JP2016048032A - 回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも三つの軸受部を用いて回転軸を軸支する回転式圧縮機において、それらの軸受部の調芯を容易に行えるようにし、しかも、回転軸の傾きや振れ回りの発生を抑制する。
【解決手段】圧縮機構部12は、回転軸11の軸方向に配列された少なくとも三つのシリンダ15a、15b、15cと、シリンダの両端を閉塞して各シリンダ内にシリンダ室20a、20b、20cを形成する閉塞部材16、17、18、19と、シリンダ室内で偏心回転するローラ22a、22b、22cとを有し、回転軸は閉塞部材の少なくとも三つに設けられた軸受部16a、18a、19aにより軸支され、軸受部の内周面と回転軸の外周面との間の摺動部分のクリアランスを“C”、軸受部の内周面と回転軸の外周面との間の軸方向の長さを“L”とした場合、電動機部10の最も近くに位置する軸受部16aの“C/L”の値は、他の軸受部18a、19bの“C/L”の値より小さい。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、回転式圧縮機及び冷凍サイクル装置に関する。
従来、電動機部とこの電動機部に連結された回転軸により駆動される圧縮機構部とが密閉ケース内に収容され、圧縮機構部でガス冷媒等の作動流体を圧縮する回転式圧縮機が知られている。このような回転式圧縮のなかには、圧縮機構部に、回転軸の軸方向に配列された三つのシリンダと、回転軸を軸支する少なくとも三つの軸受部とを有するものが知られている(下記特許文献1、2参照)。
特開2012−122400号公報 特許第4594302号公報
しかしながら、圧縮機構部に三つのシリンダと三つ以上の軸受部とを設けた場合、三つ以上の軸受部を調芯することは容易でなく、回転式圧縮機の組立に多大な手間がかかる。また、三つのシリンダを設けることにより回転軸の長さが長くなるため、回転軸の曲がりや変形等が生じやすくなる。
本発明の実施形態の目的は、少なくとも三つの軸受部を用いて回転軸を軸支する回転式圧縮機において、それらの軸受部の調芯を容易に行えるようにし、しかも、回転軸の傾きや振れ回りの発生を抑制することである。
実施形態の回転式圧縮機は、電動機部とこの電動機部に連結された回転軸により駆動される圧縮機構部とが密閉ケース内に収容され、圧縮機構部で作動流体を圧縮する回転式圧縮機において、圧縮機構部は、回転軸の軸方向に配列されて回転軸を囲む少なくとも三つのシリンダと、各シリンダの両端を閉塞して各シリンダ内にシリンダ室を形成する閉塞部材と、回転軸の各シリンダ室内に位置する部分に設けられた偏心部と、偏心部に嵌合されて回転軸の回転に伴い各シリンダ室内で偏心回転するローラと、各シリンダ室内を周方向に吸込室と圧縮室とに二分するブレードとを有し、回転軸は閉塞部材の少なくとも三つに設けられた軸受部により軸支され、軸受部の内周面と回転軸の外周面との間の摺動部分のクリアランスを“C”、軸受部の内周面と回転軸の外周面との間の摺動部分の軸方向の長さを“L”とした場合、電動機部の最も近くに位置する軸受部の“C/L”の値は、他の軸受部の“C/L”の値より小さいことを特徴とする。
断面で示した回転式圧縮機を含む冷凍サイクル装置の構成図である。 シリンダの部分を示す水平断面図である。 軸受部の内周面と回転軸の外周面との間のクリアランス“C”についての説明図である。
実施形態について、図面に基づいて説明する。図1は冷凍サイクル装置1の全体構成を示しており、この冷凍サイクル装置1は、圧縮機本体2とアキュムレータ3とを有して作動流体であるガス冷媒を圧縮する回転式圧縮機4と、圧縮機本体2に接続されて圧縮機本体2から吐出された高圧・高温のガス冷媒を凝縮して液冷媒にする凝縮器5と、凝縮器5に接続されて液冷媒を減圧する膨張装置6と、膨張装置6とアキュムレータ3との間に接続されて膨張した液冷媒を蒸発させる蒸発器7とを有している。アキュムレータ3と圧縮機本体2とは、ガス冷媒が流れる吸込流路8により接続されている。
圧縮機本体2は、円筒状に形成された密閉ケース9を有し、密閉ケース9内には、上方側に位置する電動機部10と、電動機部10に連結されて上下方向に中心線を有する回転軸11と、回転軸11を介して電動機部10により駆動される圧縮機構部12とが収容されている。
電動機部10は、回転軸11が固定された回転子13と、密閉ケース9の内周部に固定されて回転子13を囲む位置に配置された固定子14とを有している。回転子13には永久磁石(図示せず)が設けられ、固定子14には通電用のコイル(図示せず)が巻かれている。コイルに通電されることにより、回転子13と回転軸11とが一体に回転する。
圧縮機構部12は、ガス冷媒を圧縮する部分であり、回転軸11の軸方向に配列された三つのシリンダ15a、15b、15cを有している。各シリンダ15a、15b、15cにおける回転軸11の軸方向に沿った両端は閉塞部材(主軸受16、第1仕切板17、第2仕切板18、副軸受19)により閉塞され、両端を閉塞された各シリンダ15a、15b、15c内にシリンダ室20a、20b、20cが形成されている。これらの閉塞部材(主軸受16、第1仕切板17、第2仕切板18、副軸受19)には回転軸11が貫通されており、回転軸11は、主軸受16に設けられた軸受部16aと、第2仕切板18に設けられた軸受部18aと、副軸受19に設けられた軸受部19aとにより軸支されている。なお、第1仕切板17にも軸受部を設けても良く、閉塞部材の少なくとも三つに軸受部を設ければよい。
回転軸11における各シリンダ室20a、20b、20c内に位置する部分には偏心部21a、21b、21cが設けられ、各偏心部21a、21b、21cにはローラ22a、22b、22cが嵌合されている。各ローラ22a、22b、22cは、回転軸11の回転時に外周面を各シリンダ15a、15b、15cの内周面に油膜を介して線接触させながら偏心回転するように配置されている。
また、各シリンダ室20a、20b、20cには、各シリンダ室20a、20b、20c内を周方向に沿って吸込室23と圧縮室24とに二分するブレード25a、25b、25cが設けられている。吸込室23と圧縮室24については後述する図3において説明する。
主軸受16には、シリンダ室20a内で圧縮されたガス冷媒が吐出される吐出ポート26と、吐出ポート26を開閉する吐出弁27とが設けられている。また、主軸受16には、吐出ポート26から吐出されたガス冷媒が流入する主軸受側マフラ28が取付けられている。主軸受側マフラ28内に流入したガス冷媒は、主軸受側マフラ28に形成された流出口29から密閉ケース9内に流出するようになっている。
第1仕切板17には、シリンダ室20b内で圧縮されたガス冷媒が吐出される吐出ポート30と、吐出ポート30を開閉する吐出弁31とが設けられている。第1仕切板17内には、吐出ポート30から吐出されたガス冷媒が流入する仕切板内空間32が形成されている。仕切板内空間32内と主軸受側マフラ28内とは連通路33により連通され、吐出ポート30から吐出されて仕切板内空間32内に流入したガス冷媒は、連通路33内を通って主軸受側マフラ28内に流入するようになっている。
副軸受19には、シリンダ室20c内で圧縮されたガス冷媒が吐出される吐出ポート34と、吐出ポート34を開閉する吐出弁35とが設けられている。また、副軸受19には、吐出ポート34から吐出されたガス冷媒が流入する副軸受側マフラ36が取付けられている。副軸受側マフラ36内と仕切板内空間32とは、図示しない連通路により連通され、吐出ポート34から吐出された副軸受側マフラ36内に流入したガス冷媒は、仕切板内空間32を経由して主軸受側マフラ28内に流入するようになっている。
図2は、圧縮機構部12の一部であるシリンダ15aの部分を示す水平断面図である。シリンダ15aにはブレード溝37が形成され、このブレード溝37に往復移動可能にブレード25aが収容されている。ブレード25aは、先端部をローラ22aの外周面に当接させるように付勢されており、ブレード25aの先端部がローラ22aの外周面に当接されることによりシリンダ室20a内が周方向に吸込室38と圧縮室39とに二分されている。吸込室38には吸込流路8が連通され、圧縮室39には吐出ポート26が連通されている。
他のシリンダ15b、15cの部分の構成もシリンダ15aの部分の構成と同じであり、各シリンダ室20b、20cは各ブレード25b、25cにより吸込室38と圧縮室39とに二分されている。
図3は、軸受部16aの内周面と回転軸11の外周面との間のクリアランス“C”についての説明図である。主軸受16の軸受部16aの内径寸法を“D”、回転軸11の軸受部16aに軸支された部分の外形寸法を“d”とした場合、クリアランス“C”は、“C=D−d”と表される。図示は省略するが、第2仕切板18の軸受部18aの内周面と回転軸11の外周面との間のクリアランス“C”、副軸受19の軸受部19aの内周面と回転軸11の外周面との間のクリアランス“C”も同様に表される。
ここで、回転軸11を軸支する三つの軸受部16a、18a、19aにおいて、上述したようにクリアランスを“C”とし、さらに、それらの軸受部16a、18a、19aの内周面と回転軸11の外周面との間の摺動部分の軸方向の長さを“L”(図1参照)とした場合、電動機部10の最も近くに位置する軸受部16aの“C/L”の値は、他の軸受部18a、19aの“C/L”の値より小さく設定されている。
また、三つの軸受部16a、18a、19aのうち、両端に位置する軸受部16a、19aの“C/L”の値は、その間に位置する軸受部18aの“C/L”の値より小さく設定されている。
図1に戻って説明する。副軸受19における電動機部10から離れた側の端部には、リング状の溝40が形成されている。この溝40が形成されていることにより、電動機部10から最も離れて位置する軸受部19aの回転軸11との摺動面における電動機部10から離れた端部側の剛性は、電動機部10の最も近くに位置する軸受部16aの回転軸11との摺動面における電動機部10に近い端部側の剛性より、小さく設定されている。
つぎに、図2に戻って、ローラ22aの内周面と偏心部21aの外周面との間の嵌合部分のクリアランス“C´”について説明する。ローラ22aの内径寸法を“D´”、偏心部21aの外形寸法を“d´”とした場合、クリアランス“C´”は、“C´=D´−d´”と表される。図示は省略するが、ローラ22bの内周面と偏心部21bの外周面との間の嵌合部分のクリアランス“C´”、ローラ22cの内周面と偏心部21cの外周面との間の嵌合部分のクリアランス“C´”も同様に表される。
ここで、ローラ22a、22b、22cと偏心部21a、21b、21cとの嵌合部分のクリアランスを上述のように“C´”とし、ローラ22a、22b、22cの内周面と偏心部21a、21b、21cの外周面との間の嵌合部分の軸方向の長さを“L´”(図1参照)とした場合、“C´/L´”の値は、上述した各軸受部16a、18a、19aの“C/L”の値より大きく設定されている。
このような構成において、この回転式圧縮機4においては、電動機部10に通電されることにより回転軸11が回転子13と共に中心線回りに回転し、この回転により圧縮機構部12が駆動され、各シリンダ室20a、20b、20c内でガス冷媒が圧縮される。
圧縮されたガス冷媒の圧力が設定圧に達すると、各吐出弁27、31、35が開弁され、ガス冷媒が各吐出ポート26、30、34から吐出される。各吐出ポート26、30、34から吐出されたガス冷媒は、直接主軸受側マフラ28内に流入し、又は、仕切板内空間32や副軸受側マフラ36内を経由して主軸受側マフラ28内に流入する。主軸受側マフラ28内に流入したガス冷媒は、流出口29から密閉ケース9内に流出する。
密閉ケース9内に流出したガス冷媒は、凝縮器5、膨張装置6、蒸発器7の順に流れて回転式圧縮機4に戻り、冷凍サイクル装置1での冷凍サイクルが実行される。
ここで、圧縮機構部12では、回転軸11は三つの軸受部16a、18a、19aにより軸支されている。これらの軸受部16a、18a、19aにおいて、クリアランス“C”と摺動部分の軸方向の長さ“L”から求められる“C/L”の値は、電動機部10の最も近くに位置する軸受部16aが、他の軸受部18a、19aより小さく設定されている。このため、電動機部10の駆動時における回転軸11の傾きや振れ回りを最も有効に抑制することができ、電動機部10の駆動時における回転子13と固定子14との間のギャップを均一に保つことができる。これにより、電動機部10の回転効率を向上させることができ、しかも、回転軸11が回転することに伴って発生する騒音や振動を低減することができる。
また、他の軸受部18a、19aにおいて“C/L”が大きく設定されていることにより、各軸受部16a、18a、19aの調芯を容易に行えるようになり、回転式圧縮機4の組立性を向上させることができる。
また、圧縮機構部12の両端に位置する軸受部16a、19aの“C/L”の値が、その間に位置する軸受部18aの“C/L”の値より小さく設定されている。このため、電動機部10の駆動時における回転軸11の傾きや振れ回りを抑制することができ、電動機部10の駆動時における回転子13と固定子14との間のギャップを均一に保つことができる。これにより、電動機部10の回転効率を向上させることができ、しかも、回転軸11が回転することに伴って発生する騒音や振動を低減することができる。
また、中央側の軸受部18aの“C/L”が大きく設定されているので、圧縮負荷による回転軸11の変形や撓みをより多く許容することができ、回転式圧縮機4の信頼性や耐久性を高めることができる。
軸受部19a、16aの回転軸11との摺動面における剛性を比較すると、副軸受19にリング状の溝40が形成されていることにより、軸受部19aの電動機部10から離れた端部側の剛性は、軸受部16aの電動機部10に近い端部側の剛性より小さく設定されている。これにより、電動機部10の最も近くに位置する軸受部16aの摺動面において、電動機部10に近い端部側の剛性が大きいため、回転軸11の傾きや振れ回りを抑制することができる。一方、電動機部10から離れて位置する軸受部19aの摺動面において、電動機部10から離れた端部側の剛性が小さいため、回転軸11が傾きや振れ回りを生じても回転軸11や軸受部19aに無理な力が作用することが抑制され、回転式圧縮機4の信頼性や耐久性を高めることができる。
つぎに、ローラ22a、22b、22cの内周面と偏心部21a、21b、21cの外周面との間の嵌合部分のクリアランス“C´”と、ローラ22a、22b、22cの内周面と偏心部21a、21b、21cの外周面との間の嵌合部分の軸方向の長さ“L´”とからなる“C´/L´”の値は、各軸受部16a、18a、19aの“C/L”の値より大きく設定されている。このため、回転軸11の傾きや撓みが発生した場合において、回転軸11が傾いてもローラ22a、22b、22cは傾きが抑制される。このため、ローラ22a、22b、22cの端面が主軸受16、第1仕切板17、第2仕切板18、副軸受19に接触することや、ブレード25a、25b、25cの先端部がローラ22a、22b、22cの外周面に当接しなくなることが防止され、回転式圧縮機の4の信頼性や耐久性を高めることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
4…回転式圧縮機、5…凝縮機、6…膨張装置、7…蒸発器、9…密閉ケース、10…電動機部、11…回転軸、12…圧縮機構部、15a、15b、15c…シリンダ、16…主軸受(閉塞部材)、17…第1仕切板(閉塞部材)、18…第2仕切板(閉塞部材)、19…副軸受(閉塞部材)、20a、20b、20c…シリンダ室、21a、21b。21c…偏心部、22a、22b、22c…ローラ、25a、25b、25c…ブレード、38…吸込室、39…圧縮室

Claims (5)

  1. 電動機部とこの電動機部に連結された回転軸により駆動される圧縮機構部とが密閉ケース内に収容され、前記圧縮機構部で作動流体を圧縮する回転式圧縮機において、
    前記圧縮機構部は、前記回転軸の軸方向に配列されて前記回転軸を囲む少なくとも三つのシリンダと、前記各シリンダの両端を閉塞して各シリンダ内にシリンダ室を形成する閉塞部材と、前記回転軸の前記各シリンダ室内に位置する部分に設けられた偏心部と、前記偏心部に嵌合されて前記回転軸の回転に伴い前記各シリンダ室内で偏心回転するローラと、前記各シリンダ室内を周方向に吸込室と圧縮室とに二分するブレードとを有し、
    前記回転軸は前記閉塞部材の少なくとも三つに設けられた軸受部により軸支され、
    前記軸受部の内周面と前記回転軸の外周面との間の摺動部分のクリアランスを“C”、前記軸受部の内周面と前記回転軸の外周面との間の摺動部分の軸方向の長さを“L”とした場合、前記電動機部の最も近くに位置する前記軸受部の“C/L”の値は、他の前記軸受部の“C/L”の値より小さいことを特徴とする回転式圧縮機。
  2. 両端に位置する前記軸受部の“C/L”の値は、その間に位置する前記軸受部の“C/L”より小さいことを特徴とする請求項1記載の回転式圧縮機。
  3. 前記電動機部から最も離れて位置する前記軸受部の摺動面における前記電動機部から離れた端部側の剛性が、前記電動機部の最も近くに位置する前記軸受部の摺動面における前記電動機部に近い端部側の剛性より小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の回転式圧縮機。
  4. 前記ローラの内周面と前記偏心部の外周面との間の嵌合部分のクリアランスを“C´”、前記ローラの内周面と前記偏心部の外周面との間の嵌合部分の軸方向の長さを“L´”とした場合、“C´/L´”の値は各前記軸受部の“C/L”の値より大きいことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の回転式圧縮機。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の回転式圧縮機と、前記回転式圧縮機に接続される凝縮器と、前記凝縮器に接続される膨張装置と、前記膨張装置と前記回転式圧縮機との間に接続される蒸発器とを備えることを特徴とする冷凍サイクル装置。
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