JP2016035339A - 化学蓄熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸着器の体格を増大させること無く、吸着材の温度変化を抑えることができる化学蓄熱装置を提供する。【解決手段】化学蓄熱装置は、NH3との化学反応により発熱すると共に蓄熱によりNH3を脱離する反応材を有する反応器と接続される吸着器13と、この吸着材構造体16を収容する容器17とを備えている。吸着器13は、NH3を吸着及び脱離する吸着材構造体16を有している。吸着材構造体16には、NH3を流通させる複数のNH3流路18が吸着材構造体16の前端面16aから後端面16bに向かって延びるように設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、化学蓄熱装置に関する。
従来の化学蓄熱装置としては、例えば特許文献1に記載されている装置が知られている。特許文献1に記載の化学蓄熱装置は、アンモニア(NH)と化学反応する反応材を含む反応器と、この反応器と管路を介して接続され、アンモニアを物理吸着する吸着材を含むアンモニア貯蔵器とを備えている。アンモニア貯蔵器には、複数の熱交換フィンが設けられている。
特開2013−242053号公報
吸着材にアンモニアが吸着する際には吸着材が発熱し、吸着材からアンモニアが脱離する際には吸着材が吸熱する。吸着材の温度が変化すると、吸着材の吸着特性が変化する。上記従来技術においては、熱交換フィンにより吸着材と外気との間で熱交換を行うことで、吸着材の温度変化を最小限に抑えている。しかし、アンモニア貯蔵器(吸着器)には複数の熱交換フィンが設けられているので、吸着器の体格が大きくなってしまう。
本発明の目的は、吸着器の体格を増大させること無く、吸着材の温度変化を抑えることができる化学蓄熱装置を提供することである。
本発明は、反応器と、反応器と接続される吸着器とを備えた化学蓄熱装置において、反応器は、反応媒体との化学反応により発熱すると共に蓄熱により反応媒体を脱離する反応材を有し、吸着器は、反応媒体を吸着及び脱離する吸着材構造体と、吸着材構造体を収容する容器とを有し、吸着材構造体には、反応媒体を流通させる複数の反応媒体流路が吸着材構造体の一方の端面から他方の端面に向かって延びるように設けられていることを特徴とする。
このような本発明の化学蓄熱装置においては、反応媒体を流通させる複数の反応媒体流路を吸着材構造体の一方の端面から他方の端面に向かって延びるように吸着材構造体に設けることにより、反応媒体流路を流れる反応媒体と吸着材構造体との接触面積が大きくなる。このため、吸着材構造体に反応媒体が吸着する際、及び吸着材構造体から反応媒体が脱離する際に、反応媒体と吸着材構造体とが熱交換されやすくなり、吸着材構造体の温度が反応媒体の温度に近づく。従って、吸着材構造体と外気とを熱交換するフィン等が不要となる。これにより、吸着器の体格を増大させること無く、吸着材構造体の温度変化を抑えることができる。
反応媒体流路は、吸着材構造体において一方の端面と他方の端面との対向方向に垂直な二次元方向に配列されていてもよい。この場合には、反応媒体流路を流れる反応媒体と吸着材構造体との接触面積を確実に大きくすることができる。
容器は、一方の端面側に位置する第1壁部と、他方の端面側に位置する第2壁部とを有し、第1壁部には、反応器と吸着器との間で反応媒体を供給する供給管が接続されており、容器内における第1壁部と吸着材構造体との間には、複数の反応媒体流路と連通する第1流通部が設けられていてもよい。この場合には、反応媒体が第1流通部を通って供給管と各反応媒体流路との間を流れる。
容器内における第2壁部と吸着材構造体との間には、複数の反応媒体流路と連通する第2流通部が設けられていてもよい。この場合には、反応媒体流路を流れる反応媒体が第2流通部を通って他の反応媒体流路に回り込む。
本発明によれば、吸着器の体格を増大させること無く、吸着材の温度変化を抑えることができる。
化学蓄熱装置の一実施形態を備えた排気浄化システムを示す概略構成図である。 図1に示された吸着器の断面図である。 図2に示された吸着材構造体の斜視図である。 比較例として、従来の吸着器の一例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、化学蓄熱装置の一実施形態を備えた排気浄化システムを示す概略構成図である。図1において、排気浄化システム1は、車両のディーゼルエンジン2(以下、単にエンジン2という)の排気系に設けられ、エンジン2から排出される排気ガスに含まれる有害物質(環境汚染物質)を浄化する。
排気浄化システム1は、熱交換器3、ディーゼル酸化触媒(DOC:DieselOxidation Catalyst)4、ディーゼル排気微粒子除去フィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter)5、選択還元触媒(SCR:Selective Catalytic Reduction)6及びアンモニアスリップ触媒(ASC:Ammonia Slip Catalyst)7とを備えている。熱交換器3、DOC4、DPF5、SCR6及びASC7は、エンジン2と接続された排気通路8の途中に、上流側から下流側に向けて順に配置されている。
熱交換器3は、排気ガスと後述する反応器11との間で熱交換を行う。DOC4は、排気ガス中に含まれるHC及びCO等を酸化して浄化する。DPF5は、排気ガス中に含まれる粒子状物質(PM:Particulate Matter)を捕集し、排気ガスからPMを取り除く。SCR6は、尿素またはアンモニア(NH)によって、排気ガス中に含まれるNOxを還元して浄化する。ASC7は、SCR6を通過したNHを酸化する。
また、排気浄化システム1は、電力等の外部エネルギーを必要とすること無く、熱交換器3を加熱する化学蓄熱装置10を備えている。化学蓄熱装置10は、通常は排気ガスの熱(排熱)を蓄えておき、必要なときに蓄えた熱を使用して熱交換器3を加熱する。
化学蓄熱装置10は、熱交換器3の周囲に配置された反応器11と、この反応器11とNH供給管12を介して接続された吸着器13とを備えている。NH供給管12は、反応器11と吸着器13との間で反応媒体であるNHを供給する。NH供給管12には、開閉弁14が設けられている。
反応器11は、NHとの化学反応により発熱すると共に排熱の蓄熱によりNHを脱離する反応材15を有している。反応材15としては、組成式MXaで表されるハロゲン化物が用いられる。Mは、Mg、CaまたはSr等のアルカリ土類金属、若しくはCr、Mn、Fe、Co、Ni、CuまたはZn等の遷移金属である。Xは、Cl、BrまたはI等である。aは、Mの価数により特定される数であり、2〜3である。
組成式MXaで表されるハロゲン化物には、カーボンファイバ、SiCビーズ、カーボンビーズ、Siビーズまたはアルミナビーズ等の高熱伝導添加剤が混合されていてもよい。また、反応材15は、グラファイトシートまたはステンレス鋼シート等の高熱伝導シートを含んでいてもよい。
図2は、吸着器13の断面図である。図2において、吸着器13は、吸着材構造体16と、この吸着材構造体16を収容する容器17とを有している。容器17には、上記のNH供給管12の一端部が固定されている。なお、本実施形態では、便宜上、吸着器13においてNH供給管12が固定される側を前側とする。
吸着材構造体16は、図3に示されるように、直方体形状を呈している。吸着材構造体16は、NHを物理吸着及び脱離する吸着材から構成される。吸着材としては、活性炭、カーボンブラック、メソポーラスカーボン、ナノカーボンまたはゼオライト等が用いられる。吸着器13は、NHを吸着材構造体16に物理吸着させることで、NHを貯蔵する。
1つの吸着材構造体16には、NHを流通させる複数のNH流路(反応媒体流路)18が吸着材構造体16の一方の端面(前端面)16aから他方の端面(後端面)16bまで延びるように設けられている。つまり、各NH流路18は、吸着材構造体16を前端面16aと後端面16bとの対向方向に貫通している。NH流路18は、断面正方形状を呈している。
NH流路18は、図3に示されるように、吸着材構造体16において前端面16aと後端面16bとの対向方向に垂直な二次元方向に配列されている。具体的には、NH流路18は、吸着材構造体16においてマトリクス状に配列されている。つまり、NH流路18は、吸着材構造体16において複数列及び複数段(ここでは8列6段)に配列されている。
このような複数のNH流路18を有する吸着材構造体16は、例えば押出成形等により作製される。
容器17は、吸着材構造体16の形状に対応して直方体形状を呈している。容器17は、NHに対して耐腐食性の高いステンレス鋼等の金属材料で形成されている。容器17は、前壁部(第1壁部)17a、後壁部(第2壁部)17b、上壁部17c、下壁部17d及び図示しない両側の側壁部を有している。前壁部17aは、吸着材構造体16の前端面16a側に位置している。後壁部17bは、吸着材構造体16の後端面16b側に位置している。前壁部17aの中央部には、NH供給管12が接続されている。
容器17内における前壁部17aと吸着材構造体16との間には、各NH流路18と連通する前流通部(第1流通部)19が設けられている。前流通部19は、吸着材構造体16の前端面16aと前壁部17a、上壁部17c、下壁部17d及び両側壁部(図示せず)の内壁面とにより形成されている。これにより、NH供給管12から供給されたNHは、前流通部19を通って各NH流路18を流れ、吸着材構造体16に物理吸着される(図2の矢印参照)。一方、吸着材構造体16から脱離したNHは、各NH流路18及び前流通部19を通ってNH供給管12に導入される。
容器17内における後壁部17bと吸着材構造体16との間には、各NH流路18と連通する後流通部(第2流通部)20が設けられている。後流通部20は、吸着材構造体16の後端面16bと後壁部17b、上壁部17c、下壁部17d及び両側壁部(図示せず)の内壁面とにより形成されている。これにより、NH供給管12からNH流路18に供給されたNHは、後流通部20を通って他のNH流路18に回り込む。
以上のような化学蓄熱装置10を備えた排気浄化システム1において、エンジン2から排出される排気ガスの温度が所定温度よりも低いときは、開閉弁14を開く。すると、吸着器13と反応器11との圧力差によって、吸着器13の吸着材構造体16から脱離したNHがNH供給管12を通って反応器11に供給される。そして、反応器11の反応材15(例えばMgBr)とNHとが化学反応して化学吸着し、反応材15から熱が発生する。つまり、下記の反応式(A)における左辺から右辺への反応(発熱反応)が起こる。そして、反応材15から発生した熱が熱交換器3に伝えられる。これにより、熱交換器3が加熱され、これに伴って熱交換器3を流れる排気ガスが加熱される。つまり、熱交換器3により排気ガスが熱交換されて加熱される。そして、暖められた排気ガスによってDOC4が汚染物質の浄化に適した活性温度まで上昇する。
MgBrNH ⇔ Mg(NHBr+熱 …(A)
一方、エンジン2から排出される排気ガスの温度が所定温度以上になると、排気ガスの熱(排熱)が反応器11の反応材15に与えられることで、反応材15からNHが脱離する。つまり、上記の反応式(A)における右辺から左辺への反応(再生反応)が起こる。そして、反応器11と吸着器13との圧力差によって、反応材15から脱離したNHがNH供給管12を通って吸着器13に戻る。これにより、NHが吸着材構造体16に回収される。
図4は、比較例として、従来の吸着器の一例を示す断面図である。図4において、吸着器50は、2つの吸着材構造体51が封入された複数のプレート52と、吸着材構造体51と外気との間で熱交換を行う複数のフィン53とを有している。プレート52及びフィン53は、互いに隣り合うように配置されている。プレート52内には、NHを流通させるNH流路54が2つの吸着材構造体51に挟まれるように設けられている。
このような吸着器50では、NHが吸着材構造体51に吸着されると、吸着材構造体51が発熱し、吸着材構造体51の温度が上がろうとする。NHが吸着材構造体51から脱離すると、吸着材構造体51が吸熱し、吸着材構造体51の温度が下がろうとする。このとき、フィン53により吸着材構造体51と外気とが熱交換されるため、吸着材構造体51の発熱及び吸熱による吸着材構造体51の温度変化が最小限に抑えられる。しかし、吸着器50には複数のフィン53が設けられているため、吸着器50の体格が大きくなる。
これに対し本実施形態では、NHを物理吸着及び脱離する1つの吸着材構造体16に、NHを流通させる複数のNH流路18を吸着材構造体16の前端面16aから後端面16bに向かって延びるように設けたので、NH流路18を流れるNHと吸着材構造体16との接触面積が大きくなる。従って、NHが吸着材構造体16に吸着される際、及びNHが吸着材構造体16から脱離する際に、NHと吸着材構造体16とが熱交換されやすくなるため、吸着材構造体16の温度がNHの温度に近づく。具体的には、NHが吸着材構造体16に吸着されると、吸着材構造体16が発熱するが、NHと吸着材構造体16との熱交換によって吸着材構造体16の温度が下がる。一方、NHが吸着材構造体16から脱離すると、吸着材構造体16が吸熱するが、NHと吸着材構造体16との熱交換によって吸着材構造体16の温度が上がる。このため、吸着材構造体16と外気との間で熱交換を行うフィンが不要となる。これにより、吸着器13の体格を増大させること無く、吸着材構造体16の発熱及び吸熱による吸着材構造体16の温度変化を抑えることができる。その結果、吸着器13の体格増大を抑制しつつ、吸着器13の吸着特性を安定化させることができる。
また、NH流路18を吸着材構造体16において前端面16aと後端面16bとの対向方向に垂直な二次元方向に配列したので、NH流路18を流れるNHと吸着材構造体16との接触面積を確実に大きくすることができる。
さらに、NH流路18を流れるNHと吸着材構造体16との接触面積が大きくなるため、NHが吸着材構造体16に吸着されやすくなる。従って、NHの回収が促進されるため、NHの回収時間を短縮することができる。
また、容器17の前壁部17aにNH供給管12を接続し、容器17内における前壁部17aと吸着材構造体16との間に、各NH流路18と連通する前流通部19を設けたので、NHが前流通部19を通ってNH供給管12と各NH流路18との間を流れる。従って、簡単な構成によって、NH供給管12と各NH流路18との間でNHを流通させることができる。
このとき、容器17の前壁部17aの中央部にNH供給管12を接続したので、NH供給管12と何れかのNH流路18との距離が長くなり過ぎることが防止される。従って、NH供給管12と各NH流路18との間でNHを効果的に流通させることができる。
また、容器17内における後壁部17bと吸着材構造体16との間に、各NH流路18と連通する後流通部20を設けたので、NH供給管12から前流通部19を通ってNH流路18に流れたNHは、後流通部20を通って他のNH流路18に回り込む。従って、容器17内においてNHを効果的に流通させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば、上記実施形態では、NH流路18は断面正方形状を呈しているが、NH流路18の形状としては、特にそれには限られず、断面正六角形状または断面正三角形状等であってもよい。
また、上記実施形態では、NH流路18が吸着材構造体16においてマトリクス状(二次元方向)に配列されているが、特にそれには限られず、NH流路18が吸着材構造体16において不規則に配列されていてもよい。
さらに、上記実施形態では、容器17の前壁部17aのみにNH供給管12が接続されているが、NH供給管12を容器17の後壁部17bにも接続してもよい。また、NH供給管12を容器17の上壁部17c、下壁部17d及び側壁部(図示せず)の何れかに接続してもよい。
また、上記実施形態では、容器17内における後壁部17bと吸着材構造体16との間に、各NH流路18と連通する後流通部20を設けたが、特にそのような後流通部20は設けずに、吸着材構造体16の後端面16bを後壁部17bの内壁面に接触させてもよい。
さらに、上記実施形態では、反応媒体であるNHと組成式MXaで表される反応材15とを化学反応させて熱を発生させているが、反応媒体としては、特にNHには限られず、CO等を使用しても良い。反応媒体としてCOを使用する場合、COと化学反応させる反応材としては、MgO、CaO、BaO、Ca(OH)、Mg(OH)、Fe(OH)、Fe(OH)、FeO、FeまたはFe等が用いられる。
また、上記実施形態では、反応媒体であるNHを吸着器13の吸着材構造体16に物理吸着させているが、本発明は、反応媒体を吸着器の吸着材構造体に化学吸着させる化学蓄熱装置にも適用可能である。
さらに、上記実施形態では、化学蓄熱装置10により熱交換器3を加熱しているが、本発明は、DOC4等を加熱する化学蓄熱装置にも適用可能である。また、本発明は、ディーゼルエンジン2の排気系に限られず、ガソリンエンジンの排気系またはオイルの流通系に設けられた加熱対象物を加熱する化学蓄熱装置にも適用可能である。
また、上記実施形態では、容器17内に1つの吸着材構造体16が収容されているが、特にそれには限られず、容器17内に複数の吸着材構造体16を収容してもよい。この場合には、各吸着材構造体16に複数のNH流路18を設けるとよい。
10…化学蓄熱装置、11…反応器、12…NH供給管(供給管)、13…吸着器、15…反応材、16…吸着材構造体、16a…前端面、16b…後端面、17…容器、17a…前壁部(第1壁部)、17b…後壁部(第2壁部)、18…NH流路(反応媒体流路)、19…前流通部(第1流通部)、20…後流通部(第2流通部)。

Claims (4)

  1. 反応器と、前記反応器と接続される吸着器とを備えた化学蓄熱装置において、
    前記反応器は、反応媒体との化学反応により発熱すると共に蓄熱により前記反応媒体を脱離する反応材を有し、
    前記吸着器は、前記反応媒体を吸着及び脱離する吸着材構造体と、前記吸着材構造体を収容する容器とを有し、
    前記吸着材構造体には、前記反応媒体を流通させる複数の反応媒体流路が前記吸着材構造体の一方の端面から他方の端面に向かって延びるように設けられていることを特徴とする化学蓄熱装置。
  2. 前記反応媒体流路は、前記吸着材構造体において前記一方の端面と前記他方の端面との対向方向に垂直な二次元方向に配列されていることを特徴とする請求項1記載の化学蓄熱装置。
  3. 前記容器は、前記一方の端面側に位置する第1壁部と、前記他方の端面側に位置する第2壁部とを有し、
    前記第1壁部には、前記反応器と前記吸着器との間で前記反応媒体を供給する供給管が接続されており、
    前記容器内における前記第1壁部と前記吸着材構造体との間には、前記複数の反応媒体流路と連通する第1流通部が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の化学蓄熱装置。
  4. 前記容器内における前記第2壁部と前記吸着材構造体との間には、前記複数の反応媒体流路と連通する第2流通部が設けられていることを特徴とする請求項3記載の化学蓄熱装置。
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