JP2016044907A - 冷蔵庫 - Google Patents

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修平 杉本
Shuhei Sugimoto
修平 杉本
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Abstract

【課題】電気リード線からの伝導熱問題を解決して省エネ性を高めた冷蔵庫の提供。【解決手段】冷蔵庫本体の天面20に電装ユニット21を配置し、前記電装ユニットからの電気リード線22を冷蔵庫本体の内箱3背面に沿わせて配線した冷蔵庫において、前記電気リード線22は断熱性材料からなる複数のスペーサ部材23を介して前記内箱3の背面に固定し、かつ前記スペーサ部材23同士間の電気リード線22と内箱3の間には発泡断熱材4を充填発泡させて介在させた構成としてある。これにより、電気リード線から内箱内部の冷蔵室等への伝導熱はスペーサ部材と発泡断熱材によって断熱され、その分、電力消費を抑制し、省エネルギー化が実現できる。【選択図】図5

Description

本発明は冷蔵庫に関するものである。
一般に冷蔵庫は、圧縮機で冷媒を圧縮し、この冷媒を冷却器で蒸発させて冷気を生成し、当該冷気を冷却ファンにより冷蔵室、冷凍室等に供給して食品を冷却保存するようになっている。そして、このような冷蔵庫の中には、上記圧縮機、冷却ファン等を制御する電装ユニットを冷蔵庫本体の天面に設けたものが見られる(例えば、特許文献1参照)。
図7は特許文献1に記載された冷蔵庫を示し、冷蔵室101、冷凍室102、野菜室103を有する冷蔵庫本体104の天面後部に電装ユニット105が設けてある。
この冷蔵庫は電装ユニット105を冷蔵庫本体104の天面に設けてあるから、電装ユニット105を冷蔵庫本体104の背面に設ける場合に比べ冷蔵庫本体104の背面壁厚を薄くでき、その分、冷蔵室101、冷凍室102、野菜室103の収納容積を増大させることができる。
特開2006−189179号公報
しかしながら、前記従来のように電装ユニット105を天面に設けた冷蔵庫は、電装ユニット105と冷蔵庫本体104各部に配置されている電気部品等とを接続する電気リード線を冷蔵庫本体104の背面壁内を上下方向に通して配線する必要がある。その場合、上記冷蔵庫本体104は内箱と外箱との間に発泡ウレタン等の発泡断熱材を充填発泡して構成しているため、前記リード線は発泡断熱材充填前に内箱の背面にテープ貼り等して仮止めしてあり、発泡断熱材充填発泡後は内箱の内面に圧着固定している。
ところが上記電気リード線の中には電流が流れて発熱するものが含まれており、この電気リード線からの熱が冷蔵庫本体104の内箱壁を介して冷蔵室101、冷凍室102、野菜室103等に伝熱される。そのため、上記電気リード線からの伝導熱分だけ冷却のための電力を消費することになり、電気リード線の発熱が微々たるものとはいえ極限まで省エネルギー化を進めている今日にあっては解決すべき課題の一つとなるものであった。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、電気リード線からの伝導熱問題を解決して省エネ性を高めた冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、冷蔵庫本体の天面部に電装ユニットを配置し、前記電装ユニットからの電気リード線を冷蔵庫本体の内箱背面に沿わせて配線した冷蔵庫において、前記電気リード線は断熱性材料からなる複数のスペーサ部材を介して前記内箱の背面に配線し、かつ前記スペーサ部材同士間の電気リード線と内箱の間には発泡断熱材を充填発泡させて介在させた構成としてある。
これにより、電気リード線からの伝導熱はスペーサ部材と発泡断熱材によって断熱され
、その分、電力消費を抑制し、省エネルギー化が実現できる。
本発明は、上記した構成によって、冷蔵庫本体の天面部に電装ユニットを配置した冷蔵庫であっても、当該電装ユニットからの電気リード線が発する熱の影響を排除することができ、省エネルギー性の高い冷蔵庫とすることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫を背面側から見た斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の要部断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の電気リード線の配線状態を示す概略断面図 同実施の形態2における冷蔵庫の電気リード線の配線状態を示す概略断面図 従来の冷蔵庫の断面図
第1の発明は、冷蔵庫本体の天面部に電装ユニットを配置し、前記電装ユニットからの電気リード線を冷蔵庫本体の内箱背面に沿わせて配線した冷蔵庫であって、前記電気リード線は断熱性材料からなる複数のスペーサ部材を介して前記内箱の背面に配線し、かつ前記スペーサ部材同士間の電気リード線と内箱の間には発泡断熱材を充填発泡させて介在させた構成としてある。
これにより、電気リード線からの伝導熱はスペーサ部材と発泡断熱材によって断熱され、その分、電力消費を抑制し、省エネルギー化が実現できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記スペーサ部材は電気リード線の少なくとも屈曲部分に配置した構成としてある。
これにより、電気リード線が弛みやすい屈曲部分をスペーサ部材によって内箱背面から確実に浮かせた状態とすることができ、この弛みやすい部分が発泡断熱材の発泡圧によって内箱背面に接するのを防止でき、電気リード線からの伝導熱をより確実に断熱することができて省エネ性を向上させることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記スペーサ部材は電気リード線自体に巻き付ける形としてある。
これにより、電気リード線が複数本からなっていてもこれらを一つにまとめると同時に内箱背面にまとめて配線することができて作業性が向上すると同時に、各線がバラバラになってその一部が内箱背面に接するようなことを防止でき、更に確実に電気リード線からの伝導熱を断熱することができて省エネ性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に置ける冷蔵庫の斜視図、図2は同実施の形態1における冷蔵庫を背面側から見た斜視図、図3は同実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図、図4は同実施の形態1における冷蔵庫の要部断面図、図5は同実施の形態1における冷蔵庫の電気リード線の配線状態を示す概略断面図である。
図1〜図5において、本実施の形態に係る冷蔵庫は、前方を開口した冷蔵庫本体1を備え、この冷蔵庫本体1は、主に鋼板を用いた外箱2と、ABSなどの硬質樹脂で成型された内箱3と、前記外箱2と内箱3との間に発泡充填された硬質発泡ウレタンなどの発泡断熱材4とから構成されている。
冷蔵庫本体1は、断熱性の仕切板5.6によって複数の貯蔵室に区分されており、冷蔵庫本体1の最上部には冷蔵室7、その冷蔵室7の下部には上下二段の冷凍室8,9、更にその下部に野菜室10が配置されていて、前記各貯蔵室の前面開口部は、観音開き式の冷蔵室扉11、引出式の冷凍室扉12a、12b、同引出式の野菜室扉13によって開閉可能に閉塞されている。
また、冷蔵庫本体1の上部後方領域には機械室14が設けられている。機械室14には、圧縮機15、水分除去を行うドライヤ(図示せず)等の冷凍サイクルの高圧側構成部品が収容されている。
また、前記冷蔵庫本体1の冷凍室背面には冷気を生成する冷却室16が設けられており、冷却室16からは各室に冷気を供給する冷気通路17が形成されている。冷却室16内には冷却器18が配設されており、冷却器18の上部には冷却ファン19が配置されている。前記冷却ファン19は、冷却器18により生成された冷気を、冷気通路17を介して、冷蔵室7、上段冷凍室8,下段冷凍室9、野菜室10に強制循環させ各室を冷却する。
ここで、前記冷蔵庫本体1の天面20には、図4に示す様に、機械室14の前方部分に前記圧縮機15、冷却ファン19、操作表示部(図示せず)、各室への冷気通路を開閉するダンパ(図示せず)等を制御する電装ユニット21が埋め込み装着してある。そして、上記電装ユニット21と前記冷蔵庫本体1の各部に配置された圧縮機15、冷却ファン19、操作表示部(図示せず)、ダンパ(図示せず)、各室の温度センサ(図示せず)等とを接続する電気リード線22が冷蔵庫本体1の内箱3背面に配線してある。
上記電気リード線22は、図5に示すように、各部品に繋がるリード線をスペーサ部材23で適宜まとめて冷蔵庫本体1の内箱3背面に配線してあり、スペーサ部材23の厚みにより内箱3から浮いた状態となっている。そして、この浮いた状態の電気リード線22と内箱3の背面との間に前記発泡断熱材4が固形化して介在した状態となっている。
上記スペーサ部材23は断熱性のある材料で形成し、例えばハーネスクリップ等を用いて構成してある。そして、このスペーサ部材23はそれぞれ適当な間隔を置いて配置されているが、少なくとも電気リード線22が弛んで内箱3の背面に接しやすい屈曲部分Aには必ず配置してある。
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作、作用を説明する。
この実施の形態の冷蔵庫は、電装ユニット21を冷蔵庫本体1の天面20に設けているので、電装ユニット21を冷蔵庫本体1の背面に設ける場合に比べ冷蔵庫本体1の背面壁厚を薄くでき、その分、冷蔵室7、上段冷凍室8、下段冷凍室9、野菜室10の収納容積を増大させることができるが、天面20に設けた電装ユニット21からの電気リード線22が冷蔵庫本体1の背面、すなわち内箱3の背面に沿った形で配線されていて、内箱3内の冷蔵室7、上段冷凍室8、下段冷凍室9、野菜室10等が電気リード線22から伝導熱を受ける。
しかしながら、上記した本実施の形態の冷蔵庫は、電気リード線22が断熱性材料から
なる複数のスペーサ部材23を介して前記内箱3の背面に配線されており、しかも前記スペーサ部材23同士間の電気リード線22と内箱3との間には発泡断熱材4を固形化して介在しているので、電気リード線22からの伝導熱はスペーサ部材23と発泡断熱材4によって断熱され、その分、電力消費を抑制し、省エネルギー化が実現できる。
また、上記スペーサ部材23は電気リード線22の少なくとも屈曲部分Aには配置してあるから、電気リード線22が弛みやすい屈曲部分Aをスペーサ部材23によって内箱3背面から確実に浮かせた状態とすることができる。したがって、この弛みやすい部分が発泡断熱材4の発泡圧によって内箱3背面に接するのを防止できる。よって、電気リード線22からの熱輻射をより確実に断熱することができ、省エネ性を向上させることができる。
さらに、前記スペーサ部材は電気リード線自体に巻き付けるハーネスクリップ等で形成してあるから、電気リード線22が複数本であってもこれらを適数本にまとめると同時に内箱3背面にまとめて配線することができ、作業性が向上すると同時に、各線がバラバラになってその一部が内箱3の背面に接するようなことを防止でき、更に確実に電気リード線22からの熱輻射を断熱して省エネ性を向上させることができる。
(実施の形態2)
図6は実施の形態2における冷蔵庫の電気リード線の配線状態を示す概略断面図である。この実施の形態2は、内箱3の背面に真空断熱材24を配置し、この真空断熱材24の背面に電気リード線22を配線したものである。
この構成によれば、真空断熱材24により内箱3の断熱性を向上させつつ電気リード線22からの伝導熱を確実に遮熱することができ、より効率よく電気リード線22からの熱を断熱して、省エネ性を向上させることができる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、本実施の形態では、スペーサ部材23は電気リード線22に巻きつける形のものを例示したが、これはただ単に内箱3と電気リード線22との間に介在するだけのものであってもよいし、内箱3への接着面を持っていて内箱3に接着することにより電気リード線22を内箱3の背面に固定できるものとしてもよく、この固定タイプにすれば発泡断熱材4の発泡時に電気リード線22の不用意な動きを防止できるので効果的であるなど、種々の応用展開が考えられるものである。
以上のように、本発明は、冷蔵庫本体の天面部に電装ユニットを配置した冷蔵庫であっても、当該電装ユニットからの電気リード線が発する熱の影響を排除することができ、省エネルギー性の高い冷蔵庫とすることができる。よって、家庭用冷蔵庫をはじめとして業務用冷蔵庫、自動販売機など他の冷凍冷蔵応用商品にも広く適用できる。
1 冷蔵庫本体
2 外箱
3 内箱
4 発泡断熱材
5、6 仕切板
7 冷蔵室
8 上段冷凍室
9 下段冷凍室
10 野菜室
11 冷蔵室扉
12a、12b 冷凍室扉
13 野菜室扉
14 機械室
15 圧縮機
16 冷却室
17 冷気通路
18 冷却器
19 冷却ファン
20 天面
21 電装ユニット
22 電気リード線
23 スペーサ部材
24 真空断熱材

Claims (3)

  1. 冷蔵庫本体の天面部に電装ユニットを配置し、前記電装ユニットからの電気リード線を冷蔵庫本体の内箱背面に沿わせて配線した冷蔵庫であって、前記電気リード線は断熱性材料からなる複数のスペーサ部材を介して前記内箱の背面に配線し、かつ前記スペーサ部材同士間の電気リード線と内箱の間には発泡断熱材を充填発泡させて介在させた冷蔵庫。
  2. スペーサ部材は電気リード線の少なくとも屈曲部分に配置した請求項1記載の冷蔵庫。
  3. スペーサ部材は電気リード線自体に巻き付ける形とした請求項1または2記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018164031A1 (ja) * 2017-03-08 2018-09-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

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