JP6457172B2 - 抵抗素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、抵抗素子及びその製造方法に関する。
近年、自動車の電装化技術等の進歩に伴って、エンジン、エアコン等の制御を行うECU(Electronic Control Unit)の搭載数が増大している。このため、ECUの小型化が要求されている。平面的な実装構造を用いると小型化には限界があるため、三次元的な実装構造が採用されてきている。
シャント抵抗器においては、PCBに、はんだ実装され、PCBの配線パターン上に形成された擬似的なケルビン端子で電気特性を検出する方法がある。その一方で、PCBにはんだ実装し、シャント抵抗器の端子上面にワイヤーボンディングを行って電気特性を検出することによって、ECUの小型化を実現しようとする方法が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−233706号公報
ところで、シャント抵抗器が実装される基板配線(ランド)は、小型化を実現するために段差を有する場合が生じる。そのような同一平面にないランドへの実装に対応するため、例えばランドに接着するシャント抵抗器の2つ端子をランドの段差に合わせた形態とする必要がある。
このような場合には、2つの端子の構造が異なるためシャント抵抗器の実装方向を端子に依存させて合わせる必要があるが、シャント抵抗器は小形であるため、端子の立体構造の違い(段差)のみで方向を確認することは容易ではない。
また、電流検出においては、シャント抵抗器の特性はより高精度であることも要求されている。
本発明は、シャント抵抗器などの抵抗素子における端子の方向の確認を容易にする技術を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、本体部と、前記本体部の両端に設けられた第1及び第2の端子部と、からなる抵抗素子であって、前記本体部の少なくとも一方の側部に突出部などの特徴形状を備えたことを特徴とする抵抗素子が提供される。
前記突出部により、端子部(例えば、長手方向)の方向性を識別可能としたジャンパー素子または抵抗素子となる。
前記本体部の両側部にそれぞれ第1の突出部と第2の突出部とを備え、前記第1の突出部と前記第2の突出部とは(特徴)形状が異なることを特徴とする。
第1の突出部と第2の突出部の例えば上面から見た特徴形状を異ならせることで、端子部(長手方向)の方向性の識別力を向上させることができる。
さらに、前記本体部の金属材を被覆する被覆材を有することを特徴とする。
前記第1の突出部と前記第2の突出部とのいずれか一方の端部は、前記被覆材により覆われていないことを特徴とする。
本発明の他の観点によれば、本体部と、前記本体部の両端に設けられた第1及び第2の端子部と、前記本体部の少なくとも一方の側部に突出部を有する抵抗素子の製造方法であって、金属材からなるシート状またはフープ状の板状体を準備し、前記板状体に、前記端子部の外周形状を画定するための孔を形成し、且つ、前記本体部の側部において板状体と連結した第1の連結部を形成する工程と、前記第1の連結部において切断することによって本体部の側部に突出部を形成する工程と、を有することを特徴とする抵抗素子の製造方法が提供される。
ここで、前記第1の連結部における切断位置に依存する前記突出部の突出量により前記本体部の抵抗値を調整する工程を有することを特徴とする。
前記本体部の他の側部に第2の連結部が形成され、前記第2の連結部において切断する工程を有することを特徴とする。
ここで、前記第2の連結部には、予め少なくとも1の孔が形成されており、前記第2の連結部を前記孔の形成部において切断することにより、前記本体部の他の側部に複数の突出部が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、シャント抵抗器などの抵抗素子における方向の確認を容易にする技術を提供することができる。
本発明の実施の形態による抵抗素子の例としてシャント抵抗器を基板配線に実装して電流監視を行っている様子を示す図である。 図2は、シャント抵抗器の側断面図である。 図3は、シャント抵抗器の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態によるシャント抵抗器の一構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態によるシャント抵抗器の一構成例を示す図である。 製造方法の一例として第2の実施の形態によるシャント抵抗器を製造する工程の概要を1図面で示す図であり、T1からT9までに示す図は、異なる工程後の構造を示している。 (a)から(e)までは、シャント抵抗器を製造する工程を示す図である。 シャント抵抗器の突出部を変更した変形例を示す図である。 図6AのT8において、位置P1と位置P2との突出方向に異なる位置のいずれかで切断することで突出部Aの寸法を変更し、シャント抵抗器の本体部の抵抗を調整した様子を示す図である。 Cuなどのシートに、無電界メッキなどでNi−Pなどを被覆し後に突出部で抵抗器を切り離す様子を示す図である。 図9のIa−Ib線に沿った断面図である。 図9のIc−Id線に沿った断面図である。 図6A、Bに示す切断方向とは異なる方向で切断してシャント抵抗器を形成する様子を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態による抵抗素子について図面を参照しながら詳細に説明する。シャント抵抗器は、平板状またはリボン状の金属材を屈曲して抵抗体として用い、その両端に電極を配設した低抵抗器であり、放熱性が良好で電流容量が大きくとれるため、電流検出用抵抗器等に広く用いられている。この電極構造としては、上述した金属材にめっき電極を形成することが一般に行われている。
図1は、本実施の形態による抵抗素子の例としてシャント抵抗器を基板配線に実装して電流監視を行っている様子を示す図であり、図2は、シャント抵抗器の側断面図である。図3は、シャント抵抗器1の斜視図である。図1、図2に示すように、シャント抵抗器1は、本体部1aと、その長手方向の両端に位置する端子部A、端子部Bと、を有している。図2に示すように、シャント抵抗器1の端子部Aは、基板配線3の一方に、シャント抵抗器1の端子部Bは、基板配線3の他方に、その裏面が基板配線3の上面(ワイヤなどの電流配線と接触する接触面)に接着するように配置され、端子部A、端子部Bは、電流監視IC5に、ボンディングワイヤ7などにより接続されている。ここで、端子部Aの下面と端子部Bとの下面とは、本体部1aを水平に位置させた場合に、例えば、基板配線3の段差分tだけ位置が異なっている。すなわち、断面構造に方向性がある。
このように、シャント抵抗器1には、端子部Aと端子部Bとの位置に関する方向性が存在するため、シャント抵抗器1を図1のように実装しようとする場合に、シャント抵抗器1の方向を知ることが重要である。
そこで、図3に示すように、本実施の形態によるシャント抵抗器1では、端子部Aと端子部Bとを見分けやすくするため、本体部1aの端子部A−端子部Bとを結ぶ方向と交差する方向(図では直交する方向)に、本体部1aの少なくとも一方側の側面から突出する突出部Cを設けた。すなわち、短手方向に突出部Cを設けている。突出部Dについては後述する。
ここでは、突出部Cを設けることにより、端子部の方向を知るようにしたが、本体部1aの形状を異なるようにすれば、端子部Aと端子部Bとの方向は識別できるため、凹部を設けるなどの方法もあり、形状により方向性を知ることが出来れば、そのための方法を限定するものではない。突出部でなくても、特徴的な形状である特徴形状であれば良い。以下では、識別するための構造として突出部を設ける場合を例にして説明を行う。
尚、長手方向、短手方向とは便宜上用いた用語であり、長手方向とは抵抗器を利用する場合の電流が流れる方向であり、寸法により限定したものではない。
図4は、本発明の第1の実施の形態によるシャント抵抗器の上面からみた一構成例を示す図である。シャント抵抗器1は、金属材からなる本体部1aと、本体部1aの両端の端子部A・Bと、本体部の一方の側部に突出部Cを備えている。これにより、図2に示すように、一方の端子部Aと、他方の端子部Bとは形状(構造)が異なり、方向性を有する場合であっても、突出部Cの本体部1aからの突出方向により、端子部A・Bの方向を識別可能としている。
以上に説明したように、本実施の形態によるシャント抵抗器によれば、本体部1aに突出部を設け、その突出方向に基づいて、端子部A・Bの方向を識別することが可能なため、簡単な構造で基板配線への実装方向を判定して実装を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明を行う。
図5は、本発明の第2の実施の形態によるシャント抵抗器の一構成例を示す図である。シャント抵抗器1は、金属材からなる本体部1aと、本体部1aの両端の端子部A・Bと、本体部1aの一方の側部に突出部Cと、他方の側部から突出部Cとは異なる突出形状を有する突出部Dとを備えている。これにより、図2に示すように、一方の端子部Aと、他方の端子部Bとは形状(構造)が異なり、方向性を有する場合であっても、突出部Cと突出部Dとの突出形状の相違に基づいて、端子部A・Bの方向を識別可能としている。
次に、上記の各実施の形態によるシャント抵抗器の製造方法について説明する。まず、板状(帯状)の抵抗用材料としては、Cu、Cu−Ni系、Cu−Mn系などの金属の板材を用い、或いは、それに無電解めっき法によりNi−P被膜を形成したものが用いられることができる。
図6Aは、製造方法の一例として第2の実施の形態によるシャント抵抗器を製造する工程の概要を1図面で示す図であり、T1からT9までに示す図は、異なる工程における平面構造を示している。一方、図6Bは、製造工程順に構造を示す図である。まず、図6AのT1−T2及び図6B(a)に示すように、フープ状の金属材であるシート41に関して、後に突出部D(D1,D2)を形成するための孔31aをパンチなどにより形成する。なお、シート41として、図6A等では、長尺状の板材であるフープ状もしくはリボン状の金属材を用いているが、縦横方向に多数の抵抗器を配列して製造することが可能な平板状(シート状)の金属材を用いてもよい。次に、図6AのT2−T3及び図6B(b)に示すように、シート(板状体)41に、端子部A、Bの長手方向の外縁を形成するための第1の孔33aを、長手方向に複数形成する。これにより、1つのシャント抵抗器の端子部A・Bの端面を画定することができる。
次に、図6AのT4−T5及び図6B(c)に示すように、シャント抵抗器1の端子部A,Bの短手方向の側面を画定するとともに、本体部1aの一方に突出部を形成するための第2の孔35aを長手方向に複数形成する。次に、図6AのT6、T7に示すように、2回のプレス加工(加工1、加工2)によって、本体部1aが端子部A・Bより隆起した形状に加工して、本体部1aと端子部A・Bを形成し、また、端子部Aを端子部Bよりも段差分tだけ高い段差を有するように加工して、図3のように端子部Aと端子部Bとの高さの差を設ける。なお、図6Aにおいて、上下2列の製品列が形成されており、上列はそれぞれ右側が端子部A(高い段差を有する)、左側が端子部B(端子部Aよりも低い段差)とされ、下列はそれぞれ左側が端子部A、右側が端子部Bとされる。
本体部1aの両側面において、シート41と連結する第1及び第2の連結部(図6B(c)における第1の連結部37a・第2の連結部37b)が形成されている。
次いで、図6AのT8及び図6B(d)に示すように、プレスP等により、突出部Cの突出量を調整しながら突出部Cを形成する。なお、図6B(d)においてプレスPは複数個をプレスするようにしているが、図6AのT8に示すように個々にプレスするようにしてもよい。すなわち、本体部1aの短手方向の外側の第1の連結部37aを切断して端面を露出させ、第2の孔35aの短手方向の外側の開口領域とともに、板状体41の短手方向の外縁部を板状体41から切り離す。すると、図6AのT9及び図6B(e)に示すように、シャント抵抗器1のうち突出部D側のみがシート内側(本体)45に連結された構造を得ることができる。ここでは、突出部Dとして2箇所の第2の連結部37bでシート内側(本体)45に連結されているため、この第2の連結部37bにおいてシャント抵抗器とシート内側(本体)45とを切断すると、突出部Dが形成される。孔31aの数により突出部Dの数を調整することができる。なお、孔31aは第2の連結部37bの略中心に形成しているが、形成位置を偏らせることによって方向性を識別するようにすることも可能である。
すなわち、本体部1aの短手方向の内側の端面を切断により露出させ、第2の孔35aの短手方向の内側の開口領域とともに、板状体41の短手方向の内縁部であるシート内側(本体)45を板状体41から切り離すことができる。
なお、図7に例示するように、シャント抵抗器の突出部は、その位置及び数を任意に変更することができる。
図8に示すように、図6AのT8において、突出部Cを形成するための切断工程において、位置P1と位置P2との突出部Cの突出方向に異なる位置のいずれかで切断することで突出部Cの寸法を変更できるため、シャント抵抗器の本体部1aの抵抗を調整することができる。したがって、位置P1で切断した抵抗器と、位置P2で切断した抵抗器の、抵抗値の異なる2種類の抵抗器を、同じシート41から製造することが可能となる。また、切断前に端子部A,B間の抵抗値を測定し、得られた値に応じて突出部Cを形成する第1の連結部37aの切断位置を定めるようにしてもよい。この場合、予め、切断位置の移動に対する抵抗値の変化率を測定しておくとよい。また、同じシートから予め個片化した抵抗器の抵抗値を測定し、その値に応じて未だ切断していない第1の連結部37aの切断位置を定めてもよい。突出部Dを形成する第2の連結部37bの切断位置を調整してもよく、双方の連結部37a・37bの切断位置を調整しても良い。
尚、図6AのT9の工程を終えた後に、Cuなどのシート45に、図9に示すように全面に無電界メッキなどでNi−Pなどを被覆すると、図10(図9のIa−Ib線に沿った断面図)のように、Ni−Pなどの金属膜1xで被覆されたシャント抵抗器1が作成できる。尚、突出部Dはシート内側(本体)45と連結した状態で金属被膜を形成するため、切断後における図9のic−Id線に沿った断面は、図11に示すように、突出部Dの端部が金属膜1xに被覆されない構造となる。しかし、端子部A,Bはシート内側(本体)45から分離した状態で金属膜を形成するため、端子部A,Bは金属膜1xにより被覆される。したがって、実装部分やボンディングワイヤの接続部分には金属膜1xを形成し、且つ、シートの状態でメッキをすることができる。このようにすれば、切断前に複数のシャント抵抗器を一括してメッキすることができるため、工程が簡単化する。なお、金属膜1xは、Niなどの被膜を電解メッキにより形成してもよい。
図6Aに示すように、短手方向に対をなす第2の孔35aを形成する長手方向のシート内側(本体)45の第2の開口領域と長手方向で繋がる位置に、予め少なくとも1の孔31aを形成しておくことにより、短手方向の内縁部からシャント抵抗器1を切り離すにおいて、本体部1aの突出部のうち短手方向の側部の突出部Dの数を調整することができる。
また、短手方向に対をなす第2の孔35a間の長手方向の板状体41の加工形状に依存させて、本体部1aの突出部の短手方向の側部の突出形状を識別可能とすることで、例えば、図6B(a)〜(c)のように、内側の第2の孔35a間に1つの孔31aを設けると、図7(b)のように、突出部の数を一方で1、他方で2とすることができる。
以上に説明したように、本実施の形態による製造方法により、2つの端子部を有するシャント抵抗器の方向を上から見て簡単に識別することが可能である。
尚、図7の第1と第2の突出部の配置を反対にして、最初に第2の突出部を切断するようにしても良い。
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図12は、図6Aに示す切断方向とは異なる方向で切断してシャント抵抗器を形成する様子を示す図である。シート41に、端子部を画定する2つの向き合うコの字状の孔61と、その間に設けられたコの字の先端方向の孔63とを形成し、プレスPで切断していく。すると、第1、第2の実施の形態と同様の形態を有するシャント抵抗器1(斜線部)を作成することができる。
以上に説明したように、本発明の各実施の形態によれば、本体部1aの両端に端子部A・Bを有するシャント抵抗器1において、その方向を識別できるように本体部1aからの突出部を少なくとも一方に形成しておく。これにより、小型化を図った立体形の端子部の高さが異なるようにした場合でも、設置方向を正しくすることができ、工程を容易にすることができる。また、突出部の大きさにより、抵抗値を調整することができるため、高精度な抵抗器を製造することができる。
上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
本発明は、抵抗器に利用可能である。
1…シャント抵抗器、1a…本体部、A、B…端子部、C、D…突出部、3…基板配線、5…電流監視IC、7…ワイヤ、33a…第1の孔、35a…第2の孔、41…板状体。

Claims (4)

  1. 本体部と、前記本体部の両端に設けられた第1及び第2の端子部と、前記本体部の少なくとも一方の側部に突出部を有する抵抗素子の製造方法であって、
    金属材からなるシート状またはフープ状の板状体を準備し、
    前記板状体に、前記端子部の外周形状を画定するための孔を形成し、且つ、前記本体部の側部において板状体と連結した第1の連結部を形成する工程と、
    前記第1の連結部において切断することによって本体部の側部に突出部を形成する工程と、を有することを特徴とする抵抗素子の製造方法。
  2. 前記第1の連結部における切断位置に依存する前記突出部の突出量により前記本体部の抵抗値を調整する工程を有することを特徴とする請求項に記載の抵抗素子の製造方法。
  3. 前記本体部の他の側部に第2の連結部が形成され、
    前記第2の連結部において切断する工程を有することを特徴とする請求項に記載の抵抗素子の製造方法。
  4. 前記第2の連結部には、予め少なくとも1の孔が形成されており、
    前記第2の連結部を前記孔の形成部において切断することにより、前記本体部の他の側部に複数の突出部が形成されることを特徴とする請求項に記載の抵抗素子の製造方法。
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