JP2016044962A - 温度検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期の使用によっても、コンロバーナーの燃焼状態を悪化させない温度検出装置を提供する。【解決手段】支持パイプに摺動可能に取り付けた感熱ヘッド110を調理容器の底部に当接させて、調理容器の温度を検出する。感熱ヘッドには、支持パイプとの摺動部分に煮零れ汁が掛かることを防止する保護部を設け、保護部の外側表面の下端側には、流下する煮零れ汁を減速させる減速部115eと、減速部よりも煮零れ汁の減速程度が小さい通常流下部115fとを、煮零れ汁の流下方向に対して交差する方向に設ける。【選択図】図5

Description

本発明は、ガスコンロの五徳上に載置された調理容器の底部に当接されて、調理容器の温度を検出する温度検出装置に関する。
コンロバーナーの中央の開口部から突設されて、コンロバーナーで加熱調理される調理容器の温度を検出する温度検出装置が広く知られている。この温度検出装置は、温度センサーを内蔵するホルダーと、ホルダーが上下方向に移動可能な態様で取り付けられた支持パイプと、ホルダーと支持パイプとの間に設けられてホルダーを上方に付勢するコイルスプリングとを備えている。ホルダーは、五徳上に調理容器が載置されていない状態では、調理容器が載置される面よりも、ホルダーの上端面が突出した状態となっている。このため、五徳上に調理容器が載置されると、調理容器の底部でホルダーが押し下げられて、ホルダーの上端面が調理容器の底部に当接された状態となる。その結果、ホルダーに内蔵された温度センサーで調理容器の温度を検出することが可能となる。
また、加熱調理中には調理容器から煮零れが発生することがある。ホルダーの下端の支持パイプとの隙間に煮零れ汁が入り込むと、ホルダーが支持パイプに固着してしまい、ホルダーが上下方向に移動することができなくなる。すると、五徳上に調理容器を置いてもホルダーの上端面を調理容器の底部に当接させることができなくなって、調理容器の温度を検出できなくなる。そこで、下向きに広がる円錐筒状部材(煮零れ汁カバー)をホルダーに取り付けて、ホルダーの下端の部分を覆うようにすることで、たとえ煮零れが生じても、ホルダーと支持パイプとの隙間には煮零れ汁が入り込まないようにした温度検出装置が提案されている(特許文献1)。
ここで、ホルダーの下端(特に、ホルダーの下端部近傍および支持パイプ)に煮零れ汁がかからないようにするためには、煮零れ汁カバーの大きさ(外径)は大きい方が望ましいが、コンロバーナーの開口部は、燃焼に必要な二次空気の供給通路となっている。このため、円錐筒状の煮零れ汁カバーの大きさは、二次空気の供給が妨げられてコンロバーナーの燃焼状態が悪化することがなく、尚且つ、ホルダーの下端に煮零れ汁がかからない大きさに設定されている。
特開2013−044468号公報
しかし、上記の提案されている温度検出装置では、長期に亘って使用していると、固化した煮零れ汁によって煮零れ汁カバーの外径が大きくなっていき、二次空気の供給が阻害されてコンロバーナーの燃焼状態を悪化させてしまうことがあるという問題があった。これは次のような理由による。先ず、煮零れ汁は粘度が高いので、煮零れ汁カバーの下端に溜まった時に外側に少し張り出した溜まり状態となる。そして、その溜まり状態で煮零れ汁が固化する結果、煮零れ汁カバーの外径が少し大きくなる。煮零れが生じる度にこのようなことが繰り返されるので、長期に亘る使用の間には、二次空気の供給を阻害する程度まで煮零れ汁カバーの外径が大きくなってしまい、コンロバーナーの燃焼状態を悪化させてしまう。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題に対応してなされたものであり、長い間の使用によっても、コンロバーナーの燃焼状態を悪化させる虞のない温度検出装置の提供を目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の温度検出装置は次の構成を採用した。すなわち、
二次空気が供給される空気供給通路が中央を貫通して形成されたコンロバーナーに設けられて、五徳上に置かれた調理容器の温度を検出する温度検出装置において、
前記空気供給通路内に立設された支持パイプと、
前記支持パイプに摺動可能な態様で取り付けられて、上端が前記調理容器の底部に当接することによって該調理容器の温度を検出する感熱ヘッドと
を備え、
前記感熱ヘッドには、前記調理容器からの煮零れ汁が外側表面を流下することによって、該煮零れ汁が前記支持パイプとの摺動部分にかかることを防止する保護部が設けられており、
前記保護部の前記外側表面の下端側には、流下する前記煮零れ汁を減速させる減速部と、該減速部よりも減速させる程度が小さい通常流下部とが、前記煮零れ汁の流下方向に対して交差する方向に設けられている
ことを特徴とする。
かかる本発明の温度検出装置においては、感熱ヘッドが支持パイプに摺動可能な態様で取り付けられており、五徳上に調理容器が置かれると、感熱ヘッドの上端が調理容器の底部に当接することによって調理容器の温度を検出する。また感熱ヘッドには、調理容器からの煮零れ汁が外側表面を流下することによって、煮零れ汁が支持パイプとの摺動部分にかかることを防止する保護部が設けられている。そして、この保護部の外側表面の下端側には、流下する煮零れ汁を減速させる減速部と、減速部よりも煮零れ汁を減速させる程度が小さい通常流下部とが、煮零れ汁の流下方向に対して交差する方向に設けられている。
こうすれば、感熱ヘッドの保護部の外側表面を流下する煮零れ汁は、減速部からよりも通常流下部から多く流下するようになるので、最後に煮零れ汁が滴下する位置は、減速部の下方ではなく、通常流下部の下方となる。このため、煮零れ汁が固化する位置は、通常流下部の下方に限定され、減速部の下方では固化が生じない。その結果、長期に亘って使用した場合でも、少なくとも減速部の位置では、固化した煮零れ汁が空気供給通路を狭めてしまうことが無く、二次空気の供給量を確保することができるので、コンロバーナーの燃焼状態を悪化させる事態を回避することが可能となる。
また、上述した本発明の温度検出装置においては、感熱ヘッドを次のようにして形成しても良い。すなわち、略筒形状に形成されたホルダーの下端側を上下方向に移動可能な態様で支持パイプに取り付ける。また、ホルダーの上端には集熱部を取り付けて、集熱部の下面には温度センサーを取り付けると共に、コイルバネを用いてホルダーを上方に付勢する。更に、ホルダーの外周には、調理容器からの煮零れ汁が外側表面を流下することによって、ホルダーの下端に煮零れ汁がかかることを防止する保護カバーを取り付ける。そして、この保護カバーの外側表面の下端側に、減速部と、通常流下部とを、煮零れ汁の流下方向に対して交差する方向に設けることとしても良い。
このような感熱ヘッドは、ホルダーの外周に保護カバーが設けられるので、煮零れ汁が固化して保護カバーの外径が大きくなると、空気供給通路を通過する二次空気の流れを妨げ易くなる。これに対して、保護カバーの外側表面の下端に、減速部および通常流下部を煮零れ汁の流下方向に対して交差する方向に設けておけば、減速部では煮零れ汁が固化しても、通常流下部では固化しない。このため、長期に亘る使用によっても、少なくとも通常流下部の位置では二次空気の流れを妨げることがないので、コンロバーナーの燃焼状態を悪化させる事態を回避することができる。
あるいは、上述した本発明の温度検出装置においては、感熱ヘッドを次のようにして形成しても良い。すなわち、略筒形状に形成されたホルダーの内部に摺動部分を設けて、支持パイプに摺動可能に取り付ける。また、ホルダーの上端に取り付けた集熱部の内部には温度センサーを取り付けるとともに、コイルバネを用いてホルダーを上方に付勢する。そして、ホルダーの外側表面の下端側に、減速部および通常流下部を形成してもよい。
コンロバーナーの小型化などの要請に対応して空気供給通路が狭くなると、このような感熱ヘッドであっても、ホルダーの下端で固化した煮零れ汁によって、二次空気の供給が妨げられる可能性がある。これに対して、ホルダーの外側表面の下端側に減速部および通常流下部を形成しておけば、煮零れ汁は減速部では固化するものの通常流下部では固化しない。このため、長期に亘る使用によっても、少なくとも通常流下部の位置では二次空気の流れを妨げることがないので、コンロバーナーの燃焼状態を悪化させる事態を回避することができる。
また、上述した本発明の温度検出装置においては、感熱ヘッドの保護部の外側表面の下端側に、複数の減速部と通常流下部とを交互に設けることとしてもよい。
こうすれば、減速部の直ぐ隣に通常流下部が形成されることになるので、減速部を流下する煮零れ汁を通常流下部に導いて、通常流下部の下方から滴下させることができる。このため、減速部の下方では煮零れ汁の固化が生じて空気供給通路が狭められることがなく、二次空気の供給量を確保することができるので、コンロバーナーの燃焼状態を良好に維持することが可能となる。
また、上述した本発明の温度検出装置においては、煮零れ汁が流下する外側表面の下端側の傾斜を変更することによって、減速部と通常流下部とを形成することとしても良い。すなわち、外側表面の傾斜を緩やかな傾斜とすることによって減速部を形成し、外側表面の傾斜を、減速部よりも急な傾斜とすることによって通常流下部を形成することとしてもよい。
こうすれば、感熱ヘッドの保護部の外側表面の傾斜を変更するだけで、減速部と通常流下部とを簡単に形成することが可能となる。
本実施例の温度検出装置100を搭載したガスコンロ1の構造を示す断面図である。 本実施例の感熱ヘッド110の内部構造を示す断面図である。 本実施例の煮零れ汁カバー115の詳細な形状を示す説明図である。 従来の感熱ヘッド210では長期の使用によって空気供給通路10aを狭くすることがある理由を示した説明図である。 本実施例の感熱ヘッド110では長期の使用によっても空気供給通路10aを狭くすることがない理由を示した説明図である。 本実施例の煮零れ汁カバー115が煮零れ汁の流下位置を偏らせるメカニズムについての説明図である。 本実施例の煮零れ汁カバー115が煮零れ汁の滴下位置を限定するメカニズムについての説明図である。 第1変形例の感熱ヘッド130についての説明図である。 第2変形例の感熱ヘッド140についての説明図である。 第3変形例の感熱ヘッド150についての説明図である。 第4変形例の感熱ヘッド160についての説明図である。 第5変形例の感熱ヘッド160の外観形状を示した斜視図である。
図1は、本実施例の温度検出装置100を搭載したガスコンロ1の構造を示す断面図である。ガスコンロ1は、コンロ本体(図示せず)の上面を覆って設けられ且つバーナー用開口4が形成された天板2と、バーナー用開口4に臨んで設けられて燃料ガスを燃焼させることによって調理容器を加熱するコンロバーナー10と、鍋などの調理容器が置かれる五徳3と、五徳3上に置かれた調理容器の底部に当接して調理容器の温度を検出する温度検出装置100などを備えている。
コンロバーナー10は、円環形状に形成されたバーナーボディ11と、バーナーボディ11から延設された混合管12と、バーナーボディ11の上面に載置された円環形状のバーナーヘッド13とを備えている。バーナーヘッド13は、アルミニウムなどのダイカスト製であり、外周部の下面側には複数の溝(炎口溝)が形成されている。そして、バーナーヘッド13をバーナーボディ11に載置すると、バーナーヘッド13に形成された複数の炎口溝とバーナーボディ11の上面との間に複数の炎口13aが形成される。また、バーナーボディ11の上部には、板金製のバーナーキャップ14が取り付けられている。
バーナーボディ11から延設された混合管12の上流側開口端12aから混合管12内に向けて燃料ガスを噴射すると、混合管12の内部で燃料ガスと空気との混合ガスが生成されて、バーナーボディ11に供給され、炎口13aから混合ガスが流出する。そして、この混合ガスに点火プラグ15で点火することによって、コンロバーナー10の燃焼を開始することができる。混合ガスの燃焼には二次空気が必要となるが、二次空気の半分程度は、コンロバーナー10の中央を貫通する空気供給通路10aを通って、バーナーヘッド13とバーナーキャップ14との隙間から供給される。
また、空気供給通路10aの内側には、支持パイプ120が立設され、支持パイプ120の上端には、略円筒形のホルダー111が支持パイプ120に対して上下方向に移動可能な状態で取り付けられている。更に、ホルダー111の上端には、後述する温度センサーを内蔵する温度検出部102が取り付けられている。ホルダー111や温度検出部102や支持パイプ120などによって、本実施例の温度検出装置100が形成されている。詳細には後述するが、ホルダー111にはコイルバネが内蔵されており、コイルバネが温度検出部102を上方に付勢する結果、五徳3上に調理容器が置かれていない場合には、温度検出部102の上端が五徳3の上面(調理容器が置かれる面)よりも突出した状態となっている。そして、五徳3上に調理容器が置かれると、調理容器の底部で温度検出部102が押し下げられると共に、温度検出部102の上端面がコイルバネによって押し上げられて調理容器の底部に当接する。このため、温度検出部102に内蔵した温度センサーによって調理容器の底部の温度を検出することが可能となる。
図2は、本実施例の温度検出装置100の内部構造を示した断面図である。温度検出装置100は、板金によって形成された略円筒形状のホルダー111と、ホルダー111の上端に取り付けられた温度検出部102と、ホルダー111を上方に付勢するコイルバネ114と、ホルダー111を支える支持パイプ120とを備えている。ホルダー111の下端側は所定長さに亘って縮径されて、移動可能な状態で支持パイプ120に取り付けられることによって、支持パイプ120との摺動部分を形成している。また、ホルダー111の下端側の縮径された箇所には、煮零れ煮零れ汁カバー115が取り付けられている。
温度検出部102は、調理容器の底部に当接する金属製の集熱部112と、集熱部112の下面に取り付けられた温度センサー113と、ホルダー111ごと集熱部112を上方に付勢するコイルバネ114とを備えている。集熱部112の下面には筒状部112aが突設されており、温度センサー113は、筒状部112aの内側に充填された熱伝導性の接着剤によって固定されている。尚、本実施例では、ホルダー111の上端がフランジ状に加工されてフランジ部111aが形成されており、そのフランジ部111aに集熱部112がカシメ止めされているが、ロウ付け(あるいは溶接)などによって集熱部112をホルダー111に取り付けてもよい。
感熱ヘッド110が取り付けられる支持パイプ120は、上端がフランジ状に形成されており、このフランジ状に形成された部分がホルダー111の内側に挿入されている。このためホルダー111は、支持パイプ120に対して軸方向に移動可能となっている。また、ホルダー111の下端側は所定長さに亘って縮径されており、ホルダー111の縮径された部分の内周面と、支持パイプ120の外周面との間に、嵌合部110aが形成されている。このため、支持パイプ120の拡径部分がホルダー111内に挿入された状態でホルダー111が移動しても、支持パイプ120から外れることはない。更に、コイルバネ114は、ホルダー111内で少し圧縮された状態で収納されており、このため、感熱ヘッド110は常に上方に付勢された状態となっている。また、温度センサー113からは2本のリード線116が引き出されて、ガラス繊維で編み組された剛性のある耐熱チューブ117で保護された状態で支持パイプ120の内部を通して外部に接続されている。更に、本実施例の感熱ヘッド110には、ホルダー111下部の縮径された部分に煮零れ汁カバー115が取り付けられている。
図3は、本実施例の感熱ヘッド110に取り付けられた煮零れ汁カバー115の詳細な形状を示す説明図である。図3(a)に示されるように煮零れ汁カバー115は、板金をプレス加工することによって傘状に形成されている。煮零れ汁カバー115の頂面115cは平坦に形成されており、その中央には、ホルダー111の下端が挿入される略円形の挿入口115dが形成されている。頂面115cは、六角形の形状に形成されており、六角形の各辺からは斜め下方に向けて斜面115aが延設され、その斜面115aの外側が下方に折り曲げられて垂下面115bが形成されている。その結果、煮零れ汁カバー115全体としては、六角形の頂面115cから斜め下方に広がった後に垂れ下がった傘状となっている。尚、加熱調理中に煮零れが発生すると、煮零れ汁は斜面115aから垂下面115bへと流下することから、本実施例では、煮零れ汁カバー115の斜面115aおよび垂下面115bが、本発明における「外側表面」に対応する。
また、垂下面115bの下端側は径方向外側に曲げられており、このため、煮零れ汁カバー115は下端側が少し開いた形状となっている。更に、垂下面115bの下端側の曲げられ方は、垂下面115bの中央付近(図3(a)中のA−A断面付近)が、他の部分よりも強く曲げられている。
図3(b)にはA−A断面で取った垂下面115bの断面形状が示されている。また、図3(c)には、参考として、B−B断面位置で取った垂下面115bの断面形状が示されている。図3(c)に示されるようにB−B断面位置では、垂下面115bの下端側は径方向外側に少しだけ曲げられているに過ぎない。従って、B−B断面付近では、垂下面115bの下端側も十分に急な斜面となっており、垂下面115bの下端側では煮零れ汁の流下速度はほとんど低下しない。
これに対してA−A断面位置では、図3(b)に示したように、垂下面115bの下端側が径方向外側に向けて大きく曲げられている。このため、垂下面115bの下端側は傾斜の緩い斜面となっており、A−A断面付近を流下する煮零れ汁は、垂下面115bの下端側で流下速度が大きく低下する。すなわち、A−A断面付近で垂下面115bの下端側の傾斜が緩くなっている部分は、煮零れ汁の流下速度が大きく低下する減速部115eを形成している。
また、図3(b)と図3(c)とを比較すれば明らかなように、A−A断面付近では、B−B断面付近よりも、垂下面115bが高い位置で曲げられている。このため、煮零れ汁カバー115の下端から同じ高さの位置で見れば、図3(a)に示すように、傾斜が緩くなった減速部115e(図3(a)中では斜線を付して表示)と、傾斜が急なままの部分(通常流下部115f)とが、交互に形成された状態となっている。このように、煮零れ汁カバー115の下端側で、減速部115eと通常流下部115fとを交互に形成しておけば、コンロバーナー10を長期に亘って使用した場合でも燃焼状態を悪化させてしまう事態を回避することができる。以下、この理由について説明するが、その準備として、従来の感熱ヘッド110を搭載したコンロバーナー10では、長期に亘る使用によって、燃焼状態が悪化することがある理由について説明する。
図4は、従来の感熱ヘッド210では、コンロバーナー10を長期に亘って使用していると、燃焼状態が悪化することがある理由を示した説明図である。図4(a)には、従来の感熱ヘッド210の使用前の状態が示されている。図示されるように、従来の感熱ヘッド210には、ホルダー111の下端を覆うような状態で、円錐筒状の煮零れ汁カバー215が取り付けられている。また、煮零れ汁カバー215の下端の外径Dは、ホルダー111の下端に煮零れ汁が掛からず、且つ、コンロバーナー10への二次空気の供給が妨げられない大きさに設定されている。
加熱調理中に煮零れが生じると、図4(b)に示したように、煮零れ汁は煮零れ汁カバー215の上を流下する。そして、煮零れ汁が流下した後は、図4(c)に示したように、煮零れ汁カバー215の表面に付着した煮零れ汁が煮零れ汁カバー215の下端に集まって、煮零れ汁カバー215の下端から滴下する。煮零れ汁カバー215は円錐形状に形成されているので、煮零れ汁は煮零れ汁カバー215の表面に万遍なく付着しており、煮零れ汁カバー215の下端の全周に万遍なく煮零れ汁が集まり、その結果、下端全周から万遍なく煮零れ汁が滴下する。
煮零れ汁カバー215の下端に煮零れ汁が集まっている間は、こうして煮零れ汁が滴下し続けるが、滴下に到るだけの煮零れ汁が集まらなくなると、それ以上には滴下しなくなる。このとき、煮零れ汁カバー215の下端には、下端全周に亘って、滴下には到らない分量の煮零れ汁が付着した状態となる。ここで、煮零れ汁は粘度が高いので、煮零れ汁カバー215の下端に付着した煮零れ汁は、煮零れ汁カバー215の下端から外側に少し張り出した状態となっている。そして、煮零れ汁は、その状態(外側に少し張り出した状態)で固化することになる。このため、煮零れ汁が固化すると、図4(d)に示したように、煮零れ汁カバー215の下端部分の外径Dが、新品時の外径Dよりも少しだけ大きくなる。
従来の感熱ヘッド210では、煮零れが生じる度に、このようなことが繰り返されて、煮零れ汁カバー215の下端部分の外径が少しずつ大きくなっていく。その結果、コンロバーナー10を長期に亘って使用していると、空気供給通路10aの内径に対して、煮零れ汁カバー215の下端の外径が大きくなって空気供給通路10aを狭めてしまい二次空気の供給を阻害する。そして、最終的には、コンロバーナー10の燃焼状態を悪化させてしまうことがある。
図5は、本実施例の感熱ヘッド110では、長期に亘ってコンロバーナー10を使用しても、燃焼状態を悪化させることがない理由を示した説明図である。本実施例の感熱ヘッド110においても、煮零れが生じた直後のように大量の煮零れ汁が流下している間は、図5(a)に示したように、煮零れ汁カバー115の上を万遍なく煮零れ汁が流下していく。ところが、流下する煮零れ汁が少なくなってくると、図5(b)に示したように、煮零れ汁は、主に通常流下部115fの下方から偏って流下するようになる。これは次のような理由による。
図6は、流下する煮零れ汁が少なくなってきた場合に、煮零れ汁カバー115の外側表面を煮零れ汁が流下する様子を概念的に示した説明図である。図中に示した白抜きの矢印は、煮零れ汁の流れを表している。図3を用いて前述したように、煮零れ汁カバー115の下端側には、減速部115e(図中で斜線を付して表示)と、通常流下部115fとが交互に形成されている。また、通常流下部115fの上方から流下してきた煮零れ汁は、ほとんど減速することなく通常流下部115fを流下するのに対し、減速部115eの上方から流下してきた煮零れ汁は、減速部115eで流下速度が減速する。そして、減速部115eの隣には、減速することなく流下する煮零れ汁の流れが存在するので、減速部115eで減速した煮零れ汁の一部は、隣の速い流れに合流して通常流下部115fを流下するようになる。その結果、図中に破線で示したように、煮零れ汁は主に通常流下部115fの下方から流下するようになる。もっとも、減速部115eでは煮零れ汁が堰き止められるわけではないので、減速部115eからも煮零れ汁が流下する。結局、流下する煮零れ汁が少なくなってくると、図5(b)に示したように、減速部115eでは流下する煮零れ汁が少なめとなり、通常流下部115fではその分だけ煮零れ汁が多めとなって、煮零れ汁が流下する位置が偏った状態となる。
その後、更に煮零れ汁が少なくなると、図5(c)に示したように、煮零れ汁はもっぱら通常流下部115fの下端から滴下するようになる。これは、図6を用いて前述したように、通常流下部115fの位置では、両側の減速部115eから煮零れ汁が集まってくるため、煮零れ汁が無くなり難いためである。また、通常流下部115fから滴下する煮零れ汁の流れは、減速部115eに付着した煮零れ汁を引き寄せる効果を有している。これは次のような理由による。
図7は、煮零れ汁カバー115を流下する煮零れ汁が残り少なくなった状態を示す説明図である。図中の破線は、煮零れ汁カバー115の下端付近に付着した煮零れ汁を表しており、白抜きの矢印は煮零れ汁の流れを表している。前述したように煮零れ汁カバー115の下端付近は、通常流下部115fの部分では急な傾斜に形成され、減速部115eでは緩い傾斜に形成されている。このため、通常流下部115fに付着した煮零れ汁は、減速部115eに付着した煮零れ汁よりも速い速度で流下して、通常流下部115fの下端から滴下する。ここで、通常流下部115fに付着した煮零れ汁と、減速部115eに付着した煮零れ汁とは繋がっている。このため、通常流下部115fから煮零れ汁が滴下すると、煮零れ汁の粘性によって、減速部115eに付着していた煮零れ汁が、通常流下部115fに向かって引き寄せられる。その結果、減速部115eの下端からは、ますます煮零れ汁が滴下しにくくなって、結局は、図5(c)に示したように、もっぱら通常流下部115fの下端から煮零れ汁が滴下するようになる。
そして、最終的には、通常流下部115fの下端に、滴下には到らない分量の煮零れ汁が付着した状態となる。また、減速部115eに付着していた煮零れ汁は、通常流下部115fを流下する煮零れ汁に引き寄せられているので、減速部115eの下端に煮零れ汁が残ることはない。その結果、図5(d)に示したように、もっぱら通常流下部115fの下端で煮零れ汁が固化することになり、減速部115eの下端では煮零れ汁の固化は生じない。
このように、本実施例の煮零れ汁カバー115では、煮零れ汁カバー115の下端側に、減速部115eと通常流下部115fとを交互に形成しているので、最終的に煮零れ汁が滴下する位置を通常流下部115fの下端に限定することができる。このため、煮零れ汁の固化が生じる位置も通常流下部115fの下端に限定される。その結果、コンロバーナー10を長期に亘って使用しても、減速部115eの下端では煮零れ汁の固化によって空気供給通路10aとの隙間が狭められることがない。また、通常流下部115fには煮零れ汁が集中するので、通常流下部115fから滴下する煮零れ汁は増加するものの、最終的には、滴下に到らない分量の煮零れ汁が残るに過ぎない。従って、通常流下部115fの下端でも、従来の煮零れ汁カバー215に対して固化が促進されるわけではない。このような理由から、本実施例では、コンロバーナー10を長期に亘って使用しても、煮零れ汁カバー115の下端で煮零れ汁が固化して、空気供給通路10a(図1参照)を狭めることがなく、二次空気の供給が阻害されることがない。このため、長期に亘る使用によっても、コンロバーナー10の燃焼状態を悪化させる事態を回避することが可能となる。
上述した本実施例の温度検出装置100には、幾つかの変形例が存在する。以下では、これら変形例について、本実施例の温度検出装置100との相違点を中心として簡単に説明する。
上述した実施例では、垂下面115bの下端側を径方向外側に向けて曲げることによって、減速部115eを形成するものとして説明した。しかし、傾斜の緩い減速部115eと、減速部115eよりも傾斜の急な通常流下部115fとを交互に形成することが可能であれば、どのような態様で減速部115eおよび通常流下部115fを形成しても良い。例えば、図8(a)に示すように、減速部135eを円弧状に張り出させることによって、煮零れ汁カバー135の下端が円形となるように形成してもよい。このようにしても、減速部135eと減速部135eとの間に、減速部135eよりも傾斜の急な通常流下部135fを形成することができる。図8(b)および図8(c)には、C−C断面位置およびD−D断面位置で煮零れ汁カバー135の断面を取ることによって、煮零れ汁カバー135に通常流下部135fおよび減速部135eが形成されている様子が示されている。このようにして、煮零れ汁カバー135の下端側に、通常流下部135fと減速部135eとを交互に形成しておけば、前述したメカニズムによって、煮零れ汁が滴下する位置を通常流下部135fに限定することができる。このため、図8(d)に示すように、煮零れ汁の固化が発生する位置も通常流下部135fの下端に限定されるので、空気供給通路10a(図1参照)を狭めてしまうことを回避することができる。
また、煮零れ汁カバー115は、下端側に、傾斜の緩い減速部115eと、減速部115eよりも傾斜の急な通常流下部115fとが交互に形成されていればよく、本実施例のように六角形の傘形状である必要はない。例えば、図9(a)に示すように、円錐筒状の煮零れ汁カバー145の下端側の一部を外側に折り曲げることによって、傾斜の緩い減速部145eと、減速部145eよりも傾斜の急な通常流下部145fとを交互に形成してもよい。このようにしても、煮零れ汁が通常流下部145fから滴下するようにすることができるので、図9(b)に示すように、煮零れ汁の固化が発生する位置を通常流下部145fの下端に限定することができる。その結果、煮零れ汁カバー145の下端で固化した煮零れ汁によって、空気供給通路10a(図1参照)を狭めてしまうことを回避することが可能となる。
上述した実施例では、ホルダー111の下部に取り付けられた煮零れ汁カバー115,135,145が、感熱ヘッド110,130,140と支持パイプ120との摺動部分に煮零れ汁がかかることを防止する保護部となっており、煮零れ汁カバー115,135,145の下端に減速部や通常流下部が形成されているものとして説明した。しかし、減速部や通常流下部を形成する部材は、感熱ヘッド110,130,140と支持パイプ120との摺動部分に煮零れ汁がかかることを防止する部材であれば良く、必ずしも煮零れ汁カバー115,135,145である必要は無い。
例えば、図10に例示したように、ホルダー111がコンロバーナー10の炎からの炙りや輻射熱で高温になることを防止して、安定した温度検出を可能とするために、ホルダー111の外側に円筒形状の防熱カバー155が設けられることがある。このような感熱ヘッド150では、防熱カバー155の下部は支持パイプ120との摺動部分に煮零れ汁がかかることを防止する機能を有している。そこで、図10に示したように、防熱カバー155の外側表面の下端側に、減速部155eおよび通常流下部155fを形成しても良い。このようにしても、煮零れ汁が滴下する位置を通常流下部155fに限定することができるので、感熱ヘッド150を備える温度検出装置100が長期に亘って使用された場合でも、空気供給通路10a(図1参照)を狭めてしまうことを回避することができる。尚、この感熱ヘッド150では、防熱カバー155が本発明における「保護部」あるいは「保護カバー」に対応する。
あるいは、ホルダー111と支持パイプ120との摺動部分が、ホルダー111の内部に形成される場合もある。図11には、ホルダー111の内部に支持パイプ120との摺動部分が形成された感熱ヘッド160を備える温度検出装置100の断面図である。図11に示した感熱ヘッド160は、図2を用いて前述した感熱ヘッド110に比べて、温度検出部102が小径に形成されている。そして、図2に示した感熱ヘッド110では、ホルダー111の上端に形成されたフランジ部111aにカシメ止めされることによって、温度検出部102が取り付けられていた。これに対して図11に示した感熱ヘッド160では、ホルダー111の上端面の中央に挿入穴部120bが形成されており、この挿入穴部120bに圧入されることによって温度検出部102が取り付けられている。
また、図2に示した感熱ヘッド110では、ホルダー111の下方が縮径されており、縮径された部分が支持パイプ120との間で摺動していた。これに対して図11の感熱ヘッド160では、ホルダー111の下方は縮径されておらず、ホルダー111の内周面と、バネ受け122の外周面との間が摺動部分となっている。更に、ホルダー111の下方が縮径されていないので、ホルダー111が支持パイプ120から抜けないように、ホルダー111の下方の開口部から、円環形状の抜け止め部124が挿入されている。このように、図11に示した感熱ヘッド160では、支持パイプ120との摺動部分がホルダー111の内部に形成されていることから、ホルダー111が、支持パイプ120との摺動部分に煮零れ汁がかかることを防止する機能を有している。このことに対応して、図11の感熱ヘッド160では、ホルダー111の下端に、減速部165e(図12参照)および通常流下部165f(図12参照)が形成されている。その他の点については、感熱ヘッド160を備える温度検出装置100も、図2に示した感熱ヘッド110を備える温度検出装置100と同様であるため、同じ符番を付すことによって説明は省略する。
図12には、感熱ヘッド160の外観形状が示されている。図示されるように、ホルダー111の外側表面の下端側に減速部165eおよび通常流下部165fが形成されているので、煮零れ汁が滴下する位置を通常流下部165fに限定することができる。このため、温度検出装置100が長期に亘って使用された場合でも、空気供給通路10a(図1参照)を狭めてしまうことを回避することができる。尚、感熱ヘッド160を備える温度検出装置100では、ホルダー111が、本発明における「保護部」に対応する。
以上、本実施例および変形例の温度検出装置100について説明したが、本発明は上記の実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。
1…ガスコンロ、 2…天板、 3…五徳、 4…バーナー用開口、
10…コンロバーナー、 10a…空気供給通路、 11…バーナーボディ、
12…混合管、 13…バーナーヘッド、 14…バーナーキャップ、
15…点火プラグ、 100…温度検出装置、 102…温度検出部、
110…感熱ヘッド、 110a…嵌合部、 111…ホルダー、
112…集熱部、 113…温度センサー、 114…コイルバネ、
115…煮零れ汁カバー、 115a…斜面、 115b…垂下面、
115c…頂面、 115d…挿入口、 115e…減速部、
115f…通常流下部、 116…リード線、 117…耐熱チューブ、
120…支持パイプ、 122…バネ受け、 130…感熱ヘッド、
135…煮零れ汁カバー、 135e…減速部、 135f…通常流下部、
140…感熱ヘッド、 145…煮零れ汁カバー、 145e…減速部、
145f…通常流下部、 150…感熱ヘッド、 155…防熱カバー、
155e…減速部、 155f…通常流下部、 160…感熱ヘッド、
165e…減速部、 165f…通常流下部、 210…感熱ヘッド、
215…煮零れ汁カバー。

Claims (5)

  1. 二次空気が供給される空気供給通路が中央を貫通して形成されたコンロバーナーに設けられて、五徳上に置かれた調理容器の温度を検出する温度検出装置において、
    前記空気供給通路内に立設された支持パイプと、
    前記支持パイプに摺動可能な態様で取り付けられて、上端が前記調理容器の底部に当接することによって該調理容器の温度を検出する感熱ヘッドと
    を備え、
    前記感熱ヘッドには、前記調理容器からの煮零れ汁が外側表面を流下することによって、該煮零れ汁が前記支持パイプとの摺動部分にかかることを防止する保護部が設けられており、
    前記保護部の前記外側表面の下端側には、流下する前記煮零れ汁を減速させる減速部と、該減速部よりも減速させる程度が小さい通常流下部とが、前記煮零れ汁の流下方向に対して交差する方向に設けられている
    ことを特徴とする温度検出装置。
  2. 請求項1に記載の温度検出装置において、
    前記感熱ヘッドは、
    略筒形状に形成されて、下端側が上下方向に移動可能な態様で前記支持パイプに嵌め込まれたホルダーと、
    前記ホルダーの上端に取り付けられた集熱部と、
    該集熱部の下面に取り付けられた温度センサーと、
    前記ホルダーを上方に付勢するコイルバネと、
    前記ホルダーに取り付けられて前記調理容器からの煮零れ汁が外側表面を流下することにより、該煮零れ汁が該ホルダーの下端にかかることを防止する保護カバーと
    を備え、
    前記減速部および前記通常流下部は、前記保護カバーの前記外側表面の下端側に設けられている
    ことを特徴とする温度検出装置。
  3. 請求項1に記載の温度検出装置において、
    前記感熱ヘッドは、
    略筒形状に形成されて、前記支持パイプとの前記摺動部分が内部に設けられたホルダーと、
    前記ホルダーの上端に取り付けられた集熱部と、
    該集熱部の内部に取り付けられた温度センサーと、
    前記ホルダーを上方に付勢するコイルバネと
    を備え、
    前記減速部および前記通常流下部は、前記ホルダーの外側表面の下端側に設けられている
    ことを特徴とする温度検出装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載の温度検出装置において、
    前記保護部の下端側には、複数の前記減速部と複数の前記通常流下部とが交互に設けられている
    ことを特徴とする温度検出装置。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載の温度検出装置において、
    前記減速部は、前記煮零れ汁が流下する前記外側表面の傾斜が、該外側表面の下端側で緩やかな傾斜に変更されることによって形成されており、
    前記通常流下部は、前記外側表面の下端側の傾斜が前記減速部よりも急な傾斜に形成された部分である
    ことを特徴とする温度検出装置。
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