JP2016040831A - 交互絡合フィンガキャパシタ - Google Patents

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Abstract

【課題】導電性フィンガを有するキャパシタを作成するための方法を示す。
【解決手段】基板上に形成される容量性構造200は、第1の導電性フィンガa1及びa2と第2の導電性フィンガb1とを含む。第1および第2の導電性フィンガは、互いに平行に配置され、誘電材料によって互いに分離される。第1のフィンガa1及びa2は第1の相互接続220に接続され、第2の導電性フィンガb1は第2の相互接続210に接続される。第1のキャパシタは、互いに結合されたそれぞれの相互接続を有する複数の容量性構造C1−A、Bの第1のグループから形成される。第2のキャパシタは、互いに結合されたそれぞれの相互接続を有する複数の容量性構造の第2のグループC2−A、Bから形成される。第1のグループの容量性構造C1−A、Bは第2のグループの容量性構造C2−A、Bと交互絡合される。
【選択図】図3

Description

本明細書は、交互絡合キャパシタに関し、より詳細には、半導体基板上に形成された交互絡合キャパシタのマッチドペアに関する。
キャパシタは集積回路の重要な構成要素である。半導体基板上に形成された典型的なキャパシタは、誘電体薄膜によって分離された第1および第2の導電層/要素を含む。多くの回路では、異なるキャパシタのバンクを形成し、次いでそれらのバンクを組み合わせて、互いに一致するより大きいキャパシタ(たとえば、各々がより小さいキャパシタのバンクを含んでいる2つのより大きいキャパシタ)を形成することによって、キャパシタが形成される。より小さいキャパシタのバンクを組み合わせることは、半導体構造全体にわたってシステミック変動を平均化することを意図する。
たとえば、フォトリソグラフィプロセスを使用して、ウエハ層中にパターンを形成することによってウエハを作製する場合、所望のパターンをもつ光マスクによってフォトレジストを選択的に露光する。次いで、露光されたフォトレジストを選択的に除去して、理想的な場合は光マスクのフィーチャを正確に複製するフィーチャを有するパターンを基板中に生成することができる。次いで、フォトレジストが除去された領域において、引き続き基板のエッチングまたは堆積を実施することができる。しかしながら、ウエハの製造におけるステップの1つまたは複数の間には処理エラーが発生する。たとえば、フォトマスクの製造中の汚染、基板、レジスト、または他の関連する材料中の埋込み不純物は、パターニングプロセス後の(1つまたは複数の)パターンに欠陥を生じることがある。さらに、マスクは、ウエハ上に生成された(1つまたは複数の)得られたパターンの不整合をもたらす固有の欠陥を有することがある。
キャパシタを形成するための1つの従来の技法は、インターデジタル、または交互嵌合型の容量性プレートまたは「フィンガ」を使用することである。交互嵌合フィンガは、共通の半導体基板上での多数のキャパシタの大規模集積を可能にする。しかしながら、固有のレンズおよび/またはセンターエッジバイアスは、より大きいキャパシタペア間の不一致をもたらすことがある。たとえば、ウエハの表面上に寸法のばらつきが生じ、これが、基板上に形成される個々のキャパシタ容量のばらつき、たとえば、基板の長さ、幅、および厚さに関する不整合をもたらすことがある。したがって、基板上の第1の位置に形成されたキャパシタの容量は、基板上の第2の位置に形成された第2のキャパシタの容量から大幅にそれることがある。
図1を参照すると、半導体基板上の交互嵌合キャパシタ構成100は、基板上の空きスペースを有効に利用することができる。キャパシタ構成100は、第1の導電性構造と第2の導電性構造とを含む。第1の導電性構造は、半導体基板に対して横方向に、たとえば、図1の左から右に、また構造が形成された基板に対して長手方向に延在する相互接続領域110を含む。第1の導電性構造はまた、相互接続領域110に対して概して直角に、たとえば、図1の垂直方向に、また相互接続領域110から離れて延在する複数の導電性フィンガ115a−bを含む。
第2の導電性構造は、相互接続120と、複数の導電性フィンガ125a−cとを含む。図1に示されているように、フィンガ125a−cも、それぞれの相互接続120に対して直角に、またそれぞれの相互接続120から離れて延在する。さらに、フィンガ125a−cは、フィンガ115a−bと交互嵌合されて、第1および第2の導電性構造間にキャパシタアレイを形成する。絶縁材料130は、基板上の平行で対向するフィンガ125a、115aなどの各ペアによって形成されたキャパシタ間の誘電体として働く。
比較的長い導体または「フィンガ」115a−b、125a−cは、それぞれのフィンガ115a−b、125a−c間に形成された間隙(G、G)を横切って、(図示されていないが、相互接続と接続できる)入力ポートと出力ポートとの間、またはトランジスタ間の結合を行うことができる。通常、フィンガ115a−b、125a−c間の間隙(G)と、フィンガの端部における間隙(G)は同じである。フィンガの長さ(L)および幅(W)は、たとえば、キャパシタプレート、たとえば、フィンガの有効面積を増加または減少させることによって、キャパシタアレイの容量に影響を及ぼす。さらに、導体は基板上に実装されるので、基板の特性も容量に影響を及ぼす。たとえば、絶縁材料の誘電率(εr)の変動は、電気的特性に影響を及ぼす。さらに、導体の厚さ、たとえば、図1の「W」、および基板上に堆積された導電性材料の抵抗率(ρ)も、電気的特性に影響を及ぼす。
したがって、交互嵌合キャパシタ構成100の容量は、多様に変動する。一般に、容量の増加は、キャパシタプレート/フィンガの得られた面積を増加させること、たとえば、導体の長さL、および/または導体の奥行きを増加させることによって得られる。フィンガの数およびフィンガの長さを増加させると、それぞれ、キャパシタおよび所要の基板の幅および長さが増加する。設計目標は、概して、妥当な面積で設計周波数において所望の容量を提供することである。間隙G、Gに関して、間隙が減少するにつれて容量は一般に増加するが、最小間隙は、通常、製造中に達成可能な最小の反復可能な間隙によって制限される。フィンガの幅を小さくすると、一般に、所要の面積が小さくなり、ラインの特性インピーダンスが増加し、実効キャパシタンスが低下する。
図2を参照すると、プロセス変動に対処するため、および一致するキャパシタを生成するために使用される、従来の構成が示されている。異なるレイアウト位置からのキャパシタのバンクが接続され、ウエハの全長に対して、たとえば、図2に示した基板の長さLに沿って生じるシステミック変動を平均化する。2つのキャパシタが形成される。第1のキャパシタは、キャパシタ1A(Cap 1A)とキャパシタ1B(Cap 1B)とから形成される。第2のキャパシタは、キャパシタ2A(Cap 2A)とキャパシタ2B(Cap 2B)とから形成される。キャパシタ1Aおよび1Bならびにキャパシタ2Aおよび2Bは、キャパシタバンク用に割り当てられた領域の隣接するコーナーに配置され、相互接続され(たとえば、交差接続され)、ウエハの全長Lに対して生じるシステム変動を平均化する。個々のキャパシタ1A、1B、2A、および2Bは、それぞれ、図1に示したようなキャパシタアレイを含むことができる。さらに、全長Lを100ミクロン長とすることができ、これはシステミックレンズおよびダイ内変動が生じるのに十分大きく、これらの変動はキャパシタ(1A、1B、2A、および2B)の単純な交差接続によって補正されない。したがって、第1および第2のキャパシタを正確に一致させることはまだできない。
本発明の例示的な実施形態は、容量性構造と、導電性フィンガを有するキャパシタを作成するための方法とを対象とする。
したがって、本発明の一実施形態は、基板上に形成された複数の容量性構造を有する集積回路を含むことができる。各容量性構造は、第1の導電性フィンガと第2の導電性フィンガとを含む。第1および第2の導電性フィンガは、互いに平行に配置され、誘電材料によって互いに分離される。第1のフィンガは第1の相互接続に接続され、第2の導電性フィンガは第2の相互接続に接続される。第1のキャパシタは、共通の相互接続を有する複数の容量性構造の第1のグループから形成される。第2のキャパシタは、共通の相互接続を有する複数の容量性構造の第2のグループから形成される。第1のグループの容量性構造は第2のグループの容量性構造と交互絡合される。
本発明の別の実施形態は、第1のキャパシタ構成と第2のキャパシタ構成とを有する容量性構造を含むことができる。第1のキャパシタ構成は、半導体構造の中心線に向かって延在するフィンガを有する第1のバスと、半導体構造の中心線に向かって延在するフィンガを有する第2のバスとを含む。第1のバスと第2のバスは互いに実質的に平行に延在し、第1のバスのフィンガと第2のバスのフィンガは互い違いに交互配置される。第2のキャパシタ構成は、半導体構造の中心線に向かって延在するフィンガを有する第3のバスと、半導体構造の中心線に向かって延在するフィンガを有する第4のバスとを含む。第3のバスと第4のバスは互いに実質的に平行に延在する。第3のバスのフィンガと第4のバスのフィンガは互い違いに交互配置され、第1のキャパシタ構成のフィンガは第2のキャパシタ構成のフィンガと互い違いに交互絡合される。
本発明の別の実施形態は、キャパシタを作成するための方法を含むことができる。本方法は、基板上に複数の容量性構造を形成することを含む。各容量性構造は第1の導電性フィンガと第2の導電性フィンガとを含み、第1および第2の導電性フィンガは、互いに平行に配置され、誘電材料によって互いに分離され、第1のフィンガは第1の相互接続に接続され、第2の導電性フィンガは第2の相互接続に接続される。第1のキャパシタは、互いに結合されたそれぞれの相互接続を有する複数の容量性構造の第1のグループから形成される。第2のキャパシタは、互いに結合されたそれぞれの相互接続を有する複数の容量性構造の第2のグループから形成される。第1のグループの容量性構造は第2のグループの容量性構造と交互絡合される。
添付の図面は、本発明の実施形態の説明を助けるために提示し、実施形態の限定ではなく例示のためのみに提供するものである。
図1は、キャパシタの交互嵌合アレイを組み込んでいる基板の概略図である。 図2は、交差接続構成の従来のマッチドキャパシタペアの概略図である。 図3は、導電性フィンガから形成された交互絡合キャパシタのアレイの概略図である。 図4は、相互接続および導電性フィンガの立体図である。 図5Aは、交互絡合キャパシタの交互構成のブロック図である。 図5Bは、交互絡合キャパシタの交互構成のブロック図である。 図5Cは、交互絡合キャパシタの交互構成のブロック図である。 図5Dは、交互絡合キャパシタの交互構成のブロック図である。
本発明の特定の実施形態を対象とする以下の説明および関連する図面で本発明の態様を開示する。本発明の範囲を逸脱することなく代替実施形態を考案することが可能である。さらに、本発明の関連する詳細をあいまいにしないように、発明のよく知られている要素については詳細には説明しないか、または省略する。
「例示的」という単語は、本明細書では「例、事例、または例示の働きをすること」を意味するために使用する。本明細書に「例示的」と記載されたいかなる実施形態も、必ずしも他の実施形態よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。同様に、「本発明の実施形態」という用語は、本発明のすべての実施形態が、論じられた特徴、利点または動作モードを含むことを必要としない。
背景技術で論じたように、形成物(たとえば、レンズ、マスク、エッチング)および材料(たとえば、基板の誘電特性)の変動は、基板上のアレイ中に形成されるキャパシタの大幅な不一致をもたらすことがある。この変動を補正するために、本発明の実施形態は、システミックレンズおよびダイ内変動が構造全体にわたって平均化されるように、各フィンガがスケーリングされる、交互絡合設計を提供する。従来の設計で使用される異なるレイアウト位置からキャパシタのバンクを組み合わせる代わりに、システミック変動を平均化するために各キャパシタの個々のフィンガを交互絡合する。たとえば、図3に示すように、半導体基板上に形成された容量性構造200は、互いに交互絡合された、第1の容量性構造C1−Aと、第2の容量性構造C2−Aと、第3の容量性構造C1−Bと、第4の容量性構造C2−Bとを含む。本明細書で使用する交互絡合という用語は、概して、各キャパシタ(たとえば、C1、C2)の容量性構造(たとえば、C1−A、C2−A)の交互パターンを指す。
図3を参照すると、第1の容量性構造C1−Aは、相互接続220に対して直角に、またその相互接続220から離れて延在する複数の導電性フィンガ(a1、a2)と、相互接続210に対して直角に、またその相互接続210から離れて延在する導電性フィンガ(b1)とをもつ相互接続210および220を含む。第2の容量性構造C2−Aは、相互接続230に対して直角に、またその相互接続230から離れて延在する複数の導電性フィンガ(c1、c2)と、相互接続240に対して直角に、またその相互接続240から離れて延在する導電性フィンガ(d1)とをもつ相互接続230および240を含む。第3の容量性構造C1−Bは、相互接続220に対して直角に、またその相互接続220から離れて延在する複数の導電性フィンガ(a3、a4)と、相互接続210に対して直角に、またその相互接続210から離れて延在する導電性フィンガ(b2)とをもつ相互接続210および220を含む。第4の容量性構造C2−Bは、相互接続230に対して直角に、またその相互接続230から離れて延在する複数の導電性フィンガ(c3、c4)と、相互接続240に対して直角に、またその相互接続240から離れて延在する導電性フィンガ(d2)とをもつ相互接続230および240を含む。図3から諒解されるように、導電性フィンガ(a1〜4、b1〜2、c1〜4、およびd1、2)は、互いに実質的に平行に、また相互接続210、220、230、および240に対して概して直角に配置される。ただし、本発明の実施形態はこの構成に限定されず、適切なフィンガへの接続を行うフィンガに対する相互接続のいかなる構成も実装できる。
基板上の絶縁材料250は、導電性フィンガと相互接続との間に誘電体を形成する。代替実施形態では、絶縁性/誘電材料250が基板自体になることができる。複数のフィンガおよび誘電体は、上述のように、容量性構造C1−A、C2−A、C1−BおよびC2−Bを形成する。容量性構造C1−AおよびC1−Bは、容量性構造C2−AおよびC2−Bと交互絡合される。たとえば、個々のダイ、レンズ効果、マスク偏移に関係する幾何学的形状の不整合によって生じるシステミック変動など、容量性構造C1−A、C2−A、C1−BおよびC2−Bのどんなシステミック変動も、容量性構造200の全長(L)にわたって平均化される。たとえば、各フィンガ(たとえば、a1、b1など)は、システミックレンズおよびダイ内変動が構造200全体にわたって平均化されるように、1ミクロン幅未満とすることができる。ただし、構造を形成する際に使用される特定のスケール(たとえば、90nm、65nm、45nm)、材料およびプロセスに適切した他の寸法値を使用することができる。さらに、フィンガ(たとえば、a2とc1)間の寄生容量は、a2とc1の間の間隙など、各容量性構造(たとえば、C1−A、C2−A)のフィンガ間のフィンガ間隙Gを変更することによって制御できる。さらに、フィンガと相互接続(またはバス)との間の寄生容量は、フィンガ(たとえば、c2)と相互接続240との間の端部間隙Xを調整することによって制御できる。
相互接続(またはバス)210、220、230、および240は、基板上に堆積された、または他の方法で形成された細い金属ワイヤなどの導電性要素である。相互接続210、220、230、および240は、それぞれのフィンガに電気的に接続されるが、他の導電性構造からの隣接するフィンガには接続されない。たとえば、相互接続210はフィンガa1〜a4のみに電気的に接続される。したがって、個々の相互接続は、図3では基板の全長にわたって横方向に延在するように概略的に示されているが、基板の複数の層上に、たとえば、フィンガおよび/または互いに対して様々な奥行きで形成できる。したがって、相互接続210および220は、それぞれのフィンガに電気的に接続でき、基板の第1の層上に堆積できる。相互接続230および240は、それぞれのフィンガc1〜c4およびd1〜d2に、また相互接続210および220に対してより低いまたはより高い奥行きで電気的に接続できる。
たとえば、図4を参照すると、フィンガに関する相互接続の立体図が示されている。相互接続210および220はフィンガa1、b1、およびa2の上方に示されている。相互接続210および220は、互いに実質的に平行に、またフィンガa1、b1、およびa2に対して概して直角に延びる。相互接続210および220は、それぞれ導体212、222、および224によってフィンガに接続される。また、図示のように、相互接続210および220はフィンガの同じ端部上に形成される。ただし、実施形態は、フィンガおよび互いに対する様々な位置に相互接続を含むことができる。たとえば、相互接続は、異なる組合せで様々な層上に形成できる。さらに、相互接続の1つまたは複数は、隣接する相互接続および別の導電性構造からのフィンガとの接触を回避する経路中に、たとえば、隣接するフィンガまたは相互接続との接触を回避する階段波パターンで、フィンガと同じ層上に配線できる。したがって、本発明の実施形態は、図示された構成に限定されない。
誘電材料250は、たとえば、二酸化ケイ素、炭素ドープされた多孔質二酸化ケイ素、窒化ケイ素、炭化ケイ素、酸化チタンなど、知られているどんな誘電材料からでも形成できる。同様に、導電性フィンガおよび相互接続は、たとえば、銅またはアルミニウムなど、どんな導電性材料からでも形成できる。キャパシタ200が形成される基板は数百ミクロン長とすることができるが、個々の容量性構造は、幅Wが1ミクロン未満、たとえば、70〜100nm幅、および長さが数ミクロン長(たとえば、15超ミクロン長)のフィンガから形成できる。図3では、相互接続が対応するフィンガよりも細いものとして概略的に示されているが、フィンガの幅および相互接続の幅は、フィンガ間の導通を可能にするために任意の適切な幅にサイズ決定できる。したがって、論じられた寸法および図示された寸法関係は、本発明の実施形態の議論を円滑にするためにのみ与えたものであり、本発明の実施形態を特定の材料、寸法値、および/または寸法関係に限定するものと解釈すべきではない。
再び図3を参照すると、第1および第2のキャパシタは、交互絡合容量性構造C1−A、C2−A、C1−B、C2−B、および明白に図示されていない追加の交互絡合容量性構造から形成できる。各キャパシタは、ピコファラドからフェムトファラドまでの容量を有することができる。図3には、2つのみのマッチキャパシタが示されている。しかしながら、追加の相互接続に接続された追加の容量性構造を交互絡合することによって、さらなるキャパシタを追加することができる。さらに、本発明の実施形態は、交互容量性構造(すなわち、1つのキャパシタを形成するように1つおきの容量性構造を結合する)を示す、図示された交互絡合に限定されない。本発明の実施形態は、別のキャパシタの同様の要素と交互絡合される前に隣接して配置された1つのキャパシタについて任意の数の容量性構造および/またはフィンガを有することができるパターンを交互絡合することを含むことができる。さらに、交互絡合のレベルを変更することができ、たとえば、プロセス/基板変動が高くなることが予想される領域では、交互絡合の1対1レベルを使用することができ、変動がより少なくなることが予想される領域、または変動が他の構成要素への接続、配線などにとって有益であるような領域では、より少ない交互絡合(すなわち、同じキャパシタのより多くのフィンガが互いに隣接して配置される)を使用することができる。
上記のことから、本発明の実施形態は図3の図示された例に限定されないことを諒解されたい。たとえば、上述のように、容量性構造当たりのフィンガの数は、図示された3つのフィンガに限定されず、2つ以上のフィンガを有することができる。したがって、本発明の一実施形態は、基板上に形成された複数の容量性構造(たとえば、C1−A、C2−A)をもつ集積回路を含むことができる。各容量性構造は、第1の導電性フィンガ(たとえば、a1)と、第2の導電性フィンガ(たとえば、b1)とを含む。第1および第2の導電性フィンガは、互いに平行に配置され、誘電材料250によって互いに分離される。第1のフィンガは第1の相互接続(たとえば、220)に接続され、第2の導電性フィンガは第2の相互接続(たとえば、210)に接続される。第1のキャパシタは、共通の相互接続(たとえば、210、220)を有する複数の容量性構造の第1のグループ(たとえば、C1−A、B)から形成される。第2のキャパシタは、共通の相互接続(たとえば、230、240)を有する複数の容量性構造の第2のグループ(たとえば、C2−A、B)から形成される。第1のグループの容量性構造は第2のグループの容量性構造と交互絡合される。上述のように、交互絡合は、1つおきの容量性構造が第1のグループの要素になる(たとえば、第1のキャパシタを形成する)か、または全長にわたって交互絡合を変化させることができる(たとえば、図5Cおよび図5D参照)ように構成できる。
交互絡合キャパシタは多種多様な方法で基板上に形成できる。たとえば、基板を二酸化ケイ素などの誘電材料から形成し、次いで導電性要素をパターニングし、基板上に堆積する。次いで、導電性要素上に誘電材料のオーバレイ層を要素上に堆積して、間隙に誘電材料を充填する。代替的に、誘電体層をシリコン基板上に形成することができる。たとえば、フォトリソグラフィを使用して、金属/導電層を誘電体層上に堆積し、パターニングして、各キャパシタの相互接続および/またはフィンガを形成することができる。代替的に、相互接続を、フィンガを含んでいる層の上方および/または下方に堆積してもよい。たとえば、隣接するフィンガまたは他のキャパシタの相互接続を妨害することなく導体の全長にわたって相互接続を配線するために、相互接続を交互層上に形成することができる。上記の説明は、説明のために与えたものにすぎず、本発明の実施形態は、本明細書で論じる交互絡合キャパシタを形成するための特定のプロセスに限定されない。
したがって、本発明の別の実施形態は、キャパシタを作成するための方法を含むことができる。本方法は、基板上に複数の容量性構造を形成することを含むことができる。各容量性構造は、第1の導電性フィンガと第2の導電性フィンガとを含み、第1および第2の導電性フィンガは、互いに平行に配置され、誘電材料によって互いに分離され、第1のフィンガは第1の相互接続に接続され、第2の導電性フィンガは第2の相互接続に接続される。第1のキャパシタは、共通の相互接続を有する複数の容量性構造の第1のグループから形成される。第2のキャパシタは、共通の相互接続を有する複数の容量性構造の第2のグループから形成され、第1のグループの容量性構造は第2のグループの容量性構造と交互絡合される。
図5Aを参照すると、交互絡合マッチドキャパシタペアの多層または積層構成を形成することもできる。たとえば、構成の複数の層を形成することによって容量性構成200を反復することができる。層内および/または層間の個々のキャパシタを相互接続して、複数のキャパシタを様々な組合せで直列および/または並列に形成することができる。各キャパシタ内の交互絡合キャパシタおよびフィンガを使用して、全ウエハにわたるプロセス変動を正規化することができる。任意の1つの層中のフィンガは、次のように表されるパターンに従うことができ、εは、導電性フィンガ間の絶縁層または誘電層を表す。
A1−ε−B1−ε−A2−ε−C1−ε−D1−ε−C2−ε−A3−ε−B2−ε−A4−ε−C3−ε−D2−ε−C4
図5Bを参照すると、別の実施形態では、第1の層510中の第1のグループ(たとえば、C1−A1、B1など)の容量性構造は、第2の層520中の第1のグループ(たとえば、C1−A2、B2など)の容量性構造からオフセットされる。さらに、図示のように、第3の層530は、層ごとに相互接続を含むことができる。したがって、本発明の別の態様は、第1の層510と第2の層520との間の第3の層530中に形成された同じ相互接続に接続される、第1の層510中の第1のグループ(たとえば、C1−A1、B1など)の容量性構造と、第2の層520中の第1のグループ(たとえば、C1−A2、B2など)の容量性構造とを含むことができる。したがって、共通の相互接続(またはバス)を使用して、単一のキャパシタ(たとえば、C1)を形成する両方の層(510、520)中の容量性構造(たとえば、C1−A1、A2など)を結合することができる。
図5Cに、1つおきの容量性構造が第1のグループ(たとえば、C1−A、Bなど)の要素になるように、第1のグループ(たとえば、C1−A、Bなど)の容量性構造が第2のグループ(たとえば、C2−A、Bなど)の容量性構造と交互絡合された一実施形態を示す。ただし、容量性構造のサイズは、より少ない交互絡合を可能にするように変更できる。たとえば、容量性構造C1−Cは、C1−Aよりも多いフィンガを有することができ、それにより容量性構造の交互絡合が効果的に減少し、C1−CおよびC2−Cは、プロセス変動による不一致をより受けやすくなる。同様に、図5Dでは、2つの構造(たとえば、C1−CとC1−D)が互いに隣接するようにパターンが変化するように容量性構造を構成することによって、同様の結果が得られる。したがって、本発明の実施形態では、交互絡合は、容量性デバイス(たとえば、マッチドペア)全体にわたって変化することができる。上述のように、変動が大きいことが分かっている領域は、多くの場合、より高度の交互絡合を有することが可能であり、(たとえば、プロセスまたは材料により)変動がより小さい領域は、2つのキャパシタ間の高度に一致した容量をなお維持しながら、より少ない交互絡合を有することができる。交互絡合がより少ない領域は、配線、他の構成要素への接続などを容易にすることができる。
したがって、単一のキャパシタ内にシステミック変動がまだあるが、たとえば、フォトリソグラフィプロセスにおける導電性パターンはウエハ全体にわたって反復されるので、生じる変動はウエハの全長にわたって平均化される。もう一度、本発明の実施形態は、図示された構成に限定されないことを諒解されたい。たとえば、積層構成の層は、上述のように、容量性構造の異なる配列を有し、隣接する層からオフセットされ、および/またはより多いもしくはより少ない交互絡合を有することができる。したがって、本発明の実施形態は、本明細書で説明した特定の構成に限定されない。
上記の開示は本発明の例示的な実施形態を示すが、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱することなく本明細書において様々な変更および修正を行うことができることに留意されたい。たとえば、本明細書で論じた容量性デバイスおよび構造は、集積回路中に埋め込まれたマッチドキャパシタペアを含む。したがって、本発明の実施形態は、容量性構造と組み合わせた能動素子(たとえば、トランジスタ)を含むことができる。マッチドキャパシタおよび/または特定の比のキャパシタを使用する1つのそのような例示的な集積回路は、スイッチトキャパシタ積分器である。
さらに、本明細書で説明した本発明の実施形態による方法の機能、ステップおよび/または行為は、特定の順序で実施されなくてもよい。さらに、本発明の要素は単数で説明または請求されていることがあるが、単数への限定が明記されていない限り、複数も企図される。
さらに、本明細書で説明した本発明の実施形態による方法の機能、ステップおよび/または行為は、特定の順序で実施されなくてもよい。さらに、本発明の要素は単数で説明または請求されていることがあるが、単数への限定が明記されていない限り、複数も企図される。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載の発明を付記する。
[1]
基板上に形成された複数の容量性構造であって、各容量性構造は、
第1の導電性フィンガ、および
第2の導電性フィンガ
を含み、前記第1および第2の導電性フィンガが、互いに平行に配置され、誘電材料によって互いに分離され、前記第1のフィンガが第1の相互接続に接続され、前記第2の導電性フィンガが第2の相互接続に接続された、複数の容量性構造と、
共通の相互接続を有する前記複数の容量性構造の第1のグループから形成された第1のキャパシタと、
共通の相互接続を有する前記複数の容量性構造の第2のグループから形成された第2のキャパシタと
を備える集積回路であって、
前記第1のグループの前記容量性構造が前記第2のグループの前記容量性構造と交互絡合された、集積回路。
[2]
前記複数の容量性構造のうちの少なくとも1つが、
第3の導電性フィンガを含み、前記第1、第2、および第3の導電性フィンガが、互いに平行に配置され、誘電材料によって互いに分離され、前記第1および第3の導電性フィンガが前記第1の相互接続を介して接続され、前記第2の導電性フィンガが前記第2の相互接続に接続された、[1]に記載の集積回路。
[3]
前記第1のグループの前記容量性構造が前記第2のグループの前記容量性構造と交互絡合され、1つおきの容量性構造が前記第1のグループの要素である、[1]に記載の集積回路。
[4]
前記第1のグループの前記容量性構造が前記第2のグループの前記容量性構造と交互絡合され、少なくとも2つの隣接する容量性構造が前記第1のグループの要素である、[1]に記載の集積回路。
[5]
各容量性構造の前記導電性フィンガが、隣接する容量性構造中の隣接する導電性フィンガと平行である、[1]に記載の集積回路。
[6]
隣接する容量性構造の導電性フィンガ間の分離が、各容量性構造内の前記導電性フィンガ間の前記分離よりも大きい、[5]に記載の集積回路。
[7]
前記導電性フィンガの各々が、前記容量性構造を形成するために使用されるプロセスおよび/または材料のシステミック変動の特徴的寸法に比例する幅を有する、[1]に記載の集積回路。
[8]
前記導電性フィンガの各々が1ミクロン以下の幅を有する、[7]に記載の集積回路。
[9]
互いに結合されたそれぞれの相互接続を有する前記複数の容量性構造の第3のグループから形成された第3のキャパシタをさらに備え、
前記第1のグループ、前記第2のグループおよび前記第3のグループの前記容量性構造が、それぞれ他の容量性構造と交互絡合された、[1]に記載の集積回路。
[10]
前記容量性構造が接続されてマッチドキャパシタペアを形成する、[1]に記載の集積回路。
[11]
前記マッチドキャパシタペアが少なくとも1つの能動素子に結合された、[10]に記載の集積回路。
[12]
前記誘電材料が前記基板から形成された、[1]に記載の集積回路。
[13]
前記第1のグループおよび前記第2のグループが第1および第2の層中に形成され、前記第1のグループおよび第2のグループが前記第1および第2の層の各々の上で交互絡合された、[1]に記載の集積回路。
[14]
前記第1の層中の前記第1のグループの前記容量性構造が前記第2の層中の前記第1のグループの容量性構造からオフセットされた、[13]に記載の集積回路。
[15]
前記第1の層中の前記第1のグループの前記容量性構造および前記第2の層中の前記第1のグループの前記容量性構造が、前記第1の層と前記第2の層との間に位置する前記同じ相互接続に接続された、[13]に記載の集積回路。
[16]
第1の導電性構成であって、
前記容量性構造の中心線に向かって延在するフィンガを有する第1のバス、および
前記容量性構造の前記中心線に向かって延在するフィンガを有する第2のバス
を含み、
前記第1のバスと前記第2のバスとが互いに実質的に平行に延在し、前記第1のバスの前記フィンガと前記第2のバスの前記フィンガとが互い違いに交互配置された、第1の導電性構成と、
第2の導電性構成であって、
前記容量性構造の前記中心線に向かって延在するフィンガを有する第3のバス、および
前記容量性構造の前記中心線に向かって延在するフィンガを有する第4のバス
を含み、
前記第3のバスと前記第4のバスとが互いに実質的に平行に延在し、前記第3のバスの前記フィンガと前記第4のバスの前記フィンガとが互い違いに交互配置された、第2の導電性構成と
を備える容量性構造であって、
前記第1のキャパシタ構成のフィンガが前記第2のキャパシタ構成のフィンガと互い違いに交互絡合された、容量性構造。
[17]
前記第1および第2のキャパシタ構成の隣接するフィンガ間の分離が、各容量性構成内の前記フィンガ間の前記分離よりも大きい、[16]に記載の構造。
[18]
キャパシタを作成するための方法であって、
基板上に複数の容量性構造を形成することであって、各容量性構造は、
第1の導電性フィンガ、および
第2の導電性フィンガ
を含み、前記第1および第2の導電性フィンガは、互いに平行に配置され、誘電材料によって互いに分離され、前記第1のフィンガは第1の相互接続に接続され、前記第2の導電性フィンガは第2の相互接続に接続される、複数の容量性構造を形成することと、
共通の相互接続を有する前記複数の容量性構造の第1のグループから第1のキャパシタを形成することと、
共通の相互接続を有する前記複数の容量性構造の第2のグループから第2のキャパシタを形成することと、
前記第1のグループの前記容量性構造を前記第2のグループの前記容量性構造と交互絡合することと
を備える方法。
[19]
各容量性構造内の前記導電性フィンガ間の前記分離よりも大きい、隣接する容量性構造の導電性フィンガ間の分離を形成するように、前記隣接する容量性構造を構成することをさらに備える[18]に記載の方法。
[20]
交互絡合することが、
前記容量性構造を異なる比率で交互絡合し、前記第1のグループからの前記容量性構造の少なくとも一部が互いに隣接していること
をさらに含む、[18]に記載の方法。

Claims (20)

  1. 基板上に形成された複数の容量性構造であって、各容量性構造は、
    第1の導電性フィンガ、および
    第2の導電性フィンガ
    を含み、前記第1および第2の導電性フィンガが、互いに平行に配置され、誘電材料によって互いに分離され、前記第1のフィンガが第1の相互接続に接続され、前記第2の導電性フィンガが第2の相互接続に接続された、複数の容量性構造と、
    共通の相互接続を有する前記複数の容量性構造の第1のグループから形成された第1のキャパシタと、
    共通の相互接続を有する前記複数の容量性構造の第2のグループから形成された第2のキャパシタと
    を備える集積回路であって、
    前記第1のグループの前記容量性構造が前記第2のグループの前記容量性構造と交互絡合された、集積回路。
  2. 前記複数の容量性構造のうちの少なくとも1つが、
    第3の導電性フィンガを含み、前記第1、第2、および第3の導電性フィンガが、互いに平行に配置され、誘電材料によって互いに分離され、前記第1および第3の導電性フィンガが前記第1の相互接続を介して接続され、前記第2の導電性フィンガが前記第2の相互接続に接続された、請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記第1のグループの前記容量性構造が前記第2のグループの前記容量性構造と交互絡合され、1つおきの容量性構造が前記第1のグループの要素である、請求項1に記載の集積回路。
  4. 前記第1のグループの前記容量性構造が前記第2のグループの前記容量性構造と交互絡合され、少なくとも2つの隣接する容量性構造が前記第1のグループの要素である、請求項1に記載の集積回路。
  5. 各容量性構造の前記導電性フィンガが、隣接する容量性構造中の隣接する導電性フィンガと平行である、請求項1に記載の集積回路。
  6. 隣接する容量性構造の導電性フィンガ間の分離が、各容量性構造内の前記導電性フィンガ間の前記分離よりも大きい、請求項5に記載の集積回路。
  7. 前記導電性フィンガの各々が、前記容量性構造を形成するために使用されるプロセスおよび/または材料のシステミック変動の特徴的寸法に比例する幅を有する、請求項1に記載の集積回路。
  8. 前記導電性フィンガの各々が1ミクロン以下の幅を有する、請求項7に記載の集積回路。
  9. 互いに結合されたそれぞれの相互接続を有する前記複数の容量性構造の第3のグループから形成された第3のキャパシタをさらに備え、
    前記第1のグループ、前記第2のグループおよび前記第3のグループの前記容量性構造が、それぞれ他の容量性構造と交互絡合された、請求項1に記載の集積回路。
  10. 前記容量性構造が接続されてマッチドキャパシタペアを形成する、請求項1に記載の集積回路。
  11. 前記マッチドキャパシタペアが少なくとも1つの能動素子に結合された、請求項10に記載の集積回路。
  12. 前記誘電材料が前記基板から形成された、請求項1に記載の集積回路。
  13. 前記第1のグループおよび前記第2のグループが第1および第2の層中に形成され、前記第1のグループおよび第2のグループが前記第1および第2の層の各々の上で交互絡合された、請求項1に記載の集積回路。
  14. 前記第1の層中の前記第1のグループの前記容量性構造が前記第2の層中の前記第1のグループの容量性構造からオフセットされた、請求項13に記載の集積回路。
  15. 前記第1の層中の前記第1のグループの前記容量性構造および前記第2の層中の前記第1のグループの前記容量性構造が、前記第1の層と前記第2の層との間に位置する前記同じ相互接続に接続された、請求項13に記載の集積回路。
  16. 第1の導電性構成であって、
    前記容量性構造の中心線に向かって延在するフィンガを有する第1のバス、および
    前記容量性構造の前記中心線に向かって延在するフィンガを有する第2のバス
    を含み、
    前記第1のバスと前記第2のバスとが互いに実質的に平行に延在し、前記第1のバスの前記フィンガと前記第2のバスの前記フィンガとが互い違いに交互配置された、第1の導電性構成と、
    第2の導電性構成であって、
    前記容量性構造の前記中心線に向かって延在するフィンガを有する第3のバス、および
    前記容量性構造の前記中心線に向かって延在するフィンガを有する第4のバス
    を含み、
    前記第3のバスと前記第4のバスとが互いに実質的に平行に延在し、前記第3のバスの前記フィンガと前記第4のバスの前記フィンガとが互い違いに交互配置された、第2の導電性構成と
    を備える容量性構造であって、
    前記第1のキャパシタ構成のフィンガが前記第2のキャパシタ構成のフィンガと互い違いに交互絡合された、容量性構造。
  17. 前記第1および第2のキャパシタ構成の隣接するフィンガ間の分離が、各容量性構成内の前記フィンガ間の前記分離よりも大きい、請求項16に記載の構造。
  18. キャパシタを作成するための方法であって、
    基板上に複数の容量性構造を形成することであって、各容量性構造は、
    第1の導電性フィンガ、および
    第2の導電性フィンガ
    を含み、前記第1および第2の導電性フィンガは、互いに平行に配置され、誘電材料によって互いに分離され、前記第1のフィンガは第1の相互接続に接続され、前記第2の導電性フィンガは第2の相互接続に接続される、複数の容量性構造を形成することと、
    共通の相互接続を有する前記複数の容量性構造の第1のグループから第1のキャパシタを形成することと、
    共通の相互接続を有する前記複数の容量性構造の第2のグループから第2のキャパシタを形成することと、
    前記第1のグループの前記容量性構造を前記第2のグループの前記容量性構造と交互絡合することと
    を備える方法。
  19. 各容量性構造内の前記導電性フィンガ間の前記分離よりも大きい、隣接する容量性構造の導電性フィンガ間の分離を形成するように、前記隣接する容量性構造を構成することをさらに備える請求項18に記載の方法。
  20. 交互絡合することが、
    前記容量性構造を異なる比率で交互絡合し、前記第1のグループからの前記容量性構造の少なくとも一部が互いに隣接していること
    をさらに含む、請求項18に記載の方法。
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