JP2016043930A - 散薬掻出機構および散薬分包機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転円板22の散薬堰止側に配設されていてその面内回転に随伴して旋回した際に先端部24aで回転式環状受部材12の環状溝12aの内面を擦ることにより環状溝12aから散薬を掻き出す掻出部材24を三個以上にする。また、掻出部材24を挟んで回転円板22に対向する押さえ板25を設け、その押さえ板25には、掻出部材24に沿って延びていて堰き止め散薬を押さえる作用部25aを掻出部材24と同数だけ形成するとともに、環状溝12aの溝幅W1より切欠幅W2の広い切欠25bも形成する。さらに、包装装置30の投入ホッパ31の上昇を下降より高速に行う。
【選択図】 図1
Description
また、包装装置の多くが投入ホッパを上下動させる昇降機構を具備していて(例えば特許文献1参照)、散薬分配部から投入ホッパへの散薬投入はホッパ上昇位置で行い、投入ホッパから包装紙への散薬投入はホッパ下降位置で行うようにもなっている。
そのような散薬掻出機構のうち、回転円板は、支軸挿通穴等を形成した円形状平板からなり、下側に来た部分が回転式環状受部材の環状溝の内面にピッタリ嵌まって、回転式環状受部材が循環回転すると環状溝内の散薬を堰き止めて集めるようになっている。
このような散薬掻出機構には、一枚の回転円板に一個の掻出部材を装備したものや(例えば特許文献2,3参照)、一枚の回転円板に二個の掻出部材を装備したものが(例えば特許文献4参照)、知られている。
しかしながら、回転円板の回転速度と掻出部材の旋回速度を現行機よりも上げると、回転円板の周速すなわち回転円板の周縁部の循環速度が上がるとともに、掻出部材の先端部の速度も上がってしまうため、次のような不都合が生じる。
そこで、回転円板の回転速度を上げなくても散薬掻出サイクルが短縮される散薬掻出機構を実現することが技術的な課題となる。
したがって、この発明によれば、回転円板の回転速度を上げなくても散薬掻出サイクルが短縮される散薬掻出機構を実現することができる。
一方、隣り合う作用部の間には環状溝より幅の広い切欠を形成したことにより、何れかの切欠の幅の中に環状溝が収まっている間は、散薬掻出機構を回転させながら回転式環状受部材を回転させても、環状溝内の散薬が押さえ板に邪魔されることなく切欠を通り抜けて回転円板に向かうので、散薬の堰き止めも不都合なく行われる。
したがって、この発明によれば、掻出部材を三個以上にして散薬掻出サイクルを短縮しても精度良く散薬を切り出せる散薬掻出機構を実現することができる。
したがって、この発明によれば、散薬掻出機構も包装装置も処理サイクルが短縮されて分包が高速で行われる散薬分包機を実現することができる。
図1〜3に示した実施例1は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項1〜3)を総て具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、位置決め孔等の係合部や,ボルト等の締結具,ヒンジ等の連結具,電動モータ等の駆動源,タイミングベルト等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
散薬掻出機構22〜25は(図1,図2参照)、回転円板22と掻出部材支持部23と掻出部材24と押さえ板25とを車輪状に組み立てたものであり、その中心を駆動機構21から延びた支軸が貫いていて、その軸回転駆動によって回転するようになっている。
散薬掻出機構22〜25の回転制御と、投入ホッパ31の昇降制御とが、改良されているが、ここでは前者の回転制御を説明し、後者の昇降制御は後述する。
こうして、一回の散薬掻き出しサイクルが遂行されるが、掻き出し部分の散薬40は、回転円板22によって堰き止め集積されても、押さえ板25の一つの作用部25aと回転円板22の下側部分とで挟まれて崩れないので、正確な量の散薬40が掻き出される。また、回転円板22の周縁部22bの速度も、掻出部材24の先端部24aの速度も、経験則に基づいた好適速度範囲に属するので、回転円板22が長持ちするとともに、掻き出された散薬40の散逸がほとんど無くて正確な量の散薬40が投入ホッパ31に投入される。
上記実施例の散薬掻出機構22〜25では、掻出部材24と作用部25aと切欠25bが一つの回転円板22に対して三個ずつ設けられていたが、環状溝幅W1と切欠幅W2との大小関係といった条件が満たされれば、四個ずつであっても良い。
上記実施例では、一台の制御装置が全機構の動作を集中制御するようになっていたが、制御装置を複数台設けて分散制御するようにしても良い。
12…回転式環状受部材(R円盤,環状テーブル)、12a…環状溝(環状受皿)、
13…集塵ヘッド、14…テーブル駆動モータ、
15…散薬フィーダ(散薬供給部)、15a…散薬送出部(トラフ)、
20…切出装置(スクレーパー,散薬分割部)、21…駆動機構(切出装置支持部)、
22〜25…散薬掻出機構(切出装置作用部)、
22…回転円板(堰止部材)、22a…中央部、22b…周縁部、
23…掻出部材支持部、23a…切込、
24…掻出部材、24a…先端部、24b…中間部、24c…基端部、
25…押さえ板、25a…作用部、25b…切欠
30…包装装置、31…投入ホッパ(薬剤投入口)、40…散薬
Claims (3)
- 環状溝の形成された回転式環状受部材を具備した散薬分包機に装備されて前記環状溝から散薬を掻き出す散薬掻出機構であって、前記環状溝の内面に適合した周縁部を具備していて前記回転式環状受部材の循環回転時に前記環状溝内の散薬を堰き止める回転円板と、前記回転円板の散薬堰止側に配設されていて前記回転円板の面内回転に随伴して旋回した際に先端部で前記環状溝の内面を擦ることにより前記環状溝から散薬を掻き出す三個以上の掻出部材とを備えていることを特徴とする散薬掻出機構。
- 前記掻出部材を挟んで前記回転円板に対向する押さえ板が設けられ、前記押さえ板のうち前記掻出部材に沿った複数の部分は何れも先端部が前記掻出部材の先端部の近くまで延びて堰き止め散薬を押さえる作用部になっているのに対し、前記押さえ板のうち前記掻出部材から外れた部分は何れも周縁側に切欠が形成されており、前記切欠は何れも回転式環状受部材の環状溝より幅が広くなっていることを特徴とする請求項1記載の散薬掻出機構。
- 請求項1又は2に記載の散薬掻出機構と、上下動可能な投入ホッパを具備していて前記散薬掻出機構にて前記回転式環状受部材から散薬が掻き出されるときにはそれを受け取り可能な位置まで前記投入ホッパを上昇させておき包装時には前記投入ホッパを下降させる包装装置と、を備えた散薬分包機であって、前記投入ホッパの上下動は下降速度より上昇速度の方が高速であることを特徴とする散薬分包機。
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2014
- 2014-08-19 JP JP2014166860A patent/JP6207482B2/ja active Active
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