JP2015223720A - 処理液塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体の種類やユーザ設定により待機温度が変更され、装置内環境が変化していても、処理液の特性を考慮して塗布機構における塗布ローラのクリーニング動作を最適に行って付着する処理液を効率良く除去できる処理液塗布装置を提供する。
【解決手段】この処理液塗布装置110では、装置内における温度センサSnsで検出される機内温度とカウンタCntで計測される放置時間(塗布機構における処理液塗布ユニットの放置時間)とに応じて演算装置Mpuが処理液塗布ユニットの塗布ローラ23に付着した処理液の粘度を判断した結果に基づいて印字前の準備期間で実施する塗布ローラのクリーニング動作の期間を可変設定して最適化する。オペレータパネルOpは、環境条件に応じてクリーニング動作時間(最大動作時間を含む)のデータが変わるため、オペレータが印刷制御装置140と共に外部入力装置として操作入力して動作時間を変更するものである。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成用の印字前の記録媒体の表面及び裏面に処理液を塗布すると共に、印字前の準備期間で塗布ローラのクリーニングを実施可能な塗布機構を持つ処理液塗布装置に関する。
従来、画像形成システムでは、インクジェット方式により上質紙やざら紙のような非塗工紙等の記録媒体に印刷を実施すると、インクが記録媒体に浸透し、フェザリングやブリーディング等が発生するため、記録媒体にインク液滴が付着する直前にインクの浸透性、凝縮性を制御可能な処理液を印字前段に設けられた処理液塗布装置で塗布している。
ところが、係る処理液は空気に触れた状態で放置されると増粘するという性質を持っているため、処理液塗布装置では印字前の準備動作期間で塗布機構において、塗布ローラにスクイーズローラを接触させた状態で規定時間、規定速度で空回しすることで、塗布ローラ等に付着している処理液をクリーニング動作で除去する技術が導入されている。
このような処理液をクリーニング動作する機能の塗布機構を持つ処理液塗布装置に関連する周知技術としては、顔料を色材とするインクで記録した際に顔料の凝集を早めるなど所定の目的で媒体に液体を塗布する「液体塗布装置、インクジェット記録装置および液体塗布装置の制御方法」(特許文献1参照)が挙げられる。
上述した特許文献1に係る技術では、塗布ローラの回転時間を放置時間に依らず規定時間にすると、放置された時間が長い場合は、規定時間だけでは塗布ローラ上の処理液の粘度を十分に復帰することができないことがあり、逆に放置された時間が短い場合は、規定時間だけ復帰動作を行わなくても、塗布ローラ上の処理液の粘度を十分に復帰することができる点が記載されており、余計な規定時間分だけ起動が遅くなることや、処理液の粘度上昇が生じる期間の長さを考慮し、放置された時間に応じて塗布ローラの回転時間を可変にすることにより、処理液の低粘度化処理を最適化する内容が開示されている。
ところが、記録媒体乾燥ユニット(或いは処理液乾燥装置と呼ばれても良い)を装備した処理液塗布装置の場合、印刷開始の指示が入ってから印刷時の必要温度に到達するまでの時間を短くすることを目的とし、待機温度を設けて常時ヒータが入った状態としているため、印刷動作を実施していなくとも、処理液塗布装置の機内は外気温より高い状態であり、塗布ローラ等に付着した処理液は、一般的な放置時間に比べて、増粘し易い状態となっている。また、待機温度は、用紙種やユーザ設定により可変することが可能なため、放置時間だけでは塗布ローラ等に付着した処理液の特性(粘度)を判別できないという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、記録媒体の種類やユーザ設定により待機温度が変更され、装置内環境が変化していても、処理液の特性を考慮して塗布機構における塗布ローラのクリーニング動作を最適に行って付着する処理液を効率良く除去できる処理液塗布装置を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明は、画像形成用の印字前の記録媒体の表面及び裏面に処理液を塗布すると共に、印字前の準備期間で塗布ローラのクリーニングを実施可能な塗布機構を持つ処理液塗布装置において、塗布機構で塗布動作を実施しない放置時間を計測する計測手段と、装置内の機内温度を検出する温度検出手段と、計測手段で計測された放置時間と温度検出手段で検出された機内温度とに応じて塗布ローラに付着する処理液の特性を演算処理して判断した結果に基づいて当該塗布ローラのクリーニング動作の期間を決定して設定可能な演算手段と、を備え、演算手段は、処理液の特性として、当該処理液の粘度を判断した結果に基づいてクリーニング動作の期間を可変設定することを特徴とする。
本発明によれば、上記構成により、記録媒体の種類やユーザ設定により待機温度が変更され、装置内環境が変化していても、処理液の特性を考慮して塗布機構における塗布ローラのクリーニング動作を最適に行って付着する処理液を効率良く除去することができ、必要以上にクリーニング動作を実施することでスループットを低下させる事態を未然に回避できると共に、クリーニングが不足することで記録媒体の搬送開始時に発生する塗布ローラへの巻き込みや、塗布ローラへの表層の巻き付け等の重要な障害についても未然に防止することが可能となる。
本発明の実施例に係る処理液塗布装置を含む画像形成システムの概略構成を示したブロック図である。 図1に示す画像形成システムに備えられる処理液塗布装置の細部構成を処理液の塗布時の状態で示した概略図である。 図2に示す処理液塗布装置に備えられる塗布機構を成す処理液塗布ユニットと処理液供給ユニットとの概略構成を示した図である。 図2に示す処理液塗布装置内の加熱ローラのパワーONから印刷中までの時間経過に対する温度制御の概略を説明するために示した図である。 図2に示す処理液塗布装置が持つ演算機能による印刷準備動作での機内温度と塗布動作を行わない放置時間とに基づいて塗布ローラのクリーニング時間を決定するための演算処理動作を示したフローチャートである。 図2に示す処理液塗布装置の機内温度と塗布動作を行わない放置時間とによる処理液の粘度特性を示した図である。 図2に示す処理液塗布装置に備えられる処理液塗布ユニットによる塗布ローラに対するクリーニング動作を説明するために示した周辺装置を含めたシステム各部間の機能ブロック図である。
以下に、本発明の処理液塗布装置について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る処理液塗布装置110を含む画像形成システムの概略構成を示したブロック図である。
図1を参照すれば、この画像形成システムでは、給紙装置100から繰り出された例えば長尺状の連続紙等からなる記録媒体Wが最初に処理液塗布装置110に送り込まれ、処理液塗布装置110によって記録媒体Wの表面及び裏面に対して各種処理液を塗布する塗布処理が行われる。次に、処理液塗布装置110で塗布処理された記録媒体Wが第1のインクジェットプリンタ120fに送り込まれると、第1のインクジェットプリンタ120fでは記録媒体Wの表面側にインク滴を吐出して所望の画像を形成し、その後に反転装置130に記録媒体Wが送り込まれる。反転装置130では、記録媒体Wの表面及び裏面を反転して第2のインクジェットプリンタ120rに送り込む。第2のインクジェットプリンタ120rでは記録媒体Wの裏面側にインク滴を吐出して所望の画像を形成する。このようにして、記録媒体Wは両面に画像形成による印刷が施された後、図示しない後処理装置に送られて所定の後処理がなされるようになっている。
図2は、この画像形成システムに備えられる処理液塗布装置110の細部構成を処理液の塗布時の状態で示した概略図である。
図2を参照すれば、この処理液塗布装置110は、各ローラの端部に略図する軸受けを有することで回転自在なガイドローラ1が装置内に多数設置され、記録媒体Wの搬送パスを確保している。また、装置内の下方に設けられたフィードインローラ2はモータにより回転駆動し、略図するばねの引張力でフィードインニップローラ3に対して押し付けられるようになっている。記録媒体Wはフィードインローラ2とフィードインニップローラ3との間で弾性的に狭持され、モータによりフィードインローラ2を回転することで給紙装置100から装置内に記録媒体Wを引き込むことができる。
装置内では、フィードインローラ2及びフィードインニップローラ3から送り込まれた記録媒体Wを若干弛ませてエアループALを形成する。このエアループALの弛み量を略図する光学センサで検出して監視し、弛み量が一定になるようにフィードインローラ2のモータを略図する制御部で制御する。エアループALを通過した記録媒体Wは、パスシャフト4とエッジガイド5との間を通るが、パスシャフト4は記録媒体Wの搬送方向と直交する方向に2本配置され、記録媒体Wがそれらのパスシャフト4の間をS字状に通る。これらのパスシャフト4には一対のエッジガイド5が支持されており、エッジガイド5の間隔を記録媒体Wの幅寸法と同寸法に設定することにより、記録媒体Wの幅方向の走行位置が規制され、安定した走行が可能となる。尚、エッジガイド5は、パスシャフト4に対して例えばネジ等の固定手段によって固定されており、使用する記録媒体Wの幅寸法に応じて位置を調整することが可能になっている。
パスシャフト4とエッジガイド5との間を通過した記録媒体Wは、揺動可能なテンションアーム7に取り付けられた略図する角度センサによりテンションが検出されて監視され、所定の張力となるようにテンションローラ6のモータを略図する制御部で制御する。テンションアーム7を通過した記録媒体Wは、その表面側に処理液(処理剤液と呼ばれても良い)を塗布する表面処理液塗布装置112f、並びに記録媒体Wの裏面側に処理液を塗布する裏面処理液塗布装置112rを順次通過することにより、記録媒体Wの両面に処理液が塗布される。処理液の塗布手段については、後文で説明する。
表面処理液塗布装置112fを通過した記録媒体Wは、モータ等の駆動源を持たない複数のヒートロール8を備えた処理液乾燥装置114の間を通る。ヒートロール8は、搬送方向に沿って上下にそれぞれ複数個配置されており、各ヒートロール8は千鳥配置されて用紙を挟み込むことができる。即ち、処理液乾燥装置114は、複数のヒートロール8から成り、各ヒートロール8は、ローラ内部の中央に配置されたハロゲンランプ等の略図するヒータをそれぞれ有する。これにより、各ヒートロール8の表面を加熱することができる。また、各ヒートロール8の表面温度を検出するサーミスタやサーモパイル等の温度センサが、各ヒートロール8にそれぞれ配置されている。
処理液乾燥装置114の間を通過した記録媒体Wは、モータ等の略図する駆動源で回転駆動する搬送ローラ14と搬送ニップローラ9との間を通る。ここで、搬送ニップローラ9は搬送ローラ14の軸方向に沿って複数個配置され、略図するばねにより搬送ローラ14側に対して押し付けられている。
搬送ローラ14及び搬送ニップローラ9の間を通過した記録媒体Wは、回転自在なダンサーローラ15a、15b並びにこれらのダンサーローラ15a、15bの間に配置されたガイドローラ1に架け渡されてW型に巻き掛けられる。
2本のダンサーローラ15a、15bはそれぞれ各ローラの端部に設けた略図する軸受けを介して可動フレーム16に回転自在に取り付けられ、これによってダンサーユニット18を構成している。即ち、ここでのダンサーユニット18は記録媒体Wによって吊り下げられた状態になっている。
このダンサーユニット18も重力方向に沿って移動可能になっており、装置内にはダンサーユニット18の位置を検出する略図するダンサーユニット位置検出手段が設けられており、このダンサーユニット位置検出手段の検出結果に応じて搬送ローラ14の駆動源を略図する制御部が駆動制御することにより、ダンサーユニット18の位置を調整できる構成となっている。装置内の下方の略中央に配置された処理液供給ユニット113については、後文で説明する。
図3は、上述した処理液塗布装置110に備えられる塗布機構を成す処理液塗布ユニット112(表面処理液塗布装置112f、裏面処理液塗布装置112rの処理液塗布機能を合わせ持つ)と処理液供給ユニット113との概略構成を示した図である。
図3を参照すれば、処理液塗布ユニット112は、処理液供給ユニット113から供給された処理液30を入れる供給パン20、処理液30を汲み上げるスクイーズローラ21、スクイーズローラ21を塗布ローラ23へ押圧するための偏芯カム29、記録媒体Wを塗布ローラ23に押圧する加圧ローラ24を有しており、表面用と裏面用との対構成で同―搬送ライン上に設置される。
処理液供給ユニット113におけるカートリッジ31内に貯留されている処理液30は、処理液供給ユニット113内のポンプ32により汲み上げられた後、電磁弁34が介在された供給経路33を経由して処理液塗布ユニット112における供給パン20に供給される。処理液30としては、水溶性の色材を凝集させるか又は不溶化させる機能を有する水溶性の凝集剤を水、或いは有機溶剤に溶解又は分散させた液を用いる場合を例示できる。
供給パン20内の処理液30の量は、供給パン20に付設されている液面検出センサ35により検出されるが、印刷の繰り返しにより処理液30が消費され、供給パン20内の処理液30の液面位置が規定の高さよりも下がると電磁弁34が開成状態となってポンプ32が駆動し、カートリッジ31内の処理液30が供給パン20に供給される。供給パン20内の処理液30の液面位置が規定の高さに達すると、液面検出センサ35の検出信号に基づいて電磁弁34が閉成状態となり、ポンプ32が停止する。これにより、供給パン20内の処理液30の液量を一定に保持している。
このように電磁弁34は、処理液30の供給時にのみ開成状態となるが、動作時間が短いために通電時以外は弁閉鎖となるノーマルクローズドタイプのものを使用すれば、電磁弁34の消費電力を抑え、ランニングコストの低減を図ることができる。
処理液塗布ユニット112における偏芯カム29は供給パン20に接触しており、偏芯カム29の回転により供給パン20内でスクイーズローラ21を塗布ローラ23へ押圧させることができるもので、この際にスクイーズローラ21と塗布ローラ23とがギヤで結合される。供給パン20に貯留されている処理液30は、略図するモータにより駆動されるスクイーズローラ21の回転により汲み上げられる。このスクイーズローラ21としては、例えばアノニックスローラやワイヤーバー等のように、ローラ周面に溝加工を施したものを用いると、汲み上げ時に処理液30の粘度、印刷速度の影響等を受け難く、液量コントロールが容易であるために好ましい。
スクイーズローラ21により汲み上げられた処理液30は、余剰分がメータリングブレード22により掻き落され、規定量が塗布ローラ23のニップ部に運ばれる。スクイーズローラ21と塗布ローラ23のニップ部とに運ばれた処理液30は、これらの各ローラ間で軸方向に均一に引き伸ばされて薄膜化されつつ、塗布ローラ23に塗布される。因みに、塗布ローラ23は、周面がゴム等の弾性体で覆われている。
塗布ローラ23に塗布された処理液30は、塗布ローラ23と加圧ローラ24との間で挟持・搬送される記録媒体Wに塗布される。加圧ローラ24は、処理液塗布ユニット112における上方で揺動可能なアーム25を介して回転自在に支持されており、搬送移動する記録媒体Wに従動して回転する。偏芯カム26はアーム25に接触しており、偏芯カム26の回転により加圧ローラ24を塗布ローラ23へ圧着させたり、或いは離間させることができる。
塗布ローラ23は、印刷開始に先立ち、塗布ローラ23上の増粘した処理液をクリーニングするため、スクイーズローラ21を回転駆動するモータを規定回転数で規定時間動作することで塗布ローラ23を回転し、クリーニング動作を実施する。
また、記録媒体Wの搬送中、塗布ローラ23を略図する記録媒体搬送ユニットの矢印方向で示される搬送方向における搬送速度に従動回転させるため、塗布ローラ23は略図するワンウェイクラッチ機構を有しており、塗布ローラ23を回転駆動する駆動源に記録媒体搬送ユニットによる搬送速度以下となる速度を設定して制御することで、記録媒体搬送ユニットによる搬送速度が塗布ローラ23の回転数を上回った場合、塗布ローラ23は記録媒体搬送ユニットによる搬送速度に従動回転することが可能となる。
図4は、上述した処理液塗布装置110内の加熱ローラのパワーONから印刷中までの時間経過に対する温度制御の概略を説明するために示した図である。
図4を参照すれば、処理液塗布装置110内の処理液乾燥装置114では、期間t1で処理液塗布装置110のパワーONを契機としてヒータをONし、待機中の目標温度の温度制御を開始する。次に、期間t2で印刷開始の準備開始を契機として目標温度を待機中から印刷中の温度に切り替えことによって印刷中の目標温度への立ち上げが開始される印刷準備開始となる。更に、期間t3で印刷準備完了後の印刷が開始されるまでは印刷中の目標温度に制御される。引き続き、期間t4で用紙搬送が開始され、印刷開始時の制御を実施する印刷開始(例えば解像度6ppi入力開始)に至る。更に、期間t5で任意の期間だけ印刷開始時の制御を実施した後に通常印刷中の制御を実施する印刷中の通常制御開始に至り、その後に印刷停止命令がインクジェットプリンタから発行されると待機中の制御を実施する印刷(塗布)終了となる。
図2及び図3に示す構成で説明すれば、処理液塗布装置110では、処理液乾燥装置114が処理液塗布装置110のパワーONを契機としてヒータをONし、待機中の温度制御を開始し、印刷待機要求を受け付けると、目標温度を待機中から印刷中の温度に切り替えることによって印刷中の目標温度への立ち上げが開始し、これにより処理液塗布ユニット112が印刷準備動作を開始する。
そこで、処理液塗布ユニット112では、まず略図する供給パンリトラクトモータを回転駆動し、供給パン20を上昇させてスクイーズローラ21と塗布ローラ23とをニップし、同時にスクイーズローラ21及び塗布ローラ23がギヤで結合された状態となる。次に、処理液供給ユニット113に充填指示を送出し、供給パン20内に処理液30の充填を開始する。供給パン20内の処理液30の充填が完了すると、塗布ローラ23のクリーニング、及び液膜形成を行うため、スクイーズローラ21を回転駆動するモータを起動し、スクイーズローラ21と塗布ローラ23とを回転することで、塗布ローラ23のクリーニング動作を開始する。
図5は、上述した処理液塗布装置110が持つ演算機能(後述する図7中の演算装置Mpu)による印刷準備動作での機内温度と塗布動作を行わない放置時間とに基づいて塗布ローラ23のクリーニング時間を決定するための演算処理動作を示したフローチャートである。また、図7は、処理液塗布装置110に備えられる処理液塗布ユニット112による塗布ローラ23に対するクリーニング動作を説明するために示した周辺装置を含めたシステム各部間の機能ブロック図である。
この処理液塗布装置110では、処理液乾燥装置114が待機中の温度制御期間における自装置(処理液塗布装置110)内の機内温度と待機中の温度制御期間とに応じて、印刷準備動作の塗布ローラ23のクリーニング動作の期間を変化設定させるものである。処理液乾燥装置114は、上述したように処理液塗布装置110のパワーONを契機としてヒータがONし、待機中の温度制御を開始すると、処理液塗布装置110が持つ演算機能の演算処理装置Mpu内で周期タイマ等を使用してカウンタCntによりカウントすることで、待機中の温度制御期間を知ることができる。ここではカウンタCntをカウントする方法として、周期タイマを使用する場合を例示したが、それに限定されない。また、演算処理装置Mpuは、カウンタCntをカウントするタイミングで機内温度を検出するための温度センサSnsから温度検出信号に含まれる温度情報を取得し、平均化処理することで待機中の温度制御期間の処理液塗布装置110内の平均機内温度を演算することができる。尚、ここでは温度情報を平均化する場合を例示したが、これについても限定されない。また、処理液乾燥装置114の待機中の温度制御期間を、処理液塗布装置110のパワーONから印刷待機要求の受付を契機とする場合を説明したが、待機中の温度制御は、印刷停止要求の受付契機から待機中の温度制御に移行するケースや、印刷中に障害が発生し、印刷が中断した契機から待機中の温度制御に移行するケースがあるため、これについても限定されない。
演算処理装置Mpuでは、処理液塗布装置110が待機中になると、一定周期で温度センサSnsから温度情報を取得して平均化し、待機中の処理液塗布装置110内の平均機内温度データAvrTを算出する。尚、温度センサSnsは、処理液塗布装置110内に少なくとも1個が設置されるものであるが、温度センサSnsの設置数や設置個所については任意にできるため、特定しないものとする。また、センサの種類についても、機内温度についての温度検出値が得られれば良いので、これについても限定されない。
その他、処理液塗布装置110に備えられたオペレータパネルOpは、外気温度や湿度等の環境条件に応じて設定される塗布ローラ23のクリーニング動作の期間を示すクリーニング動作時間(最大動作時間を含む)のデータが変わるため、オペレータが印刷制御装置140と共に外部入力装置として適宜操作入力して使用することにより、クリーニング動作時間を変更可能とするものである。即ち、ここでの処理液塗布装置110に備えられたオペレータパネルOpや装置外部の印刷制御装置140は、演算装置Mpuで可変設定したクリーニング動作時間(最大動作時間を含む)をオペレータの操作入力により変更設定するための外部入力手段として働く。
そこで、図5を参照して演算処理動作を具体的に説明すれば、処理液塗布装置110が印刷待機要求を受け付けると、演算処理装置Mpuが待機中の処理液塗布装置110内の平均機内温度AvrTを確定し、機内温度チェックとして、平均機内温度AvrTが基準温度StdMより高い温度StdH未満であるか否かをStdH>AvrTであるか否かの判定(ステップS101)により行う。この判定の結果、StdH>AvrTでなければ(StdH≦AvrTであれば)、機内温度StdH中の放置時間WaitSのクリーニング時間ClnHS(ステップS102)をクリーニング動作時間ClnNNに代入する処理を行った後、放置時間チェックとして、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitS以下であるか否かをWaitS≧Cntであるか否かの判定(ステップS103)により行う。この判定の結果、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitS以下(WaitS≧Cnt)であれば塗布ローラ23のクリーニング動作時間セットとして、塗布ローラ23のクリーニング時間ClnHSを代入したクリーニング動作時間ClnNNを、クリーニング動作時間ClnDに設定(ステップS107)する処理を行ってから演算処理動作を終了するが、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitSよりも長ければ(WaitS<Cntであれば)、機内温度StdH中の放置時間WaitMのクリーニング時間ClnHM(ステップS104)をクリーニング動作時間ClnNNに代入する処理を行った後、放置時間チェックとして、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitM以下であるか否かをWaitM≧Cntであるか否かの判定(ステップS105)により行う。この判定の結果、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitM以下(WaitM≧Cnt)であれば塗布ローラ23のクリーニング動作時間セットとして、塗布ローラ23のクリーニング時間ClnHMを代入したクリーニング動作時間ClnNNを、クリーニング動作時間ClnDに設定(ステップS107)する処理を行ってから演算処理動作を終了するが、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitMよりも長ければ(WaitM<Cntであれば)、機内温度StdH中の放置時間WaitLのクリーニング時間ClnHL(ステップS106)をクリーニング動作時間ClnNNに代入する処理を行った後、塗布ローラ23のクリーニング時間ClnHLを代入したクリーニング動作時間ClnNNを、クリーニング動作時間ClnDに設定(ステップS107)する処理を行ってから演算処理動作を終了する。
一方、最初のStdH>AvrTであるか否かの判定(ステップS101)の結果、StdH>AvrTであれば引き続き、機内温度チェックとして、平均機内温度AvrTが基準温度StdM未満であるか否かをStdM>AvrTであるか否かの判定(ステップS108)により行う。この判定の結果、StdM>AvrTでなければ(StdM≦AvrTであれば)、機内温度StdM中の放置時間WaitSのクリーニング時間ClnMS(ステップS109)をクリーニング動作時間ClnNNに代入する処理を行った後、放置時間チェックとして、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitS以下であるか否かをWaitS≧Cntであるか否かの判定(ステップS110)により行う。この判定の結果、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitS以下(WaitS≧Cnt)であれば塗布ローラ23のクリーニング動作時間セットとして、塗布ローラ23のクリーニング時間ClnMSを代入したクリーニング動作時間ClnNNを、クリーニング動作時間ClnDに設定(ステップS107)する処理を行ってから演算処理動作を終了するが、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitSよりも長ければ(WaitS<Cntであれば)、機内温度StdM中の放置時間WaitMのクリーニング時間ClnMM(ステップS111)をクリーニング動作時間ClnNNに代入する処理を行った後、放置時間チェックとして、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitM以下であるか否かをWaitM≧Cntであるか否かの判定(ステップS112)により行う。この判定の結果、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitM以下(WaitM≧Cnt)であれば塗布ローラ23のクリーニング動作時間セットとして、塗布ローラ23のクリーニング時間ClnMMを代入したクリーニング動作時間ClnNNを、クリーニング動作時間ClnDに設定(ステップS107)する処理を行ってから演算処理動作を終了するが、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitMよりも長ければ(WaitM<Cntであれば)、機内温度StdM中の放置時間WaitLのクリーニング時間ClnML(ステップS113)をクリーニング動作時間ClnNNに代入する処理を行った後、塗布ローラ23のクリーニング時間ClnMLを代入したクリーニング動作時間ClnNNを、クリーニング動作時間ClnDに設定(ステップS107)する処理を行ってから演算処理動作を終了する。
他方、先のStdM>AvrTであるか否かの判定(ステップS108)の結果、StdM>AvrTであれば、機内温度StdL中の放置時間WaitSのクリーニング時間ClnLS(ステップS114)をクリーニング動作時間ClnNNに代入する処理を行った後、放置時間チェックとして、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitS以下であるか否かをWaitS≧Cntであるか否かの判定(ステップS115)により行う。この判定の結果、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitS以下(WaitS≧Cnt)であれば塗布ローラ23のクリーニング動作時間セットとして、塗布ローラ23のクリーニング時間ClnLSを代入したクリーニング動作時間ClnNNを、クリーニング動作時間ClnDに設定(ステップS107)する処理を行ってから演算処理動作を終了するが、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitSよりも長ければ(WaitS<Cntであれば)、機内温度StdL中の放置時間WaitMのクリーニング時間ClnLM(ステップS116)をクリーニング動作時間ClnNNに代入する処理を行った後、放置時間チェックとして、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitM以下であるか否かをWaitM≧Cntであるか否かの判定(ステップS117)により行う。この判定の結果、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitM以下(WaitM≧Cnt)であれば塗布ローラ23のクリーニング動作時間セットとして、塗布ローラ23のクリーニング時間ClnLMを代入したクリーニング動作時間ClnNNを、クリーニング動作時間ClnDに設定(ステップS107)する処理を行ってから演算処理動作を終了するが、放置時間のカウンタCntが放置時間WaitMよりも長ければ(WaitM<Cntであれば)、機内温度StdL中の放置時間WaitLのクリーニング時間ClnLL(ステップS118)をクリーニング動作時間ClnNNに代入する処理を行った後、塗布ローラ23のクリーニング時間ClnLLを代入したクリーニング動作時間ClnNNを、クリーニング動作時間ClnDに設定(ステップS107)する処理を行ってから演算処理動作を終了する。
因みに、図5中の各条件で選択設定される塗布ローラ23のクリーニング動作時間ClnNNに係るクリーニング時間ClnHS、ClnHM、ClnHL、ClnMS、ClnMM、ClnML、ClnLS、ClnLM、ClnLLは、実験による経験値から決定することができるもので、演算装置Mpu内の記憶装置Memに予めテーブル形式等でその値を格納しておき、上述した選択処理で選択すれば良い。こうした手法に従えば、必要以上にクリーニング動作を実施することでスループットを低下させてしまうことを未然に回避できる他、クリーニングが不足することで記録媒体Wの搬送開始時に発生する塗布ローラ23への巻き込みや、塗布ローラ23への表層の巻き付け等の重要な障害についても未然に防止することが可能となる。
表1は、図5で説明した処理液塗布装置110の機内温度条件と塗布動作を行わない放置時間条件とに応じて必要となる塗布ローラ23のクリーニング時間を決定する演算処理について、クリーニング時間の設定値を纏めて掲示したものである。
図6は、処理液塗布装置110の機内温度と塗布動作を行わない放置時間とによる処理液30の粘度特性を示した図である。
図6を参照すれば、処理液塗布装置110の機内温度が中間温度の特性V2では、処理液30の粘度は時間に比例して上昇し、或る時間以上になると殆どの蒸発成分が蒸発し、不揮発性の溶剤のみが残って蒸発するものがなくなるため、粘度の変化は少なくなって飽和する様子を示している。
こうした傾向は、処理液塗布装置110の機内温度が中間温度よりも高い高温度の特性V1に示されるように、高温になる程、蒸発速度が速くなるために急勾配となり、粘度の変化が少なくなって飽和する時期が早くなることを示している。また、逆に処理液塗布装置110の機内温度が中間温度よりも低い低温度の特性V3では、低温になる程、蒸発速度が遅くなるために緩勾配となり、粘度の変化が少なくなって飽和する時期が遅くなることを示している。尚、処理液塗布装置110の機内温度と放置時間とに応じて処理液30の蒸発成分が蒸発し、不揮発性の溶剤のみが残って蒸発するものがなくなり、粘度の変化が少なくなって飽和状態となるまでの経過時間は、実験による経験値から決定することができる。
表2は、処理液塗布装置110の塗布ローラ23のクリーニング動作時間ClnNNが最大値となるクリーニング時間ClnLLを基準として、処理液塗布装置110の機内温度条件と塗布動作を行わない放置時間条件とに応じて必要となる塗布ローラ23のクリーニング時間を決定する演算処理について、クリーニング時間の割合の設定値を纏めて掲示したものである。
塗布ローラ23のクリーニング動作時間ClnNNが最大値となるクリーニング時間ClnLLを基準とした場合の各条件で必要となる塗布ローラ23のクリーニング時間の割合は、実験による経験値から決定することができるので、係るクリーニング時間の割合についても、データテーブルとして演算処理装置Mpu内の記憶装置Memに格納しておき、演算装置Mpuによる塗布ローラ23のクリーニング動作の期間を算出する際に使用すれば良い。これにより、演算装置Mpuは、記憶装置Memに格納された各条件に応じて必要となる塗布ローラ23のクリーニング時間の割合からクリーニング動作の期間を決定することができる。尚、上述したように、外気温度や湿度等の環境条件で塗布ローラ23のクリーニング動作時間ClnNNが最大値となるクリーニング時間ClnLLのデータが変わるため、こうした場合には印刷制御装置140やオペレータパネルOp等の外部入力装置からそのデータ(クリーニング時間ClnLL)を変更可能とする機能を持たせることが有効になる。
何れにしても、演算処理装置Mpuで演算処理して決定したクリーニング時間に応じて、表面用と裏面用とのスクイーズローラ21の駆動モータが駆動制御されることにより、塗布ローラ23のクリーニング動作が最適に行われ、処理液30が適確に除去される。
以上に説明した実施例に係る処理液塗布装置110では、記録媒体Wの種類やユーザ設定により待機温度が変更され、装置内環境が変化していても、上述したように、装置内における温度センサSnsで検出される機内温度とカウンタCntで計測される放置時間(処理液塗布ユニット112の放置時間)とに応じて演算装置Mpuが処理液塗布ユニット112の塗布ローラ23に付着した処理液30の粘度を判断した結果に基づいて印字前の準備期間で実施する塗布ローラ23のクリーニング動作の期間を可変設定して最適化することで、塗布ローラ23のクリーニング動作が最適に行われて付着した処理液30が効率良く除去される。このため、必要以上にクリーニング動作を実施することでスループットを低下させる事態を未然に回避できると共に、クリーニングが不足することで記録媒体Wである用紙等の搬送開始時に発生する塗布ローラ23への巻き込みや、塗布ローラ23への表層の巻き付け等の重要な障害についても未然に防止することが可能となる。
尚、図2及び図3を参照して説明した実施例に係る処理液塗布装置110は、あくまでも一例であり、各部構成の細部を変更することが可能であるため、本発明の処理液塗布装置は、実施例で開示した形態に限定されない。
1 ガイドローラ
2 フィードインローラ
3 フィードインニップローラ
4 パスシャフト
5 エッジガイド
6 テンションローラ
7 テンションアーム
8 ヒートロール
9 搬送ニップローラ
14 搬送ローラ
15a、15b ダンサーローラ
16 可動フレーム
18 ダンサーユニット
20 供給パン
21 スクイーズローラ
22 メータリングブレード
23 塗布ローラ
24 加圧ローラ
25 アーム
26、29 偏芯カム
30 処理液
34 電磁弁
35 液面検出センサ
100 給紙装置
110 処理液塗布装置
112 処理液塗布ユニット
112f 表面処理液塗布装置
112r 裏面処理液塗布装置
113 処理液供給ユニット
114 処理液乾燥装置
120f 第1のインクジェットプリンタ
120r 第2のインクジェットプリンタ
130 反転装置
140 印刷制御装置
W 記録媒体
特許4915529号公報

Claims (4)

  1. 画像形成用の印字前の記録媒体の表面及び裏面に処理液を塗布すると共に、印字前の準備期間で塗布ローラのクリーニングを実施可能な塗布機構を持つ処理液塗布装置において、
    前記塗布機構で塗布動作を実施しない放置時間を計測する計測手段と、装置内の機内温度を検出する温度検出手段と、前記計測手段で計測された前記放置時間と前記温度検出手段で検出された前記機内温度とに応じて前記塗布ローラに付着する前記処理液の特性を演算処理して判断した結果に基づいて当該塗布ローラの前記クリーニング動作の期間を決定して設定可能な演算手段と、を備え、
    前記演算手段は、前記処理液の特性として、当該処理液の粘度を判断した結果に基づいて前記クリーニング動作の期間を可変設定することを特徴とする処理液塗布装置。
  2. 請求項1記載の処理液塗布装置において、
    前記演算手段は、装置内の機内温度条件と塗布動作を行わない放置時間条件とに応じて必要となる前記塗布ローラの前記クリーニング動作の期間の設定値を予めテーブル形式で格納した記憶手段を持つことを特徴とする処理液塗布装置。
  3. 請求項2記載の処理液塗布装置において、
    前記記憶手段は、前記塗布ローラの前記クリーニング動作の期間を示すクリーニング動作時間が最大値となるクリーニング時間を基準として、装置内の機内温度条件と塗布動作を行わない放置時間条件とに応じて必要となる当該塗布ローラの当該クリーニング時間の割合の設定値を予めテーブル形式で格納しており、
    前記演算手段は、前記クリーニング時間の割合の設定値に応じて前記クリーニング動作の期間を決定することを特徴とする処理液塗布装置。
  4. 請求項3記載の処理液塗布装置において、
    前記演算手段で可変設定した前記クリーニング動作の期間又は前記クリーニング動作時間の最大値を操作入力により変更設定するための外部入力手段を備えたことを特徴とする処理液塗布装置。
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