JP2016044306A - 窒化物蛍光体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】組成にずれが生じることなく、蛍光強度を有効に高めることのできる窒化物蛍光体を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】次式(1):M2Si5N8:Eu2+・・・(1)
(式(1)中、Mは、Mg、Ca、Sr又はBaのアルカリ土類金属を示す)
で表される窒化物蛍光体の製造方法であって、
ケイ素含有化合物、式(1)に基づく化学量論量の1.2〜1.8倍量のアルカリ土類金属(M)窒化物、及びユーロピウム化合物を混合し、得られた混合物を焼成する窒化物蛍光体の製造方法。
【選択図】図5
【解決手段】次式(1):M2Si5N8:Eu2+・・・(1)
(式(1)中、Mは、Mg、Ca、Sr又はBaのアルカリ土類金属を示す)
で表される窒化物蛍光体の製造方法であって、
ケイ素含有化合物、式(1)に基づく化学量論量の1.2〜1.8倍量のアルカリ土類金属(M)窒化物、及びユーロピウム化合物を混合し、得られた混合物を焼成する窒化物蛍光体の製造方法。
【選択図】図5
Description
本発明は、蛍光強度を効果的に高めることのできる窒化物蛍光体の製造方法に関する。
従来より、白色発光ダイオード(白色LED)用の蛍光体として、ユーロピウム(Eu)を賦活材とする窒化物蛍光体が広く知られている。かかる窒化物蛍光体としては、(Sr,Ca)AlSiN3:Eu2+やSr2Si5N8:Eu2+、SrAlSi4N7:Eu2+等、多くのものが用いられている。
また、これら窒化物蛍光体を得るための種々の製造方法も開発されており、例えば、特許文献1には、原料として非晶質窒化ケイ素を用いて特定の焼成を行う、(Sr,Ca)2Si5N8:Eu2+で表される窒化物蛍光体の製造方法が開示されている。
こうしたなか、白色LEDは、照明としての汎用性が益々高まりつつあり、更なる性能向上が求められている。その中でもLEDに内装される蛍光体の蛍光強度は、白色LEDの性能向上に寄与するため、かかる蛍光強度の向上を図ることが強く望まれている。
したがって、本発明の課題は、蛍光強度を有効に高めることのできる窒化物蛍光体を得るための製造方法を提供することにある。
そこで本発明者らは、種々検討したところ、ユーロピウム(Eu)を賦活材とする窒化物蛍光体を製造する際、原料として用いるアルカリ土類金属窒化物を化学量論量よりも過剰な量で用いることで、高性能な蛍光体が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、次式(1):M2Si5N8:Eu2+・・・(1)
(式(1)中、Mは、Mg、Ca、Sr又はBaのアルカリ土類金属を示す)
で表される窒化物蛍光体の製造方法であって、
ケイ素含有化合物、式(1)に基づく化学量論量の1.2〜1.8倍量のアルカリ土類金属(M)窒化物、及びユーロピウム化合物を混合し、得られた混合物を焼成する窒化物蛍光体の製造方法を提供するものである。
(式(1)中、Mは、Mg、Ca、Sr又はBaのアルカリ土類金属を示す)
で表される窒化物蛍光体の製造方法であって、
ケイ素含有化合物、式(1)に基づく化学量論量の1.2〜1.8倍量のアルカリ土類金属(M)窒化物、及びユーロピウム化合物を混合し、得られた混合物を焼成する窒化物蛍光体の製造方法を提供するものである。
本発明の製造方法によれば、高い蛍光強度を有する窒化物蛍光体を容易に実現することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の製造方法により得られる窒化物蛍光体は、次式(1):M2Si5N8:Eu2+・・・(1)
(式(1)中、Mは、Mg、Ca、Sr又はBaのアルカリ土類金属を示す)
で表され、2価のユーロピウムを賦活元素とする蛍光体である。本発明の製造方法では、原料として、ケイ素含有化合物、アルカリ土類金属(M)窒化物、及びユーロピウム化合物を用いる。
本発明の製造方法により得られる窒化物蛍光体は、次式(1):M2Si5N8:Eu2+・・・(1)
(式(1)中、Mは、Mg、Ca、Sr又はBaのアルカリ土類金属を示す)
で表され、2価のユーロピウムを賦活元素とする蛍光体である。本発明の製造方法では、原料として、ケイ素含有化合物、アルカリ土類金属(M)窒化物、及びユーロピウム化合物を用いる。
本発明で用いるケイ素含有化合物とは、分子中にケイ素原子を含む化合物であり、例えば窒化ケイ素(Si3N4)、二酸化ケイ素(SiO2)、金属ケイ素等が挙げられる。なかでも、不純物の生成を抑制し、蛍光強度を効果的に高める観点から、窒化ケイ素を用いるのが好ましい。
本発明で用いるアルカリ土類金属(M)窒化物は、アルカリ土類金属(M)として、Mg、Ca、Sr又はBaの原子を含み、具体的には、MN、M2N、又はM3N2で表される化合物であるのが好ましい。これらは1種単独で含まれていてもよく、2種以上組み合わせて含まれていてもよい。なかでも、アルカリ土類金属(M)窒化物は、蛍光強度を効果的に高める観点から、アルカリ土類金属(M)がSrである窒化ストロンチウムであるのが好ましい。
かかる窒化ストロンチウムとしては、具体的には、Sr2N、SrN、SrN2、Sr4N3が挙げられるが、本発明では、アルカリ土類金属(M)窒化物自体の安定性を確保する観点から、SrN又はSr2Nを各々単体で用い、或いはSrN及びSr2Nを混合体として用いるのが好ましい。これらのなかでも、蛍光強度を効果的に高める観点から、Sr2Nを単体で用いるか、或いはSr2NとSrNの混合体を用いるのがより好ましい。
なお、窒化ストロンチウムの結晶構造は、X線回折法を用いて同定することができる。
なお、窒化ストロンチウムの結晶構造は、X線回折法を用いて同定することができる。
上記アルカリ土類金属(M)窒化物は、空気中の酸素と反応しやすく不安定であるため、製造工程中において、不可避的に酸素が含まれる可能性がある。そのため、アルカリ土類金属(M)窒化物を取り扱う際には、不活性雰囲気下、グローブボックス中で処理を行うのが好ましい。アルカリ土類金属(M)窒化物中の酸素含有量は、蛍光強度を効果的に高める観点から、2質量%以下であるのが好ましく、1質量%以下であるのがより好ましい。
本発明で用いるアルカリ土類金属(M)窒化物は、出発原料としてアルカリ土類金属(M)アミドを用いることができ、例えば、以下の方法により製造することができる。具体的には、アルカリ土類金属(M)アミドを、窒素等の置換によって不活性雰囲気としたグローブボックス内に投入し、密閉した後、窒素フロー下で昇温する。アルカリ土類金属(M)がSrの場合、例えば500〜900℃まで昇温し、これを0.5〜24時間保持すると、SrNを単体で得ることができる。また、900〜1000℃まで昇温し、これを0.5〜12時間保持すると、SrNとSr2Nの混合体を得ることができる。さらに、1000〜1300℃まで昇温し、これを0.5〜24時間保持すると、Sr2Nを単体で得ることができる。
本発明で用いるユーロピウム化合物としては、塩化ユーロピウム(EuCl3・6H2O)、酸化ユーロピウム(Eu2O3)、窒化ユーロピウム(EuN)、フッ化ユーロピウム(EuF3)等が挙げられる。なかでも、化学量論組成に基づく蛍光体をより確実に得る観点から、塩化ユーロピウムを用いるのが好ましい。
本発明の製造方法では、上記ケイ素含有化合物、式(1)に基づく化学量論量の1.2〜1.8倍量とするアルカリ土類金属(M)窒化物、及びユーロピウム化合物の原料を混合し、得られた混合物を焼成することにより窒化物蛍光体を得る。原料の混合は、不純物の生成等を抑制する観点から、これらを窒素ガス又はアルゴンガス等による不活性雰囲気としたグローブボックス内で行うのが好ましい。このように、アルカリ土類金属(M)窒化物を式(1)に基づく化学量論量の1.2〜1.8倍量で混合することにより、得られる生成物の組成が、目的とする蛍光体の化学量論組成から外れるのを効果的に抑制するものと推定され、その結果、蛍光強度を顕著に高めることが可能になると考えられる。
アルカリ土類金属(M)窒化物の使用量は、高い蛍光強度を発現する観点から、好ましくは式(1)に基づく化学量論量の1.2〜1.6倍量であり、より好ましくは式(1)に基づく化学量論量の1.3〜1.5倍量である。
ユーロピウム化合物の使用量は、有効に賦活効果をもたらし、高性能な蛍光体を得る観点から、ケイ素含有化合物1モルに対し、好ましくは0.006〜0.36モルであり、より好ましくは0.012〜0.18モルである。
得られた混合物を焼成する温度は、好ましくは1500℃以上であり、より好ましくは1600〜2000℃であり、さらに好ましくは1800〜1900℃であり、かかる温度の保持時間は、好ましくは0.5〜12時間であり、より好ましくは0.5〜3時間である。また、焼成時の圧力は、好ましくは0.01〜1.5MPaであり、より好ましくは0.1〜1.0MPaである。焼成は、かかる温度や圧力に耐えられる装置を用いて行えばよく、例えば、管状炉、電気炉、加圧炉、バッチ式キルン、ロータリーキルンを用いることができる。
以下、本発明について、実施例に基づき具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
[製造例1:アルカリ土類金属(M)窒化物(窒化ストロンチウム)の製造]
グローブボックス内にて、炉心管(内径50mm、長さ600mm)にストロンチウムアミド5gを入れ、シリコンキャップで密閉した。次いで、グローブボックスから炉心管を取り出し、ガス配管、管状炉に設置後、窒素フロー下で900℃まで昇温し、これを3時間保持することによって、SrNを単体で得た。
さらに、1000℃まで昇温した以外、上記と同様の方法により、Sr2Nを単体で得た。
得られた各窒化ストロンチウムの成分量を表1に示すとともに、各窒化ストロンチウムのXRD測定結果を図1〜2に示す。
グローブボックス内にて、炉心管(内径50mm、長さ600mm)にストロンチウムアミド5gを入れ、シリコンキャップで密閉した。次いで、グローブボックスから炉心管を取り出し、ガス配管、管状炉に設置後、窒素フロー下で900℃まで昇温し、これを3時間保持することによって、SrNを単体で得た。
さらに、1000℃まで昇温した以外、上記と同様の方法により、Sr2Nを単体で得た。
得られた各窒化ストロンチウムの成分量を表1に示すとともに、各窒化ストロンチウムのXRD測定結果を図1〜2に示す。
[比較例1〜3]
表2に示す仕込み量にしたがい、窒化ストロンチウム、窒化ケイ素(宇部興産社製)、塩化ユーロピウム(関東化学社製)をアルゴン雰囲気に保たれたグローブボックス中で取扱いながら、各蛍光体試料を得た。具体的には、窒化ケイ素0.5467g及び塩化ユーロピウム0.0121gに対し、表2に示す量で窒化ストロンチウムを各々秤量した後、窒化ケイ素とともにメノウ乳鉢による乾式混合を行った。得られた混合原料をグローブボックスから取り出した後、速やかに高温加圧炉に仕込んだ。高温加圧炉にて、混合した原料(約1g)をBNボートに乗せ、1800℃まで昇温し、さらに保持時間2時間、窒素圧力を0.9MPaに制御することによって焼成し、各蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
表2に示す仕込み量にしたがい、窒化ストロンチウム、窒化ケイ素(宇部興産社製)、塩化ユーロピウム(関東化学社製)をアルゴン雰囲気に保たれたグローブボックス中で取扱いながら、各蛍光体試料を得た。具体的には、窒化ケイ素0.5467g及び塩化ユーロピウム0.0121gに対し、表2に示す量で窒化ストロンチウムを各々秤量した後、窒化ケイ素とともにメノウ乳鉢による乾式混合を行った。得られた混合原料をグローブボックスから取り出した後、速やかに高温加圧炉に仕込んだ。高温加圧炉にて、混合した原料(約1g)をBNボートに乗せ、1800℃まで昇温し、さらに保持時間2時間、窒素圧力を0.9MPaに制御することによって焼成し、各蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
[比較例4]
高温加圧炉にて、混合した原料(約1g)をBNボートに乗せ、1600℃まで昇温した以外、上記比較例1と同様にして蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
高温加圧炉にて、混合した原料(約1g)をBNボートに乗せ、1600℃まで昇温した以外、上記比較例1と同様にして蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
[比較例5]
高温加圧炉にて、混合した原料(約1g)をBNボートに乗せ、1900℃まで昇温した以外、上記比較例1と同様にして蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
高温加圧炉にて、混合した原料(約1g)をBNボートに乗せ、1900℃まで昇温した以外、上記比較例1と同様にして蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
[実施例1〜6、比較例6〜8]
表2に示すように、比較例1〜3のいずれかを基準とする仕込み量より窒化ストロンチウムの配合量を増加させた以外、上記比較例1〜3と同様にして、各蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
表2に示すように、比較例1〜3のいずれかを基準とする仕込み量より窒化ストロンチウムの配合量を増加させた以外、上記比較例1〜3と同様にして、各蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
[実施例7]
表2に示す仕込み量にしたがい、1600℃まで昇温した以外、上記実施例4と同様にして蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
表2に示す仕込み量にしたがい、1600℃まで昇温した以外、上記実施例4と同様にして蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
[実施例8]
表2に示す仕込み量にしたがい、1900℃まで昇温した以外、上記実施例4と同様にして蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
得られた各蛍光体試料のXRD測定結果を図3〜4に示す。
表2に示す仕込み量にしたがい、1900℃まで昇温した以外、上記実施例4と同様にして蛍光体(Sr2Si5N8:Eu2+)を得た。
得られた各蛍光体試料のXRD測定結果を図3〜4に示す。
上記結果より、全ての蛍光体試料において、Sr2Si5N8結晶が生成していることを確認した。
[試験例1:蛍光特性の評価]
得られた各蛍光体試料を用い、蛍光分光光度計(FP-6500、日本分光社製)により励起発光スペクトル測定を行った。まず、励起波長を450nmに設定し、発光スペクトル (λem450)を測定した。励起スペクトルの測定は、発光スペクトルをλem450と設定し、測定を行った。また、比較例1を基準とする発光強度の比を求めた。得られた励起発光スペクトルを図5〜6に示すとともに、求めた発光強度の比を表2に示す。
上記結果より、同種類の窒化ストロンチウムを用いた比較例1〜5、或いは比較例6〜8の蛍光体試料における蛍光特性に比べ、実施例1〜8の蛍光体試料における蛍光特性が向上したことがわかる。なかでもSr2Nを単体で用いた実施例3及び6、或いはSr2NとSrNの混合体を用いた実施例2及び5は、蛍光特性が効果的に高められることが確認された。
得られた各蛍光体試料を用い、蛍光分光光度計(FP-6500、日本分光社製)により励起発光スペクトル測定を行った。まず、励起波長を450nmに設定し、発光スペクトル (λem450)を測定した。励起スペクトルの測定は、発光スペクトルをλem450と設定し、測定を行った。また、比較例1を基準とする発光強度の比を求めた。得られた励起発光スペクトルを図5〜6に示すとともに、求めた発光強度の比を表2に示す。
上記結果より、同種類の窒化ストロンチウムを用いた比較例1〜5、或いは比較例6〜8の蛍光体試料における蛍光特性に比べ、実施例1〜8の蛍光体試料における蛍光特性が向上したことがわかる。なかでもSr2Nを単体で用いた実施例3及び6、或いはSr2NとSrNの混合体を用いた実施例2及び5は、蛍光特性が効果的に高められることが確認された。
[試験例2:蛍光体の組成分析]
得られた各蛍光体試料を用い、酸に溶解させる前処理を行った後、ICP発光分光分析により、Sr及びEuを定量した。なお、(Sr0.99Eu0.01)2Si5N8の化学量論組成の場合、Srの含有量は40.4mass%、Euの含有量は0.71mass%である。
結果を表3に示す。
得られた各蛍光体試料を用い、酸に溶解させる前処理を行った後、ICP発光分光分析により、Sr及びEuを定量した。なお、(Sr0.99Eu0.01)2Si5N8の化学量論組成の場合、Srの含有量は40.4mass%、Euの含有量は0.71mass%である。
結果を表3に示す。
上記結果より、Srが上記化学量論組成における含有量に近似するにつれ、発光強度が高まることがわかる。
Claims (4)
- 次式(1):M2Si5N8:Eu2+・・・(1)
(式(1)中、Mは、Mg、Ca、Sr又はBaのアルカリ土類金属を示す)
で表される窒化物蛍光体の製造方法であって、
ケイ素含有化合物、式(1)に基づく化学量論量の1.2〜1.8倍量のアルカリ土類金属(M)窒化物、及びユーロピウム化合物を混合し、得られた混合物を焼成する窒化物蛍光体の製造方法。 - アルカリ土類金属(M)窒化物が、MN、M2N、又はM3N2で表される請求項1に記載の窒化物蛍光体の製造方法。
- アルカリ土類金属(M)が、Srである請求項1又は2のいずれか1項に記載の窒化物蛍光体の製造方法。
- アルカリ土類金属(M)窒化物が、Sr2N、又はSr2NとSrNの混合体である請求項1又は2に記載の窒化物蛍光体の製造方法。
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