JP2016052740A - 処理液塗布装置及び画像形成システム - Google Patents

処理液塗布装置及び画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016052740A
JP2016052740A JP2014179452A JP2014179452A JP2016052740A JP 2016052740 A JP2016052740 A JP 2016052740A JP 2014179452 A JP2014179452 A JP 2014179452A JP 2014179452 A JP2014179452 A JP 2014179452A JP 2016052740 A JP2016052740 A JP 2016052740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing liquid
roller
recording medium
rotating member
application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014179452A
Other languages
English (en)
Inventor
洋典 沼田
Hironori Numata
洋典 沼田
橋本 靖司
Yasushi Hashimoto
靖司 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014179452A priority Critical patent/JP2016052740A/ja
Priority to US14/840,773 priority patent/US9399354B2/en
Publication of JP2016052740A publication Critical patent/JP2016052740A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2107Ink jet for multi-colour printing characterised by the ink properties
    • B41J2/2114Ejecting specialized liquids, e.g. transparent or processing liquids
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/0015Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form for treating before, during or after printing or for uniform coating or laminating the copy material before or after printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/02Air-assisted ejection

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】転写ローラの塗布ローラへの圧接/退避状態において、塗布ローラとスクイーズローラとの圧接荷重分布を均等化して、処理液塗布開始動作直後から均一な塗布状態を得ることができる処理液塗布装置を提供する。
【解決手段】塗付ローラ1と転写ローラ3との圧接による記録媒体の搬送開始後には、記録媒体の搬送速度が印刷中の定常速度に達するまでの加速時間が設定されており、記録媒体が搬送開始される前に、スクイーズローラ2が塗付ローラ1に圧接し、その際の圧接荷重L0が付与され、記録媒体が搬送開始され、その加速動作中に、転写ローラ3が記録媒体を介して塗付ローラ1に圧接し、その際付与される圧接荷重L1が圧接荷重L0よりも大きくなるように、圧接荷重可変手段によって圧接荷重L0<L1に変更される。
【選択図】図3

Description

本発明は、処理液塗布装置及び画像形成システムに関し、詳しくは、インクジェット記録装置等を含む印刷装置に供給する長尺状の記録媒体にインクの滲みを抑える処理液を塗布する処理液塗布装置及びこの処理液塗布装置を備えた画像形成システムに関する。
記録媒体を給送する給紙装置とインクジェットプリンタとの間に処理剤液塗布装置を置き、記録媒体に対してインクを吐出する前に処理剤液を塗布することで、インク画像の滲みを抑制して高画質化する画像形成システム及び処理剤液塗布装置が知られている(特許文献1〜3)。以下、本明細書では、処理剤液を「処理液」と、処理剤液塗布装置を「処理液塗布装置」という。
特許文献1〜3では、処理液塗布装置内の塗布ユニットが、搬送される長尺状の連続紙や連帳紙の記録媒体(以下、単に「用紙」ともいう)に対してインク画像の滲みを抑制して高画質化するための処理液の塗布を行う。
塗布ユニットは、スクイーズローラと、塗布ローラと、加圧ローラ(以下、「転写ローラ」という)とを備えている。スクイーズローラは、処理液を汲み上げる機能を有し、塗布ローラに対して圧接及び退避(以下、圧接したり退避したりすることを「圧接/退避」とも記載する)可能に構成されている。塗布ローラは、スクイーズローラの圧接により通過液量を計量し、計量された処理液を表面に維持し記録媒体位置まで搬送する機能を有する。転写ローラは、塗布ローラとの間に記録媒体を挟み、塗布ローラに対して圧接/退避可能に構成されており、転写ローラが塗布ローラに圧接することにより塗布ローラ表面の計量後の処理液を記録媒体に転写させる。
記録媒体に直接処理液を塗布する場合には、塗布ローラと転写ローラの間には記録媒体があるため、記録媒体が停止した状態で、転写ローラを塗布ローラに圧接した場合には以下の問題が発生する。
(1)起動時(加速時)には、記録媒体搬送駆動部と塗布ローラ駆動部の追従性が不安定になり易く、この状態で搬送を開始すると記録媒体に張力変動を発生させ、記録媒体の搬送性が悪化する。
(2)塗布ローラ表面に残留している処理液の粘性により、記録媒体が塗布ローラ表面に貼り付き、これにより記録媒体が塗布ローラに巻き付きジャムを発生させる。
(3)圧接中の時間経過により記録媒体に浸透、転写された処理液により記録媒体の強度が低下し、この強度低下部に記録媒体搬送時の張力が加わると、記録媒体が破断しジャムを発生させる。
上記(1)〜(3)の問題を回避するためには、記録媒体搬送開始前にスクイーズローラと塗布ローラを圧接回転させ、記録媒体搬送開始後に転写ローラを塗布ローラに圧接しニップを形成させることが必要となる。しかしながら、この動作においては、転写ローラ圧接時と退避時との2種の状態が発生する。そのため、転写ローラ退避時には、塗布ローラの撓みにより、塗布ローラとスクイーズローラとの長手方向の単位長さ当たりの圧接荷重の最大値と最小値の差である圧接荷重分布差が生じ、ニップバランスが崩れることとなる。
上記ニップバランスが崩れた状態での塗布ローラの回転により、塗布ローラの撓みにより荷重が低くなった部位にて処理液の計量される量が過剰となり、この処理液が塗布ローラ表面に付着した状態となる。この状態で転写ローラが塗布ローラに圧接され、記録媒体が塗布ローラと転写ローラの間で圧接されると、以下の不具合・問題が発生する。
(浸透性が悪い記録媒体の場合)
例えば、グロスコート紙のような浸透性が悪い記録媒体の場合、以下の問題が発生する。
(1)塗布ローラ表面の過剰な処理液が用紙と塗布ローラの間で引き伸ばされながら用紙に塗布され、例えば記録媒体搬送方向の4m以上の範囲にわたり、過剰塗布部となる。この過剰塗布部は、処理液の正常塗布部と比較し、画像印刷時における光沢性に差異が現れるため、印刷に適さず、損紙(捨て紙)となり、損紙増大を招く。
(2)過剰塗布部が下流側に配置されているローラと接触することにより、ローラの汚れを促進させ、清掃周期を著しく短くする。
(3)また、不要な処理液を塗布することによる処理液の消費量増大を招く。
(浸透性が良い記録媒体の場合)
例えば、普通紙(PPC)などのような浸透性が良い記録媒体の場合、以下の不具合・問題が発生する。
(1)塗布ローラ表面の過剰な処理液が起動部の用紙に浸透する。用紙に過剰な処理液が染み込むため、用紙の剛性が下がり、この部分を起点とし、用紙の破れが発生する。他の問題は、前記の浸透性が悪い記録媒体の場合と同様である。
また、塗布ローラの撓みを防止するために、塗布ローラの径を大きくすると、計量部を通過する処理液量が増加し、適正な塗布量を得られなくなる。
本発明は、転写ローラの塗布ローラへの圧接/退避状態において、塗布ローラとスクイーズローラとの圧接荷重分布を均等化して、処理液塗布開始動作直後から均一な塗布状態を得ることができる処理液塗布装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、長尺状の記録媒体の搬送経路上に配置され、計量された処理液を記録媒体に塗布する処理液塗布回転部材と、前記処理液塗布回転部材の下方に配置され、前記処理液塗布回転部材に対して圧接/退避可能に構成され、且つ、処理液を汲み上げ前記処理液塗布回転部材に供給する処理液供給回転部材と、前記処理液塗布回転部材の上方に配置され、記録媒体を介して前記処理液塗布回転部材に対して圧接/退避可能に構成され、且つ、前記処理液塗布回転部材に対する圧接状態で前記処理液塗布回転部材で計量された処理液を記録媒体に転写させる転写回転部材と、前記処理液供給回転部材の前記処理液塗布回転部材に対する圧接荷重を変える圧接荷重可変手段と、を備えた処理液塗布装置であって、前記処理液塗布回転部材と前記転写回転部材との圧接による記録媒体の搬送開始後には、記録媒体の搬送速度が印刷中の定常速度に達するまでの加速時間が設定されており、記録媒体が搬送開始される前に、前記処理液供給回転部材が前記処理液塗布回転部材に圧接し、その際の前記圧接荷重L0が付与され、記録媒体が搬送開始され、その加速動作中に、前記転写回転部材が記録媒体を介して前記処理液塗布回転部材に圧接し、その際付与される前記圧接荷重L1が前記圧接荷重L0よりも大きくなるように、前記圧接荷重可変手段によって前記圧接荷重L0<L1に変更される。
本発明によれば、上記構成により、転写回転部材の圧接/退避状態において、処理液塗布回転部材と処理液供給回転部材との圧接荷重分布を均等化できるので、処理液塗布開始動作直後から均一な塗布状態を得ることができる。
実施例1に係る処理液塗布装置を正面側から視た概略的な一部断面正面図である。 図1のA矢視側面側から視た概略的な一部断面側面図である。 スクイーズカムの回転角の推移と、塗布ローラとスクイーズローラの回転の変化と、記録媒体の搬送速度の変化と、転写ローラカムの回転角の推移とに対するタイミングチャート及び各ローラの位置関係を示す図である。 転写ローラ圧接前におけるスクイーズローラと塗布ローラの用紙幅方向位置での圧接荷重分布を示すグラフである。 転写ローラ圧接後におけるスクイーズローラと塗布ローラの用紙幅方向位置での圧接荷重分布を示すグラフである。 一実施形態に係る処理液塗布装置を備えた画像形成システム全体の構成を示す模式的な構成図である。 一実施形態に係る処理液塗布装置の全体構成図である。
以下、図を参照して実施例を含む本発明の実施の形態(以下、「実施形態」という)を詳細に説明する。従来の技術例及び実施形態等に亘り、同一の機能および形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、混同の虞がない限り一度説明した後では同一符号を付すことによりその説明を省略する。図および説明の簡明化を図るため、図に表されるべき構成要素であっても、その図において特別に説明する必要がない構成要素は適宜断わりなく省略することがある。公開特許公報等の構成要素を引用して説明する場合は、その符号に括弧を付して示し、各実施形態や各実施例等のそれと区別するものとする。
まず、図6を用いて、本発明の一実施形態に係る処理液塗布装置を備えた画像形成システムの一例としての印刷システム200の全体構成について説明する。図6は、一実施形態に係る処理液塗布装置を備えた画像形成システム全体の構成を示す模式的な構成図である。
図6に示すように、印刷システム200は、記録媒体搬送方向の上流から下流側へ順に、給紙装置210、処理液塗布装置220、第1のインクジェットプリンタ230、反転装置240、第2のインクジェットプリンタ250、後乾燥装置260、巻取装置270を備える。
給紙装置210は、ロール状の長尺の連続紙や連帳紙等の記録媒体Wを繰り出し可能に設けている。給紙装置210から繰り出される記録媒体Wは、始めに左隣の処理液塗布装置220に供給される。
処理液塗布装置220は、インクの滲み防止や裏写りの抑制、あるいは浸透補助等、画質向上のための処理液を、記録媒体Wの表面、裏面又は両面に塗布するものである。また、処理液塗布装置220は、後述するように処理液を記録媒体Wに塗布し、その後、処理液が塗布された記録媒体Wを乾燥させる装置を備えている。
第1のインクジェットプリンタ230は、処理液塗布装置220において処理液が塗布された記録媒体Wの表面側にインク滴を吐出して所望の画像を形成するものである。
反転装置240は、ドライヤ(図示せず)を備え、第1のインクジェットプリンタ230により形成された記録媒体Wの表面側の画像を乾燥させ、記録媒体Wの表裏面を反転させる。
第2のインクジェットプリンタ250は、反転装置240で表裏面が反転された記録媒体Wの表面側(反転前の裏面側)にインク滴を吐出して所望の画像を形成するものである。
後乾燥装置260は、両面に画像が形成された記録媒体Wを、ドライヤ(図示せず)による熱風等で乾燥する。巻取装置270は、乾燥された記録媒体Wを巻取る。
尚、給紙装置210と処理液塗布装置220、処理液塗布装置220と第1のインクジェットプリンタ230、第1のインクジェットプリンタ230と反転装置240、反転装置240と第2のインクジェットプリンタ250、第2のインクジェットプリンタ250と後乾燥装置260、後乾燥装置260と巻取装置270は、図示しないI/Fケーブルで接続されている。そして、第1のインクジェットプリンタ230又は第2のインクジェットプリンタ250などに適宜配置される印刷制御装置(図示せず)によって、印刷システム200の全体が制御・管理されるようになっている。
上記のとおり、本実施形態では、記録媒体搬送方向に関して、第1のインクジェットプリンタ230及び第2のインクジェットプリンタ250の上流側に処理液塗布装置220を配置し、印刷を行う記録媒体Wへ事前に処理液を塗布する構成である。これにより、本実施形態によれば、印刷の際にインクの滲み等を抑え、高画質化することができる。
図7を用いて、一実施形態に係る処理液塗布装置の全体構成及び動作について説明する。図7は、一実施形態に係る処理液塗布装置の全体構成図である。
処理液塗布装置220は、処理液塗布ユニット330、供給ユニット340、乾燥ユニット350、ダンサユニット380を有する。
給紙装置210から繰り出された記録媒体Wは処理液塗布装置220内のガイドローラ321に導入される。ガイドローラ321を経由して搬送される記録媒体Wには、給紙装置210から適正な張力を付与されている。
処理液塗布装置220内に入った記録媒体Wは、図示しない駆動モータによって回転駆動されるアウトフィードローラ335によって搬送される。アウトフィードローラ335は、フィードニップローラ336によりアウトフィードローラ335の外周面へ押さえ付けられた記録媒体Wに対して搬送力を付与する。
アウトフィードローラ335によって搬送される記録媒体Wは、スクイーズローラ2、塗布ローラ1及び転写ローラ3を備えた裏面塗布ユニット333で裏面(一方の面)側に処理液を塗布される。そして、裏面塗布ユニット333を通過した記録媒体Wは、スクイーズローラ2、塗布ローラ1及び転写ローラ3を備えた表面塗布ユニット334で表面(他方の面)側に処理液を塗布される。表面塗布ユニット334を通過した記録媒体Wは、回転駆動されるアウトフィードローラ335とこれに従動回転されるフィードニップローラ336によって乾燥ユニット350に搬送される。尚、裏面塗布ユニット333及び表面塗布ユニット334は、いずれも選択的に作動するものであり、記録媒体Wは、表面又は裏面、或いは両面に処理液が塗布される。
供給ユニット340は、処理液を貯留し、随時、裏面塗布ユニット333及び表面塗布ユニット334に処理液を供給する。
表面又は裏面、或いは両面に処理液が塗布された記録媒体Wは、乾燥ユニット350で加熱乾燥される。
乾燥ユニット350は、記録媒体Wの搬送経路中の搬送方向の上流から下流に順に並べて配置された、第1段加熱ローラセット40、第2段加熱ローラセット50、第3段加熱ローラセット60、排出用搬送ローラ70を有する。第1段加熱ローラセット40は、第1段裏面加熱ローラ40a及び第1段表面加熱ローラ40bを備える。第2段加熱ローラセット50は、第2段裏面加熱ローラ50a及び第2段表面加熱ローラ50bを備える。第3段加熱ローラセット60は、第3段裏面加熱ローラ60a及び第3段表面加熱ローラ60bを備える。各加熱ローラ40a、40b、50a、50b、60a、60bは、駆動源を持たない従動ローラであり、紙面に直交する長手方向の両端部において軸受けによって回転可能に支持されている。
第1段裏面加熱ローラ40aと第1段表面加熱ローラ40b、第2段裏面加熱ローラ50aと第2段表面加熱ローラ50b、第3段裏面加熱ローラ60aと第3段表面加熱ローラ60bは、互いに離間して千鳥状に配置される。例えば、第1段裏面加熱ローラ40a、第2段裏面加熱ローラ50a、第3段裏面加熱ローラ60aそれぞれの回転中心を結ぶ線と、第1段表面加熱ローラ40b、第2段表面加熱ローラ50b、第3段表面加熱ローラ60bそれぞれの回転中心を結ぶ線とが、平行に且つ離間するように配置される。
乾燥ユニット350を通過した記録媒体Wは、上記図示しない駆動モータによって回転駆動されるアウトフィードローラ335とフィードニップローラ336とに挟持されて搬送される。フィードニップローラ336は、アウトフィードローラ335の軸方向に沿って複数配置されており、装置本体とフィードニップローラ336の軸との間に設けられた弾性・付勢手段としてのばね(圧縮)によりアウトフィードローラ335の外周面に押し付けられている。
アウトフィードローラ335とフィードニップローラ336との間を通過した記録媒体Wは、ダンサユニット380に搬送される。
ダンサユニット380は、3つのガイドローラ381、鉛直方向に移動可能な可動フレーム384、可動フレーム384の位置を検出する図示しない位置検出手段、可動フレーム384に回転自在に取り付けられた2つのダンサローラ385、386を有する。可動フレーム384は、図示しない錘を有し、重力方向である鉛直方向に移動可能となっている。ダンサユニット380において、記録媒体Wは、3つのガイドローラ381及び2つのダンサローラ385、386にW字状に巻き掛けられる。
記録媒体Wの搬送中、処理液塗布装置220に設けられた制御部(図示せず)は、上記図示しない位置検出手段の出力に基づいて、アウトフィードローラ335の回転駆動を制御することにより、可動フレーム384の上下方向の位置を調整するようになっている。換言すれば、記録媒体Wの搬送中、アウトフィードローラ335は、ダンサローラ385、386の高さ(可動フレーム384の下端位置)を予め設定されたコントロールラインに維持するように、上記図示しない制御部によって加減速制御される。
ダンサローラ385、386は、下降方向へ駆動されることで、処理液塗布装置220のアウトフィードローラ335と第1のインクジェットプリンタ230間の記録媒体Wに対して、吊り下がって張力を付与するように作用する。この張力は、ダンサローラ385、386に取り付け取り外しが可能な上記図示しない錘を調整することで、変化させることができる。これにより、図6における処理液塗布装置220と第1のインクジェットプリンタ230との間の記録媒体Wのバッファ量が確保される。
(実施例1)
図1〜図5を用いて、本発明の実施例1に係る処理液塗布装置220の要部構成について説明する。図1は本発明の実施例1に係る処理液塗布装置の要部を正面側から視た概略的な一部断面正面図、図2は図1のA矢視側面側から視た概略的な一部断面側面図である。尚、図1及び図2は処理液を塗布する前の待機状態を示しており、括弧を付した裏面塗布ユニット333、表面塗布ユニット334は実施例1に係る処理液塗布装置220の要部構成を示している。
図1及び図2に示すように、この実施例に係る処理液塗布装置220の要部構成は、周面がゴム等の弾性体27で覆われた塗布ローラ1と、その塗布ローラ1の下方に配置されたスクイーズローラ2と、塗布ローラ1の上方に配置された転写ローラ3と、供給パン9とを有している。これら3つの、塗布ローラ1、スクイーズローラ2及び転写ローラ3は、図2に示すように略鉛直方向に配置されている。尚、転写ローラ3は、加圧ローラとも呼ばれる。
塗布ローラ1は、長尺状の記録媒体Wの搬送経路上に配置され、計量された処理液を記録媒体Wに塗布する処理液塗布回転部材として機能する。
スクイーズローラ2は、塗布ローラ1に対して圧接及び退避可能に構成され、且つ、処理液を汲み上げ塗布ローラ1に供給する処理液供給回転部材として機能する。
転写ローラ3は、記録媒体Wを介して塗布ローラ1に対して圧接/退避可能に構成され、且つ、塗布ローラ1に対する圧接状態で塗布ローラ1の計量された処理液を記録媒体Wに転写させる転写回転部材として機能する。
塗布ローラ1とスクイーズローラ2とは、モータ等の駆動源(図示せず)によって所定の方向にそれぞれ個別に回転駆動されるように構成されている。
供給パン9は、処理液Lを貯蔵する供給液室として機能する。処理液Lは、インクの滲み防止や裏写りの抑制、あるいは浸透補助等、画質向上のための処理剤を溶かし込んだものからなる。
塗布ローラ1が回転していないときに塗布ローラ1にスクイーズローラ2や転写ローラ3が圧接していると、僅かではあるが塗布ローラ1の弾性体27が変形して、それが原因で処理液Lの塗布ムラを引き起こす懸念がある。そのため本実施例では、処理液Lの塗布を行わないときには図1及び図2に示すように、スクイーズローラ2や転写ローラ3は、塗布ローラ1に接触しないように離間する構成になっている。
図1に示すように、塗布ローラ1、スクイーズローラ2及び転写ローラ3のローラ長手方向において、その左右端部の部材構成がローラ長手方向の中央線に関して略左右対称形状をなすため、以下、一方である例えば左側の部材構成を代表して説明することとする。
スクイーズローラ2の軸2aの両端部は、供給パン9のサイドフレームに取り付け・固定された軸受け部材であるローラ支持部材4で回転自在に支持されている。ローラ支持部材4の下部には、上部が大きく下部が細い段付き棒状のホルダ支持部材5が連結されている。
ホルダ支持部材5の下部には、アーム支点軸7aを備えたアーム7がアーム支点軸7aを中心として揺動可能に配置されている。アーム7には、ホルダ支持部材5の下部を挿通(穴に通すことを意味する)する逃げ長穴7bが形成されており、アーム7の揺動動作に関して支障をきたさないようにしている。
図1において左右の各アーム支点軸7aは、処理液塗布装置の左右一対の本体フレーム10に回転可能にそれぞれ支持されている。これにより、アーム支点軸7aと反対側のアーム7の自由端は、アーム支点軸7aを中心として揺動可能になっている。
ホルダ支持部材5の段付き部である上部下端と、アーム7の上面との間のホルダ支持部材5には、コイル状の押し上げばね6(圧縮ばね)が若干圧縮された状態で装着されている。
一方、各アーム7の自由端部には、カム軸8aを備えたスクイーズカム8が配置されている。スクイーズカム8は、各アーム7の自由端部が押し上げばね6の弾性力によって加圧されていることにより、アーム7の下端と常に接触している。各カム軸8aは、本体フレーム10に回転可能にそれぞれ支持されている。左右の各カム軸8aは、一体的に連結されている。そして、カム軸8aに設けられたギヤ等の駆動力伝達部材を介してスクイーズカム用駆動源としてのカム駆動モータ(図示せず)に連結されていることにより、左右のスクイーズカム8が同一のカム回転角で回転駆動されるようになっている。
上記のとおり、塗布ローラ1のスクイーズローラ2に対する圧接荷重(ニップ荷重)を変える圧接荷重可変手段20は、ローラ支持部材4、ホルダ支持部材5、押し上げばね6、アーム7、スクイーズカム8、上記図示しないカム駆動モータで主に構成されている。スクイーズローラを、塗布ローラ1に対して圧接/退避可能にする圧接退避変位手段は、圧接荷重可変手段20と同様の構成である。
図において左右両側のローラ支持部材4がホルダ支持部材5を介してアーム7のアーム支持軸7aを中心としてアーム7の自由端が揺動可能に支持されている。更に、押し上げばね6の弾性力によってスクイーズカム8がアーム7の自由端部に常に接触し、スクイーズカム8の回転により、スクイーズローラ2は供給パン9とともに塗布ローラ1に接触する鉛直上方向へ押し上げて、塗布ローラ1と接触する構成になっている。
スクイーズカム8の回転により、スクイーズカム8の大径部がアーム7の自由端部に接触することで、アーム7はアーム支持軸7aを中心として図2において時計回り方向に揺動し、アーム7は押し上げばね6を圧縮し、押し上げばね6の圧縮長さをを変える。この際、押し上げばね6のばね荷重は、ホルダ支持部材5、ローラ支持部材4を介してスクイーズローラ2の軸2aに伝達され、スクイーズローラ2を塗布ローラ1に接触・圧接する鉛直上方向へ押し上げることにより、スクイーズローラ2と塗布ローラ1との間にニップ部が形成されることとなる。
上記圧接荷重可変手段を含む本構成により、スクイーズカム8の位相・回転角により、押し上げばね6のばね荷重が変更されることで、任意の押し付け荷重(圧接荷重)が付与可能となっている。
図1及び図2に示すように、塗布ローラ1とスクイーズローラ2とは、供給パン9内に収納されている。処理液Lを貯蔵しているタンク11からポンプ12の駆動によって処理液Lがフレキシブルチューブ28を介して供給パン9の内部に供給される。これにより、供給パン9の内部には、スクイーズローラ2の一部が処理液Lで浸った状態になっている。また、供給パン9内の処理液Lの液面は、液面検知センサ18によって監視されている。図示しない制御部は、液面検知センサ18からの検出信号に基づいて、ポンプ12の駆動を制御し、供給パン9内の液面を一定に保つようになっている。
上記した処理液Lの供給動作により、スクイーズローラ2が塗布ローラ1側に押し上げられても、スクイーズローラ2の一部は常に処理液Lで浸漬された状態を維持するになっている。
図2に示すように、転写ローラ3の両端部は、転写ローラ3の軸3aを介して、アーム13の自由端部に回転自在に支持されている。各アーム13の基端部であるアーム支点軸13aは、本体フレーム10に固着された天板フレーム10bに回転可能に支持されている。各アーム13の軸3a支持部とアーム支点軸13aとの間には、引っ張りばね14の一端部が取り付けられている。引っ張りばね14の他端部は、天板フレーム10bに取り付けられている。この引っ張りばね14の弾性力により、アーム13がアーム支点軸13aを中心に反時計回り方向へ常に揺動する向きの習性を付与されていると共に、後述する転写ローラカム15が常にカム当接部13bに接触させるようになっている。
引っ張りばね14の一端部が装着されたと略同じ部位のアーム13には、L字形状をなすカム当接部13bが一体的に形成されている。アーム13のカム当接部13bには、カム軸15aを備えた転写ローラカム15が常に接触するように配置されている。転写ローラカム15は、上記引っ張りばね14の弾性力によって常に鉛直上方向に付勢(勢いを増加することを意味する)されていることにより、カム当接部13bに常に接触している。
各カム軸15aは、本体フレーム10に回転可能にそれぞれ支持されている。左右の各カム軸15aは、一体的に連結されている。そして、何れか一方のカム軸15aに設けられたギヤ等の駆動力伝達部材を介して転写カム用駆動源としての転写カム駆動モータ(図示せず)に連結されていることにより、左右の転写ローラカム15が同一の回転角で回転駆動される。
上記のとおり、記録媒体Wを介して転写ローラ3を塗布ローラ1に対して圧接/退避可能にする転写回転部材用圧接退避変位手段は、アーム13、引っ張りばね14、転写ローラカム15、上記図示しない転写カム駆動モータで主に構成されている。
塗布ローラ1は、その両端面から突出している回転軸1aと一体的に構成されている。塗布ローラ1の各回転軸1aには、これら回転軸1aを回転自在に支持する軸受け17が装着されている。
一方、図1における左右の本体フレーム10の軸受け17と対応する位置付近には、略鉛直・上下方向(略荷重方向)に延びた長穴10aがそれぞれ形成されている。この長穴10aの長径(略鉛直・上下方向の径)は軸受け17の外径よりも長く、且つ、長穴10aの短径(略鉛直・上下方向と直交する略水平方向の径)は軸受け17の外径と略同寸法に設定されている。これにより、軸受け17が長穴10a内にて鉛直・上下方向にスライド可能に挿入されている。従って、塗布ローラ1は、回転軸1aの各端部に装着された軸受け17を介して、略鉛直・上下方向には自由に移動できて、水平方向には移動が規制されている。
塗布ローラ1と転写ローラ3との間には、記録媒体Wが挿通されており、上記図示しない制御部から指令信号としてのラン信号が入ると、記録媒体Wが図7に示した搬送機構(上記したアウトフィードローラ335)により搬送動作を開始する。そして、転写ローラカム15が回転駆動されることにより、転写ローラ3は、アーム13を介して塗布ローラ1に圧接する構成になっている(この部分の詳細動作に関しては後述する)。
この構成により、回転する塗布ローラ1とスクイーズローラ2とのニップ部に処理液Lが供給されることにより、処理液Lが計量される。上記ニップ部を通過し、塗布ローラ1の表面に薄い処理液層が形成される。この処理液層の量は、押し上げばね6による発生荷重、換言すればスクイーズカム8の回転角度によって調整できる。転写ローラ3によって、表面に薄い処理液層が形成された塗布ローラ1に記録媒体Wが押し付けられることにより、処理液Lが記録媒体W上に転写されて塗布される。
上記のとおり、図において左右両側のローラ支持部材4がホルダ支持部材5を介してアーム7のアーム支持軸7aを中心としてアーム7の自由端が揺動可能に支持されている。更に、押し上げばね6の弾性力によってスクイーズカム8がアーム7の自由端部に常に接触し、スクイーズカム8の回転により、スクイーズローラ2は供給パン9とともに塗布ローラ1に接触する鉛直上方向へ押し上げて、塗布ローラ1と接触する構成になっている。
スクイーズカム8の回転により、スクイーズカム8の小径部から大径部側がアーム7の自由端部に接触することで、アーム7はアーム支持軸7aを中心として図2において時計回り方向に揺動し、アーム7は押し上げばね6を圧縮する。この際、押し上げばね6のばね荷重は、ホルダ支持部材5、ローラ支持部材4を介してスクイーズローラ2の軸2aに伝達され、スクイーズローラ2を塗布ローラ1に接触・圧接する鉛直上方向へ押し上げる。これにより、スクイーズローラ2と塗布ローラ1との間にニップが形成されることとなる。
本構成により、スクイーズカム8の位相・回転角により、押し上げばね6のばね荷重を介して、設定された範囲内での任意の押し付け荷重が付与可能となっている。
次に、図3〜図5を用いて、処理液Lの塗布動作を説明する。図3は、処理液塗布動作開始のラン(Run)信号に対する(1)〜(4)のタイミングチャート及び各ローラの位置関係を示している。タイミングチャートとしては、(1)スクイーズカム8の回転角の推移と、(2)塗布ローラ1とスクイーズローラ2の回転の変化と、(3)記録媒体Wの搬送速度の変化と、(4)転写ローラカム15の回転角の推移と、をそれぞれ示す。図4は転写ローラ圧接前におけるスクイーズローラと塗布ローラの用紙幅方向位置での圧接荷重分布を示すグラフである。図5は転写ローラ圧接後におけるスクイーズローラと塗布ローラの用紙幅方向位置での圧接荷重分布を示すグラフである。図4及び図5の横軸には用紙幅方向位置[mm]を、縦軸にはスクイーズローラ2と塗布ローラ1との圧接荷重分布[N/5mm]をそれぞれ取っている。縦軸の単位[N/5mm]は、測定器のセルが5mm刻みとなっているため、5mm当たりの圧接荷重となる。尚、用紙幅方向位置は、ローラ長手方向の位置でもある。
図3(a)は、処理液Lを塗布する前の各ローラの待機状態を示している(図1、図2参照)。図3(a)に示すように、塗布ローラ1端部の軸受け17は自重で本体フレーム10の長穴10aの下端に突き当たっており、塗布ローラ1とスクイーズローラ2と転写ローラ3とは、それぞれ離れた状態にある。(1)スクイーズカム8は、圧接解除位置にあり、(2)塗布ローラ1とスクイーズローラ2は停止、(3)記録媒体Wも停止し、(4)転写ローラカム15は圧接解除位置にある。
ラン信号が入ると、図3(b)に示す状態及び位置となり、先ずスクイーズカム8が回転することで、スクイーズローラ2は鉛直上方に押し上げられる。これにより、スクイーズローラ2が塗布ローラ1に圧接することにより、塗布ローラ1を上方に押し上げる。塗布ローラ1端部の軸受け17は、長穴10aの上端に付き当たり、塗布ローラ1は更に押し上げられる。この時のスクイーズローラ2と塗布ローラ1の圧接荷重L0は、荷重計であるロードセルによる測定結果118Nとなっている。
この時のスクイーズローラ2と塗布ローラ1のローラ長手方向の荷重バランスは、図4に実線で示すように、スクイーズカム位置Lp0となり、スクイーズローラ2と塗布ローラ1のローラ長手方向の撓みによる影響を抑えられる荷重となっている。ちなみに、本実施例では、上記ローラ長手方向の撓みによる影響を抑えられる荷重として、スクイーズローラ2と塗布ローラ1の単位長さ当たりの圧接荷重分布差(最大値−最小値)を採用しており、これが3N/5mm以下になる値を狙い値としている。本実施例では、実測値として図4に実線で示すように、スクイーズローラ2と塗布ローラ1の単位長さ当たりの圧接荷重分布差(最大値−最小値)が1.5N/5mmであり、狙い値3N/5mm以下となっていることが分かる。
この状態で塗布ローラ1、スクイーズローラ2を回転させ、規定時間経過後に回転を停止する。以降、塗布ローラ1、スクイーズローラ2を規定時間経過後に回転を停止する際に行う動作を、クリーニング動作と記載する。つまり、供給パン9内の処理液Lがスクイーズローラ2の回転により汲み上げられ、塗布ローラ1とスクイーズローラ2の表面と接触することとなる。
このクリーニング動作は、塗布ローラ1の弾性体27表面に付着し、動作停止期間に処理液L中の揮発物が蒸発し、粘度を増した処理液Lに供給パン9内の粘度が正常な処理液Lを混合させることにより、増粘液を除去するための動作である。尚、増粘した処理液Lは、正常な粘度の処理液Lと混合させると再分散する特性を持っている。
本実施例には、図1及び図2に示した圧接荷重可変手段20により、スクイーズローラ2と塗布ローラ1との圧接荷重を変更することによる処理液Lの塗布量を変える機能がある。本実施例では、スクイーズカム8の回転角・位置に対応して、処理液Lの塗布量が少ない(高荷重設定)、処理液Lの塗布量が中間(中間荷重設定)、処理液Lの塗布量が多い(低荷重設定)、の3段階の設定値を持つ。処理液Lの塗布量を少なくする高荷重設定、塗布量が中間の中荷重設定の場合は、この状態からスクイーズカム8の角度を推移させ、圧接力(圧接荷重)を変更する。
即ち、本実施例では、転写ローラ3が記録媒体Wを介して塗布ローラ1に圧接される際に付与される圧接荷重L1の値により、処理液塗布量を制御可能である。圧接荷重L1は、圧接荷重L0を含め、多段階に変更可能に設定されている(請求項5)。
つまり、処理液Lの塗布量を少なくする高荷重設定の場合には、図3(1)に示すようにスクイーズカム8の回転位置をLp0からLp1−(1)へ推移させる。また、処理液Lの塗布量が中間の中荷重設定の場合には、スクイーズカム8の回転位置をLp0からLp1−(2)へと推移させる。処理液Lの塗布量を多くする低荷重設定の場合には、スクイーズカム8の回転位置がLp0のままで、処理液Lの塗布動作を実行する。
スクイーズローラ2と塗布ローラ1の圧接荷重L0が50N以下となると、スクイーズローラ2と塗布ローラ1とのローラの偏芯の影響により、スクイーズローラ2と塗布ローラ1との間にバウンドが生じ、回転中の圧接状態が不安定になるため、これを防止している。ここで、スクイーズカム位置Lp0を印刷動作時と同様のスクイーズカム位置Lp1−(1)、Lp1−(2)とすると、転写ローラ3が圧接解除された状態のため、図4に示すスクイーズカム位置Lp1−(1)、Lp1−(2)のように、スクイーズローラ2と塗布ローラ1のローラ長手方向の撓みの影響を受け、不均一な荷重バランスとなる。しかしながら、図4においては転写ローラ3が圧接前の圧接解除された状態であるためこれを防いでいる。
図3において、クリーニング動作が完了すると、(1)スクイーズカム8の回転位置はスクイーズカム位置Lp0、(2)塗布ローラ1とスクイーズローラ2は、回転開始(加速動作)、(3)記録媒体Wは搬送開始(加速動作)、(4)転写ローラカム15は、圧接位置への回転を開始する。
次に、転写ローラカム15が回転して、記録媒体Wを介して転写ローラ3を塗布ローラ1に圧接させる圧接位置に到達する。転写ローラカム15が圧接位置に到達すると、図3(c)に示すように、塗布ローラ1端部の軸受け17は、本体フレーム10の長穴10aの中央付近に押し下げられ、各軸受け部17での両端支持から転写ローラ3による長手方向全域の支持となる。この転写ローラ3圧接後の状態におけるスクイーズカム位置Lp0でのスクイーズローラ2と塗布ローラ1の用紙幅方向位置の荷重バランスは、図5に実線で示すように、用紙幅方向位置の撓みが抑制された均等な荷重バランスである1.8N/5mmとなっている。
図5に、スクイーズカム8の回転位置がLp1−(1)、Lp1−(2)の場合の長手方向の荷重バランスを示す。スクイーズカム位置Lp0の場合と同様に、図5において、破線で示すスクイーズカム8の回転位置Lp1−(1)、及び一点鎖線で示すスクイーズカム8の回転位置Lp1−(2)のように、用紙幅方向位置に均等な荷重バランスである2.2N/5mmとなっている。これにより、転写ローラ3圧接後のスクイーズカム8の回転位置Lp1−(1)、回転位置Lp1−(2)のように、スクイーズローラ2と塗布ローラ1の用紙幅方向位置(ローラ長手方向)において均一ニップ状態を確保できる。
尚、本実施例では、処理液塗布量設定を上記したように3段階設けているが、圧接荷重可変手段20の有無に無関係で実施することも可能である。
各々の処理液塗布量設定へのスクイーズカム8の回転角(回転位置)推移完了は、印刷を実施しない記録媒体Wの加速時間内に実施しているため、余分な損紙(捨て紙)を増やすことなく、第1のインクジエットプリンタ230などにおいては安定した塗布特性を得ることができる。
また、本実施例では、図3に示すように、転写ローラ3が圧接位置に到達完了後にスクイーズカム8の回転角(位置)推移を開始しているが、これに限定されない。即ち、塗布ローラ1端部の軸受け17が、本体フレーム10の長穴10aの上部での突き当てから離間し、各軸受け17での両端支持から転写ローラ3による長手方向全域の支持となった後であれば同様の効果を得ることが可能である。
以上説明したとおり、本実施例によれば、以下の効果を奏する。
第1に、上記構成により、転写ローラ3の圧接/退避状態において、塗付ローラ1とスクイーズローラ2との圧接荷重分布を均等化できるので、処理液塗布開始動作直後から均一な塗布状態を得ることができる(請求項1)。これにより、記録媒体の張力変動による搬送への悪影響を無くし、塗布ローラ1への記録媒体巻き付き、処理液過剰付着による記録媒体のジャムの発生も防止できる。更に、損紙の発生を抑制し、ローラ汚れを低減でき、不要な処理液の消費も防止可能な処理液塗布装置を提供することができる。
第2に、転写ローラ3が記録媒体Wを介して塗付ローラ1に圧接する状態として、転写ローラ3が印刷中の塗付ローラ1との圧接位置に達した後、又は転写ローラ3がその長手方向全域で塗布ローラ1に圧接した後とする(請求項2)。これにより、転写ローラ3の圧接/退避状態において、塗付ローラ1とスクイーズローラ2との圧接荷重分布を均等化できるので、処理液塗布開始動作直後から均一な塗布状態を得ることができる。
第3に、図3に示したように、記録媒体の加速動作中に、塗布ローラ1に対するスクイーズローラ2の圧接荷重L0<L1に変更する動作を完了させる(請求項3)。これにより、処理液塗布の不安定領域を記録媒体の加速時の印刷を実施しない記録媒体範囲に抑制することができるので、損紙を低減する効果がある。
第4に、圧接荷重L0が付与されるとき、塗布ローラ1とスクイーズローラ2との長手方向の単位長さ当たりの圧接荷重の最大値と最小値との差である圧接荷重分布差が、3N/5mm以下である(請求項4)。これにより、転写ローラ3の退避状態(転写ローラ3のニップ形成前)における塗付ローラ1とスクイーズローラ2との圧接荷重分布を均等化できるので、処理液塗布開始動作直後から均一な塗布状態を得ることができる。
第5に、圧接荷重L1の値により、処理液塗布量を制御可能であり、圧接荷重L1は、多段階に変更可能である(請求項5)ことにより、均一で用途に応じた処理液塗布量の変更を行うことができる。
第6に、転写ローラ3が記録媒体を介して塗布ローラ1に圧接する前の状態において、スクイーズローラ2を塗布ローラ1に圧接し、記録媒体の搬送前に、塗布ローラ1とスクイーズローラ2とを回転させる動作を実施し、この動作を実施する時の圧接荷重も転写ローラ3が記録媒体を介して塗布ローラ1に圧接する前の状態と同様の圧接荷重L0とする(請求項6)。これにより、転写ローラ3が退避状態時に行われる例えばクリーニング動作においても、塗布ローラ1とスクイーズローラ2との圧接荷重分布を均等化できるので、処理液塗布開始動作直後から均一な塗布状態を得ることができる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態や実施例に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上記実施形態と実施例1とを適宜組み合わせたものであってもよい。
本発明の実施の形態や実施例に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 塗布ローラ(処理液塗布回転部材の一例)
2 スクイーズローラ(処理液供給回転部材の一例)
3 転写ローラ(転写回転部材の一例)
4 ローラ支持部材
5 ホルダ支持部材(圧接荷重可変手段の構成部材)
6 押し上げばね(圧接荷重可変手段の構成部材)
7 アーム(圧接荷重可変手段の構成部材)
8 スクイーズカム(圧接荷重可変手段の構成部材)
9 供給パン(供給液室)
10 処理液塗布装置の本体フレーム
11 タンク
12 ポンプ
13 アーム
14 引っ張りばね
15 カム
16 シャフト
17 軸受け
20 圧接荷重可変手段
40 第1段加熱ローラセット
50 第2段加熱ローラセット
60 第3段加熱ローラセット
70 排出用搬送ローラ
200 印刷システム(画像形成システム)
210 給紙装置
220 処理液塗布装置
230 第1のインクジェットプリンタ
240 反転装置
250 第2のインクジェットプリンタ
260 後乾燥装置
270 巻取装置
321 ガイドローラ
330 処理液塗布ユニット
333 裏面塗布ユニット
334 表面塗布ユニット
335 アウトフィードローラ
336 フィードニップローラ
340 供給ユニット
350 乾燥ユニット
380 ダンサユニット
381 ガイドローラ
384 可動フレーム
385、386 ダンサローラ
W 記録媒体
特開2013−091260号公報 特開2013−091261号公報 特開2013−091262号公報

Claims (7)

  1. 長尺状の記録媒体の搬送経路上に配置され、計量された処理液を記録媒体に塗布する処理液塗布回転部材と、
    前記処理液塗布回転部材の下方に配置され、前記処理液塗布回転部材に対して圧接/退避可能に構成され、且つ、処理液を汲み上げ前記処理液塗布回転部材に供給する処理液供給回転部材と、
    前記処理液塗布回転部材の上方に配置され、記録媒体を介して前記処理液塗布回転部材に対して圧接/退避可能に構成され、且つ、前記処理液塗布回転部材に対する圧接状態で前記処理液塗布回転部材で計量された処理液を記録媒体に転写させる転写回転部材と、
    前記処理液供給回転部材の前記処理液塗布回転部材に対する圧接荷重を変える圧接荷重可変手段と、
    を備えた処理液塗布装置であって、
    前記処理液塗布回転部材と前記転写回転部材との圧接による記録媒体の搬送開始後には、記録媒体の搬送速度が印刷中の定常速度に達するまでの加速時間が設定されており、
    記録媒体が搬送開始される前に、前記処理液供給回転部材が前記処理液塗布回転部材に圧接し、その際の前記圧接荷重L0が付与され、
    記録媒体が搬送開始され、その加速動作中に、前記転写回転部材が記録媒体を介して前記処理液塗布回転部材に圧接し、その際付与される前記圧接荷重L1が前記圧接荷重L0よりも大きくなるように、前記圧接荷重可変手段によって前記圧接荷重L0<L1に変更される処理液塗布装置。
  2. 前記転写回転部材が記録媒体を介して前記処理液塗布回転部材に圧接する状態として、前記転写回転部材が印刷中の前記処理液塗布回転部材との圧接位置に達した後、又は前記転写回転部材がその長手方向全域で前記処理液塗布回転部材に圧接した後とすることを特徴とする請求項1記載の処理液塗布装置。
  3. 記録媒体の加速動作中に、前記圧接荷重L0<L1に変更される動作を完了することを特徴とする請求項1又は2記載の処理液塗布装置。
  4. 前記圧接荷重L0が付与されるとき、前記処理液塗布回転部材と前記処理液供給回転部材との長手方向の単位長さ当たりの圧接荷重の最大値と最小値との差である圧接荷重分布差が、3N/5mm以下であることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1つに記載の処理液塗布装置。
  5. 前記圧接荷重L1の値により、処理液塗布量を制御可能であり、
    前記圧接荷重L1は、多段階に変更可能であることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1つに記載の処理液塗布装置。
  6. 前記転写回転部材が記録媒体を介して前記処理液塗布回転部材に圧接する前の状態において、前記処理液供給回転部材を前記処理液塗布回転部材に圧接させ、記録媒体の搬送前に、前記処理液供給回転部材と前記処理液塗布回転部材とを回転させる動作を実施し、この動作を実施する時の前記圧接荷重も、前記転写回転部材が記録媒体を介して前記処理液塗布回転部材に圧接する前の状態と同様の前記荷重L0とすることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1つに記載の処理液塗布装置。
  7. 記録媒体の搬送方向に沿って、該搬送方向の上流側に画像形成前の記録媒体に対して処理液を塗布する処理液塗布装置が設置され、該処理液塗布装置における前記搬送方向の下流側に処理液塗布済みの記録媒体上にインク滴を吐出して画像を形成するインクジェット記録装置を含む印刷装置が設置された画像形成システムにおいて、
    前記処理液塗布装置が、請求項1ないし6の何れか一つに記載の処理液塗布装置であることを特徴とする画像形成システム。
JP2014179452A 2014-09-03 2014-09-03 処理液塗布装置及び画像形成システム Pending JP2016052740A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014179452A JP2016052740A (ja) 2014-09-03 2014-09-03 処理液塗布装置及び画像形成システム
US14/840,773 US9399354B2 (en) 2014-09-03 2015-08-31 Treatment-liquid application apparatus and image forming system incorporating same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014179452A JP2016052740A (ja) 2014-09-03 2014-09-03 処理液塗布装置及び画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016052740A true JP2016052740A (ja) 2016-04-14

Family

ID=55401511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014179452A Pending JP2016052740A (ja) 2014-09-03 2014-09-03 処理液塗布装置及び画像形成システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9399354B2 (ja)
JP (1) JP2016052740A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020116856A (ja) * 2019-01-24 2020-08-06 株式会社リコー 塗布装置及び画像形成システム
JP2021001980A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 株式会社リコー 液体付与装置及び画像形成装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021146330A (ja) * 2020-03-13 2021-09-27 株式会社リコー 塗布装置、及び、画像形成システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09179269A (ja) * 1995-12-13 1997-07-11 Agfa Gevaert Nv 写真用シート材料の湿潤処理方法
US20110011337A1 (en) * 2009-07-14 2011-01-20 Samsung Electronics Co., Ltd Image forming apparatus
JP2012161967A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び処理液塗布装置
JP2012196955A (ja) * 2011-03-09 2012-10-18 Ricoh Co Ltd インクジェットプリンタ用先塗り液塗布装置および画像形成システム
JP2014054809A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Ricoh Co Ltd インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置およびそれを備えた画像形成システム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001001490A (ja) 1999-06-24 2001-01-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 湿し水供給装置
JP5879929B2 (ja) 2011-10-26 2016-03-08 株式会社リコー インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置、その塗布装置の運転方法および画像形成システム
JP5879930B2 (ja) 2011-10-26 2016-03-08 株式会社リコー インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置および画像形成システム
JP5817438B2 (ja) 2011-10-26 2015-11-18 株式会社リコー インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置および画像形成システム
JP6287068B2 (ja) * 2013-03-11 2018-03-07 株式会社リコー インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置およびそれを備えた画像形成システム
JP6186969B2 (ja) 2013-07-12 2017-08-30 株式会社リコー 処理液塗布装置
JP6205939B2 (ja) 2013-07-22 2017-10-04 株式会社リコー インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置
JP6287262B2 (ja) 2014-01-27 2018-03-07 株式会社リコー 塗布装置及び画像形成システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09179269A (ja) * 1995-12-13 1997-07-11 Agfa Gevaert Nv 写真用シート材料の湿潤処理方法
US20110011337A1 (en) * 2009-07-14 2011-01-20 Samsung Electronics Co., Ltd Image forming apparatus
JP2012161967A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び処理液塗布装置
JP2012196955A (ja) * 2011-03-09 2012-10-18 Ricoh Co Ltd インクジェットプリンタ用先塗り液塗布装置および画像形成システム
JP2014054809A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Ricoh Co Ltd インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置およびそれを備えた画像形成システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020116856A (ja) * 2019-01-24 2020-08-06 株式会社リコー 塗布装置及び画像形成システム
US11130350B2 (en) 2019-01-24 2021-09-28 Ricoh Company, Ltd. Application apparatus and image forming system incorporating same
JP7225839B2 (ja) 2019-01-24 2023-02-21 株式会社リコー 塗布装置及び画像形成システム
JP2021001980A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 株式会社リコー 液体付与装置及び画像形成装置
JP7300103B2 (ja) 2019-06-21 2023-06-29 株式会社リコー 液体付与装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9399354B2 (en) 2016-07-26
US20160059586A1 (en) 2016-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6287068B2 (ja) インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置およびそれを備えた画像形成システム
JP6668727B2 (ja) 処理液塗布装置及び画像形成システム
CN106604883B (zh) 记录装置
JP2016168543A (ja) 塗布装置及び画像形成システム
JP2016052740A (ja) 処理液塗布装置及び画像形成システム
JP6520528B2 (ja) 印刷装置
JP5817438B2 (ja) インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置および画像形成システム
JP2015139728A (ja) 塗布装置及び画像形成システム
JP2012196955A (ja) インクジェットプリンタ用先塗り液塗布装置および画像形成システム
JP2014024224A (ja) インクジェットプリンタ用処理液塗布装置ならびにそれを備えた画像形成システム
JP6107099B2 (ja) 処理液塗布装置およびそれを備えた画像形成システム
JP5626605B2 (ja) 印刷装置及び印刷方法
JP6361873B2 (ja) 記録装置
JP6357893B2 (ja) 塗布装置、塗布装置の制御方法、及び画像形成システム
JP2014091235A (ja) 処理液塗布装置およびそれを備えた画像形成システム
JP5879930B2 (ja) インクジェットプリンタ用処理剤液塗布装置および画像形成システム
JP2012126487A5 (ja) 搬送装置および記録装置
JP6299402B2 (ja) 処理液塗布装置
JP2019043692A (ja) 搬送装置
JP6314638B2 (ja) 塗布装置及び画像形成システム
JP2015223720A (ja) 処理液塗布装置
JP6224936B2 (ja) 画像形成システムおよび処理液塗布装置
JP2018187809A (ja) 印刷装置
JPH03284573A (ja) 用紙変形修正機構
JP7200579B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181009