JP2016048019A - 建設機械用キャブのヘッドガード - Google Patents

建設機械用キャブのヘッドガード Download PDF

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勇輝 白土
岳夫 真辺
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Abstract

【課題】 複数種類のキャブのルーフに対し、ヘッドガードを設計変更することなく容易に取付け可能とする。【解決手段】ヘッドガード21は、左,右の縦枠24,25を含むガード部材22と、ガード部材22をキャブ11,51の上部に固定する左,右の中間部材30,35とにより構成する。中間部材30,35には、ガード部材22のガード部材側前取付部24C,25Cを固定する中間部材側ガード前取付部30C,35Cと、ガード部材側後取付部24D,25Dを固定する中間部材側ガード後取付部30D,35Dと、キャブ11,51の前位置に取付けられる中間部材側キャブ前取付部30E,35Eと、後側に位置する第1の中間部材側キャブ後取付部30F,35Fと、第1の中間部材側キャブ後取付部30F,35Fよりも前側に位置する第2の中間部材側キャブ後取付部30G,35Gとを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に好適に用いられる建設機械用キャブのヘッドガードに関する。
一般に、建設機械の代表例である油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とによって構成されている。上部旋回体を構成する旋回フレーム上には、内部が運転室となるキャブが設けられている。
ここで、油圧ショベルは、地面の掘削作業以外にも、壁面、崖面等の掘削作業、建物の解体作業等に用いられる。この場合、キャブよりも高い位置で作業を行った場合、土砂や解体物の破片等が落下し、キャブに衝突する虞がある。そこで、油圧ショベル用キャブには、作業中に落下してくる土砂や解体物の破片等から保護するためのヘッドガードを取付けることができる。このヘッドガードは、上方を目視できるように枠体と金網や多数の孔が形成された板体(網体)とにより構成されている。
油圧ショベル用キャブのヘッドガードは、例えば枠体に設けられた複数個の貫通孔にねじ部材を挿通し、それぞれのねじ部材をキャブのルーフ上に設けられたねじ穴に螺着することにより取付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−168940号
ところで、油圧ショベルには、作業現場、作業内容等に応じて様々な機種が存在する。これに伴い、キャブも油圧ショベルに応じて形状、大きさ等が異なるものが複数種類用意されている。
ヘッドガードは、キャブに対して強固に取付ける必要があるために、複数本のねじ部材を用いてキャブのルーフに取付けられている。この場合、キャブは、例えば、内部の居住空間を確保するために前,後方向に長尺に形成されたものや、狭い作業現場で作業できるように前,後方向に短尺に形成されたものがある。このように大きさが異なるキャブでは、ヘッドガードを取付けるためのねじ穴の位置も異なっている。
従って、ヘッドガードは、キャブに設けられた各ねじ穴の位置に対応した貫通孔を有する専用のものを用意しなくてはならず、製造コストが嵩んでしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、複数種類のキャブのルーフに対し、設計変更することなく容易に取付けることができるようにした建設機械用キャブのヘッドガードを提供することにある。
請求項1の発明による建設機械用キャブのヘッドガードは、キャブのルーフと接続するために左,右方向に間隔をもって前,後方向に延びる左,右の縦枠および該各縦枠間を連結するために前,後方向に間隔をもって設けられた複数の横枠を含むガード部材と、該ガード部材の左,右の縦枠を前記キャブのルーフに固定するために前,後方向に長尺な部材からなり、前記キャブのルーフと前記ガード部材との間に配置される左,右の中間部材とにより構成され、前記ガード部材は、前記左,右の縦枠の前側にそれぞれ設けられた貫通孔またはねじ穴からなるガード部材側前取付部と、前記左,右の縦枠の後側にそれぞれ設けられた貫通孔またはねじ穴からなるガード部材側後取付部とを備え、前記左,右の中間部材は、前記ガード部材の前記ガード部材側前取付部を固定するために前記ガード部材側前取付部と対応した前位置に設けられた貫通孔またはねじ穴からなる中間部材側ガード前取付部と、前記ガード部材の前記ガード部材側後取付部を固定するために前記ガード部材側後取付部と対応した後位置に設けられた貫通孔またはねじ穴からなる中間部材側ガード後取付部と、前記中間部材側ガード前取付部よりも前側に位置し、前記キャブの前位置に取付けられる貫通孔またはねじ穴からなる中間部材側キャブ前取付部と、前記中間部材側ガード後取付部よりも後側に位置して設けられ、貫通孔またはねじ穴からなる第1の中間部材側キャブ後取付部と、前記第1の中間部材側キャブ後取付部よりも前側で、かつ前記中間部材側ガード後取付部よりも後側に設けられ、貫通孔またはねじ穴からなる第2の中間部材側キャブ後取付部とを備え、前記ガード部材の前記ガード部材側前取付部と前記中間部材の前記中間部材側ガード前取付部とは、ガード部材用前固定部材により固定すると共に、前記ガード部材の前記ガード部材側後取付部と前記中間部材の前記中間部材側ガード後取付部とは、ガード部材用後固定部材により固定することにより、前記中間部材と前記ガード部材とを一体化し、前記中間部材の前記中間部材側キャブ前取付部を前記キャブのルーフの前位置に取付け可能とすると共に、前記中間部材の前記第1の中間部材側キャブ後取付部または前記第2の中間部材側キャブ後取付部は、前記キャブのルーフの後位置に取付け可能とする構成としてなる。
請求項2の発明は、前記左,右の中間部材は、前記キャブのルーフに沿うように前,後方向に延びた主フレーム部位と、前記キャブの前面部位の立下がり形状に沿うように前記主フレーム部位の前部から下向きに傾斜して延びた前傾斜フレーム部位とにより構成し、前記中間部材の前記中間部材側キャブ前取付部は、前記前傾斜フレーム部位に設け、前記中間部材の前記第1,第2の中間部材側キャブ後取付部は、前記主フレーム部位の後側位置に設ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、ガード部材の左,右のガード部材側前取付部を左,右の中間部材の中間部材側ガード前取付部にガード部材用前固定部材を用いて固定する。一方、ガード部材の左,右のガード部材側後取付部を左,右の中間部材の中間部材側ガード後取付部にガード部材用後固定部材を用いて固定する。これにより、ガード部材に左,右の中間部材を取付けてヘッドガードを組立てることができる。
このように組立てられたヘッドガードを、例えばヘッドガードを取付けるための取付部が前,後方向に大きく離れている大型キャブに取付ける場合には、左,右の中間部材の中間部材側キャブ前取付部をキャブのルーフの前位置に設けられた取付部に固定部材を用いて取付ける。一方、左,右の中間部材の第1の中間部材側キャブ後取付部をキャブのルーフの後位置に設けられた取付部に固定部材を用いて取付ける。これにより、ヘッドガードを大型キャブに取付けることができる。
さらに、ヘッドガードを、例えばヘッドガードを取付けるための取付部が前,後方向に接近している小型キャブに取付ける場合には、左,右の中間部材の中間部材側キャブ前取付部をキャブのルーフの前位置に設けられた取付部に固定部材を用いて取付ける。一方、左,右の中間部材の第2の中間部材側キャブ後取付部をキャブのルーフの後位置に設けられた取付部に固定部材を用いて取付ける。これにより、ヘッドガードを小型キャブに取付けることができる。
この結果、ヘッドガード(ガード部材)に設けられた前,後の取付部の位置が取付対象となるキャブの取付部と異なる場合でも、左,右の中間部材に設けられた各中間部材側キャブ後取付部を適宜に選択して用いることで、既存のヘッドガードを設計変更することなく、容易に取付けることができる。
請求項2の発明によれば、左,右の中間部材は、前傾斜フレーム部位に設けた中間部材側キャブ前取付部をルーフの前位置に取付け、主フレーム部位の後側位置に設けた中間部材側キャブ後取付部をルーフの後位置に取付ける。これにより、前傾斜フレーム部位をキャブの前面部位の立下がり形状に沿わせて配置でき、主フレーム部位をキャブのルーフに沿わせて配置することができる。この結果、左,右の中間部材は、キャブに対して一体感をもって取付けることができるから、ヘッドガードの取付高さ寸法を低く抑えることができる上に、外観上の見栄えを良好にすることができる。
本発明の実施の形態によるヘッドガードを油圧ショベルに搭載された大型キャブに取付けた状態を示す正面図である。 大型キャブにヘッドガードを取付けた状態を拡大して示す斜視図である。 大型キャブにヘッドガードを取付けた状態を示す要部拡大の正面図である。 大型キャブとヘッドガードを構成するガード部材と中間部材とボルトとを分解した状態で示す要部拡大の分解正面図である。 大型キャブとヘッドガードを構成するガード部材と中間部材とボルトとを分解した状態で示す要部拡大の分解斜視図である。 ガード部材を金網を取外した状態で示す斜視図である。 左中間部材を単体で示す斜視図である。 右中間部材を単体で示す斜視図である。 本発明の実施の形態によるヘッドガードを油圧ショベルに搭載された小型キャブに取付けた状態を示す正面図である。 小型キャブにヘッドガードを取付けた状態を拡大して示す斜視図である。 小型キャブとヘッドガードを構成するガード部材と中間部材とボルトとを分解した状態で示す要部拡大の分解斜視図である。 大型キャブに他のヘッドガードを取付けた状態を拡大して示す斜視図である。 大型キャブと他のヘッドガードとボルトとを分解した状態で示す要部拡大の分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態によるヘッドガードを建設機械としての油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、図1ないし図13に従って詳細に説明する。
本実施の形態では、標準仕様の油圧ショベルに搭載された大型キャブと、小旋回仕様の油圧ショベルに搭載された小型キャブとの2種類のキャブに対し、共通のヘッドガードを取付けた場合について述べている。なお、大型キャブには、ルーフ全体を覆う他のヘッドガードを直接的に取付けることもできる。
図1において、1は建設機械としての油圧ショベルを示している。この油圧ショベル1は、後述する大型キャブ11を搭載した標準仕様の油圧ショベルとして構成されている。油圧ショベル1は、自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置4とにより構成されている。
上部旋回体3は、支持構造体をなす旋回フレーム5と、該旋回フレーム5上に設けられた後述のカウンタウエイト6、大型キャブ11等により構成されている。ここで、標準仕様の油圧ショベル1の上部旋回体3は、作業装置4による掘削能力を高めるために、カウンタウエイト6を旋回中心から離れた後方位置に配置している。
6は旋回フレーム5の後部に設けられたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト6は、作業装置4との重量バランスをとるものである。カウンタウエイト6は、エンジン(図示せず)を後側から覆うように形成されている。
次に、11は本実施の形態に適用される建設機械用キャブの1つである標準仕様の油圧ショベル用キャブを示している。ここで、標準仕様の油圧ショベル1は、上部旋回体3が前,後方向に長尺に形成されているから、油圧ショベル用キャブ11の設置スペースを大きく確保することができる。これにより、キャブ11は、後述する小旋回仕様の油圧ショベル41の小型キャブ51よりも前,後方向に長尺なキャブ(以下、大型キャブ11という)として形成されている。
この大型キャブ11は、旋回フレーム5の左前部に搭載され、オペレータが搭乗する運転室を画成するものである。大型キャブ11は、図2に示す如く、大きな前窓12Aを有する窓枠として形成された前面部位12と、該前面部位12の後側に間隔をもって対面するように上,下方向に延びた後面部位13と、前記前面部位12の左端縁および後面部位13の左端縁に亘って前,後方向に延び乗降時に開,閉されるドア14Aを有する左面部位14と、該左面部位14の右側に間隔をもって対面するように前記前面部位12の右端縁および後面部位13の右端縁に亘って前,後方向に延びた右面部位15と、前記各面部位12〜15の上部に亘って設けられ上方を目視するための開,閉可能な天窓16Aを備えた天面部位16とによりボックス状に形成されている。大型キャブ11は、フロア部材上に配設された運転席等(いずれも図示せず)を含んで構成され、これらを各面部位12〜16で覆うものである。
大型キャブ11では、その上部側がルーフとなっている。この場合のルーフは、天面部位16と他の面部位12〜15の上部とを含んで構成されている。ルーフを構成する前面部位12の上部位置には、左,右の端部側に位置してキャブ側前取付部17が取付けられている。この左,右のキャブ側前取付部17は、図3ないし図5に示すように、例えばL字状に折曲げられた板体からなり、その上面部に上,下方向を軸線とするねじ穴17Aを有している。左,右のキャブ側前取付部17は、天面部位16の前端から立下った前面部位12の上部位置に前側に突出するように設けられている。
このねじ穴17Aは、例えばキャブ側前取付部17に穿設した貫通孔と同軸にナットを溶接することにより形成されている(所謂、溶接ナットと呼ばれるものである)。これ以外にも、ねじ穴17Aとしては、キャブ側前取付部17に直接的にねじ山を刻設する構成としてもよい。
ルーフを構成する天面部位16の後側位置には、左,右の端部側に位置してキャブ側後取付部18が取付けられている。この左,右のキャブ側後取付部18は、例えば扁平なブロック体からなり、その中央付近に上,下方向を軸線とするねじ穴18Aを有している。左,右のキャブ側後取付部18は、後面部位13の近傍となる天面部位16の後部位置に設けられている。このねじ穴18Aは、例えばキャブ側後取付部18に直接的にねじ山を刻設することにより形成されている。
図4に示すように、キャブ側後取付部18は、後述する小型キャブ51のルーフをなす天面部位56に設けられたキャブ側後取付部58よりも後側、即ち、キャブ側前取付部17のねじ穴17Aからキャブ側後取付部18のねじ穴18Aまでの距離寸法が、小型キャブ51のキャブ側前取付部57のねじ穴57Aからキャブ側後取付部58のねじ穴58Aまでの距離寸法よりも大きな値に設定されている。
次に、本発明の特徴部分である大型キャブ11のヘッドガード21の構成について述べる。このヘッドガード21は、大型キャブ11の他に後述する小型キャブ51に対しても容易に取付けることができる。これにより、ヘッドガード21は、複数種類のキャブに対して共通して取付けることができる。
21は大型キャブ11の上部に取付けられたヘッドガードを示している。このヘッドガード21は、キャブよりも高い位置での壁面、崖面等の掘削作業、建物の解体作業等を行うときに、土砂や解体物の破片等が落下し、キャブに衝突する虞がある場合に、作業中に落下してくる土砂や解体物の破片等から大型キャブ11を保護するものである。ヘッドガード21は、後述するガード部材22、左中間部材30および右中間部材35により構成されている。
22はヘッドガード21の本体部分を構成するガード部材である。このガード部材22は、図5に示すように、大型キャブ11内の運転席に着座したオペレータが天面部位16の天窓16Aを通して上方を目視できるように、後述する枠体23と金網29とにより構成されている。なお、金網29に換えて上方を目視できる多数の孔が形成された板体を用いることもできる。
ここで、ガード部材22は、大型キャブ11、後述の小型キャブ51以外のキャブ(図示せず)に取付けるために設計されたものである。しかし、ガード部材22は、後述する左,右の中間部材30,35を用いることにより、大型キャブ11と小型キャブ51の両方に対し、共通のガード部材として取付けることができる。
23はガード部材22の枠組みを形成する枠体で、該枠体23は、図6に示すように、左縦枠24と右縦枠25と複数本、例えば3本の横枠26,27,28とを組合わせることにより角枠状に形成されている。
左縦枠24は、例えば断面L字状の鋼材からなり、前,後方向に延びる水平部位24Aと、該水平部位24Aの先端から前側に向け下向きに傾斜した傾斜部位24Bとによって形成されている。
左縦枠24の前側に位置する傾斜部位24Bには、その長さ方向の中間部にガード部材側前取付部24Cが設けられ、該ガード部材側前取付部24Cには、切欠溝状の貫通孔24C1が形成されている。
このガード部材側前取付部24Cに形成された貫通孔24C1は、後述する左中間部材30の中間部材側ガード前取付部30Cに対応するものである。なお、貫通孔24C1は、切欠溝として形成したが、円形孔として形成してもよい。さらに、ガード部材側前取付部には、中間部材側ガード前取付部に貫通孔を形成した場合、貫通孔に換えてねじ穴を形成してもよい。このように、貫通孔とねじ穴とは、ボルトからなる固定部材を用いて固定する場合に対をなすもので、固定部材の取付方向によって自由に入れ換えることができる。この構成は、他の貫通孔とねじ穴にも同様に適用することができる。
左縦枠24の後側に位置する水平部位24Aには、その長さ方向の後側にガード部材側後取付部24Dが設けられている。ガード部材側後取付部24Dには、ガード部材側前取付部24Cの貫通孔24C1と同様の貫通孔24D1が形成されている。このガード部材側後取付部24Dに形成された貫通孔24D1は、左中間部材30の中間部材側ガード後取付部30Dに対応するものである。
一方、右縦枠25は、左縦枠24とほぼ同様に、断面L字状の鋼材を用いて水平部位25Aと傾斜部位25Bとによって形成されている。右縦枠25の前側に位置する傾斜部位25Bには、貫通孔25C1を有するガード部材側前取付部25Cが設けられ、水平部位25Aには、貫通孔25D1を有するガード部材側後取付部25Dが設けられている。
ガード部材側前取付部25Cに形成された貫通孔25C1は、後述する右中間部材35の中間部材側ガード前取付部35Cに対応するものである。また、ガード部材側後取付部25Dに形成された貫通孔25D1は、右中間部材35の中間部材側ガード後取付部35Dに対応するものである。
3本の横枠26,27,28は、各縦枠24,25間を連結するために前,後方向に間隔をもって設けられている。この3本の横枠26,27,28のうち、前横枠26は、左,右方向に延びた端部が左縦枠24の傾斜部位24Bの前端と右縦枠25の傾斜部位25Bの前端とに接続されている。また、中横枠27は、左,右方向に延びた端部が左縦枠24の水平部位24Aの前端と右縦枠25の水平部位25Aの前端とに接続されている。さらに、後横枠28は、左,右方向に延びた端部が左縦枠24の水平部位24Aの中間部と右縦枠25の水平部位25Aの中間部とに接続されている。
29はガード部材22を構成する金網で、該金網29は、その左,右方向の両端が左,右の縦枠24,25に取付けられている。この金網29は、大型キャブ11内の天面部位16の天窓16Aを通して上方を目視できる隙間を有し、かつ、落下してきた石、コンクリート片、金属片等が衝突した場合でも大型キャブ11を保護することができる強度を有している。
30は大型キャブ11のルーフを構成する前面部位12の上部および天面部位16とガード部材22との間に設けられた左中間部材を示している。この左中間部材30は、ガード部材22の左縦枠24を大型キャブ11の前面部位12の上部および天面部位16に固定する左側のアタッチメントを構成している。左中間部材30は、左縦枠24よりも前,後方向に長尺な部材として形成されている。
詳しく述べると、左中間部材30は、大型キャブ11の天面部位16に沿うように前,後方向に延びた主フレーム部位30Aと、大型キャブ11の天面部位16から前面部位12に繋がる立下がり形状に沿うように前記主フレーム部位30Aの前部から下向きに傾斜して延びた前傾斜フレーム部位30Bとにより構成されている。
左中間部材30の主フレーム部位30Aには、ガード部材22の枠体23を形成する左縦枠24に設けられたガード部材側前取付部24Cを固定するために、該ガード部材側前取付部24Cと対応した前位置にねじ穴からなる中間部材側ガード前取付部30Cと、左縦枠24のガード部材側後取付部24Dを固定するために、該ガード部材側後取付部24Dと対応した後位置にねじ穴からなる中間部材側ガード後取付部30Dとが設けられている。
一方、左中間部材30の前傾斜フレーム部位30Bには、中間部材側ガード前取付部30Cよりも前側に位置し、大型キャブ11の前位置、即ち、キャブ側前取付部17に取付けられる貫通孔からなる中間部材側キャブ前取付部30Eが設けられている。
さらに、主フレーム部位30Aの後位置には、中間部材側ガード後取付部30Dよりも後側に位置して貫通孔からなる第1の中間部材側キャブ後取付部30Fと、該第1の中間部材側キャブ後取付部30Fよりも前側で、かつ前記中間部材側ガード後取付部30Dよりも後側に位置して貫通孔からなる第2の中間部材側キャブ後取付部30Gとが設けられている。
このように構成された左中間部材30は、その中間部材側ガード前取付部30Cにガード部材22の枠体23を構成する左縦枠24に設けられたガード部材側前取付部24Cの貫通孔24C1を位置合わせすると共に、中間部材側ガード後取付部30Dに左縦枠24に設けられたガード部材側後取付部24Dの貫通孔24D1を位置合わせする。この状態で、ガード部材側前取付部24Cの貫通孔24C1にボルトからなるガード部材用前固定部材31を挿通して中間部材側ガード前取付部30Cに螺合し、ガード部材側後取付部24Dの貫通孔24D1にボルトからなるガード部材用後固定部材32を挿通して中間部材側ガード後取付部30Dに螺合する。これにより、左中間部材30とガード部材22とを一体化することができる。
この上で、左中間部材30は、その中間部材側キャブ前取付部30Eを大型キャブ11の左前部に設けられたキャブ側前取付部17のねじ穴17Aに位置合わせすると共に、大型キャブ11に対応した第1の中間部材側キャブ後取付部30Fを大型キャブ11の左後部に設けられたキャブ側後取付部18のねじ穴18Aに位置合わせする。この状態で、中間部材側キャブ前取付部30Eにボルトからなるキャブ用前固定部材33を挿通してキャブ側前取付部17のねじ穴17Aに螺合し、中間部材側キャブ後取付部30Fにボルトからなるキャブ用後固定部材34を挿通してキャブ側後取付部18のねじ穴18Aに螺合する。これにより、左中間部材30を大型キャブ11に一体的に取付けることができる。
35は左中間部材30と左,右方向で対をなすように、大型キャブ11のルーフを構成する前面部位12の上部および天面部位16とガード部材22との間に設けられた右中間部材を示している。この右中間部材35は、ガード部材22の右縦枠25を大型キャブ11の前面部位12の上部および天面部位16に固定する右側のアタッチメントを構成している。
右中間部材35は、前述した左中間部材30とほぼ同様に、主フレーム部位35A、前傾斜フレーム部位35B、中間部材側ガード前取付部35C、中間部材側ガード後取付部35D、中間部材側キャブ前取付部35E、第1の中間部材側キャブ後取付部35Fおよび第2の中間部材側キャブ後取付部35Gにより構成されている。従って、左中間部材30とほぼ同様に構成された右中間部材35の構成については、その詳細な説明を省略するものとする。
このように構成された右中間部材35は、その中間部材側ガード前取付部35Cにガード部材22の枠体23を構成する右縦枠25に設けられたガード部材側前取付部25Cの貫通孔25C1を位置合わせすると共に、中間部材側ガード後取付部35Dに右縦枠25に設けられたガード部材側後取付部25Dの貫通孔25D1を位置合わせする。この状態で、ガード部材側前取付部25Cの貫通孔25C1にガード部材用前固定部材31を挿通して中間部材側ガード前取付部35Cに螺合し、ガード部材側後取付部25Dの貫通孔25D1にガード部材用後固定部材32を挿通して中間部材側ガード後取付部35Dに螺合する。これにより、右中間部材35とガード部材22とを一体化することができる。
この上で、右中間部材35は、その中間部材側キャブ前取付部35Eを大型キャブ11の右前部に設けられたキャブ側前取付部17のねじ穴17Aに位置合わせすると共に、大型キャブ11に対応した第1の中間部材側キャブ後取付部35Fを大型キャブ11の右後部に設けられたキャブ側後取付部18のねじ穴18Aに位置合わせする。この状態で、中間部材側キャブ前取付部35Eにキャブ用前固定部材33を挿通してキャブ側前取付部17のねじ穴17Aに螺合し、第1の中間部材側キャブ後取付部35Fにキャブ用後固定部材34を挿通してキャブ側後取付部18のねじ穴18Aに螺合する。これにより、右中間部材35を大型キャブ11に一体的に取付けることができる。
次に、小旋回仕様の油圧ショベル41に搭載された小型キャブ51に対し、前述したヘッドガード21を取付けた場合について、図9ないし図11を参照しつつ説明する。
図9において、41は前述した油圧ショベル1に換えて適用される建設機械として油圧ショベルを示している。この油圧ショベル41は、後述する小型キャブ51を搭載した小旋回仕様の油圧ショベルとして構成されている。小旋回仕様の油圧ショベル41は、前述した標準仕様の油圧ショベル1とほぼ同様に、下部走行体42と上部旋回体43と作業装置44とにより構成され、上部旋回体43は、旋回フレーム45上にカウンタウエイト46、後述の小型キャブ51等を備えている。
しかし、小旋回仕様の油圧ショベル41は、下部走行体42のほぼ車幅内で旋回することができるように、前,後方向の長さ寸法が小さく形成されている。具体的に述べると、小旋回仕様の上部旋回体43は、カウンタウエイト46を旋回中心に近い前方位置に配置すると共に、前述した大型キャブ11に比較して前,後方向の長さ寸法が小さな小型キャブ51を採用している点で、標準仕様の上部旋回体3と相違している。
次に、51は本実施の形態に適用される建設機械用キャブの1つである小旋回仕様の油圧ショベル用キャブを示している。ここで、小旋回仕様の油圧ショベル41は、上部旋回体43が前,後方向に短尺に形成されているから、油圧ショベル用キャブ51の設置スペースを大きく確保することが困難である。これにより、キャブ51は、前述した標準仕様の油圧ショベル1の大型キャブ11よりも前,後方向に短尺なキャブ(以下、小型キャブ51という)として形成されている。
この小型キャブ51は、大型キャブ11と前,後方向の長さ寸法が異なる以外は、設置場所、全体構成等の点でほぼ同様となっている。このために、小型キャブ51の説明については、各部の名称を列記し、詳細な説明は省略するものとする。小型キャブ51は、図10、図11に示す如く、前窓52Aを有する前面部位52、後面部位53、ドア54Aを有する左面部位54、右面部位55、天窓56Aを有する天面部位56とによりボックス状に形成されている。
小型キャブ51のルーフは、天面部位56と他の面部位52〜55の上部とを含んで構成されている。ルーフを構成する前面部位52の上部位置には、左,右の端部側に位置してねじ穴57Aを有するキャブ側前取付部57が取付けられている。一方、ルーフを構成する天面部位56の後側位置には、左,右の端部側に位置してねじ穴58Aを有するキャブ側後取付部58が取付けられている。
図4に示すように、キャブ側後取付部58は、前述した大型キャブ11のルーフをなす天面部位16に設けられたキャブ側後取付部18よりも前側、即ち、キャブ側前取付部57のねじ穴57Aからキャブ側後取付部58のねじ穴58Aまでの距離寸法が、大型キャブ11のキャブ側前取付部17のねじ穴17Aからキャブ側後取付部18のねじ穴18Aまでの距離寸法よりも小さな値に設定されている。
ここで、大型キャブ11に取付けられたヘッドガード21と同様のものを、小型キャブ51に取付ける場合について説明する。
この場合、ガード部材22に左,右の中間部材30,35が取付けられたヘッドガード21を用意する。左,右の中間部材30,35は、中間部材側キャブ前取付部30E,35Eを小型キャブ51の前部に設けられた各キャブ側前取付部57のねじ穴57Aに位置合わせすると共に、小型キャブ51に対応した第2の中間部材側キャブ後取付部30G,35Gを小型キャブ51の後部に設けられた各キャブ側後取付部58のねじ穴58Aに位置合わせする。この状態で、中間部材側キャブ前取付部30E,35Eにそれぞれキャブ用前固定部材33を挿通してキャブ側前取付部57のねじ穴57Aに螺合し、第2の中間部材側キャブ後取付部30G,35Gにそれぞれキャブ用後固定部材34を挿通してキャブ側後取付部58のねじ穴58Aに螺合する。これにより、左,右の中間部材30,35、即ち、ヘッドガード21を小型キャブ51に一体的に取付けることができる。
これにより、本実施の形態のヘッドガード21は、これまで取付けることができなかった既存のガード部材22を、大きさの異なる大型キャブ11と小型キャブ51の両方に対し、簡単なねじ止めで取付けることができる。
なお、61はヘッドガード21と別個に設けられた他のヘッドガード(図12、図13参照)で、該ヘッドガード61は、大型キャブ11に直接的に取付けられるものである。ヘッドガード61は、前,後方向に長尺な長方形状の強度部材として形成され、その前側には、上方を目視するための多数の貫通溝61A(スリット)が設けられている。さらに、ヘッドガード61には、大型キャブ11の各キャブ側前取付部17のねじ穴17Aに対応する位置に貫通孔62Aを有する左,右の前取付部62が設けられ、大型キャブ11の各キャブ側後取付部18のねじ穴18Aに対応する位置に貫通孔63Aを有する左,右の後取付部63が設けられている。
このヘッドガード61は、左,右の前取付部62の貫通孔62Aを大型キャブ11の各キャブ側前取付部17のねじ穴17Aに位置合わせすると共に、左,右の後取付部63の貫通孔63Aを大型キャブ11の各キャブ側後取付部18のねじ穴18Aに位置合わせする。この状態で、各前取付部62の貫通孔62Aにそれぞれキャブ用前固定部材33を挿通してキャブ側前取付部17のねじ穴17Aに螺合し、各後取付部63の貫通孔63Aにそれぞれキャブ用後固定部材34を挿通してキャブ側後取付部18のねじ穴18Aに螺合する。これにより、他のヘッドガード61を大型キャブ11に一体的に取付けることができる。この結果、大型キャブ11には、ヘッドガード21と他のヘッドガード61との2種類を作業内容、規格に応じて選択的に取付けることができる。
かくして、本実施の形態によれば、油圧ショベル用キャブ11,51のヘッドガード21は、大型キャブ11のルーフまたは小型キャブ51のルーフと接続するために左,右方向に間隔をもって前,後方向に延びる左,右の縦枠24,25および該各縦枠24,25間を連結するために前,後方向に間隔をもって設けられた3本の横枠26,27,28を含むガード部材22と、該ガード部材22の左,右の縦枠24,25を前記キャブ11,51のルーフに固定するために前,後方向に長尺な部材からなり、前記キャブ11,51のルーフを構成する天面部位16等と前記ガード部材22との間に配置される左,右の中間部材30,35とにより構成している。
この上で、ガード部材22は、左,右の縦枠24,25の前側にそれぞれ設けられた貫通孔24C1,25C1からなるガード部材側前取付部24C,25Cと、左,右の縦枠24,25の後側にそれぞれ設けられた貫通孔24D1,25D1からなるガード部材側後取付部24D,25Dとを備えている。
一方、左,右の中間部材30,35は、ガード部材22のガード部材側前取付部24C,25Cを固定するためにガード部材側前取付部24C,25Cと対応した前位置に設けられたねじ穴からなる中間部材側ガード前取付部30C,35Cと、ガード部材22のガード部材側後取付部24D,25Dを固定するためにガード部材側後取付部24D,25Dと対応した後位置に設けられたねじ穴からなる中間部材側ガード後取付部30D,35Dと、前記中間部材側ガード前取付部30C,35Cよりも前側に位置し、各キャブ11,51の前位置に取付けられる貫通孔からなる中間部材側キャブ前取付部30E,35Eと、中間部材側ガード後取付部30D,35Dよりも後側に位置して設けられ、貫通孔からなる第1の中間部材側キャブ後取付部30F,35Fと、第1の中間部材側キャブ後取付部30F,35Fよりも前側で、かつ前記中間部材側ガード後取付部30D,35Dよりも後側に設けられ、貫通孔からなる第2の中間部材側キャブ後取付部30G,35Gとを備えている。
これにより、ガード部材22のガード部材側前取付部24C,25Cと中間部材30,35の中間部材側ガード前取付部30C,35Cとは、各ガード部材用前固定部材31により固定すると共に、ガード部材22のガード部材側後取付部24D,25Dと中間部材30,35の中間部材側ガード後取付部30D,35Dとは、各ガード部材用後固定部材32により固定する。これにより、左,右の中間部材30,35とガード部材22とを一体化することができる。
さらに、中間部材30,35の中間部材側キャブ前取付部30E,35Eは、キャブ11,51のルーフの前位置のキャブ側前取付部17に取付け、中間部材30,35の第1の中間部材側キャブ後取付部30F,35Fまたは第2の中間部材側キャブ後取付部30G,35Gは、キャブ11,51のルーフの後位置のキャブ側後取付部18に取付ける。これにより、ヘッドガード21を大型キャブ11または小型キャブ51に取付けることができる。
この結果、ガード部材22の左,右の縦枠24,25に設けられた各取付部24C,24D,25C,25Dの位置が、取付対象となる大型キャブ11の取付部17,18または小型キャブ51の取付部57,58と異なる場合でも、左,右の中間部材30,35に設けられた第1の中間部材側キャブ後取付部30F,35Fと第2の中間部材側キャブ後取付部30G,35Gとを適宜に選択して用いることにより、既存のヘッドガード21を設計変更することなく、大きさの異なる複数種類のキャブ11,51に対し、設計変更することなく容易に取付けることができる。
左,右の中間部材30,35は、前傾斜フレーム部位30B,35Bに設けた中間部材側キャブ前取付部30E,35Eをルーフの前位置のキャブ側前取付部17に取付け、主フレーム部位30A,35Aの後側位置に設けた中間部材側キャブ後取付部30F,30G,35F,35Gをルーフの後位置に取付ける。これにより、前傾斜フレーム部位30B,35Bをキャブ11,51の前面部位12,52の立下がり形状に沿わせて配置でき、主フレーム部位30A,35Aをキャブ11,51の天面部位16,56に沿わせて配置することができる。この結果、左,右の中間部材30,35は、キャブ11,51に対して一体感をもって取付けることができるから、ヘッドガード21の取付高さ寸法を低く抑えることができる上に、外観上の見栄えを良好にすることができる。
さらに、ガード部材22の取付対象となる大型キャブ11には、各取付部17,18に対応した取付部62,63を有する他のヘッドガード61を取付けることができる。これにより、大型キャブ11には、ヘッドガード21と他のヘッドガード61との2種類を作業内容、規格に応じて選択的に取付けることができる。
なお、実施の形態では、建設機械用キャブのヘッドガードとしてクローラ式の下部走行体2,42を備えた油圧ショベル1,41のキャブ11,51に用いた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、ヘッドガードは、例えばホイール式の下部走行体を備えた油圧ショベルのキャブまたはクレーンのキャブに用いる構成としてもよい。
1,41 油圧ショベル(建設機械)
11,51 キャブ
12,52 前面部位
13,53 後面部位
14,54 左面部位
15,55 右面部位
16,56 天面部位(ルーフ)
17,57 キャブ側前取付部
18,58 キャブ側後取付部
21 ヘッドガード
22 ガード部材
23 枠体
24 左縦枠
24C,25C ガード部材側前取付部
24C1,24D1,25C1,25D1 貫通孔
24D,25D ガード部材側後取付部
25 右縦枠
26,27,28 横枠
29 金網
30 左中間部材
30A,35A 主フレーム部位
30B,35B 前傾斜フレーム部位
30C,35C 中間部材側ガード前取付部
30D,35D 中間部材側ガード後取付部
30E,35E 中間部材側キャブ前取付部
30F,35F 第1の中間部材側キャブ後取付部
30G,35G 第2の中間部材側キャブ後取付部
31 ガード部材用前固定部材
32 ガード部材用後固定部材
33 キャブ用前固定部材
34 キャブ用後固定部材
35 右中間部材

Claims (2)

  1. キャブのルーフと接続するために左,右方向に間隔をもって前,後方向に延びる左,右の縦枠および該各縦枠間を連結するために前,後方向に間隔をもって設けられた複数の横枠を含むガード部材と、
    該ガード部材の左,右の縦枠を前記キャブのルーフに固定するために前,後方向に長尺な部材からなり、前記キャブのルーフと前記ガード部材との間に配置される左,右の中間部材とにより構成され、
    前記ガード部材は、
    前記左,右の縦枠の前側にそれぞれ設けられた貫通孔またはねじ穴からなるガード部材側前取付部と、
    前記左,右の縦枠の後側にそれぞれ設けられた貫通孔またはねじ穴からなるガード部材側後取付部とを備え、
    前記左,右の中間部材は、
    前記ガード部材の前記ガード部材側前取付部を固定するために前記ガード部材側前取付部と対応した前位置に設けられた貫通孔またはねじ穴からなる中間部材側ガード前取付部と、
    前記ガード部材の前記ガード部材側後取付部を固定するために前記ガード部材側後取付部と対応した後位置に設けられた貫通孔またはねじ穴からなる中間部材側ガード後取付部と、
    前記中間部材側ガード前取付部よりも前側に位置し、前記キャブの前位置に取付けられる貫通孔またはねじ穴からなる中間部材側キャブ前取付部と、
    前記中間部材側ガード後取付部よりも後側に位置して設けられ、貫通孔またはねじ穴からなる第1の中間部材側キャブ後取付部と、
    前記第1の中間部材側キャブ後取付部よりも前側で、かつ前記中間部材側ガード後取付部よりも後側に設けられ、貫通孔またはねじ穴からなる第2の中間部材側キャブ後取付部とを備え、
    前記ガード部材の前記ガード部材側前取付部と前記中間部材の前記中間部材側ガード前取付部とは、ガード部材用前固定部材により固定すると共に、前記ガード部材の前記ガード部材側後取付部と前記中間部材の前記中間部材側ガード後取付部とは、ガード部材用後固定部材により固定することにより、前記中間部材と前記ガード部材とを一体化し、
    前記中間部材の前記中間部材側キャブ前取付部を前記キャブのルーフの前位置に取付け可能とすると共に、前記中間部材の前記第1の中間部材側キャブ後取付部または前記第2の中間部材側キャブ後取付部は、前記キャブのルーフの後位置に取付け可能とする構成としてなる建設機械用キャブのヘッドガード。
  2. 前記左,右の中間部材は、前記キャブのルーフに沿うように前,後方向に延びた主フレーム部位と、前記キャブの前面部位の立下がり形状に沿うように前記主フレーム部位の前部から下向きに傾斜して延びた前傾斜フレーム部位とにより構成し、
    前記中間部材の前記中間部材側キャブ前取付部は、前記前傾斜フレーム部位に設け、
    前記中間部材の前記第1,第2の中間部材側キャブ後取付部は、前記主フレーム部位の後側位置に設ける構成としてなる請求項1に記載の建設機械用キャブのヘッドガード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018101148A1 (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

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