JP2018132386A - 電流測定装置および電流検出用抵抗器 - Google Patents

電流測定装置および電流検出用抵抗器 Download PDF

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丈晴 塚原
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Abstract

【課題】シャント抵抗器の電極部分におけるTCRの影響を抑制する。【解決手段】抵抗材からなる板状の抵抗体と、その両側部に接合された電極材からなる板状の電極とから構成され、前記電極は、前記抵抗体と略同一平面となる上電極部と、配線パターンに実装される下電極部と、前記上電極部と下電極部の間の段部とから構成され、前記上電極部は、前記電極の配置方向と直交する方向において、前記抵抗体および前記下電極部よりも幅広である電流検出用抵抗器。【選択図】図1

Description

本発明は、電流検出技術に関する。
電流の検出用にミリオーム程度の極めて抵抗値が小さいチップ抵抗器を用いることは良く知られている。チップ抵抗器は、例えば、貴金属合金あるいは金属合金から作製される抵抗体および高伝導性の電極および溶融はんだ材から構成されている。
下記特許文献1には、電流検出用抵抗器の実装構造が開示されている。
国際公開2016/063928号公報
上記特許文献1に開示された技術によれば、小型のシャント抵抗器を配線パターンに実装して、電流検出をするにあたり、エレクトロマイグレーションの発生等による電流検出精度への影響を抑えることができる。
ところで、ワイヤーボンディングによりシャント抵抗器から電圧検出する場合、シャント抵抗器にボンディングワイヤーを溶接する。この溶接位置によっては電極(例えばCu)のTCRの影響により、温度特性が悪くなる傾向があった。
Cu電極のTCRの影響をできるだけ小さくするためには、可能な限り電極における抵抗体近傍にボンディングワイヤーを固定することが必要である。
しかしながら、抵抗体と電極との溶接部分は、溶接痕の影響によりワイヤーボンディングに適さない表面状態である等の問題があった。
本発明は、シャント抵抗器の電極部分におけるTCRの影響を抑制することを目的とする。また、ワイヤーボンディングにおける溶接痕の影響を抑制することを目的とする。
本発明の一観点によれば、抵抗材からなる板状の抵抗体と、その両側部に接合された電極材からなる板状の電極とから構成され、前記電極は、前記抵抗体と略同一平面となる上電極部と、配線パターンに実装される下電極部と、前記上電極部と下電極部の間の段部とから構成され、前記上電極部は、前記電極の配置方向と直交する方向において、前記抵抗体および前記下電極部よりも幅広である電流検出用抵抗器が提供される。
抵抗体に近い電極領域の幅を広くすることで、ワイヤーボンディング予定位置における電極の抵抗を低くすることができる。従って、シャント抵抗器の電極部分における寄与率を下げてTCRの影響を抑制することができる。
前記上電極部の配置方向と直交する方向において、前記抵抗体の幅は前記下電極部の幅以上であることが好ましい。
前記電流検出用抵抗器の側部には、前記抵抗体を少なくとも含む凹部が形成され、前記凹部の深さは、前記下電極部の両側面をつなぐ線上に及んでいないようにすると良い。
本発明は、抵抗材からなる板状の抵抗体と、その両側部に接合された電極材からなる板状の電極とから構成され、前記電極は、前記抵抗体と略同一平面となる上電極部と、配線パターンに実装される下電極部と、前記上電極部と下電極部の間の段部とから構成され、前記上電極部は、前記電極の配置方向と直交する方向において、前記抵抗体および前記下電極部よりも幅広である電流検出用抵抗器と、前記下電極部が実装固定され、検出対象の電流が流れる配線パターンと、前記上電極部であって抵抗体の近傍に固定されたボンディングワイヤーとからなり、前記上電極部は、前記ボンディングワイヤーが固定されるボンディング部から前記段部に至る部位が幅広である電流測定装置である。
本発明によれば、シャント抵抗器の電極部分におけるTCRの影響を抑制することができる。また、ワイヤーボンディングにおける溶接痕の影響を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態による電流検出装置の一構成例を示す斜視図である。 図1に対応する電流検出装置の平面図である。 図1、図2に示す、本実施の形態による電流検出装置用のシャント抵抗器の製造工程を示す図である。 本発明の第2の実施の形態によるシャント抵抗器の斜視図である。 本発明の第3の実施の形態によるシャント抵抗器の斜視図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例によるシャント抵抗器の斜視図である。 本発明の第4の実施の形態によるシャント抵抗器の斜視図である。 本発明の第5の実施の形態によるシャント抵抗器の斜視図である。 本発明の第6の実施の形態によるシャント抵抗器の斜視図である。 本発明の第1から第6までの各実施の形態によるシャント抵抗器の実装構造の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態による電流検出装置の一構成例を示す斜視図であり、図2は、図1に対応する電流検出装置の平面図である。図に示した寸法は一例であり、この値に限定されない。尚、図に記載したサイズは例示である。
本実施の形態による電流検出用のシャント抵抗器1は、Cu−Ni系等の板状の抵抗体3と、抵抗体3を有する電流検出用の抵抗器の両端間に電流を流すための、Cuなどからなる第1及び第2の電極5a、5bを備える。ここで例示するシャント抵抗器1は、抵抗体と電極とが接合面3a、3bにおいて突き合わされた、いわゆる突き合わせ構造の抵抗器であるが、突き合わせ構造の抵抗器に限定されるものではない。
第1及び第2の電極5a、5bは、それぞれ、第1および第2の段(差)部5a−3、5b−3を有している。第1および第2の段差部5a−3、5b−3よりも端部側に、第1および第2の端部側電極(下電極部)5a−1、5b−1が設けられている。第1および第2の段差部5a−3、5b−3よりも抵抗体3側に、第1および第2の抵抗体側電極(上電極部)5a−2、5b−2が設けられている。P1、P2は、例示的に示したワイヤーボンディング位置である。
第1および第2の抵抗体側電極(上電極部)5a−2、5b−2は、電極の配置方向と直交する方向において、抵抗体3および第1および第2の端部側電極(下電極部)5a−1、5b−1よりも幅広となっている(W>W)。
抵抗体3に近い第1および第2の抵抗体側電極(上電極部)5a−2、5b−2の電極領域の幅を広くすることで、ワイヤーボンディング予定位置における電極の抵抗を低くすることができる。従って、シャント抵抗器の電極部分における寄与率を下げてTCRの影響を抑制することができる。
以上のように、抵抗体3に接する電極部分5a−2、5b−2の幅を、突出部5a−4、5b−4、突出部5a−7、5b−7を形成することで抵抗体3の幅よりも広くしたため、この部分の抵抗値を下げることができる。このため、電流測定における電極部分の抵抗値への寄与割合が低下する。よって、電極部分のTCRの影響を抑えることができ、温度特性が改善する。
尚、電極の厚みを厚くしても同様の効果が得られる。但し、電極の曲げ加工が困難になる等の課題がある。
第1および第2の抵抗体側電極(上電極部)5a−2、5b−2を幅広にし、また図示しない基板からは浮かせた部分であるため、第1および第2の端部側電極(下電極部)5a−1、5b−1を従来のものから変更する必要がなく、実装ランドの変更を必要としない。また、第1および第2の抵抗体側電極(上電極部)5a−2、5b−2、すなわち、上電極部分を幅広にしたので、実装パターンへの影響はない。
抵抗体3に、その内方に向けた切り欠け部3cが形成されている。切り欠け部3cは、抵抗体3の電極間方向の全域と、電極5a,5bの一部に及んでいる。切り欠け部3cを設けることにより、抵抗値を微調整することができる。この際、上電極部分の突出部5a−4、5b−4の突出の範囲内で抵抗値調整のプレス加工を行って切り欠け部3cを形成することにより、ボンディングエリアを狭めずに済む。従って、ワイヤーボンディングがしやすい。図2において、第1および第2の端部側電極(下電極部)5a−1、5b−1から突出する寸法を、突出部5a−4、5b−4においてΔWで表す。切り欠け部3cにおいて切り欠け深さをΔWで表す。切り欠け部3cにおける深さ寸法ΔWは、ΔW以下である。すなわち、突出部5a−4、5b−4における突出範囲内で、切り欠け部3cを形成する。これにより、小型の抵抗器においてもワイヤーボンディングエリアを確保することができる。また、表面にメッキを施した後に切り欠け部3cを打ち抜く場合におけるメッキのひび割れがワイヤーボンディングの領域に及ばないようにしている。例えば、ΔWは、全幅を5mmとした場合に例えば0.5mm程度である。
また、切り欠き(凹部)3cの深さは、第1および第2の端部側電極(下電極部)5a−1、5b−1の両側面をつなぐ線上に及んでいない。
突出部5a−4、5b−4の反対側、すなわち、突出部5a−7、5b−7においては、抵抗体3と第1および第2の抵抗体側電極(上電極部)5a−2、5b−2とは面一であるが、第1および第2の端部側電極(下電極部)5a−1、5b−1よりは、ΔWだけ突出させても良い。突出部は、少なくとも一方に設けることが好ましい。
このような構成により、突出部5a−4、5b−4の反対側、すなわち、突出部5a−7、5b−7においても、突出部5a−4、5b−4側と同様にTCRの影響を抑制することができる。
例えば、突出部5a−4から突出部5b−4に至る突出部全体の幅を5mmとし、ΔWを0.5mmとした場合のTCRの変化量ΔTCRは−8ppm/K程度である。すなわち、突出部を設けることでTCRはマイナスの方向に変化する。
尚、後述のように表面めっきした場合は、切り欠き3cを形成するときのプレスによりめっきにひび割れが生じることがあるが、切り欠き3cの深さを突出部の突出範囲内とすることで、そのひび割れが、ボンディングエリアに及ばないようにしている。これにより、抵抗体3に接する電極部分の幅を確保することができる。
図3は、図1、図2に示すような、本実施の形態による電流検出装置用のシャント抵抗器の製造工程を示す図である。
図3(a)に示すように、まず、長尺の抵抗材3と、その両側に配置される長尺の第1及び第2の電極材5a、5bとを、側面が接触するように配置し、レーザなどによる溶接工程により抵抗材と電極材とを接続したフープ材Aを準備する。
図3(b)に示すように、第1及び第2の電極材5a、5bの一部を所定の形状に打ち抜く。打ち抜く形状は、第1及び第2の電極材5a、5bの外側の端部からL1の幅、抵抗体3に近い位置では、L2(L1>L2)の幅である。これにより、第1及び第2の電極材5a、5bの両側に、第1の切り欠け11aとそれに続く第2の切り欠け11bとからなる切り欠け部を形成する。
図3(c)に示すように、切り欠け部によって形成された第1および第2電極に相当する電極部分の両側の領域を、下方に向けて曲げ加工する。加工により形成する電極の段差はΔtである。
第1の切り欠け11aの内側面に沿って、第1及び第2の電極材5a、5b及び抵抗材3を所望の位置で切断することで、図3(d)に示すように、個片化する。
図3(e)に示すように、個片化したシャント抵抗器において、抵抗値調整用のトリミングのための切り欠け部3cなどを形成する。
以上の工程により、図1、図2に示すようなシャント抵抗器を効率的に形成することができる。
以上に説明したように、本実施の形態によるシャント抵抗器によれば、電極部分のTCRの影響を抑えることができ、温度特性が改善する。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。尚、図4から図8まででは、ワイヤーボンディング位置を示していないが、図2の位置と同様で良い。
図4は、本実施の形態によるシャント抵抗器の斜視図である。図4に示すシャント抵抗器1は、図1に示したシャント抵抗器と比べて、抵抗体3の両側に、突出部5a−4、5a−7、5b−4、5b−7、及び、切り欠け部3c−1、3c−2を有している点で異なる。すなわち、上電極部は、電極の配置方向と直交する方向において、抵抗体および下電極部よりも幅広であり、また両方に突出部を有する。また、抵抗体を含む領域の幅Wは、上電極部を含んで形成された切り欠け部3c−1、3c−2の幅Wよりも狭くなっている。
本実施の形態によれば、切り欠け部3c−1、3c−2のように抵抗体3の両側からトリミングを行うことで抵抗値を調整することができるため、抵抗値の調整量を大きくすることが可能である。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図5は、本実施の形態によるシャント抵抗器の斜視図である。図5に示すシャント抵抗器1は、図1に示したシャント抵抗器と比べて、一方の突出部5a−4−1の突出量(ΔW11)と、他方の突出部5b−4−1との突出量(ΔW12)とが異なる点を特徴とする。これにより、シャント抵抗器の左右を見分けやすいという利点がある。図6に示す例は、一方の電極5aは突出部を備えていないが、もう一方の電極5bは突出部を備えた構造の例である。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図7は、本実施の形態によるシャント抵抗器の斜視図である。図7に示すシャント抵抗器1は、図1に示したシャント抵抗器と比べて、抵抗体3の部分のみを切り欠くことで、第1および第2の抵抗体側電極(上電極部)5a−2,5b−2に実質的な突出部5a−4、5b−4が形成されている点で異なる。この例では、切り欠きの幅Wは、抵抗体の幅Wと同じである。
本実施の形態によれば、抵抗体3のみを切り欠くことで、両側の電極に実質的な突出部を形成すること、その際に第1および第2の抵抗体側電極(上電極部)5a−2,5b−2の幅を狭くしないことで電極の抵抗を小さくしないことが可能である。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
図8は、本実施の形態によるシャント抵抗器の斜視図である。図8に示すシャント抵抗器1は、図7に示したシャント抵抗器と比べて、抵抗体3の部分のうち切り欠き部分の幅Wが、抵抗体の幅Wよりも小さい点で異なる。
本実施の形態によれば、抵抗体3を切り欠くことで、実質的に電極のみで構成された突出部を形成することが可能である。
(第6の実施の形態)
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。
図9は、本実施の形態によるシャント抵抗器の斜視図である。図9に示すシャント抵抗器1は、図1に示したシャント抵抗器と比べて、無電界メッキ法により略全面に例えばNi−Pメッキを施している点で異なる。工程としては、図3(c)の状態でメッキを施すことができる。
メッキ膜を形成した後に個片化の切断をするため、斜線を施した領域には、メッキ膜が形成されていない。よって、斜線部分、即ち、シャント抵抗器の側面の一部において電極と抵抗体が露出している。なお、斜線部の反対側の側面の領域も同様である。
尚、個片化を行った後にメッキを施しても良い。
この構造では、突き合せ構造である上に、メッキ膜で全体が覆われているため、抵抗体3と電極5a−2、5b−2との境界がわかりにくくなっているが、本実施の形態では、抵抗体3の表面と電極5a,5bの抵抗体3側の領域(上段部)5a−2、5b−2との間に境界の目印となるように段差を設けているため、もしくは、突出部5a−4、5b−4を画像認識することによって、ワイヤーボンディングの位置合わせ(P1,P2)を行い、ボンディングすることができるという利点がある。なお、突出部によるボンディング位置合わせは他の実施例に係るシャント抵抗器でも同様に行うことができる。
なお、被覆41は、部分的に形成してもよい。例えば、電極5a、5bの配線パターンとの接続部に形成してもよく、また、符号5a−2、5b−2に示す、ボンディングワイヤーの接続位置に形成してもよい。
(第7の実施の形態)
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。
図10は、第1から第6までの各実施の形態によるシャント抵抗器の実装構造を示す図である。抵抗体3よりの電極5a−2、5b−2の領域から、ランド51a、51bにワイヤーボンディングを行う(61a、61b)ことで、シャント抵抗器を実装基板等に実装することができる。
上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
本発明は、電流検出装置に利用可能である。
P1、P2…ワイヤーボンディング位置
1…シャント抵抗器
3…抵抗体
3c…切り欠け部
5a、5b…電極
5a−3…第1の段(差)部
5b−3…第2の段(差)部
5a−1…第1の端部側電極(下電極部)
5b−1…第2の端部側電極(下電極部)
5a−2…第1の抵抗体側電極(上電極部)
5b−2…第2の抵抗体側電極(上電極部)
5a−4、5b−4、5a−7、5b−7…突出部

Claims (4)

  1. 抵抗材からなる板状の抵抗体と、その両側部に接合された電極材からなる板状の電極とから構成され、
    前記電極は、前記抵抗体と略同一平面となる上電極部と、配線パターンに実装される下電極部と、前記上電極部と下電極部の間の段部とから構成され、
    前記上電極部は、前記電極の配置方向と直交する方向において、前記抵抗体および前記下電極部よりも幅広である
    電流検出用抵抗器。
  2. 前記上電極部の配置方向と直交する方向において、前記抵抗体の幅は前記下電極部の幅以上である請求項1に記載の電流検出用抵抗器。
  3. 前記電流検出用抵抗器の側部には、前記抵抗体を少なくとも含む凹部が形成され、
    前記凹部の深さは、前記下電極部の両側面をつなぐ線上に及んでいない
    請求項1又は2に記載の電流検出用抵抗器。
  4. 抵抗材からなる板状の抵抗体と、その両側部に接合された電極材からなる板状の電極とから構成され、
    前記電極は、前記抵抗体と略同一平面となる上電極部と、配線パターンに実装される下電極部と、前記上電極部と下電極部の間の段部とから構成され、
    前記上電極部は、前記電極の配置方向と直交する方向において、前記抵抗体および前記下電極部よりも幅広である電流検出用抵抗器と、
    前記下電極部が実装固定され、検出対象の電流が流れる配線パターンと、
    前記上電極部であって抵抗体の近傍に固定されたボンディングワイヤーとからなり、
    前記上電極部は、前記ボンディングワイヤーが固定されるボンディング部から前記段部にかけて幅広である
    電流測定装置。
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