JP2016044860A - ガス吸蔵器及び化学蓄熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガス吸蔵器内部の熱伝導性を高くすることにより、吸着材の温度変化を緩和することができるガス吸蔵器及び化学蓄熱装置を提供する。【解決手段】化学蓄熱装置10は、反応器11と、この反応器11と接続されたガス吸蔵器13とを備えている。ガス吸蔵器13は、NH3を吸着及び脱離する吸着材18を含む吸着材構造体16と、熱伝導性を有する材料で形成され、吸着材構造体16を収容する容器17とを備えている。吸着材構造体16は、熱伝導性を有し且つNH3に対して化学不活性な不織布19に吸着材18を混在させてなる。【選択図】図3

Description

本発明は、ガス吸蔵器及び化学蓄熱装置に関する。
従来の化学蓄熱装置としては、例えば特許文献1に記載されている装置が知られている。特許文献1に記載の化学蓄熱装置は、アンモニア(NH)と化学反応する反応材を含む反応器と、この反応器と管路を介して接続され、アンモニアを物理吸着する吸着材を含むアンモニア貯蔵器とを備えている。アンモニア貯蔵器には、複数の熱交換フィンが設けられている。
特開2013−242053号公報
一般に、NHを物理吸着する活性炭等の吸着材は、NHを吸着する時には発熱し、NHを脱離する時には吸熱する。そして、吸着材に対するNHの吸着及び脱離を効率良く行うには、吸着材と外気とを熱交換する等して吸着材の温度を一定に保つことが望ましい。上記特許文献1に記載の装置では、熱交換フィンにより吸着材と外気との間で熱交換が行われるため、吸着材の温度変化が緩和される。しかし、アンモニア貯蔵器内の吸着材自体の熱伝導性はそもそも悪い。吸着材の熱伝導性が悪いと、吸着材の内部においてNHの吸着や脱離がされにくい。また、吸着材の熱伝導性が悪い場合には、例えばNHの脱離時にアンモニア貯蔵器の一部が極端に冷えると、吸着材における暖かい部分から脱離したNHが吸着材における冷たい部分に再吸着してしまい、結果的に必要な速度で反応器にNHを供給することができなくなる。上記特許文献1に記載の装置では、吸着材と外気との熱交換を促進させることはできるが、吸着材自体の熱伝導性が悪いため、アンモニア貯蔵器(ガス吸蔵器)内部の熱伝導性を高くすることはできない。
本発明の目的は、ガス吸蔵器内部の熱伝導性を高くすることにより、吸着材の温度変化を緩和することができるガス吸蔵器及び化学蓄熱装置を提供することである。
本発明のガス吸蔵器は、ガスを吸着及び脱離する吸着材を含む吸着材構造体と、熱伝導性を有する材料で形成され、吸着材構造体を収容する容器とを備え、吸着材構造体は、熱伝導性を有し且つガスに対して化学不活性な不織布に吸着材を混在させてなることを特徴とする。
このように本発明のガス吸蔵器においては、熱伝導性を有する不織布に吸着材を混在させてなる吸着材構造体を、熱伝導性を有する材料で形成された容器内に収容することにより、吸着材構造体(ガス吸蔵器内部)の熱伝導性が高くなる。従って、吸着材構造体の温度が均一になるため、吸着材構造体と外気との熱交換効率が高くなる。これにより、吸着材構造体の吸着材からガスが脱離する際に吸着材が吸熱しても、吸着材の温度低下が緩和される。このように本発明によれば、吸着材の温度変化を緩和することができる。
不織布の原材料はSiCであってもよい。SiCは、熱伝導性が高い材料である。従って、吸着材の温度変化を効果的に緩和することができる。
吸着材構造体は、吸着材が混在された不織布が積層されていてもよい。この場合には、吸着材の量を十分確保しつつ、吸着材の温度変化を効果的に緩和することができる。
吸着材構造体は、吸着材が混在された不織布がロール状に積層されており、容器は、円筒形状を有していてもよい。この場合には、容器の強度が高くなるため、容器の厚みを薄くすることができる。
本発明は、反応器と、反応器と接続されるガス吸蔵器とを備えた化学蓄熱装置において、反応器は、反応ガスとの化学反応により発熱すると共に蓄熱により反応ガスを脱離する反応材を有し、ガス吸蔵器は、反応ガスを吸着及び脱離する吸着材を含む吸着材構造体と、熱伝導性を有する材料で形成され、吸着材構造体を収容する容器とを有し、吸着材構造体は、熱伝導性を有し且つ反応ガスに対して化学不活性な不織布に吸着材を混在させてなることを特徴とする。
このように本発明の化学蓄熱装置においては、熱伝導性を有する不織布に吸着材を混在させてなる吸着材構造体を、熱伝導性を有する材料で形成された容器内に収容することにより、ガス吸蔵器を構成する。このような構成により、吸着材構造体(ガス吸蔵器内部)の熱伝導性が高くなる。従って、吸着材構造体の温度が均一になるため、吸着材構造体と外気との熱交換効率が高くなる。これにより、吸着材構造体の吸着材から反応ガスが脱離する際に吸着材が吸熱しても、吸着材の温度低下が緩和される。一方、吸着材構造体の吸着材に反応ガスが吸着する際に吸着材が発熱しても、吸着材の温度上昇が緩和される。このように本発明によれば、吸着材の温度変化を緩和することができる。
本発明によれば、ガス吸蔵器内部の熱伝導性を高くすることにより、吸着材の温度変化を緩和することができる。
ガス吸蔵器を有する化学蓄熱装置の一実施形態を備えた排気浄化システムを示す概略構成図である。 図1に示されたガス吸蔵器の分解斜視図である。 図2に示されたガス吸蔵器の断面図である。 図1及び図2に示された吸着材構造体を作製する様子を示す図である。 図3に示されたガス吸蔵器の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、ガス吸蔵器を有する化学蓄熱装置の一実施形態を備えた排気浄化システムを示す概略構成図である。図1において、排気浄化システム1は、車両のディーゼルエンジン2(以下、単にエンジン2という)の排気系に設けられ、エンジン2から排出される排気ガスに含まれる有害物質(環境汚染物質)を浄化する。
排気浄化システム1は、熱交換器3、ディーゼル酸化触媒(DOC:DieselOxidation Catalyst)4、ディーゼル排気微粒子除去フィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter)5、選択還元触媒(SCR:Selective Catalytic Reduction)6及びアンモニアスリップ触媒(ASC:Ammonia Slip Catalyst)7を備えている。熱交換器3、DOC4、DPF5、SCR6及びASC7は、エンジン2に接続された排気通路8の途中に、上流側から下流側に向けて順に配置されている。
熱交換器3は、排気ガスと後述する反応器11との間で熱交換を行う。DOC4は、排気ガス中に含まれるHC及びCO等を酸化して浄化する。DPF5は、排気ガス中に含まれる粒子状物質(PM:Particulate Matter)を捕集し、排気ガスからPMを取り除く。SCR6は、尿素またはアンモニア(NH)によって、排気ガス中に含まれるNOxを還元して浄化する。ASC7は、SCR6を通過したNHを酸化する。
また、排気浄化システム1は、電力等の外部エネルギーを必要とすること無く、熱交換器3を加熱する化学蓄熱装置10を備えている。化学蓄熱装置10は、通常は排気ガスの熱(排熱)を蓄えておき、必要なときに蓄えた熱を使用して熱交換器3を加熱する。
化学蓄熱装置10は、熱交換器3の周囲に配置された反応器11と、この反応器11とNH供給管12を介して接続されたガス吸蔵器13とを備えている。NH供給管12は、反応器11とガス吸蔵器13との間で反応ガスであるNHを供給する。NH供給管12には、開閉弁14が配置されている。
反応器11は、NHとの化学反応により発熱すると共に排熱の蓄熱によりNHを脱離する反応材15を有している。反応材15としては、組成式MXaで表されるハロゲン化物が用いられる。Mは、Mg、CaまたはSr等のアルカリ土類金属、若しくはCr、Mn、Fe、Co、Ni、CuまたはZn等の遷移金属である。Xは、Cl、BrまたはI等である。aは、Mの価数により特定される数であり、2〜3である。
図2は、ガス吸蔵器13の分解斜視図であり、図3は、ガス吸蔵器13の断面図である。図2及び図3において、ガス吸蔵器13は、円柱形状の吸着材構造体16と、この吸着材構造体16を収容する容器17とを有している。なお、図2及び図3では、吸着材構造体16を分かりやすくするために概略的に示しており、実際の構造とは異なる。
吸着材構造体16は、NHを物理吸着及び脱離する吸着材18と、熱伝導性を有し且つNHに対して化学不活性な不織布19とを含んでいる。吸着材18としては、活性炭、カーボンブラック、メソポーラスカーボン、ナノカーボンまたはゼオライト等が用いられる。NHに対して化学不活性とは、NHと化学反応しないということである。不織布19の原材料としては、熱伝導性が高いSiC等が用いられる。
吸着材構造体16は、図4に示されるように、帯状の不織布19に粉末状の吸着材18を混在させ、その状態で吸着材18が混在された不織布19をロール状に巻くことにより形成される。これにより、吸着材構造体16は、図2及び図3に示されるように、吸着材18が混在された不織布19がロール状に積層された構造となる。不織布19の厚さは、例えば1mm〜5mmである。
なお、吸着材構造体16において、不織布19の目(空隙)の粗さ、不織布19の原材料の粒子の大きさ、不織布19の厚さ、及び吸着材18が混在された不織布19をロール状に巻く力等は、適宜設定される。
容器17は、円筒形状(断面円形状)を有する本体部17aと、この本体部17aの開口を塞ぐ蓋部17bとを有している。蓋部17bには、上記のNH供給管12が接続されている。容器17は、熱伝導性を有する金属材料で形成されている。そのような金属材料としては、熱伝導性が高く且つNHに対して耐腐食性が高いステンレス鋼等が用いられる。
容器17内に吸着材構造体16を収容するときは、容器17の本体部17a内に吸着材構造体16を圧入し、その状態で本体部17aに蓋部17bを装着する。このとき、吸着材構造体16は円柱形状を呈し、本体部17aは円筒形状を有しているため、吸着材構造体16を本体部17a内に圧入しやすい。
以上のような化学蓄熱装置10を備えた排気浄化システム1において、エンジン2から排出される排気ガスの温度が所定温度よりも低いときは、開閉弁14を開く。すると、ガス吸蔵器13と反応器11との圧力差によって、ガス吸蔵器13の吸着材構造体16の吸着材18から脱離したNHがNH供給管12を通って反応器11に供給される。そして、反応器11の反応材15(例えばMgBr)とNHとが化学反応して化学吸着し、反応材15から熱が発生する。つまり、下記の反応式(A)における左辺から右辺への反応(発熱反応)が起こる。そして、反応材15から発生した熱が熱交換器3に伝えられる。これにより、熱交換器3が加熱され、これに伴って熱交換器3を流れる排気ガスが加熱される。つまり、熱交換器3により排気ガスが熱交換されて加熱される。そして、暖められた排気ガスによってDOC4が汚染物質の浄化に適した活性温度まで上昇する。
MgBrNH ⇔ Mg(NHBr+熱 …(A)
一方、エンジン2から排出される排気ガスの温度が所定温度以上になると、排気ガスの熱(排熱)が反応器11の反応材15に与えられることで、反応材15からNHが脱離する。つまり、上記の反応式(A)における右辺から左辺への反応(再生反応)が起こる。そして、反応器11とガス吸蔵器13との圧力差によって、反応材15から脱離したNHがNH供給管12を通ってガス吸蔵器13に戻る。これにより、NHが吸着材構造体16の吸着材18に吸着(回収)される。
ここで、NHが吸着材構造体16の吸着材18から脱離するときは、吸着材18が吸熱し、吸着材18の温度が下がろうとする。一方、NHが吸着材構造体16の吸着材18に吸着されるときは、吸着材18が発熱し、吸着材18の温度が上がろうとする。
本実施形態においては、熱伝導性を有する不織布19に吸着材18を混在させてなる吸着材構造体16を、熱伝導性を有する金属材料で形成された容器17内に収容することにより、ガス吸蔵器13を構成する。このような構成により、吸着材構造体16(ガス吸蔵器13の内部)の熱伝導性が高くなる。従って、吸着材構造体16の温度が均一になるため、吸着材構造体16と外気との熱交換効率が高くなる。これにより、吸着材構造体16の吸着材18からNHが脱離する際に吸着材18が吸熱しても、吸着材構造体16の吸着材18の温度低下が抑制される。一方、吸着材構造体16の吸着材18にNHが吸着する際に吸着材18が発熱しても、吸着材構造体16の吸着材18の温度上昇が抑制される。このように吸着材18の温度変化を緩和することができる。
このとき、吸着材18の温度変化が速やかに緩和されると、吸着材18からのNHの脱離及び吸着材18へのNHの吸着が速やかに行われる。この場合には、反応器11において高い熱出力を得ることができると共に、ガス吸蔵器13においてNHの回収を速やかに行うことができる。さらに、ガス吸蔵器13の構造が簡単化されるため、ガス吸蔵器13を容易に製作することができる。
また、不織布19の原材料を熱伝導性が高いSiCとすることにより、吸着材18の温度変化を効果的に緩和することができる。
さらに、吸着材構造体16は、吸着材18が混在された不織布19が積層された構造を有しているので、吸着材18の量を十分確保しつつ、吸着材18の温度変化を効果的に緩和することができる。
このとき、容器17の本体部17aが円筒形状を有しているので、容器17の強度が高くなる。従って、容器17の厚みを薄くすることができる。その結果、容器17を軽量化することが可能となる。
図5は、ガス吸蔵器13の変形例を示す断面図であり、図3に対応する図である。図5において、ガス吸蔵器13は、直方体形状の吸着材構造体25と、この吸着材構造体25を収容する容器26とを有している。容器26は、直方体形状の吸着材構造体25に対応して、矩形筒状(断面矩形状)を有している。
吸着材構造体25は、シート状の不織布19に粉末状の吸着材18を混在させた状態で、吸着材18が混在された不織布19を複数枚積み重ねることにより形成される。つまり、吸着材構造体25は、吸着材18が混在された不織布19が複数枚積層された構造を有している。吸着材構造体25は、容器26内に圧入して収容される。
本変形例においても、吸着材構造体25(ガス吸蔵器13の内部)の熱伝導性が高くなる。従って、吸着材構造体25の温度が均一になるため、吸着材構造体25と外気との熱交換効率が高くなる。これにより、吸着材18の温度変化を緩和することができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば、上記実施形態では、粉末状の吸着材18を不織布19に混合させているが、特にそれには限られず、ペースト状の吸着材18を不織布19に混合させてもよい。
また、上記実施形態では、容器17,26に熱交換フィンが設けられていないが、容器17,26の外面に熱交換フィンを設けてもよい。この場合には、容器17,26の厚さを薄くすることができる。
また、上記実施形態では、吸着材構造体16,25を、吸着材18が混合された不織布19が積層された構造としているが、吸着材構造体としては、特に積層構造でなくてもよい。この場合には、吸着材構造体の構成を簡単化することができる。
さらに、上記実施形態では、反応ガスであるNHと組成式MXaで表される反応材15とを化学反応させて熱を発生させているが、反応ガスとしては、特にNHには限られず、CO等を使用しても良い。反応ガスとしてCOを使用する場合、COと化学反応させる反応材としては、MgO、CaO、BaO、Ca(OH)、Mg(OH)、Fe(OH)、Fe(OH)、FeO、FeまたはFe等が用いられる。
また、上記実施形態では、反応ガスであるNHをガス吸蔵器13の吸着材構造体16の吸着材18に物理吸着させているが、本発明は、反応ガスを吸着材に化学吸着させる化学蓄熱装置にも適用可能である。
さらに、上記実施形態では、化学蓄熱装置10により熱交換器3を加熱しているが、本発明は、DOC4等を加熱する化学蓄熱装置にも適用可能である。また、本発明は、ディーゼルエンジン2の排気系に限られず、ガソリンエンジンの排気系またはオイルの流通系に設けられた加熱対象物を加熱する化学蓄熱装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、ガス吸蔵器13が化学蓄熱装置10に備えられているが、本発明は、化学蓄熱装置10以外の装置に備えられたガス吸蔵器にも適用可能である。また、本発明は、単体で使用されるガス吸蔵器にも適用可能である。
10…化学蓄熱装置、11…反応器、13…ガス吸蔵器、15…反応材、16…吸着材構造体、17…容器、18…吸着材、19…不織布、25…吸着材構造体、26…容器。

Claims (5)

  1. ガスを吸着及び脱離する吸着材を含む吸着材構造体と、
    熱伝導性を有する材料で形成され、前記吸着材構造体を収容する容器とを備え、
    前記吸着材構造体は、熱伝導性を有し且つ前記ガスに対して化学不活性な不織布に前記吸着材を混在させてなることを特徴とするガス吸蔵器。
  2. 前記不織布の原材料はSiCであることを特徴とする請求項1記載のガス吸蔵器。
  3. 前記吸着材構造体は、前記吸着材が混在された前記不織布が積層されていることを特徴とする請求項1または2記載のガス吸蔵器。
  4. 前記吸着材構造体は、前記吸着材が混在された前記不織布がロール状に積層されており、
    前記容器は、円筒形状を有することを特徴とする請求項3記載のガス吸蔵器。
  5. 反応器と、前記反応器と接続されるガス吸蔵器とを備えた化学蓄熱装置において、
    前記反応器は、反応ガスとの化学反応により発熱すると共に蓄熱により前記反応ガスを脱離する反応材を有し、
    前記ガス吸蔵器は、前記反応ガスを吸着及び脱離する吸着材を含む吸着材構造体と、熱伝導性を有する材料で形成され、前記吸着材構造体を収容する容器とを有し、
    前記吸着材構造体は、熱伝導性を有し且つ前記反応ガスに対して化学不活性な不織布に前記吸着材を混在させてなることを特徴とする化学蓄熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018193837A1 (ja) * 2017-04-19 2018-10-25 株式会社豊田自動織機 化学蓄熱装置

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