０．４ ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 ＊１３ ０．３ 加水分解コムギ末 ＊１４ ０．１ 香料 ０．１ パラオキシ安息香酸エステル ０．２ 純水 適 量 ＊１０：ＲＩＴＡ ＰＥＯ−２７（ＲＩＴＡ社製、平均
重合度160,000） ＊１１：シリコンＫＦ−６０１１（信越化学工業社製） ＊１２：ユカフォーマー３０１（三菱化学社製） ＊１３：ＨＣＯ-８０（日光ケミカルズ社製） ＊１４：ＧＬＵＡＤＩＮ Ｗ２０（コグニスジャパン社
製）
【００２７】実施例１３（スタイリングフォーム）
下記に示す配合組成のスタイリングフォームを常法にて
作成した。 （原液組成） （成 分） （％） 高重合ポリエチレングリコール ＊１５ ０．０２ １，３−ブチレングリコール ０．５ ステアリン酸 １．５ エタノール １０．０ トリエタノールアミン ０．５ セタノール ０．３ プロピレングリコール ３．５ ポリオキシエチレンセチルエーテル ＊１６ １．０ ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 ＊１７ ０．５ ポリメチルシロキサン ＊１８ ２．０ メチルフェニルポリシロキサン ＊１９ ５．０ ヒマシ油 １．０ エチルグルコシド液 ０．１ 香料 ０．３ パラオキシ安息香酸エステル ０．１ 純水 残 量 （ガス組成比） 原液 ９０．０ ＬＰＧ ７．０ ＤＭＥ ３．０ ＊１５：ＰＯＬＹＯＸ ＷＳＲ−３０８（ユニオン・カ
ーバイド社製、平均重合度１８０，０００） ＊１６：ＢＣ−１５ＴＸ（日光ケミカルズ社製） ＊１７：ＨＣＯ−８０（日光ケミカルズ社製） ＊１８：シリコンＬ-４５（日本ユニカー社製） ＊１９：シリコンＫＦ-５６（信越化学工業社製）
作成した。 （原液組成） （成 分） （％） 高重合ポリエチレングリコール ＊１５ ０．０２ １，３−ブチレングリコール ０．５ ステアリン酸 １．５ エタノール １０．０ トリエタノールアミン ０．５ セタノール ０．３ プロピレングリコール ３．５ ポリオキシエチレンセチルエーテル ＊１６ １．０ ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 ＊１７ ０．５ ポリメチルシロキサン ＊１８ ２．０ メチルフェニルポリシロキサン ＊１９ ５．０ ヒマシ油 １．０ エチルグルコシド液 ０．１ 香料 ０．３ パラオキシ安息香酸エステル ０．１ 純水 残 量 （ガス組成比） 原液 ９０．０ ＬＰＧ ７．０ ＤＭＥ ３．０ ＊１５：ＰＯＬＹＯＸ ＷＳＲ−３０８（ユニオン・カ
ーバイド社製、平均重合度１８０，０００） ＊１６：ＢＣ−１５ＴＸ（日光ケミカルズ社製） ＊１７：ＨＣＯ−８０（日光ケミカルズ社製） ＊１８：シリコンＬ-４５（日本ユニカー社製） ＊１９：シリコンＫＦ-５６（信越化学工業社製）
【００２８】実施例１４（スタイリングワックス）
下記に示す配合組成のスタイリングワックスを常法にて
作成した。 （組成） （成 分） （％） 高重合ポリエチレングリコール ＊２０ ０．２ ステアリン酸 ２．０ 流動パラフィン ３５．０ 水酸化カリウム ０．１ セタノール ２．８ プロピレングリコール ６．０ サラシミツロウ ４．０ マイクロクリスタリンワックス １．０ 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン ＊２１ ３．８ ポリオキシエチレンセチルエーテル ＊２２ ３．０ ポリオキシエチレンオレイルエーテル ＊２３ １．２ モノステアリン酸ポリエチレングリコール ＊２４ ０．２ ポリメチルシロキサン ＊２５ ２．０ エチルグルコシド液 ０．１ 香料 ０．３ パラオキシ安息香酸エステル ０．５ 純水 残 量 ＊２０：ＰＯＬＹＯＸ ＷＳＲ−３０３（ユニオン・カ
ーバイド社製、平均重合度１６０，０００） ＊２１：ＭＧＳ−ＢＳＥ（日光ケミカルズ社製） ＊２２：ＢＣ−３０ＴＸ（日光ケミカルズ社製） ＊２３：ＢＯ−２（日光ケミカルズ社製） ＊２４：ＭＹＳ−１０（日光ケミカルズ社製） ＊２５：シリコンＫＦ−９６Ａ（１００ｃｓ）（信越化
学工業社製）
作成した。 （組成） （成 分） （％） 高重合ポリエチレングリコール ＊２０ ０．２ ステアリン酸 ２．０ 流動パラフィン ３５．０ 水酸化カリウム ０．１ セタノール ２．８ プロピレングリコール ６．０ サラシミツロウ ４．０ マイクロクリスタリンワックス １．０ 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン ＊２１ ３．８ ポリオキシエチレンセチルエーテル ＊２２ ３．０ ポリオキシエチレンオレイルエーテル ＊２３ １．２ モノステアリン酸ポリエチレングリコール ＊２４ ０．２ ポリメチルシロキサン ＊２５ ２．０ エチルグルコシド液 ０．１ 香料 ０．３ パラオキシ安息香酸エステル ０．５ 純水 残 量 ＊２０：ＰＯＬＹＯＸ ＷＳＲ−３０３（ユニオン・カ
ーバイド社製、平均重合度１６０，０００） ＊２１：ＭＧＳ−ＢＳＥ（日光ケミカルズ社製） ＊２２：ＢＣ−３０ＴＸ（日光ケミカルズ社製） ＊２３：ＢＯ−２（日光ケミカルズ社製） ＊２４：ＭＹＳ−１０（日光ケミカルズ社製） ＊２５：シリコンＫＦ−９６Ａ（１００ｃｓ）（信越化
学工業社製）
【００２９】実施例１５（トリートメントジェル）
下記に示す配合組成のトリートメントジェルを常法にて
作成した。 （組成） （成 分） （％） 高重合ポリエチレングリコール ＊２６ ０.１ ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 ＊２７ ０.５ メチルフェニルポリシロキサン ＊２８ １.５ エタノール ５.０ Ｎ−メタクリロイルエチルＮ，Ｎ−ジメチル アンモニウム・α−Ｎ−メチルカルボキシベタイン ・メタクリル酸アルキル共重合体 ＊２９ ０.２ セタノール ０.２ カルボキシビニルポリマー ０.５ 水酸化カリウム ０.２ ヒマシ油 １.０ 香料 ０.１ パラオキシ安息香酸エステル ０.２ 純水 適量 ＊２６：ＰＯＬＹＯＸ Ｃｏａｇｕｌａｎｔ（ユニオン
・カーバイド社製、平均重合度１１５，０００） ＊２７：シリコンＫＦ-６０１１（信越化学工業社製） ＊２８：シリコンＫＦ-５６（信越化学工業社製） ＊２９：ユカフォーマー３０１（三菱化学社製）
作成した。 （組成） （成 分） （％） 高重合ポリエチレングリコール ＊２６ ０.１ ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 ＊２７ ０.５ メチルフェニルポリシロキサン ＊２８ １.５ エタノール ５.０ Ｎ−メタクリロイルエチルＮ，Ｎ−ジメチル アンモニウム・α−Ｎ−メチルカルボキシベタイン ・メタクリル酸アルキル共重合体 ＊２９ ０.２ セタノール ０.２ カルボキシビニルポリマー ０.５ 水酸化カリウム ０.２ ヒマシ油 １.０ 香料 ０.１ パラオキシ安息香酸エステル ０.２ 純水 適量 ＊２６：ＰＯＬＹＯＸ Ｃｏａｇｕｌａｎｔ（ユニオン
・カーバイド社製、平均重合度１１５，０００） ＊２７：シリコンＫＦ-６０１１（信越化学工業社製） ＊２８：シリコンＫＦ-５６（信越化学工業社製） ＊２９：ユカフォーマー３０１（三菱化学社製）
【００３０】尚、上記各実施例において用いた香料は下
記のとおりのものである。
記のとおりのものである。
【００３１】
【表２】
【００３２】
【発明の効果】本発明によれば、毛髪に塗布する際に使
用感として曳糸性を有し、適度な束なり感を与え、髪の
ボリュームを自在に操る良好なセット力を有し、べたつ
かず、髪にしなやかさを与え、また安定性に優れる頭髪
化粧料を提供できる。
用感として曳糸性を有し、適度な束なり感を与え、髪の
ボリュームを自在に操る良好なセット力を有し、べたつ
かず、髪にしなやかさを与え、また安定性に優れる頭髪
化粧料を提供できる。
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Ｆターム(参考） 4C083 AA081 AA082 AA112 AA121
AA122 AA161 AB032 AB051
AB052 AC012 AC021 AC022
AC071 AC072 AC101 AC102
AC121 AC122 AC131 AC132
AC172 AC181 AC182 AC241
AC242 AC251 AC252 AC351
AC352 AC401 AC402 AC421
AC422 AC431 AC432 AC482
AC542 AD041 AD042 AD072
AD092 AD132 AD151 AD152
AD161 AD162 AD171 AD192
BB04 BB12 BB13 BB21 BB41
BB43 BB44 BB46 BB47 BB48
BB49 BB53 CC32 CC33 CC39
DD08 DD22 DD23 DD28 DD31
EE01 EE06 EE07 EE25 EE28
Claims (3)
- 【請求項１】 次の成分（Ａ）〜（Ｄ）； （Ａ）平均重合度１００，０００〜２００，０００の高
重合ポリエチレングリコール、（Ｂ）油剤、（Ｃ）水、
（Ｄ）非イオン性界面活性剤、を含有することを特徴と
する頭髪化粧料。 - 【請求項２】 さらに次の成分（Ｅ）； （Ｅ）水溶性アルコールを含有する請求項１記載の頭髪
化粧料。 - 【請求項３】 水溶性アルコールが糖アルコールである
請求項１または２記載の頭髪化粧料。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001211888A JP2003026545A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 頭髪化粧料 |
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|---|---|---|---|
| JP2001211888A JP2003026545A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 頭髪化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003026545A true JP2003026545A (ja) | 2003-01-29 |
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ID=19047134
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001211888A Pending JP2003026545A (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 頭髪化粧料 |
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|---|---|
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Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2001
- 2001-07-12 JP JP2001211888A patent/JP2003026545A/ja active Pending
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