JP2016050141A - 炭化珪素単結晶の焼鈍方法 - Google Patents
炭化珪素単結晶の焼鈍方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016050141A JP2016050141A JP2014176263A JP2014176263A JP2016050141A JP 2016050141 A JP2016050141 A JP 2016050141A JP 2014176263 A JP2014176263 A JP 2014176263A JP 2014176263 A JP2014176263 A JP 2014176263A JP 2016050141 A JP2016050141 A JP 2016050141A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- single crystal
- silicon carbide
- carbide single
- wafer
- ghz
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 title claims abstract description 178
- HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N silicon carbide Chemical compound [Si+]#[C-] HBMJWWWQQXIZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 163
- 229910010271 silicon carbide Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 163
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 37
- 238000000137 annealing Methods 0.000 title claims abstract description 30
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 33
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims abstract description 6
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 5
- 230000000116 mitigating effect Effects 0.000 abstract 1
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 162
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 29
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical group [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 21
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 20
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 20
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 17
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 14
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 14
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 13
- 238000003763 carbonization Methods 0.000 description 11
- 238000007517 polishing process Methods 0.000 description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 7
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 238000000859 sublimation Methods 0.000 description 3
- 230000008022 sublimation Effects 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 229910052582 BN Inorganic materials 0.000 description 2
- PZNSFCLAULLKQX-UHFFFAOYSA-N Boron nitride Chemical compound N#B PZNSFCLAULLKQX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 2
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000001953 recrystallisation Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005229 chemical vapour deposition Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000009972 noncorrosive effect Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229910052594 sapphire Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010980 sapphire Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 229940095676 wafer product Drugs 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
【解決手段】10Pa以下に減圧した不活性ガス雰囲気中で炭化珪素単結晶1を2000℃以上に加熱して焼鈍する方法において、前記加熱の手段としてマイクロ波加熱を用いて、10秒以上5時間未満の加熱を行うことにより、炭化珪素単結晶内部に残留する歪や応力などを除去して平坦化された炭化珪素単結晶ウェハが得られるようにする。
【選択図】図1
Description
(1) 10Pa以下に減圧した不活性ガス雰囲気中で炭化珪素単結晶を2000℃以上に加熱して焼鈍する方法において、前記加熱の手段としてマイクロ波加熱を用いて、10秒以上5時間未満の加熱を行うことを特徴とする炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
(2) 前記炭化珪素単結晶の表裏両面側に反射板を配置して、輻射抜熱を防ぐことを特徴とする(1)に記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
(3) 433.92MHz、915MHz、2.45GHz、5.8GHz、24.125GHz、61.25GHz、122.5GHz、又は245GHzのいずれか一種の周波数帯で前記マイクロ波加熱することを特徴とする(1)又は(2)に記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
(4) 433.92MHz、915MHz、2.45GHz、5.8GHz、24.125GHz、61.25GHz、122.5GHz、及び245GHzからなる群から選ばれた二種以上の周波数帯を組み合わせて前記マイクロ波加熱することを特徴とする(1)又は(2)に記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
(5) 前記炭化珪素単結晶が、1mΩcm以上100mΩcm以下の比抵抗を有する炭化珪素単結晶ウェハ、又は1mΩcm以上100mΩcm以下の比抵抗を有する炭化珪素単結晶インゴットであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
(6) 前記炭化珪素単結晶が炭化珪素単結晶ウェハの場合、加熱時間は10秒以上20分以下である(1)〜(5)のいずれかに記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
(7) 前記炭化珪素単結晶が炭化珪素単結晶インゴットの場合、インゴットの長さ10mmを単位長さとして、単位長さあたりの加熱時間が30秒以上2時間以下である(1)〜(5)のいずれかに記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、最高点高さと最低点高さの差で表される炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは97μmであった。そして、図1に示したように、このウェハを室温で真空チャンバー4内に設置し、真空チャンバー4内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。ここで、炭化珪素単結晶ウェハ1は、平坦に加工された窒化ホウ素多結晶板(絶縁耐熱保持材)8と、その上に載せられたカーボンファイバーフェルト(断熱材)7に重ねるようにして真空チャンバー4内に配置した。更には、これらの上下方向に鏡面研磨した高純度SiC多結晶の12インチダミーウェハをそれぞれ配置して、炭化珪素単結晶ウェハ1の表裏両面側で輻射抜熱を防ぐ反射板2、3とした。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは94μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー4内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー4内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯915MHz(902-928MHz)、出力2kWのマイクロ波を20分照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,300℃まで昇温されていた。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは94μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー4内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー4内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯2.45GHz(2.4-2.5GHz)、出力2kWのマイクロ波を20分照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,300℃まで昇温されていた。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは92μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー4内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー4内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯5.8GHz(5.725 - 5.875GHz)、出力1kWのマイクロ波を20分照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,250℃まで昇温されていた。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは92μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー4内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー4内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯24.125GHz(24-24.25GHz)、出力0.5kWのマイクロ波を20分照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,200℃まで昇温されていた。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは91μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー4内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー4内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯61.25GHz(61-61.5GHz)、出力0.2kWのマイクロ波を20分照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,100℃まで昇温されていた。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは90μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー4内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー4内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯122.5GHz(122-123GHz)、出力0.1kWのマイクロ波を20分照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,050℃まで昇温されていた。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは90μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー4内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー4内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯245GHz(244-246GHz)、出力0.1kWのマイクロ波を15分照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,000℃まで昇温されていた。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは96μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー4内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー4内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯915MHz(902-928MHz)、出力2kWのマイクロ波と、周波数帯122.5GHz(122-123GHz)、出力0.1kWのマイクロ波との二種類を同時に15分照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,350℃まで昇温されていた。915MHzの電磁波の真空中での波長は33cmであり、122.5GHzの電磁波の真空中での波長は2.4mmであることから、前者はウェハ内部まで浸透し、後者は主にウェハ表面に寄与する。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは95μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー4内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー4内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯2.45GHz(2.4-2.5GHz)、出力2kWのマイクロ波と、周波数帯245GHz(244-246GHz)、出力0.1kWのマイクロ波との二種類を同時に15分照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,350℃まで昇温されていた。2.45GHzの電磁波の真空中での波長は12cmであり、245GHzの電磁波の真空中での波長は1.2mmであることから、前者はウェハ内部まで浸透し、後者は主にウェハ表面に寄与する。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは95μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー4内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯2.45GHz(2.4-2.5GHz)、出力2kWのマイクロ波と、周波数帯24.125GHz(24-24.25GHz)、出力0.5kWのマイクロ波との二種類を同時に12分照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,400℃まで昇温されていた。2.45GHzの電磁波の真空中での波長は12cmであり、24.125GHzの電磁波の真空中での波長は12mmであることから、前者はウェハ内部まで浸透し、後者は主にウェハ表面への寄与が大きい。
比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットから厚さ0.8mm、直径6インチの炭化珪素単結晶ウェハを切り出して、表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定した。反りは90μmであった。そして、実施例1と同様、この炭化珪素単結晶ウェハ1を室温で真空チャンバー内に設置して、図1に示した構成にし、真空チャンバー内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯2.45GHz(2.4-2.5GHz)、出力3kWのマイクロ波を5時間照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶ウェハ表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,400℃まで昇温されていた。
厚さ10mmで直径6インチ、比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットを室温で真空チャンバー内に設置して、実施例1と同様に図1に示した構成にし、真空チャンバー内をArガスで置換した後に排気して、1Paまで圧力を下げた。そこに、周波数帯2.45GHz(2.4-2.5GHz)、出力3kWのマイクロ波を2時間照射した。マイクロ波照射時の炭化珪素単結晶インゴットの表面の温度を光高温度計でモニターしたところ2,350℃まで昇温されていた。
厚さ10mmで直径6インチ、比抵抗10mΩcmの炭化珪素単結晶インゴットにマイクロ波を照射することなく、厚さ0.8mm、直径6インチのウェハを切り出した。表面粗さ測定機を用いてプローブを切断開始点から切断終点まで走査し、炭化珪素単結晶ウェハの反りを測定したところ、反りは83μmだった。このウェハを両面研磨機でラップして鏡面に仕上げ、さらにポリッシュしてベアウェハに仕上げたところ、面内の厚さバラツキが2.5μmまで改善されたが、反りが81μmと大きく、殆ど改善されなかった。
Claims (7)
- 10Pa以下に減圧した不活性ガス雰囲気中で炭化珪素単結晶を2000℃以上に加熱して焼鈍する方法において、前記加熱の手段としてマイクロ波加熱を用いて、10秒以上5時間未満の加熱を行うことを特徴とする炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
- 前記炭化珪素単結晶の表裏両面側に反射板を配置して、輻射抜熱を防ぐことを特徴とする請求項1に記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
- 433.92MHz、915MHz、2.45GHz、5.8GHz、24.125GHz、61.25GHz、122.5GHz、又は245GHzのいずれか一種の周波数帯で前記マイクロ波加熱することを特徴とする請求項1又は2に記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
- 433.92MHz、915MHz、2.45GHz、5.8GHz、24.125GHz、61.25GHz、122.5GHz、及び245GHzからなる群から選ばれた二種以上の周波数帯を組み合わせて前記マイクロ波加熱することを特徴とする請求項1又は2に記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
- 前記炭化珪素単結晶が、1mΩcm以上100mΩcm以下の比抵抗を有する炭化珪素単結晶ウェハ、又は1mΩcm以上100mΩcm以下の比抵抗を有する炭化珪素単結晶インゴットであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
- 前記炭化珪素単結晶が炭化珪素単結晶ウェハの場合、加熱時間は10秒以上20分以下である請求項1〜5のいずれかに記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
- 前記炭化珪素単結晶が炭化珪素単結晶インゴットの場合、インゴットの長さ10mmを単位長さとして、単位長さあたりの加熱時間が30秒以上2時間以下である請求項1〜5のいずれかに記載の炭化珪素単結晶の焼鈍方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014176263A JP6335722B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 炭化珪素単結晶の焼鈍方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014176263A JP6335722B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 炭化珪素単結晶の焼鈍方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016050141A true JP2016050141A (ja) | 2016-04-11 |
JP6335722B2 JP6335722B2 (ja) | 2018-05-30 |
Family
ID=55657915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014176263A Active JP6335722B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 炭化珪素単結晶の焼鈍方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6335722B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021025085A1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-11 | 学校法人関西学院 | SiC基板、SiCエピタキシャル基板、SiCインゴット及びこれらの製造方法 |
CN114423889A (zh) * | 2019-09-27 | 2022-04-29 | 学校法人关西学院 | SiC单晶的制造方法、SiC单晶的制造装置以及SiC单晶晶片 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05345982A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-12-27 | Canon Inc | 無端環状導波管を有するマイクロ波導入装置及び 該装置を備えたプラズマ処理装置 |
JP2000044397A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-15 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 炭化珪素単結晶の製造方法 |
JP2012031014A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Denso Corp | 炭化珪素単結晶およびその製造方法 |
-
2014
- 2014-08-29 JP JP2014176263A patent/JP6335722B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05345982A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-12-27 | Canon Inc | 無端環状導波管を有するマイクロ波導入装置及び 該装置を備えたプラズマ処理装置 |
JP2000044397A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-15 | Toyota Central Res & Dev Lab Inc | 炭化珪素単結晶の製造方法 |
JP2012031014A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | Denso Corp | 炭化珪素単結晶およびその製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021025085A1 (ja) * | 2019-08-06 | 2021-02-11 | 学校法人関西学院 | SiC基板、SiCエピタキシャル基板、SiCインゴット及びこれらの製造方法 |
CN114423889A (zh) * | 2019-09-27 | 2022-04-29 | 学校法人关西学院 | SiC单晶的制造方法、SiC单晶的制造装置以及SiC单晶晶片 |
US11932967B2 (en) | 2019-09-27 | 2024-03-19 | Kwansei Gakuin Educational Foundation | SiC single crystal manufacturing method, SiC single crystal manufacturing device, and SiC single crystal wafer |
CN114423889B (zh) * | 2019-09-27 | 2024-07-09 | 学校法人关西学院 | SiC单晶的制造方法、SiC单晶的制造装置以及SiC单晶晶片 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6335722B2 (ja) | 2018-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6454606B2 (ja) | 酸化物単結晶薄膜を備えた複合ウェーハの製造方法 | |
JP7008063B2 (ja) | 改質SiCウエハの製造方法及びエピタキシャル層付きSiCウエハの製造方法 | |
US8748294B2 (en) | SOS substrate with reduced stress | |
JP4617364B2 (ja) | 基板加熱装置及び処理方法 | |
KR101439380B1 (ko) | 사파이어 단결정 열처리 방법 및 장치 | |
JP2006066432A (ja) | 石英治具及び半導体製造装置 | |
JP6049571B2 (ja) | 窒化物半導体薄膜を備えた複合基板の製造方法 | |
JP2011084411A (ja) | 単結晶ダイヤモンド成長用基材及び単結晶ダイヤモンド基板の製造方法 | |
CN102296362A (zh) | 单结晶金刚石生长用基体材料以及单结晶金刚石基板的制造方法 | |
WO2015046294A1 (ja) | ダイヤモンド基板及びダイヤモンド基板の製造方法 | |
JP2018117030A (ja) | 複合基板および複合基板の製造方法 | |
JP6579889B2 (ja) | 炭化珪素単結晶基板の製造方法 | |
JP6335722B2 (ja) | 炭化珪素単結晶の焼鈍方法 | |
TW201711105A (zh) | 用於製造包含電荷捕捉層之半導體元件之製程 | |
JP5843725B2 (ja) | 単結晶の製造方法 | |
WO2018216657A1 (ja) | SiCウエハの製造方法、エピタキシャルウエハの製造方法、及びエピタキシャルウエハ | |
CN113512759B (zh) | 碳化硅晶锭及其制造方法和用于制造碳化硅晶锭的系统 | |
JP4374986B2 (ja) | 炭化珪素基板の製造方法 | |
JP4661039B2 (ja) | 炭化珪素基板の製造方法 | |
CN112805810B (zh) | 硅晶片的热处理方法 | |
EP2287370A1 (en) | A l X G a 1-X N SINGLE CRYSTAL AND ELECTROMAGNETIC WAVE TRANSMISSION BODY | |
JP5517354B2 (ja) | シリコンウェーハの熱処理方法 | |
JP2020059648A (ja) | ダイヤモンド基板及びダイヤモンド基板の製造方法 | |
TW202129097A (zh) | 碳化矽基板的製造方法 | |
JP6820785B2 (ja) | 炭化珪素単結晶の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170405 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171211 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180131 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20180227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180410 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180501 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6335722 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |