JP2016040237A - シャンプー組成物 - Google Patents

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恵美 笠井
辻 孝之
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孝之 辻
大輔 入江
Daisuke Irie
大輔 入江
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Abstract

【課題】洗髪時に泡立ちが良く、髪が絡まない滑り性に優れ、すすぎ時に髪のきしみがなく指通り性に優れ、使用後に髪がパサつかず、まとまりが良好なシャンプー組成物を提供する。【解決手段】下記成分(A)〜(C)を含有するシャンプー組成物。(A)N−アシルサルコシン塩、N−アシル−N−メチル−β−アラニン塩、N−アシルグルタミン酸塩から選択されるN−アシルアミノ酸塩の1種又は2種以上(B)ベタイン型両性界面活性剤(C)アズキ種子エキス【選択図】なし

Description

本発明は、シャンプー組成物に関し、詳しくは、洗髪時に泡立ちが良く、髪が絡まない滑り性に優れ、すすぎ時に髪のきしみがなく指通り性に優れ、使用後に髪がパサつかず、まとまりが良好なシャンプー組成物に関するものである。
近年、ファッションとしてヘアスタイルや髪の色を楽しむようになり、ヘアカラーやパーマを行うことは日常的になっている。ヘアカラーやパーマなどによって毛髪はダメージを受け、シャンプー時に髪が絡まったり、すすぎ時に指通りが悪くギシギシとした感触となったり、洗髪後のタオルドライの時にも髪が絡まるなどの問題点が発生している。そのため、シャンプー組成物に対して、本来の目的である洗浄性に加えて、スムーズに泡立ち、また、すすぎ時に指通りが良く、洗浄後に髪がぱさつかず、まとまりが良いなどの良好な仕上がり感が求められている。
アシルサルコシン塩やアシルグルタミン酸塩を低刺激性洗浄基材としてシャンプーに配合することは知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。さらに、これら成分をシャンプーに配合することで、毛髪のコンディショニング効果に優れたものであることも知られている(例えば、特許文献4、5参照。)。これらの技術は、毛髪へのコンディショニング効果や刺激性に優れたものであるが、近年消費者のダメージケアニーズの高まりとともに、さらなるコンディショニング効果が望まれていた。
またアズキ末をシャンプー組成物に配合することは知られている(例えば、特許文献6参照。)。しかし、アズキ末では特に泡立ちと、すすぎ時の髪のきしみのなさが十分に満足できるものではなかった。
特許第3216848号公報 特許第3644566号公報 特開平10−237494号公報 特開2011−37758号公報 特許第3087399号公報 特開平10−218745号公報
上記背景を鑑みた本発明の目的は、洗髪時に泡立ちが良く、髪が絡まない滑り性に優れ、すすぎ時に髪のきしみがなく指通り性に優れ、使用後に髪がパサつかず、まとまりが良好なシャンプー組成物を提供することにある。
本発明者等は、上記目的を達成するために鋭意研究した結果、特定のN−アシルアミノ酸塩、ベタイン型両性界面活性剤、アズキ種子エキスを含有するシャンプー組成物が上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は、下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とするシャンプー組成物である。
(A)N−アシルサルコシン塩、N−アシル−N−メチル−β−アラニン塩、N−アシルグルタミン酸塩から選択されるN−アシルアミノ酸塩の1種又は2種以上
(B)ベタイン型両性界面活性剤
(C)アズキ種子エキス
本発明によれば、洗髪時に泡立ちが良く髪が絡まない滑り性に優れ、すすぎ時に髪のきしみがなく指通り性に優れ、使用後に髪がパサつかず、まとまりが良好なシャンプー組成物を提供できる。
以下、本発明のシャンプー組成物について詳細に説明する。
本発明のシャンプー組成物に配合される成分(A)N−アシルアミノ酸塩としては、例えばN−ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、N−ミリストイルサルコシントリエタノールアミン、N−ラウロイルサルコシンナトリウム、N−ミリストイルサルコシンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸サルコシントリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸サルコシンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノールアミン、N−ミリストイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸トリエタノールアミン、N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸グルタミン酸トリエタノールアミン、N−ヤシ油脂肪酸グルタミン酸ナトリウム等が挙げられる。本発明では、上記N−アシルアミノ酸塩を任意に選択し、1種又は2種以上を配合できる。上記N−アシルアミノ酸の具体例の中では、N−ラウロイルサルコシントリエタノールアミンが特に好ましい。N−アシルアミノ酸塩の配合量は、シャンプー組成物全体に対して1〜30質量%(以下、単に%と記す。)が好ましく、さらに好ましくは3〜20%である。これは、N−アシルアミノ酸塩の配合量を増やすと、コンディショニング効果(例えば、洗浄中の使用感および洗浄後の仕上り感の良さ等)が高くなるが、粘性が低くなるため、充分なコンディショニング効果を得るには1%以上が好ましく、また、適度な粘性を保ち、充分な起泡性を得るには30%以下が好ましいからである。
本発明のシャンプー組成物に配合される成分(B)ベタイン型両性界面活性剤としては、ラウリルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が挙げられる。本発明では、上記ベタイン型両性界面活性剤を任意に選択し、1種又は2種以上を配合できる。上記ベタイン型両性界面活性剤の具体例の中では、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタインが特に好ましい。ベタイン型両性界面活性剤の配合量は、シャンプー組成物全体に対して3〜30%が好ましく、さらに好ましくは5〜20%である。これは、ベタイン型両性界面活性剤の配合量を増やすと、粘性が高くなるが、コンディショニング効果(例えば、洗浄中の使用感および洗浄後の仕上り感の良さ等)が低くなるため、充分な粘性を得るには3%以上が好ましく、また、充分なコンディショニング効果得て、かつ、頭皮のつっぱり感を少なくするには30%以下が好ましいからである。
本発明のシャンプー組成物に配合される成分(C)アズキ種子エキスは、小豆の熱水抽出物として得られるものである。このアズキ種子エキスは、ポリフェノール類、サポニン類が含まれているものを用いることが好ましい。サポニンは、6種類(azukisaponinI〜VI)存在することが知られている。アズキ種子エキスは、市販品として、1,3−ブチレングリコールで調整されたものが入手可能であり、これを使用した場合は、本発明のシャンプー組成物に1,3−ブチレングリコールが含まれる。アズキ種子エキス
の配合量は、シャンプー組成物全体に対して0.001〜5%が好ましく、さらに好ましくは0.005〜2%である。これは、洗髪時に泡立ちが良くすすぎ時に髪のきしみがないためには、0.001%以上が好ましいが、5%を超えて配合しても効果が変わらないからである。
本発明のシャンプー組成物には、上記成分(A)〜(C)以外に、成分(D)カチオン化グアガム、及び/又は、カチオン化セルロースを配合することが好ましい。上記カチオン化グアガム及びカチオン化セルロースのカチオン化度を示す電荷密度は、0.5〜2.5meq/gの範囲が好ましく、さらに好ましくは0.7〜2meq/gの範囲である。カチオン化グアガム、及び/又は、カチオン化セルロースの配合量は、シャンプー組成物全体に対して0.05〜2%が好ましく、さらに好ましくは0.1〜0.7%である。これは、カチオン化グアガム、及び/又は、カチオン化セルロースの配合量が、この範囲であれば、洗髪時およびすすぎ時の指通り性に優れ、また乾燥後の仕上がり感触においても好ましいからである。
本発明のシャンプー組成物には、さらに成分(E)25℃で液状のポリオキシエチレン脂肪酸グリセリンを配合することが好ましい。25℃で液状のポリオキシエチレン脂肪酸グリセリンは、非イオン界面活性剤として知られている既知物質であって、25℃において液状の性状を有するものである。ポリオキシエチレンの付加モル数としては5〜10が好ましく、脂肪酸としては炭素数12〜20のものが好ましい。上記ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリンとしては、ポリオキシエチレン(5)ヤシ油脂肪酸グリセリン、ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリン、ポリオキシエチレン(10)ヤシ油脂肪酸グリセリン、ポリオキシエチレン(5)パーム核油脂肪酸グリセリン、ポリオキシエチレン(7)パーム核脂肪酸グリセリン、ポリオキシエチレン(10)パーム核脂肪酸グリセリン、ポリオキシエチレン(5)グリセリルモノオレート、ポリオキシエチレン(7)グリセリルモノオレート、ポリオキシエチレン(10)グリセリルモノオレート、ポリオキシエチレン(5)イソステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチレン(7)イソステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチレン(10)イソステアリン酸グリセリン等が挙げられる。本発明では、上記ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリンエステルを任意に選択し、1種又は2種以上を配合できる。上記ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリンエステルの具体例の中では、ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリンが特に好ましい。ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリンエステルの配合量は、シャンプー組成物全体に対して0.3〜10%が好ましく、さらに好ましくは0.5〜5%である。これは、ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリンエステルの配合量が、この範囲であれば、洗髪中の起泡性や使用感触を損なわない範囲で十分な洗浄性とコンディショニング効果を与えるからである。
本発明のシャンプー組成物は、常法により製造することができ、pH3〜10のシャンプーとして提供され、使用部位や使用場面に合わせて、固体、粉体、液体、ジェル、クリーム、エアゾール、フォーム等様々な態様をとることができる。
本発明のシャンプー組成物には、上記成分以外にも本発明の効果を損なわない範囲で公知の成分を適宜配合することができる。公知の成分としては、例えばアニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、などの各種活性剤、カチオン性ポリマー、その他の成分などである。
アニオン性界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸トリエタノールアミン、ラウレス硫酸アンモニウム等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、例えば、ラウリルベタイン、ラウロイルアミドプロピルベタイ
ン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、脂肪酸グリセリンエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペンタエリトリトール脂肪酸エステル、モノグリセリド誘導体、高級アルコール酸化エチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導体、プルロニック型界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルチオエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、脂肪族アルキル基を含むブロックポリマー、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルカノールアミド、アルキルアミンオキシド、アルキルポリグルコシド等が挙げられる。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、脂肪酸アミドアミン塩、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、ステアリルPGジメチルアミン、ステアリルPGトリモニウムクロリド、ベヘニルPGトリモニウムクロリドに代表されるカチオン性界面活性剤が挙げられる。
カチオン性ポリマーとしては、例えば、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、カチオン化タラガム、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体等が挙げられる。
さらに、その他の成分としては、例えば、アボカド油、アルモンド油、オリーブ油、グレープシード油、キョウニン油、コメヌカ油、コメ胚芽油、月見草油、ツバキ油、サザンカ油、マカデミアナッツ油、メドフォーム油、シアバター、卵黄油、馬脂等の油脂類、ホホバ油、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ラノリン、ミツロウ等のロウ類、オゾケライト、流動パラフィン、スクワレン、ワセリン等の炭化水素類、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ラノリンアルコール、フィトステロール、セタノール、オレイルアルコール等の高級アルコール類、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸エチル、ステアリン酸オクチル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸オクチル、ジオレイン酸エチレングリコール、トリイソステアリン酸グリセリル、乳酸セチル、アジピン酸ジイソプロピル、イソステアリン酸コレステリル等のエステル油類等、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、グリコシルトレハロース、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の多価アルコール、エチルアルコール、イソプロパノール等の低級アルコール、キサンタンガム、グアガム、デンプン等の天然高分子及びその誘導体、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース等のセルロール系高分子、カルボキシビニルポリマーやポリビニルピロリドン等の合成高分子等、ジステアリン酸エチレングリコール、ジステアリン酸トリエチレングリコール等のパール化剤、カオリン、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、タルク、マイカ、セルロース末、シルク末、デンプン、ポリエチレン末、ナイロン末、架橋ポリスチレン等の顔料、防腐剤、金属イオン封鎖剤、噴射剤、無機塩、有機酸及びその塩、ピロリドンカルボン酸及びその塩、ヒアルロン酸及びその塩、ソルビトールやマルチトールやトレハロースやイノシトール等の糖類、トリメチルグリシン等の保湿剤、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、イソプロピルメチルフェノール、ピロクトン
オラミン、クララエキス、ジンクピリチオン、ヒノキチオール等の殺菌剤、その他、センブリエキス、塩化カプロニウム、セファランチン、サリチル酸、イノシット、ヨウ化ニンニクエキス、レゾルシン、エストラジオール、エチニルエストラジオール、オキセンドロン、パントテン酸及びその誘導体、プラセンタエキス、ビオチン、モノニトログアヤコール、感光素301、ウシヘマチン、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ピリドキシン、冷感剤、温感剤、動植物抽出物、ビタミン、紫外線吸収剤、アミノ酸及びその誘導体、タンパク質及びその誘導体、酸化防止剤、着色剤、香料等である。
次に本発明のシャンプー組成物について実施例をもって詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験方法、評価基準を説明する。
(1)起泡力試験
1,000mL容器の攪拌機つき円筒形シリンダーに、実施例および比較例のシャンプー組成物の5%水溶液を50mL入れ、5,000rpmで1分間攪拌した後の泡容積を測定した。また、評価の基準を次のように設定した。
◎:泡立ち極めて良好 泡容積600mL以上
○:泡立ち良好 泡容積500mL以上,600mL未満
△:泡立ち普通 泡容積400mL以上,500mL未満
×:泡立ち不良 泡容積400mL未満
(2)洗髪時及びすすぎ時の使用感試験(ハーフヘッド法)
10名の専門パネルにより、実施例および比較例のシャンプー組成物を使用し、洗髪中の指通り、すすぎ時の指通り、すすぎ後のきしみの有無について官能評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
[洗髪中の指通り]
◎:極めて良好 洗髪中の指通りが良いと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 洗髪中の指通りが良いと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い 洗髪中の指通りが良いと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い 洗髪中の指通りが良いと答えた被験者の数が4人未満
[すすぎ時の指通り]
◎:極めて良好 すすぎ時の指通りが良いと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 すすぎ時の指通りが良いと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い すすぎ時の指通りが良いと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い すすぎ時の指通りが良いと答えた被験者の数が4人未満
[すすぎ後のきしみ]
◎:極めて良好 きしまないと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 きしまないと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い きしまないと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い きしまないと答えた被験者の数が4人未満
(3)洗髪乾燥後の髪の仕上がり感試験
10名の専門パネルが上記と同様の方法で洗髪した後、毛髪を乾燥させ、毛髪のぱさつき、まとまり易さの良否等の仕上がり具合を官能評価した。尚、評価基準は以下の通りである。
[ぱさつき]
◎:極めて良好 ぱさつきがないと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 ぱさつきがないと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い ぱさつきがないと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い ぱさつきがないと答えた被験者の数が4人未満
[まとまり]
◎:極めて良好 髪のまとまりが良いと答えた被験者の数が8人以上
○:良好 髪のまとまりが良いと答えた被験者の数が6人以上、8人未満
△:やや悪い 髪のまとまりが良いと答えた被験者の数が4人以上、6人未満
×:悪い 髪のまとまりが良いと答えた被験者の数が4人未満
実施例1〜9及び比較例1〜3
表1に示す組成のシャンプー組成物を常法により調製し、これらを使用したときの起泡力試験、洗髪時及びすすぎ時の使用感試験、洗髪乾燥後の髪の仕上がり感試験を実施した。その結果を表1に示す。
Figure 2016040237
表1より明らかなように、本発明の成分を用いた実施例1〜9のシャンプーは比較例1〜
3の組成物に比べていずれも優れた結果であった。
以下、本発明のシャンプー組成物のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例のシャンプー組成物についても、起泡力試験、洗髪時及びすすぎ時の使用感試験、洗髪乾燥後の髪の仕上がり感試験を実施した。
実施例10 シャンプー
(1)アズキ種子エキス 0.5
(2)N−ラウロイルサルコシントリエタノールアミン 9.0
(3)N−ヤシ油脂肪酸グルタミン酸トリエタノールアミン 3.0
(4)パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン 6.0
(5)ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 2.0
(6)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 1.0
(7)ヤシ油脂肪酸N−メチルエタノールアミド 2.0
(8)ミリスチン酸 1.0
(9)(メタクリロイルエチルジメチルベタイン
/塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム
/メタクリル酸メトキシポリエチレングルコール)コポリマー
(45/45/10) 0.2
(10)カチオン化セルロース(電荷密度:1.3meq/g) 0.1
(11)カチオン化タラガム(電荷密度:1.5meq/g) 0.1
(12)カチオン化グアガム(電荷密度:0.5meq/g) 0.2
(13)塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体 0.2
(14)ポリオキシエチレン(7)ヤシ油脂肪酸グリセリン 4.0
(15)ジステアリン酸エチレングリコール 2.0
(16)ムクロジエキス 0.5
(17)ヒオウギエキス 0.1
(18)ツバキエキス 0.1
(19)黒米エキス(商品名:黒米エキス−PC〔オリザ油化製〕) 0.1
(20)赤米エキス 0.1
(21)コメヌカエキス 0.1
(22)コメ胚芽油 0.1
(23)加水分解コメタンパク 0.5
(24)コメヌカ油脂肪酸フィトステリル 0.1
(25)イノシトール 0.3
(26)N−アセチルグルコサミン 0.3
(27)キョウニン油 0.1
(28)チャ花エキス 0.3
(29)クエン酸 0.4
(30)安息香酸ナトリウム 0.5
(31)EDTA 0.1
(32)塩化ナトリウム 2.0
(33)カラメル 0.2
(34)香料 0.5
(35)精製水 バランス
常法により上記組成のシャンプー組成物を調製し、起泡力試験、洗髪時及びすすぎ時の使用感試験、洗髪乾燥後の髪の仕上がり感試験を実施したところ、いずれの特性も優れており良好な結果を得た。

Claims (3)

  1. 下記成分(A)〜(C)を含有することを特徴とするシャンプー組成物。
    (A)N−アシルサルコシン塩、N−アシル−N−メチル−β−アラニン塩、N−アシルグルタミン酸塩から選択されるN−アシルアミノ酸塩の1種又は2種以上
    (B)ベタイン型両性界面活性剤
    (C)アズキ種子エキス
  2. さらに成分(D)カチオン化グアガム、及び/又は、カチオン化セルロースを含有する請求項1に記載のシャンプー組成物。
  3. さらに成分(E)25℃で液状のポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリルを含有する請求項1又は2に記載のシャンプー組成物。
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