JP2016054224A - シャント抵抗器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電流値の測定精度を向上させたシャント抵抗器を提供する。
【解決手段】シャント抵抗器100は、少なくとも一部に、予め抵抗値が設定された抵抗体23を有し、2つの電極200を架橋して、抵抗体による電圧降下を検出することにより電極の間に流れる電流の電流値を検出する。そして、シャント抵抗器は、導電性接着材300を介して各々の電極に固定され、電気的に接続される一対の接続部10と、一方の接続部から、他方の接続部へ延設され、接続部の間を架橋する架橋部20と、抵抗体の電圧降下を検出するための一対のボンディングワイヤ30と、を備え、2つのボンディングワイヤは、架橋部の延設方向に対して平行かつ同一方向に引き出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電極間に流れる電流値を検出するためのボンディングワイヤが接続されるシャント抵抗器に関する。
シャント抵抗器を用いた電流値の測定は、シャント抵抗器を構成する抵抗体の抵抗値と、シャント抵抗器の両端の電位差とに基づいて行われる。
特許文献1に記載の電流検出用抵抗器は、電流が流れる通電部と、通電部から突出した検出部とを備えている。検出部は通電部と一体的に形成されており、通電部の抵抗値と、2つの検出部の電位差とに基づいて電流値を検出する。
また、特許文献2に記載の半導体モジュールは、シャント抵抗器として機能する接続導体を備えており、接続導体のうち、接続対象であるスイッチング素子やリードフレームと接触する脚部にボンディングワイヤがボンディングされている。接続導体の抵抗値と、2つのボンディングワイヤ間の電位差とに基づいて電流値を検出する。
特開2004−221160号公報 特開2013−179744号公報
ところで、近年、例えば車両に搭載される電子機器などで用いられるシャント抵抗器は、抵抗体を流れる電流が大電流化している。これに伴って抵抗体における発熱量も増大しつつあり、放熱の観点から、シャント抵抗器をリードフレーム等の、熱容量が大きく熱伝導率の比較的高い部材に直接接続する必要が生じている。
また、抵抗体を流れる電流の大電流化に伴って、電流に起因する磁束密度も増大し、この磁束が周辺の回路に対して起電力を誘起してしまう。
特許文献1に記載の技術では、検出部の引き回しを、電極接続部分の抵抗や検出ハ゜ターン分の抵抗による検出値誤の影響を受けにくい形状に加工することができるが、加工が容易ではない上、検出部の接続先であるリードフレームに対応したランドパターンを形成するためのスペースが必要となる。このため、要求される小型化を阻害してしまう虞がある。
一方、特許文献2に記載の技術では、シャント抵抗器をボンディングワイヤの接続面を臨むように平面視したとき、ボンディングワイヤがシャント抵抗器の延設方向に対して略垂直方向に引き出されている。よって、ボンディングワイヤを流れるセンス電流の経路で囲まれた領域の面積が比較的大きいため、該領域を貫く磁束により起電力が誘導され易い構成となっている。誘導起電力は、ボンディングワイヤ間の電位差に対してノイズとなり、接続導体を流れる電流の測定精度が十分でない場合がある。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、電流値の測定精度を向上させたシャント抵抗器を提供することを目的とする。
ここに開示される発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも一部に、予め抵抗値が設定された抵抗体(23)を有し、2つの電極(200a,200b)を架橋して、抵抗体による電圧降下を検出することにより電極の間に流れる電流の電流値を検出するシャント抵抗器であって、導電性接着材(300)を介して各々の電極に固定され、電気的に接続される一対の接続部(10a,10b)と、一方の接続部から、他方の接続部へ延設され、接続部の間を架橋する架橋部(20)と、抵抗体の電圧降下を検出するための一対のボンディングワイヤ(30)と、を備え、2つのボンディングワイヤは、架橋部の延設方向に対して平行かつ同一方向に引き出されることを特徴としている。
ところで、一般に知られるシャント抵抗器では、接続部および架橋部を含めた電流経路は、架橋部の延設方向よりも、延設方向に直交する方向が短くされている。よって、この発明によれば、ボンディングワイヤを延設方向に対して略直交する方向に引き出す態様に較べて、2つのボンディングワイヤの相互間距離を小さくすることができる。よって、例えば特許文献1に記載のような従来構成に較べて、ボンディングワイヤに流れるセンス電流のループ面積を小さくすることができる。このため、抵抗体を流れる電流に起因する誘導起電力を抑制することができる。すなわち、2つのボンディングワイヤの間で観測される電位差に重畳するノイズを軽減することができ、抵抗体を流れる電流の電流値をより精度よく検出することができる。
第1実施形態に係るシャント抵抗器の概略構成を示す斜視図である。 シャント抵抗器のボンディングワイヤの接続形態とセンス電流のループ面積の関係し示す上面図である。 シャント抵抗器の概略構成を示す斜視図である。 シャント抵抗器の概略構成を示す上面図である。 その他の実施形態に係るシャント抵抗器の概略構成を示す上面図である。 その他の実施形態に係るシャント抵抗器の概略構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各図相互において、互いに同一もしくは均等である部分に、同一符号を付与する。また、方向として、x方向と、x方向に直交するy方向と、x方向とy方向により規定されるxy平面に直交するz方向と、を定義する。つまり、x方向、y方向、および、z方向は互いに一次独立である。
(第1実施形態)
最初に、図1および図2を参照して、本実施形態に係る電子装置の概略構成について説明する。
図1に示すように、このシャント抵抗器100は、xy平面に沿う面を有し、x方向に並ぶ2つの電極200を互いに電気的に接続する。ここで説明するシャント抵抗器100は、一方の第1電極200aと他方の第2電極200bとを接続している。なお、電極200は、例えばある基板上に形成されたランドであったり、リードフレームであったりであって、その構成は限定されない。
シャント抵抗器100は、導電性接着材としてのはんだ300を介して電極200に接続される一対の接続部10と、2つの接続部10の間を架橋する架橋部20と、を備えている。架橋部20は、主部21と仲介部22と抵抗体23とを有している。そして、シャント抵抗器100は、抵抗体23に流れる電流の電流値を検出するためのボンディングワイヤ30を備えている。
接続部10は、図1に示すように、第1電極200aに接続される第1端子10aと、第2電極200bに接続される第2端子10bとを有している。接続部10は、xy平面の沿う面状であり、接続部10における、電極200に対向する面は、はんだ300を介して電極200に接続されている。
架橋部20における主部21は、第1主部21aと第2主部21bとにより構成され、いずれもxy平面に沿う板状の部材である。そして、同じくxy平面に沿って形成された抵抗体23が第1主部21aと第2主部21bとに挟まれるように配置されている。図1に示すように、第1主部21a、抵抗体23、第2主部21bがこの順でx方向に並んで接合され、全体として一体的な導体となっている。そして、第1主部21a、抵抗体23、第2主部21bが一体となった導体はx方向に延設されて第1端子10aと第2端子10bとを電気的に接続している。主部21は、抵抗体23とともに、z方向において接続部10よりも高い位置に形成されている。
架橋部20における仲介部22は、図1に示すように、接続部10と主部21とを繋いでいる。主部21と接続部10は仲介部22を介して一体的に形成されている。具体的には、第1主部21aと第1端子10aは第1仲介部22aを介して接続され、第2主部21bと第2端子10bは第2仲介部22bを介して接続されている。このシャント抵抗器100をy方向から正面視した場合、架橋部20は、上底および脚部となるような略台形を成している。具体的には、主部21と抵抗体23とが一体的に構成された板状の部材を上底とし、仲介部22を脚部とする略台形を成している。
なお、架橋部20における主部21および仲介部22は、例えば銅などの金属から成る導電部であり、抵抗体23よりも抵抗率が小さくされている。なお、抵抗体23は、例えばCnMnSnやCuMnNiを主成分として形成されている。
ボンディングワイヤ30は、例えばアルミニウムなどの一般的に知られた材料から成る。ボンディングワイヤ30には、ボンディングワイヤ30の電位を検出するためのセンス電流が流れる。図1に示すように、ボンディングワイヤ30は第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bとを有している。第1ワイヤ30aは、一端が第1主部21aにボンディングされ、他端が図示しない第1センス電極400aに接続されている。第2ワイヤ30bは、一端が第2主部21bにボンディングされて、他端が図示しない第2センス電極400bに接続されている。すなわち、本実施形態におけるボンディングワイヤ30は、その一端が、略台形を成す架橋部20のうち、上底に相当する主部21にボンディングされている。
そして、本実施形態のシャント抵抗器100における2本のボンディングワイヤ30、すなわち、第1ワイヤ30aおよび第2ワイヤ30bは、図1および図2に示すように、架橋部20の延設方向(図1におけるx方向)に対して略平行であり、且つ、略同一の方向に向かって引き出されている。同一の方向とは、第1ワイヤ30aおよび第2ワイヤ30bがともに、図2における紙面左側に向かって引き出されていることを示している。つまり、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bは、x方向に延設され、y方向に横並びで引き出されている。なお、ボンディングワイヤ30の引き回しを除く構成は第1実施形態と同一である。
次に、図2〜図4を参照して、本実施形態に係るシャント抵抗器100の作用効果について説明する。
上記した構成において、第1電極200aと第2電極200bとの間に電位差が生じると、接続部10、仲介部22、主部21を介して抵抗体23に電流が流れる。そして、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bとの間で観測される電位差と抵抗体23の抵抗値とに基づいて、抵抗体23を流れる電流の電流値を検出する。
本実施形態におけるシャント抵抗器100によれば、2つの電極200の間を流れる電流(図2にて主電流と示す)に起因して発生する磁束による、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bとの間で観測される電位差へのノイズの重畳を軽減することができる。以下、具体的に説明する。
図2は、本実施形態におけるシャント抵抗器100のボンディングワイヤ30の接続態様、および、従来のようにボンディングワイヤ30が接続部10に接続され、架橋部20の延設方向に対して略直交して接続される場合の態様、を上面図として示している。本実施形態におけるボンディングワイヤ30(第1ワイヤ30a,第2ワイヤ30b)を実線で描き、従来構成のボンディングワイヤ30c,30dを破線で示している。
主電流に起因する磁束は、ボンディングワイヤ30を流れるセンス電流の電流経路によって囲まれた領域(図2に斜線で示す領域)を貫く。主電流の時間変化に応じて磁束が変化すると、センス電流の電流経路に誘導起電力が発生するため、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bとの間で観測される電位差に誘導起電力がノイズとして重畳してしまう。このセンス電流の電流経路によって囲まれた領域の面積(以下、ループ面積という)が大きいほど誘導起電力が大きくなる。
本実施形態におけるシャント抵抗器100は、ボンディングワイヤ30が架橋部20の主部21に接続され、互いに略平行にx方向に引き出されているので、従来の構成におけるループ面積S1に較べて、本実施形態におけるループ面積S2を小さくすることができる。このため、センス電流の電流経路に発生する誘導起電力を従来構成に較べて小さくすることができるので、磁束による、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bとの間で観測される電位差への影響を軽減することができる。
なお、ボンディングワイヤ30がボンディングされるボンディング面を正面視したとき、図3に示すように、第1ワイヤ30aおよび第2ワイヤ30bのボンディング面におけるボンディング位置が、延設方向(x方向)に沿う仮想線L上に位置するように構成すると良い。この構成では、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bは、x方向に延設され、z方向に横並びで引き出されている。
これによれば、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bの主部21上におけるy座標が互いに一致しており、z方向から平面視すると、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bは互いに重なり合う。このため、図1および図2に示したような、y座標の位置が互いに異なっている態様に較べてセンス電流のループ面積をより小さくすることができる。よって、主電流に起因する誘導起電力を抑制することができ、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bとの間で観測される電位差に重畳するノイズを軽減することができる。
さらには、図4に示すように、主部21上のボンディング位置を、主部21と抵抗体23との境界近傍に配置し、第1ワイヤ30aおよび第2ワイヤ30bの、互いのボンディング位置間の距離が、架橋部20の延設方向(図4ではx方向)において略最小になるようにすると良い。
これによれば、架橋部20のうち抵抗体23を除く導電部の抵抗値およびTCRの、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bとの間で観測される電位差に与える影響を略最小にすることができる。よって、抵抗体23を流れる主電流の電流値をより精度よく検出することができる。
なお、本実施形態におけるシャント抵抗器100は、ボンディングワイヤ30が架橋部20、より具体的には主部21、にボンディングされている。上記のように、はんだ300は接続部10と電極200との間に介在しているので、主部21には接触していない。よって、はんだ300の存在は、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bとの間で観測される電位差に影響を与えない。すなわち、はんだ300による電位差のばらつきを抑制することができ、ひいては、抵抗体23を流れる電流の電流値をより精度よく検出することができる。
また、本実施形態では、ボンディングワイヤ30が略台形を成す架橋部20のうち、上底に相当する主部21にボンディングされている。架橋部20が台形アーチ構造をしているので、主部21を上底側から下底側に働く力に対して、架橋部20の撓みを抑制することができる。すなわち、ボンディングワイヤ30を安定してボンディングすることができるので、接続信頼性を向上することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記した実施形態では、ボンディングワイヤ30が架橋部20における主部21にボンディングされる例について示したが、第1ワイヤ30aおよび第2ワイヤ30bが、架橋部20の延設方向に対して略平行であり、且つ、略同一の方向に向かって引き出されていれば、そのボンディング位置は限定されない。例えば、図5に示すように、ボンディングワイヤ30が接続部10にボンディングされていても、センス電流のループ面積を、従来の構成に較べて小さくする効果を奏することができる。
また、上記した実施形態では、架橋部20の一部が抵抗体23として第1主部21aと第2主部21bに挟まれて形成された例について説明したが、この例に限定されない。接続部10、主部21、仲介部22のいずれもが抵抗体23と同一の材料で一体的に構成された態様であっても本発明を適用することができる。このような態様では、抵抗体23に流れる電流値の計算に用いる抵抗値は、抵抗体23の抵抗率と、架橋部20の断面積と、ボンディングワイヤ30のボンディング位置間の距離と、により算出される。
また、上記した実施形態では、架橋部20がy方向から正面視した場合に略台形となる態様について例示したが、これに限定されるものではない。例えば、仲介部22が接続部10に対して直交した矩形状となっていてもよいし、仲介部22が湾曲して接続部10と主部21とを繋いでいてもよい。さらには、図6に示すように、架橋部20が仲介部を有さず、接続部10、主部21、抵抗体23が全体として平板を成すような態様であっても本発明を適用することができる。この例におけるシャント抵抗器110でも、第1ワイヤ30aおよび第2ワイヤ30bは、架橋部20の延設方向に対して略平行であり、且つ、略同一の方向に向かって引き出されている。
なお、上記した実施形態において、第1ワイヤ30aと第2ワイヤ30bを、架橋部20の延設方向に略平行かつ略同一の方向に引き出す例を示した。ここでの略平行および略同一とは、ボンディングワイヤ30の引き出す方向が、完全に平行である必要はなく、また、完全に同一の方向である必要はないことを意味している。すなわち、第1ワイヤ30aおよび第2ワイヤ30bは、架橋部20の延設方向に対してほぼ平行に引き出され、その方向がほぼ同一になっていれば、上記した作用効果を奏することができる。
10…接続部,20…架橋部,21…主部,22…仲介部,23…抵抗体,30…ボンディングワイヤ

Claims (7)

  1. 少なくとも一部に、予め抵抗率が設定された抵抗体(23)を有し、
    2つの電極(200a,200b)を架橋して、前記抵抗体による電圧降下を検出することにより前記電極の間に流れる電流の電流値を検出するシャント抵抗器であって、
    導電性接着材(300)を介して各々の前記電極に固定され、電気的に接続される一対の接続部(10a,10b)と、
    一方の前記接続部から、他方の前記接続部へ延設され、前記接続部の間を架橋する架橋部(20)と、
    前記抵抗体の電圧降下を検出するための一対のボンディングワイヤ(30)と、を備え、
    2つの前記ボンディングワイヤは、前記架橋部の延設方向に対して平行かつ同一方向に引き出されることを特徴とするシャント抵抗器。
  2. 前記ボンディングワイヤがボンディングされるボンディング面を正面視したとき、
    2つの前記ボンディングワイヤの、前記ボンディング面における2つのボンディング位置は、前記架橋部の延設方向に沿う仮想線上に位置することを特徴とする請求項1に記載のシャント抵抗器。
  3. 前記ボンディングワイヤは、前記架橋部にボンディングされることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャント抵抗器。
  4. 前記架橋部は、前記抵抗体よりも抵抗率の小さい導電部(21,22)を有し、前記架橋部の延設方向において、前記抵抗体が前記導電部に挟まれて形成され、
    2つの前記ボンディングワイヤは、前記抵抗体を挟む前記導電部にそれぞれボンディングされることを特徴とする請求項3に記載のシャント抵抗器。
  5. 前記ボンディングワイヤがボンディングされるボンディング面に直交し、前記架橋部の延設方向に沿う断面において、
    前記架橋部が前記接続部に対して凸形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシャント抵抗器。
  6. 前記ボンディングワイヤがボンディングされるボンディング面に直交し、前記架橋部の延設方向に沿う断面において、
    前記架橋部が上底および脚部となるような台形を成し、
    前記抵抗体は少なくとも前記上底に形成され、
    前記ボンディングワイヤは、前記上底にボンディングされることを特徴とする請求項5に記載のシャント抵抗器。
  7. 2つの前記ボンディングワイヤにおける互いのボンディング位置は、前記延設方向における距離が、前記抵抗体を挟んで最小となることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のシャント抵抗器。
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