JP2016039727A - 電源装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】各素子への過大な電圧の印加や回路の誤動作を防止しつつ、軽負荷時のスイッチング素子のターンオン損失を低減すること。【解決手段】一次巻線、二次巻線及び帰還巻線を有するトランス406と、一次巻線に直列に接続され、制御端子に印加される電圧によりトランス406への電力の供給をオンオフするFET404と、を備え、二次巻線から所定の電圧を出力する通常動作状態と、所定の電圧よりも低い電圧を出力する軽負荷状態での動作が可能であり、帰還巻線に発生する電圧により充電されるコンデンサ102と、軽負荷状態の場合にはコンデンサ102への充電を行うようにコンデンサ102を制御するフォトカプラ103と、を有し、軽負荷状態の場合に、コンデンサ102に充電された電圧をFET404の制御端子に供給する。【選択図】図1
Description
本発明は電源装置及び画像形成装置に関し、特にリンギング・チョーク・コンバータ方式の電源装置における軽負荷時の効率改善に関する。
近年、環境意識の高まりなどにより、電子機器に対しては消費電力を低減することが要求されている。例えばテレビやプリンタなどの電子機器では、一般に実際に動作している時間よりも、ユーザからの操作を待っている待機状態の時間の方が長い場合が多い。そのため、消費電力の低減には待機状態、即ち軽負荷時の電源装置の効率改善が重要となる。
一方、リンギング・チョーク・コンバータ(以下、RCCという)方式に代表される自励式の電源装置は構成が簡易で、且つ安価であるため、さまざまな電子機器に搭載されている。RCC方式の電源装置(以下、RCC電源装置という)における軽負荷時の効率を改善する手段としては、例えば特許文献1では、待機時に出力電圧を低下させ、RCC電源装置を間欠動作させることにより、効率を改善する手法が提案されている。
しかしながら、従来のように出力電圧Voを低下させて、図5に示す電源装置の電界効果トランジスタ404(以下、FET404という)のオンを、抵抗405を介して行う場合、FET404のターンオン時の損失が大きくなってしまうという課題がある。なお、図5の詳細は後述する。以下、図6を用いて説明する。
図6は、図5の従来のRCC電源装置が間欠発振状態で動作している場合の波形を示す図で、上からFET404のドレイン−ソース端子間電圧(Vds)、ドレイン電流(Id)、ゲート−ソース端子間電圧(Vgs)の波形を示している。図6に示すように、間欠動作状態においては、FET404は巻線Nbに発生する電圧のみではオンすることができないため、抵抗405を流れる電流によって、ゲート−ソース端子間容量が充電されることによりオンされる。しかし、一般に軽負荷時の消費電力を低減させるためには、抵抗405の抵抗値を大きくする必要があるため、抵抗405を流れる電流は小さくなっている。そのため、FET404のオンを、抵抗405を介して行う場合、FET404がターンオンする時間であるターンオン時間が遅くなってしまい、ターンオン時の損失が大きくなってしまう。また、FET404のターンオン時にコンデンサ414に充電されていた電荷がFET404の損失として消費されるが、この損失はFET404のターンオン時のドレイン−ソース端子間電圧Vdsの二乗に比例して大きくなる。間欠動作状態においては、FET404のターンオン時のドレイン−ソース端子間電圧Vdsは平滑コンデンサ403(図6にはC403と図示)の電位とほぼ等しくなるため、更に損失が大きくなってしまう。以上の理由により、出力電圧Voを低下させ、RCC電源装置を間欠発振状態で動作させるだけでは、軽負荷時の効率改善に対して限界がある。
また、出力電圧Voを低下させた際にも、巻線Nbに発生する電圧がFET404のゲート閾値電圧よりも大きくなるように、巻線Nbの巻数を増やすと、出力電圧Voが通常の電圧を出力している際に巻線Nbに発生する電圧が大きくなってしまう。これにより、回路部品の耐圧を上げる必要が生じてコストアップになってしまうだけでなく、回路が誤動作する可能性もあるため、好ましくない。
本発明はこのような状況のもとでなされたもので、各素子への過大な電圧の印加や回路の誤動作を防止しつつ、軽負荷時のスイッチング素子のターンオン損失を低減することを目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明では次の通りに構成する。
(1)一次巻線、二次巻線及び帰還巻線を有するトランスと、前記一次巻線に直列に接続され、制御端子に印加される電圧により前記トランスへの電力の供給をオンオフするスイッチング素子と、を備え、前記二次巻線から所定の電圧を出力する第一の状態と、前記所定の電圧よりも低い電圧を出力する第二の状態と、で動作することが可能な電源装置であって、前記帰還巻線に発生する電圧により充電される充電手段と、前記第二の状態の場合には前記充電手段への充電を行うように前記充電手段を制御する充電制御手段と、を有し、前記第二の状態の場合に、前記充電手段に充電された電圧を前記スイッチング素子の前記制御端子に供給することを特徴とする電源装置。
(2)記録材に画像を形成するための画像形成手段と、前記画像形成手段に電圧を印加する前記(1)に記載の電源装置と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、各素子への過大な電圧の印加や回路の誤動作を防止しつつ、軽負荷時のスイッチング素子のターンオン損失を低減することができる。
実施例のリンギング・チョーク・コンバータ(以下、RCCと略す)方式の電源装置(以下、RCC電源装置という)の説明をする前に、比較のために従来のRCC電源装置について説明する。
[従来のRCC電源装置の動作]
図5を用いて、後述する実施例1のRCC電源装置との比較のための従来のRCC電源装置の動作について説明する。図5は従来のRCC電源装置の一例を示す回路図である。商用電源401から入力される交流電圧は、ブリッジダイオード402と平滑コンデンサ403によって整流、平滑され、直流電圧に変換される。商用電源401が投入(オン)された直後は、巻線Npに直列に接続されたスイッチング素子であるFET404はオフ状態である。抵抗405を介してFET404のゲート−ソース端子間容量が直流電圧によって充電され、FET404のゲート−ソース端子間電圧がゲート閾値電圧よりも大きくなると、FET404はオン状態となる。FET404がオンすると、トランス406の一次巻線Npに電圧が印加され、これによって一次巻線Npと同極性の帰還巻線Nb、一次巻線Npと逆極性の二次巻線Nsにも、それぞれ巻数比と極性に応じた電圧が発生する。なお、一次巻線Np、帰還巻線Nb、二次巻線Nsは、以下、単に巻線Np、巻線Nb、巻線Nsという。
図5を用いて、後述する実施例1のRCC電源装置との比較のための従来のRCC電源装置の動作について説明する。図5は従来のRCC電源装置の一例を示す回路図である。商用電源401から入力される交流電圧は、ブリッジダイオード402と平滑コンデンサ403によって整流、平滑され、直流電圧に変換される。商用電源401が投入(オン)された直後は、巻線Npに直列に接続されたスイッチング素子であるFET404はオフ状態である。抵抗405を介してFET404のゲート−ソース端子間容量が直流電圧によって充電され、FET404のゲート−ソース端子間電圧がゲート閾値電圧よりも大きくなると、FET404はオン状態となる。FET404がオンすると、トランス406の一次巻線Npに電圧が印加され、これによって一次巻線Npと同極性の帰還巻線Nb、一次巻線Npと逆極性の二次巻線Nsにも、それぞれ巻数比と極性に応じた電圧が発生する。なお、一次巻線Np、帰還巻線Nb、二次巻線Nsは、以下、単に巻線Np、巻線Nb、巻線Nsという。
FET404がオン状態の間、抵抗407とフォトカプラ408のフォトトランジスタを介して流れる電流及び巻線Nbから抵抗409を介して流れる電流によって、コンデンサ410が充電される。そして、コンデンサ410の電圧がトランジスタ411のオン時のベース−エミッタ端子間電圧よりも大きくなると、トランジスタ411がオンする。トランジスタ411がオンすると、FET404のゲート−ソース端子間電圧は、平滑コンデンサ403に充電された直流電圧を抵抗405と抵抗412で分圧した電圧値となる。ここで、抵抗412の抵抗値は、抵抗405の抵抗値と比較して十分に小さく設定されているため、FET404はオフ状態となる。なお、FET404がオン状態の間は、巻線Nsには二次側のダイオード413に逆バイアスの印加電圧が発生しているため、二次側の巻線Nsには電流が流れない。
一方、FET404がオフ状態になると、巻線Nsに発生する電圧の極性が反転するため、ダイオード413がオンし、FET404がオン状態の間にトランス406に蓄えられたエネルギーが二次側に放出される。即ち、トランス406の二次側には出力電圧Voが発生し、負荷には負荷電流Ioが流れる。トランス406が二次側にエネルギーを放出している間は、巻線NbにはFET404のゲート−ソース端子間に逆バイアスの印加電圧が発生しているため、FET404がオンすることはない。トランス406によるエネルギーの放出が終わると、巻線Nsの電圧は、巻線Npのインダクタンス値とコンデンサ414の容量によって定まる周波数で振動する。この際、振動の振幅は出力電圧Voによって定まる。
巻線Nbには、巻線Nsと巻線Nbの巻数比(Nb/Ns)に比例した電圧が発生するため、巻線Nbに発生する電圧も同じく振動する。このとき、巻線Nbに発生する電圧により、FET404のゲート−ソース端子間容量が充電され、FET404のゲート電圧が閾値電圧まで上昇すると、再びFET404はオン状態となる。以上の動作を繰り返すことにより、トランス406を介して二次側に電力が供給される。上述したようにトランス406に蓄えられたエネルギーが二次側で放出された後、巻線Nbに発生する電圧によってFET404がオンし、連続してオン/オフを繰り返す。なお、このようにFET404が連続的にオン/オフされている動作状態を、以下、連続発振状態と呼ぶ。
次に、定電圧制御について説明する。二次側の出力電圧Voは、通常は抵抗415と抵抗416によって分圧されて、シャントレギュレータ417のREF端子に入力されている。そのため、負荷が軽くなり、二次側の消費電力に対して電力の供給量が過剰になることによって出力電圧Voが上昇すると、シャントレギュレータ417のカソード端子(K)の電圧が低下する。これにより、フォトカプラ408の発光ダイオードを流れる電流(以下、電流Ifという)が増加するため、フォトカプラ408のフォトトランジスタのコレクタ電流(以下、電流Icという)も増加する。その結果、コンデンサ410の充電時間が短くなり、FET404のオン時間が短くなる。FET404のオン時間が短くなると、トランス406に蓄えられるエネルギーが減少するため、二次側への電力の供給量が減少し、出力電圧Voの上昇が抑えられ、一定の電圧に保たれる。一方、負荷が重くなり、二次側の消費電力に対して電力の供給量が足りなくなることによって出力電圧Voが下降すると、シャントレギュレータ417のカソード端子(K)の電圧が上昇し、これにより、電流Ifが減少するため、電流Icも減少する。その結果、コンデンサ410の充電時間が長くなることによって、トランス406に蓄えられるエネルギーが増大するため、二次側への電力の供給量が増大し、出力電圧Voは上昇し、一定の電圧に保たれる。このように図5のRCC電源装置においては、コンデンサ410の充電時間、即ちFET404のスイッチング周期を可変させることにより、出力電圧Voを一定に保っている。
続いて、出力電圧Voを低下させた場合のRCC電源装置の動作について説明する。図5において、RCC電源装置の負荷が軽負荷となると、CPU418は制御端子からハイレベルの信号を出力し、FET419をオンする。ここで、抵抗420は抵抗415よりも小さい抵抗値に設定されているため、出力電圧Voが低下する。出力電圧Voが低下した状態では、トランス406に蓄えられたエネルギーが二次側で放出された後、巻線Nbに発生する電圧振動の振幅が小さくなる。このとき、発生する電圧がFET404のゲート閾値電圧よりも小さくなると、FET404は巻線Nbに発生する電圧ではオンすることができないため、連続発振状態を維持することができなくなる。そのため、再び抵抗405を流れる電流によりFET404のゲート−ソース端子間容量が充電され、FET404のゲート端子電圧が閾値電圧に達するまでは、FET404をオンすることができなくなる。
出力電圧Voが低下すると、RCC電源装置は上述したような動作を行うため、FET404の発振周期が長くなる。RCC電源装置においては、軽負荷時における回路損失の大部分がFET404のスイッチング損失であるため、FET404のスイッチング回数を減少させることで回路損失を低減させ、効率の改善を実現している。上述したように、トランス406に蓄えられたエネルギーが二次側に放出された後、巻線Nbに発生する電圧だけではFET404がオンできず、抵抗405を流れる電流によりゲート−ソース端子間容量が充電されることにより、FET404はオンする。なお、出力電圧Voが低下している際に、FET404が間欠的にオンオフされている動作状態を、以下、間欠発振状態と呼ぶ。
以上のように、軽負荷時に出力電圧Voを低下させ、発振周波数を低下させることで効率の改善を図る従来のRCC電源装置では、軽負荷時に帰還巻線である巻線Nbに発生する振動電圧では主スイッチング素子であるFET404をオンすることができない。FET404のオンを起動抵抗である抵抗405からの充電電流に頼るため、ターンオン時間が遅くなり、ターンオン損失が増大してしまう。また、軽負荷時の出力電圧VoにおいてもFET404をオンできるように巻線Nbの巻数を増やすと、通常動作時における各素子への印加電圧の増大や、回路の誤動作等が懸念される。
[RCC電源装置の構成]
図1は、実施例1のRCC電源装置の構成の一例を示す回路図であり、図5で説明した従来例と同じ機能である箇所には同じ符号を付している。なお、上述した回路動作と同じ動作については、説明を省略する。図1に示す本実施例のRCC電源装置と、上述した図5の従来例との相違点は、図1では、図5に比べてダイオード101、106、コンデンサ102、フォトカプラ103、抵抗104、105が追加されている点である。
図1は、実施例1のRCC電源装置の構成の一例を示す回路図であり、図5で説明した従来例と同じ機能である箇所には同じ符号を付している。なお、上述した回路動作と同じ動作については、説明を省略する。図1に示す本実施例のRCC電源装置と、上述した図5の従来例との相違点は、図1では、図5に比べてダイオード101、106、コンデンサ102、フォトカプラ103、抵抗104、105が追加されている点である。
図1において、充電制御手段であるフォトカプラ103の発光ダイオードのアノード端子は、抵抗105を介して、CPU418の出力端子に接続され、カソード端子は、トランス406の二次側の低電位側(グランド側)に接続(接地)されている。また、フォトカプラ103のフォトトランジスタのエミッタ端子は、トランス406の巻線Nbの巻始め側と抵抗409との接続点に接続されている。ダイオード106のアノード端子は、フォトカプラ103のフォトトランジスタのエミッタ端子と接続され、カソード端子は、抵抗、コンデンサを介し、FET404の制御端子と、フォトカプラ103のフォトトランジスタのコレクタ端子に接続されている。また、充電手段であるコンデンサ102の一端は、フォトカプラ103のフォトトランジスタのコレクタ端子に接続され、他端はフォトカプラ103のフォトトランジスタのエミッタ端子に接続されている。更に、抵抗104の一端は、フォトカプラ103のフォトトランジスタのコレクタ端子に接続され、他端はダイオード101のカソード端子に接続されている。そして、整流素子であるダイオード101のアノード端子は、平滑コンデンサ403の低電位側(グランド側)に接続されている。
[RCC電源装置の軽負荷状態での動作]
まず、電源装置の負荷が軽負荷状態であり、出力電圧Voが低下している状態(第二の状態)での本実施例のRCC電源装置の動作について説明する。軽負荷状態では、出力電圧Voを低下させるため、CPU418は、制御端子よりFET419の制御端子にハイレベルを出力し、FET419をオンする。前述したように、抵抗420は抵抗415よりも小さい抵抗値に設定されているため、出力電圧Voは低下した状態となる。更に、CPU418は、フォトカプラ103の発光ダイオードのアノード端子に抵抗105を介して接続されている出力端子からローレベルの制御信号を出力する。その結果、フォトカプラ103の発光ダイオードはオフ状態(非導通状態)となり、フォトトランジスタも同様にオフ状態となる。
まず、電源装置の負荷が軽負荷状態であり、出力電圧Voが低下している状態(第二の状態)での本実施例のRCC電源装置の動作について説明する。軽負荷状態では、出力電圧Voを低下させるため、CPU418は、制御端子よりFET419の制御端子にハイレベルを出力し、FET419をオンする。前述したように、抵抗420は抵抗415よりも小さい抵抗値に設定されているため、出力電圧Voは低下した状態となる。更に、CPU418は、フォトカプラ103の発光ダイオードのアノード端子に抵抗105を介して接続されている出力端子からローレベルの制御信号を出力する。その結果、フォトカプラ103の発光ダイオードはオフ状態(非導通状態)となり、フォトトランジスタも同様にオフ状態となる。
トランス406に蓄えられたエネルギーの二次側への放出が終了すると、各巻線の電圧は振動を開始する。このとき、コンデンサ102は、トランス406が二次側へエネルギーを放出している間に、巻線Nbに発生した電圧により、ダイオード101、抵抗104を介して充電され、コンデンサ102の端子間電圧は、凡そ以下の式(1)で示される電圧となる。即ち、コンデンサ102は、巻線Nsと巻線Nbとの巻線比に比例して巻線Nbに発生した電圧により充電され、ダイオード101の順方向電圧分だけ低い端子間電圧を有する。なお、式(1)中のV102、Vol、Vf101は、それぞれ軽負荷時におけるコンデンサ102の端子間電圧、軽負荷時における出力電圧Vo、ダイオード101の順方向電圧を示している。
そして、本実施例のFET404の制御端子であるゲート端子には、巻線Nbに発生している電圧に、上述したコンデンサ102の端子間電圧が重畳された、以下の式(2)に示す電圧が印加される。
式(2)より、FET404のゲート端子には、図5に示す従来回路と比較して、約2倍の電圧が印加されることがわかる。
式(2)より、FET404のゲート端子には、図5に示す従来回路と比較して、約2倍の電圧が印加されることがわかる。
図2は、本実施例のRCC電源装置が間欠発振状態で動作している場合の波形を示す図で、上からFET404のドレイン−ソース端子間電圧(Vds)、ドレイン電流(Id)、ゲート−ソース端子間電圧(Vgs)の波形を示している。本実施例では、図2に示すように、出力電圧Voが低下した状態においても、FET404のターンオン時間が遅くなることはなく、スイッチング損失を低減することが可能となる。更に、図2に示すように、巻線Npの電圧(Vds)が振動している状態でFET404をオンすることが可能である。そのため、FET404がターンオンする際のドレイン−ソース端子間電圧Vds(図2にターンオン時Vdsと図示)は、平滑コンデンサ403の端子間電圧(図2にC403電圧と図示)よりも低くなる。そして、前述した従来例よりもコンデンサ414に充電されている電荷量も少なくなるため、より一層ターンオン損失を低減することが可能となる。
[RCC電源装置の通常動作状態での動作]
一方、出力電圧Voとして所定の電圧を負荷に供給している通常動作状態(第一の状態)では、CPU418は、フォトカプラ103の発光ダイオードのアノード端子に抵抗105を介して接続されている出力端子から、ハイレベルの制御信号を出力する。その結果、フォトカプラ103の発光ダイオードはオン状態(導通状態)となり、フォトトランジスタも同様にオン状態となる。その結果、コンデンサ102には充電が行われず、前述した図5に示す従来回路と同様の動作となるため、各素子への過大な電圧の印加や回路の誤動作を防止することが可能となる。
一方、出力電圧Voとして所定の電圧を負荷に供給している通常動作状態(第一の状態)では、CPU418は、フォトカプラ103の発光ダイオードのアノード端子に抵抗105を介して接続されている出力端子から、ハイレベルの制御信号を出力する。その結果、フォトカプラ103の発光ダイオードはオン状態(導通状態)となり、フォトトランジスタも同様にオン状態となる。その結果、コンデンサ102には充電が行われず、前述した図5に示す従来回路と同様の動作となるため、各素子への過大な電圧の印加や回路の誤動作を防止することが可能となる。
以上に述べたように、本実施例においては、軽負荷時に出力電圧を低下させるRCC方式の電源装置において、出力電圧Voに応じてコンデンサ102への充電の要否を切り換える。これにより、各素子への過大な電圧の印加や回路の誤動作を防止しながら、出力電圧が低下した場合においてもスイッチング素子の損失を十分に低減することが可能である。
以上説明したように、本実施例によれば、各素子への過大な電圧の印加や回路の誤動作を防止しつつ、軽負荷時のスイッチング素子のターンオン損失を低減することができる。
実施例1では、ターンオン損失を低減させるために、コンデンサへの充電の要否を、出力電圧に応じてCPUから出力される信号により切り換える例について説明した。実施例2では、コンデンサへの充電の要否をCPUからの信号ではなく、出力電圧に応じて行う例について説明する。
[RCC電源装置の構成]
図3は、実施例2のRCC電源装置の構成の一例を示す回路図であり、図1で説明した実施例1と同じ機能である箇所には同じ符号を付している。なお、上述した回路動作と同じ動作については、説明を省略する。図3に示す本実施例のRCC電源装置と、図1に示す実施例1のRCC電源装置との相違点は、図3では、図1に比べてツェナーダイオード301、抵抗302、トランジスタ303が追加され、フォトカプラ103、抵抗105が削除されている点である。
図3は、実施例2のRCC電源装置の構成の一例を示す回路図であり、図1で説明した実施例1と同じ機能である箇所には同じ符号を付している。なお、上述した回路動作と同じ動作については、説明を省略する。図3に示す本実施例のRCC電源装置と、図1に示す実施例1のRCC電源装置との相違点は、図3では、図1に比べてツェナーダイオード301、抵抗302、トランジスタ303が追加され、フォトカプラ103、抵抗105が削除されている点である。
図3において、コンデンサ102の一端はトランジスタ303のコレクタ端子に接続され、他端はトランジスタ303のエミッタ端子に接続されている。更に、抵抗104の一端は、トランジスタ303のコレクタ端子に接続され、他端はダイオード101のカソード端子に接続されている。そして、ダイオード101のアノード端子は、平滑コンデンサ403の低電位側(グランド側)に接続されている。ダイオード106のアノード端子はトランジスタ303のエミッタ端子に接続され、ダイオード106のカソード端子は、トランジスタ303のコレクタ端子に接続されている。また、トランジスタ303のベース端子は抵抗302の一端に接続されている。そして、抵抗302の他端は、充電制御手段であるツェナーダイオード301のアノード端子に接続され、ツェナーダイオード301のカソード端子は平滑コンデンサ403の低電位側(グランド側)に接続されている。
[RCC電源装置の軽負荷状態での動作]
まず、電源装置の負荷が軽負荷状態であり、出力電圧Voが低下している状態での本実施例のRCC電源装置の動作について説明する。トランス406が二次側にエネルギーを放出している間は、巻線Nbに、FET404のゲート−ソース端子間に逆バイアスとなる、巻線Nsと巻線Nbとの巻線比に比例した電圧が発生している。このとき、ツェナーダイオード301のツェナー電圧Vzは、以下の式(3)を満足する電圧に設定されている。
そのため、ツェナーダイオード301は非導通状態のままであり、トランジスタ303はオフ状態となり、その結果、コンデンサ102には実施例1と同様に充電が行われ、コンデンサ102の端子間電圧は、実施例1の式(1)と同じ電圧となる。そして、トランス406に蓄えられたエネルギーが二次側で放出された後、本実施例のFET404のゲート端子には、巻線Nbに発生している電圧に、上述したコンデンサ102の端子間電圧が重畳された電圧が印加される。その結果、実施例1と同様に出力電圧Voが低下している状態においても、FET404のターンオン損失を十分に低減することができる。
まず、電源装置の負荷が軽負荷状態であり、出力電圧Voが低下している状態での本実施例のRCC電源装置の動作について説明する。トランス406が二次側にエネルギーを放出している間は、巻線Nbに、FET404のゲート−ソース端子間に逆バイアスとなる、巻線Nsと巻線Nbとの巻線比に比例した電圧が発生している。このとき、ツェナーダイオード301のツェナー電圧Vzは、以下の式(3)を満足する電圧に設定されている。
そのため、ツェナーダイオード301は非導通状態のままであり、トランジスタ303はオフ状態となり、その結果、コンデンサ102には実施例1と同様に充電が行われ、コンデンサ102の端子間電圧は、実施例1の式(1)と同じ電圧となる。そして、トランス406に蓄えられたエネルギーが二次側で放出された後、本実施例のFET404のゲート端子には、巻線Nbに発生している電圧に、上述したコンデンサ102の端子間電圧が重畳された電圧が印加される。その結果、実施例1と同様に出力電圧Voが低下している状態においても、FET404のターンオン損失を十分に低減することができる。
[RCC電源装置の通常動作状態での動作]
一方、出力電圧Voが低下していない通常動作状態においても、トランス406が二次側にエネルギーを放出している間、巻線Nbには、FET404のゲート−ソース端子間に巻線Nsと巻線Nbとの巻線比に比例した逆バイアスの電圧が発生している。このとき、ツェナーダイオード301のツェナー電圧Vzは、以下の式(4)を満足する電圧が設定されている。なお、式(4)中のVohは、通常動作時における出力電圧Voを示している。
一方、出力電圧Voが低下していない通常動作状態においても、トランス406が二次側にエネルギーを放出している間、巻線Nbには、FET404のゲート−ソース端子間に巻線Nsと巻線Nbとの巻線比に比例した逆バイアスの電圧が発生している。このとき、ツェナーダイオード301のツェナー電圧Vzは、以下の式(4)を満足する電圧が設定されている。なお、式(4)中のVohは、通常動作時における出力電圧Voを示している。
そのため、出力電圧Voの出力が低下していない場合については、ツェナーダイオード301が導通状態となるため、トランジスタ303はオン状態となり、コンデンサ102には充電が行われない。その結果、素子への過大な電圧の印加や回路の誤動作を防止することが可能となる。
以上に述べたように本実施例においては、トランス406の一次側において出力電圧Voが低下したことを検知してコンデンサ102への充電の有無を切り換えることが可能である。そのため、実施例1と比較して、フォトカプラなどの高価な絶縁素子を使用する必要が無く、電源装置のコストダウンが可能となる。その他の効果については、実施例1と同様である。
以上説明したように、本実施例によれば、各素子への過大な電圧の印加や回路の誤動作を防止しつつ、軽負荷時のスイッチング素子のターンオン損失を低減することができる。
実施例1、2で説明した電源装置は、例えば画像形成装置の低圧電源、即ちコントローラ(制御部)やモータ等の駆動部へ電力を供給する電源として適用可能である。以下に、実施例1、2の電源装置が適用される画像形成装置の構成を説明する。
[画像形成装置の構成]
画像形成装置の一例として、レーザビームプリンタを例にあげて説明する。図4に電子写真方式のプリンタの一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す。レーザビームプリンタ500は、静電潜像が形成される像担持体としての感光ドラム511、感光ドラム511を一様に帯電する帯電部517(帯電手段)、感光ドラム511に形成された静電潜像をトナーで現像する現像部512(現像手段)を備えている。そして、感光ドラム511に現像されたトナー像をカセット516から供給された記録材としてのシート(不図示)に転写部518(転写手段)によって転写して、シートに転写したトナー像を定着器514で定着してトレイ515に排出する。この感光ドラム511、帯電部517、現像部512、転写部518が画像形成部である。また、レーザビームプリンタ500は、実施例1、2で説明した電源装置550を備えている。なお、実施例1、2の電源装置550を適用可能な画像形成装置は、図4に例示したものに限定されず、例えば複数の画像形成部を備える画像形成装置であってもよい。更に、感光ドラム511上のトナー像を中間転写ベルトに転写する一次転写部と、中間転写ベルト上のトナー像をシートに転写する二次転写部を備える画像形成装置であってもよい。
画像形成装置の一例として、レーザビームプリンタを例にあげて説明する。図4に電子写真方式のプリンタの一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す。レーザビームプリンタ500は、静電潜像が形成される像担持体としての感光ドラム511、感光ドラム511を一様に帯電する帯電部517(帯電手段)、感光ドラム511に形成された静電潜像をトナーで現像する現像部512(現像手段)を備えている。そして、感光ドラム511に現像されたトナー像をカセット516から供給された記録材としてのシート(不図示)に転写部518(転写手段)によって転写して、シートに転写したトナー像を定着器514で定着してトレイ515に排出する。この感光ドラム511、帯電部517、現像部512、転写部518が画像形成部である。また、レーザビームプリンタ500は、実施例1、2で説明した電源装置550を備えている。なお、実施例1、2の電源装置550を適用可能な画像形成装置は、図4に例示したものに限定されず、例えば複数の画像形成部を備える画像形成装置であってもよい。更に、感光ドラム511上のトナー像を中間転写ベルトに転写する一次転写部と、中間転写ベルト上のトナー像をシートに転写する二次転写部を備える画像形成装置であってもよい。
レーザビームプリンタ500は、画像形成部による画像形成動作や、シートの搬送動作を制御するコントローラ520を備えており、実施例1、2に記載の電源装置550は、例えばコントローラ520に電力を供給する。また、実施例1、2に記載の電源装置550は、感光ドラム511を回転するため、又はシートを搬送する各種ローラ等を駆動するためのモータ等の駆動部に電力を供給する。本実施例の画像形成装置は、省電力を実現する待機状態(例えば、軽負荷時)にある場合に、例えばコントローラ520のみに電力を供給する等、負荷を軽くして消費電力を低減させることができる。即ち、本実施例の画像形成装置では、軽負荷時には、実施例1、2で説明した電源装置550は間欠発振動作を行う。また、本実施例の画像形成装置は、画像形成動作を行う通常動作状態にある場合に、例えばコントローラ520やモータ等の駆動系に電力を供給する。即ち、本実施例の画像形成装置では、通常動作状態時には、実施例1、2で説明した電源装置550は連続発振動作を行う。なお、実施例1では、充電制御手段であるフォトカプラ103を制御するための制御信号を電源装置550のCPU418が出力していたが、例えば画像形成装置であるレーザビームプリンタ500のコントローラ520が出力する形態でもよい。
以上説明したように、本実施例によれば、各素子への過大な電圧の印加や回路の誤動作を防止しつつ、軽負荷時のスイッチング素子のターンオン損失を低減することができる。
102 コンデンサ
103 フォトカプラ
404 FET
406 トランス
103 フォトカプラ
404 FET
406 トランス
Claims (11)
- 一次巻線、二次巻線及び帰還巻線を有するトランスと、
前記一次巻線に直列に接続され、制御端子に印加される電圧により前記トランスへの電力の供給をオンオフするスイッチング素子と、
を備え、
前記二次巻線から所定の電圧を出力する第一の状態と、前記所定の電圧よりも低い電圧を出力する第二の状態と、で動作することが可能な電源装置であって、
前記帰還巻線に発生する電圧により充電される充電手段と、
前記第二の状態の場合には前記充電手段への充電を行うように前記充電手段を制御する充電制御手段と、
を有し、
前記第二の状態の場合に、前記充電手段に充電された電圧を前記スイッチング素子の前記制御端子に供給することを特徴とする電源装置。 - 前記第二の状態の場合に、前記スイッチング素子の制御端子には前記帰還巻線に発生した電圧に前記充電手段に充電された電圧を重畳した電圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
- 前記充電手段は、整流素子と抵抗とコンデンサとを有し、前記スイッチング素子がオフのときに前記帰還巻線に発生する電圧を、前記整流素子と前記抵抗とを介して前記コンデンサに電荷を充電することを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
- 前記充電制御手段はツェナーダイオードであり、
前記コンデンサの端子は、一端はトランジスタのコレクタ端子に接続され、他端は前記トランジスタのエミッタ端子に接続され、
前記トランジスタのベース端子は前記ツェナーダイオードと接続され、
前記ツェナーダイオードは、前記第一の状態の場合には導通状態であり、前記第二の状態の場合には非導通状態であることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。 - 前記ツェナーダイオードのツェナー電圧は、前記第一の状態で前記スイッチング素子がオンのときに前記帰還巻線に発生する電圧よりも低い電圧であり、前記第二の状態で前記スイッチング素子がオフのときに前記帰還巻線に発生する電圧よりも高い電圧であることを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
- 前記充電制御手段はフォトカプラであり、
前記コンデンサの端子は、一端は前記フォトカプラのフォトトランジスタのコレクタ端子に接続され、他端は前記フォトトランジスタのエミッタ端子に接続され、
前記フォトカプラの発光ダイオードは、前記第一の状態の場合には導通状態であり、前記第二の状態の場合には非導通状態であることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。 - 前記フォトカプラの発光ダイオードには、前記第一の状態又は前記第二の状態を示す制御信号が入力されることを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
- 負荷への電力の供給を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記第一の状態又は前記第二の状態を示す前記制御信号を出力することを特徴とする請求項7に記載の電源装置。 - 記録材に画像を形成するための画像形成手段と、
前記画像形成手段に電圧を印加する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電源装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 記録材に画像を形成するための画像形成手段と、
前記画像形成手段に電圧を印加する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電源装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成手段を制御し、記録材に画像を形成させるコントローラを有し、
前記コントローラは、前記電源装置に前記第一の状態又は前記第二の状態を示す制御信号を出力することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014162629A JP2016039727A (ja) | 2014-08-08 | 2014-08-08 | 電源装置及び画像形成装置 |
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JP2016039727A true JP2016039727A (ja) | 2016-03-22 |
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JP2020205468A (ja) * | 2019-06-14 | 2020-12-24 | キヤノン株式会社 | スイッチ回路、電源装置及び画像形成装置 |
-
2014
- 2014-08-08 JP JP2014162629A patent/JP2016039727A/ja active Pending
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