JP5445193B2 - 抵抗器、抵抗器の実装方法、抵抗器の測定方法 - Google Patents

抵抗器、抵抗器の実装方法、抵抗器の測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、各種電子機器の電流値を電圧値として検出するための低抵抗値の抵抗器に関するものである。
従来のこの種の抵抗器は、図6に示すように、金属板で構成した抵抗体1と、この抵抗体1の両端部に形成された一対の金属端子2とを備え、そして、前記一対の金属端子2のそれぞれの先端部を2つの脚部2a、2bに分割し、かつこの2つの脚部の一方2aを電流用端子、他方2bを電圧測定用端子として使用していた。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平8−115802号公報
上記した従来の抵抗器においては、電流用端子に対して電圧測定用端子が片側のみに位置しているため、検出された電流値の精度が悪化する可能性があるという課題を有していた。
すなわち、図7に示すように、電流用端子3に対して電圧測定用端子4が片側のみに位置している場合で、実装基板上において抵抗器の片側と接続されるランドパターンの幅が抵抗器の幅より広いとき、電流が電圧測定用端子4の近傍を流れる場合(実線)と、電流が電圧測定用端子4の遠い位置を流れる場合(破線)とがあり、そして、電流が電圧測定用端子4の近傍を流れる場合は電圧測定用端子4が測定できる電流が大きく(電位が高く)なり、一方、電流が電圧測定用端子4の遠い位置を流れる場合は電圧測定用端子4が測定できる電流が小さく(電位が低く)なるため、同じ電流を流しても電圧測定用端子4で検出される電圧値は変動し、この結果、検出された電流値も変動してしまうからである。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、電流値を精度よく検出できる抵抗器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、金属板で構成した抵抗体と、この抵抗体の両端部に形成された一対の金属端子とを備え、前記一対の金属端子のそれぞれの先端部を3つの脚部に分割し、かつこれらの脚部をそれぞれ同じ方向に突出させるとともに互いに平行になるように配置して、前記脚部が電流通電方向と垂直な方向における同じ位置で分割されるようにし、さらに、前記一対の金属端子の先端部において、前記脚部のうち両端に位置する脚部を電圧測定用端子とし、他の脚部を電流用端子としたもので、この構成によれば、3つの脚部のうち2つを電圧測定用端子、1つを電流用端子とし、1つの電流用端子に対してその両側に2つの電圧測定用端子を配置することができるため、電流が一方の電圧測定用端子の遠い位置を流れる場合でも、他方の電圧測定用端子の近傍を流れることになり、これにより、電圧測定用端子が測定できる電流が大きくなったり小さくなったりすることはなくなるため、同じ電流を流した場合、電圧測定用端子で検出される電圧値が変動するということはなくなり、この結果、電流値を精度よく検出できるという作用効果が得られるものである。
以上のように本発明の抵抗器は、3つの脚部のうち2つを電圧測定用端子、1つを電流用端子とし、1つの電流用端子に対してその両側に2つの電圧測定用端子を配置することができるため、電流が一方の電圧測定用端子のより遠い位置を流れる場合でも、他方の電圧測定用端子の近傍を流れることになり、これにより、電圧測定用端子が測定できる電流が大きくなったり小さくなったりすることはなくなるため、同じ電流を流した場合、電圧測定用端子で検出される電圧値が変動するということを防止でき、この結果、電流値を精度よく検出できるという優れた効果を奏するものである。
本発明の一実施の形態における抵抗器の斜視図 同抵抗器を含む回路の模式図 同抵抗器の他の例を示す斜視図 同抵抗器の他の例を示す斜視図 同抵抗器の他の例を示す斜視図 従来の抵抗器の斜視図 同抵抗器を含む回路の模式図
以下、本発明の一実施の形態における抵抗器について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態における抵抗器の斜視図である。
本発明の一実施の形態における抵抗器は、図1に示すように、金属板で構成した抵抗体11と、この抵抗体11の両端部に形成された一対の金属端子12とを備えている。そして、前記一対の金属端子12のそれぞれの先端部を3つの脚部12a、12b、12cに分割し、かつこれらの脚部12a、12b、12cをそれぞれ同じ方向に突出させるとともに互いに平行になるように配置して、前記脚部12a、12b、12cが電流通電方向と垂直な方向における同じ位置で分割されるようにしているものである。
上記構成において、前記抵抗体11は、その形状が直方体で、銅ニッケル、ニクロム、マンガニン等の金属板により構成されている。
また、前記一対の金属端子12は、前記抵抗体11より電気伝導度が大きな金属、例えば金、銀、銅、アルミニウム等の金属により板状に構成され、かつ抵抗体11の両端部に形成されている。そして、この金属端子12は前記抵抗体11の下面に、レーザ溶接、超音波溶接、電気溶接、熱間接合、クラッド接合等の方法で接合され、これにより、金属端子12は抵抗体11の下面と電気的に接続される。また、一対の金属端子12および脚部12a、12b、12cと抵抗体11とは直線状に配置され、電流は一対の金属端子12間に流れる。
さらに、一対の金属端子12のそれぞれの先端部は、電流通電方向と平行な方向に切り込まれた2つのスリットによって3つの脚部12a、12b、12cに分割されている。すなわち、一方の金属端子12の先端部は3つの脚部12a、12b、12cに分割され、そして、これらの脚部12a、12b、12cは同じ方向に突出しているものであり、また、他方の金属端子12の先端部も3つの脚部12a、12b、12cに分割され、そして、これらの脚部12a、12b、12cも同じ方向に突出するように設けられており、したがって、脚部は計6つ形成されている。ここで、一方の金属端子12に設けられた脚部と他方の金属端子12に設けられた脚部とは互いに逆方向に向いている。そして、一対の金属端子12のそれぞれの先端部において、両端の脚部12a、12cが電圧測定用端子として使用され、かつこの両端の脚部12a、12c間に挟まれた脚部12bが電流用端子として使用される。さらに、電流用端子として使用される脚部12bの幅は、電圧測定用端子として使用される脚部12a、12cの幅より広くなっている。また、一対の金属端子12のそれぞれにおいて、3つの脚部12a、12b、12cは互いに上面視にて平行になるように配置している。
そしてまた、3つの脚部12a、12b、12cは電流通電方向と垂直な方向における同じ位置(図1の破線で表される電流通電方向と直交する線)で分割される必要がある。この場合、異なる位置で分割されると、2つの電圧測定用端子で測定される電圧値(抵抗値)が異なり、正確な電流値が測定できないからである。
また、抵抗体11の上面、および一対の金属端子12間における抵抗体11の下面には保護膜(図示せず)が形成され、一対の金属端子12のうち少なくとも脚部12a、12b、12cには銅めっき、錫めっきからなるめっき層(図示せず)が形成されている。
なお、抵抗体11と一対の金属端子12は、上記したように別体の金属で構成するのではなく、抵抗体11と一対の金属端子12とを一体の金属で構成してもよい。
上記したように本発明の一実施の形態においては、3つの脚部12a、12b、12cのうち、12a、12cを電圧測定用端子、12bを電流用端子とし、1つの電流用端子に対してその両側に2つの電圧測定用端子を配置することができるため、電流が一方の電圧測定用端子より遠い位置を流れる場合でも、他方の電圧測定用端子の近傍を流れることになり、これにより、電圧測定用端子が測定できる電流が大きくなったり小さくなったりすることはなくなるため、同じ電流を流した場合、電圧測定用端子で検出される電圧値が変動するということを防止でき、その結果、電流値を精度よく検出できるという効果が得られるものである。
すなわち、図2に示すように、実装基板上において抵抗器の片側と接続されるランドパターン(グランド側)の幅が抵抗器の幅より広い場合、電流が一方の電圧測定用端子14aの近傍を流れる場合(実線)と、電流が他方の電圧測定用端子14bの近傍を流れる場合(破線)があるが、電流用端子13に対して電圧測定用端子14a、14bをその両側に配置するようにすれば、電流が一方の電圧測定用端子14aの近傍を流れる場合には、他方の電圧測定用端子14bの近傍を流れる電流は小さく(電位が低く)なって検出される電圧も低くなるが、当該一方の電圧測定用端子14aの近傍を流れる電流はその分だけ大きく(電位が高く)なって検出される電圧が高くなる。したがって、一方の電圧測定用端子14aで検出された電圧と他方の電圧測定用端子14bで検出された電圧を計算(加算)することによって、正確な電圧を検出することができるため、電流値を精度よく検出することができる。
また、一対の金属端子12の先端部に2つのスリットを入れているため、表面積は大きくなり、これにより、抵抗体11で発生した熱を効率的に外部に逃がすことができる。
なお、上記本発明の一実施の形態においては、一対の金属端子12および脚部12a、12b、12cと抵抗体11とを直線状に配置するようにしているが、図3に示すように、3つの脚部12a、12b、12cのすべてを下方に折り曲げてもよく、また、図4に示すように、電流用端子となる脚部12bのみを下方に折り曲げてもよく、さらには、図5に示すように、2つの電圧測定用端子12a、12cのみを下方に折り曲げてもよい。
本発明に係る抵抗器は、電流値を精度よく検出できるものであり、特に各種電子機器の電流値を電圧値として検出するための低抵抗値の抵抗器等において有用となるものである。
11 抵抗体
12 一対の金属端子
12a、12b、12c 脚部

Claims (3)

  1. 金属板で構成した抵抗体と、この抵抗体の両端部に形成された一対の金属端子とを備え、前記一対の金属端子のそれぞれの先端部を3つの脚部に分割し、かつこれらの脚部をそれぞれ同じ方向に突出させるとともに互いに平行になるように配置して、前記脚部が電流通電方向と垂直な方向における同じ位置で分割されるようにし、さらに、前記一対の金属端子の先端部において、前記脚部のうち両端に位置する脚部を電圧測定用端子とし、他の脚部を電流用端子とした抵抗器。
  2. 請求項1記載の抵抗器において、電圧測定用端子となる脚部、または電流用端子を下方に折り曲げるようにして実装基板に実装するようにした抵抗器の実装方法。
  3. 請求項1記載の抵抗器において、一方の電圧測定用端子で検出された電圧と、他方の電圧測定用端子で検出された電圧を加算することによって、電流値を検出するようにした抵抗器の測定方法。
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